JP2010016657A - データ通信装置本発明は、再呼出機能を有するデータ通信装置に係り、特に、ある相手局への再呼出時に、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合であっても、ごくわずかな操作の手間をもって、所要の通信条件を再現することを通じて、ユーザの操作性向上に寄与することができるデータ通信装置に関する。 - Google Patents

データ通信装置本発明は、再呼出機能を有するデータ通信装置に係り、特に、ある相手局への再呼出時に、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合であっても、ごくわずかな操作の手間をもって、所要の通信条件を再現することを通じて、ユーザの操作性向上に寄与することができるデータ通信装置に関する。 Download PDF

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【課題】ある相手局の再呼出時に、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合であっても、ユーザの操作性向上に寄与可能なデータ通信装置を得る。
【解決手段】本発明実施例に係るデータ通信装置は、任意の相手局との間でデータ通信が遂行される毎に、当該相手局情報を、該当する通信条件と共に記憶する通信履歴情報記憶部76と、任意の相手局間におけるデータ通信に先立って、通信履歴情報記憶部76に記憶されている宛先候補となる相手局情報を、該当する通信条件と共にタッチパネル部53の表示画面上に一覧表示させる制御を行う表示制御部77と、前記一覧表示内容のなかから、操作パネル部51を介して相手局情報及び通信条件のうち少なくともいずれか一方が選択的に操作入力されたとき、当該操作入力情報を、データ通信の相手局に係る相手局情報若しくは通信条件として設定する通信設定部79と、を備える。
【選択図】 図3

Description

従来、例えばファクシミリ送受信等のデータ通信機能を有するデータ通信装置では、ユーザの多彩なニーズに応えるために、多機能化が進展している。
こうした多機能化の一例として、呼出時に、相手局の電話番号とともに、サブアドレスやパスワードなどの設定情報を入力して通信すると、これら電話番号と設定情報がリダイヤルバッファに記憶されて、再呼出時には記憶しておいた電話番号と設定情報を読み出して、自動的に再呼出を行う、いわゆるリダイアル機能を備えた通信端末装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に係るリダイアル機能では、再呼出時に、相手局の電話番号等の設定情報を再現することは可能であるものの、通信モード、解像度、通信速度等といった通信条件までは再現することができない。そのため、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合に、その設定に係る操作の手間を別途要し、ユーザの操作性向上の観点から改良の余地があった。
特開2002−185747号公報
解決しようとする問題点は、従来技術に係るリダイアル機能では、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合に、その設定に係る操作の手間を別途要し、ユーザの操作性向上の観点から改良の余地があった点である。
本発明は、ある相手局の再呼出時に、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合であっても、ごくわずかな操作の手間をもって、所要の通信条件を再現することを通じて、ユーザの操作性向上に寄与可能なデータ通信装置の提供を目的として、相手局を呼び出すための相手局情報或いは相手局との通信条件を操作入力する際に用いられる操作入力手段と、各種情報を表示画面上に表示可能な表示手段と、任意の相手局との間でデータ通信が遂行される毎に、当該相手局情報を、該当する通信条件と共に記憶する通信履歴情報記憶手段と、任意の相手局間におけるデータ通信に先立って、前記通信履歴情報記憶手段に記憶されている宛先候補となる相手局情報を、該当する通信条件と共に前記表示画面上に一覧表示させる制御を行う表示制御手段と、前記一覧表示内容のなかから、前記操作入力手段を介して相手局情報及び通信条件のうち少なくともいずれか一方が選択的に操作入力されたとき、当該操作入力情報を、データ通信の相手局に係る相手局情報若しくは通信条件として設定する通信設定手段と、前記通信設定手段で設定された内容をもって当該相手局との間でデータ通信を遂行するデータ通信手段と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係るデータ通信装置では、任意の相手局間におけるデータ通信に先立って、表示制御手段は、通信履歴情報記憶手段に記憶されている宛先候補となる相手局情報を、該当する通信条件と共に表示画面上に一覧表示させる制御を行う。これを受けて通信設定手段は、前記一覧表示内容のなかから、前記操作入力手段を介して相手局情報及び通信条件のうち少なくともいずれか一方が選択的に操作入力されたとき、当該操作入力情報を、データ通信の相手局に係る相手局情報若しくは通信条件として設定する。そして、データ通信手段は、前記通信設定手段で設定された内容をもって当該相手局との間でデータ通信を遂行する。従って、ある相手局の再呼出時に、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合であっても、ごくわずかな操作の手間をもって、所要の通信条件を再現することを通じて、ユーザの操作性向上に寄与可能なデータ通信装置を得ることができる。
ある相手局の再呼出時に、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合であっても、ユーザの操作性向上に寄与可能なデータ通信装置を得るといった目的を、データ通信の相手局に係る相手局情報或いは通信条件を、表示画面上の通信履歴に係る一覧表示内容のなかから、操作入力手段を介して選択的に操作入力可能に構成することによって実現した。
以下、本発明に係るデータ通信装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下において、本発明実施例に係るデータ通信装置の一例として、同装置を、コピー、スキャナ、データ通信、及びプリンタを含む諸機能を有するデジタル複合機に組み込み適用した例をあげて説明してゆく。
[データ通信装置が搭載されたデジタル複合機]
図1は、本発明実施例に係るデータ通信装置が搭載されたデジタル複合機周辺を示すブロック構成図、図2は、同デジタル複合機における操作パネル部の外観図である。
本発明実施例に係るデジタル複合機10は、自局と相手局間におけるデータ通信機能を有する。すなわち、本機10は、ファクシミリ通信ジョブの他に、コピージョブ、印刷ジョブ、又はネットワーク送信(メール送信やデータ送信)ジョブを含む諸機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本機10は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、HDD(ハードディスクドライブ)61、ネットワークI/F(インタフェース)部63、並びに、ファクシミリ通信部65を備える。
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ19を内蔵し、本装置全体の動作を統括制御する。
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサ25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサ25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部65等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、ガンマ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部63を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部65を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51(本発明で「操作入力手段」として機能する。)は、図1及び図2に示すように、タッチパネル部53及び操作キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがファクシミリ機能、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
タッチパネル部(本発明で「表示手段」として機能する。)53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。また、タッチパネル部53は、表示画面上に一覧表示された宛先候補若しくは通信条件のなかから、所要の相手局若しくは通信条件を選択的に操作入力する際に用いられる。
操作キー部55は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備えており、例えば、ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、などの諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に用いられる。具体的には、例えば、ファクシミリ機能の利用時にユーザが送信宛先Fax番号を選択するためのテンキー入力操作を行う際や、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルに係る入力操作を行う際に用いられる。
HDD(ハードディスクドライブ)61は、スキャナ部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、画像形成装置、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部63を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
ネットワークI/F部63は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等のユーザ端末67に対する種々のデータの送受信を制御する。
ファクシミリ通信部(本発明で「データ通信手段」として機能する。)65は、スキャナ部21によって読み取られた送信原稿の画像データを公衆回線網71を介して相手局73へ送信したり、相手局73から送信されてきた画像データを受信する機能を有し、符号化/復号化部67、変復調部68、及び網制御部69を含んで構成されている。
符号化/復号化部67は、送信原稿に係る画像データの圧縮及び符号化を行なうとともに、受信した画像データの伸長及び復号化を行なう機能を有している。
変復調部68は、圧縮/符号化された画像データの音声信号への変調、並びに受信した音声信号の画像データへの復調を行なう機能を有している。
網制御部69は、NCU(Network Control Unit)に相当し、公衆回線網71網にダイヤル信号を送出する等の網制御を行う機能を有している。
ところで、ある相手局への再呼出時に、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合であっても、ごくわずかな操作の手間をもって、所要の通信条件を再現可能とするために、主制御部11に内蔵されるファクシミリコントローラ19は、相手局を呼び出すための相手局情報或いは相手局との通信条件を取得する操作情報取得部75と、任意の相手局との間でデータ通信が遂行される毎に、当該相手局情報を、該当する通信条件と共に記憶する通信履歴情報記憶部(本発明の「通信履歴情報記憶手段」に相当する。)76と、任意の相手局間におけるデータ通信に先立って、通信履歴情報記憶部76に記憶されている宛先候補となる相手局情報を、該当する通信条件と共にタッチパネル部53の表示画面上に一覧表示させる制御を行う表示制御部(本発明の「表示制御手段」に相当する。)77と、前記一覧表示内容のなかから、操作パネル部51を介して相手局情報及び通信条件のうち少なくともいずれか一方が選択的に操作入力されたとき、当該操作入力情報を、データ通信の相手局に係る相手局情報若しくは通信条件として設定する通信設定部(本発明の「通信設定手段」に相当する。)79と、を備えて構成されている。なお、相手局情報としては、例えば、fax番号、サブアドレスなどを適宜採用することができる。また、通信条件としては、例えば、通信モード(例えば、カラーか白黒か、Fコード通信か、同報通信か、親展通信か、タイマ予約通信か、ダイレクト通信か、ポーリング通信か、など)、解像度(dpi)、或いは通信速度(bps)などを適宜採用することができる。
次に、本発明実施例に係るデジタル複合機(データ通信装置)の動作について、ある相手局へのデータ通信(ファクシミリ送信)に先立って、相手局及び通信条件を含む通信設定を行う例をあげて説明する。
[本発明実施例に係るデータ通信装置の動作]
図3は、本発明実施例に係るデジタル複合機(データ通信装置)の動作フローチャート図、図4は、一覧表示された宛先候補のなかから所要の相手局を選択する際の表示画面例を示す説明図、図5は、一覧表示された通信条件のなかから所要の通信条件を選択する際の表示画面例を示す説明図、図6は、一覧表示された宛先候補及び通信条件のなかから所要の相手局及び通信条件を選択する際の表示画面例を示す説明図、図7は、時限設定が有効であるときの宛先候補及び通信条件に係る表示画面例を示す説明図である。
図3に示すように、まず、ファクシミリコントローラ19は、通信設定操作簡素化に係るプログラムを起動して、装置の表示画面上に、「”通信履歴”を活用した通信設定操作簡素化機能を使用するか否か」についてのユーザ意図の問い合わせ画面を表示させる。これを受けてユーザは、通信設定操作簡素化機能を使用するか否かの意思表示を行うことになる(ステップS11)。
ステップS11で通信設定操作簡素化機能を「使用しない」旨の意思表示がなされると(ステップS12の”No”)、ファクシミリコントローラ19は、通信設定操作簡素化に係るプログラムの処理を終了させる。この場合、通信設定部79は、データ通信の相手局に係る相手局情報及び通信条件として、ユーザ操作による手入力内容を設定することになる(ステップS18)。
さて一方、ステップS11で通信設定操作簡素化機能を「使用する」旨の意思表示がなされると(ステップS12の”Yes”)、ファクシミリコントローラ19は、装置の表示画面上に、「通信設定の利用種別」についてのユーザ意図の問い合わせ画面を表示させる。これを受けてユーザは、「通信設定の利用種別」についての意思表示を行うことになる(ステップS13)。ここで、「通信設定の利用種別」としては、第1に「相手局を単独で通信履歴から呼び出す」、第2に「相手局及び該当する通信条件をセットで通信履歴から呼び出す」、第3に「通信条件を単独で通信履歴から呼び出す」、の三つを例示することができる。
ステップS13で「相手局を単独で通信履歴から呼び出す」旨の意思表示がなされると(ステップS14の”宛先のみ”)、表示制御部77は、装置の表示画面上に、通信履歴情報記憶部76から読み出した宛先候補を一覧表示させる(ステップS15)。
また、ステップS13で「相手局及び該当する通信条件をセットで通信履歴から呼び出す」旨の意思表示がなされると(ステップS14の”セット”)、表示制御部77は、装置の表示画面上に、通信履歴情報記憶部76から読み出した宛先候補及び通信条件を一覧表示させる(ステップS16)。
そして、ステップS13で「通信条件を単独で通信履歴から呼び出す」旨の意思表示がなされると(ステップS14の”通信条件のみ”)、表示制御部77は、装置の表示画面上に、通信履歴情報記憶部76から読み出した通信条件を一覧表示させる(ステップS17)。
ステップS17で一覧表示された宛先候補或いは通信条件に接したユーザの選択内容に従って、通信設定部79は、宛先候補或いは通信条件を適宜選択的に設定する(ステップS19)。
具体的には、例えば、相手局情報は一覧表示された宛先候補のなかから選択するが、通信条件は初期値をそのまま使用するときには、”宛先のみ”を選択すると、例えば図4に示すように、表示画面上に宛先候補が一覧表示される。この場合において、該当する通信条件側には例えばマスキング(網掛け)処理を施すことで選択不能とすればよい。ユーザは、宛先候補のなかから所要の相手局情報を選択すると、同選択内容が相手局情報として設定される。また、相手局情報及び通信条件の両者を通信履歴から呼び出したいときには、”セット”を選択すると、例えば図5に示すように、表示画面上に宛先候補及び該当する通信条件が一体的に一覧表示される。ユーザが、宛先候補のなかから所要の相手局を選択すると、同選択内容が相手局情報及び通信条件として設定される。また、データ通信に係る相手局は初めての通信宛先であるが、通信条件は「D株式会社」用のものを活用したいといったときには、”通信条件のみ”を選択すると、例えば図6に示すように、表示画面上に通信条件が一覧表示される。この場合において、宛先候補側には例えばマスキング(網掛け)処理を施すことで選択不能とすればよい。ユーザが、複数の通信条件のなかから所要の通信条件(この例では「D株式会社」用のもの)を選択すると、同選択内容が通信条件として設定される。
次いで、ファクシミリ通信部65は、ステップS18で手入力設定されるか、或いはステップS19で簡易入力設定された、データ通信の相手局に係る相手局情報及び通信条件をもって、当該相手局との間でデータ通信を遂行する(ステップS20)。
従って、ある相手局の再呼出時に、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合であっても、ごくわずかな操作の手間をもって、所要の通信条件を再現することを通じて、ユーザの操作性向上に寄与可能なデータ通信装置を得ることができる。
ところで、本発明に係るデータ通信装置において、データ通信の遂行回数が積み重なってゆくにつれて、通信履歴の数も増大の一途をたどることになる。かかる場合において、例えば、直近の通信履歴と一年前の通信履歴との価値を、通信環境は経時的に変化する場合があることを考慮して比較すると、直近の通信履歴は最近の通信事情を踏まえたものであると推定できる点で、選択候補としてより適切であると考えられる。
そうした観点から、表示制御部77は、宛先候補となる相手局情報を、時系列の新しい方から古い方へと降順に順次整列させて、該当する通信条件と共にタッチパネル部53の表示画面上に一覧表示させる制御を行う、構成を採用することができる。このようにすれば、選択可能な候補一覧のうち直近の(すなわち、頻用される)通信履歴の方が、表示画面上における目立つ(選択が容易な)場所に位置して、ユーザに優先的に選択されることになる。この場合において、通信環境の変化に追従した通信履歴の自動更新が可能になる結果として、ユーザニーズに合致した相手局情報若しくは通信条件の選択環境を構築することができる。
一方、別の観点から、表示制御部77は、任意の相手局との間でデータ通信が遂行されたとき、当該データ通信遂行時点から起算して所定時間以内では、当該相手局情報を該当する通信条件と共に前記表示画面上に表示させる一方、前記所定時間の経過後では、当該相手局情報を単独で前記表示画面上に表示させる時限設定制御を行う、構成を採用することができる(例えば図7参照)。この場合において、該当する通信条件の領域には例えばマスキング(網掛け)処理を施すことで選択不能とすればよい。このようにすれば、データ通信遂行時点から起算して所定時間以内では、その通信に係る相手局情報が、該当する通信条件と共に選択可能に表示される一方、所定時間経過後では、その通信に係る相手局情報が単独で選択可能に表示されるので、ある程度の時間が経過し、選択の価値が薄れている状況下において、古い通信条件の活用に起因した通信失敗を未然に抑制することができる。
なお、上記所定時間は、ユーザによって所要の時間値に適宜変更可能である。すなわち、例えば1ヶ月、半年、若しくは1年などの、適宜の時間値を設定可能であるとともに、その設定値を、ユーザ側の実情にあわせて、適宜変更することができる。
[実施例の効果]
以上述べたように、本発明実施例に係るデータ通信装置によれば、ある相手局の再呼出時に、初期値と異なる通信条件にて通信を行う場合であっても、ごくわずかな操作の手間をもって、所要の通信条件を再現することを通じて、ユーザの操作性向上に寄与可能なデータ通信装置を得ることができる。
また、宛先候補となる相手局情報を、時系列の新しい方から古い方へと降順に順次整列させて、該当する通信条件と共にタッチパネル部53の表示画面上に一覧表示させる構成を採用すれば、通信環境の変化に追従した通信履歴の自動更新が可能になる結果として、ユーザニーズに合致した相手局情報若しくは通信条件の選択環境を構築することができる。
さらに、任意の相手局との間でデータ通信が遂行されたとき、当該データ通信遂行時点から起算して所定時間以内では、当該相手局情報を該当する通信条件と共に前記表示画面上に表示させる一方、前記所定時間の経過後では、当該相手局情報を単独で前記表示画面上に表示させる構成を採用すれば、ある程度の時間が経過し、選択の価値が薄れている状況下において、古い通信条件の活用に起因した通信失敗を未然に抑制することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うデータ通信装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
例えば、本発明実施例において、データ通信装置の一例として、データ通信機能を有するデジタル複合機を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、ファクシミリ装置、情報端末などの、宛先候補と通信条件とを設定後にデータ通信を行う態様の、あらゆる装置に適用可能であることはいうまでもない。
本発明実施例に係るデータ通信装置が搭載されたデジタル複合機周辺を示すブロック構成図である。 同デジタル複合機における操作パネル部の外観図である。 本発明実施例に係るデータ通信装置の動作フローチャート図である。 一覧表示された宛先候補のなかから所要の相手局を選択する際の表示画面例を示す説明図である。 一覧表示された通信条件のなかから所要の通信条件を選択する際の表示画面例を示す説明図である。 一覧表示された宛先候補及び通信条件のなかから所要の相手局及び通信条件を選択する際の表示画面例を示す説明図である。 時限設定が有効であるときの宛先候補及び通信条件に係る表示画面例を示す説明図である。
符号の説明
11 主制御部
51 操作パネル部(操作入力手段)
53 タッチパネル部(表示手段)
65 ファクシミリ通信部(データ通信手段)
73 相手局
75 操作情報取得部
76 通信履歴情報記憶部(通信履歴情報記憶手段)
77 表示制御部(表示制御手段)
79 通信設定部(通信設定手段)

Claims (6)

  1. 相手局を呼び出すための相手局情報或いは相手局との通信条件を操作入力する際に用いられる操作入力手段と、
    各種情報を表示画面上に表示可能な表示手段と、
    任意の相手局との間でデータ通信が遂行される毎に、当該相手局情報を、該当する通信条件と共に記憶する通信履歴情報記憶手段と、
    任意の相手局間におけるデータ通信に先立って、前記通信履歴情報記憶手段に記憶されている宛先候補となる相手局情報を、該当する通信条件と共に前記表示画面上に一覧表示させる制御を行う表示制御手段と、
    前記一覧表示内容のなかから、前記操作入力手段を介して相手局情報及び通信条件のうち少なくともいずれか一方が選択的に操作入力されたとき、当該操作入力情報を、データ通信の相手局に係る相手局情報若しくは通信条件として設定する通信設定手段と、
    前記通信設定手段で設定された内容をもって当該相手局との間でデータ通信を遂行するデータ通信手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 請求項1記載のデータ通信装置であって、
    前記通信設定手段は、
    前記一覧表示内容のなかから前記操作入力手段を介して、データ通信の相手局に係る相手局情報と、該当する通信条件との両者が一体的に操作入力されたとき、当該操作入力情報を、データ通信の相手局に係る相手局情報及び通信条件として設定する、
    ことを特徴とするデータ通信装置。
  3. 請求項1記載のデータ通信装置であって、
    前記通信設定手段は、
    前記一覧表示内容のなかから前記操作入力手段を介して、データ通信の相手局に係る相手局情報と、他局の通信条件との両者が独立的に操作入力されたとき、当該操作入力情報を、データ通信の相手局に係る相手局情報及び通信条件として設定する、
    ことを特徴とするデータ通信装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のデータ通信装置であって、
    前記表示制御手段は、
    前記宛先候補となる相手局情報を、時系列の新しい方から古い方へと降順に順次整列させて、該当する通信条件と共に前記表示画面上に一覧表示させる制御を行う、
    ことを特徴とするデータ通信装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のデータ通信装置であって、
    前記表示制御手段は、
    任意の相手局との間でデータ通信が遂行されたとき、当該データ通信遂行時点から起算して所定時間以内では、当該相手局情報を該当する通信条件と共に前記表示画面上に表示させる一方、前記所定時間の経過後では、当該相手局情報を単独で前記表示画面上に表示させる制御を行う、
    ことを特徴とするデータ通信装置。
  6. 請求項5記載のデータ通信装置であって、
    前記所定時間は、所要の時間値に適宜変更可能である、
    ことを特徴とするデータ通信装置。
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