JP2010021395A - 多層配線基板の製造方法及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配線パターンと層間接続材との接続信頼性を大幅に向上させ、確実な層間の電気的接続が得られる多層配線基板を製造する。
【解決手段】 多層配線基板を製造するにあたっては、導電層形成材11の片面に絶縁層形成材12が貼着された基材のうち、絶縁層形成材12の側から、所定の導電性材料からなる導電性ワイヤ13を打ち込み、当該導電性ワイヤ13を導電層形成材11に接触するまで挿通させる。そして、多層配線基板を製造するにあたっては、絶縁層形成材12の面上に導電層形成材14を積層し、導電層形成材11,14と導電性ワイヤ13との接触部分が金属結合を形成するような成形を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、導電性の層間接続材を用いて多層配線基板の製造方法、及び、この製造方法によって製造された多層配線基板を備える電子機器に関する。
従来から、導電性の層間接続材を用いて絶縁層と複数の導体層とを積層した多層配線基板が知られている。かかる多層配線基板は、特許文献1に記載されているように、プリプレグに導電性ピンを打ち込んで切断したコア板を両面配線板と組み合わせてプレスする方法や、特許文献2に記載されているように、プラスチックとセラミックとの複合材料からなるグリーンシートの板厚方向に金属ワイヤを打ち込んで当該グリーンシートを硬化させる方法等によって製造することができる。
特開2002−204044号公報 特開2001−230546号公報
しかしながら、上述した特許文献1又は特許文献2に記載されたような従来の製造方法においては、プリプレグやグリーンシート等の絶縁層形成材に層間接続材としての導電性ワイヤを予め打ち込んだものに対して配線パターン用の導体層形成材を積層することになるため、導体層形成材と絶縁層形成材とを一体化するための圧着工程において、導電性ワイヤの姿勢を安定させることが困難であり、配線パターンと導電性ワイヤとの接続信頼性が不十分となる問題があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、配線パターンと層間接続材との接続信頼性を大幅に向上させ、確実な層間の電気的接続が得られる多層配線基板を製造することができる多層配線基板の製造方法、及び、この製造方法によって製造された多層配線基板を備える電子機器を提供することを目的とする。
本願発明者は、予め導電層形成材の片面に絶縁層形成材が貼着された基材を利用することにより、配線パターンと層間接続材との接続信頼性を大幅に向上させることができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、上述した目的を達成する本発明にかかる多層配線基板の製造方法は、導電性の層間接続材を用いて絶縁層と複数の導体層とを積層した多層配線基板の製造方法において、上記導体層を形成する導電層形成材の片面に上記絶縁層を形成する絶縁層形成材が貼着された基材のうち、上記絶縁層形成材の側から、所定の導電性材料からなる層間接続材を打ち込み、当該層間接続材を上記導電層形成材に接触するまで挿通させる打ち込み工程と、上記導電層形成材と上記層間接続材との接触部分が金属結合を形成するような成形を行う金属結合工程とを備えることを特徴としている。
このような本発明にかかる多層配線基板の製造方法においては、導電層形成材と層間接続材との接触部分が金属結合を形成することから、層間接続材が導電層形成材と金属結合して電気的に接続された状態で姿勢が安定することになる。したがって、本発明にかかる多層配線基板の製造方法においては、導電層形成材から形成される配線パターンと層間接続材との接続信頼性を大幅に向上させることができる。
また、上述した目的を達成する本発明にかかる電子機器は、導体層を形成する導電層形成材の片面に絶縁層を形成する絶縁層形成材が貼着された基材のうち、上記絶縁層形成材の側から、所定の導電性材料からなる層間接続材を打ち込み、当該層間接続材を上記導電層形成材に接触するまで挿通させ、上記導電層形成材と上記層間接続材との接触部分が金属結合を形成するような成形を行うことによって製造された多層配線基板と、上記多層配線基板上に実装された電子部品とを備えることを特徴としている。
このような本発明にかかる電子機器においては、導電層形成材と層間接続材との接触部分が金属結合を形成していることから、層間接続材が導電層形成材と金属結合して電気的に接続された状態で姿勢が安定したものとなる。したがって、本発明にかかる電子機器は、導電層形成材から形成される配線パターンと層間接続材との接続信頼性が大幅に向上したものとなり、安定した動作を行うことが可能となる。
本発明によれば、導電層形成材から形成される配線パターンと層間接続材との接続信頼性を大幅に向上させることができ、確実な層間の電気的接続が得られる多層配線基板を製造することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態は、層間接続材として導電性ワイヤを用いた多層配線基板の製造方法である。特に、この多層配線基板の製造方法は、予め導電層形成材の片面に絶縁層形成材が貼着された基材に対する導電性ワイヤを打ち込む方向を規定することにより、導体層形成材と絶縁層形成材とを接続するための圧着を行う際に導電性ワイヤの姿勢を安定させ、配線パターンと導電性ワイヤとの接続信頼性を向上させることができるものである。
図1乃至図3に、本発明の実施の形態として示す多層配線基板の製造方法を説明するための各工程での製造物の断面図を示す。なお、図1乃至図3においては、説明の便宜上、4層配線基板を製造する場合における各工程での製造物を示している。
まず、多層配線基板を製造するにあたっては、図1(a)に示すように、導電層形成材11の片面に絶縁層形成材12が貼着された基材を用意する。導電層形成材11は、配線パターン(導体層)を形成するものであり、6μm〜18μm程度の厚さを有する。例えば、導電層形成材11は、銅箔等の金属箔や金属めっき層、又は、所定の樹脂内に金属粒子を分散させた導電シートから構成される。また、絶縁層形成材12は、絶縁層を形成するものであり、厚さが15μm〜60μm程度のシート状のプリプレグとして提供される。例えば、絶縁層形成材12としては、補強材としてのガラス布に、Bステージ(半硬化状態)のポリイミド樹脂やエポキシ樹脂等からなる熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂を含浸させたものが用いられる。勿論、絶縁層形成材12としては、プリント配線基板の基材として一般に用いられる材料からなるプリプレグであれば、任意のものを用いることができる。
続いて、多層配線基板を製造するにあたっては、図1(b)に示すように、絶縁層形成材12の側から、所定の導電性材料からなる層間接続材としての導電性ワイヤ13を打ち込み、当該導電性ワイヤ13を導電層形成材11に接触するまで挿通させる。導電性ワイヤ13は、例えば、錫、金、銀、銅、アルミニウム等の単体金属や、錫−ビスマス等の合金から構成され、長手方向に直交する断面径が50μm〜150μm程度に形成される。
具体的には、この導電性ワイヤ13の打ち込み工程は、図4(a)に示すように、所定の張力をもたせた導電性ワイヤ13を装填した所定のキャピラリ20を、その先端面が導電層形成材11に接触するように半硬化状態の絶縁層形成材12内に挿入してから、図4(b)及び図4(c)に示すように、当該キャピラリ20を引き上げ、カッターや高電圧スパーク装置等の所定の切断装置21を用いて導電性ワイヤ13を所定長に切断することによって行われる。なお、キャピラリ20を絶縁層形成材12内に挿入して引き上げる過程において、絶縁層形成材12が熱硬化性樹脂から構成されている場合には当該絶縁層形成材12の周囲雰囲気を加熱し、熱可塑性樹脂から構成されている場合には当該絶縁層形成材12の周囲雰囲気を冷却することにより、絶縁層形成材12に対するキャピラリ20の離型性を高め、導電性ワイヤ13がキャピラリ20の移動にともなって絶縁層形成材12から抜けてしまうのを防止することができる。また、導電性ワイヤ13の打ち込み工程は、キャピラリ20を絶縁層形成材12内に挿入するのではなく、図5(a)に示すように、予めキャピラリ20の先端面から所定長だけ導電性ワイヤ13を引き出した状態で、図5(b)に示すように、当該導電性ワイヤ13を絶縁層形成材12内に挿入し、図5(c)に示すように、当該導電性ワイヤ13を切断することによって行うようにしてもよい。なお、導電性ワイヤ13は、図4に示したように、その切断面が絶縁層形成材12の表面と同じ面となるように切断されてもよく、図5に示したように、その切断面が絶縁層形成材12の表面から突出するように切断されてもよい。すなわち、導電性ワイヤ13を切断する所定長は、図4及び図5に示すいずれの場合であっても、当該導電性ワイヤ13が絶縁層形成材12の表面から露出すればよいことから、絶縁層形成材12の厚さ以上とすればよい。ただし、次工程における導電層形成材14と導電性ワイヤ13との金属結合を確実なものとする観点から、導電性ワイヤ13は、その切断面が絶縁層形成材12の表面から突出するように切断されるのが望ましい。また、なお、キャピラリ20に装填される導電性ワイヤ13は、長手方向に直交する断面径が一定のものであってもよいが、例えば図6に示すように、所定長単位で予め切り込み13aを形成したものをキャピラリ20に装填しておくことにより、切断装置21を用いることなく、所定長に切断することが可能となり、製造効率の向上を図ることができる。
続いて、多層配線基板を製造するにあたっては、図1(c)に示すように、導電性ワイヤ13の打ち込み工程にて製造された製造物の絶縁層形成材12の面上に、導電層形成材11と同様に形成された導電層形成材14を積層した状態で、所定の圧着装置を用いて、熱圧着、超音波圧着、又は超音波熱圧着を行い、絶縁層形成材12を硬化させる。多層配線基板を製造するにあたっては、この工程により、導電層形成材11,14及び絶縁層形成材12が一体化した製造物が製造される。ここで、導電層形成材11と導電性ワイヤ13との接触部分、及び、導電層形成材14と導電性ワイヤ13との接触部分は、それぞれ、圧着の際に金属素材が溶融し、それが固体化することによって金属結合を形成する。そのため、導電性ワイヤ13は、導電層形成材11,14と金属結合して電気的に接続された状態で姿勢が安定することになる。換言すれば、この工程では、導電層形成材11と導電性ワイヤ13との接触部分、及び、導電層形成材14と導電性ワイヤ13との接触部分が金属結合を形成するような成形を行う。したがって、この工程にて製造される製造物は、導電性ワイヤ13を介して導電層形成材11,14の間の電気的接続が得られる2層配線基板のコア材となる。
そして、多層配線基板を製造するにあたっては、図1(d)に示すように、導電層形成材11,14をエッチングして配線パターンを形成する。これにより、2層配線基板が製造される。したがって、4層配線基板を製造するにあたっては、以上の工程を繰り返し行うことになる。
すなわち、多層配線基板を製造するにあたっては、図2(e)に示すように、2層配線基板の両面上に、絶縁層形成材12と同様に形成された絶縁層形成材15,16を積層する。
続いて、多層配線基板を製造するにあたっては、図2(f)に示すように、絶縁層形成材15,16のそれぞれの側から導電性ワイヤ13を打ち込み、当該導電性ワイヤ13を導電層形成材11,14のそれぞれに接触するまで挿通させる。
続いて、多層配線基板を製造するにあたっては、図2(g)に示すように、絶縁層形成材15,16のそれぞれの面上に、導電層形成材11,14と同様に形成された導電層形成材17,18を積層した状態で、所定の圧着装置を用いて、熱圧着、超音波圧着、又は超音波熱圧着を行い、絶縁層形成材12,15,16を硬化させる。多層配線基板を製造するにあたっては、この工程により、導電層形成材11,14,17,18及び絶縁層形成材12,15,16が一体化し、且つ、絶縁層形成材12内に挿通された導電性ワイヤ13と導電層形成材11,14との接触部分、絶縁層形成材15内に挿通された導電性ワイヤ13と導電層形成材11,17との接触部分、及び、絶縁層形成材16内に挿通された導電性ワイヤ13と導電層形成材14,18との接触部分が、それぞれ、金属結合を形成した製造物が製造される。換言すれば、この工程にて製造される製造物は、各層の導電性ワイヤ13を介して導電層形成材11,14,17,18の間の電気的接続が得られる4層配線基板のコア材となる。
そして、多層配線基板を製造するにあたっては、図3(h)に示すように、導電層形成材17,18をエッチングして配線パターンを形成した上で、図3(i)に示すように、導電層形成材17,18上にソルダーレジスト層19を印刷する。これにより、最終製造物としての4層配線基板が製造される。
ところで、上述した導電性ワイヤ13の打ち込み工程に用いるキャピラリ20において、導電性ワイヤ13を引き出すように先端面に形成された開口径は、当該導電性ワイヤ13の長手方向に直交する断面径よりも2倍程度は大きい。そのため、導電性ワイヤ13を絶縁層形成材12,15,16のそれぞれに打ち込む際に、絶縁層形成材12,15,16の樹脂が開口部分を介してキャピラリ20の内部に侵入してしまう場合が生じる。特に、この問題は、先に図4に示したように、キャピラリ20を絶縁層形成材12,15,16内に挿入する手法を採用した場合には顕著にあらわれることから、その対応策を講じることは極めて有益である。
そこで、本願発明者は、その対応策として、導電性ワイヤ13を加工することを考えた。すなわち、多層配線基板を製造するにあたっては、例えば図7(a)に示すように、キャピラリ20の開口径よりも大きな径を有する導電性部位13bを導電性ワイヤ13の先端に形成する。このような導電性部位13bは、例えば100μm〜200μm程度の径を有する略球体状となるように、高電圧スパーク装置等を用いて導電性ワイヤ13の先端を放電することによって形成することができる。
そして、このような導電性部位13bを形成した導電性ワイヤ13の打ち込み工程は、図7(b)に示すように、キャピラリ20を、導電性部位13bが導電層形成材11に接触して潰れるように半硬化状態の絶縁層形成材12内に挿入してから、図7(c)に示すように、当該キャピラリ20を引き上げ、当該導電性ワイヤ13を切断することによって行われる。これにより、金属結合した導電層形成材11と導電性ワイヤ13との接触部分の面積は、図8に示すように、潰れた導電性部位13bにより、導電性部位13bを設けない場合に比べて大きくなる。そのため、導電性ワイヤ13に導電性部位13bを形成することは、配線パターンと導電性ワイヤ13との接続信頼性をより向上させることにつながり、層間の電気的接続をより確実なものとすることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態として示す多層配線基板の製造方法においては、このような一連の工程を経ることにより、導電性ワイヤ13の姿勢を、当該導電性ワイヤ13が導電層形成材11,14,17,18と金属結合して電気的に接続された状態で安定化することができる。したがって、この多層配線基板の製造方法は、配線パターンと導電性ワイヤ13との接続信頼性を大幅に向上させることができ、確実な層間の電気的接続が得られる多層配線基板を製造することができる。
また、この多層配線基板の製造方法においては、例えば、基材の孔あけ加工とビア内面の金属めっきとを行うことによる層間の電気的接続、複数層間を接続する金属ペーストによる層間の電気的接続、及び、絶縁層内に埋め込まれた導電性バンプによる層間の電気的接続等、従来の手法を適用した製造方法のように、ビアのスタック化の困難さの問題、フィルドビアに要求される表面平坦性の問題、ペースト材料の選定を含む高精度な印刷技術の必要性の問題、印刷工程や積層工程の複雑さの問題をともなうことがなく、プロセスタイム及びリードタイムの短縮化を図ることもできる。
このような製造方法によって製造される多層配線基板は、確実な層間の電気的接続が実現され、また、両面にソルダーレジスト層19が設けられていることから、後工程にて電子部品を実装する際に、配線パターン間に半田等が付着することによるショート不良を防止することもできる。そのため、この製造方法によって製造される多層配線基板は、例えば携帯電話機やパーソナルコンピュータをはじめとし、半導体部品の高集積及び小型化の要求が高い各種電子機器に実装して極めて好適であり、電子機器の安定した動作に寄与することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施の形態では、4層配線基板を製造する場合について説明したが、本発明は、2層以上であれば任意層数の多層配線基板の製造に適用することができる。
また、上述した実施の形態では、導電性ワイヤ13の先端に形成する導電性部位13bの形状が略球体状であるものとして説明したが、本発明は、例えば略楕円体状や角柱状等、キャピラリ20の開口径よりも大きな径を有する導電性部位13bであれば、任意の形状であってもよい。
さらに、上述した実施の形態では、導電性ワイヤ13の先端に形成する導電性部位13bが導電層形成材11に接触して潰れるようにするものとして説明したが、本発明は、例えば図9に示すように、絶縁層形成材12の厚さ以上の径を有する導電性部位13b自体を層間接続材として用いるようにしてもよい。
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態として示す多層配線基板の製造方法について説明するための図であり、各工程での製造物の断面図を示す図である。 本発明の実施の形態として示す多層配線基板の製造方法について説明するための図であり、図1に示す工程に続く各工程での製造物の断面図を示す図である。 本発明の実施の形態として示す多層配線基板の製造方法について説明するための図であり、図2に示す工程に続く各工程での製造物の断面図を示す図である。 導電性ワイヤの打ち込み工程について説明するための図であり、製造物の断面図を示す図である。 図4とは異なる手法による導電性ワイヤの打ち込み工程について説明するための図であり、製造物の断面図を示す図である。 切り込みを形成した導電性ワイヤの断面図である。 導電性部位を先端に形成した導電性ワイヤの打ち込み工程について説明するための図であり、製造物の断面図を示す図である。 図7に示す手法によって金属結合した導電層形成材と導電性ワイヤとの接触部分の様子を示す要部断面図である。 導電性部位自体を層間接続材として用いた様子を示す要部断面図である。
符号の説明
11,14,17,18 導電層形成材
12,15,16 絶縁層形成材
13 導電性ワイヤ
13a 切り込み
13b 導電性部位
19 ソルダーレジスト層
20 キャピラリ
21 切断装置

Claims (11)

  1. 導電性の層間接続材を用いて絶縁層と複数の導体層とを積層した多層配線基板の製造方法において、
    上記導体層を形成する導電層形成材の片面に上記絶縁層を形成する絶縁層形成材が貼着された基材のうち、上記絶縁層形成材の側から、所定の導電性材料からなる層間接続材を打ち込み、当該層間接続材を上記導電層形成材に接触するまで挿通させる打ち込み工程と、
    上記導電層形成材と上記層間接続材との接触部分が金属結合を形成するような成形を行う金属結合工程とを備えること
    を特徴とする多層配線基板の製造方法。
  2. 上記打ち込み工程にて製造されて上記層間接続材が上記絶縁層形成材の表面から露出した製造物の当該絶縁層形成材の面上に、他の導電層形成材を積層する積層工程を備え、
    上記金属結合工程では、上記積層工程にて上記他の導電層形成材が積層された状態で、上記導電層形成材と上記層間接続材との接触部分、及び、上記他の導電層形成材と上記層間接続材との接触部分がそれぞれ金属結合を形成するような成形を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の多層配線基板の製造方法。
  3. 上記絶縁層形成材は、半硬化状態の熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂を含んで構成されたものであること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の多層配線基板の製造方法。
  4. 上記層間接続材は、所定のキャピラリに装填された導電性ワイヤであり、
    上記打ち込み工程では、上記キャピラリを、その先端面が上記導電層形成材に接触するように半硬化状態の上記絶縁層形成材内に挿入してから、当該キャピラリを引き上げ、上記絶縁層形成材の厚さ以上の所定長に上記導電性ワイヤを切断すること
    を特徴とする請求項3記載の多層配線基板の製造方法。
  5. 上記打ち込み工程では、上記キャピラリを上記絶縁層形成材内に挿入して引き上げる過程において、当該絶縁層形成材が熱硬化性樹脂から構成されている場合には当該絶縁層形成材の周囲雰囲気を加熱し、熱可塑性樹脂から構成されている場合には当該絶縁層形成材の周囲雰囲気を冷却すること
    を特徴とする請求項4記載の多層配線基板の製造方法。
  6. 上記層間接続材は、所定のキャピラリに装填された導電性ワイヤであり、
    上記打ち込み工程では、予め上記キャピラリの先端面から上記絶縁層形成材の厚さ以上の所定長だけ上記導電性ワイヤを引き出した状態で、当該導電性ワイヤを上記絶縁層形成材内に挿入し、当該導電性ワイヤを切断すること
    を特徴とする請求項3記載の多層配線基板の製造方法。
  7. 上記導電性ワイヤは、その先端に上記キャピラリの開口径よりも大きな径を有する導電性部位が形成されたものであること
    を特徴とする請求項4乃至請求項6のうちいずれか1項記載の多層配線基板の製造方法。
  8. 上記導電性部位は、上記絶縁層形成材の厚さ以上の径を有し、上記層間接続材として用いられること
    を特徴とする請求項7記載の多層配線基板の製造方法。
  9. 上記導電性ワイヤは、上記所定長単位で予め切り込みが形成されたものであること
    を特徴とする請求項4乃至請求項8のうちいずれか1項記載の多層配線基板の製造方法。
  10. 上記金属結合工程では、所定の圧着装置を用いて、熱圧着、超音波圧着、又は超音波熱圧着を行うこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項9のうちいずれか1項記載の多層配線基板の製造方法。
  11. 導体層を形成する導電層形成材の片面に絶縁層を形成する絶縁層形成材が貼着された基材のうち、上記絶縁層形成材の側から、所定の導電性材料からなる層間接続材を打ち込み、当該層間接続材を上記導電層形成材に接触するまで挿通させ、上記導電層形成材と上記層間接続材との接触部分が金属結合を形成するような成形を行うことによって製造された多層配線基板と、
    上記多層配線基板上に実装された電子部品とを備えること
    を特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012137420A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 経路探索装置、経路探索方法及びコンピュータプログラム

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