JP2010023456A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Hirotake Kato
大岳 加藤
Nobumori Shimizu
信盛 清水
Toshiro Sugiyama
敏郎 杉山
Yoshiyuki Kurita
義之 栗田
Manabu Sueoka
学 末岡
Toshimitsu Danzuka
俊光 弾塚
Yasuyuki Takanaka
康之 高中
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Abstract

【課題】 一つのインクタンクから複数の記録ヘッドにインクを供給するインクジェットプリンタにおいて、確実に初期充填を行う。
【解決手段】 各流路中の開閉弁の動作において、各開閉弁が、全てが閉じている状態から開放状態となる順に、前記各開閉弁に対応する記録ヘッド及び供給路内からインク充填を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明はインクを吐出することで記録を行うインクジェット記録装置における記録ヘッドへのインク充填方法であって、特にインクの廃棄を低減したことに関するものである。
従来、インクジェット記録装置は、ランニングコストが安く、装置の小型化も可能であり、さらに、複数色のインクを用いてカラー画像記録に対応することも容易であることから、コンピュータ関係の出力機器等に幅広く利用され、商品化されている。
一方、記録ヘッドの吐出口からインクを吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子としては、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用いたもの、レーザーなどの電磁波を照射して発熱させ、この発熱による作用でインク滴を吐出させるもの、あるいは、発熱抵抗体を有する電気熱変換素子によって液体を加熱させるもの等がある。
その中でも熱エネルギーを利用してインク滴を吐出させる方式のインクジェット記録方式のヘッドは、吐出口を高密度に配列することができるため、高解像度の記録が可能である。電気熱変換素子をエネルギー発生素子として用いた記録ヘッドは、小型化も容易であり、かつ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、高密度実装化が容易で製造コストも安価なことから有利である。また最近では、より高精細の印字を行うために、インクを吐出するためのノズルを、フォトリソ技術を用いて高精度に作成する方法等も利用されてきている。
近年、インクジェット記録装置の記録スピードの高速化が益々要求されてきている。
高速化の一つの手法として、ヘッドキャリッジの往復走査の往路と復路の両方で記録を行なう技術がある。さらに、往路記録時と復路記録時の色味の差(色ムラ)をなくすために、例えば、Y,M,C,Bkのインクを吐出する記録ヘッドを2組備え、これらを左右対称に配置して往路、復路でのインクの打ち込み順の違いをなくす方式が、特に高速化に適している。ここで、装置を小型化あるいは低価格にするためには、これら2組の記録ヘッドに対してインクを供給するためのインクタンクは1個にするのが好ましい。従って、インク色ごとに1個のインクタンクから2個の記録ヘッドに至るインク供給流路を2系統設け、それぞれの記録ヘッドに接続するインク流路構成を採用している。
上記のような流路構成で、記録ヘッド及び供給路へのインク充填する目的で吸引回復を行うと、同一のインクタンクからインク供給を受けているために、2個の記録ヘッドは供給路が連通状態にあるので下記のような不都合が生じてしまう。
一方のみの記録ヘッドにインク充填のため吸引回復を行なおうとすると、インクタンクからのインクの流入のみならず他方の記録ヘッドからも一方の記録ヘッドへの空気の流入が発生し、他方の記録ヘッド内へインク充填できないことがある。
これを回避するために、それぞれの記録ヘッドにつながるインク流路の一方を閉じて空気やインクが流れないようにしておいて他方の記録ヘッドのみを吸引回復しているものがある(例えば特許文献1参照)。本例によれば、流路途中の弁をそれぞれ独立に駆動して、吸引回復を行うヘッドにつながる弁を開け、吸引回復を行わないヘッドにつながる弁を閉じて、吸引回復を行う。
特開平11−254701号公報
しかしながら、前記特許文献1の方法では、それぞれの流路途中の弁を完全に独立に駆動している。つまり各流路の両方の弁が閉じている状態と、どちらかの弁が開き、片方の弁が閉じている状態、また逆に開いていた弁が閉じ、閉じていた弁が開いている状態、そして両方の弁が開いている状態、の4つの状態が実現可能となっている。これら4つの状態を実現すべく弁を独立に駆動するため、駆動源や伝達部材が必要となりコストアップとなる。また、それらの駆動源や伝達部材を置くためのスペースも必要となる。
そこで上記課題を解決するために、記録媒体に複数の色のインクを吐出して記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドを吸引する吸引回復手段と、前記記録ヘッドが吐出するインクを貯蔵する複数のインクタンクと、前記インクタンクから複数の記録ヘッドに対し、分岐した供給路によってインクを前記各記録ヘッドに供給するインク流路と、前記分岐したインク流路のそれぞれの途中にインクの流れを遮断する開閉弁を有し、前記分岐したインク流路中の各開閉弁が全て閉じている状態から一つずつ開放状態となる弁機構を有するインクジェット記録装置において、前記各開閉弁が、全てが閉じている状態から開放状態となる順に、前記各開閉弁に対応する記録ヘッド及び供給路内からインク充填を行うことを特徴とする。
本発明によれば、2つに分岐した各インク流路に設けられた第一の開閉弁、第二の開閉弁において、両方の開閉弁が閉じている状態と、第一の開閉弁のみが開いている状態、そして両方の開閉弁が開いている状態の3つの状態を作り出せる駆動構成を有したインクジェット記録装置における初期充填が実現可能となる。つまり、初めに、第一の開閉弁のみが開いている状態で、第一の開放弁に対応する供給路及び記録ヘッド内にインク充填を行う。この時充填していない記録ヘッド及び供給路は第二の開閉弁が閉じている為、充填していない記録ヘッド及び供給路より空気が、充填中の記録ヘッド及び供給路内に流入することがない。片方の記録ヘッド及び供給路のインク充填が終わった後に、両方の開閉弁が開いている状態で、他方の記録ヘッド及び供給路のインク充填動作が実施される。両方の開閉弁が開いており、2個の記録ヘッドは供給路が連通する状態でインク充填されるが、第一の開放弁に対応する記録ヘッド及び供給路は既にインク充填されている為、空気の流入は発生しない。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下、添付図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。本発明はこれらの実施形態のみに限らず、これらをさらに組み合わせることや、この特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能である。従って本発明の精神に帰属する他の技術にも当然応用することができる。
図1は、本実施例におけるインクジェット記録装置1の模式図である。インクジェット記録装置1においては、インクタンク4から供給されたインクが、インク流路2を経由して記録ヘッド3にインクが供給される。記録ヘッド3は、キャリッジ5に搭載されていて、このキャリッジ5が主走査レール6に沿って往復動作することで、非記録材(不図示)に印刷を行う。主走査レール6は用紙搬送方向に対し直行して配置されている。記録ヘッド3は、主走査方向と直交する方向に、インクを吐出する複数のノズル列を有する。各ノズルにはそれぞれインク吐出用の熱エネルギーを発生する電気熱変換体が設けられている。記録ヘッド3内には、ノズルの毛細管現象によりインクが供給され、供給されたインクはノズルの開口面でメニスカスを形成してノズルを満たした状態を保つ。この状態で、電気熱変換体に通電することにより、電気熱変換体上のインクが加熱されて発泡現象が発生し、その発泡エネルギーによりノズルからインク滴が吐出する。この記録ヘッド3は多色形のものであり、1個の記録ヘッドから6色のインクを吐出することができる。本実施例においてはその記録ヘッドを2個使用している。記録ヘッド3を2個使用して、色の配置を左右対称にすることで、印字の高速化を実現する。
次に図2によりインク供給路及び吸引回復機構について説明する。
図2はある一色についての説明図であるが、他の色についてもその構成は同様である。
まず、インクタンク4に貯留されたインクが記録ヘッド3に供給されるインク供給路について説明する。インクタンク4内のインクは、共通流路11を通り、分岐部12にて第一流路14aと第二流路14bに分岐される。ここで、共通流路11は、流路の断面積が大きく、かつ、流路の全長も短いため、流路抵抗による圧損値が非常に小さい。分岐した流路はそれぞれ左右の記録ヘッド3a、3bに接続される。第一流路14aと第二流路14bの一部分は、記録ヘッド3の往復動作を妨げないようにチューブ等により構成されている。また、これら第一流路14aと第二流路14bは、記録ヘッド3の往復動作に追従するための長さを有している。第一流路14aと第二流路14bにはそれぞれに第一の開閉弁13a、第二の開放弁13bが設置されている。開閉弁13a、13bは不図示の駆動機構により弁の開閉を行い、記録ヘッド3a、3bへのインクの流入の開始あるいは閉止することができる。
次に、記録ヘッドの吸引回復機構について説明する。
インクジェット記録装置1の印字領域外には、記録ヘッド3及びインク流路11、14のインク充填や、記録ヘッド3を良好な吐出状態に保つために、吸引回復装置4が設置されている。この吸引回復装置9は、吸引キャップ7と回復ポンプ8を持つ。吸引キャップ7は、ゴム状の弾性部材で構成されており、非印刷時に記録ヘッド3のノズル面を密閉することで、記録ヘッド3のノズル面を保護・保湿する。その他、印刷開始前や印刷中の予備吐出を受けたり、記録ヘッド3のノズル面を吸引回復したりするときに使われる。回復ポンプ8は吸引キャップ7に行った予備吐出を不図示の廃インクタンクへと送ったり、記録ヘッド3のノズル面を密閉した上で回復ポンプを作動させて、吸引回復したりするときに使われる。
次に、開閉弁機構について説明する。
図3、図4、図5は本発明に用いる開閉弁を説明するための図であり、開閉弁並びに共通流路からの分岐部の概略断面図を示している。図3は第一の開閉弁13a、第二の開閉弁13b両方の弁が閉じている状態を示している。図4は第一の開閉弁13aのみが開いている状態を示している。図5は両方の開閉弁が閉じている状態を示している。
本発明における開閉弁はシート状のゴム弁体15及びインク供給路ベース16にて構成されるインク分岐部12にて、ゴム弁体15が第一流路14a、第二流路14bと当接、離間することで弁の機能を実現している。ゴム弁体15が第一流路14a、第二流路14bと当接している時は、共通流路11と第一及び第二流路とが遮断される。またゴム弁体15が供給路ベース16と離間した時は、共通流路11と第一及び第二流路が連通状態となる。
開閉弁13はゴム弁体15に設けられた突起部20を覆うように設けられた略円筒状の弁ホルダ17と弁ホルダ17内に設けられたばね19、及びレバー18により構成される。ばね21はインクジェット記録装置内に設けられた、ばね押さえ材21と弁ホルダ17間に設けられ、ばね力により弁ホルダ17を下側に付勢している。レバー18は不図示のカムにより上下動可能となっており、カムによりレバー18が所定量上昇した時、レバー18と弁ホルダ17a、17bが迎合する。またカムにより、レバー18は、最下段位置をh0として、h1、h2の3つのポジションを取ることができる。ポジション間の移動はカム動作によってh0からh1の高さに上昇する第一の動作、h1からh2に上昇する第二の動作、h2からh0に戻る第三の動作からなる。
また弁ホルダ17は略円筒部材であるが、筒長の異なる弁ホルダ17a、17bがそれぞれ設けられ、17bに対して17aは筒長が短くなっている。
図3において、レバー18はh0に位置している。この時レバー18は弁ホルダ17a、17bいずれとも迎合していない。ばね19a、19bの付勢力により弁ホルダ17a、17bは下向きに荷重がかかり弁ホルダ17a、17bが弁体15を押さえつけることで第一流路14a及び第二流路14bと共通流路11とが遮断され、開閉弁13a、13bが閉じた状態が実現される。
図4において、レバー18はh1の高さに位置している。この時レバー18は弁ホルダ17aと迎合している。レバー18がh0位置からh1の高さへと上昇する途中でレバー18と弁ホルダ17aが迎合し、弁ホルダ17aが持ち上げられる。また弁ホルダ17aが持ち上げられる途中で、弁ホルダ17aと突起部20aが迎合し、突起部20aが持ち上げられる。突起部20aが持ち上げられたことで、ゴム弁体15の一部と供給路ベース15が離間し、共通流路11と第一流路14aとが連通する。尚、レバー18がh1の高さに位置している時、レバー18と弁ホルダ17bとは迎合していない為、共通流路11と第二流路14bとは遮断されている。つまり、開閉弁13aのみが開き、開閉弁13bは閉じている状態が実現される。
図5において、レバー18はh2の高さに位置している。この時レバー18は弁ホルダ17aと17b両方と迎合している。レバー18がh1の高さからh2の高さへと上昇する途中でレバー18と弁ホルダ17bが迎合し、弁ホルダ17bが持ち上げられる。また弁ホルダ17bが持ち上げられる途中で、弁ホルダ17bと突起部20bが迎合し、突起部20bが持ち上げられる。突起部20bが持ち上げられたことで、ゴム弁と供給路ベース15が離間し、共通流路11と第二流路14bとが連通する。つまり図5では両方の開閉弁が開いている状態が実現されている。
次に図2、図3、図4、図5を用いて充填方法を説明する。まず第一の充填動作として、第一流路14a及び記録ヘッド3aの充填を行う。具体的にはレバー18をカム動作により、h1の状態にして開閉弁13aのみが開いている状態にする。そして記録ヘッド3aを吸引キャップ7により密閉した後、回復ポンプ8を作動させる。回復ポンプ8は、吸引キャップ7内の空気を吸引する(負圧にする)方向に動作する。吸引キャップ7は記録ヘッド3aのノズル面を密閉しているので、記録ヘッド3のノズル及びそれと繋がる第一流路14aが吸引される。回復ポンプが作動することでインクタンク4より、共通流路11、第一流路14a及び記録ヘッド3a内のインク充填を行う。
第二の充填動作として第一流路14a及び記録ヘッド3aのインク充填が完了した後、第二流路14b及び記録ヘッド3bのインク充填を行う。具体的には、レバー18をカム動作により、h2の状態にして、開閉弁13a、13bを開いている状態にする。そして記録ヘッド3bを吸引キャップ7により密閉した後、回復ポンプ8を作動させることで第二流路14b及び記録ヘッド3b内のインク充填を行う。開閉弁13a、13b共に開いている為、記録ヘッド13aと13bは供給路が連通した状態でインク充填されるが既に第一流路14aはインクで充填されるため、第二流路14b及び記録ヘッド3bに空気の流入は発生しない。
また、記録ヘッド3a、3bの充填動作において、回復ポンプ8を作動させた後、必要に応じて不図示のワイパーブレードにて記録ヘッド3a、3bのノズル表面を拭いても良い。ノズ表面を拭くことで、充填されたインクはノズルの開口面でメニスカスを形成してノズルを満たした良好な状態を保つことができる。
また、必要に応じ、第二の充填動作にて記録ヘッド3bの充填が完了した後、レバー18をh1の状態にした上で、記録ヘッド3aをキャップ7と当接させ、回復ポンプ8を作動させてインク充填を行っても良い。記録ヘッド3bへのインク充填時に、第一流路14a内のインクが分岐部12を通り第二流路14bへ流れ込んだ場合、記録ヘッド3aのメニスカス形成が破れる可能性がある。その場合、再度記録ヘッド3aのインク充填動作を行うことで確実にノズル開口面でのメニスカス形成が行われる。
また各ヘッドに充填を行う際、記録ヘッド3a、3bそれぞれに対応する開閉弁を開けた状態で回復ポンプ8を作動させることで充填を行う方法を述べたが、別の方法で充填を行うことも可能である。具体的には、記録ヘッド3aを充填する場合、レバー18をh0の状態にした上で、記録ヘッド3aをキャップ7で密閉した後、回復ポンプ8を作動させる。開閉弁13aを閉じて第一流路14aを閉止状態としているので、記録ヘッド3a及び第一流路14aは負圧状態となる。記録ヘッド3a及び第一流路14a内の負圧値がある一定値(例えば、−70kPa)に達した時に、レバー18をh1の状態に変化させて開閉弁13aを開けると、インクタンク10内のインクが一気に第一流路14a及び記録ヘッド3a内に流入する。また同様に記録ヘッド3bを充填する場合、レバー18をh0の状態にした上で、記録ヘッド3bをキャップ7で密閉した後、回復ポンプ8を作動させる。記録ヘッド3b及び第二流路14b内の負圧値がある一定値に達した時に、レバー18をh2の状態に変化させ、開閉弁13a、13bを開けることで記録ヘッド3bへのインク充填が可能となる。また必要に応じて上記充填動作を複数回行っても良い。
本発明のインクジェット記録装置の模式図 本発明のインクジェット記録装置のインク供給系及び吸引回復機構の概略構成図 本発明に用いる開閉弁機構及び初期充填方法を説明する為の、概略断面図 本発明に用いる開閉弁機構及び初期充填方法を説明する為の、概略断面図 本発明に用いる開閉弁機構及び初期充填方法を説明する為の、概略断面図
符号の説明
1 インクジェット記録装置
2 インク流路
3 記録ヘッド
4 インクタンク
5 キャリッジ
6 主走査レール
7 吸引キャップ
8 回復ポンプ
9 吸引回復装置
11 共通流路
12 分岐部
13a 第一の開閉弁
13b 第二の開閉弁
14a 第一流路
14b 第二流路
15 ゴム弁体
16 インク供給路ベース
17 弁ホルダ
17a 第一の開閉弁を構成する弁ホルダ
17b 第二の開閉弁を構成する弁ホルダ
18 レバー
19 ばね
20 ゴム弁体に設けられた突起部
21 ばね押さえ材

Claims (1)

  1. 記録媒体に複数の色のインクを吐出して記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを吸引する吸引回復手段と、
    前記記録ヘッドが吐出するインクを貯蔵する複数のインクタンクと、
    前記インクタンクから複数の記録ヘッドに対し、分岐した供給路によってインクを前記各記録ヘッドに供給するインク流路と、
    前記分岐したインク流路のそれぞれの途中にインクの流れを遮断する開閉弁を有し、
    前記分岐したインク流路中の各開閉弁が全て閉じている状態から一つずつ開放状態となる弁機構を有するインクジェット記録装置において、
    前記各開閉弁が、全てが閉じている状態から開放状態となる順に、前記各開閉弁に対応する記録ヘッド及び供給路内からインク充填を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
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