JP2010024546A - 塑性加工用鋼材およびその製造方法、並びに塑性加工製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鋼材表面に皮膜を備えた塑性加工用鋼材の製造方法であって、(1)水酸化カルシウムおよび/または水酸化マグネシウム(A成分)を含有する水溶液中で、鋼材を0.10〜20A/dm2の電流密度で陰極電解する工程と、(2)無電解状態にて、前記A成分と、ケイ酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、および/またはホウ酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩(B成分)の両方を含有する水溶液中で浸漬する工程と、をこの順序で含むことを特徴とする製造方法。
【選択図】なし
Description
(1)水酸化カルシウムおよび/または水酸化マグネシウム(A成分)を含有する水溶液中で、鋼材を0.10〜20A/dm2の電流密度で陰極電解する工程と、
(2)無電解状態にて、上記のA成分と、ケイ酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、および/またはホウ酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩(B成分)の両方を含有する水溶液中で浸漬する工程と、
をこの順序で含むところに特徴がある。
本発明では、皮膜密着性向上成分(A成分)として水酸化カルシウムおよび/または水酸化マグネシウムを用いる。これらは単独で使用しても良いし、併用しても良い。陰極電解処理用水溶液は、このA成分を少なくとも含んでいる。
本発明では、非リン系潤滑成分(B成分)として、ケイ酸塩および/またはホウ酸塩を用いる。これらは、塑性加工用潤滑剤のキャリアとして通常使用されており、本発明では、これらの種類を限定しない。これらは単独で使用しても良いし、併用しても良い。浸漬処理用水溶液は、上記のA成分とB成分の両方を含んでいる。
陰極電解用水溶液は、酸化剤を更に含んでいても良い。酸化剤の添加によって、密着性がより高められる。酸化剤は、浸漬処理用水溶液に含まれていても良い。製造効率などを考慮すると、同じ組成の水溶液を用いて陰極電解および浸漬処理を行なうことが好ましい。
浸漬処理に用いられる水溶液は、上記のほか、例えば石鹸、防錆剤及び固体潤滑剤などの塑性加工用鋼材に通常用いられる成分を更に含有していても良い。石鹸によって塑性加工用鋼材の潤滑性が向上する。防錆材によって塑性加工用鋼材の耐食性が向上する。固体潤滑剤によって塑性加工用鋼材の摩擦係数が低減する。これらの成分は、陰極電解処理に用いられる水溶液に含まれていてもよい。製造効率などを考慮すると、同じ組成の水溶液を用いて陰極電解および浸漬処理を行なうことが好ましい。
鋼材の陰極電解処理とは、鋼材を陰極として水溶液の電解を行うことを意味する。本発明では、上述したA成分(B成分を更に含んでいてもよい)、好ましくは酸化剤を更に含む水溶液中で、電流密度が適切に制御された条件で陰極電解処理を行なっており、これにより、鋼材との密着力が高い第1層を含む潤滑皮膜が形成される。
電解方式は、直流の他、交流(例えば、正弦波、矩形波)であってもよい。交流電流で電解したときの陰極状態時においても、上記陰極電解処理と同様の効果が得られるからである。従って、上記(1)工程において、上述したA成分(B成分を更に含んでいてもよい)、好ましくは酸化剤を更に含む水溶液中に鋼材を浸漬し、次いで交流電解を行えばよい。鋼材を浸漬することによって、上述したように、鋼材表面の膜(第1層)が緻密になり、密着性が向上すると考えられる。なお、交流電解によらない直流電解の陰極電解では、電解によって鋼表面の酸化物の還元も生じるため、水溶液中に酸化剤が存在しない場合は、第1層の密着性が若干劣ることがある。これに対し、交流電解では鋼材が陽極になったときに鋼材の酸化が促進されると推定され、酸化剤が存在しない場合でも第1層の密着性を保持できる。
交流電解したときに鋼材が陰極になる時間、交流電解処理の温度、交流電解処理に用いる対極、交流電解制御の方法については、上記陰極電解処理の時間、陰極電解処理の温度、陰極電解処理に用いる陽極、電解制御の方法と同じ条件を採用すればよい。
上記(1)のようにして陰極電解(交流電解を含む意味。以下同じ。)を行った後、無電解状態で浸漬処理を行なう。これにより、前述した第1層(反応層)と潤滑性に優れた第2層(潤滑層)との混合皮膜が得られる。浸漬処理を繰り返すことにより皮膜を厚くすることができる。
・装置:パーキン・エルマー社製「PHI650走査型オ−ジェ電子分光装置」
・一次電子エネルギー、電流:10keV、300nA
・その入射角:試料法線に対して30度
・そのビーム径:<5μmφ
・分析領域:同上(点分析)
・イオンスパッタエネルギー、電流:3keV、25mA
・その入射角度:試料法線に対して約58度
・そのスパッタ速度:約31nm/分
第1層:Ca、Mg、およびOの各平均濃度≧1原子%である深さ(鋼材との境界)から、Feの平均濃度≧1原子%である深さ(第2層との境界)までの範囲
第2層:最表面側に形成されており、Feの平均濃度<1原子%
試料調製:潤滑皮膜の第1層、第2層それぞれについて一部を採取して、KBr結晶板上に薄く付けて測定に用いた。
測定方法:ビームコンデンサーでの透過法
分解能:4cm-1
積算回数:100回
装置:日本電子(株)製JIR−100型フーリエ変換赤外分光光度計
各潤滑皮膜のスペクトルについて、特徴的なピークを標準スペクトルと比較して解析し、各成分に帰属させた。
試料調製:潤滑皮膜表面から、GD−OESによる深さ方向分析を鋼板中のFe発光強度が一定になる深さまで行なった。オージェ電子分光法で判別した第1層および第2層の深さ位置に検出される元素を評価した。
装置:堀場製作所製GD−PROFILER2型GD−OES
分析モード:ノーマルスパッタ
アノード径(分析面積):φ4mm
放電電力:35W
Arガス圧:600Pa
本発明には、上記塑性加工用鋼材を用いて得られる塑性加工製品も包含される。上記の塑性加工製品を製造する方法は特に限定されず、当該技術分野で周知の方法を、適宜採用すれば良い。本発明の塑性加工製品は、前述した皮膜をそのまま有していても良いし、上記皮膜を酸やアルカリ水溶液などを用いて除去しても良い。或いは、上記皮膜は、塑性加工後に熱処理を施すことによって変質されていても良い。例えば、ボルト用鋼を用いる場合、塑性加工後に焼き入れや焼き戻しを行うことが多く、これにより、皮膜を構成する第2層中の水や有機分が蒸発するが、このようなものも本発明の範囲内に包含される。
(供試材の作製)
鋼種SCM435を熱間圧延して得られた熱間圧延線材(線径10mm)を、強度が約1200MPaとなるように焼入れ・焼戻しを行なった後、直径10mm、長さ50mmのサイズに加工した。加工後の線材を酸洗して脱スケールし、次いで水洗した。
線材を15%塩酸溶液(50℃)中に10分間浸漬した後、水洗し、90g/Lのリン酸亜鉛処理剤(日本パーカライジング(株)製「パルボンド181X」)を用いて、80℃で5分間化成処理を行った。次いで、70g/Lの石鹸潤滑剤(日本パーカライジング(株)製「パルーブ235」)を用いて、80℃で5分間石鹸処理を行った。
オージェ電子分光法によって第1層の厚さを測定した。詳細には、各実験例について3個のサンプルを用意し、各オージェ電子分光法によって得られたプロファイルに基づき、Ca、Mg、OおよびHの各平均濃度が1原子%以上になる深さからFeの平均濃度が1原子%以上になる深さまでの範囲を、第1層の厚さとして算出し、これらの平均を、各実験例の第1層の厚さとした。
また上記と同様に、オージェ電子分光法を行うことによって第1層が傾斜組成を有するかどうかを調べた。詳細には、各実験例について3個のサンプルを用意し、第1層の表面からD/4、D/2および3D/4(D=第1層の厚さ)の位置におけるCaまたはMg、およびFeの含有量を求めた。第1層中のCaまたはMgに対するFeの質量比が、鋼材表面に近い程(即ち、深さが深い程)大きくなっている場合、「第1層は傾斜組成である」と判定した。
各実験例について3個のサンプルを用意し、以下のようにして塑性加工性を調べた。東化学社製の表面性測定機を用い、SUJ2の10mmφ球を相手材として1000kgfの荷重を負荷し、常温且つ無潤滑の条件下にて、サンプルの長さ方向に30mmの長さを連続往復させた。摩擦係数を連続的に測定し、摩擦係数が0.2以上となる往復サイクル数を測定した。測定した3個のサンプルのうち、最も小さい往復サイクル数に基づき、塑性加工性を評価した。この評価法によれば、摩擦熱による温度上昇が40℃を超えることはなく、ほぼ同一条件で塑性加工性を評価することができた。
各実験例について4個のサンプルを用意し、以下のようにして耐食性を調べた。温度40℃および湿度90%の恒温恒湿槽内でサンプルを2週間放置した後、サンプル表面に発生した錆の面積率を目視により測定した。実験を行なった4個のサンプルのうち、最も大きい錆面積率に基づき、耐食性を評価した。
IR分析では、本発明例である実験No.1、2、9において酸化物や水酸化物に該当するピークが得られたが、比較例である実験No.16では酸化物に該当するピークのみが得られ、水酸化物に該当するピークは得られなかった。なお、酸化剤を含まない本発明例の実験No.9や、比較例の実験No.16では、酸化物に該当するピークも僅かであった。また、GD−OES分析によれば、鋼材成分以外の元素として、実験No.1ではCa、Mg、O、Hが、No.2ではCa、O、Hが、No.9ではMg、O、Hが、No.16ではCa、Oが検出された。
IR分析によれば、実験No.1では酸化物、水酸化物、炭酸塩、ケイ酸塩、ホウ酸塩;実験No.2では酸化物、水酸化物、炭酸塩、ケイ酸塩;実験No.9および16では酸化物、水酸化物、炭酸塩、ホウ酸塩に該当するピークが、それぞれ得られた。また、GD−OES分析によれば、実験No.1ではCa、Mg、Na、Si、B、C、O、Hが;実験No.2ではCa、Na、Si、C、O、Hが;実験No.9および16ではMg、Na、B、C、O、Hが、それぞれ検出された。このように各実験例の第2層は、いずれも表1に示す水溶液の組成に基づく化合物で構成されることが確認された。なお、実験No.2を除く実験No.1、9、16において、IR分析で炭酸塩が、GD−OES分析でCがそれぞれ検出されたのは、水酸化物と大気の反応により炭酸塩またはCが形成されたためと考えられる。
(供試材の作製)
上記実施例1と同じ条件で線材を作製し、得られた線材を、下記表3に示す成分を含有する水溶液に浸漬し、交流電解した後、無電解状態で処理し、線材の表面に皮膜(第1層および第2層)を形成した。交流電解処理条件を下記表3に示す。本実施例では、交流電解および無電解状態での処理に用いる水溶液は、全て同じ組成のものを使用した。水溶液の容量は5Lである。
Claims (11)
- 鋼材表面に皮膜を備えた塑性加工用鋼材の製造方法であって、
(1)水酸化カルシウムおよび/または水酸化マグネシウム(A成分)を含有する水溶液中で、鋼材を0.10〜20A/dm2の電流密度で陰極電解する工程と、
(2)無電解状態にて、前記A成分と、ケイ酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、および/またはホウ酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩(B成分)の両方を含有する水溶液中で浸漬する工程と、
をこの順序で含むことを特徴とする製造方法。 - 前記A成分およびB成分を含有する水溶液中で、鋼材を0.10〜20A/dm2の電流密度で陰極電解した後、無電解状態で浸漬処理する請求項1に記載の製造方法。
- 前記(1)工程において、陰極時の最大電流密度が0.10〜20A/dm2で、且つ陽極時の最大電流密度が0.1A/dm2以下となる交流電流で電解する請求項1に記載の製造方法。
- 前記A成分およびB成分を含有する水溶液中で、鋼材を、陰極時の最大電流密度が0.10〜20A/dm2で、且つ陽極時の最大電流密度が0.1A/dm2以下となる交流電流で電解した後、無電解状態で浸漬処理する請求項3に記載の製造方法。
- 前記A成分のモル濃度は0.2〜6.0mol/Lであり、前記B成分のモル濃度よりも多い請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
- 前記(1)または(2)の工程に用いられる水溶液は、更に酸化剤を含有する請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法によって製造された塑性加工用鋼材。
- 鋼材表面に皮膜を備えた塑性加工用鋼材であって、
前記皮膜は、鋼材側から順に、
鋼材成分と、カルシウムまたはマグネシウムの酸化物および水酸化物を含有する第1層と、
カルシウムまたはマグネシウムの酸化物、水酸化物、炭酸塩、ケイ酸塩、またはホウ酸塩を含有する第2層と、
を含むことを特徴とする塑性加工用鋼材。 - 前記第1層に含まれる鋼材成分は、鋼材側から第2層側に向うにつれて少なくなる請求項8に記載の塑性加工用鋼材。
- 前記第1層の厚さが10nm〜10μmであり、前記皮膜の付着量が2g/m2以上である請求項8または9に記載の塑性加工用鋼材。
- 請求項8〜10のいずれかに記載の塑性加工用鋼材を塑性加工して得られた塑性加工製品。
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