JP2010018206A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート Download PDF

Info

Publication number
JP2010018206A
JP2010018206A JP2008181847A JP2008181847A JP2010018206A JP 2010018206 A JP2010018206 A JP 2010018206A JP 2008181847 A JP2008181847 A JP 2008181847A JP 2008181847 A JP2008181847 A JP 2008181847A JP 2010018206 A JP2010018206 A JP 2010018206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
pivotally supported
lift device
link member
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008181847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5428227B2 (ja
Inventor
Hodaka Ashitani
穂高 芦谷
Takeshi Ebihara
剛 海老原
Fumiaki Koizumi
文明 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2008181847A priority Critical patent/JP5428227B2/ja
Publication of JP2010018206A publication Critical patent/JP2010018206A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5428227B2 publication Critical patent/JP5428227B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】シートクッションの下端位置を極力低く設定することができるリフト装置付きの車両用シートを提供する。
【解決手段】シートクッション3及びシートバック5をスライドレール11,13を介してフロアにスライド可能に支持すると共に、前側リフト装置21を介して昇降可能に構成した車両用シート1において、前記前側リフト装置21は、フロアに固定した前側支持体25と、一端が該前側支持体25に回動可能に軸支され、他端が前記スライドレール11,13を構成するロアレール15の側面側に軸支された前側リンク部材31とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに関する。更に詳しくは、フロアに対して上下に昇降可能なリフト装置を備えた車両用シートに関する。
従来から、フロアに対して昇降可能な車両用が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された車両用シートにおいては、フロアにシートスライド装置を配設し、該シートスライド装置に支持ブラケットを固定する一方、シートクッションの下部にサイドブラケットを設け、これらの支持ブラケットとサイドブラケットとをリフタリンクを介して回動可能に連結している。
特開2005−132252公報
しかしながら、前記従来の車両用シートでは、リフタリンクがシートクッションの下部に設けされて下方に突出したサイドブラケットに軸支されているため、このサイドブラケットの分だけシートクッションが上方に配置されてしまうという問題があった。即ち、シートクッションを下端位置にまで下降させた場合、サイドブラケットがフロアに干渉するため、シートクッションの下端位置をあまり低く設定することができないという問題があった。
そこで、本発明は、シートクッションの下端位置を極力低く設定することができるリフト装置付きの車両用シートを提供するものである。
本発明に係る車両用シートは、シートクッション及びシートバックを有するシート本体と、該シート本体をフロアにスライド可能に支持するスライドレールと、前記シート本体を昇降させるリフト装置とを備え、前記リフト装置は、フロアに固定した支持体と、一端が該支持体に回動可能に軸支され、他端が前記スライドレールの側面側に軸支されたリンク部材とを備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係る車両用シートによれば、リフト装置を構成するリンク部材の端部がスライドレールの側面側に軸支されているため、シートクッションを昇降させた場合の下端位置を低く設定することができる。
従来は、リンク部材がスライドレールの下側に軸支されていたため、シートクッションを昇降させた場合の下端位置を低くすることが出来なかった。しかし、本発明によれば、リンク部材がスライドレールの側面側に軸支されているため、シートクッションの下端位置を低く設定することができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1は、本発明の実施形態による車両用シートを示す斜視図であり、シートクッションのパッドを省略している。
車両用シート1のシート本体は、座部となるシートクッション3と、下端部を中心に回動可能に支持されたシートバック5と、該シートバック5の上端に設けられたヘッドレスト7とを備えている。前記シートクッション3を構成するシートフレーム9は、左右両端に前後方向に沿って延設された一対のスライドレール11,13と、左右のスライドレール同士11,13を連結するように車幅方向に延びる前側ロッド33及び後側ロッド35と、前記スライドレール11,13の前端部を車体のフロアに支持する前側リフト装置(リフト装置)21,21と、前記スライドレール11,13の後端部を車体のフロアに支持する後側リフト装置37とを備えている。
前記スライドレール11,13は、フロアに前側リフト装置21及び後側リフト装置37を介して揺動可能に軸支されたロアレール15と、該ロアレール15にスライド可能に係合されたアッパレール17とからなり、後述するように、ロアレール15とアッパレール17との間には、転動可能な球体であるベアリングボールが配設されている。また、アッパレール17の上面には、前後に亘って支持パネル19が配設されている。
本発明に係るリフト装置は、前記実施形態における前側リフト装置21に適用されている。車両左側のスライドレールを例にとって説明すると、この前側リフト装置21は、フロアにボルト23を介して締結された前側支持体25と、一端が前側支持体25にピン27を介して回動可能に連結され、他端が取付ブラケット29にピン結合された前側リンク部材31とからなる。前記取付ブラケット29は、平面視略ハット状に形成されており、ロアレール15の側面部53(図4参照)にスポット溶接等の接合手段によって結合されている。また、前側リフト装置21は、左側のロアレール15及び右側のロアレール15のそれぞれの左右両側に合計4箇所設けられている。
また、前記後側リフト装置37は、フロアにボルト23を介して締結された後側支持体39と、レバー41の回動に連動して移動する回動板43と、これらの後側支持体39と回動板43を連結する第1の後側リンク部材45及び第2の後側リンク部材47とからなる。前記第1の後側リンク部材45は、一端が後側支持体39に回動可能に軸支され、他端が第2の後側リンク部材47の一端に軸支されている。さらに、第2の後側リンク部材47の他端は、回動板43にピン結合されている。
図2は、本発明の実施形態による車両用シートを構成するシートフレームを側方から見た側面図であり、シート本体が前端位置に配置された状態を示している。図3は、本発明の実施形態による車両用シートを構成するシートフレームを側方から見た側面図であり、シート本体が前後方向の中間位置に配置された状態を示している。
シート本体は、スライドレール11,13を介して前後方向にスライド可能に構成されているため、図2のように前端位置から図3に示す中間位置を経て、図外の後端位置にまで移動させることができる。また、図5にも示すように、アッパレール17とロアレール15との間には、転動可能なベアリングボール(球体)49が配設されているため、このベアリングボール49が転動することによりアッパレール17がロアレール15に対して摩擦力が発生することなくスムーズに摺動するように構成されている。また、図2,3に示すように、一本のスライドレール11においては、ベアリングボール49の前後位置は、シート本体が前端位置の場合にはX1とX2であり、シート本体が後端位置の場合にはX'1とX'2である。アッパレール17から下方に向かう荷重は、これらのベアリングボール49を介してロアレール15に入力される。ここで、前後一対のベアリングボール49のうち、前側のベアリングボール49がX1の位置に配置されるが、このX1の位置には、取付ブラケット29及びこれに結合された前側リンク部材31が配設されている。なお、符号51は、シートバックフレームである。
図4は図3のA−A線による断面図、図5は図3のB−B線による断面図、図6は図3のC−C線による断面図、及び、図7は、図3のD−D線による断面図である。
図4に示すように、前側リンク部材31は、断面略ハット状に形成されて上下方向の中央部が左右両側に向けて凸状に屈曲している。また、上方が開放されたロアレール15の側面には、取付ブラケット30が接合されている。
図5に示すように、アッパレール17及びロアレール15からなるスライドレール11の左右両側には、取付ブラケット29,30にピン27を介して前側リンク部材31が回動可能に軸支されている。また、前述したように、アッパレール17とロアレール15との間には、転動可能なベアリングボール49,49が左右に一対に設けられている。なお、図6と図7に示すように、アッパレール17の上面には、支持パネル19が接合されている。
以下に、本発明の実施形態による作用効果を説明する。
前記前側リンク部材31は、スライドレール11,13を構成するロアレール15の左右両側面側に軸支されているため、スライドレール11,13に左右の捻り荷重が加わった場合にも、左右均等に捻り荷重を受けることができ、捻り変形に対する剛性が向上する。
前記スライドレール11,13は、シートクッション3の下部の左右両端に一対に配設され、それぞれのスライドレール11,13の左右両側面側に前側リンク部材31を軸支している。このため、シートクッション3の全体に下方への荷重が入力された場合に、左右のスライドレール11,13で均等に荷重を受けるので、捻り変形に対する剛性が更に高くなる。
前記スライドレール11,13の前後両端部に前側リンク部材31及び後側リンク部材45,47を軸支しているため、シートクッション3の全体に下方への荷重が入力された場合に、前後両端部のリンク部材31,45,47で均等に荷重を受けるので、捻り変形に対する剛性が更に高くなる。
なお、本発明に係るリフト装置は、前側リフト装置21に適用したが、本発明はこれに限定されず、後側リフト装置に適用しても良い。
本発明の実施形態による車両用シートを示す斜視図であり、シートクッションのパッドを省略している。 本発明の実施形態による車両用シートを構成するシートフレームを側方から見た側面図であり、シート本体が前端位置に配置された状態を示している。 本発明の実施形態による車両用シートを構成するシートフレームを側方から見た側面図であり、シート本体が前後方向の中間位置に配置された状態を示している 図3のA−A線による断面図である。 図3のB−B線による断面図である。 図3のC−C線による断面図である。 図3のD−D線による断面図である。
符号の説明
1…車両用シート
3…シートクッション(シート本体)
5…シートバック(シート本体)
11,13…スライドレール
15…ロアレール(スライドレール)
17…アッパレール(スライドレール)
19…支持パネル
21…前側リフト装置(リフト装置)
25…前側支持体(支持体)
29,30…取付ブラケット
31…前側リンク部材(リンク部材)
53…側面部

Claims (4)

  1. シート本体をスライドレールを介してフロアにスライド可能に支持すると共に、前記シート本体をリフト装置を介して昇降可能に構成した車両用シートにおいて、
    前記リフト装置は、フロアに固定した支持体と、一端が該支持体に回動可能に軸支され、他端が前記スライドレールの側面側に軸支されたリンク部材とを備えたことを特徴とする車両用シート。
  2. 前記リンク部材は、スライドレールの左右両側面側に軸支されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記スライドレールは、シートクッションの下部の左右両端に前後方向に沿って一対に配設され、それぞれのスライドレールの左右両側面側にリンク部材を軸支したことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  4. 前記スライドレールの前後両端部に前記リンク部材を軸支したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シート。
JP2008181847A 2008-07-11 2008-07-11 車両用シート Expired - Fee Related JP5428227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008181847A JP5428227B2 (ja) 2008-07-11 2008-07-11 車両用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008181847A JP5428227B2 (ja) 2008-07-11 2008-07-11 車両用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010018206A true JP2010018206A (ja) 2010-01-28
JP5428227B2 JP5428227B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=41703531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008181847A Expired - Fee Related JP5428227B2 (ja) 2008-07-11 2008-07-11 車両用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5428227B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011218899A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Nihon Technica Co Ltd 車輌の衝撃時の緩衝を図るシート装置と、車輌のシート装置と、車輌のシートリクライニング装置
JP2014024512A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
JP2015063212A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62216844A (ja) * 1986-03-17 1987-09-24 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の座席装置
JPH028632U (ja) * 1988-06-30 1990-01-19
JPH05147461A (ja) * 1991-11-28 1993-06-15 Nhk Spring Co Ltd 自動車用シートの着座姿勢調整機構
JPH07112637A (ja) * 1993-10-18 1995-05-02 Aitesu:Kk 車両用シート支持装置
JP2008019848A (ja) * 2006-06-15 2008-01-31 Honda Motor Co Ltd 内燃機関システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62216844A (ja) * 1986-03-17 1987-09-24 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の座席装置
JPH028632U (ja) * 1988-06-30 1990-01-19
JPH05147461A (ja) * 1991-11-28 1993-06-15 Nhk Spring Co Ltd 自動車用シートの着座姿勢調整機構
JPH07112637A (ja) * 1993-10-18 1995-05-02 Aitesu:Kk 車両用シート支持装置
JP2008019848A (ja) * 2006-06-15 2008-01-31 Honda Motor Co Ltd 内燃機関システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011218899A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Nihon Technica Co Ltd 車輌の衝撃時の緩衝を図るシート装置と、車輌のシート装置と、車輌のシートリクライニング装置
JP2014024512A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
JP2015063212A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP5428227B2 (ja) 2014-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4085415B2 (ja) 車両用シート
JP6070267B2 (ja) 乗物用シート
CN104661870A (zh) 车用座椅
US9004582B2 (en) Floor structure of vehicle body center section
US10343569B2 (en) Seat for vehicles
JP2017503717A (ja) 自動車座席
JP2018199363A (ja) 乗物用シート
CN104661861A (zh) 车用座椅
JP2014177182A (ja) 車両用シート構造
JP5428227B2 (ja) 車両用シート
JP6184275B2 (ja) 車両用シート
JP6885162B2 (ja) 乗物用シート
JP4621978B2 (ja) 車両用シート取付構造
JP2002225600A (ja) リフター機能付きの車両用シートクッション
JP2007030583A (ja) シート
JP2013091344A (ja) 車両用シート
JP5866630B2 (ja) シートクッション跳ね上げ式の車両用シート
JP6614023B2 (ja) 乗物用シート
JP2004154388A (ja) シートのフレーム構造体
JP2007296865A (ja) 車両用シート装置
JP6888374B2 (ja) 乗物用シート
JP2002142908A (ja) リフター機能付きの車両用シートクッション
JP2016002924A (ja) 乗物用シート
JP2006193010A (ja) シートクッション
JP6434789B2 (ja) 乗用車シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130430

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees