JP2010017919A - 返信用葉書付きメールフォーム - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンタで印字処理を行なった場合でも、段差による印字トラブルが起こる危険性がない返信用葉書付きメールフォームを提供するものである。
【解決手段】第1の用紙上の右側片上には、再剥離再貼付可能な接着剤層が設けられて第3の用紙が剥離可能に接着され、第1の用紙の左側と中央の二紙片には、裏面の周縁に感圧性接着剤層が塗布され、第1の用紙の右側紙片の裏面に宛先情報が表示され、第2の用紙は、折り畳み用ミシンが形成され、左側紙片上に宛先情報が表示され、右側紙片の右辺を除く3周辺に沿って感圧性接着剤層が塗布され、第3の用紙は、左辺を除く3周辺に沿って感圧性接着剤層が塗布され、第1の用紙は、塗布された感圧性接着剤層に沿って切り取りミシンが形成され、第2の用紙は、塗布された感圧性接着剤層に沿って切り取りミシンが形成され、第3の用紙は、塗布された感圧性接着剤層に沿って切り取りミシンが形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】第1の用紙上の右側片上には、再剥離再貼付可能な接着剤層が設けられて第3の用紙が剥離可能に接着され、第1の用紙の左側と中央の二紙片には、裏面の周縁に感圧性接着剤層が塗布され、第1の用紙の右側紙片の裏面に宛先情報が表示され、第2の用紙は、折り畳み用ミシンが形成され、左側紙片上に宛先情報が表示され、右側紙片の右辺を除く3周辺に沿って感圧性接着剤層が塗布され、第3の用紙は、左辺を除く3周辺に沿って感圧性接着剤層が塗布され、第1の用紙は、塗布された感圧性接着剤層に沿って切り取りミシンが形成され、第2の用紙は、塗布された感圧性接着剤層に沿って切り取りミシンが形成され、第3の用紙は、塗布された感圧性接着剤層に沿って切り取りミシンが形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、記入した情報を第三者に見られない状態に隠蔽して送ることができる返信用葉書を備えた三つ折り封書を作成するための返信用葉書付きメールフォームに関するものである。
従来、印字、または、印刷によって表示された情報を漏洩や、改竄から護るためにさまざまな方法や、対応媒体が提供されている。
その一つに、スクラッチインキによる情報の秘匿方法がある。
この方法は、例えば、スクラッチ籤のように、スクラッチインキで印刷された部分を削り取ってインキの下に印刷されている文字や、数字を表出し、当たり外れを判定するものである。
その一つに、スクラッチインキによる情報の秘匿方法がある。
この方法は、例えば、スクラッチ籤のように、スクラッチインキで印刷された部分を削り取ってインキの下に印刷されている文字や、数字を表出し、当たり外れを判定するものである。
また、複数枚の透明フィルムを積層した積層フィルムラベルをプリンタや、印刷によって表示した文言や、数字の上から貼付して情報を秘匿する方法がある。
この方法は、透明なフィルムの間で剥離させ、文字や、数字を可視状態にするものである。
そこで、被着体に形成された情報を隠すために当該被着体に貼り合わされるラベルであって、基材の内面側に脆質層を有した層を形成し、情報を覆う部分は非接着状態にするとともに、その非接着部分の両側に間隔を置いて破断線を設けた情報隠蔽ラベルが提供されている。(例えば、特許文献1参照)
この方法は、透明なフィルムの間で剥離させ、文字や、数字を可視状態にするものである。
そこで、被着体に形成された情報を隠すために当該被着体に貼り合わされるラベルであって、基材の内面側に脆質層を有した層を形成し、情報を覆う部分は非接着状態にするとともに、その非接着部分の両側に間隔を置いて破断線を設けた情報隠蔽ラベルが提供されている。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、特許文献1に記載されている技術は、隠蔽ラベル自体の偽造防止が不十分で、同様の外観を持つ偽造、模造、変造品が容易に製造される危険性がある。
そこで、出願人は、送付された返信用葉書付きメールフォームに一体化された状態で形成された保護紙片で返信情報を保護する返信用葉書付きメールフォームを既に出願した。(特許文献2参照)
そこで、出願人は、送付された返信用葉書付きメールフォームに一体化された状態で形成された保護紙片で返信情報を保護する返信用葉書付きメールフォームを既に出願した。(特許文献2参照)
この返信用葉書付きメールフォームは、返信情報を保護する返信用葉書が付いているものの、上側に重ねた用紙が一部分に重ねられているために段差が生じていることから、この返信用葉書付きメールフォームに対してプリンタで印字処理を行なった場合に、段差による印字トラブルが起こる危険性があるという問題がある。
そこで、本発明は、記入した情報を第三者に見られない状態に隠蔽して送ることができる返信用葉書を備えた三つ折り封書を作成するための返信用葉書付きメールフォームであって、特に返信用葉書付きメールフォームに対してプリンタで印字処理を行なった場合でも、段差による印字トラブルが起こる危険性がない返信用葉書付きメールフォームを提供するものである。
本発明の返信用葉書付きメールフォームは、略3等分に三つ折り状態にする三紙片が、折り畳み用ミシンを介して連接された横長である矩形状の第1の用紙と、前記第1の用紙の左側と中央に位置する二紙片の上面に重ね合わされて接着されている第2の用紙と、前記第1の用紙上の右側に位置する一紙片上に重ね合わされて、剥離可能に接着されている第3の用紙とを有し、前記第1の用紙を三つ折りにすることで、前記第2の用紙及び第3の用紙も折り畳まれて返信用葉書を有する三つ折り封書を作成するための返信用葉書付きメールフォームであって、前記第1の用紙上の右側に位置する一紙片上には、自己発色剤層と、再剥離再貼付可能な接着剤層とが順次に設けられ、前記再剥離再貼付可能な接着剤層により第3の用紙が剥離可能に接着され、前記第1の用紙の左側と中央に位置する二紙片には、裏面の周縁に、加圧することにより接着する感圧性接着剤層が設けられ、前記第1の用紙の右側の一紙片には、裏面に返信用葉書の宛先情報が表示され、前記第2の用紙は、前記第1の用紙の折り畳み用ミシンと重なる位置に折り畳み用ミシンが形成され、該折り畳み用ミシンで区分けされる左側紙片上に三つ折り封書の宛先情報が表示され、該折り畳み用ミシンで区分けされる右側紙片の右辺を除く3周辺に沿って、加圧することにより接着する感圧性接着剤層が設けられ、前記第3の用紙は、左辺を除く3周辺に沿って、加圧することにより接着する感圧性接着剤層が設けられ、前記第1の用紙は、該第1の用紙に塗布された感圧性接着剤層に沿って、内側部分に切り取りミシンが形成され、前記第2の用紙は、該第2の用紙に塗布された感圧性接着剤層に沿って、内側部分に切り取りミシンが形成され、前記第3の用紙は、該第3の用紙に塗布された感圧性接着剤層に沿って、内側部分に切り取りミシンが形成されている、ことを特徴とする。
したがって、本発明の返信用葉書付きメールフォームは、略3等分に三つ折り状態にする三紙片が連接された矩形状の第1の用紙上に、第2の用紙と第3の用紙とが並べられた状態で貼付されて、隠蔽して送ることができる返信用葉書を作成できるように構成されているので、記入した情報を第三者に見られない状態に隠蔽して送ることができる返信用葉書を備えるとともに、返信用葉書付きメールフォームに対してプリンタで印字処理を行なった場合でも、段差による印字トラブルが起こる危険性がないという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係る返信用葉書付きメールフォームを図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る返信用葉書付きメールフォームの各用紙を分離して示す平面図、図2は、本発明の実施形態に係る返信用葉書付きメールフォームの表面側の平面図、図3は、図2のA−A線断面図、図4は、本発明の実施形態に係る返信用葉書付きメールフォームの裏面側の平面図が示されている。
なお、図1に示す本発明の実施形態に係る返信用葉書付きメールフォームでは、左右両端部にメールフォームをプリンタで搬送するためのマージナルパンチ部が設けられた状態の返信用葉書付きメールフォームが示されている。
図1は、本発明の実施形態に係る返信用葉書付きメールフォームの各用紙を分離して示す平面図、図2は、本発明の実施形態に係る返信用葉書付きメールフォームの表面側の平面図、図3は、図2のA−A線断面図、図4は、本発明の実施形態に係る返信用葉書付きメールフォームの裏面側の平面図が示されている。
なお、図1に示す本発明の実施形態に係る返信用葉書付きメールフォームでは、左右両端部にメールフォームをプリンタで搬送するためのマージナルパンチ部が設けられた状態の返信用葉書付きメールフォームが示されている。
実施形態に係る返信用葉書付きメールフォーム1は、横方向に略3等分に三つ折り状態にする三紙片2a,2b,2cが、折り畳み用ミシン3a,3bを介して連接された横長である矩形状の第1の用紙2を有している。
この第1の用紙2における三紙片2a,2b,2cの中で、左側と中央に位置する二紙片2a,2bの上面には、二紙片2a,2bと略同一サイズを有する第2の用紙4が重ね合わされて、接着剤層5により第1の用紙2と接着されている。
また、前記第1の用紙2の右側に位置する一紙片2cの上面には、その紙片2cと略同一サイズを有する第3の用紙6が重ね合わされて、紙片2cに対して剥離可能な状態で接着されている。
この第1の用紙2における三紙片2a,2b,2cの中で、左側と中央に位置する二紙片2a,2bの上面には、二紙片2a,2bと略同一サイズを有する第2の用紙4が重ね合わされて、接着剤層5により第1の用紙2と接着されている。
また、前記第1の用紙2の右側に位置する一紙片2cの上面には、その紙片2cと略同一サイズを有する第3の用紙6が重ね合わされて、紙片2cに対して剥離可能な状態で接着されている。
そして、第1の用紙2の上面に重ねられた第2の用紙4と第3の用紙6とが、第1の用紙2の表面上から略同じ高さの位置になるように設けられている。
この第2の用紙4と第3の用紙6とが、第1の用紙2の表面上から略同じ高さの位置になるように設けられていることで、返信用葉書付きメールフォームに対してプリンタで印字処理を行なった場合でも、段差による印字トラブルが起こる危険性がないように構成されている。
この第2の用紙4と第3の用紙6とが、第1の用紙2の表面上から略同じ高さの位置になるように設けられていることで、返信用葉書付きメールフォームに対してプリンタで印字処理を行なった場合でも、段差による印字トラブルが起こる危険性がないように構成されている。
返信用葉書付きメールフォーム1は、第1の用紙2を三つ折りにすることで、第2の用紙4及び第3の用紙6も一緒に折り畳まれて返信用葉書を有する三つ折り封書が作成されるように構成されている。
図3に示すように、第1の用紙2上の右側に位置する一紙片2cの上面には、自己発色剤層7と、再剥離再貼付可能な接着剤層8とが順次に設けられている。
また、第3の用紙6の裏面には、剥離剤層9が設けられているので、第1の用紙2の上側に第3の用紙6が重ねられた場合でも、再剥離再貼付可能な接着剤層8上から第3の用紙6を剥離できる状態となっている。
再剥離再貼付可能な接着剤層8とは、一旦貼付された状態から剥離させた後でも、再度、貼付を行なえる性質を有する接着剤が塗布されている層である。
更に、紙片2cと第3の用紙6とは、往信時、封筒の端から何らかの負荷により剥離部分がめくられて剥離してしまわないように、封筒の端を接着剤10により強接着した。
接着剤10は、右側の端辺に沿って直線状に塗布されている。
図3に示すように、第1の用紙2上の右側に位置する一紙片2cの上面には、自己発色剤層7と、再剥離再貼付可能な接着剤層8とが順次に設けられている。
また、第3の用紙6の裏面には、剥離剤層9が設けられているので、第1の用紙2の上側に第3の用紙6が重ねられた場合でも、再剥離再貼付可能な接着剤層8上から第3の用紙6を剥離できる状態となっている。
再剥離再貼付可能な接着剤層8とは、一旦貼付された状態から剥離させた後でも、再度、貼付を行なえる性質を有する接着剤が塗布されている層である。
更に、紙片2cと第3の用紙6とは、往信時、封筒の端から何らかの負荷により剥離部分がめくられて剥離してしまわないように、封筒の端を接着剤10により強接着した。
接着剤10は、右側の端辺に沿って直線状に塗布されている。
図4に示すように、第1の用紙2の左側と中央に位置する二紙片2a,2bには、二紙片2a,2bの裏面の周縁に、加圧することにより接着する感圧性接着剤層11が塗布されている。
また、図1に示す第1の用紙2の右側の一紙片2cには、図4に示すように、第1の用紙2の裏面に返信用葉書の宛先情報13を予め表示しておく。
この宛先情報13は、返信用葉書付きメールフォーム1を、切り取りミシンを介して縦方向に連続状態で複数連接させた連続メールフォームとしておき、プリンタを用いて印字処理することで、大量の処理を行なう。
これは、返信用葉書の宛先情報を予め表示させておくことで、返信用葉書付きメールフォーム1で作成された封書の受取人が、返信用葉書に宛先情報を書かなくても郵送できるようにしてある。
また、図1に示す第1の用紙2の右側の一紙片2cには、図4に示すように、第1の用紙2の裏面に返信用葉書の宛先情報13を予め表示しておく。
この宛先情報13は、返信用葉書付きメールフォーム1を、切り取りミシンを介して縦方向に連続状態で複数連接させた連続メールフォームとしておき、プリンタを用いて印字処理することで、大量の処理を行なう。
これは、返信用葉書の宛先情報を予め表示させておくことで、返信用葉書付きメールフォーム1で作成された封書の受取人が、返信用葉書に宛先情報を書かなくても郵送できるようにしてある。
第2の用紙4には、第1の用紙2の折り畳み用ミシン3aと重なる位置に折り畳み用ミシン12が形成されている。
また、第2の用紙4の折り畳み用ミシン12で区分けされる左側紙片上4aの表面には、返信用葉書付きメールフォーム1で作成された三つ折り封書の宛先情報14が予め表示されている。
第2の用紙4の折り畳み用ミシン12で区分けされる右側紙片4bの右辺を除く3周辺に沿って、加圧することにより接着する感圧性接着剤層15が設けられている。
また、第3の用紙6は、左辺を除く3周辺に沿って、加圧することにより接着する感圧性接着剤層16がコ字状に設けられている。
また、第2の用紙4の折り畳み用ミシン12で区分けされる左側紙片上4aの表面には、返信用葉書付きメールフォーム1で作成された三つ折り封書の宛先情報14が予め表示されている。
第2の用紙4の折り畳み用ミシン12で区分けされる右側紙片4bの右辺を除く3周辺に沿って、加圧することにより接着する感圧性接着剤層15が設けられている。
また、第3の用紙6は、左辺を除く3周辺に沿って、加圧することにより接着する感圧性接着剤層16がコ字状に設けられている。
そして、第1の用紙2は、第1の用紙2に塗布された感圧性接着剤層11に沿って、内側部分に切り取りミシン17が縦横方向に形成されている。
また、横方向に形成された切り取りミシン17は、第1の用紙2の左右両端部まで連続状態で形成されている。
更に、第1の用紙2を折り畳み用ミシン3a,3bから三つ折り状態とした際に、縦方向に形成された切り取りミシン17と重なる位置に切り取りミシン20bが形成されている。
また、切り取りミシン20a,20c,20dは、第1の用紙2を折り畳み用ミシン3a,3bから三つ折り状態とした際に重なる位置に形成されている。
また、横方向に形成された切り取りミシン17は、第1の用紙2の左右両端部まで連続状態で形成されている。
更に、第1の用紙2を折り畳み用ミシン3a,3bから三つ折り状態とした際に、縦方向に形成された切り取りミシン17と重なる位置に切り取りミシン20bが形成されている。
また、切り取りミシン20a,20c,20dは、第1の用紙2を折り畳み用ミシン3a,3bから三つ折り状態とした際に重なる位置に形成されている。
また、第2の用紙4は、第2の用紙4に塗布された感圧性接着剤層15に沿って、内側部分に切り取りミシン18が形成されている。
また、横方向に形成された切り取りミシン18は、第2の用紙4の左右両端部まで連続状態で形成されている。
更に、第1の用紙2を折り畳み用ミシン3a,3bから三つに折り畳まれ、同時に第2の用紙4が2つに折り畳まれた状態となった際に、第2の用紙4の縦方向に形成された切り取りミシン18と重なる位置に切り取りミシン21aが形成されている。
また、第3の用紙6は、第3の用紙6に塗布された感圧性接着剤層16に沿って、その内側部分の縦横方向に、それぞれ切り取りミシン19が形成されている。
また、横方向に形成された切り取りミシン18は、第2の用紙4の左右両端部まで連続状態で形成されている。
更に、第1の用紙2を折り畳み用ミシン3a,3bから三つに折り畳まれ、同時に第2の用紙4が2つに折り畳まれた状態となった際に、第2の用紙4の縦方向に形成された切り取りミシン18と重なる位置に切り取りミシン21aが形成されている。
また、第3の用紙6は、第3の用紙6に塗布された感圧性接着剤層16に沿って、その内側部分の縦横方向に、それぞれ切り取りミシン19が形成されている。
第1の用紙2の中央に位置する紙片2bと、右側の紙片2cと、紙片2bに重ね合わされている右側紙片4bとには、それらの紙片が重ね合わされて接着された際に、部分的に切り取ることで葉書サイズの大きさとなる位置に、それぞれ切り取りミシン22a,21b,21cが形成されている。
また、第3の用紙6の表面には、返信用葉書付きメールフォーム1で作成した封書の受取人が、個人情報などを記入するための個人情報記入欄23aが設けられている。
図1,2に表示された実施形態では、個人情報記入欄23aとして、現住所記入欄と新住所記入欄とが表示されている。
また、第1の用紙2の右側の紙片2cの表面にも、個人情報記入欄23bが設けられているが、第1の用紙2の紙片2cの表面に設けられた個人情報記入欄23bは、第3の用紙6の表面に設けられた個人情報記入欄23aに記入された情報が、第1の用紙2の紙片2cの上面に設けられた自己発色剤層7により、複写されることで表示される。
したがって、個人情報記入欄23aと個人情報記入欄23bとは、上下方向に重なる位置に設けられている。
図1,2に表示された実施形態では、個人情報記入欄23aとして、現住所記入欄と新住所記入欄とが表示されている。
また、第1の用紙2の右側の紙片2cの表面にも、個人情報記入欄23bが設けられているが、第1の用紙2の紙片2cの表面に設けられた個人情報記入欄23bは、第3の用紙6の表面に設けられた個人情報記入欄23aに記入された情報が、第1の用紙2の紙片2cの上面に設けられた自己発色剤層7により、複写されることで表示される。
したがって、個人情報記入欄23aと個人情報記入欄23bとは、上下方向に重なる位置に設けられている。
また、第2の用紙4の右側紙片4bの表面には、返信用葉書付きメールフォーム1の使用方法説明文24が記載され、返信用葉書付きメールフォーム1で作成した封書の受取人が、どのようにして返信用葉書を作成するなどして用いればよいのかがわかるようになっている。
次に、実施形態に係る返信用葉書付きメールフォーム1の使用方法について、図5から図10に基づき説明する。
まず、切り取りミシンを介して縦方向に連続状態で形成した返信用葉書付きメールフォーム1に対して、プリンタを用いて第1の用紙2の紙片2cに返信用葉書の宛先情報13を印字処理することで、宛先情報13の表示と、更に、紙片上4aの表面にも封筒の宛先情報を表示する。
そして、返信用葉書付きメールフォーム1を、第1の用紙2に形成された折り畳み用ミシン3a,3bから三つに折り畳んで、上下方向から加圧することで、図5に示すように、第2の用紙4上に設けられた感圧性接着剤層15と、第3の用紙6上に設けられた感圧性接着剤層16と、第2の用紙4の裏面上に設けられた感圧性接着剤層11とにより、接着させて封書25の状態にする。
これらの処理は、返信用葉書付きメールフォーム1を縦方向に連続状態で形成した連続メールフォームとした場合には、封書化させた後に、切り取りミシンから分離させることで、単体の封書25にする。
そして、この封書25を郵便ポストに投函するなどして郵送させる。
まず、切り取りミシンを介して縦方向に連続状態で形成した返信用葉書付きメールフォーム1に対して、プリンタを用いて第1の用紙2の紙片2cに返信用葉書の宛先情報13を印字処理することで、宛先情報13の表示と、更に、紙片上4aの表面にも封筒の宛先情報を表示する。
そして、返信用葉書付きメールフォーム1を、第1の用紙2に形成された折り畳み用ミシン3a,3bから三つに折り畳んで、上下方向から加圧することで、図5に示すように、第2の用紙4上に設けられた感圧性接着剤層15と、第3の用紙6上に設けられた感圧性接着剤層16と、第2の用紙4の裏面上に設けられた感圧性接着剤層11とにより、接着させて封書25の状態にする。
これらの処理は、返信用葉書付きメールフォーム1を縦方向に連続状態で形成した連続メールフォームとした場合には、封書化させた後に、切り取りミシンから分離させることで、単体の封書25にする。
そして、この封書25を郵便ポストに投函するなどして郵送させる。
封書25の受取人は、図6に示すように、各紙片に形成された各々の切り取りミシン17,18,19,20a,20c,20d,21aから封書25の三方側の端部分を切り取る。
そして、折り畳まれた紙片2b,2cを見開いて、第3の用紙6の個人情報記入欄23aに必要な個人情報などの記入を行なう。
記入された個人情報は、第1の用紙2の紙片2cの上面に設けられた自己発色剤層7により、紙片2cの個人情報記入欄23bに複写される。
そして、折り畳まれた紙片2b,2cを見開いて、第3の用紙6の個人情報記入欄23aに必要な個人情報などの記入を行なう。
記入された個人情報は、第1の用紙2の紙片2cの上面に設けられた自己発色剤層7により、紙片2cの個人情報記入欄23bに複写される。
次に、図7に示すように、紙片2b,2cを見開いて、更に、図8に示すように、封書25の受取人は、第1の用紙2の紙片2cの上から第3の用紙6を捲り上げて剥離させることで、第1の用紙2の紙片2cの表面に設けられている再剥離再貼付可能な接着剤層8を表出させる。
尚、図7及び図8には、紙片2b,2cによる返信ハガキ部のみが表示されているが、実際は、紙片2aの部分も1片で感圧性接着剤層11により、全体的に冊子形態になっている。
次に、図9に示すように、第1の用紙2の紙片2b,2cを折り畳み用ミシン3bから二つに折り畳んで、再剥離再貼付可能な接着剤層8により紙片2b,2cを貼り合わせる。
更に、切り取りミシン22a,21b,21cから紙片2b,2c,4bを切り取ることで、郵便葉書のサイズに形成させる。
そして、この郵便葉書を返信用の郵便葉書としてポストに投函するなどして郵送させる。
尚、図7及び図8には、紙片2b,2cによる返信ハガキ部のみが表示されているが、実際は、紙片2aの部分も1片で感圧性接着剤層11により、全体的に冊子形態になっている。
次に、図9に示すように、第1の用紙2の紙片2b,2cを折り畳み用ミシン3bから二つに折り畳んで、再剥離再貼付可能な接着剤層8により紙片2b,2cを貼り合わせる。
更に、切り取りミシン22a,21b,21cから紙片2b,2c,4bを切り取ることで、郵便葉書のサイズに形成させる。
そして、この郵便葉書を返信用の郵便葉書としてポストに投函するなどして郵送させる。
以上のように、本発明の返信用葉書付きメールフォーム1は、隠蔽して送ることができる返信用葉書を作成できるように構成され、記入した情報を第三者に見られない状態に隠蔽して送ることができる返信用葉書を備え、返信用葉書付きメールフォームに対してプリンタで印字処理を行なった場合でも、段差による印字トラブルが起こる危険性がないように構成されている。
1 返信用葉書付きメールフォーム
2a,2b,2c,4a,4b 紙片
3a,3b,12 折り畳み用ミシン
4 第2の用紙
5 接着剤層
6 第3の用紙
7 自己発色剤層
8 再剥離再貼付可能な接着剤層
9 剥離剤層
10 接着剤
11 感圧性接着剤層
13 宛先情報
14 宛先情報
15,16 感圧性接着剤層
17,18,20a,20b,20c,20d,21a,21b 切り取りミシン
19,21c,22a 切り取りミシン
23a,23b 個人情報記入欄
24 使用方法説明文
25 封書
2a,2b,2c,4a,4b 紙片
3a,3b,12 折り畳み用ミシン
4 第2の用紙
5 接着剤層
6 第3の用紙
7 自己発色剤層
8 再剥離再貼付可能な接着剤層
9 剥離剤層
10 接着剤
11 感圧性接着剤層
13 宛先情報
14 宛先情報
15,16 感圧性接着剤層
17,18,20a,20b,20c,20d,21a,21b 切り取りミシン
19,21c,22a 切り取りミシン
23a,23b 個人情報記入欄
24 使用方法説明文
25 封書
Claims (1)
- 略3等分に三つ折り状態にする三紙片が、折り畳み用ミシンを介して連接された横長である矩形状の第1の用紙と、前記第1の用紙の左側と中央に位置する二紙片の上面に重ね合わされて接着されている第2の用紙と、前記第1の用紙上の右側に位置する一紙片上に重ね合わされて、剥離可能に接着されている第3の用紙とを有し、前記第1の用紙を三つ折りにすることで、前記第2の用紙及び第3の用紙も折り畳まれて返信用葉書を有する三つ折り封書を作成するための返信用葉書付きメールフォームであって、
前記第1の用紙上の右側に位置する一紙片上には、自己発色剤層と、再剥離再貼付可能な接着剤層とが順次に設けられ、前記再剥離再貼付可能な接着剤層により第3の用紙が剥離可能に接着され、
前記第1の用紙の左側と中央に位置する二紙片には、裏面の周縁に、加圧することにより接着する感圧性接着剤層が設けられ、
前記第1の用紙の右側の一紙片には、裏面に返信用葉書の宛先情報が表示され、
前記第2の用紙は、前記第1の用紙の折り畳み用ミシンと重なる位置に折り畳み用ミシンが形成され、該折り畳み用ミシンで区分けされる左側紙片上に三つ折り封書の宛先情報が表示され、該折り畳み用ミシンで区分けされる右側紙片の右辺を除く3周辺に沿って、加圧することにより接着する感圧性接着剤層が設けられ、
前記第3の用紙は、左辺を除く3周辺に沿って、加圧することにより接着する感圧性接着剤層が設けられ、
前記第1の用紙は、該第1の用紙に塗布された感圧性接着剤層に沿って、内側部分に切り取りミシンが形成され、
前記第2の用紙は、該第2の用紙に塗布された感圧性接着剤層に沿って、内側部分に切り取りミシンが形成され、
前記第3の用紙は、該第3の用紙に塗布された感圧性接着剤層に沿って、内側部分に切り取りミシンが形成されている、
ことを特徴とする返信用葉書付きメールフォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008179665A JP2010017919A (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 返信用葉書付きメールフォーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008179665A JP2010017919A (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 返信用葉書付きメールフォーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010017919A true JP2010017919A (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=41703283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008179665A Withdrawn JP2010017919A (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 返信用葉書付きメールフォーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010017919A (ja) |
-
2008
- 2008-07-10 JP JP2008179665A patent/JP2010017919A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20111004 |