JP2010017340A - 背面支持用エアーセルクッション - Google Patents

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Abstract

【課題】着座者の背面に発生する褥瘡を効果的に防止することのできる背面支持用エアーセルクッションを提供する。
【解決手段】本実施形態の背面支持用クッションである各クッション10,20,30は、着座者の背面における仙骨、腰椎及び胸椎の近傍を支持するために各小型エアーセル11,21,31が設けられるとともに、各小型エアーセル11,21,31の潰れ量が所定量以上であることを検知するための検知手段が設けられ、各エアーセル11,12,21,22,31,32内の空気量を調整するためのポンプ50及び各電磁弁60が設けられているので、仙骨、腰椎または胸椎の近傍を支持するための各小型エアーセル11,21,31の潰れ量が所定量以上であることを容易且つ確実に検知することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、例えば車椅子や椅子に着座している着座者の背面を軟らかく支持するための背面支持用エアーセルクッションに関するものである。
一般に、この種の背面支持用クッションとしては、それぞれ着座面幅方向に延びる袋状に形成されるとともに、着座面と背面支持部とを有する椅子の背面支持部に互いに上下方向に並ぶように設けられた複数のエアーセルを備え、各エアーセルによって着座者の背面を支持するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−220106号公報
ところで、前記背面用クッションは、高齢等で身体を動かすことが困難な着座者が褥瘡を防止する目的で使用する場合が多い。また、このような着座者は背面の筋肉や贅肉が少なくなる場合が多く、背面の肉が少なくなることにより尾骨、仙骨、腰椎、胸椎等から成る脊柱に褥瘡が発生し易くなる。
一方、前記背面支持用クッションでは、互いに略等しい形状を有する複数のエアーセルが上下方向に並設され、例えば背面支持部を傾斜させて着座者の背面に加わる荷重が大きくなる場合に、前記複数のエアーセルの脊柱を支持する部分の潰れ量が大きくなり易い。また、各エアーセルは潰れ量が所定量以上になると着座者の背面を軟らかく支持することができなくなるが、着座者の背面における脊柱の近傍を支持するエアーセルの潰れ量を目視で確認することは難しく、着座者自身の意思表示に基づく確認も難しい場合が多いので、脊柱の近傍に褥瘡が発生し易くなるという問題点があった。特に、仙骨から胸椎にかけての脊柱が着座者背面側に湾曲する円背が発生している場合には、前記褥瘡がより発生し易くなるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、着座者の背面に発生する褥瘡を効果的に防止することのできる背面支持用エアーセルクッションを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、所定の着座面に着座している着座者の背面を支持する複数のエアーセルと、各エアーセル内の空気量を調整する空気量調整手段とを備えた背面支持用エアーセルクッションにおいて、前記各エアーセルのうち着座者の背面における仙骨の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを検知可能な潰れ量検知手段を備えている。
これにより、着座者の背面における仙骨の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを検知可能な潰れ量検知手段と、各エアーセル内の空気量を調整する空気量調整手段とを備えていることから、例えば着座面及び背面支持部を有する椅子の背面支持部にこの背面支持用エアーセルクッションが設けられるとともに、背面支持部を傾斜させて仙骨の近傍に加わる荷重が大きくなる時に、仙骨の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを容易且つ確実に検知することができ、空気量調整手段によって仙骨の近傍を支持するエアーセル内の空気量を調整することができる。
また、本発明は、所定の着座面に着座している着座者の背面を支持する複数のエアーセルと、各エアーセル内の空気量を調整する空気量調整手段とを備えた背面支持用エアーセルクッションにおいて、前記各エアーセルのうち着座者の背面における腰椎の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを検知可能な潰れ量検知手段を備えている。
これにより、着座者の背面における腰椎の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを検知可能な潰れ量検知手段と、各エアーセル内の空気量を調整する空気量調整手段とを備えていることから、例えば着座面及び背面支持部を有する椅子の背面支持部にこの背面支持用エアーセルクッションが設けられるとともに、背面支持部を傾斜させて腰椎の近傍に加わる荷重が大きくなる時に、腰椎の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを容易且つ確実に検知することができ、空気量調整手段によって腰椎の近傍を支持するエアーセル内の空気量を調整することができる。
また、本発明は、所定の着座面に着座している着座者の背面を支持する複数のエアーセルと、各エアーセル内の空気量を調整する空気量調整手段とを備えた背面支持用エアーセルクッションにおいて、前記各エアーセルのうち着座者の背面における胸椎の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを検知可能な潰れ量検知手段を備えている。
これにより、着座者の背面における胸椎の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを検知可能な潰れ量検知手段と、各エアーセル内の空気量を調整する空気量調整手段とを備えていることから、例えば着座面及び背面支持部を有する椅子の背面支持部にこの背面支持用エアーセルクッションが設けられるとともに、背面支持部を傾斜させて胸椎の近傍に加わる荷重が大きくなる時に、胸椎の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを容易且つ確実に検知することができ、空気量調整手段によって胸椎の近傍を支持するエアーセル内の空気量を調整することができる。
本発明によれば、仙骨、腰椎または胸椎の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを容易且つ確実に検知することができるとともに、空気量調整手段によって仙骨、腰椎または胸椎の近傍を支持するエアーセル内の空気量を調整することができ、また、仙骨、腰椎及び胸椎の近傍は着座者の背面において最も褥瘡の発生し易い部分であるであることから、着座者の背面に発生する褥瘡を効果的に防止することができる。
図1乃至図10は本発明の一実施形態を示すもので、図1は椅子の平面図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3は図1におけるB−B線断面図、図4は図1におけるC−C線断面図、図5は図1におけるD−D線断面図、図6は図1におけるE−E線断面図、図7は椅子の着座面、背面支持部及びフットレストの側面断面図、図8は椅子の側面断面図、図9及び図10は人間の骨格の概略図である。
本実施形態の背面支持用クッションは、フレイム2aによって支持されている着座面2と、背面支持部3と、フットレスト4とを有する椅子1の背面支持部3に設けられている。椅子1の背面支持部3は、着座面2の後端に下端が連結された第1背面支持部材3aと、第1背面支持部材3aの上端に下端が連結された第2背面支持部材3bと、第2背面支持部材3bの上端に下端が連結された第3背面支持部材3cとを有する。着座面2は第1背面支持部材3aに上下方向に回動自在に連結され、第2背面支持部材3bは第1背面支持部材3aに上下方向に回動自在に連結され、第3背面支持部材3cは第2背面支持部材3bに上下方向に回動自在に連結されている。
着座面2には第1シリンダ3dの一端が取付けられるとともに、第1シリンダ3dの他端が第1背面支持部材3aに取付けられ、第1シリンダ3dの伸縮によって着座面2に対する第1背面支持部材3aの傾斜角度を調整可能に構成されている。第1背面支持部材3aには第2シリンダ3eの一端が取付けられるとともに、第2シリンダ3eの他端が第2背面支持部材3bに取付けられ、第2シリンダ3eの伸縮によって第1背面支持部材3aに対する第2背面支持部材3bの傾斜角度を調整可能に構成されている。第2背面支持部材3bには第3シリンダ3fの一端が取付けられるとともに、第3シリンダ3fの他端が第3背面支持部材3cに取付けられ、第3シリンダ3fの伸縮によって第2背面支持部材3bに対する第3背面支持部材3cの傾斜角度を調整可能に構成されている。各シリンダ3d,3e,3fは周知のエアシリンダや電動シリンダから成る。
フットレスト4の上端は着座面2の前端に上下方向に回動自在に連結されている。フットレスト4には周知のエアシリンダや電動シリンダから成るシリンダ4aの一端が取付けられるとともに、シリンダ4aの他端がフレイム2aに取付けられ、シリンダ4aの伸縮によって着座面2に対するフットレスト4の傾斜角度を調整可能に構成されている。
一方、本実施形態の背面支持用クッションは、第1背面支持部材3aに取付けられて着座者の背面の臀部近傍や腰部近傍を支持するための第1クッション10と、第2背面支持部材3bに取付けられて第1クッション10よりも着座者の背面の頭部側を支持するための第2クッション20と、第3背面支持部材3cに取付けられて第2クッション20よりも着座者の背面の頭部側を支持するための第3クッション30とを有する。また、椅子1の着座面2には着座面用クッション40が取付けられている。
第1クッション10は、図1及び図3に示すように、第1背面支持部材3aにおける着座面幅方向の中央側に設けられて尾骨の近傍、仙骨の近傍、腰椎の下端側の近傍等を支持する複数の第1小型エアーセル11と、各第1小型エアーセル11から成るエアーセル群に対して着座面幅方向の両側にそれぞれ設けられて腸骨の近傍を支持する一対の第1大型エアーセル12と、第1背面支持部材3aの表面に沿って延びる平板状に形成されるとともに各エアーセル11,12を支持するベース部材13とを有する。
ベース部材13はゴムやプラスチックから成り、平板状に形成された上側ベース部材13aと平板状に形成された下側ベース部材13bとを貼り合わせることにより形成されている。上側ベース部材13aには上方に向かって開口している複数の取付穴13cが設けられ、ベース部材13内には空気通路13dが形成されている。
各第1小型エアーセル11は1つの開口部を有する空気袋から成り、空気袋はゴムやプラスチック等の可撓性を有する材料から成る。各第1小型エアーセル11の空気袋の肉厚は褥瘡の効果的な防止を可能とするために2mm以下であることが好ましく、耐久性の向上を図るためには1mm以上であることが好ましいが、この範囲以外の肉厚とすることも可能である。本実施形態の第1小型エアーセル11の空気袋は平面視(ベース部材13の厚さ方向から見る場合)で略円形状となるように形成され、内部の空気圧が10kPa(外気圧に対する相対圧力)となった際の平面視における面積が略16cm2となるように形成されている。尚、第1小型エアーセル11の空気袋を平面視で多角形状になるように形成することも可能であり、その他の形状となるように形成することも可能である。各第1小型エアーセル11の空気袋の開口縁部がベース部材13の各取付穴13cに着脱自在に嵌合することにより、各第1小型エアーセル11がベース部材13に支持され、各第1小型エアーセル11の空気袋がベース部材13の厚さ方向一方の面から厚さ方向に延びるように設けられる。また、第1小型エアーセル11の空気袋の開口部がベース部材13によって閉鎖され、ベース部材13の厚さ方向一方の面と第1小型エアーセル11の空気袋によって空気室ARが形成されている。尚、各空気室AR(各第1小型エアーセル11内)は空気袋の開口部を介してベース部材13の空気通路13dと連通している。
各第1小型エアーセル11が取付けられた取付穴13c内におけるベース部材厚さ方向の一方の面にはそれぞれ薄膜部13eが成形一体に形成され、各薄膜部13eが各空気室ARの一部を構成している。また、各空気室AR内にはそれぞれコイルスプリングからなる弾性部材14が設けられ、弾性部材14はその中心軸がベース部材13の厚さ方向と略一致するように配置されるとともに、軸方向の一端がベース部材13の厚さ方向一方の面に取付けられている。弾性部材14はゴムやウレタン等のゴム状弾性を有する周知の材料から成るとともに、蛇腹状に形成されている。即ち、弾性部材14はベース部材13の厚さ方向に弾性変形可能である。尚、本実施形態ではコイルスプリングから成る弾性部材14を設けたものを示したが、弾性部材14の代わりにゴムやウレタン等からなる弾性変形可能な蛇腹状の円筒状部材を設けることも可能であり、他の弾性変形可能な部材を設けることも可能である。
各薄膜部13eに対してベース部材13の厚さ方向他方の面側にはそれぞれスイッチ式のセンサ15が設けられている。センサ15はベース部材13の厚さ方向に移動可能なボタン15aを有し、ボタン15aに所定の大きさ以上の力が加わると、ボタン15aがベース部材13の厚さ方向に移動し、ボタン15aに所定の大きさ以上の力が加わったことが検知される。尚、センサ15の代わりに薄膜部13eの弾性変形を検知可能な近接センサ、光センサ、他の周知のセンサ等を設けることも可能である。
即ち、第1小型エアーセル11の空気袋がベース部材13の厚さ方向に潰れると、第1小型エアーセル11の空気袋が弾性部材14に接触するとともに、弾性部材14にベース部材13の厚さ方向の力が加わり、弾性部材14の下端側によって押されて薄膜部13eがベース部材13の厚さ方向に弾性変形し、その変形がセンサ15によって検知される。このため、弾性部材14の形状や剛性、センサ15の構成等を適宜設定することにより、第1小型エアーセル11の空気袋の潰れ量が所定量以上になったことを検知可能である。また、前記所定量は第1小型エアーセル11の空気袋とベース部材13とが接触する手前の潰れ量に設定されていることが好ましい。尚、センサ15の代わりに薄膜部13eの弾性変形を検知可能な近接センサ、光センサ、他の周知のセンサを設けることも可能である。
各第2エアーセル12は、開口部を有する空気袋12aと、空気袋12aの開口縁部が取付けられた底部材12bとを有する。空気袋12aはゴムやプラスチックから成り、内部の空気圧が10kPa(外気圧に対する相対圧力)となった際の平面視(ベース部材13の厚さ方向から見る場合)における面積が略60cm2となるように形成されている。また、底部材12bの下面には断面円形状の下側突出部12cが設けられ、底部材12bにはその上面から下側突出部12cの下面まで貫通している貫通孔12dが設けられている。各第2エアーセル12の下側突出部12cがベース部材13の各取付穴13cに着脱自在に嵌合することにより、各第2エアーセル12がベース部材13に支持され、各第2エアーセル12の空気袋12aがベース部材13の厚さ方向一方の面から厚さ方向に延びるように設けられる。尚、各第2エアーセル12内は貫通孔12dを介してベース部材13の空気通路13dと連通している。
第2クッション20は、図1及び図4に示すように、第2背面支持部材3bにおける着座面幅方向の中央側に設けられて腰椎の上端側の近傍、胸椎の下端側の近傍等を支持する複数の第2小型エアーセル21と、各第2小型エアーセル21から成るエアーセル群に対して着座面幅方向の両側にそれぞれ設けられて脊柱起立筋の近傍等を支持する一対の第2大型エアーセル22と、第2背面支持部材3bの表面に沿って延びる平板状に形成されるとともに各エアーセル21,22を支持するベース部材23とを有する。
ベース部材23はゴムやプラスチックから成り、平板状に形成された上側ベース部材23aと平板状に形成された下側ベース部材23bとを貼り合わせることにより形成されている。上側ベース部材23aには上方に向かって開口している複数の取付穴23cが設けられ、ベース部材23内には空気通路23dが形成されている。
各第2小型エアーセル21は前述の第1小型エアーセル11と同等の構成を有しており、各第2小型エアーセル21の開口縁部がベース部材23の各取付穴23cに着脱自在に嵌合することにより、各第2小型エアーセル21の空気袋がベース部材23の厚さ方向一方の面から厚さ方向に延びるように設けられる。また、ベース部材23の厚さ方向一方の面と第2小型エアーセル21の空気袋によって空気室ARが形成されている。尚、各空気室AR(各第2小型エアーセル21内)は空気袋の開口部を介してベース部材23の空気通路23dと連通している。
ベース部材23には前述の第1クッション10のベース部材13と同様に複数の薄膜部23eが成形一体に形成され、各空気室AR内にはそれぞれ前述の弾性部材14と同様の弾性部材24が設けられ、各薄膜部23eに対してベース部材23の厚さ方向他方の面側にはそれぞれ前述のセンサ15と同様のセンサ25が設けられている。即ち、弾性部材24の形状や剛性、センサ25の構成等を適宜設定することにより、第2小型エアーセル21の空気袋の潰れ量が所定量以上になったことを検知可能である。また、前記所定量は第2小型エアーセル21の空気袋とベース部材23とが接触する手前の潰れ量に設定されていることが好ましい。
各第2大型エアーセル22は、前述の各第1大型エアーセル12と同等の空気袋22a、底部材22b、下側突出部22c及び貫通孔22dを有する。各第2大型エアーセル22の下側突出部22cがベース部材23の各取付穴23cに着脱自在に嵌合することにより、各第2大型エアーセル22の空気袋22aがベース部材23の厚さ方向一方の面から厚さ方向に延びるように設けられる。尚、各第2大型エアーセル22内は貫通孔22dを介してベース部材23の空気通路23dと連通している。
第3クッション30は、図1及び図5に示すように、第3背面支持部材3cにおける着座面幅方向の中央側に設けられて胸椎の上端側の近傍等を支持する複数の第3小型エアーセル31と、各第3小型エアーセル31から成るエアーセル群に対して着座面幅方向の両側にそれぞれ設けられて脊柱起立筋の近傍等を支持する一対の第3大型エアーセル32と、第3背面支持部材3cの表面に沿って延びる平板状に形成されるとともに各エアーセル31,32を支持するベース部材33とを有する。
ベース部材33はゴムやプラスチックから成り、平板状に形成された上側ベース部材33aと平板状に形成された下側ベース部材33bとを貼り合わせることにより形成されている。上側ベース部材33aには上方に向かって開口している複数の取付穴33cが設けられ、ベース部材33内には空気通路33dが形成されている。
各第3小型エアーセル31は前述の第1小型エアーセル11と同等の構成を有しており、各第3小型エアーセル31の開口縁部がベース部材33の各取付穴33cに着脱自在に嵌合することにより、各第3小型エアーセル31の空気袋がベース部材33の厚さ方向一方の面から厚さ方向に延びるように設けられる。また、ベース部材33の厚さ方向一方の面と第3小型エアーセル31の空気袋によって空気室ARが形成されている。尚、各空気室ARは空気袋の開口部を介してベース部材33の空気通路33dと連通している。
ベース部材33には前述の第1クッション10のベース部材33と同様に複数の薄膜部33eが成形一体に形成され、各空気室AR内にはそれぞれ前述の弾性部材14と同様の弾性部材34が設けられ、各薄膜部33eに対してベース部材33の厚さ方向他方の面側にはそれぞれ前述のセンサ15と同様のセンサ35が設けられている。即ち、弾性部材34の形状や剛性、センサ35の構成等を適宜設定することにより、第3小型エアーセル31の空気袋の潰れ量が所定量以上になったことを検知可能である。また、前記所定量は第3小型エアーセル31の空気袋とベース部材33とが接触する手前の潰れ量に設定されていることが好ましい。
各第3大型エアーセル32は、前述の各第1大型エアーセル12と同等の空気袋32a、底部材32b、下側突出部32c及び貫通孔32dを有する。各第3大型エアーセル32の下側突出部32cがベース部材33の各取付穴33cに着脱自在に嵌合することにより、各第3大型エアーセル32の空気袋32aがベース部材33の厚さ方向一方の面から厚さ方向に延びるように設けられる。尚、各第3大型エアーセル32内は貫通孔32dを介してベース部材33の空気通路33dと連通している。
着座面用クッション40は、図1及び図6に示すように、座骨及び尾骨の近傍を含む着座者の臀部や両大腿の下面側を支持する複数の第4小型エアーセル41と、各第4小型エアーセル41から成るエアーセル群に対して着座面幅方向の両側にそれぞれ設けられて臀部や両大腿の側面側を支持する一対の第4大型エアーセル42と、着座面2の表面に沿って延びる平板状に形成されるとともに各エアーセル41,42を支持するベース部材43とを有する。
ベース部材43はゴムやプラスチックから成り、平板状に形成された上側ベース部材43aと平板状に形成された下側ベース部材43bとを貼り合わせることにより形成されている。上側ベース部材43aには上方に向かって開口している複数の取付穴43cが設けられ、ベース部材43内には空気通路43dが形成されている。
各第4小型エアーセル41は前述の第1小型エアーセル11と同等の構成を有しており、各第4小型エアーセル41の開口縁部がベース部材43の各取付穴43cに着脱自在に嵌合することにより、各第4小型エアーセル41の空気袋がベース部材43の厚さ方向一方の面(上面)から厚さ方向(上方)に延びるように設けられる。また、ベース部材43の厚さ方向一方の面と第4小型エアーセル41の空気袋によって空気室ARが形成されている。尚、各空気室AR(各第4小型エアーセル41内)は空気袋の開口部を介してベース部材43の空気通路43dと連通している。
ベース部材43には前述の第1クッション10のベース部材13と同様に複数の薄膜部43eが成形一体に形成され、各空気室AR内にはそれぞれ前述の弾性部材14と同様の弾性部材44が設けられ、各薄膜部43eに対してベース部材43の厚さ方向他方の面側(下側)にはそれぞれ前述のセンサ15と同様のセンサ45が設けられている。即ち、弾性部材44の形状や剛性、センサ25の構成等を適宜設定することにより、第4小型エアーセル41の空気袋の潰れ量が所定量以上になったことを検知可能である。また、前記所定量は第4小型エアーセル41の空気袋とベース部材43とが接触する手前の潰れ量に設定されていることが好ましい。
各背面支持部材3b,3cの表面における各クッション20,30が設けられた範囲以外の範囲には発泡ウレタン等から成るクッション材3gが取付けられている。また、フットレスト4の表面にも発泡ウレタン等から成るクッション材4bが取付けられている。
各第4大型エアーセル42は、下端に開口部を有する空気袋42aと、空気袋42aの開口縁部が取付けられた底部材42bとを有する。空気袋42aはゴムやプラスチックから成り、底部材42bの下面には断面円形状の下側突出部42cが設けられている。また、底部材42bにはその上面から下側突出部42cの下端まで貫通している貫通孔42dが設けられている。各第4大型エアーセル42の下側突出部42cがベース部材43の各取付穴43cに着脱自在に嵌合することにより、各第4大型エアーセル42がベース部材43に支持され、各第4大型エアーセル42の空気袋42aがベース部材43の厚さ方向一方の面(上面)から厚さ方向(上方)に延びるように設けられる。尚、各第4大型エアーセル42内は貫通孔42dを介してベース部材43の空気通路43dと連通している。
着座面2の下面には、各エアーセル11,12,21,22,31,32,41,42に空気を供給するための周知の電動エアーポンプから成るポンプ50と、周知の構造を有する複数の電磁弁60と、周知のコンピュータから成る制御装置70とが取付けられている。
各エアーセル11,12,21,22,31,32,41,42は図示しない連通パイプ及び各ベース部材13,23,33,43内の空気通路13d,23d,33d,43dを介してポンプ50及び各電磁弁60に接続され、ポンプ50及び各電磁弁60によって各エアーセル11,12,21,22,31,32,41,42内の空気量が任意に調整されるようになっている。また、ポンプ50及び各電磁弁60は制御装置70によって制御されるようになっている。尚、本実施形態では、各ベース部材13,23,33,43内に空気通路13d,23d,33d,43dを設け、空気通路13d,23d,33d,43d及び連通パイプを介して各エアーセル11,12,21,22,31,32,41,42とポンプ50及び各電磁弁60とを接続したものを示したが、各ベース部材13,23,33,43内に空気通路13d,23d,33d,43dを設けずに、各エアーセル11,12,21,22,31,32,41,42とポンプ50及び各電磁弁60とを連通パイプを用いて接続することも可能である。
以上のように構成された椅子1は、例えば布製のカバー(図示せず)によって覆われ、着座者の臀部、両大腿及び背面を軟らかく支持するために使用される。また、各クッション10,20,30,40は、例えば着座者が着座すると各エアーセル11,12,21,22,31,32,41,42内の空気量が自動的に調整されるようになっている。
ここで、本実施形態の背面支持用クッションである各クッション10,20,30は、着座面2の着座面用クッション40に着座している着座者の背面における尾骨の近傍、仙骨の近傍、腰椎の近傍及び胸椎の近傍を支持するために各小型エアーセル11,21,31が設けられるとともに、各小型エアーセル11,21,31の潰れ量が所定量以上であることを検知するための各弾性部材14,24,34、各薄膜部13e,23e,33e及び各スイッチ15,25,35が設けられ、各エアーセル11,12,21,22,31,32内の空気量を調整するためのポンプ50及び各電磁弁60が設けられているので、例えば背面支持部3を傾斜させて尾骨の近傍、仙骨の近傍、腰椎の近傍または胸椎の近傍に加わる荷重が大きくなる時に、尾骨の近傍、仙骨の近傍、腰椎の近傍または胸椎の近傍を支持するための各小型エアーセル11,21,31の潰れ量が所定量以上であることを容易且つ確実に検知することができ、ポンプ50及び各電磁弁60によって各小型エアーセル11,21,31内の空気量を調整することができる。ここで、仙骨、腰椎及び胸椎の近傍は着座者の背面において最も褥瘡の発生し易い部分である。従って、本実施形態の背面支持用クッションは着座者の背面に発生する褥瘡を効果的に防止することができる。尚、前述の空気量の調整を手動によるポンプ50及び各電磁弁60の操作によって行うことも可能であり、制御装置70による自動制御によって行うことも可能である。
尚、本実施形態では、各小型エアーセル11,21,31の潰れ量が所定量以上であることを検知するものを示したが、仙骨の近傍を支持する各第1小型エアーセル11の潰れ量が所定量以上になったことを検知するだけでも、仙骨の近傍は着座者の背面において最も褥瘡の発生し易い部分であることから、着座者の背面に発生する褥瘡を効果的に防止する上で極めて有利である。また、腰椎の近傍を支持する各第1小型エアーセル11及び各第2小型エアーセル21の潰れ量が所定量以上になったことを検知するだけでも、腰椎の近傍は着座者の背面において最も褥瘡の発生し易い部分であることから、着座者の背面に発生する褥瘡を効果的に防止する上で極めて有利である。また、胸椎の近傍を支持する各第2小型エアーセル21及び第3小型エアーセル31の潰れ量が所定量以上になったことを検知するだけでも、胸椎の近傍は着座者の背面において最も褥瘡の発生し易い部分であることから、着座者の背面に発生する褥瘡を効果的に防止する上で極めて有利である。
また、本実施形態では、全ての第1小型エアーセル11の潰れ量が所定量以上であることを検知するものを示したが、各第1小型エアーセル11のうち一部の第1小型エアーセル11の潰れ量が所定量以上であることを検知することも可能であり、この場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。各第2小型エアーセル21及び各第3小型エアーセル31についても同様である。
また、本実施形態では、第1クッション10に一対の第2大型エアーセル12を設け、各第2大型エアーセル12を各第1小型エアーセル11に対して着座面幅方向の両側に配置し、各第2大型エアーセル12の空気袋12aを平面視における面積が60cm2となるように形成し、各第2大型エアーセル12によって着座者の背面における腸骨の近傍を支持するように構成している。一方、各エアーセル11,12,21,22,31,32,41,42は平面視における面積が大きくなるほど着座面幅方向の剛性が高くなる傾向がある。また、ベース部材13,23,33,43の厚さ方向及び着座面幅方向への剛性が低い方が着座者を軟らかく支持することができ、褥瘡を防止する上で有利である。ここで、着座者の背面における仙骨の近傍を支持する各第1小型エアーセル11の空気袋は平面視における面積が16cm2であり、各第2大型エアーセル12の空気袋12aは第1小型エアーセル11の空気袋に対して平面視において3倍以上の面積を有しているので、第2大型エアーセル12着座面幅方向の剛性は第1小型エアーセル11の着座面幅方向の剛性に対して大きくなり易い。また、各第1小型エアーセル11によって褥瘡の発生し易い仙骨の近傍を支持し、各第2大型エアーセル12によって比較的褥瘡の発生し難い腸骨の近傍を支持することから、褥瘡の効果的な防止及び着座者の姿勢安定化の両立を図ることができる。また、第2クッション20及び第3クッション30においても、各小型エアーセル21,31によって褥瘡の発生し易い胸椎の近傍を支持し、各大型エアーセル22,32によって比較的褥瘡の発生し難い脊柱起立筋の近傍等を支持することから、褥瘡の効果的な防止及び着座者の姿勢安定化の両立を図ることができる。
尚、本実施形態では、各小型エアーセル11,21,31の空気袋の平面視における面積を16cm2としたものを示したが、各小型エアーセル11,21,31の空気袋の平面視における面積が16cm2以上60cm2以下であれば、褥瘡の発生し易い仙骨、腰椎及び胸椎の近傍を軟らかく支持することが可能であり、各大型エアーセル12,22,32の平面視における面積が60cm2以上200cm2以下であれば、着座者の姿勢を安定させることが可能である。尚、小型エアーセル11,21,31の空気袋に対して大型エアーセル12,22,32の空気袋12a,22a,32aの平面視における面積が3倍以上になると、褥瘡の効果的な防止及び着座者の姿勢安定化の両立という効果が顕著にあらわれる。
また、本実施形態において、2つの第1大型エアーセル12内の空気量をそれぞれ調整することも可能である。例えば、各第1小型エアーセル11のうち着座面幅方向の一方に配置されている3つの第1小型エアーセル11の潰れ量が所定量以上であると検知された場合に、着座面幅方向の一方に配置されている第1大型エアーセル12の空気量を増加させることにより、各第1小型エアーセル11の潰れ量を緩和して褥瘡の防止を図ることができるとともに、着座者の姿勢を安定させることができる。
また、本実施形態において、各小型エアーセル11,21,31の潰れ量が所定量以上になったことが検知された際に、ポンプ50、各電磁弁60及び制御装置70によって自動的に各エアーセル11,12,21,22,31,32内の空気量を調整することも可能である。さらには、各小型エアーセル11,21,31のうち何れか1つの潰れ量が所定量以上になったことが検知されるまで各エアーセル11,12,21,22,31,32内の空気量を減少させた後、前記検知がされなくなるまで各エアーセル11,12,21,22,31,32内の空気量を増加させることも可能である。これにより、各エアーセル11,12,21,22,31,32内の空気量が着座者の背面を軟らかく支持するために最適の空気量に設定され、褥瘡の防止を行う上で極めて有利である。
尚、本実施形態では、背面支持用クッションを3つのクッション10,20,30によって構成したものを示したが、各クッション10,20,30を一体に形成することも可能であり、この場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
また、本実施形態では、各クッション10,20,30のベース部材13,23,33を平板状に形成したものを示したが、ベース部材13,23,33を厚さ寸法が変化する板状とすることも可能であり、他の形状とすることも可能であり、これらの場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。さらに、各エアーセル11,12,21,22,31,32をベース部材13,23,33の厚さ方向一方の面から厚さ方向に延びるように設けたものを示したが、各エアーセル11,12,21,22,31,32がベース部材13,23,33の厚さ方向両方の面から厚さ方向に延びるように設けられる場合でも、前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
また、本実施形態では、着座面2にエアーセルクッションである着座面用クッション40を設けたものを示したが、着座面2に発泡ウレタン等から成る他のクッションを設けることも可能であり、この場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
また、本実施形態では、各エアーセル11,12,21,22,31,32をベース部材13,23,33によって支持したものを示したが、ベース部材13,23,33を設けずに各エアーセル11,12,21,22,31,32を各背面支持部材3a,3b,3cによって直接支持することも可能であり、この場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
また、本実施形態では、背面支持用クッションを椅子1の背面支持部3に設けたものを示したが、背面支持用クッションを車椅子の背面支持部3に設けることも可能である。
また、本実施形態では、各クッション10,20,30をエアーセルクッションとしたものを示したが、第1クッション10のみをエアーセルクッションにするとともに第2及び第3クッション20,30を発泡ウレタン等から成る他のクッションとすることも可能であり、第2及び第3クッション20,30をエアーセルクッションにするとともに第1クッション10を発泡ウレタン等から成る他のクッションとすることも可能であり、これらの場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
また、本実施形態では、背面支持部3を複数の背面支持部材3a,3b,3cによって構成したものを示したが、背面支持部3を単一の背面支持部材から構成することも可能であり、この場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
本発明における一実施形態を示す椅子の平面図 図1におけるA−A線断面図 図1におけるB−B線断面図 図1におけるC−C線断面図 図1におけるD−D線断面図 図1におけるE−E線断面図 椅子の着座面、背面支持部及びフットレストの側面断面図 椅子の側面断面図 人間の骨格の概略図 人間の骨格の概略図
符号の説明
1…椅子、2…着座面、3…背面支持部、3a…第1背面支持部材、3b…第2背面支持部材、3c…第3背面支持部材、4…フットレスト、10…第1クッション、11…第1小型エアーセル、12…第1大型エアーセル、20…第2クッション、21…第2小型エアーセル、22…第2大型エアーセル、30…第3クッション、31…第3小型エアーセル、32…第3大型エアーセル、40…着座面用クッション。

Claims (8)

  1. 所定の着座面に着座している着座者の背面を支持する複数のエアーセルと、各エアーセル内の空気量を調整する空気量調整手段とを備えた背面支持用エアーセルクッションにおいて、
    前記各エアーセルのうち着座者の背面における仙骨の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを検知可能な潰れ量検知手段を備えた
    ことを特徴とする背面支持用エアーセルクッション。
  2. 所定の着座面に着座している着座者の背面を支持する複数のエアーセルと、各エアーセル内の空気量を調整する空気量調整手段とを備えた背面支持用エアーセルクッションにおいて、
    前記各エアーセルのうち着座者の背面における腰椎の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを検知可能な潰れ量検知手段を備えた
    ことを特徴とする背面支持用エアーセルクッション。
  3. 所定の着座面に着座している着座者の背面を支持する複数のエアーセルと、各エアーセル内の空気量を調整する空気量調整手段とを備えた背面支持用エアーセルクッションにおいて、
    前記各エアーセルのうち着座者の背面における胸椎の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを検知可能な潰れ量検知手段を備えた
    ことを特徴とする背面支持用エアーセルクッション。
  4. 前記潰れ量検知手段を、前記各エアーセルのうち着座者の背面における仙骨の近傍を支持するためのエアーセルの潰れ量が所定量以上であることを検知可能に構成した
    ことを特徴とする請求項2または3の何れかに記載の背面支持用エアーセルクッション。
  5. 前記着座者の背面を支持する複数のエアーセルのうち着座者の背面における腸骨の近傍を支持する着座面幅方向一対のエアーセルを平面視における面積が60cm2以上200cm2以下となるように形成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4の何れかに記載の背面支持用エアーセルクッション。
  6. 前記空気量調整手段を、前記腸骨の近傍を支持する一対のエアーセル内の空気量をそれぞれ調整可能に構成した
    ことを特徴とする請求項5に記載の背面支持用エアーセルクッション。
  7. 前記着座者の背面を支持する複数のエアーセルのうち着座者の背面における仙骨の近傍から胸椎の近傍に亘る範囲を支持する各エアーセルを平面視における面積が16cm2以上60cm2以下となるように形成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6の何れかに記載の背面支持用エアーセルクッション。
  8. 前記空気量調整手段を、潰れ量検知手段の検知結果に応じて各エアーセル内の空気量を調整するように構成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7の何れかに記載の背面支持用エアーセルクッション。
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