JP2010020008A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を収容する現像装置の現像剤収容部から現像剤担持体の表面に現像剤を汲み上げて、現像剤担持体の表面に担持された現像剤中のトナーを、画像情報に基づいて潜像が形成された潜像担持体に供給して潜像担持体上にトナー像を形成し、潜像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写して記録媒体上に画像を形成する画像形成方法であって、画素カウント手段でカウントされた出力した画像の画像面積率の情報を記憶手段に記憶し、過去に出力した画像の画像面積率の情報に基づいて、現在の現像剤担持体上に汲み上げられる汲み上げ量の予測値を算出し、算出した汲み上げ量の予測値に基づいて制御手段であるCPUが画像濃度を変化させるパラメータを制御する。
【選択図】図3
Description
このような画像形成装置では、例えば環境の変化や画像面積率の変化等の誤差因子の変化により現像剤の現像能力が変化し、経時で画像濃度が変動してしまうことが常に問題となっている。
画像面積率の変化による現像能力の変化としては、例えば、次のような現象を挙げる事ができる。すなわち、二成分現像方式で高画像面積率の画像を連続して出力した場合、現像装置内のトナーの消費量が多くなり、現像装置外から補給され、補給されて間がない、帯電量が不十分な状態のトナーが現像に用いられ画像濃度が高い画像となる場合がある。また、二成分現像方式で低画像面積率の画像を連続して出力した場合、現像装置内のトナーの消費量が少なくなり、現像装置内に補給されたトナーが現像に用いられず、攪拌され続けることにより、帯電量が過剰な状態になり、帯電量が過剰な状態のトナーが現像に用いられ画像濃度が低い画像となる場合がある。
プロセスコントロールとしては、潜像担持体上に基準パターンとしてのパッチパターンの静電潜像を形成してこれを現像装置で現像し、パッチパターンの表面電位及びそのトナー付着量から現像装置の現像能力を算出し、その現像能力から現像バイアス電位、潜像担持体の帯電電位等の各種電位を決定するものが知られている。
プロセスコントロールで所定の濃度がでるようにパラメータを反映させても、高画像面積率の画像出力または低画像面積率の画像出力のように短時間に現像剤の特性に大きく影響を与えるジョブが連続されると、次のプロセスコントロールが行われるまでに大きく画像濃度が変化してしまう。このため、高画像面積率の画像出力や低画像面積率の画像出力のジョブが続く場合は、プロセスコントロールの頻度を上げることで、片寄った画像面積率の出力に起因する画像濃度の変化を抑えることができるが、プロセスコントロールの頻度を上げると著しく生産性を下げてしまう。
片寄った画像面積率の出力に起因する画像濃度の大きな変動は、トナー補給量とトナーが攪拌される時間の違いからトナーの帯電量の低下や上昇が要因として上げられる。
しかし、近年の重合トナーにおいては攪拌時間によらず、帯電量がほとんど変わらないようなトナーが開発されてきており、このトナーを用いることにより、片寄った画像面積率の出力に起因する画像濃度の変動は防止することができる。このため、現像剤やその他の画像形成装置のパーツが長期にわたり使用されることで画像濃度が変化する経時変化以外の短期間に起こる画像濃度の変化を引き起こす要因は限られてくる。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成方法において、出力した画像が高画像面積率だった場合の画像面積率と汲み上げ量との関係を基準にして、過去に出力した画像の画像面積率に対する汲み上げ量の予測値を算出することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成方法において、出力した画像の画像面積率の違いに対する上記算出した汲み上げ量の予測値の変化量が閾値以下となった場合、上記算出した汲み上げ量の予測値に基づいた上記パラメータの制御を解除することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1または2の画像形成方法において、上記算出した汲み上げ量の予測値が初期の汲み上げ量に比べてある閾値以下となった場合、上記算出した汲み上げ量の予測値に基づいた上記パラメータの制御を解除することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の画像形成方法において、上記画像濃度を変化させるパラメータの制御は、算出した汲み上げ量の予測値に基づいて、現像バイアスや帯電電位を調整する制御であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3または4の画像形成方法において、上記画像濃度を変化させるパラメータの制御は、算出した汲み上げ量の予測値に基づいて、上記現像剤収容部内のトナー濃度を調節する制御であることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3または4の画像形成方法において、上記画像濃度を変化させるパラメータの制御は、算出した汲み上げ量の予測値に基づいて、上記現像剤担持体の表面移動速度を調節する制御であることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかの画像形成方法を用いたことを特徴とするものである。
これにより、汲み上げ量の変化によって画像濃度が変動する現象に対しては、汲み上げ量の予測値に基づいてパラメータを補正することで対応することができ、プロセスコントロールを行うことなく、画像濃度の変動を防止することができる。
従って低頻度のプロセスコントロールにより長期間の経時での画像濃度を安定化させ、過去に出力した画像の画像面積率変化による短期間の画像濃度変化に対する画像濃度変動は、汲み上げ量の予測により補正することで生産性を下げることなく補正することができる。
このように、上記請求項1乃至8の発明によれば、生産性を下げることなく画像濃度の変動を抑えることができるという優れた効果がある。
図1は、本実施形態の複写機1の概略説明図である。
図1に示すように、複写機1は、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成されるドラム状の感光体11(Y,M,C,BK)をそれぞれ備える4つの画像形成ユニットを装置中央に配置している。複写機1の上部には、原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部4と、原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部3とを備える。また、4つの画像形成ユニットの情報には原稿読込部4で読み込まれた画像情報、または、外部から入力された画像情報に基づいたレーザー光を各色の感光体11(Y,M,C,BK)に向けて発し、感光体11(Y,M,C,BK)表面上に潜像を形成する書き込み装置2が配置されている。各色の感光体11(Y,M,C,BK)の周りには、感光体11(Y,M,C,BK)の表面を帯電させる帯電手段である帯電ローラ12(Y,M,C,BK)と、感光体11(Y,M,C,BK)の表面上に形成された潜像にトナーを供給し、現像する現像手段である現像装置としての現像ユニット13(Y,M,C,BK)が配置されている。また、現像ユニット13(Y,M,C,BK)の上方には現像ユニット13(Y,M,C,BK)に供給する各色のトナーを収容するトナーボトル30(Y,M,C,BK)が配置されており、不図示のトナー補給装置を駆動することによってトナーボトル30(Y,M,C,BK)内のトナーが現像ユニット13(Y,M,C,BK)内に供給される。
複写機1の図中右側には感光体11(Y,M,C,BK)の表面上に形成されたトナー像を転写する転写紙などの記録媒体Pを収容する給紙部7が配置されている。画像形成ユニットの下方には、記録媒体Pを4つの感光体11(Y,M,C,BK)と対向するよう配置され、複数のトナー像が記録媒体P上に重ねて担持されるように記録媒体Pを搬送する転写搬送ベルト17が配置されている。図中の転写搬送ベルト17の右側の給紙部7との間には、記録媒体Pを転写搬送ベルト17に向かって搬送させる搬送タイミングを調整するレジストローラ9が配置されている。レジストローラ9の下方の転写搬送ベルト17と対向する位置には、転写搬送ベルト17を清掃するベルトクリーニング装置16が配置されている。また、転写搬送ベルト17の左側には、各色の感光体11(Y,M,C,BK)から記録媒体P上に転写された未定着のトナー像を記録媒体P上に定着する定着装置19が配置されている。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印A方向に搬送され、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス5上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書き込み装置2に送信される。そして、書き込み装置2からは、各色の画像情報に基づいたレーザー光(露光光)が、それぞれ、対応する感光体11(Y,M,C,BK)上に向けて発せられる。
詳しくは、イエロー成分に対応したレーザー光は、図1中の左側から1番目の感光体11Y表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザー光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体11Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電ローラ12Yにて帯電された後の感光体11Y上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザー光は、図1中の左から2番目の感光体11M表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザー光は、図1中の左から3番目の感光体11C表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザー光は、図1中の左から4番目の感光体11BK表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、現像工程後の感光体11(Y,M,C,BK)表面は、それぞれ、転写搬送ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、転写搬送ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ14(Y,M,C,BK)が設置されている。そして、転写工程として、転写バイアスローラ14(Y,M,C,BK)の位置で、転写搬送ベルト17上の記録媒体Pに、感光体11(Y,M,C,BK)上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される。
そして、転写工程後の感光体11(Y,M,C,BK)表面は、それぞれ、感光体クリーニング装置15(Y,M,C,BK)との対向位置に達する。そして、クリーニング工程として、感光体クリーニング装置15(Y,M,C,BK)で、感光体11(Y,M,C,BK)上に残存する未転写トナーが回収される。
その後、感光体11(Y,M,C,BK)表面は、不図示の除電部を通過して、感光体11(Y,M,C,BK)における一連の作像プロセスが終了する。
その後、転写搬送ベルト17表面は、ベルトクリーニング装置16の位置に達する。そして、転写搬送ベルト17上に付着した付着物がベルトクリーニング装置16に回収される。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、不図示の搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、転写搬送ベルト17の位置に向けて搬送される。
そして、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、転写搬送ベルト17から分離された後に定着装置19に導かれる。定着装置19では、定着ローラと加圧ローラとのニップにて、カラー画像(トナー)が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、不図示の排紙ローラによって、複写機1の装置本体外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
なお、各現像ユニット13(Y,M,C,BK)の構成はほぼ同様であるので、以下の説明では色分け用の添え字Y、C、M、BKを省略して説明する。
図2に示すように、現像ユニット13では、攪拌スクリュ32及び供給スクリュ33が配置されて現像剤収容部内に現像剤が収容され、攪拌スクリュ32と供給スクリュ33とが回転することにより、現像剤収容部内を循環する。また、供給スクリュ33が配置された現像剤収容部内の現像剤は、供給スクリュ33によってスクリュの回転軸方向に搬送されながら、現像スリーブ35に供給される。現像スリーブ35に供給された現像剤は汲み上げ量を規制する現像剤規制部材であるドクタブレード34によって規制されて、ドクタブレード34によって規制される位置を通過した現像剤は、感光体11と現像スリーブ35との対向部である現像領域に到達し、感光体11上の静電潜像の現像に用いられる。
一方、攪拌スクリュ32が配置された現像剤収容部の下面には、現像剤収容部内の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサ31が配置されており、このトナー濃度センサ31の検知結果に基づいて、トナー濃度の制御が行われる。詳しくは、トナー濃度センサ31によってトナー濃度が低下した状態が検知された場合は、不図示のトナー供給装置を駆動し、トナーボトル30内のトナーを現像ユニット13の攪拌スクリュ32が配置された現像剤収容部内に供給する。
複写機1における書き込み情報は、書き込み装置2のレーザー光出力データに変換される。このレーザー光出力データから、画像を形成するドット数を求めることができる。画像出力一枚ごとに画像を形成する全ドット数を積算して求め、全面ベタ画像出力時のドット数との比から画像面積率を求める。画像面積率を求める構成の簡単なブロック図を図3に示す。なお、画像面積率を検出する技術としては、特許3162358号に記載の技術を用いることができる。
図3中の画素カウント手段でカウントされる画素情報では主走査方向や副走査方向の画像面積率等も細かい制御を行う上では重要な要素となるが、本実施形態の複写機1では、プリントサンプル1枚分の画素をカウントし、サンプル1枚分の書き込み可能領域の画像面積率を算出し、画像面積率とする。すなわち書き込める領域において全面ベタ画像のサンプルを出力した場合、それがA3でもA4でも画像面積率は100[%]となる。
また画素カウント手段でカウントされ、算出された画像面積率の情報は常に記憶手段に記憶させておき、現在の平均画像面積率は過去に出力した画像面積率も考慮して考えるものとする。本実施形態では最近30枚の画像面積率の平均を現在の平均画像面積率とするが、時系列に従って重み付けを行うことももちろん望ましい。そして、記憶手段に記憶された画像面積率の情報は、制御手段としてのCPUに送られ、後述するように、過去に出力した画像の画像面積率に基づいた現像スリーブ35上に汲み上げられる汲み上げ量の予測値を算出し、この予測値に基づいて画像濃度を変化させるパラメータの制御に用いられる。
まず、複写機1が解決する従来の画像濃度の変動とその要因について説明する。
ここで、低画像面積率の画像(以下、低画像と呼ぶ)を連続出力した後に、高画像面積率の画像(以下、高画像と呼ぶ)を連続出力した場合のID値の変化を初期剤と経時剤とで比較する実験を行った。
先ず、実際に低画像面積率である画像面積率0.5[%]の画像を十分に連続出力した後に、感光体11の表面を帯電させる帯電ローラ12に印加する帯電バイアスと現像スリーブ35に印加する現像バイアスとを調整して、画像濃度が分光測色機X−rite938にてID1.5となるように現像バイアスと帯電バイアスとを設定した。この時、書き込み光量などに変化は加えず、ジョブ中に割り込む画質調整を行わず、トナー補給制御においてもトナー濃度一定となるようにトナー補給を行う。このように設定し高画像である画像面積率50[%]を連続200枚出力したときの初期剤と経時剤との画像濃度(ID)の推移を図4に示す。
市場で印刷されている画像面積率を平均化すると約5[%]程度と言われており、それに対して画像面積率0[%]や100[%]で出力することは稀であり、この実験では画像面積率50[%]を連続出力しているため、高画像を出力する側の十分な加速評価ということができる。
この実験の結果として、図4に示すように、初期剤は高画を連続出力すると画像濃度が低下していくことがわかり、経時剤では変動が少ないことがわかる。この時、画像濃度は先に述べた分光測色機X−rite938で測定しており、初期剤の画像濃度は連続出力初期状態では1.5であったのに対し、200枚の出力後には0.2程度低下している。この実験の結果は、市場でも出力された画像の画像面積が大きく変化した場合IDが1.5から1.3に低下する可能性があることを示しており、現在流通している機種から考えればこの画像濃度(ID)の変化は大きな問題となってくる。
図4に示すように、画像面積率が低い画像を連続出力した後に、画像面積率が高い画像を連続出力した場合に、初期剤で画像濃度(ID)が低下する。これは、図5中の右側に示すように、初期剤では画像面積率の違いによる汲み上げ量の変動が大きく、このような初期剤では画像面積率が高い画像であるほど汲み上げ量が低下する。そして、このような初期剤の状態で画像面積率が高い画像形成を行ったときの汲み上げ量の低下が、図4を用いて説明した初期剤での画像濃度低下の原因となる。
汲み上げ量とは現像スリーブ上の特定の面積の現像剤を磁石等でサンプリングし、現像剤の重量を測定する。この時汲み上げ量はサンプリングした剤の重量を採取面積で割った値である。
この汲み上げ量変化の原因としてメカニズムは完全には解明されていないものの現象は徐々にわかってきており、高画像を印刷した時のトナーと低画像を印刷した時のトナーとの状態変化が原因であると考えることができる。そして、高画像を印刷した時ではトナーに添加された大粒径添加剤がトナーに多く付着した状態となっているが、低画像では現像ユニット13の中でトナーが空回しされ添加剤が剥離してしまう。これにより現像剤の嵩密度やトナーの非静電的な付着力等が変化する。そして、高画像時には、現像剤規制部材と現像スリーブの間を現像剤が通り抜ける際、凝集やスリップを起こし通り抜ける量に変化が生じると考えられる。詳しくは、図5に示すように、何れの画像面積率においても、経時で汲み上げ量が低いところで安定することから、トナーから剥離した添加剤が現像ユニット13内に存在し、キャリア表面に添加剤が付着し、添加剤が付着したキャリア同士が凝集し、スリップしているように思われる。そして、初期剤の場合は、現像ユニット13内には添加剤は少ないが高画像を出力すると、添加剤が多い状態のトナーが多く存在するため、汲み上げ量の低下が生じると思われる。
一方で、経時剤の使用によって汲み上げ量は変動しなくなっている。これは、経時では現像ユニット13内の添加剤量が飽和した状態となって、キャリアに大粒径添加剤が十分に付着しておりトナーの大粒径添加剤量が多少変化しても嵩密度やトナーの非静電的な付着力等の変化に影響が少ないと考えられる。
よって、画像濃度の安定化には、この経時の汲み上げ量の変化を制御に反映することが重要となってくる。
これについては、画像面積率が10[%]以上でサンプルを出力した場合には汲み上げ量変化から画像濃度の変動を予測すると初期においても経時においてもIDにして0.05以下である。そして、ID0.05の差を視覚的に判断することは困難であるため10[%]以下で制御を行うこととする。
また同じ意味で4色にて画像形成を行う装置ではイエローステーションの画像濃度変動の制御を行わない制御についても考えることができる。これについてはイエローで描かれた画像の場合イエローの画像濃度差を判断することが視覚的に困難であるためである。
制御として出力した画像面積率の平均値(以下、出力後平均画像面積率と呼ぶ)が10[%]未満である場合に、汲み上げ量の変動による画像濃度制御を行う。汲み上げ量の変化による画像濃度安定化制御は一定枚数印刷後に反映させることとする。ジョブの命令を受けとった場合に、サンプルの画像面積率の平均値(以下、出力前平均画像面積率と呼ぶ)を取得し、出力後平均画像面積率と現像ユニット13の現在の走行距離から、後述する算出方法によって予測汲み上げ量を算出する。この予測汲み上げ量に応じて後述する、3つの画像濃度安定化制御のうちのいずれかを行う。
図6は、低画像連続出力時の汲み上げ量と走行距離との関係を示すグラフである。このグラフに示す関係から現在の走行距離から低画像を出力した時の予測汲み上げ量を算出する。
図7は、画像面積率と汲み上げ量比の関係を示しており、縦軸は低画像時の汲み上げ量を100[%]としたとき汲み上げ量が何[%]であるかを表すグラフである。
そして、図6及び図7に示す近似式に、出力後平均画像面積率と現像ユニット13の走行距離を代入すれば予測汲み上げ量を算出することができる。
予測汲み上げ量の算出方法としては、前述したように現在の現像ユニット13の走行距離と出力後平均画像面積率とは、複写機1の記憶部において記憶される情報を読み取ることで知ることができる。
まず、図6にて現在までの走行距離から低画像を出力した時の汲み上げ量を予測することができる。次に図7より出力後平均画像面積率から現在の汲み上げ量が低画像連続出力時すなわち汲み上げ量最大値の何[%]であるかを知ることができる。この汲み上げ量低下分の割合を低画像を出力した時の汲み上げ量とかけることで現在までの走行距離と出力後平均画像面積率に対する汲み上げ量を予測することができる。
具体的な計算式については、図6より汲み上げ量の最低値は約35[mg/cm2]である。このときの汲み上げ量低下率は、図7において高画像時の初期剤の汲み上げ量が90[%]であるため、経時での汲み上げ量も図5にて初期の高画像と経時のデータで差がないことから90[%]程度であることがわかる。また図5より経時でも高画像のほうが汲み上げ量が低いため経時で差が目立ちにくいものの図7の初期剤の汲み上げ量比率の関係が成り立つと考える。
すなわち現在の走行距離と平均画像面積率から汲み上げ量を算出するためには、図6の初期と経時の値の差である、(汲み上げ量最大値−汲み上げ量最小値)=Aとし、図6の汲み上げ量最小値=Bとする。図6において現在の低画像時の汲み上げ量は現在の走行距離からCと求まるとする。
また図7において(低画像(0[%])汲み上げ比率−高画像時(50[%])汲み上げ量比率)=Dとする。図7において現在の汲み上げ量比率は平均画像面積率から求まりEとする。図7より高画像時(50[%])汲み上げ量比率をFとする。
そして、現在の汲み上げ量は、下記(1)式で算出することができる。
B+(C−B)×A×(E−F)/D
で求めることができる。
なお、本実施形態では、画像面積と汲み上げ量、走行距離と汲み上げ量を別々に求めており、実際に予測する際には走行距離と汲み上げ量を算出し、その時の画像面積率から汲み上げ量に係数を掛け合わせて汲み上げ量を汲み上げ量を求めているが、もちろん全ての走行距離で全ての画像面積と汲み上げ量のデータをとり、テーブルとして汲み上げ量を求めても良い。
これによりジョブ時の予測汲み上げ量がわかり、汲み上げ量と画像濃度の関係がわかる。従って後述する画像濃度を変更するプロセスにおいては画像濃度IDと各プロセスの関係式が明らかとなれば、画像濃度を安定化することが制御を行うことが可能であることがわかる。よって、画像濃度安定方法、その制御方法、及びIDの関係について下記に説明する。
一つ目の画像濃度安定化させる手法は、汲み上げ量変化に応じて現像や帯電電位を調整する手法である。
この種の画像濃度制御においては現像スリーブ35に印加する現像バイアスと、感光体11を帯電させる帯電ローラ12に印加する帯電バイアスと、感光体11をLDにより露光する書き込み装置2のLDパワーとを制御することによって画像濃度が変化する。但しこれらをバラバラに制御してしまうと多様な副作用が生じるため、本実施形態の複写機1においては、帯電ローラ12によって帯電された感光体11の表面電位と帯電バイアスが印加された現像スリーブ35表面電位との電位差である地肌ポテンシャルを140[V]に固定し制御を行う。すなわち現像スリーブ35の表面電位と感光体11の表面電位とが同時に等量だけ変化するように、現像バイアスと帯電バイアスとを変化させることで画像濃度を制御する。
現像バイアスとIDとの関係を図9に示す。この式により変動する画像濃度を制御する現像バイアス、帯電バイアスがわかる。
一般にトナー濃度を下げると現像剤中のトナーの帯電量が上がり、現像されるトナー量が減るため、同じ制御において画像濃度は下がる。逆にトナー濃度を上げると画像濃度は上がる。
トナー濃度とIDとの関係を図10に示す。トナー濃度変化による画像濃度調整による手法を用いると、一つ目の画像濃度安定化させる手法のように電位制御を行うものとは異なり、制御後直ちに画像濃度には反映されず、徐々に画像濃度に反映される。このため急激な変化が起こらないため実用性が高い。しかし制御範囲が狭いため、図9を用いて説明した、電位による調整と組み合わせることで制御を行うことが好ましい。
現像スリーブ35の線速を変化させることで現像剤を感光体11により多く接触させることで現像能力を高める手段である。本実施形態での複写機1では画像濃度と線速との関係は感光体11の表面の帯電量や現像剤の状態によって大きく異なった。このため本実施形態では、汲み上げ量によってスリーブ線速を変化させる制御としている。すなわち一定の線速で回転する感光体11の線速に対して、現像スリーブ35を通常では1.5倍の線速となるように回転させているが、回転数を増やすことで汲み上げ量減少分を抑えるという発想のもと行う。この制御においては図11のようにスリーブ線速を選べばよいことになる。なお、本実施形態では、汲み上げ量と線速との関係で制御を行うものについて説明したが、もちろん画像濃度と線速との関係で制御を行ってもよい。
ここで、ここでプロセスコントロールについて補足する。本実施例で用いた画像形成装置においてプロセスコントロールは最低でも200枚に1回は必ず入る制御となっているが、先に行われたプロセスコントロールと次に行われたプロセスコントロールとの間は、濃度制御を行う制御は入らない構成となっている。そして、プロセスコントロール間では、上述した一つ目の画像濃度安定化させる手法のように、汲み上げ量変化に応じて現像バイアスや帯電電位を調整する。また、プロセスコントロール実行時には、現在の最近出力した画像の平均画像面積率を算出し、帯電・現像出力を高画像連続出力時における汲み上げ量時の値に設定する。この手法は上述したの本発明の手法と同様であり走行距離と平均画像面積率から算出している。
そして、10[%]未満の場合は前述に示したように、走行距離と画像面積率から適切な帯電現像出力を算出することを示している(図12中のS6及びS7)。
図5に示すように、十分な走行距離においては出力した画像の画像面積率に対する汲み上げ量は変化が少なくなっている。この時、汲み上げ量変化による画像濃度変化は小さくなるため、画像面積率による汲み上げ量変化が一定値以下となったとき、本制御を解除することによってソフトの負荷を小さくすることができる。
図13は予測した汲み上げ量変化が画像面積率変化に比べてある閾値以下となった場合に、算出した汲み上げ量の予測値に基づいたパラメータの制御を解除する制御を表すフローチャートである。ジョブコマンド受付後、現像ユニット13に新しい現像剤をセットしてからの走行距離を取得し、特定の閾値以上であった場合に制御を解除し、前回のプロセスコントロールで求めた通常通りの制御によって画像出力を行うことを示すチャートである。この制御は現像ユニットが新品ユニットに交換されると再び汲み上げ量の予測値を算出し、その算出結果に基づいた制御を行うこととする。
なお、本実施形態では、図6に示す近似式により汲み上げ量低下における最下点であるサチレート点を求めることができる。すなわち、本実施形態では最下点付近の走行距離が4000000[mm]に達したところで汲み上げ量変動を予測し画像濃度を安定化する制御を行わないようにしている。
図14の結果から高画像を連続出力した場合、100枚程度までは急激に汲み上げ量が変動するが、300枚目や600枚目は変化がほとんどないことがわかる。このことから短期間の汲み上げ量変動を予測するためには過去全ての平均画像面積を算出する必要はなく、最近の数百枚の平均で判断すればよいことがわかる。本発明ではこの枚数を仮に図14よりある程度平衡に達する150枚とした。
図4の条件で枚数と汲み上げ量上昇とID低下の関係は図4と図14からわかり共に150枚程度までに急激に変化する。
このことから画像面積率は最近150枚の平均とする。ただしこの場合、最後に出力したサンプルの現在の汲み上げに対する寄与と、150枚前に出力したサンプルの現在の汲み上げに対する寄与との大きさは当然前者のほうが大きいはずである。
そこで枚数に対して重み付けを行う。
平均画像面積率=(1〜50枚目の平均値)×α+(51〜100枚目の平均値)×β+(101〜150枚目の平均値)×γ
とする。
ここで図14の変動率は(1〜50枚目):(51〜100枚目):(101〜150枚目)=1.91:0.70:0.39=α:β:γとする。
重み付けに関しては本発明では次のように設定した。短期間の汲み上げ量変動を予測するために最新の150枚の画像面積率の平均を求めることとした。しかし図14をみると最後に出力したサンプルの現在の汲み上げに対する寄与と、150枚前に出力したサンプルの現在の汲み上げに対する寄与との大きさは当然前者のほうが大きいはずである。そこで本発明では、最近の50枚と51〜100枚目と101〜150枚目についてそれぞれ傾斜をつけることとする。方法として図14より150枚の汲み上げ量の変動が2.94[mg/cm2]であり50枚と51〜100枚目と101〜150枚目の汲み上げ量変動はそれぞれ1.87[mg/cm2]、0.69[mg/cm2]、0.38[mg/cm2]である。係数とするためそれぞれの汲み上げ量変動に(2.94[mg/cm2])/3を掛け合わせることで変動率を大まかに決めることができ、通常の画像面積率の平均よりも精度良く汲み上げ量変化を予測することが可能である。
従って低頻度のプロセスコントロールにより長期間の経時での画像濃度を安定化させ、過去に出力した画像の画像面積率変化による短期間の画像濃度変化に対する画像濃度変動は、汲み上げ量の予測により補正することで生産性を下げることなく補正することができる。よって、複写機1の画像形成方法であれば、生産性を下げることなく画像濃度の変動を抑えることができる。
2 書き込み装置
3 原稿搬送部
4 原稿読込部
5 コンタクトガラス
7 給紙部
8 給紙ローラ
9 レジストローラ
11 感光体
12 帯電ローラ
13 現像ユニット
14 転写バイアスローラ
15 感光体クリーニング装置
16 ベルトクリーニング装置
17 転写搬送ベルト
18 分離チャージャ
19 定着装置
30 トナーボトル
31 トナー濃度センサ
32 攪拌スクリュ
33 供給スクリュ
34 ドクタブレード
35 現像スリーブ
Claims (8)
- トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を収容する現像装置の現像剤収容部から現像剤担持体の表面に現像剤を汲み上げて、
該現像剤担持体の表面に担持された現像剤中のトナーを、画像情報に基づいて潜像が形成された潜像担持体に供給して該潜像担持体上にトナー像を形成し、該潜像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写して記録媒体上に画像を形成する画像形成方法において、
出力した画像の画像面積率の情報を記憶手段に記憶し、過去に出力した画像の画像面積率の情報に基づいて、現在の上記現像剤担持体上に汲み上げられる汲み上げ量の予測値を算出し、算出した汲み上げ量の予測値に基づいて画像濃度を変化させるパラメータを制御することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1の画像形成方法において、
出力した画像が高画像面積率だった場合の画像面積率と汲み上げ量との関係を基準にして、過去に出力した画像の画像面積率に対する汲み上げ量の予測値を算出することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1または2の画像形成方法において、
出力した画像の画像面積率の違いに対する上記算出した汲み上げ量の予測値の変化量が閾値以下となった場合、上記算出した汲み上げ量の予測値に基づいた上記パラメータの制御を解除することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1または2の画像形成方法において、
上記算出した汲み上げ量の予測値が初期の汲み上げ量に比べてある閾値以下となった場合、上記算出した汲み上げ量の予測値に基づいた上記パラメータの制御を解除することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1、2、3または4の画像形成方法において、
上記画像濃度を変化させるパラメータの制御は、算出した汲み上げ量の予測値に基づいて、現像バイアスや帯電電位を調整する制御であることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1、2、3または4の画像形成方法において、
上記画像濃度を変化させるパラメータの制御は、算出した汲み上げ量の予測値に基づいて、上記現像剤収容部内のトナー濃度を調節する制御であることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1、2、3または4の画像形成方法において、
上記画像濃度を変化させるパラメータの制御は、算出した汲み上げ量の予測値に基づいて、上記現像剤担持体の表面移動速度を調節する制御であることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1乃至7いずれかの画像形成方法を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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