JP2010027177A - ライトストラテジ決定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスク装置にとってライトストラテジが未知の、複数の種類の異なる光ディスクに対し、最適なライトストラテジを簡単に、且つ正確に決定することができるライトストラテジ決定方法を提供する。
【解決手段】未知の光ディスクに対し、ベースライトストラテジとなるパルス削減率、PoPm比、および付加パルス幅を変えた異なるライトストラテジでOPC処理を行い、最適記録パワー値を決定し、決定された最適記録パワーを所定の値だけ増減させた記録パワーにおいて、D2Cジッターの構成要素を評価して最適な前記ベースライトストラテジを決定し、最適なベースライトストラテジを基にエッジポジションの調整を行うことにより、ライトストラテジを最適化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスク装置のメモリに記憶されるライトストラテジに係り、詳しくは、光ディスク装置にとってライトストラテジが未知の、複数の種類の異なる光ディスクに対し、最適なライトストラテジを簡単に、且つ正確に決定することができるライトストラテジ決定方法に関する。
光ディスク装置開発プロセスにおいて、光ディスク装置にとってライトストラテジ(WST)が未知の、複数の種類の異なる光ディスクに対し、光ディスク装置のメモリに記憶すべき最適なWSTを、簡単に、且つ正確に決定する必要がある。DVD±R系の光ディスクのライトストラテジ・パラメータ(WSTパラメータ)として代表的なものとして、(n−k)T等のパルス削減率、PoPm比、エッジポジション、および付加パルス幅がある。図1は、この代表的なWSTパラメータを示したパルスパターンである。図1aは、(n−k)T等のパルス削減率を示し、書き込みパルスは、リファレンスパルスの後エッジに対し、後エッジを1Tだけ削減したパルス列になっている。
図1bは、PoPm比を示し、トップパワーが100に対しミドルパワーが80であると、PoPm比は1.25となる。図1cは、エッジポジションを示し、着目するエッジを挟むマーク、スペースの種類により、エッジ位置を最適化するものである。図1dは、付加パルス幅を示し、書き込みパルスの前、後端に付加的に加えられるパルス幅であって、第1パルス幅、および第2パルス幅で示される。
これらのWSTパラメータのうち、エッジポジション以外は、明確な設定方法が確立していない。このため、多くの場合、複数の(n−k)Tのパルス削減率、およびPoPm比の値をマトリクスで変えたものをベースWSTとしてエッジポジションの最適化を行い、このWSTでパワーマージン評価をして、マージンやジッターボトムが良好となるWSTをベストWSTと決定してきた。この方法では、全ての(n−k)Tのパルス削減率、およびPoPm比の組み合わせについてエッジポジション調整を行う必要があり、更に決定したWSTでパワーを振って評価を行う必要もあり、膨大な手間がかかった。従って、未知の光ディスクに対し、ベストWSTの設定を実記録時に行うことは不可能であった。
上記によるマージンやジッターボトムが良好となるWSTをベストWSTとして決定することの困難性について、次に説明する。図2は、未知の光ディスクに対し、パルス削減率の異なるベースストラテジでOPC(Optimum Power Control)処理を行い、最適記録パワーPoを決定し、決定された適記録パワーPoでのD2Cジッターの変動を示すパワーマージン評価図である。図2aにおいて、PoPm比を1.3に固定し、示された(n−k)Tのパルス削減率の4つの値に対する、D2Cジッターの変動がプロットされている。図2bにおいて同様に、PIエラーの変動がプロットされている。これらによると、D2Cジッターの違いは出るもののその値は非常に悪く、またPIエラーではエラー数に問題があり、どのパルス削減率がベストであるかは判断できない。
図3は、β=−2%となるPoで全てのベースWSTについてエッジポジションの最適化調整を行い、調整後のWSTでパワーマージンを評価したパワーマージン評価図である。図3a、bにおいて、大幅にD2CジッターおよびPIエラーの改善が図られており、エッジポジションの最適化の効果が明確に見られる。どのパルス削減率が最適かの判断は、微妙であるが、例えば、ジッターボトム値やマージンから、(n−1.5T)が最適といえる。
特許文献1には、WSTパラメータをマトリクスで振って記録し、その記録品位から最適WSTを決定する旨の記載がある。ところがこの方法は、全てのWSTパラメータをマトリクスで変化させて評価を行うため、膨大な手間が掛かる。また、WSTパラメータを振って記録し、特定のパワーだけのジッターを評価するだけでは、ピンポイントでのジッターの小さいWSTは決定できるが、パワーマージンが狭い危険性がある。この対策としてパワーマージンまで評価するとなると、更に手間が増大することになる。特許文献2には、光ディスクに記録された推奨WSTを起点にして最適WSTを求める旨の記載がある。この方法は、ディスクに記録されたWSTが必ずしも信用できるものでない場合、推奨WSTから離れたWSTについては評価できない問題がある。
特開2007−287229号公報 特開2008−16164号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、光ディスク装置にとってライトストラテジが未知の、複数の種類の異なる光ディスクに対し、最適なライトストラテジを簡単に、且つ正確に決定することができるライトストラテジ決定方法を提供することにある。
本発明のライトストラテジ決定方法は、事前に光ディスク装置に記憶するための、光ディスク装置にとっては未知の光ディスクに対応した最適なライトストラテジを決定するライトストラテジ決定方法であって、ベースライトストラテジとなるパルス削減率、PoPm比、および付加パルス幅を変えた異なるライトストラテジで、未知の光ディスクにOPC処理を行い、最適記録パワーを決定し、決定された最適記録パワーを所定の値だけ増減させた記録パワーにおいて、所定のデータを未知の光ディスクに書き込み、書き込まれた所定のデータを読み出して、D2Cジッターの構成要素のパワーマージンもしくは構成要素ジッターの平均値を求め、パワーマージンもしくはジッター平均値を基に最適なベースライトストラテジの各々のパラメータを決定し、この最適なベースライトストラテジを基にエッジポジションの調整を行うことにより、ライトストラテジを最適化することを特徴とする。これにより、ライトストラテジが未知の、複数の種類の異なる光ディスクに対し、最適なライトストラテジを簡単に、且つ正確に決定することができる。
本発明のライトストラテジ決定方法の構成要素ジッターは、3TM−3TSで挟まれるエッジのコンポーネントジッター、またはこの平均値であることを特徴とする。これにより、未知の光ディスクのWSTの潜在的な実力を、より正確に判断することが可能となる。
本発明のライトストラテジ決定方法の構成要素ジッターは、3TM−3TSおよび3TS−3TM間のユニットデビエーションであることを特徴とする。これにより、未知の光ディスクのWSTの潜在的な実力を、より正確に判断することが可能となる。
本発明のライトストラテジ決定方法の構成要素ジッターは、総エレメントデビエーションであることを特徴とする。これにより、未知の光ディスクのWSTの潜在的な実力を、より正確に判断することが可能となる。
本発明によれば、光ディスク装置にとってライトストラテジが未知の、複数の種類の異なる光ディスクに対し、最適なライトストラテジを簡単に、且つ正確に決定することができるライトストラテジ決定方法を提供することができる。
本発明による、エッジポジションの調整を行わず、且つ多数のパワーの調整をも行わないで最適ベースWSTを見つける方法を説明する。本発明による方法は、未知の光ディスクに対しOPC処理により最適記録パワーPoを決定し、決定された最適記録パワーPoでのWSTの各パラメータに対し、要素ジッターのパワーマージンを評価し、最適ベースWSTを求める方法を基本とする。つぎに、これについて説明する。
最初に、光ディスク装置に記憶するための、光ディスク装置にとっては未知の光ディスクに対しベースWSTとなるパルス削減率、PoPm比、および付加パルス幅を変えた異なるWSTで、OPC処理を行い、最適記録パワーPoを決定する。つぎに、決定された最適記録パワーPoと、Poを所定の値だけ増減させた記録パワーPo±ΔPの3つのパワーにおいて、所定のデータを未知の光ディスクの書き込み領域に書き込み、書き込まれた所定のデータを読み出して、D2Cジッターの所定の構成要素におけるパワーマージンもしくは構成要素ジッターの平均値を求める。D2Cジッターの各構成要素については、以下で詳しく説明する。
つぎに、求めたパワーマージンを基に、最適なベースWSTの各々を決定する。つぎに、決定された最適なベースWSTを基に、エッジポジションの調整を行うことにより、最終的にWSTを最適化する。またこの場合、OPCにより求められたPoとPo±ΔPの3つのパワーでの記録を行い、この3点の構成要素ジッターのパワーマージンを比較することで、最適なベースWSTを決定したが、Po−ΔPとPo+ΔPによる2点の平均であっても良い。
図4は、本発明による構成要素ジッターの変動を示すパワーマージン図である。図4において、最適記録パワーPoでのパルス削減率をパラメータとし、記録速度=X16、PoPm比=1.3の場合のβの変化に対する構成要素ジッターとして、3TM−3TSおよび3TS−3TM間のD2Cジッターの平均がプロットされている。これによると、パラメータ(n−1.5T)のパルス削減率のマージンが最も広いことが、簡単明瞭に示される。
これは、一般にD2Cジッターは、構成要素ジッターの合成として表されるため、構成要素ジッターが良好であってもその中心値がバラツクと合成後のD2Cジッターが悪化する。このため評価の対象としてエッジポジション調整前のD2Cジッターを用いることは、適切でない。これに対しD2Cジッターの構成要素を単独に評価することで、未知のWSTが持つ潜在的な実力を、簡単明瞭に判断することが可能となる。つまり、エッジポジション調整を行うことなく最適なベースWSTを決定できるため、これを基にエッジポジション調整を行うことにより、最終的にWSTの最適化が可能となる。
次に、D2Cジッターの構成要素を具体的に示すコンポーネントジッター、ユニットデビエーション、および総エレメントデビエーションについて説明する。D2Cジッターの構成要素としてこれらを使い分けることにより、より高い記録品位を得ることが可能となる。図5は、コンポーネントジッターを示すジッター構成図である。図5aに示される33SMコンポーネントジッターは、図5bにおいて、着目する3Tスペースと3Tマークとに挟まれたエッジと、クロックエッジとの偏差X33のジッターを示している。コンポーネントジッターの計算式は図5cで表され、各パターンのエッジについて計算し、それぞれのコンポーネントジッターを求めることができる。
図6は、ユニットデビエーションを示すジッター構成図である。図6aに示される33SMユニットデビエーションは、図6bにおいて、着目するエッジの両側を3Tスペースと3Tマークに固定して、更にその先の前後4種類のマーク、スペースの組み合わせによる分布の平均値が、着目するジッターに寄与する成分となっている。ユニットデビエーションの計算式は図6cで表され、各パターンについて計算し、それぞれのユニットデビエーションを求めることができる。
図7は、総エレメントデビエーションを示すジッター構成図である。図7aに示される総エレメントデビエーションは、図7bにおいて、全てのエッジについて、その前後4種類のマーク、スペースの組み合わせにおける要素成分の平均値のバラツキを示す成分となっている。総エレメントデビエーションの計算式は図7cで表される。
以上説明したように、本発明によると、光ディスク装置にとってライトストラテジが未知の、複数の種類の異なる光ディスクに対し、最適なライトストラテジを簡単に、且つ正確に決定することができるライトストラテジ決定方法を提供することができる。エッジポジションを調整することなく最適なベースWSTを設定できるため、光ディスクの使用量が大幅に減り、且つ調整時間を1/2〜1/3に短縮することが可能となる。
WSTの代表的なパラメータを示したパルスパターン。 OPC処理後のWSTにおけるパワーマージンを示すパワーマージン評価図。 エッジポジション調整後のWSTによるパワーマージン評価図。 本発明による構成要素ジッターのパワーマージンを示すパワーマージン図。 コンポーネントジッターを示すジッター構成図。 ユニットデビエーションを示すジッター構成図。 総エレメントデビエーションを示すジッター構成図。
符号の説明
WST ライトストラテジ
OPC Optimum Power Control
Po 最適記録パワー
ΔP Poの増加または減少分
PoPm比 Top Power/Middle Power
D2C Data to Clock

Claims (4)

  1. 事前に光ディスク装置に記憶するための、前記光ディスク装置にとっては未知の光ディスクに対応した最適なライトストラテジを決定するライトストラテジ決定方法であって、
    前記未知の光ディスクに対し、ベースライトストラテジとなるパルス削減率、PoPm比、および付加パルス幅を変えた異なるライトストラテジでOPC処理を行い、最適記録パワーを決定し、
    決定された前記最適記録パワーを所定の値だけ増減させた記録パワーにおいて、所定のデータを前記未知の光ディスクに書き込み、
    書き込まれた前記所定のデータを読み出して、D2Cジッターの構成要素のパワーマージンもしくは構成要素のジッターの平均値を求め、
    前記パワーマージンもしくはジッター平均値を基に最適な前記ベースライトストラテジの各々を決定し、
    前記最適なベースライトストラテジを基にエッジポジションの調整を行うことにより、前記ライトストラテジを最適化することを特徴とするライトストラテジ決定方法。
  2. 前記構成要素は、3TM−3TSで挟まれるエッジのコンポーネントジッター、またはこの平均値であることを特徴とする請求項1に記載のライトストラテジ決定方法。
  3. 前記構成要素は、3TM−3TSおよび3TS−3TM間のユニットデビエーションであることを特徴とする請求項1に記載のライトストラテジ決定方法。
  4. 前記構成要素は、総エレメントデビエーションであることを特徴とする請求項1に記載のライトストラテジ決定方法。
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