JP2010021070A - Usbプラブ抜け防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】繰り返し使用が可能で、振動に対してUSBコネクタのプラグが抜けにくいUSBプラグ抜け防止装置を提供する。
【解決手段】USB−A端子プラグ1aを備えるUSBデバイス1を収納するケース2と、USB−A端子プラグの長辺側の外面形状に沿って成形され、当該USB−A端子プラグと共に、USB−A端子レセプタクル11のピンコンタクトピン部分Aの隙間に挿入される嵌合板4と、嵌合板4をケース2内面側で着脱可能に固定し、ケース2の外面に支持された嵌合板装着金具5とを備え、嵌合板は、金属板とこの金属板の一方の面に接着された弾力性のある絶縁材とからなり、USBデバイス1が嵌合板4と共に圧入されるようにしたことを特徴とするUSBプラグ抜け防止装置。
【選択図】図1
【解決手段】USB−A端子プラグ1aを備えるUSBデバイス1を収納するケース2と、USB−A端子プラグの長辺側の外面形状に沿って成形され、当該USB−A端子プラグと共に、USB−A端子レセプタクル11のピンコンタクトピン部分Aの隙間に挿入される嵌合板4と、嵌合板4をケース2内面側で着脱可能に固定し、ケース2の外面に支持された嵌合板装着金具5とを備え、嵌合板は、金属板とこの金属板の一方の面に接着された弾力性のある絶縁材とからなり、USBデバイス1が嵌合板4と共に圧入されるようにしたことを特徴とするUSBプラグ抜け防止装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、USBコネクタのUSBプラグ抜け防止装置に関する。
ホットプラグやモバイル性という使い勝手が良いという利便性からUSBコネクタを備えたUSBメモリなどのUSBデバイスが広く使われている。また、各種の装置にもUSBコネクタが使用され、一度に複数のUSBデバイスを接続して利用されるパーソナルコンピュータも増えている。
USB(Universal Serial Bus Specification Rev. 2)は、USBコネクタケーブルが手や足等が引っ掛かり、USBコネクタに負荷が作用すると、USBコネクタが搭載されたパソコン本体側が台から落下して損傷が生じたりしないように、USBコネクタを構成するプラグ側がわざと容易に抜けるような規格になっている。
即ち、図3、図4に示すように、USB−A端子のレセプタクルインターフェイスの規格によれば、押し付けピン11a、11bのバネの部分を除いた場合、物理的に上部及び下部のピン幅には0.64mmの隙間が存在する。
したがって、少しの力がUSBプラグに作用したり、長時間コネクタが接続された状態が続く場合において、USBプラグが機器側から外れたりすることがある。
そのため、USBプラグが機器側から抜けるのを防止する技術として、プラグの抜け止めカバーを機器側に接続し、プラグ抜け止めカバーをUSBプラグに取り付けることによりUSBプラグが抜けるのを防止する技術(例えば、特許文献1、2参照。)や、プラグ抜け防止パーツを用いて、USBプラグが抜けるのを防止する技術が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2001−135413号公報
特開平10−92511号公報
特開2007−234404号公報
しかしながら、上述した特許文献1,2のようなプラグの抜け止めカバーを機器側に接続し、USBプラグをプラグ抜け止めカバーに取り付け、USBコネクタが機器側から抜けるのを防止する方法では、プラグの抜け止めカバーを取り付けるための特別な構造を電子機器本体の筐体に設ける必要がある。
また、特許文献3では電子機器本体の筐体に特別な構造を有することを必要とせず、プラグ抜け防止パーツを用いてUSBプラグを防止しているが、プラグ抜け防止パーツとレセプタクルとの接触面が少なく、振動が加わり続けると接触不良や断線となる問題がある。
また、USBプラグ抜け防止パーツを使用してUSBプラグをレセプタクルに取り付ける、または、取り外しをする際に、力を加えることで、繰り返し使用すると場合には、USBプラグ抜け防止パーツの絶縁材の嵌合力が弱まる問題もある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、繰り返し使用が可能で、振動に対してUSBコネクタのプラグが抜けにくいUSBプラグ抜け防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によるUSBプラグ抜け防止装置は、USB−A端子プラグを備えるUSBデバイスを収納するケースと、前記USB−A端子プラグの長辺側の外面形状に沿って成形され、当該USB−A端子プラグと共に、USB−A端子レセプタクルのピンコンタクトピン部分の隙間に挿入される嵌合板と、前記嵌合板を前記ケース内面側で着脱可能に固定し、前記ケースの外面に支持された嵌合板装着金具とを備え、前記嵌合板は、金属板とこの金属板の一方の面に接着された弾力性のある絶縁材とからなり、前記USBデバイスが前記嵌合板と共に圧入されるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、繰り返し使用が可能で、振動に対してUSBコネクタのプラグが抜けにくいUSBプラグ抜け防止装置を提供することが出来る。
以下、本発明の実施例について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は、USBプラグ抜け防止装置10の構成と構造を説明する造図である。図1(a)はその断面図で、図1(b)は、図1(a)の下方向から見た平面図である。
USBプラグ抜け防止装置10は、
USB−A端子プラグ1aを備えるUSBデバイス1を収納するケース2と、USB−A端子プラグ1aの長辺側の外面形状に沿って成形され、当該USB−A端子プラグ1aと共に、USB−A端子レセプタクル11のピンコンタクトピン部分の隙間Aに挿入される嵌合板4と、嵌合板4をケース2内面側で着脱可能に固定し、ケース2の外面に支持された嵌合板装着金具5とから成る。
USB−A端子プラグ1aを備えるUSBデバイス1を収納するケース2と、USB−A端子プラグ1aの長辺側の外面形状に沿って成形され、当該USB−A端子プラグ1aと共に、USB−A端子レセプタクル11のピンコンタクトピン部分の隙間Aに挿入される嵌合板4と、嵌合板4をケース2内面側で着脱可能に固定し、ケース2の外面に支持された嵌合板装着金具5とから成る。
この嵌合板4は、金属板とこの金属板の一方の面に接着された弾力性のある絶縁材とからなり、USBデバイス1が嵌合板4と共に圧入される。
次に、各構成要素の詳細について説明する。USBデバイス1は、例えば、USBメモリのような補助記憶デバイスで、その構造は、USB−A端子プラグ1aをその一端に備え、このUSB−A端子プラグ1aと一体のメモリ部1bをその後方に備えて成る。
ケース2は、USBデバイス1と相似な形状で、USBデバイス1の挿入軸の両端は開口され、USBデバイス1が挿入されたとき、一方の開口部はUSB−A端子プラグ1aが、他方の開口部はメモリ部1bが、夫々位置する。
また、ケース2の材料は、アルミまたはプラスチックとし、着脱操作で変形しない程度の強度を備えるように成形される。
そして、USBプラグ固定金具3は、ケース2の外部に設けるネジ機構部3aとケース2の内部に設ける押さえ部材3bとからなり、ネジ機構部3aを図1(b)破線矢印で示すように回転して、押さえ部材3bをUSBデバイス1の挿入方向に対しその鉛直方向でUSBデバイス1の長辺側の面を、図1a実線矢印で示す方向に押し付けてケース2に半固定する。
嵌合板4は、図2に示すように、例えば、薄いアルミ板等の金属板4aと、この金属板4aの表面に接着されたゴム、または、マイラー等の弾力性のある薄い絶縁材4bとから成る。
そして、図2に示すように、嵌合板4は、USB−A端子レセプタクル11のコンタクトピン11cとUSBデバイス1のプラグ接触面Bとが接触するように、コンタクトピン部分の隙間Aで、押し付けピン11a及び11bでロックされる位置まで挿入される。
この金属板4a、及び絶縁材4bの厚さは、USBコネクタの仕様に規定される寸法公差から、金属板4aの厚さは0.45mm、絶縁体の厚さ0.45mm程度にしておく。また、この幅wは、USBプラグ1の挿入方向と直行する断面の長辺の寸法に、その長さ寸法Lは、USBプラグ1の長辺側の面の長さ形状寸法で、その面の形状に這わせて成形しておく。
そして、USBプラグ固定金具3の取り付け面の対向するケース2の外面に設けられる嵌合板装着金具5は、USBデバイス1の長辺側の面Rとケース2との間に挿入される嵌合板4を着脱可能にケース2の内部で固定される金具5aと、この金具5aに連結され、嵌合板4をケース2の外面で固定する取手5bとからなる。
嵌合板装着金具5の金具5は嵌合板4の取付け穴Eと、ネジ、または、圧入可能形状のプラスチックで成形しておく。
次に、USBプラグ抜け防止装置10の動作について説明する。嵌合板4は、嵌合板装着金具5の取手5bを持って、コンタクトピン部分の隙間Aにおいて、絶縁材4bの面をコンタクトピン部の押し付けピン側として挿入し、その後、USBデバイス1をUSB−A端子レセプタクル11への挿入方向にUSBデバイス1後方から手で押して圧入し、USB−A端子レセプタクル11とUSB−A端子プラグ1aとを嵌合させる。
したがって、本発明によれば、USB−A端子レセプタクルのピンコンタクト部分Aの隙間に、金属板4aとこの金属4aの一方の面に接着された弾力性のある絶縁材4bとからなる嵌合板4をUSB−A端子プラグ1aと共に圧入するようにしたので、金属板4aを備えない絶縁材のみの場合に比べて嵌合板4の繰り返し使用が可能で、振動に対してUSBコネクタのプラグが抜けにくいUSBプラグ抜け防止装置10を提供することができる。
尚、本発明は上述したような実施例に何ら限定されるものでなく、嵌合板装着スライド機構は、USBデバイスと一体で成形しても良く、また、USBプラグ固定金具は、USBデバイスの形状により、可能な位置に設けてもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で取り付け位置及びその構造を適宜変えることが可能である。
1 UABデバイス
1a USB−A端子プラグ部
1b メモリ部
2 ケース
3 USBプラグ固定金具
3a ネジ機構部3a
3b 押さえ部材3b
4 嵌合板
4a アルミ板
4b 絶縁材
5 嵌合板装着金具
5a 金具
5b 取手
10 USBプラグ抜け防止装置
11 レセプタクル
11a、11b コンタクトピン押し付けピン
11c コンタクトピン
A コンタクトピン部分の隙間
B プラグ接触面
D 押し付けピン用穴
E 取付け穴
R USBデバイス挿入方向に平行なプラグの外面
1a USB−A端子プラグ部
1b メモリ部
2 ケース
3 USBプラグ固定金具
3a ネジ機構部3a
3b 押さえ部材3b
4 嵌合板
4a アルミ板
4b 絶縁材
5 嵌合板装着金具
5a 金具
5b 取手
10 USBプラグ抜け防止装置
11 レセプタクル
11a、11b コンタクトピン押し付けピン
11c コンタクトピン
A コンタクトピン部分の隙間
B プラグ接触面
D 押し付けピン用穴
E 取付け穴
R USBデバイス挿入方向に平行なプラグの外面
Claims (3)
- USB−A端子プラグを備えるUSBデバイスを収納するケースと、
前記USB−A端子プラグの長辺側の外面形状に沿って成形され、当該USB−A端子プラグと共に、USB−A端子レセプタクルのピンコンタクトピン部分の隙間に挿入される嵌合板と、
前記嵌合板を前記ケース内面側で着脱可能に固定し、前記ケースの外面に支持された嵌合板装着金具と
を備え
前記嵌合板は、金属板とこの金属板の一方の面に接着された弾力性のある絶縁材とからなり、
前記USBデバイスが前記嵌合板と共に圧入されるようにしたことを特徴とするUSBプラグ抜け防止装置。 - 前記金属板はアルミ板とし、前記絶縁材はポリエステルフィルムまたはゴムとし、前記嵌め合い板は前記アルミ板の一方の面に前記絶縁材を張り合わせて成形したことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載のUSBプラグ抜け防止装置。
- 前記ケースには、前記USBデバイスを前記コンタクトピン部挿入後、当該USBデバイスと前記ケースを固定するUSBプラグ固定金具を備えた請求項1に記載のUSBプラグ抜け防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008181703A JP2010021070A (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | Usbプラブ抜け防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008181703A JP2010021070A (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | Usbプラブ抜け防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010021070A true JP2010021070A (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=41705748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008181703A Pending JP2010021070A (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | Usbプラブ抜け防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010021070A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4803688B1 (ja) * | 2011-03-18 | 2011-10-26 | マイクロメーション株式会社 | Usbコネクタ保持具 |
WO2012060143A1 (ja) | 2010-11-05 | 2012-05-10 | 株式会社安川電機 | 制御装置 |
KR101737029B1 (ko) * | 2015-10-01 | 2017-05-17 | 선문대학교 산학협력단 | Usb 연결 장치 |
-
2008
- 2008-07-11 JP JP2008181703A patent/JP2010021070A/ja active Pending
Cited By (7)
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WO2012060143A1 (ja) | 2010-11-05 | 2012-05-10 | 株式会社安川電機 | 制御装置 |
EP2637259A1 (en) * | 2010-11-05 | 2013-09-11 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Control device |
EP2637259A4 (en) * | 2010-11-05 | 2015-01-07 | Yaskawa Denki Seisakusho Kk | CONTROL DEVICE |
US9033718B2 (en) | 2010-11-05 | 2015-05-19 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Control apparatus |
JP4803688B1 (ja) * | 2011-03-18 | 2011-10-26 | マイクロメーション株式会社 | Usbコネクタ保持具 |
WO2012127704A1 (ja) * | 2011-03-18 | 2012-09-27 | マイクロメーション株式会社 | Usbコネクタ保持具 |
KR101737029B1 (ko) * | 2015-10-01 | 2017-05-17 | 선문대학교 산학협력단 | Usb 연결 장치 |
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