JP2010020123A - 棒状光源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】常に一定の光量を照射することができる棒状光源装置を提供する。
【解決手段】端面から入射された光を内部で拡散・反射することで、線状の光を出射する棒状の導光体と、前記導光体の内部に光を効率良く入射するため、導光体の端面に密接して配置される光源と、前記導光体から出射される出射光量をモニタするため、導光体の出射面に密接して配置される光センサとを組み合わせたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】端面から入射された光を内部で拡散・反射することで、線状の光を出射する棒状の導光体と、前記導光体の内部に光を効率良く入射するため、導光体の端面に密接して配置される光源と、前記導光体から出射される出射光量をモニタするため、導光体の出射面に密接して配置される光センサとを組み合わせたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子写真式印刷装置の除電プロセスなどに使用する光源に係り、特に棒状の導光体を用いた棒状光源装置に関する。
図2は、電子写真式印刷装置の概略構成図である。電子写真式印刷装置は、円筒状で、その中心線を軸として回転する光導電性の感光ドラム6に対し、その周囲に、感光ドラム6の表面に電荷を与えるための帯電部7と、感光ドラム6にレーザ光を照射するための露光部8と、感光ドラム6上にトナーを付着させるための現像部9と、感光ドラム6上に付着したトナーを用紙に転写するための転写部11と、転写後も感光ドラム6上に残留しているトナーを除去するための清掃部12を有している。
清掃部12は、感光ドラム6の軸方向全域に光を照射し、転写後の感光ドラム6上に残存する電位を0V近傍まで下げ、清掃性を良くするための光源(以下、イレーサ13と称す)と、ACコロナ放電によって感光ドラム6及び感光ドラム6上の残留トナーの除電を行う除電器14と、回転するブラシによって感光ドラム6上の残留トナーを除去するクリーニングブラシ15などから構成される。
従来、イレーサ13は、中心線を軸として回転する感光ドラム6の軸方向全域に光を照射するため、線状の光源が用いられており、その構成はLEDをアレイ状に並べたものであった。
電子写真式印刷装置にて良好な印刷品質を得るためには、イレーサ13にて光を照射した後の電位を常に一定以下にする必要がある。そのためには、感光ドラム6の軸方向全域に対し、一定以上の光を照射する必要があるが、LEDをアレイ状に並べたイレーサ13は、LEDを多数使用しているため、各素子間で生じる光量バラツキや、素子の不良や寿命による部分的な光量低下が発生していた。その結果、光量が低い部分で感光ドラム6上の電位が十分に下がらず、印刷品質の低下を招いていた。
そこで、各LEDに対応する静電センサを設け、該静電センサの出力値に基づき、感光ドラム6上の電位が基準値以下となるように、各LEDの光量をフィードバック制御することにより、イレーサ13の光量分布を均一にする方法が提案されている。
前記の光量バラツキや光量低下を検出するためには、多数のLEDに対応する静電センサを設ける必要があるため、装置の原価上昇や、制御回路の複雑化を招くという課題があった。
本発明の目的は、このLEDアレイの課題を解決し、常に一定の光量を照射することができる棒状光源装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、端面から入射された光を内部で拡散、反射することで線状の光を出射する棒状の導光体と、前記導光体の内部に光を入射するために前記導光体の端面に密接して配置される光源と、前記導光体から出射される出射光量をモニタするために前記導光体の出射面に密接して配置される光センサとを備えたことを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記光センサの検出値に基づき前記導光体全域の出射光量を推測することを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第1の手段において、前記光センサの検出値が一定となるように、前記光源からの出射光を制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第1の手段において、前記光源と前記光センサは同一基板に実装されていることを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は前記第4の手段において、前記光センサはDIPタイプの部品で構成され、前記導光体の光入射端と出射光をモニタする位置との間に所定の間隔が設けられていることを特徴とするものである。
本発明に係る棒状光源装置によれば、光源が1つであるため、1つの光センサで出射光の一部をモニタすれば、導光体全域から均一に出射される出射光量が推測でき、且つモニタ光量の低下によって、エラーを検出することが可能となる。
また、前記モニタ光量が一定となるように、光源の光量を制御することで、製造ロット毎の光量バラツキも補正することができる。
更に、プリント基板を1枚とすることで、構成を簡易化できるため、製造原価を低減することができる。以上のことから、常に一定の光量を感光ドラムに照射することができ、良好な印刷品質を維持することができる。
本発明の実施例を、図1、図3及び図4を用いて説明する。図1は、本発明に係る棒状光源装置の構成を示した模式図、及び導光体から出射される出射光量分布例を示す図である。プリント基板5上に取り付けられた光源3及び光センサ4は、光源3の発光面及び光センサ4の受光面が導光体1に密接するように取り付けられている。
図1に示す構成によれば、光源3から出射された光は、導光体1の内部に拡散し、導光体1の上面に配置されたリフレクタ2によって反射され、矢印の方向に出射される。棒状の導光体1から出射された出射光は線状の光となり、感光ドラム6の表面に照射される。また、出射光の一部は、導光体1の出射面に密接して配置された光センサ4の受光面に照射され、電気信号に変換される。この変換方法については後述する。
ここで、光源3はSMDタイプで、フラットな発光面を有する素子であることが望ましい。これにより、基板3と導光体1の間隔を短くすることができると共に、導光体1の端面と発光面が密着することで、効率良く導光体1の内部に光を入射することができる。
また、光センサ4はDIPタイプで、側面にフラットな受光面を有する素子であることが望ましい。これにより導光体1の出射面と光センサ4の受光面を密接させることができると共に、感光ドラム6上に照射される光量と同等の出射光を受光できる。さらに、導光体1の光入射端と出射光をモニタする位置との間に、所定の間隔を設けることができるため、図1に示す様な出射光量分布を有する導光体1において、光が均一となっている部分で光量をモニタすることができ、その結果高精度な出射光量の推測が可能となる。
次に、図3を用いて棒状光源装置の一実施例を説明する。前述により、SMDタイプの光源3(LED)と、DIPタイプの光センサ4(フォトダイオード)をプリント基板5上に取り付ける。ここで、光センサ4はプリント基板5と直角となるようにする。
また、光源3と光センサ4を取り付けたプリント基板5を、例えばモールド品の防塵ケース16と密着するように取り付け、導光体1を、その形状に応じて防塵ケース16に開けられた穴から、プリント基板5と防塵ケース16に囲まれた空間に挿入し、光源3の発光中心が導光体1の端面の中心に位置するように固定することで、防塵ケース16内を密閉する。以上の構成により、主に電子写真式印刷装置に使用されるトナーによる光源3の発光面、及び光センサ4の受光面の汚れを防止し、効率良く光源3の光を導光体の内部に入射できると共に、精度良く出射光量をモニタすることができる。
次に、図4を用いて前記電気信号への変換方法について述べる。図4は、本発明を適用した棒状光源装置の内部回路の一実施例を示す図である。図4に示すように、プリント基板5上に取り付けられた光センサ4(フォトダイオード)に、給電電圧Vccによって逆バイアスを印加する。これにより、応答速度・直線性が向上する。また、光センサの光電流Idを電流−電圧変換するため、アノードとGNDの間に抵抗R1を接続し、その抵抗の両端電圧を、OPアンプを用いた非反転増幅回路を用いて増幅することで、任意の出力電圧Voを得ることができる。
以下に、光センサ4の光電流Idと出力電圧Voの換算式を示す。図4に示す回路の場合、非反転増幅回路の増幅率Aは、A=1+(R3/R2)であるので、光センサ4の光電流をIdとすると、得られる出力電圧Voは数1にて求められる。
そして、数1によって求められる出力電圧Voと、光センサ4の特性より、導光体1の単位面積当たりの出射光量を算出することができる。さらに、図1に示す様な均一な出射光分布を有する導光棒は、光センサが受光した光量と同じ光量が他の部分からも出射されているため、感光ドラム6軸方向全域の単位面積当たりに照射される光量を推測することが可能となる。
前記の通り、電子写真式印刷装置においてイレーサ13の光量が低下すると、感光ドラム6上に残存する電位を十分に下げることができず、清掃性が悪化し、印刷品質の低下を招くこととなるが、本発明によれば、導光体1の出射光が一定の光量、即ち、前記回路の出力電圧Voが一定となるように、光源3に流れる電流を制御することで、良好な印刷品質を維持することができる。
1は導光体、2はリフレクタ、3は光源、4は光センサ、5はプリント基板、6は感光ドラム、7は帯電部、8は露光部、9は現像部、10は印刷用紙、11は転写部、12は清掃部、13はイレーサ、14は除電器、15はクリーナブラシ、16は防塵ケース、17はOPアンプである。
Claims (5)
- 端面から入射された光を内部で拡散、反射することで線状の光を出射する棒状の導光体と、
前記導光体の内部に光を入射するために前記導光体の端面に密接して配置される光源と、
前記導光体から出射される出射光量をモニタするために前記導光体の出射面に密接して配置される光センサとを備えたことを特徴とする棒状光源装置。 - 前記光センサの検出値に基づき前記導光体全域の出射光量を推測することを特徴とする請求項1記載の棒状光源装置。
- 前記光センサの検出値が一定となるように、前記光源からの出射光を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の棒状光源装置。
- 前記光源と前記光センサは同一基板に実装されていることを特徴とする請求項1記載の棒状光源装置。
- 前記光センサはDIPタイプの部品で構成され、前記導光体の光入射端と出射光をモニタする位置との間に所定の間隔が設けられていることを特徴とする請求項4記載の棒状光源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008180924A JP2010020123A (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | 棒状光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008180924A JP2010020123A (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | 棒状光源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010020123A true JP2010020123A (ja) | 2010-01-28 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2008180924A Pending JP2010020123A (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | 棒状光源装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016057564A (ja) * | 2014-09-12 | 2016-04-21 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
US11747746B2 (en) | 2021-03-31 | 2023-09-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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2008
- 2008-07-11 JP JP2008180924A patent/JP2010020123A/ja active Pending
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