JP2008187314A - イメージ除去型受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無線通信波を受信復調する際に、回路において生じる位相偏差や利得偏差によるイメージ除去効果の劣化を抑制することができ、また、回路規模の増大を抑制することができるイメージ除去型受信装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 周波数変換部1は、受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を出力する。A/D変換部2によりA/Dした変換後、補正回路部3により、中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をこれらの信号の利得偏差と位相偏差に基づく補正係数により補正する。補正後のIチャネル信号及び補正Qチャネル信号をイメージ除去回路部4に入力し、イメージ除去して出力する。補正回路部3により補正したことで、Iチャネル及びQチャネル間の利得偏差と位相偏差によるイメージ除去効果の劣化を抑制することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、無線通信波を受信復調する際に、直交検波されたベースバンド信号に重畳するイメージ成分を除去するイメージ除去受信装置に関するものである。
無線通信波を受信する受信装置には、従来、周波数選択度の高いスーパーへテロダイン方式が採用されていたが、装置の小型化に伴って、ミキサを用いたイメージ除去方式の受信装置が多く開発されるに至っている。例えば、特許文献1には、イメージ除去方式を採用した従来の受信装置が記載されている。この特許文献1によれば、従来の受信装置は、受信信号を周波数変換して直交するIチャネル信号及びQチャネル信号を生成し、これらの信号を更に周波数変換し、直交成分をIチャネル信号及びQチャネル信号から除去することによってイメージ成分が除去される。また、従来の受信装置は、受信信号を周波数変換して直交成分を得るために局発信号を90°移相する移相器を設けるが、この移相器で生じる位相偏差を補正するために、制御回路を設けて移相器の設定移相量を調整するものである。
特開2000−115265
従来のイメージ除去型受信装置は、上記のように移相器で生じる位相偏差を補正することができるが、このために受信装置内の各移相器の設定位相を可変化し、設定量を変更するための回路を必要とするため、回路規模が増加するという問題点があった。この問題点は、特に、受信信号から中間周波数帯へ周波数変換する第1段目の周波数変換部分における移相器がアナログ回路系であり、この移相量を可変し、設定移相量調整のためのアナログ制御回路を要するところに、顕著になる。また、従来のイメージ除去型受信装置は、利得偏差に対する調整を可能としているが、Iチャネル信号、Qチャネル信号及びこれらの直交成分に対してそれぞれゲイン調整するための回路を設けているため、回路規模が増大するという問題点もあった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、回路において生じる位相偏差や利得偏差によるイメージ除去効果の劣化を抑制することができ、また、回路規模の増大を抑制することができるイメージ除去型受信装置を得ることを目的とする。
請求項1の発明に係るイメージ除去型受信装置は、受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を出力する周波数変換部と、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をこれらの信号の利得偏差と位相偏差に基づく補正係数により補正し、補正Iチャネル信号及び補正Qチャネル信号を生成する補正回路部と、上記補正Iチャネル信号及び上記補正Qチャネル信号を局発信号により周波数変換して、ベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号と、ベースバンドのIチャネル直交成分及びQチャネル直交成分とを生成し、上記ベースバンドのIチャネル信号を上記Qチャネル直交成分によりイメージ除去し、上記ベースバンドのQチャネル信号を上記Iチャネル直交成分によりイメージ除去して出力するイメージ除去回路部とを備えたものである。
請求項2の発明に係るイメージ除去型受信装置は、請求項1の発明に係るイメージ除去型受信装置において、上記周波数変換部は、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の高周波成分を取り除く低域通過フィルタを介して出力するものである。
請求項3の発明に係るイメージ除去型受信装置は、請求項1又は請求項2の発明に係るイメージ除去型受信装置において、さらに、上記周波数変換部が出力する上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をA/D変換して出力するA/D変換部を備えたものである。
請求項4の発明に係るイメージ除去型受信装置は、受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を生成し、これらの信号を利得制御して出力する周波数変換部と、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をこれらの信号の位相偏差に基づく補正係数により補正し、補正Iチャネル信号及び補正Qチャネル信号を生成する補正回路部と、上記補正Iチャネル信号及び上記補正Qチャネル信号を局発信号により周波数変換して、ベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号と、ベースバンドのIチャネル直交成分及びQチャネル直交成分とを生成し、上記ベースバンドのIチャネル信号を上記Qチャネル直交成分によりイメージ除去し、上記ベースバンドのQチャネル信号を上記Iチャネル直交成分によりイメージ除去して出力するイメージ除去回路部とを備えたものである。
請求項5の発明に係るイメージ除去型受信装置は、請求項4の発明に係るイメージ除去型受信装置において、上記周波数変換部は、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の高周波成分を取り除く低域通過フィルタを介して出力するものである。
請求項6の発明に係るイメージ除去型受信装置は、請求項4又は請求項5に記載のイメージ除去型受信装置において、さらに、上記周波数変換部が出力する上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をA/D変換して出力するA/D変換部を備えたものである。
請求項1乃至請求項3に記載の発明によれば、中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をこれらの信号の利得偏差と位相偏差に基づく補正係数により補正してイメージ除去するので、回路において生じる位相偏差や利得偏差をイメージ除去効果の劣化を抑制することができる。
請求項4乃至請求項6に記載の発明によれば、中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を利得制御して出力し、これらの信号の位相偏差に基づく補正係数により補正してイメージ除去するので、回路において生じる位相偏差や利得偏差をイメージ除去効果の劣化を抑制するとともに、補正係数を演算する演算回路を簡易化することができる。
実施の形態1
この発明の実施の形態1に係るイメージ除去型受信装置を図1乃至図3を用いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係るイメージ除去型受信装置の構成を表す構成図である。図1において、1はRF帯の受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を生成する周波数変換部、2は中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をデジタル変換するA/D変換部、3はIチャネル信号及びQチャネル信号から位相偏差及び利得偏差に基づく補正係数を演算し、得られた補正係数に基づきIチャネル信号及びQチャネル信号を補正する補正回路部、4は中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を周波数変換し、イメージ成分を除去してベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号を出力するイメージ除去回路部である。周波数変換部1において、5は局発信号を発振し出力する発振器、6はπ/2移相器、7は受信信号と発振器5からの局発信号とをミキシングするミキサ、8はミキサ7の出力から高周波成分を取り除く低域通過フィルタ、9は受信信号とπ/2移相された発振器5からの局発信号とをミキシングするミキサ、10はミキサ9の出力から高周波成分を取り除く低域通過フィルタである。A/D変換部2において、11はIチャネル信号をデジタル変換するA/D変換器、12はQチャネル信号をデジタル変換するA/D変換器である。このA/D変換部2によりデジタル化された中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をI’(t)及びQ’(t)と表記する。
補正回路部3において、13はI’(t)とQ’(t)との利得偏差及び位相偏差に基づく補正係数を演算する補正係数演算回路であり、14はI’(t)に補正係数演算回路13により演算した第1の補正係数を乗算する乗算器、15はI’(t)に補正係数演算回路13により演算した第2の補正係数を乗算する乗算器、16はQ’(t)と乗算器15の出力を加算する加算器である。乗算器14によりI’(t)は第1の補正係数により補正されており、乗算器14の出力を補正Iチャネル信号と呼び、I”(t)と表記する。また、加算器16によりQ’(t)は第2の補正係数に基づいて補正されており、加算器16の出力を補正Qチャネル信号と呼び、Q”(t)と表記する。
イメージ除去回路部4において、17は局発信号を発振し出力する発振器、18は補正Iチャネル信号と発振器17からの局発信号とをミキシングしてベースバンドへ低周波変換するミキサ、19は補正Qチャネル信号と発振器17からの局発信号とをミキシングしてベースバンドへ低周波変換するミキサである。また、20はπ/2移相器、21は補正Iチャネル信号とπ/2移相された発振器17からの局発信号とをミキシングし、ベースバンドのIチャネル直交成分を出力するミキサ、22は補正Qチャネル信号とπ/2移相された発振器17からの局発信号とをミキシングし、ベースバンドのQチャネル直交成分を出力するミキサである。23はミキサ18が出力するベースバンドのIチャネル信号にミキサ22が出力するQチャネル直交成分を加算(マイナス加算)する加算器であり、24は加算器23出力から高周波成分を除去する低域通過フィルタである。25はミキサ19が出力するベースバンドのQチャネル信号にミキサ21が出力するIチャネル直交成分を加算する加算器であり、26は加算器25出力から高周波成分を除去する低域通過フィルタである。低域通過フィルタ24の出力はイメージ成分が除去されたベースバンドのIチャネル信号であり、これをI(t)と表記する。また、低域通過フィルタ26の出力はイメージ成分が除去されたベースバンドのQチャネル信号であり、これをQ(t)と表記する。
次に、実施の形態1に係るイメージ除去型受信装置の動作について説明する。通常、無線通信波は極めて高い周波数であるため、受信したRF帯の受信信号を直接デジタル化して信号処理することはできず、アナログ回路により低周波変換した後にデジタル信号処理を行う。低周波変換部1内の発振器5、π/2移相器6、ミキサ7、ミキサ9、低域通過フィルタ8、及び低域通過フィルタ10はアナログ部品で構成されるため、部品の性能ばらつき、温度偏差等があり、理論値通りには動作しないものである。特に、イメージ除去型受信装置では、π/2移相器6の位相偏差や、ミキサ7、ミキサ9、低域通過フィルタ8及び低域通過フィルタ10の利得ばらつきによって、イメージ成分の除去機能が低下してしまう。A/D変換部2内のA/D変換器11及びA/D変換器12の以降は、デジタルでの信号処理を行うことができるので、部品による性能ばらつき、温度偏差は発生しにくい。したがって、アナログ回路部分である周波数変換部1で発生する位相偏差及び利得偏差を補正回路部3で補正するようにする。補正回路部3では、位相偏差θ、利得偏差Gに基づく補正係数を演算し、I’(t)に第1の補正係数Gcosθを乗じ、Q’(t)には、I’(t)に第2の補正係数Gsinθを乗じたものを加算する。
次に、補正回路部3の処理により位相偏差および利得偏差を補正する原理を説明する。発振器5、発振器17の発振角周波数をそれぞれω、ωとすると、各発振器の出力はそれぞれcos(ωt)、cos(ωt)と表すことができる。また、π/2移相器6の移相量をπ/2+θとして位相偏差θが生じているものとし、I’(t)の処理経路とQ’(t)の処理経路に利得偏差が存在し、I’(t)の処理経路における利得に対するQ’(t)の処理経路における利得の偏差をGとする。
まず、受信信号の成分のうち所望波をcos(ωt+ωt+ωt)とすると、所望波はミキサ7、ミキサ9の出力において、それぞれ、次式により表すことができる。
Figure 2008187314
この信号の角周波数ωより高い成分を低域通過フィルタ8及び低域通過フィルタ10によって阻止し、利得偏差Gを乗じて、A/D変換器11及びA/D変換器12の出力I’(t)、Q’(t)を求めると次式のように表すことができる。
Figure 2008187314
補正回路部3による利得偏差及び位相偏差の補正を行わずに、A/D変換部2からイメージ除去回路部4へ各チャネル信号が入力される場合には、さらに後段のミキサ、加算器、低域通過フィルタを通過した後、本装置の出力I(t),Q(t)は、以下の通りとなる。
Figure 2008187314
次に、受信信号の成分のうち、抑圧すべきイメージ成分をcos(ωt―ωt―ωt)と表した場合、この成分はA/D変換器11及びA/D変換器12の出力に次式による信号として現れる。
Figure 2008187314
このイメージ成分は、補正回路部3による利得偏差及び位相偏差の補正を行わない場合には、本装置での出力I(t),Q(t)において、次式の通りとなる。
Figure 2008187314
所望波成分とイメージ成分の電力比IRR(Image Rejection Rate)は、以下の式で表すことができる。
Figure 2008187314
図2は、式(11)による所望波成分とイメージ成分の電力比IRRを表すグラフである。図2のように、電力比IRRは、利得偏差Gが大きく、位相偏差が大きくなると低下することがわかる。
そこで、IRRを向上させるため、I’(t)、Q’(t)に次式で表す一次変換を行い、位相偏差θおよび利得偏差Gを補正する。ここで、Gcosθは第1の補正係数であり、Gsinθは第2の補正係数である。
Figure 2008187314
上記の式(3)及び(4)によって表される所望波成分I’(t)、Q’(t)に対して、上記の式(12)による演算を行うと、所望波成分のI”(t)、Q”(t)は、次式のとおりとなる。
Figure 2008187314
この所望波成分について補正されたI”(t)及びQ”(t)を用いれば、所望波成分の本装置での出力I(t)及びQ(t)は、以下の通りとなる。
Figure 2008187314
次に、上記の式(7)及び(8)で表されるイメージ成分I’(t)、Q’(t)に対して、上記の式(12)による演算を行うと、イメージ成分のI”(t)、Q”(t)は、次式のとおりとなる。
Figure 2008187314
このイメージ成分について補正されたI”(t)及びQ”(t)を用いれば、イメージ成分の本装置での出力I(t)及びQ(t)は、以下の通りとなる。
Figure 2008187314
式(19)及び式(20)に示すように、上記の式(12)による変換を施すことによって本装置の出力I(t)及びQ(t)においてイメージ成分が除去されるので、位相偏差および利得偏差により劣化するイメージ抑圧量を改善することができる。
次に、上記の式(12)による変換に用いる第1の補正係数と第2の補正係数の演算について説明する。図3は、補正係数演算回路13の構成の一例を示す構成図である。振幅演算装置27,28でそれぞれI’(t)、Q’(t)の振幅値を演算する。演算方法としては、(最大値―最小値)を求める方法や、自乗平均と単純平均から計算できる分散から振幅値を求める方法がある。利得偏差Gは、Q’(t)の振幅値から、I’(t)の振幅値を除することで求める。即ち、逆数演算器29によりI’(t)の逆数を求め、Q’(t)との積を乗算器30により演算する。位相偏差θに対するsinθは、乗算器31で利得補正したI’(t)信号とQ’(t)信号を乗算器32で乗算し、得られた積の直流成分を平均化装置33で取り出すことにより得られる。また、変換器34により、cosθは、sinθから計算できる。ここで、θが−π/2〜π/2の範囲にある場合はsinθから一意にcosθを求めることが可能である。乗算器35により第1の補正係数であるGcosθを、乗算器36により第2の補正係数であるGsinθが演算される。この補正回路部3における第1及び第2の補正係数の演算や、I’(t)及びQ’(t)を補正するための乗算器14、乗算器15及び加算器16での演算は、A/D変換部2の後の演算となるので、デジタル処理が可能である。
実施の形態2
実施の形態2においては、利得偏差分の補正をアナログ回路系に実装されるるAGC(Auto Gain Controller)回路で行い、位相偏差分の補正を補正回路部で行う。図4はこの発明の実施の形態2に係るイメージ除去型受信装置の構成を表す構成図である。図4において、37及び38はAGC回路であり、I’(t)およびQ’(t)の各信号ラインのレベルを一定に保つことで利得偏差を吸収する。図4において図1と同一の符号を付した回路は、図1におけるそれらの回路と同一又は相当する回路を表す。補正係数演算回路13は、位相偏差θに対する補正係数を演算すればよい。図5は実施の形態2における補正係数演算回路13の構成の一例を示す構成図である。図5において図3と同一の符号を付した回路は、図3におけるそれらの回路と同一又は相当する回路を表しており、利得偏差を演算する必要がないため、構成を簡易化することができる。即ち、位相偏差θに対するsinθは、I’(t)信号とQ’(t)信号を乗算器32で乗算し、得られた積の直流成分を平均化装置33で取り出すことにより得られる。また、変換器34により、cosθはsinθから計算できる。利得偏差分を加味しないので、第1の補正係数であるcosθと、第2の補正係数であるsinθを補正係数演算回路13から出力し、補正回路部3においてI’(t)信号とQ’(t)信号を補正する。
この発明の実施の形態1に係るイメージ除去型受信装置の構成を表す構成図である。 所望波成分とイメージ成分の電力比IRRを表すグラフである。 補正係数演算回路の構成の一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態2に係るイメージ除去型受信装置の構成を表す構成図である。 補正係数演算回路の構成の一例を示す構成図である。
符号の説明
1 周波数変換部
2 A/D変換部
3 補正回路部
4 イメージ除去回路部
8、10 低域通過フィルタ

Claims (6)

  1. 受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を出力する周波数変換部と、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をこれらの信号の利得偏差と位相偏差に基づく補正係数により補正し、補正Iチャネル信号及び補正Qチャネル信号を生成する補正回路部と、上記補正Iチャネル信号及び上記補正Qチャネル信号を局発信号により周波数変換して、ベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号と、ベースバンドのIチャネル直交成分及びQチャネル直交成分とを生成し、上記ベースバンドのIチャネル信号を上記Qチャネル直交成分によりイメージ除去し、上記ベースバンドのQチャネル信号を上記Iチャネル直交成分によりイメージ除去して出力するイメージ除去回路部とを備えたことを特徴とするイメージ除去型受信装置。
  2. 上記周波数変換部は、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の高周波成分を取り除く低域通過フィルタを介して出力することを特徴とする請求項1に記載のイメージ除去型受信装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のイメージ除去型受信装置において、さらに、上記周波数変換部が出力する上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をA/D変換して出力するA/D変換部を備えたことを特徴とするイメージ除去型受信装置。
  4. 受信信号を周波数変換して直交する中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号を生成し、これらの信号を利得制御して出力する周波数変換部と、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をこれらの信号の位相偏差に基づく補正係数により補正し、補正Iチャネル信号及び補正Qチャネル信号を生成する補正回路部と、上記補正Iチャネル信号及び上記補正Qチャネル信号を局発信号により周波数変換して、ベースバンドのIチャネル信号及びQチャネル信号と、ベースバンドのIチャネル直交成分及びQチャネル直交成分とを生成し、上記ベースバンドのIチャネル信号を上記Qチャネル直交成分によりイメージ除去し、上記ベースバンドのQチャネル信号を上記Iチャネル直交成分によりイメージ除去して出力するイメージ除去回路部とを備えたことを特徴とするイメージ除去型受信装置。
  5. 上記周波数変換部は、上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号の高周波成分を取り除く低域通過フィルタを介して出力することを特徴とする請求項3に記載のイメージ除去型受信装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のイメージ除去型受信装置において、さらに、上記周波数変換部が出力する上記中間周波数のIチャネル信号及びQチャネル信号をA/D変換して出力するA/D変換部を備えたことを特徴とするイメージ除去型受信装置。
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