JP2010020669A - 商品券発行装置及び紙幣釣銭機 - Google Patents

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木 真 志 沼
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上 雅 棋 井
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Abstract

【課題】商品券の販売管理を正確かつ厳正に行う。
【解決手段】管理番号が印字されている商品券を1枚ずつ取り込む受入部101と、商品券を払い出す払出部106と、商品券を収納する収納部104と、前記受入部と前記収納部との間及び前記収納部と前記払出部との間において商品券を搬送する搬送部102と、前記搬送部に設けられ、前記管理番号を読み取る読み取り部103と、商品券の発行指示を受け付ける操作部110と、前記発行指示に基づく商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御する制御部108と、前記読み取られた管理番号と、この管理番号が印字された商品券が発行済みか否かを示す発行情報とを記憶する記憶部109と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品券発行装置及び紙幣釣銭機に関するものである。
小売店で商品券を販売する場合、販売する商品券の枚数の計数作業や、計数した枚数及び販売する商品券の各々に印字されている管理番号の記録作業が販売員の手で行われていた。そのため、これらの作業に非常に多くの手間がかかり、また正確・確実な販売管理を行うことが困難であった。
このような問題を解決するため、管理番号が連続する複数の商品券を装填し、装填した商品券の管理番号のうち最初の番号xと最後の番号yを登録し、n枚払い出されたら管理番号xからx+n−1までの商品券が発行されたとみなすことで、商品券販売時の作業の効率化を図る商品券払出管理システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。しかし、装置への管理番号の登録や、商品券の装填は手作業で行われるため、誤りが発生し、正確な管理が行えないおそれがある。
また、店舗において商品券を発行(販売)する必要性が生じた際に商品券用紙に管理番号を印字し商品券を作成すると共にその管理番号を記憶手段に記憶させることで、発行情報管理の正確性の向上を図る商品券発行システムが提案されている(例えば特許文献2参照)。しかし、管理番号を印字する手段を装置に設けることで装置サイズが大きくなり、コストが増大する。また、商品券に印字する管理番号は印字位置等が規格で定められており、印字位置のずれ等により、規格を満たさない商品券を作成、発行するおそれがある。
特許第2845937号明細書 特開2000−148870号公報
本発明は商品券の販売管理を正確かつ厳正に行うことができる商品券発行装置及び紙幣釣銭機を提供することを目的とする。
本発明の一態様による商品券発行装置は、管理番号が印字されている商品券を1枚ずつ取り込む受入部と、商品券を払い出す払出部と、商品券を収納する収納部と、前記受入部と前記収納部との間及び前記収納部と前記払出部との間において商品券を搬送する搬送部と、前記搬送部に設けられ、前記管理番号を読み取る読み取り部と、商品券の発行指示を受け付ける操作部と、前記発行指示に基づく商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御する制御部と、前記読み取られた管理番号と、この管理番号が印字された商品券が発行済みか否かを示す発行情報とを記憶する記憶部と、を備えるものである。
本発明の一態様による商品券発行装置においては、前記読み取り部は商品券が前記受入部から前記収納部へ搬送される時に管理番号を読み取り、前記記憶部は前記管理番号の読み取り順を記憶し、前記発行指示に基づく商品券の払い出し時において、前記読み取り順の逆順で、払い出す枚数分の管理番号の商品券について発行済みと設定することが好ましい。
本発明の一態様による商品券発行装置においては、前記読み取り部は商品券が前記収納部から前記払出部へ搬送される時に管理番号を読み取り、前記記憶部は読み取られた管理番号及びこの管理番号が印字された商品券が発行済みであることを示す発行情報を記憶することが好ましい。
本発明の一態様による商品券発行装置においては、前記読み取られた管理番号が連番でなかった場合に報知する報知手段を備えることが好ましい。
本発明の一態様による商品券発行装置においては、前記読み取り部は商品券が前記受入部から前記収納部へ搬送される時、及び前記収納部から前記払出部へ搬送される時に管理番号を読み取り、前記記憶部は、前記受入部から前記収納部への搬送時における前記管理番号の読み取り順を記憶し、前記収納部から前記払出部への搬送時における前記管理番号の読み取り順と、前記記憶している読み取り順の逆順との比較結果が一致する場合は、前記収納部から前記払出部への搬送時に読み取られた管理番号の商品券について発行済みと設定することが好ましい。
本発明の一態様による商品券発行装置においては、リジェクト商品券を収納するリジェクト部をさらに備え、前記制御部は、前記比較結果が不一致の場合は、前記収納部から前記払出部へ搬送される商品券を前記リジェクト部へ搬送し、再度前記発行指示に基づく商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御することが好ましい。
本発明の一態様による商品券発行装置においては、前記操作部は、前記リジェクト部に収納された商品券を前記収納部へ再度収納する再装填指示を受け付け、前記記憶部に記憶された管理番号のうち、前記再装填指示に基づいて前記受入部から取り込まれ、前記読み取り部により読み取られた管理番号と同じ管理番号について、読み取り順が更新されることが好ましい。
本発明の一態様による商品券発行装置においては、前記記憶部は前記管理番号と共に、前記読み取り部により前記管理番号が読み取られた日時を記憶することが好ましい。
本発明の一態様による商品券発行装置においては、紙幣を収納する紙幣収納部をさらに備え、前記受入部は紙幣を1枚ずつ取り込み、前記搬送部は前記受入部と前記紙幣収納部との間において紙幣を搬送し、前記読み取り部は紙幣の識別・計数を行い、前記制御部は前記読み取り部により識別・計数された紙幣の合計金額と同額の商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御することが好ましい。
本発明の一態様による紙幣釣銭機は、紙幣及び/又は管理番号が印字されている商品券を1枚ずつ取り込む受入部と、紙幣及び/又は商品券を払い出す払出部と、紙幣を収納する紙幣収納部と、商品券を収納する商品券収納部と、前記受入部と前記紙幣収納部との間及び前記紙幣収納部と前記払出部との間において紙幣を搬送し、前記受入部と前記商品券収納部との間及び前記商品券収納部と前記払出部との間において商品券を搬送する搬送部と、前記搬送部に設けられ、紙幣の識別・計数及び前記管理番号の読み取りを行う識別部と、商品券発行指示及び釣銭出金指示が与えられ、前記商品券発行指示に基づく商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御し、前記釣銭出金指示に基づく紙幣を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御する制御部と、前記読み取られた管理番号と、この管理番号が印字された商品券が発行済みか否かを示す発行情報とを記憶する記憶部と、を備えるものである。
本発明の一態様による紙幣釣銭機においては、前記釣銭出金指示は、前記識別部により識別・計数された紙幣の合計金額と前記商品券発行指示に基づいて払い出される商品券の金額との差額分の紙幣の出金指示であることが好ましい。
本発明の一態様による紙幣釣銭機においては、前記識別部は、商品券が前記受入部から前記商品券収納部へ搬送される商品券装填時と、前記商品券収納部から前記払出部へ搬送される商品券発行時とで管理番号の読み取りを行い、前記記憶部は前記発行情報として管理番号の読み取り日時を記憶し、前記発行情報は、前記商品券発行時の読み取り日時が記憶されている場合は対応する商品券が発行済みであることを示し、前記商品券発行時の読み取り日時が記憶されていない場合は対応する商品券が発行済みでないことを示すことが好ましい。
本発明の一態様による紙幣釣銭機においては、リジェクト商品券を収納するリジェクト部をさらに備え、前記制御部は、前記商品券発行時における管理番号の読み取り順と、前記商品券装填時における管理番号の読み取り順の逆順とが一致しない場合は、前記商品券収納部から繰り出されて管理番号が読み取られた商品券を前記リジェクト部へ搬送し、再度前記商品券発行指示に基づく商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御することが好ましい。
本発明の一態様による紙幣釣銭機においては、前記識別部により読み取られた管理番号が連番でなかった場合に報知する報知手段を備えることが好ましい。
本発明によれば、商品券の販売管理を正確かつ厳正に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)図1に本発明の第1の実施形態に係る商品券発行装置のブロック図を示す。商品券発行装置は、受入部101、搬送部102、読み取り部103、収納部104(104a、104b)、一時保留部105、払出部106、リジェクト部107、制御部108、記憶部109、及び操作部110を備える。
操作部110は操作者から商品券の装填指示や発行指示を受け付ける。操作部110を介して装填指示を受け付けると、受入部101は載置された商品券を1枚ずつ装置内へ取り込む。商品券には図2に示すように、1枚毎に固有の管理番号が印字されている。この管理番号はOCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)又はMICR(Magnetic ink Character Recognition:磁気インク文字認識)で印字されている。管理番号は、商品券の発行会社や券種等の情報を示すものとなっている。
取り込まれた紙幣は搬送部102により券種別に商品券を収納する収納部104へ搬送される。例えば収納部104aは500円商品券を収納し、収納部104bは1000円商品券を収納する。
搬送部102には読み取り部103が設けられており、読み取り部103は商品券に印字された管理番号を読み取り、制御部108へ出力する。制御部108は読み取られた管理番号から商品券の券種を検出して搬送先を決定し、搬送部102の制御を行う。例えば、制御部108は検出した商品券の券種に基づいて、その商品券を収納部104a、104bのどちらに収納するかを決定し、搬送部102の制御を行う。
制御部108は読み取り部103により読み取られた管理番号を記憶部109に記憶させる。制御部108は例えば図3に示すように、収納部に装填する商品券の管理番号、装填日時、操作者のコード番号等を装填日時順に記憶部109に記憶させる。
操作部110を介して商品券の発行指示を受け付けると、搬送部102により、指定された券種枚数の商品券が収納部104から一時保留部105へ搬送され、一時保留される。一時保留部105への搬送時にも商品券の管理番号が読み取り部103により読み取られる。
制御部108は、商品券の発行処理時に読み取り部103が読み取った管理番号の順番と、記憶部109に記憶されている管理番号の順番の逆順とを比較する。収納部104から商品券が正常に繰り出された場合、その順番は商品券の装填順とは逆順になるためである。
比較結果が一致する場合は正常に繰り出されたと判断され、一時保留されている商品券が払出部106から払い出される。この時、図4に示すように、払い出された商品券について払い出した日時(発行日時)を記憶部109に記憶する。記憶部109に発行日時が書き込まれている管理番号の商品券は発行されており、発行日時が書き込まれていない管理番号の商品券は収納部104内に収納されたままであることが分かる。
このような装填日時と発行日時を示す発行情報を記憶部109に記憶させておくことで、装置内に装填された商品券が発行済みであるか否かを管理することができる。
比較結果が不一致の場合は、収納部104から複数の商品券が重なって繰り出されて搬送されたと考えられるため、一時保留されている商品券をリジェクト部107に収納し、再度指定券種枚数の商品券の払い出しを行う。また、操作部110を介して発行指示がキャンセルされると、一時保留されている商品券はリジェクト部107に収納される。
商品券の装填時は、人の手で商品券を受入部101へ載置するだけなので、人的ミスの発生を防止できる。また、装填時及び発行時に読み取り部103が商品券の管理番号を読み取ることで、入出券管理が確実に行われる。
このように、本実施形態に係る商品券発行装置により、商品券の販売管理を正確かつ厳正に行うことができる。
(第2の実施形態)図5に本発明の第2の実施形態に係る紙幣釣銭機のブロック図を示す。紙幣釣銭機は、筐体200と、この筐体200内の略中央部に設けられた環状の周回搬送部202aとを備えている。また、受入部201、紙幣収納部204a、204b、商品券収納部205、払出部206、及び回収カセット211が、周回搬送部202aの外周を取り囲むように配置されている。
また、受入部201、紙幣収納部204a、204b、商品券収納部205、払出部206、及び回収カセット211と、周回搬送部202aとの間に接続搬送部202bがそれぞれ設けられている。周回搬送部202aには、通過する紙幣の識別・計数、商品券に印字された管理番号の読み取りを行う識別部203が設けられている。
また、周回搬送部202aと各接続搬送部202bとの間で紙幣や商品券の搬送経路を切り替える経路切替部(図示せず)が周回搬送部202aに沿って配置されている。
受入部201から取り込まれた紙幣は識別部203で識別・計数され、金種別に紙幣収納部204a、204b、又は回収カセット211に搬送されて収納される。例えば、千円紙幣は紙幣収納部204a、五千円紙幣は紙幣収納部204bに収納され、釣銭として使用されない二千円紙幣又は一万円紙幣は回収カセット211に収納される。
制御部208はPOSサーバ等の上位機(図示せず)に接続されており、商品券の装填指示や発行指示、釣銭紙幣の出金指示を受け付け、受け付けた指示に基づいて各部の制御を行う。
制御部208は釣銭紙幣の出金指示を受け付けると、紙幣収納部204から指定金額又は指定金種枚数の紙幣を繰り出し、払出部206から釣銭紙幣を払い出す。
制御部208が商品券の装填指示を受け付けると、受入部201は載置された商品券を1枚ずつ装置内へ取り込む。商品券には1枚毎に固有の管理番号が印字されている(図2参照)。この固有番号はOCR又はMICRで印字されている。管理番号は、商品券の発行会社や券種等の情報を示すものとなっている。
取り込まれた商品券は周回搬送部202a、接続搬送部202bにより商品券収納部205へ搬送される。この時、識別部203により商品券の管理番号が読み取られ、制御部208へ出力される。
制御部208はこの管理番号を日時(装填日時)と共に記憶部209に記憶させる。制御部208は例えば、収納部205に装填(収納)する商品券の管理番号、装填日時、操作者のコード番号等を装填日時順に記憶部209に記憶させる(図3参照)。
制御部208が商品券の発行指示を受け付けると、指定された枚数の商品券が商品券収納部205から繰り出される。繰り出された商品券は払出部206への搬送時にも管理番号が識別部203により読み取られる。
制御部208は、読み取り部203が読み取った管理番号の順番と、記憶部209に記憶されている管理番号の順番の逆順とを比較する。商品券収納部205から商品券が正常に繰り出された場合、その順番は商品券の装填順とは逆順になるためである。
比較結果が一致する場合は正常に繰り出されたと判断され、商品券が払出部206から払い出される。この時、払い出された商品券について記憶部209に払い出した日時(発行日時)を記憶する(図4参照)。発行日時が書き込まれている管理番号の商品券は発行済みであり、発行日時が書き込まれていない管理番号の商品券は商品券収納部205内に収納されたままであることが分かる。
このような装填日時と発行日時を示す発行情報を記憶部209に記憶させておくことで、装置内に装填されている商品券が発行済みであるか否かを管理することができる。
比較結果が不一致の場合は、商品券収納部205から複数の商品券が重なって繰り出されて搬送されたと考えられるため、商品券をリジェクト部207に収納し、再度指定された枚数の商品券の払い出しを行う。また、商品券の発行指示がキャンセルされると、商品券収納部205から繰り出された商品券はリジェクト部207に収納される。
本実施形態による紙幣釣銭機を用いて商品券を顧客に販売する際の商品券発行及び釣銭出金について図6に示すフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)発行する商品券の券種と枚数及び/又は金額が上位機に与えられる。
(ステップS602)上位機からの商品券発行指示に基づき、商品券収納部205から商品券が繰り出される。
(ステップS603)繰り出された商品券の管理番号が読み取られ、読み取られた管理番号の順番と、商品券装填時に読み取られた管理番号の順番の逆順とが比較される。比較結果が一致する場合はステップS604へ進み、一致しない場合はステップS605へ進む。
(ステップS604)商品券を払出部206から払い出す。
(ステップS605)商品券をリジェクト部207に収納して、ステップS602に戻り再度商品券を繰り出す。
(ステップS606)受入部201に載置された紙幣が取り込まれ、識別部203で識別・計数される。計数結果は上位機へ送信される。また、紙幣は紙幣収納部204又は回収カセットに211に収納される。
(ステップS607)上位機が、ステップS601において発行指示された商品券の合計金額と、ステップS606で識別・計数された紙幣の金額との差額(釣銭額)を計算し、釣銭出金指示を与える。
(ステップS608)釣銭出金指示に基づき紙幣収納部204から紙幣が繰り出され、払出部206から釣銭紙幣が払い出される。
このように、販売する商品券の発行管理、売上金の入金、及び釣銭の出金を同時に行うことができる。
本実施形態による紙幣釣銭機は、商品券の装填時に人の手で行うのは商品券を受入部201へ載置することだけなので、人的ミスの発生を防止できる。また、装填時と発行時に商品券の管理番号を識別部203が読み取ることで、入出券管理を確実に行うことができる。
このように、本実施形態に係る紙幣釣銭機により、商品券の販売管理を正確かつ厳正に行うことができ、さらに売上金管理を同時に行うことができる。
上記第2の実施形態では、図6に示すように、商品券の発行指示を受け付け、商品券を発行してから、紙幣を入金していたが、紙幣を入金し、その入金額及び商品券の発行指示に基づいて、商品券の発行及び釣銭紙幣の払い出しを行うようにしてもよい。これは例えば商品券の自動販売機への適用に好適である。
上記第2の実施形態では、図5に示すように、商品券収納部205が1つだけ設けられていたが、2券種の商品券を取り扱う場合は収納部をさらに1つ増設するようにしてもよく、また紙幣収納部204a、204bの一方を商品券の収納に用いるようにしてもよい。紙幣収納部204a、204bの一方を商品券の収納に用いる場合は、例えば、紙幣収納部204a、204bの他方を千円紙幣の収納に用い、五千円紙幣は回収カセット211に収納する。
上記第1及び第2の実施形態において、リジェクト部107、207に収納された商品券を収納部104、205に再度収納(再装填)するようにしてもよい。再装填の際にも商品券の管理番号は読み取られ、制御部108、208は記憶部109、209に記憶された発行情報のうち、読み取られた管理番号と同じ管理番号の発行情報の装填日時を更新する。再装填時は、操作部や上位機から再装填指示を与えるようにしてもよい。
上記実施形態では商品券の装填時と発行時の両方で管理番号の読み取りを行っていたが、いずれか一方のみでも良い。例えば、発行時にのみ管理番号の読み取りを行う場合、読み取った管理番号と発行日時が記憶部に記憶され、商品券の発行管理を行う。
一般に、商品券は管理番号が連番になった束の状態で印刷所等から店舗へ納品され、この束単位で装置に装填されることが多く、発行される商品券の管理番号は連番になっていると考えられる。従って、読み取った管理番号が連番になっていない場合、収納部から複数の商品券が重なって繰り出され払い出された可能性があるため、商品券の発行時に読み取った管理番号が連番になっていなかった時は、その旨をアラーム音や警告表示などで操作者に報知するようにしてもよい。
また、商品券の装填時にのみ管理番号の読み取りを行う場合は、読み取った管理番号と装填日時を含み、収納部に収納中であることを示す発行情報を記憶部に記憶する。そして、商品券の発行時は、発行情報が収納中を示す管理番号のうち、装填日時の新しいものから順に、払い出した枚数分の数の管理番号の発行情報に発行日時を記録し、発行情報を払い出し済みに設定(更新)する。
上記第1の実施形態による商品券発行装置に紙幣の受け入れ、識別・計数、及び収納といった紙幣入金機能を持たせて、入金金額と同額の商品券を発行するようにしてもよい。このような構成にすることで、入金金額と商品券の等価交換管理を行うことができる。
上記実施形態において、商品券の装填時と発行時で操作者が異なる場合は、それぞれの操作者のコード番号を記憶部109、209に記憶するようにしてもよい。
上述した実施の形態はいずれも一例であって限定的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施形態に係る商品券発行装置のブロック図である。 商品券の外観図である。 同第1又は同第2の実施形態に係る商品券発行装置における記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 同第1又は同第2の実施形態に係る商品券発行装置における記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る紙幣釣銭機のブロック図である。 同第2の実施形態に係る紙幣釣銭機の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
101 受入部
102 搬送部
103 読み取り部
104 収納部
105 一時保留部
106 払出部
107 リジェクト部
108 制御部
109 記憶部
110 操作部

Claims (14)

  1. 管理番号が印字されている商品券を1枚ずつ取り込む受入部と、
    商品券を払い出す払出部と、
    商品券を収納する収納部と、
    前記受入部と前記収納部との間及び前記収納部と前記払出部との間において商品券を搬送する搬送部と、
    前記搬送部に設けられ、前記管理番号を読み取る読み取り部と、
    商品券の発行指示を受け付ける操作部と、
    前記発行指示に基づく商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御する制御部と、
    前記読み取られた管理番号と、この管理番号が印字された商品券が発行済みか否かを示す発行情報とを記憶する記憶部と、
    を備える商品券発行装置。
  2. 前記読み取り部は商品券が前記受入部から前記収納部へ搬送される時に管理番号を読み取り、
    前記記憶部は前記管理番号の読み取り順を記憶し、前記発行指示に基づく商品券の払い出し時において、前記読み取り順の逆順で、払い出す枚数分の管理番号の商品券について発行済みと設定することを特徴とする請求項1に記載の商品券発行装置。
  3. 前記読み取り部は商品券が前記収納部から前記払出部へ搬送される時に管理番号を読み取り、
    前記記憶部は読み取られた管理番号及びこの管理番号が印字された商品券が発行済みであることを示す発行情報を記憶することを特徴とする請求項1に記載の商品券発行装置。
  4. 前記読み取られた管理番号が連番でなかった場合に報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の商品券発行装置。
  5. 前記読み取り部は商品券が前記受入部から前記収納部へ搬送される時、及び前記収納部から前記払出部へ搬送される時に管理番号を読み取り、
    前記記憶部は、前記受入部から前記収納部への搬送時における前記管理番号の読み取り順を記憶し、前記収納部から前記払出部への搬送時における前記管理番号の読み取り順と、前記記憶している読み取り順の逆順との比較結果が一致する場合は、前記収納部から前記払出部への搬送時に読み取られた管理番号の商品券について発行済みと設定することを特徴とする請求項1に記載の商品券発行装置。
  6. リジェクト商品券を収納するリジェクト部をさらに備え、
    前記制御部は、前記比較結果が不一致の場合は、前記収納部から前記払出部へ搬送される商品券を前記リジェクト部へ搬送し、再度前記発行指示に基づく商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御することを特徴とする請求項5に記載の商品券発行装置。
  7. 前記操作部は、前記リジェクト部に収納された商品券を前記収納部へ再度収納する再装填指示を受け付け、
    前記記憶部に記憶された管理番号のうち、前記再装填指示に基づいて前記受入部から取り込まれ、前記読み取り部により読み取られた管理番号と同じ管理番号について、読み取り順が更新されることを特徴とする請求項6に記載の商品券発行装置。
  8. 前記記憶部は前記管理番号と共に、前記読み取り部により前記管理番号が読み取られた日時を記憶することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の商品券発行装置。
  9. 紙幣を収納する紙幣収納部をさらに備え、
    前記受入部は紙幣を1枚ずつ取り込み、前記搬送部は前記受入部と前記紙幣収納部との間において紙幣を搬送し、前記読み取り部は紙幣の識別・計数を行い、前記制御部は前記読み取り部により識別・計数された紙幣の合計金額と同額の商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の商品券発行装置。
  10. 紙幣及び/又は管理番号が印字されている商品券を1枚ずつ取り込む受入部と、
    紙幣及び/又は商品券を払い出す払出部と、
    紙幣を収納する紙幣収納部と、
    商品券を収納する商品券収納部と、
    前記受入部と前記紙幣収納部との間及び前記紙幣収納部と前記払出部との間において紙幣を搬送し、前記受入部と前記商品券収納部との間及び前記商品券収納部と前記払出部との間において商品券を搬送する搬送部と、
    前記搬送部に設けられ、紙幣の識別・計数及び前記管理番号の読み取りを行う識別部と、
    商品券発行指示及び釣銭出金指示が与えられ、前記商品券発行指示に基づく商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御し、前記釣銭出金指示に基づく紙幣を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御する制御部と、
    前記読み取られた管理番号と、この管理番号が印字された商品券が発行済みか否かを示す発行情報とを記憶する記憶部と、
    を備える紙幣釣銭機。
  11. 前記釣銭出金指示は、前記識別部により識別・計数された紙幣の合計金額と前記商品券発行指示に基づいて払い出される商品券の金額との差額分の紙幣の出金指示であることを特徴とする請求項10に記載の紙幣釣銭機。
  12. 前記識別部は、商品券が前記受入部から前記商品券収納部へ搬送される商品券装填時と、前記商品券収納部から前記払出部へ搬送される商品券発行時とで管理番号の読み取りを行い、
    前記記憶部は前記発行情報として管理番号の読み取り日時を記憶し、前記発行情報は、前記商品券発行時の読み取り日時が記憶されている場合は対応する商品券が発行済みであることを示し、前記商品券発行時の読み取り日時が記憶されていない場合は対応する商品券が発行済みでないことを示すことを特徴とする請求項10又は11に記載の紙幣釣銭機。
  13. リジェクト商品券を収納するリジェクト部をさらに備え、
    前記制御部は、前記商品券発行時における管理番号の読み取り順と、前記商品券装填時における管理番号の読み取り順の逆順とが一致しない場合は、前記商品券収納部から繰り出されて管理番号が読み取られた商品券を前記リジェクト部へ搬送し、再度前記商品券発行指示に基づく商品券を前記払出部から払い出すように前記搬送部を制御することを特徴とする請求項12に記載の紙幣釣銭機。
  14. 前記識別部により読み取られた管理番号が連番でなかった場合に報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の紙幣釣銭機。
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