JP2010021889A - 受信装置 - Google Patents

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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
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    • HELECTRICITY
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    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
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Abstract

【課題】 受信装置ごとに事前に調整をすることなく、混信を防止し、所望の周波数を有する信号を受信する。
【解決手段】 受信信号および第1の局部発振信号の周波数差である第1の周波数を有し、互いに位相が略直交する第1および第2の混合信号を出力する第1の混合部と、第2の周波数を有し、前記第1および第2の混合信号の位相差に応じた位相差を有する第2および第3の局部発振信号を出力する位相制御部と、前記第1の混合信号および前記第2の局部発振信号を混合した信号と、前記第2の混合信号および前記第3の局部発振信号を混合した信号とを加算し、前記第1および第2の周波数の差である中間周波数を有する中間周波信号を出力する第2の混合部と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受信装置に関する。
無線通信における受信装置として、例えば図6に示すように、LO(Local Oscillator:局部発振部)11および混合部12を含む、スーパーヘテロダイン方式のものが一般に知られている。当該スーパーヘテロダイン方式の受信装置は、混合部12において高周波のRF(Radio Frequency:無線周波数)信号をLO11からの局部発振信号と混合し、IF(Intermediate Frequency:中間周波)信号に変換することによって、後段において高周波を扱う回路が不要となっている。
また、スーパーヘテロダイン方式においては、局部発振信号の周波数fLを中心として受信したいRF信号の周波数f1と対称な周波数f2(=2fL−f1)を有する、イメージ信号と呼ばれるRF信号も受信してしまうため、混合部12として、イメージ信号を除去する機能を有するイメージキャンセルミキサ回路が一般に知られている。例えば、特許文献1の図3では、入力される高周波信号を互いに位相が直交する一対の局部発振信号とそれぞれ混合し、生成される一対の混合信号を利用するイメージキャンセルミキサ回路が開示されている。
このようにして、スーパーヘテロダイン方式において混信の原因となるイメージ信号を除去することによって、所望の周波数を有するRF信号のみを受信することができる。
特開2001−177425号公報
上記イメージキャンセルミキサ回路においては、用いられる部品のばらつきや周囲の温度変化などによって位相ズレまたは利得ズレが生じ、生成される一対の混合信号の位相が直交せず、または、振幅が異なると、イメージ信号を完全には除去することができなくなるという問題があった。そのため、特許文献1の図10、図13、および図16などで開示されているイメージキャンセルミキサ回路では、オールパスフィルタ、ディレイ回路、および利得制御回路を利用して位相ズレおよび利得ズレを補正している。しかしながら、当該補正方法では、イメージ信号を確実に除去するためには、オールパスフィルタなどの周波数特性、温度特性、および電圧特性などを把握し、オールパスフィルタなどの制御方法を各特性に応じて変更する必要がある。
そのため、受信装置ごとに事前にイメージキャンセルミキサ回路の調整をする工程が必要となる。
前述した課題を解決する主たる本発明は、受信信号および第1の局部発振信号の周波数差である第1の周波数を有し、互いに位相が略直交する第1および第2の混合信号を出力する第1の混合部と、第2の周波数を有し、前記第1および第2の混合信号の位相差に応じた位相差を有する第2および第3の局部発振信号を出力する位相制御部と、前記第1の混合信号および前記第2の局部発振信号を混合した信号と、前記第2の混合信号および前記第3の局部発振信号を混合した信号とを加算し、前記第1および第2の周波数の差である中間周波数を有する中間周波信号を出力する第2の混合部と、を有することを特徴とする受信装置である。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、受信装置ごとに事前に調整をすることなく、混信を防止し、所望の周波数を有する信号を受信することができる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===受信装置全体の構成===
以下、図1を参照して、本発明の一実施形態における受信装置全体の構成について説明する。なお、図1においては、図6に示した一般的なスーパーヘテロダイン方式の受信装置と同様の構成となっている、IF信号の出力以降の構成を省略するものとする。
図1に示されている受信装置は、アンテナ1、高周波増幅部2、第1のLO3、第1の混合部4、ADC(Analog-Digital Converter:アナログ・デジタル変換部)5、6、乗算部7、振幅・位相制御部8、および第2の混合部9を含んで構成されており、例えばラジオ放送の受信に用いられる。また、混合部9から出力されるIF信号は、図6に示した受信装置と同様に、IF増幅部13に入力され、IF増幅部13以降は、例えば復調部14、低周波増幅部15、およびスピーカ16が順次接続されている。
混合部4は、例えば移相器40、混合器41、43、およびフィルタ42、44を含んで構成されている。アンテナ1における高周波の受信信号であるRF信号は、高周波増幅部2を介して混合器41および43に入力されている。また、LO3から出力される第1の局部発振信号L1は、移相器40を介して混合器41および43に入力されている。そして、混合器41から出力される第1の混合信号は、フィルタ42を介してI信号として、混合器43から出力される第2の混合信号は、フィルタ44を介してQ0信号として、それぞれ混合部4から出力されている。
混合部9は、例えば乗算部90、91、加算部92、およびフィルタ93を含んで構成されている。I信号は、ADC5を介して乗算部90に入力され、Q0信号は、ADC6および乗算部7を介して乗算部91に入力されている。また、振幅・位相制御部8から出力される振幅制御信号LC、第2の局部発振信号L2、および第3の局部発振信号L3は、それぞれ乗算部7、90、および91に入力されている。そして、乗算部90および91の出力信号は、ともに加算部92に入力され、加算部92の出力信号は、フィルタ93を介してIF信号として混合部9から出力されている。
===受信装置全体の動作===
まず、I信号およびQ0信号の振幅が等しく、位相が直交する場合の動作について説明する。この場合、利得ズレおよび位相ズレは生じていないため、乗算部7および振幅・位相制御部8による補正を行う必要はない。以下、受信したいRF信号を所望信号H1と称することとし、所望信号H1の周波数をf1とし、局部発振信号L1の周波数をfLとし、I信号およびQ0信号の周波数をIF信号の中間周波数と同じfiとすると、本実施形態においては、例えば図3に示すように、f1=fL−fiの関係にある上側ヘテロダイン方式について説明することとする。
高周波増幅部2は、所望信号H1が含まれる周波数帯域を選択的に増幅し、混合部4の混合器41および43に入力する。ここで、所望信号H1の振幅および角周波数を、それぞれAおよびω1(=2π×f1)とすると、所望信号H1は、
H1=A・sin(ω1・t)
と表すことができる。また、混合部4の移相器40は、LO3から入力される局部発振信号L1を、位相が直交する一対のL1s信号およびL1c信号とし、それぞれ混合器41および43に入力する。ここで、L1c信号の位相がL1s信号に対してπ/2進んでいるものとし、局部発振信号L1の角周波数をωL(=2π×fL)とすると、L1s信号およびL1c信号は、それぞれ
L1s=sin(ωL・t)、
L1c=cos(ωL・t)
と表すことができる。そして、混合器41は、所望信号H1およびL1s信号を混合した第1の混合信号をフィルタ42に入力し、LPF(Low-Pass Filter:低域通過フィルタ)またはBPF(Band-Pass Filter:帯域通過フィルタ)として構成されるフィルタ42は、第1の混合信号に含まれる和(fL+f1)の周波数成分を遮断し、差(fL−f1=fi)の周波数成分を通過させ、I信号として出力する。したがって、I信号およびQ0信号の角周波数をωi(=2π×fi)とすると、フィルタ42から出力されるI信号は、
I=H1×L1s=(A/2)・cos(ωi・t)
となる。同様に、LPFまたはBPFとして構成されるフィルタ44から出力されるQ0信号は、
Q0=H1×L1c=−(A/2)・sin(ωi・t)
となる。
このようにして、混合部4(第1の混合部)は、所望信号H1(受信信号)および局部発振信号L1(第1の局部発振信号)の周波数差fi(第1の周波数)を有し、互いに位相が直交するI信号およびQ0信号(第1および第2の混合信号)を出力する。
混合部4から出力されるI信号およびQ0信号は、それぞれADC5および6によってデジタル信号に変換され、以降はデジタル回路やデジタル・シグナル・プロセッサなどによってデジタル信号処理をされる。また、デジタル信号に変換されたI信号は、混合部9の乗算部90に入力され、デジタル信号に変換されたQ0信号は、乗算部7を介してQ1信号とされたうえで、混合部9の乗算部91に入力される。
振幅・位相制御部8は、I信号およびQ1信号の振幅差に応じて、振幅制御信号LCを乗算部7に入力する。ここで、I信号およびQ0信号の振幅が等しい場合、乗算部7には、Q1信号のQ0信号に対する利得が1倍となるような振幅制御信号LCが入力され、Q1=Q0となるため、I信号およびQ1信号の振幅も等しくなり、定常状態となる。また、振幅・位相制御部8は、I信号およびQ1信号の位相差に応じて、I信号およびQ0信号の2倍の周波数2fiを有する局部発振信号L2およびL3を、混合部9の乗算部90および91にそれぞれ入力する。ここで、I信号およびQ1信号の位相が直交する場合、局部発振信号L2およびL3は、位相が直交し、それぞれ
L2=sin(2ωi・t)、
L3=cos(2ωi・t)
と表すことができる。
混合部9の乗算部90は、I信号および局部発振信号L2を混合した信号を加算部92に入力し、乗算部91は、Q1信号および局部発振信号L3を混合した信号を加算部92に入力する。また、加算部92は、乗算部90および91の出力信号を加算した信号をフィルタ93に入力し、LPFまたはBPFとして構成されるフィルタ93は、加算部92の出力信号に含まれる和(2fi+fi=3fi)の周波数成分を遮断し、差(2fi−fi=fi)の周波数成分を通過させる。したがって、フィルタ93から出力されるIF信号は、
IF=I×L2+Q1×L3
=(A/2)・[sin(2ωi・t)×cos(ωi・t)]
−(A/2)・[cos(2ωi・t)×sin(ωi・t)]
=(A/2)・sin(ωi・t)
となる。
このようにして、混合部9(第2の混合部)は、I信号(第1の混合信号)および局部発振信号L2(第2の局部発振信号)を混合した信号と、Q1信号(第2の混合信号)および局部発振信号L3(第3の局部発振信号)を混合した信号とを加算し、I信号およびQ0信号の周波数fi(第1の周波数)と、局部発振信号L2およびL3の周波数2fi(第2の周波数)との差である周波数fi(中間周波数)を有するIF信号を出力する。また、混合部9から出力されるIF信号は、IF増幅部13によって増幅されたうえで、復調部14において低周波のAF(Audio Frequency:可聴周波数)信号に変換される。そして、当該AF信号は、低周波増幅部15によって増幅されたうえで、スピーカ16から音声として出力される。
混合部4に入力される実際のRF信号には、アンテナ1および高周波増幅部2の周波数特性に従って、所望信号H1の周囲の周波数成分も含まれるが、IF増幅部13および復調部14をIF信号の中間周波数fiに同調させることによって、周波数f1(=fL−fi)を有する所望信号H1に含まれる情報を選択的にAF信号に変換することができる。しかしながら、RF信号に周波数f2(=fL+fi)の成分が含まれていると、当該周波数f2も局部発振信号L1の周波数fLにより中間周波数fiを生成し得るため、混信の原因となる。
以下、周波数f2を有するRF信号をイメージ信号H2と称することとし、イメージ信号H2の振幅および角周波数を、それぞれBおよびω2(=2π×f2)とすると、イメージ信号H2は、
H2=B・sin(ω2・t)
と表すことができる。したがって、所望信号H1の場合と同様に計算すると、イメージ信号H2に対するI信号およびQ1信号は、それぞれ
I=H2×L1s=(B/2)・cos(ωi・t)、
Q1=Q0=H2×L1c=(B/2)・sin(ωi・t)
となる。また、前述したように、LPFまたはBPFとして構成されるフィルタ93は、加算部92の出力信号に含まれる和の周波数成分を遮断するため、イメージ信号H2に対するIF信号は、
IF=I×L2+Q1×L3
=(B/2)・[sin(2ωi・t)×cos(ωi・t)]
+(B/2)・[cos(2ωi・t)×sin(ωi・t)]
=(B/2)・sin(3ωi・t)
=0
となり、イメージ信号H2は除去される。
このようにして、I信号およびQ0信号の振幅が等しく、位相が直交する場合、混合部4に入力されるRF信号のうち所望信号H1は、中間周波数fiを有するIF信号に変換されるが、イメージ信号H2は除去され、混信を防止することができる。
次に、利得ズレおよび位相ズレがイメージ信号H2の除去に与える影響について説明する。
例えば、L1c信号の位相がL1s信号に対してπ/2+θ(|θ|≪0.5)進んでいる場合、L1s信号およびL1c信号は、それぞれ
L1s=sin(ωL・t)、
L1c=cos(ωL・t+θ)
と表すことができる。また、例えば、フィルタ44の利得がフィルタ42に対してp倍(p≒1)である場合、イメージ信号H2に対するI信号およびQ1信号は、それぞれ
I=H2×L1s=(B/2)・cos(ωi・t)、
Q1=Q0=p×H2×L1c=(B/2)・p・sin(ωi・t−θ)
となり、Q1信号の振幅は、I信号に対してp倍であり、Q1信号の位相は、I信号に対してπ/2+θ遅れている。したがって、イメージ信号H2に対するIF信号は、
IF=I×L2+Q1×L3
=(B/2)・[sin(2ωi・t)×cos(ωi・t)]
+(B/2)・p・[cos(2ωi・t)×sin(ωi・t−θ)]
=(B/4)・sin(ωi・t)−(B/4)・p・sin(ωi・t+θ)
=(B/4)・(1−p・cosθ)・sin(ωi・t)
−(B/4)・(p・sinθ)・cos(ωi・t)
となる。ここで、一例として、θ=2π/360(=1°)、p=0.98(≒−0.2dB)とすると、
IF≒(B/200)・[sin(ωi・t)−cos(ωi・t)]
≒(B/140)・sin(ωi・t−π/4)
となる。この場合、所望信号H1の振幅Aおよびイメージ信号H2の振幅Bが等しいものとすると、イメージ信号H2に対するIF信号の振幅は、所望信号H1の場合の約1/70(≒−37dB)となる。さらに、例えば図3に示すように、10.7MHzの中間周波数fiを用いる一般的なFMラジオ受信装置では、アンテナ1および高周波増幅部2は、FMラジオ帯域外のイメージ信号H2を減衰させたうえで混合部4に入力するため、イメージ信号H2による混信をある程度抑制することができる。
しかしながら、イメージ信号H2の振幅Bが所望信号H1の振幅Aよりはるかに大きく、イメージ信号H2に対するIF信号の振幅が所望信号H1に対するIF信号の振幅より大きくなると、混信が生じ得る。また、例えば図4に示すように、数百kHz程度の中間周波数fiを用いるローIF方式のFMラジオ受信装置では、イメージ信号H2の周波数f2がFMラジオ帯域内となり、アンテナ1および高周波増幅部2がイメージ信号H2を減衰させることは困難である。したがって、このような場合にもイメージ信号H2を確実に除去するためには、利得ズレおよび位相ズレを防止または補正する必要がある。以下、利得ズレおよび位相ズレを補正し、イメージ信号を確実に除去するための動作について説明する。
前述したように、振幅・位相制御部8は、I信号およびQ1信号の振幅差に応じて、振幅制御信号LCを乗算部7に入力する。ここで、Q0信号の振幅がI信号に対してp倍である場合、乗算部7には、例えばQ1信号のQ0信号に対する利得が1/p倍となるようなデジタル信号が振幅制御信号LCとして入力され、イメージ信号H2に対するI信号およびQ1信号は、それぞれ
I=H2×L1s=(B/2)・cos(ωi・t)、
Q1=(1/p)×Q0=H2×L1c=(B/2)・sin(ωi・t−θ)
となるため、I信号およびQ1信号の振幅が等しくなり、定常状態となる。また、前述したように、振幅・位相制御部8は、I信号およびQ1信号の位相差に応じて、局部発振信号L2およびL3を、それぞれ乗算部90および91に入力する。ここで、Q1信号の位相がI信号に対してπ/2+θ進んでいる場合、例えば位相が局部発振信号L2に対してπ/2−θ進んでいる局部発振信号L3を入力することとなり、局部発振信号L2およびL3は、それぞれ
L2=sin(2ωi・t)、
L3=cos(2ωi・t−θ)
と表すことができる。したがって、イメージ信号H2に対するIF信号は、
IF=I×L2+Q1×L3
=(B/2)・[sin(2ωi・t)×cos(ωi・t)]
+(B/2)・[cos(2ωi・t−θ)×sin(ωi・t−θ)]
=(B/4)・sin(3ωi・t)+(B/4)・sin(3ωi・t−2θ)
=0
となり、イメージ信号H2は除去される。一方、所望信号H1に対して同様に計算すると、所望信号H1に対するIF信号は、
IF=I×L2+Q1×L3
=(A/2)・[sin(2ωi・t)×cos(ωi・t)]
−(A/2)・[cos(2ωi・t−θ)×sin(ωi・t+θ)]
=(A/4)・sin(ωi・t)+(A/4)・sin(ωi・t−2θ)
=(A/4)・(1+cos2θ)・sin(ωi・t)
−(A/4)・sin2θ・cos(ωi・t)
となる。ここで、|2θ|≪1であるので、
IF≒(A/2)・sin(ωi・t)
となり、所望信号H1は、I信号およびQ0信号の振幅が等しく、位相が直交する場合と略同じIF信号に変換される。
このようにして、振幅・位相制御部8が振幅制御信号LC、および局部発振信号L2、L3を出力し、利得ズレおよび位相ズレを補正することによって、RF信号のうち所望信号H1は、中間周波数fiを有するIF信号に変換されるが、イメージ信号H2は除去され、混信を防止することができる。
===振幅制御部の構成および動作===
前述したように、利得ズレが生じ、I信号およびQ0信号の振幅が異なる場合、振幅・位相制御部8は、I信号およびQ1信号の振幅差に応じて、振幅制御信号LCを乗算部7に入力し、利得ズレを補正する。以下、振幅・位相制御部8のうち振幅制御信号LCを出力する部分と、乗算部7を合わせて振幅制御部と称することとし、図2を参照して、本発明の一実施形態における振幅制御部の構成について説明する。なお、利得ズレを補正するための振幅制御部は、本実施形態では、図2において長破線で囲まれた、乗算部7、および振幅・位相制御部8の振幅補正部80によって構成されている。
振幅補正部80は、本実施形態では、例えばレベル検出部800、801、減算部802、係数設定部803、乗算部804、加算部805、および遅延部806で構成されている。I信号およびQ1信号は、それぞれレベル検出部800および801に入力され、レベル検出部800および801の出力値は、ともに減算部802に入力されている。また、減算部802の出力値は、係数設定部803の出力値とともに乗算部804に入力され、乗算部804の出力値は、加算部805に入力されている。そして、加算部805の出力値は、遅延部806に入力され、遅延部806の出力値は、振幅制御信号LCとして乗算部7に入力されるとともに、加算部805に帰還されている。
次に、本実施形態における振幅制御部の動作について説明する。
振幅補正部80のレベル検出部800は、例えば、入力されるI信号の1周期(=1/fi)における最大値および最小値を検出し、I信号の振幅の2倍に相当する当該最大値および最小値の差を出力する。同様に、レベル検出部801は、Q1信号の1周期における最大値および最小値の差を出力する。また、減算部802は、レベル検出部800および801の出力値の差を出力し、乗算部804は、減算部802の出力値に、係数設定部803において設定される所定の係数を乗算した値を出力する。ここで、レベル検出部800および801の出力値をそれぞれLiおよびLqとし、係数設定部803において設定される係数をkとすると、減算部802がLi−Lqを出力する場合にはk>0であり、減算部802がLq−Liを出力する場合にはk<0である。そして、加算部805は、遅延部806を介して帰還される加算部805自体の出力値に、乗算部804の出力値を順次加算することによって、Lq<Liの間は遅延部806から出力される振幅制御信号LCの値を増加させ、Lq>Liの間は振幅制御信号LCの値を減少させ、Q0信号および振幅制御信号LCを乗算したQ1信号の振幅を、I信号の振幅と等しくなるようにする。したがって、前述したように、Q0信号の振幅がI信号に対してp倍である場合、Q1信号のQ0信号に対する利得が1/p倍となるような振幅制御信号LCが乗算部7に入力された状態で、Lq=Liとなり、減算部802の出力値が0となるため、振幅制御信号LCの値が一定に保たれ、定常状態となる。なお、|k|を大きく設定した場合には、振幅制御信号LCの値は速く変化し、|k|を小さく設定した場合には、振幅制御信号LCの値は遅く変化する。
このようにして、振幅制御部は、I信号およびQ1信号(第1および第2の混合信号)の振幅差に応じた振幅制御信号LCによって、Q1信号の振幅を制御する。
===位相制御部の構成および動作===
前述したように、位相ズレが生じ、I信号およびQ0信号の位相が直交しない場合、振幅・位相制御部8は、I信号およびQ1信号の位相差に応じて、局部発振信号L2およびL3を、それぞれ乗算部90および91に入力し、位相ズレを補正する。以下、振幅・位相制御部8のうち局部発振信号L2およびL3を出力する部分を位相制御部と称することとし、図2を参照して、本発明の一実施形態における位相制御部の構成について説明する。なお、位相ズレを補正するための位相制御部は、本実施形態では、図2において一点鎖線で囲まれた、振幅・位相制御部8の位相補正部81および第2のLO82によって構成されている。
位相補正部81は、本実施形態では、例えば乗算部810、増幅部811、814、加算部812、および遅延部813で構成されている。I信号およびQ1信号は、ともに乗算部810に入力され、乗算部810の出力値は、増幅部811を介して加算部812に入力されている。また、加算部812の出力値は、位相補正部81の出力値としてLO82に入力されるとともに、遅延部813および増幅部814を介して加算部812に帰還されている。
LO82は、本実施形態では、例えば係数設定部820、加算部821、826、遅延部822、増幅部823、825、827、sinテーブル824、およびcosテーブル828で構成されている。係数設定部820の出力値は、加算部821に入力され、加算部821の出力値は、遅延部822に入力されている。また、遅延部822の出力値は、増幅部823を介してsinテーブル824に入力されるとともに、加算部821に帰還されている。さらに、遅延部822の出力値は、増幅部825を介して入力される位相補正部81の出力値とともに、加算部826に入力され、加算部826の出力値は、増幅部827を介してcosテーブル828に入力されている。そして、sinテーブル824およびcosテーブル828の出力値は、それぞれ局部発振信号L2およびL3として混合部9に入力されている。
次に、本実施形態における位相制御部の動作について説明する。
位相補正部81の乗算部810は、入力されるI信号およびQ1信号を乗算した値を出力する。また、加算部812は、遅延部813および増幅部814を介して帰還される加算部812自体の出力値に、増幅部811介して入力される乗算部810の出力値を順次加算し、LO82に入力する。ここで、例えば、増幅部811および814の利得をそれぞれaおよび1−aとすると、図2において短破線で囲まれた、増幅部811、814、加算部812、および遅延部813は、全体として、乗算部810の出力値を利得1で積分する一次の積分(低域通過)フィルタとして機能する。したがって、I信号およびQ1信号の位相差がπ/2+θである場合、振幅制御部によって利得ズレが補正されたI信号およびQ1信号を、それぞれ
I=(Li/2)・cos(ωi・t)、
Q1=(Li/2)・cos[ωi・t±(π/2+θ)]
と表すこととすると、位相補正部81の出力値は、
I×Q1=(Li/8)・cos[±(π/2+θ)]
=−(Li/8)・sinθ
となる。ここで、|θ|≪0.5であるので、
I×Q1≒−(Li/8)・θ
となり、位相補正部81の出力値は、I信号およびQ1信号の位相差のπ/2からの位相ズレθに略比例し、逆符号となる。
LO82の加算部821は、遅延部822を介して帰還される加算部821自体の出力値に、係数設定部820において設定される所定の係数を順次加算することによって、遅延部822の出力値を次第に増加させる。なお、係数設定部820において設定される係数は、LO82におけるサンプリング周波数に対する局部発振信号L2およびL3の周波数2fiの比である。したがって、sinテーブル824は、利得2πの増幅部823を介して入力される遅延部822の出力値をsin波に変換し、周波数2fiを有する局部発振信号L2として出力する。また、加算部826は、遅延部822の出力値に、増幅部825を介して入力される位相補正部81の出力値を加算した値を出力する。したがって、cosテーブル828は、利得2πの増幅部827を介して入力される加算部826の出力値をcos波に変換し、周波数2fiを有する局部発振信号L3として出力する。ここで、例えば、増幅部825の利得を8/Liとすると、増幅部825の出力値は、
I×Q1×(8/Li)=−θ
となるため、局部発振信号L3の位相は、局部発振信号L2に対してπ/2−θ進んでいることとなり、局部発振信号L2およびL3は、それぞれ
L2=sin(2ωi・t)、
L3=cos(2ωi・t−θ)
と表すことができる。
このようにして、位相制御部は、周波数2fi(第2の周波数)を有し、π(=180°)からI信号およびQ1信号(第1および第2の混合信号)の位相差π/2+θを減算した、位相差π/2−θを有する局部発振信号L2およびL3(第2および第3の局部発振信号)を出力する。
前述したように、図1および図2に一部を示した受信装置において、I信号およびQ1信号の位相差に応じた位相差を有する局部発振信号L2およびL3を位相制御部から出力し、I信号および局部発振信号L2を混合した信号と、Q1信号および局部発振信号L3を混合した信号とを加算し、中間周波数fiを有するIF信号を混合部9から出力することにより、位相ズレが補正され、イメージ信号H2による混信を抑制し、所望信号H1を受信することができる。
また、振幅制御部においてI信号およびQ1信号の振幅差に応じた振幅制御信号LCによってQ1信号の振幅を制御することにより、さらに利得ズレが補正され、イメージ信号H2による混信を防止し、所望信号H1を受信することができる。
また、I信号およびQ0信号をデジタル信号に変換することにより、振幅制御部、位相制御部、および混合部9においてデジタル信号処理をし、高精度に利得ズレおよび位相ズレを補正し、イメージ信号H2を確実に除去することができる。
また、局部発振信号L2およびL3の位相差を、180°からI信号およびQ1信号の位相差を減算した値とすることにより、所望信号H1をほとんど変化させることなく位相ズレを補正し、イメージ信号H2を確実に除去することができる。
なお、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
上記実施形態では、図3および図4に示したように、局部発振信号L1の周波数fLが所望信号H1の周波数f1より高い上側ヘテロダイン方式の受信装置となっているが、これに限定されるものではない。周波数fLが周波数f1より低い下側ヘテロダイン方式の受信装置の場合も、同様に利得ズレおよび位相ズレを補正し、イメージ信号H2を除去することができる。
上記実施形態では、図1に示したように、混合部4から出力されるI信号およびQ0信号は、それぞれADC5および6によってデジタル信号に変換され、以降デジタル信号処理をされる構成となっているが、これに限定されるものではない。例えば図5に示すように、混合部9から出力されるIF信号をADC10によってデジタル信号に変換し、以降デジタル信号処理をする構成としてもよい。図1のような構成は、振幅制御部、位相制御部、および混合部9においてデジタル信号処理をし、高精度に利得ズレおよび位相ズレを補正することができるなどの利点があり、図5のような構成は、消費電流の観点から、用いるADCが1つで済むなどの利点がある。
上記実施形態では、ADC5によってデジタル信号に変換されたI信号は、混合部9の乗算部90に直接入力され、ADC6によってデジタル信号に変換されたQ0信号は、乗算部7に直接入力されているが、これに限定されるものではない。上記実施形態において、周波数f3(=fL−3fi)を有するRF信号を第2イメージ信号H3と称することとし、第2イメージ信号H3の振幅および角周波数を、それぞれCおよびω3(=2π×f3)とし、以下、所望信号H1の場合と同様に計算すると、
H3=C・sin(ω3・t)
I=H3×L1s=(C/2)・cos(3ωi・t)
Q1=Q0=H3×L1c=−(C/2)・sin(3ωi・t)
IF=I×L2+Q1×L3
=(C/2)・[cos(3ωi・t)×sin(2ωi・t)]
−(C/2)・[sin(3ωi・t)×cos(2ωi・t)]
=−(C/2)・sin(ωi・t)
となり、第2イメージ信号H3は、混合部9によって除去されず、IF信号に混入する。そのため、ADC5および6の後段に、3fiの周波数成分を遮断するフィルタ93と同様のフィルタを挿入し、第2イメージ信号H3も除去することが望ましい。また、混合部4のフィルタ42および44によって、3fiの周波数成分を遮断する構成とすることもできる。
上記実施形態では、I信号およびQ0信号の周波数は、中間周波数fiと同じ周波数なっているが、これに限定されるものではない。I信号およびQ0信号の周波数は、局部発振信号L2およびL3の周波数との差が中間周波数fiであるとの条件下で、局部発振信号L1の周波数fLを変更することによって、変更することができる。この場合、I信号およびQ0信号の周波数が高くなるように周波数fLを設定すると、所望信号H1およびイメージ信号H2の周波数差が大きくなるため、イメージ信号H2をアンテナ1および高周波増幅部2によって大きく減衰させたうえで混合部4に入力することができる。また、I信号およびQ0信号の周波数が低くなるように周波数fLを設定すると、加算部92の出力信号に含まれる和の周波数成分および差の周波数成分の周波数差が一定であるため、和の周波数成分をフィルタ93によって遮断し易くなる。さらに、I信号およびQ0信号の周波数が低くなるように周波数fLを設定すると、ADC5および6におけるアナログ・デジタル変換、および以降のデジタル信号処理による消費電流を抑えることもできる。なお、I信号およびQ0信号が直流に近くなると、フリッカノイズ(1/fノイズ)の影響が問題となる場合もあるため、I信号およびQ0信号の周波数は、コーナー周波数以上であることが望ましい。
本発明の一実施形態における受信装置の構成の一部を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における振幅制御部および位相制御部の構成を示すブロック図である。 一般的なFMラジオ受信装置における所望信号およびイメージ信号の周波数と中間周波数の関係の一例を示す模式図である。 ローIF方式のFMラジオ受信装置における所望信号およびイメージ信号の周波数と中間周波数の関係の一例を示す模式図である。 本発明の受信装置の他の構成例の一部を示すブロック図である。 一般的なスーパーヘテロダイン方式の受信装置の構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 高周波増幅部
3、11 LO(局部発振部)
4、9、12 混合部
5、6、10 ADC(アナログ・デジタル変換部)
7 乗算部
8 振幅・位相制御部
13 IF増幅部
14 復調部
15 低周波増幅部
16 スピーカ
40 移相器
41、43 混合器
42、44 フィルタ
80 振幅補正部
81 位相補正部
82 LO(局部発振部)
90、91 乗算部
92 加算部
93 フィルタ
800、801 レベル検出部
802 減算部
803 係数設定部
804 乗算部
805 加算部
806 遅延部
810 乗算部
811、814 増幅部
812 加算部
813 遅延部
820 係数設定部
821、826 加算部
822 遅延部
823、825、827 増幅部
824 sinテーブル
828 cosテーブル

Claims (4)

  1. 受信信号および第1の局部発振信号の周波数差である第1の周波数を有し、互いに位相が略直交する第1および第2の混合信号を出力する第1の混合部と、
    第2の周波数を有し、前記第1および第2の混合信号の位相差に応じた位相差を有する第2および第3の局部発振信号を出力する位相制御部と、
    前記第1の混合信号および前記第2の局部発振信号を混合した信号と、前記第2の混合信号および前記第3の局部発振信号を混合した信号とを加算し、前記第1および第2の周波数の差である中間周波数を有する中間周波信号を出力する第2の混合部と、
    を有することを特徴とする受信装置。
  2. 前記第1および第2の混合信号の振幅差に応じた電圧を有する振幅制御信号によって、前記第2の混合信号の振幅を制御する振幅制御部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記第1および第2の混合信号は、デジタル信号であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記第2および第3の局部発振信号の位相差は、180°から前記第1および第2の混合信号の位相差を減算した値であることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の受信装置。
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