JP2010022854A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可動部材8により受け入れられた遊技球が入賞可能な一般入賞口12及び特別入賞口11を具備する変動入賞装置3と、遊技球が入賞可能な始動口とを遊技盤に備え、始動口へ遊技球が入賞することを補助遊技発生条件として、変動入賞装置3の可動部材8が所定開閉回数の開閉動作を行う補助遊技を発生し、補助遊技中に変動入賞装置3に受け入れられた遊技球が特別入賞口11に入賞することを特別遊技発生条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生制御可能な制御手段を備える。
【選択図】図3
Description
この第2種のパチンコ遊技機は、遊技球が打ち込まれる遊技領域を形成する遊技盤と、該遊技盤に設けられた変動入賞装置と、該変動入賞装置の内部に設けられた特別入賞口(Vゾーンと称される)と、該特別入賞口への遊技球の入賞(初回V入賞と称される)を検出するセンサ(特別入賞口センサ)と、該センサによる遊技球の検出に基づき遊技者に有利な特別遊技状態(大当りと称される)を発生させる制御を行う遊技制御装置(遊技制御手段)と、を備えている。
さらに、変動入賞装置は、当該変動入賞装置の内部に流入したにも拘わらず特別入賞口に入賞しない遊技球が入賞する一般入賞口を備えている。
また、遊技盤には、変動入賞装置内以外の箇所にも幾つかの入賞口が設けられ、いずれかの入賞口(特別入賞口、一般入賞口、その他の入賞口のいずれか)に遊技球が入賞すると、この入賞がそれぞれの入賞口に設けられたセンサにより検出され、この検出に基づき、それぞれ所定数の遊技球が払い出されるようになっている。
第2種のパチンコ遊技機における遊技は、遊技領域に遊技球を発射して(打込んで)行われるが、特に、上記特別遊技状態が発生したときには、上記一般入賞口および特別入賞口への多数の入賞を発生させやすくなり、遊技者は大量の遊技球を獲得する機会を得る。
ゴト行為には、例えば以下に説明するような種類がある。
このような電磁感応式の球検出センサを備える場合は、センサ近傍でトランシーバー等の電磁波を発生する機器を使用した場合、電磁波により球検出センサが感応し誤作動することがある。
このような球検出センサの欠点を利用して意図的に球検出センサを誤作動させ球の払い出しを受けるゴト行為を電波ゴトという。
可動部材により受け入れられた遊技球が入賞可能な一般入賞口及び特別入賞口を具備する変動入賞装置と、
遊技球が入賞可能な始動口と
を遊技盤に備え、
前記始動口へ遊技球が入賞することを補助遊技発生条件として、前記変動入賞装置の可動部材が所定開閉回数の開閉動作を行う補助遊技を発生し、
前記補助遊技中に前記変動入賞装置に受け入れられた遊技球が前記特別入賞口に入賞することを特別遊技発生条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生制御可能な制御手段を備えることを特徴としている。
以下、図面を参照して、本発明に係る第1の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、本発明に係る遊技機の適例としてのパチンコ遊技、特に、いわゆる「第2種」に属するタイプのパチンコ遊技機について説明を行うものである。
また、遊技領域1aの中央には、特別変動入賞装置(変動入賞装置)3が設けられている。
さらに、特別入賞口11の内部には、内部に入賞した遊技球を検出するための特別入賞口センサ11a(図7)が設けられている。
前記特別入賞口11の左右両側には、特別変動入賞装置3内に流入したにも拘わらず、特別入賞口11に流入しなかった遊技球が入賞する一般入賞口12,12が設けられている。
また、前記一般入賞口12,12及び特別入賞口11よりも上流側(ここでは、変動入賞装置3の上部に設けられた、遊技球の案内部材16の奥側)に、前記可動部材8,8により受け入れられた遊技球を検出可能な入賞球検出センサ17a,17a(ここでは、左右一対の通過穴17,17のそれぞれに設けられている)を備えている。
なお、ここで、「補助遊技中に特別変動入賞装置3内に流入した遊技球」とは、可動部材8,8が開状態に変換する過程で流入した遊技球と、可動部材8,8が開状態に変換した時に流入した遊技球と、可動部材8,8が開状態に変換後、閉状態に復帰する過程で流入した遊技球とが含まれる。
そして、前記した回転体14,140及び内部機構変換モータ(役物回転モータ)14m(図7)並びに貯留部材15,15及び貯留状態変換ソレノイド(球貯留ソレノイド)15s,15s等により、状態変化機構が構成されている。
なお、この回転体14,140および貯留部材15,15の構成ならびに動作の詳細については後述する。
なお、各入賞口6,…の内部には、該入賞口6,…に入った遊技球を検出するための入賞口センサ6a,…(図7)が配設されている。
さらに、図示は省略するが、遊技盤1の手前側はガラス板に覆われていて、遊技盤1の手前側にはこのガラスを保持した前面カバー部材が設けられている。
また、パチンコ遊技機100の前面下部には上皿ユニット101が設けられ、この上皿ユニット101には、排出された遊技球(賞球、貸球)を貯留する上皿102が設けられている。この上皿102には、カード挿入口501にプリペイドカードを挿入した状態で押圧操作することで上皿102への貸球の排出動作を要求する球貸スイッチ106b、カード挿入口501に挿入されたプリペイドカードの返却動作を要求するためのカード返却スイッチ106c、カード挿入口501に挿入されたプリペイドカードに関する情報を表示する貸球用表示部106a、上皿102の遊技球を抜き取って下皿103に流下させるための球抜き操作レバー(図示省略)等がそれぞれ設けられている。
流路切換ユニットには、排出ユニットから送られてくる球の進路を貸球用流路と賞球用流路の何れか一方に切換可能な流路切換弁、該流路切換弁を駆動するための流路切換ソレノイド、賞球用流路を流れる賞球を検出するための賞球検出センサ、貸球用流路を流れる貸球を検出するための貸球検出センサなどが配設されている。
上記案内樋は、上皿に収容しきれずにオーバーフローした球を下皿に流下案内するためのオーバーフロー流路を備え、このオーバーフロー流路には、該オーバーフロー流路における球の滞留状態を検出するためのオーバーフロースイッチが配設されている。
電源供給装置は、ロジック電源回路を備えている。このロジック電源回路はDC12Vを元にDC5Vを生成する回路で、このロジック電源回路にはダイオードを介して、遊技制御装置20のRAM21b、排出制御装置30のRAM31b、コンデンサが並列接続されている。従って、このコンデンサがRAM21b、31bのバックアップ用電源として機能し、例えば、停電時など、RAM21b、31bへの電源供給が遮断されても、RAM21b、31bの記憶内容が所定時間保持されるようになっている。
このうち、CPU21aは、制御部、演算部を備え、演算制御を行う。
RAM21bは、第1始動口センサ、第2始動口センサのオン信号の記憶の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域、並びに、CPU21aの作業領域を備えている。
ROM21cには、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれている他、種々の判定値などが書き込まれている。
この開閉動作に関連して、遊技球が特別変動入賞装置3の内部に流入すると、入賞球検出センサ17aを通過する。ここで、前記入賞球検出センサ17aにおいて遊技球の検出が有効となっている場合には、当該入賞に対応する賞球数データを排出制御装置(排出制御手段)30に対して出力する。
そして、この流入した遊技球が特別入賞口11に入賞すると、特別入賞口センサ11aからの検出信号がCPU21aに入力される。この入力に基づき、CPU21aは、特別入賞口センサ11aにおいて遊技球の検出が有効となっているかどうかを判断し、当該特別入賞口センサ11aにおいて遊技球の検出が有効となっている場合には、特別遊技発生条件が成立したと判断し、大当りと呼ばれる特別遊技状態を発生させる。
また、このサイクル遊技は、各サイクル遊技中に前記変動入賞装置に受け入れられた遊技球が特別入賞口11に入賞する継続入賞が発生することを条件(継続条件)に新たなサイクル遊技が継続して行われ(これをラウンド継続という)、ラウンド継続の結果所定の最終ラウンド(例えば、本実施の形態の場合15ラウンド)に達した場合には、たとえこの最終ラウンドで継続入賞が発生したとしても当該最終ラウンドを以て終了条件が成立して終了する。
このような特別遊技状態中は、一般入賞口12および特別入賞口11への多数の入賞を発生させやすくなり、遊技者は大量の遊技球を獲得する機会を得る。
例えば、第1始動口センサ4a及び第2始動口センサ5aでは、遊技状態が補助遊技又は特別遊技状態中である場合は、遊技球の入賞(検出)を無効とし、それ以外の遊技状態の場合は、遊技球の入賞(検出)を有効とするようになっている。
また、この実施の形態では、その他の入賞口センサ6aでは、遊技状態に拘わらず、常に遊技球の入賞を有効としている。
インターフェース32には、流路切換ユニットの貸球検出センサ及び賞球検出センサ、オーバーフローセンサ、カードユニット500、遊技制御装置20などが接続されていて、これらから出力される各種信号をCPU31aに出力している。
また、インターフェース32は、CPU31aから出力される制御信号を入力して、排出装置80の球排出モータ及びストッパーソレノイド、カードユニット500、流路切換ユニットの流路切換ソレノイドなどに出力している。
即ち、排出制御装置30のCPU31aは、遊技制御装置20から入力される賞球制御指令(遊技制御手段から出力された賞球数データの受信)やカードユニット500から入力される貸球制御指令に基づいて、流路切換ユニットの流路切換に制御信号を送って、排出装置80からの球排出流路を賞球用流路又は貸球用流路の何れか一方に切り換えると共に、排出装置の球排出モータ及びストッパーソレノイドに制御信号を送って、排出装置80より所要数の球を排出させる(前記賞球数データに基づく賞球排出を行う)制御を行う。
そして、演出制御装置50は、遊技制御装置20から出力される演出制御データの中の装飾制御指令に基づいて装飾LED70等の点灯状態を制御したり、遊技制御装置20から出力される演出制御データの中の音制御指令に基づいてスピーカ60の出力音を制御したりする。
パチンコ遊技機100は、概略、以上のように構成されている。
特別変動入賞装置3の内部の上部には、流入した遊技球を当該特別変動入賞装置3の内部領域の奥へと案内する案内部材16(例えば板状のもの)が略水平に設けられている。この案内部材16の奥側部分には、遊技球を該案内部材16の下側へと通過可能な通過穴17,17が(例えば左右一対に)設けられている。これら通過穴17,17には、該通過穴17,17を通過する遊技球を検出する遊技球検出センサ(入賞球検出センサ)17a,17aが設けられている。
この障害部材18の上面は、切り妻屋根状の屋根部18aとなっている。
この屋根部18aは、比較的緩やかに左右対称に下り傾斜するように形成された頂部18bと、該頂部18bと連接され、該頂部18bよりも急な傾斜で左右対称に下り傾斜するように、それぞれ円弧状にくぼんだ円弧状部18c,18cとを備えて構成されている。なお、頂部18bは、少なくとも遊技球1個分よりも大きな横幅に設定されている。
また、障害部材18には、障害部材18の後方から手前側に貫通した貫通孔部18d(図4等)が形成されている。この貫通孔部18dは1個の遊技球を通過可能な程度の内径に設定されている。
ここで、図8に示すように、回転体140は、円板状の本体部140aと、この本体部140aの裏面の周縁部の所定部分から後方に向けて起立する起立壁部14b(図3等も参照)とを備えて構成されている。具体的には、回転体140には、例えば中心角が約45度の2つの円弧状の起立壁部14b,14bが、中心角約120度の間隔を空けた位置に設けられている。さらに、本体部140aの正面側には、起立壁部14b,14bの位置にそれぞれ対応して、例えばジャンケンの「チョキ」を模した図柄が付されている。また、この「チョキ」の他、「グー」を模した図柄が付されている。この結果、「チョキ」、「チョキ」、「グー」の図柄が等間隔(約120度間隔)に配されている。
他方、回転体14は、回転体140の本体部140aと同様の形状の本体部14aの裏面側に、回転体140と同様の起立壁部14bを、例えば1つだけ備えている。そして、本体部14aの正面側には、起立壁部14bの位置に対応して、「チョキ」を模した図柄が付され、この「チョキ」の図柄を起点として時計回りに、「グー」、「グー」の図柄が順次、等間隔(約120度間隔)に付されている。
このように、2つの回転体14,140は、互いに同期して回転する。
従って、回転体14の起立壁部14bと,回転体140の一方の起立壁部14b同士が互いに近づいて向き合ったり、遠ざかったりする動作を繰り返すことになる。
これら貯留部材15,15は、それぞれ本体部15a,15aの板面方向を鉛直方向に保ったまま、各々の軸部15j、15jを軸に手前側に回動可能となっている。これら貯留部材15,15は、貯留状態変換ソレノイド15s,15s(図7)の駆動により、互いに左右対称に回動することで、開閉動作する。
また、これら貯留部材15,15は、開動作した状態(図4等)では、互いの間隔に遊技球を1個通過可能な程度の間隔で左右対称に配されている。
さらに、貯留部材15,15の各本体部15a,15aの外側部分の下部は、これら貯留部材15,15が開動作した際(例えば図3の状態)に該本体部15a,15aの下側を遊技球が通過可能となるように切り欠かれた切り欠き部15c,15cとなっている。
なお、貯留部材15,15の開閉動作は、左右対称に限るものではなく、例えば、一方を開状態、他方を閉状態とすることもできる。
なお、底面T(入賞球用通路T1も含む)は、手前側に向けて若干の下り傾斜を有する。従って、該底面Tまで流下した遊技球は、この下り傾斜に沿って、手前側の一般入賞口12または特別入賞口11に案内される。
従って、通過穴17,17を介して案内部材16よりも下側に流下し、起立壁部14bに沿って屋根部18a上を後方に案内され、貫通孔部18dに侵入して手前側に排出される遊技球は、貯留部材15,15どうしの間隔を通過し易く、しかも、入賞球用通路T1上を手前側に向けて転がって特別入賞口11内に入賞し易い(図4等参照)。
他方、通過穴17,17を介して案内部材16よりも下側に流下したものの、起立壁部14b,14bにより案内されず、屋根部18aの円弧状部18cにより左右に振り分けられる遊技球は、貯留部材15,15の左右を回り込んでから手前側に至り易いため、特別入賞口11内には入賞し難く、一般入賞口12に入賞し易い(図3等)。
そして、貯留された遊技球は、その後、貯留部材15,15が開動作した際に、入賞球用通路T1上を前方に転がり易く、このように案内される遊技球は、特別入賞口11に極めて入賞し易い。
なお、この図4、図6に示すような回転体14,140の状態を、「回転体第1状態」とする。
ただし、頂部18bの片側には、起立壁部14bが位置するので、起立壁部14bが位置する側の通過孔17を介して落下した場合には、ある程度の割合で屋根部18aの頂部18b上を一方の起立壁部14bによって後方に案内されるので、ある程度の割合で特別入賞口11に入賞する可能性がある。
具体的には、各種センサ監視処理S11は、変動入賞装置3内以外の入賞口に遊技球が入賞したか否かを検出するための入賞口センサ6aを監視する処理である。
また、各種データ送信処理では、変動入賞装置3内以外の入賞口に遊技球が入賞したことに対する賞球数データを排出制御装置30に送信したり、始動口入賞に基づいて表示演出データを演出制御装置50に送信したりする。
さらに、各種タイマ更新処理は、この実施の形態における制御タイマや、特別入賞口センサ11aや入賞球検出センサ17a,17aの有効時間を計数するためのタイマを更新する処理である。
上記の第1の実施の形態では、センサのオンオフを時間によってのみ制御してきたが、この第2の実施の形態では、時間の他、入賞球検出センサ17aが正常な数を超える入賞球を検出した場合にもセンサオフ状態にできるようになっている。さらに、この第2の実施の形態では、入賞球検出センサ17aが正常な数を超える入賞球を検出した場合に、前記回転体14,140や貯留部材15,15等で構成される状態変化機構の機構状態を変化させることにより、遊技球の特別入賞口への入賞のし易さを変化させるようにもなっている。
また、前記遊技制御手段20は、前記入賞球計数手段の計数結果が所定数に達した時点以降に特別入賞口11への入賞があっても、その入賞を無効化する第1特別入賞無効化手段を備えている。
なお、遊技制御処理に関しては、この第2の実施の形態では、特に始動入賞開閉処理が前記第1の実施の形態と異なるため、当該処理について説明し、他の処理や構成についての説明は省略する。
入賞球検出センサ処理2では、まず、入賞球検出カウンタを+1し(ステップS111)、15個賞球数データを排出制御装置30に送信する(ステップS112)。それから入賞球検出カウンタが9となったか否かの判定を行い(ステップS113)、9となった場合は、特別入賞口センサ11aの有効時間を強制的にタイムアップさせる(ステップS114)。また、ここでは、状態変化処理を行う(ステップS115)。この状態変化処理により、前記回転体14,140を遊技球が特別入賞口11へ入賞し難い状態(例えば、図3に示すような状態)とし、また、貯留部材15,15の片方を閉じることにより、一層遊技球が特別入賞口11へ入賞し難い状態とするようになっている。そして、当該処理を終了する。
なお、S113で入賞球検出カウンタが9となっていない場合は、そのまま処理を終了する。
入賞球検出センサ処理1では、まず、入賞球検出カウンタを+1し(ステップS101)、15個賞球数データを排出制御装置30に送信する(ステップS102)。それから入賞球検出カウンタが9となったか否かの判定を行い(ステップS103)、9となった場合は、制御タイマを強制的にタイムアップさせ(ステップS104)、作動回数を1に設定し(ステップS105)、入賞球検出センサ17a,17aの有効時間を強制的にタイムアップさせ(ステップS106)、特別入賞口センサ11aの有効時間を強制的にタイムアップさせる(ステップS107)。また、ここでは、状態変化処理を行う(ステップS108)。この状態変化処理により、前記回転体14,140を遊技球が特別入賞口11へ入賞し難い状態(例えば、図3に示すような状態)とし、また、貯留部材15,15の片方を閉じることにより、一層遊技球が特別入賞口11へ入賞し難い状態とするようになっている。そして、当該処理を終了する。
なお、S103で入賞球検出カウンタが9となっていない場合は、そのまま処理を終了する。
上記の第2の実施の形態では、センサのオンオフを時間によって制御する他、入賞球検出センサ17aが正常な数を超える入賞球を検出した場合にもセンサオフ状態にできるようにしたが、この第3の実施の形態では、時間の他、入賞球検出センサ17aによる遊技球の検出に基づき発生する賞球の加算データが正常な数を超えた場合にセンサオフ状態にできるようになっている。さらに、この第3の実施の形態では、入賞球検出センサ17aによる遊技球の検出に基づき発生する賞球の加算データが正常な数を超えた場合に、前記回転体14,140や貯留部材15,15等で構成される状態変化機構の機構状態を変化させることにより、遊技球の特別入賞口への入賞のし易さを変化させるようにもなっている。
また、前記遊技制御手段20は、前記賞球数データ加算記憶手段の加算記憶結果が上限数に達した時点以降に特別入賞口11への入賞があっても、その入賞を無効化する第2特別入賞無効化手段を備えている。
なお、この実施の形態では、前記賞球数データ加算記憶手段は、加算記憶結果が上限数に達した場合、その加算記憶結果から上限数を減算した数値を余り数値データとして記憶し、上限数に達した際の賞球数データが示す数値から前記余り数値データが示す数値を減算した数値データを賞球数データとして送信する最後賞球数データ送信手段を含んでいる。
なお、遊技制御処理に関しては、この第3の実施の形態では、特に始動入賞開閉処理が前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態と異なるため、当該処理について説明し、他の処理や構成についての説明は省略する。
入賞球検出センサ賞球数データ送信処理2では、まず、入賞球検出センサ用賞球数加算カウンタtに15を加算する(ステップS171)。次に、125≦tかどうかの判定を行い(ステップS172)、125≦tである場合(加算記憶結果が上限数に達した場合)には、前記した最後賞球数データ送信手段によって、t−125=sの計算(その加算記憶結果から上限数を減算した数値を余り数値データsとして記憶)を行い(ステップS173)、15−s個データを賞球数データとして排出制御装置30へ送信(上限数に達した際の賞球数データが示す数値(ここでは15個)から前記余り数値データsが示す数値を減算した数値データを賞球数データとして送信)し(ステップS174)、その後、特別入賞口センサ11aの有効時間を強制的にタイムアップさせる(ステップS175)。また、ここでは、状態変化処理を行う(ステップS176)。この状態変化処理により、前記回転体14,140を遊技球が特別入賞口11へ入賞し難い状態(例えば、図3に示すような状態)とし、また、貯留部材15,15の片方を閉じることにより、一層遊技球が特別入賞口11へ入賞し難い状態とするようになっている。そして、当該処理を終了する。
なお、S172で125>tである場合には、15個賞球数データを排出制御装置30に送信し(ステップS177)、入賞球検出センサ賞球数データ送信処理2を終了する。
入賞球検出センサ賞球数データ送信処理1では、まず、入賞球検出センサ用賞球数加算カウンタtに15を加算する(ステップS151)。次に、125≦tかどうかの判定を行い(ステップS152)、125≦tである場合(加算記憶結果が上限数に達した場合)には、前記した最後賞球数データ送信手段によって、t−125=sの計算(その加算記憶結果から上限数を減算した数値を余り数値データsとして記憶)を行い(ステップS153)、15−s個データを賞球数データとして排出制御装置30へ送信(上限数に達した際の賞球数データが示す数値(ここでは15個)から前記余り数値データsが示す数値を減算した数値データを賞球数データとして送信)し(ステップS154)、その後、制御タイマを強制的にタイムアップさせ(ステップS155)、作動回数を1に設定し(ステップS156)、入賞球検出センサ17a,17aの有効時間を強制的にタイムアップさせ(ステップS157)、特別入賞口センサ11aの有効時間を強制的にタイムアップさせる(ステップS158)。また、ここでは、状態変化処理を行う(ステップS159)。この状態変化処理により、前記回転体14,140を遊技球が特別入賞口11へ入賞し難い状態(例えば、図3に示すような状態)とし、また、貯留部材15,15の片方を閉じることにより、一層遊技球が特別入賞口11へ入賞し難い状態とするようになっている。そして、当該処理を終了する。
なお、S152で125>tである場合には、15個賞球数データを排出制御装置30に送信し(ステップS160)、入賞球検出センサ賞球数データ送信処理1を終了する。
前記遊技制御手段は、
特別遊技状態以外で、前記特別入賞口センサによる遊技球の検出があった場合、その遊技球の検出を無効とする特別入賞口球検出無効手段と、
特別遊技状態以外であるにも拘わらず、前記補助遊技の発生があった場合に限り、前記特別入賞口センサによる遊技球の検出を所定時間有効とする特別入賞口球検出有効化手段と、
を備え、
前記特別入賞口球検出有効化手段は、
補助遊技の発生から入賞球検出センサによる遊技球の検出が無効となるまでの時間よりも、補助遊技の発生から特別入賞口センサによる遊技球の検出が無効となるまでの時間を長くするようになっている。
すなわち、補助遊技の発生から特別入賞口センサによる遊技球の検出が無効となるまでの時間よりも、補助遊技の発生から入賞球検出センサによる遊技球の検出が無効となるまでの時間を短くするようになっている。
すなわち、
前記遊技制御手段は、
特別遊技状態以外で、前記特別入賞口センサによる遊技球の検出があった場合、その遊技球の検出を無効とする特別入賞口球検出無効手段と、
特別遊技状態以外であるにも拘わらず、前記補助遊技の発生があった場合に限り、前記特別入賞口センサによる遊技球の検出を所定時間有効とする特別入賞口球検出有効化手段と、
を備え、
前記特別入賞口球検出有効化手段は、
補助遊技の発生から入賞球検出センサによる遊技球の検出が無効となるまでの時間と、補助遊技の発生から特別入賞口センサによる遊技球の検出が無効となるまでの時間とを同一にするようになっている、
という構成である。
さらに、可動部材が閉じたときに遊技球が特別変動入賞装置内に流入不可能としたが、これに限らず、閉じたときには、開いたときに比べて遊技球が特別変動入賞装置内に流入し難い状態であればよく、例えば、閉じたときでも1個の遊技球が通過可能な間隔だけ開いていてもよい。
またさらに、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は前記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 遊技盤
3 変動入賞装置
3a 取付基板
3b 凹室
4 第1始動口
5 第2始動口
8 可動部材
11 特別入賞口
12 一般入賞口
14,140 状態変化機構
14m 可動部材用電気的駆動源
17a 入賞球検出センサ
20 遊技制御手段(制御手段、球検出無効手段、球検出有効化手段、入賞球計数手段、賞球数データ加算記憶手段、入賞難易度変化手段、第1特別入賞難状態制御手段、第2特別入賞難状態制御手段、第1特別入賞無効化手段、第2特別入賞無効化手段)
30 排出制御手段(制御手段)
80 賞球排出手段
Claims (1)
- 可動部材により受け入れられた遊技球が入賞可能な一般入賞口及び特別入賞口を具備する変動入賞装置と、
遊技球が入賞可能な始動口と
を遊技盤に備え、
前記始動口へ遊技球が入賞することを補助遊技発生条件として、前記変動入賞装置の可動部材が所定開閉回数の開閉動作を行う補助遊技を発生し、
前記補助遊技中に前記変動入賞装置に受け入れられた遊技球が前記特別入賞口に入賞することを特別遊技発生条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生制御可能な制御手段を備えることを特徴とする弾球遊技機。
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-
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