JP2003005463A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003005463A
JP2003005463A JP2001188240A JP2001188240A JP2003005463A JP 2003005463 A JP2003005463 A JP 2003005463A JP 2001188240 A JP2001188240 A JP 2001188240A JP 2001188240 A JP2001188240 A JP 2001188240A JP 2003005463 A JP2003005463 A JP 2003005463A
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JP2001188240A
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Tadashi Oba
忠志 大庭
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】平均印字率の低い原稿を多数枚印字した時に発
生する濃度低下を防止する画像形成装置を提供する。 【解決手段】印字率算出手段11で毎回印字する画像デ
ータから印字率を読み取り記憶手段12に記憶させ、平
均印字率算出手段13で所定枚数到達時の平均印字率を
算出する。そして、制御手段14で平均印字率が所定印
字率よりも低いか否かを判断し、低い場合に露光ユニッ
ト3に光量の出力を増加するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、あるいはFAX等の画像形成装置に関し、特に平均
印字率を算出する手段を備えた画像形成装置に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】従来の画像形成装置であるプリンタとし
て、印字率の低い原稿を多数枚印字した時に発生する濃
度低下を防止する目的で、初期から現像特性をかなり高
めに設定するために、現像バイアスを高く設定したり、
感光ドラムと現像ローラを近づけたりしているものがあ
った。また、印刷していないときにトナーを排出するこ
とで、トナーの消費を増やして実質は印字率を上げ、濃
度低下の不具合を防止しているものもあった。 【0003】また、特開平5−2306号公報のよう
に、画像データから現像により感光体ドラム上に付着す
るトナーの付着量の予測値を算出して、それぞれの比較
結果と表面電位の計測結果に基づき露光量等を変更する
ものがあった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に初期から現像特性を高く設定する場合には、初期の画
像が当然濃くなり、ハーフ画像や解像度パターンがつぶ
れやすくなり画像に鮮明さがなくなってしまうという問
題があり、現像特性を高めに設定する場合には、カブリ
に対するマージンが少なくなってしまうという問題があ
った。また、印刷していないときにトナーを排出する場
合には、トナー供給容器の既定量にそれを見越した分の
トナーを予め増量しておく必要があるという問題があっ
た。 【0005】さらに、画像データから現像により感光体
ドラム上に付着するトナーの付着量の予測値を算出した
値を実際使用中である感光ドラム上のトナー付着量の計
測値や表面電位を計測した値と比較して初めて露光量等
を変更する場合には、ドラム表面電位を計測するための
装置を画像形成装置内に設けなければならず、そのスペ
ースの確保や周辺ドライバー装置等が必要になってしま
うという問題があった。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に
鑑みてなされたものであり、印字枚数毎の印字率を記憶
する記憶手段と、所定印字枚数毎にそれまでの印字枚数
毎の印字率から平均印字率を算出する算出手段と、を備
える画像形成装置において、前記平均印字率と所定印字
率とを比較する比較手段と、前記平均印字率が所定印字
率よりも低い場合に露光手段の露光量を増加させる制御
手段と、を備えた画像形成装置としたものである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は、本発明の実施の形態を示した画
像形成装置であるプリンタの概略断面図であり、a−S
iで形成される感光体ドラム1の周りには、帯電器2、
露光ユニット3、現像スリーブ8を有する現像器4、転
写ローラ5、クリーニングブレード6、摺擦ローラ7を
配置している。感光体ドラム1及び現像スリーブ8は、
それぞれ図中の矢印の方向に回転し、画像形成を行うも
のとし、現像スリーブ8の表面には正帯電性トナーの薄
層を形成するものとする。 【0008】まず、帯電器2により感光体ドラム1上を
約+240Vに均一に帯電させ、露光ユニット3により
感光体ドラム1上に静電潜像の形成を行う。この時、露
光後の感光体表面電位は約+10Vである。次に、感光
体ドラム1と現像器スリーブ8との間には交番電界(Vd
c=160[V]、Vpp=1.8[kV]、f=2.4[kHz])を作用させて、
感光体ドラム1の露光部分にトナー像を現像させる。現
像された感光体ドラム1のトナー像は、記録媒体P上に
転写ローラ5によって転写され、記録媒体搬送方向下流
側に配置される定着器(不図示)により定着される。こ
の時、転写ローラ5には、環境や記録媒体の種類・抵抗
等により異なるが負極性の高圧バイアスを印加する。転
写後の感光体ドラム1上の残留トナーは、クリーニング
ブレード6によって掻き落とされ、掻き落とされた残留
トナーが摺擦ローラ7上に滞留し、摺擦ローラ7を回転
させることで感光体ドラム1表面を摺擦するようにな
る。 【0009】図2は、図1の画像形成装置内の本発明に
関連する部分のみを示す構成ブロック図であり、本願発
明の特徴を以下に説明する。まず、印字率算出手段11
は、毎回印字する印字パターンのデータ(画像データ)
から印字率を読み取り、記憶手段12に記憶させる。平
均印字率算出手段13は、記憶手段12に記憶された印
字率を積算し、それを印字枚数で割ることによって平均
印字率を算出すること等の方法により、任意の印字枚数
の平均印字率を算出する。平均印字率を算出する別の方
法として、例えば、印刷初期から20枚おきの印字率の
平均値を出しておき、印字枚数が進むにつれて20枚お
きの印字率を順次記憶することで、その20枚毎の印字
率の加算された数値からある一定枚数に達した時点での
平均印字率を算出する方法も考えられる。 【0010】制御手段14は、印字枚数をカウントする
カウント手段15、および平均印字率算出手段13によ
り算出された平均印字率と予め設定した所定印字率とを
比較する比較手段16を制御することにより、所定枚数
到達時点での平均印字率が所定印字率よりも低いか否か
を判断する。なお、所定印字率は、印刷枚数に対して十
分濃度が確保できる印字率の下限を想定して設定したも
のである。 【0011】本発明は、平均印字率が所定印字率よりも
低い場合、すなわち印刷枚数に対して十分濃度が確保で
きない印字率の場合には、制御手段14は露光ユニット
3に光量の出力を変更するように制御することを特徴と
する。すなわち、平均印字率が低いもの程耐刷後に濃度
が低下するために、平均印字率の程度によって光量の増
加量を変えることを特徴とし、これにより平均印字率の
低い原稿の耐刷時でも適度に光量を上げて、濃度が薄く
なることを防止することができる。 【0012】図3は、実験により導き出した印字枚数に
対する印字率と濃度の関係を示す。図3に示すように、
印字率が低いものほど、印字枚数が多くなると濃度(ベ
タ濃度)が低下する傾向にあることが判る。具体的に
は、印字率3%以上では、印字枚数に対して濃度の変化
は殆ど無いが、印字率3%より印字率が低くなるに従っ
て濃度が低下していく傾向にある。 【0013】そこで、本実験結果となるプリンタでは、
印字率0.1%の50K(5万枚)で濃度が1.2にな
っているが、これ以上印字を続けて濃度が落ちると光量
を増やしても濃度が回復しないために、50Kまでに露
光ユニット3の露光量を上げる制御を入れる必要があ
る。そこで、本発明の制御手段14から露光ユニット3
に50Kで露光量を上げるように制御をすればよい。 【0014】以下の実施例は、上述の実験結果となるプ
リンタを用い、印字枚数と平均印字率Aに対する露光量
の可変量yを図4のようにした場合のものである。な
お、印字枚数における平均印字率Aの値は、プリントし
た原稿の印字率を20頁毎の平均印字率xとしてその合
計を加算した数で割った値、すなわち「平均印字率A=
(x1+x2+x3+…+xn)/n」としたものであ
る。 【0015】図5は、露光量の可変量に対する濃度の変
化を示す。図5から明らかなように、適時平均印字率別
に露光量を変化させることにより、どの平均印字率の状
態でも濃度がよく維持されていることが分かる。例え
ば、50K時点で、平均印字率が0.5%以下の場合は
露光量の増加量が20%とすることで、その時の画像濃
度がベタ濃度1.2のものが1.33、1DOT25%
のハーフ画像の濃度が0.4のものが0.56になるこ
とで濃度を上げることができている。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、平均印字率を算出し、所定の印字率と比
較して露光量を変化させることにより、平均印字率の低
い原稿を多数枚印字した時に発生する濃度低下を防止す
る画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の画像形成装置を示す構成概略図であ
る。 【図2】本発明の画像形成装置を示す構成ブロック図で
ある。 【図3】印字率と濃度の関係を示す表である。 【図4】本発明の画像形成装置の実施例を示す表であ
る。 【図5】図4により得られる結果を示す表である。 【符号の説明】 1:感光体ドラム 2:帯電器 3:露光ユニット 4:現像器 5:転写ローラ 6:クリーニングブレード 7:摺擦ローラ 8:現像スリーブ 11:印字率算出手段 12:記憶手段 13:平均印字率算出手段 14:制御手段 15:カウント手段 16:比較手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】印字枚数毎の印字率を記憶する記憶手段
    と、所定印字枚数毎にそれまでの印字枚数毎の印字率か
    ら平均印字率を算出する算出手段と、を備える画像形成
    装置において、 前記平均印字率と所定印字率とを比較する比較手段と、
    前記平均印字率が所定印字率よりも低い場合に露光手段
    の露光量を増加させる制御手段と、を備えたことを特徴
    とする画像形成装置。
JP2001188240A 2001-06-21 2001-06-21 画像形成装置 Withdrawn JP2003005463A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010020008A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Ricoh Co Ltd 画像形成方法及び画像形成装置
JP2012203024A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置およびトナー濃度制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010020008A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Ricoh Co Ltd 画像形成方法及び画像形成装置
JP2012203024A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置およびトナー濃度制御方法

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