JP2010015055A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納動作時に、スムーズで確実な動作を実現する。
【解決手段】撮影状態から収納状態になるとき、進退部材に伴う前方保持部材の後退移動によって当接して、後方保持部材51に対して後退移動力を伝える第1の当接部100j;を備え、第1と第2の案内部100d、51d、第1と第2の付勢部材による前方保持部材と後方保持部材への着力部、及び第1の当接部100jの全てが、光軸に沿う正面視状態で、該光軸を中心とする任意の90度の角度内に位置していることを特徴とするレンズ鏡筒。
【選択図】図12

Description

本発明はレンズ鏡筒に関し、特に、撮影を行わない収納時におけるレンズ鏡筒の収納構造に関する。
カメラの小型化、特に薄型化のため、非撮影状態に撮影レンズを短縮させる収納(沈胴)タイプのレンズ鏡筒は一層の収納長の短縮が求められている。例えば、レンズシャッタタイプのレンズ鏡筒では、シャッタや絞り等の光量調節ユニットはレンズ群の保持枠を介して支持されることが多い。撮影時には、シャッタ羽根や絞り羽根等の光量調節部材は光学設計上定められた位置になければならないが、撮影を行わないレンズ鏡筒の収納時には、光学的制約がなくなるため、光軸方向において光量調節ユニットをレンズ群に接近させるなどして、収納長のコンパクト化を図ることができる。出願人は、このような手法を用いたレンズ鏡筒の収納構造を提案した(特許文献1)。
特願2008−95595号
特許文献1のレンズ鏡筒では、レンズ群を保持する支持環に対して光軸方向に相対移動可能にシャッタブロックを支持させ、レンズ鏡筒の収納動作時に支持環が光軸方向後方に移動されると、その後方に位置する別のレンズ群の保持枠に対してシャッタブロックが当接して、支持環内での位置が相対的に前方に変位すると共に、後方のレンズ枠を後方へ押し込む。このような動作によってレンズ鏡筒の収納長の短縮を達成している。ところで、このように前後の光学要素保持部材の相互当接による押圧関係を利用して収納動作を行わせようとした場合、それぞれの光学要素保持部材が、本来の移動方向(光軸方向)に対して倒れや傾きを生じずにスムーズに移動されることが要求される。特に、それぞれの光学要素保持部材が光軸方向に移動付勢されている場合には、その付勢力の影響も考慮して、総合的に作動性能を詰めていく必要がある。
そこで本発明は、収納動作時に、互いの当接関係によってそれぞれが光軸方向に移動制御される前後の光学要素保持部材を備えたレンズ鏡筒において、スムーズで確実な動作を実現することを目的とする。
本発明のレンズ鏡筒は、それぞれ光学要素を保持し、光軸方向の前後に位置される前方保持部材と後方保持部材;撮影状態から撮影を行わない収納状態になるとき光軸方向後方へ移動される進退部材;この進退部材に対して前方保持部材を光軸方向へ相対移動可能に支持する第1の案内部;前方保持部材を光軸方向後方に付勢する第1の付勢部材;後方保持部材を進退部材とは独立して光軸方向へ移動可能に案内する第2の案内部;後方保持部材を光軸方向前方に付勢する第2の付勢部材;及び、前方保持部材と後方保持部材の間に設けられ、撮影状態から収納状態になるとき、進退部材に伴う前方保持部材の後退移動によって当接して、後方保持部材に対し第2の付勢部材の付勢力に抗する後退移動力を伝える第1の当接部;を備え、第1と第2の案内部、第1と第2の付勢部材による前方保持部材と後方保持部材への着力部、及び第1の当接部の全てが、光軸に沿う正面視状態で、該光軸を中心とする任意の90度の角度内に位置していることを特徴としている。
前方保持部材は、進退部材に固定された第1のストッパによって、第1の付勢部材による後方への移動端が定められることが好ましい。また、後方保持部材は、光軸方向に位置制御可能な第2のストッパによって、第2の付勢手段による前方への移動端が定められることが好ましい。
本発明のレンズ鏡筒ではさらに、後方保持部材よりも後方に位置する後方部材と、前方保持部材と後方保持部材のいずれか一方との間に設けられ、収納動作時に進退部材が後方移動端に達するより前に当接して、後方部材に対する前方保持部材の後退移動を直接または後方保持部材を介して間接に規制し、該前方保持部材と進退部材との間に第1の付勢部材の付勢力に抗する光軸方向の相対移動を生じさせる第2の当接部を備え、この第2の当接部が、前述した第1と第2の案内部、第1と第2の付勢部材による前方保持部材と後方保持部材への着力部、及び第1の当接部などと同じ90度の角度内に位置していることが好ましい。
後方保持部材は、光学要素を保持する光学要素保持部と、該光学要素保持部から外径方向へ延び、その先端部が第2の案内部による光軸方向の移動案内を受ける径方向腕部を有し、第1の当接部は、前方保持部材から光軸方向後方へ突出し、後方保持部材の径方向腕部の前面に対して当接可能な第1の後方突出部を備えていることが好ましい。
第2の当接部が、後方部材に対する前方保持部材の後退移動を直接に規制する態様では、前方保持部材から光軸方向後方へ突出し、後方部材に設けた前方突出部に対して当接可能な第2の後方突出部によって第2の当接部を構成するとよい。
第2の当接部が、後方部材に対する前方保持部材の後退移動を後方保持部材を介して間接的に規制する態様では、後方保持部材の径方向腕部の光軸方向後方側の面と、該径方向腕部の後方面に対向させて後方部材に設けた、光軸方向前方を向く当付面とによって第2の当接部を構成するとよい。
後方部材としては、光学系の結像位置に撮像素子を保持させる固定部材が好適である。
本発明において、前後の保持部材に保持される光学要素は任意のものであるが、例えば、前方保持部材に保持される光学要素を開閉可能な光量調節部材とし、後方保持部材に保持される光学要素をレンズ群とすることが好ましい。この場合、撮影状態で光量調節部材の前方に位置する前方レンズ群を進退部材に保持させ、撮影状態から収納状態になるとき、前方保持部材の進退部材に対する光軸方向の相対移動によって、前方レンズ群の一部が光量調節部材と光軸方向位置を重ならせるようにすることで、レンズ鏡筒の収納長のコンパクト化を図ることができる。
以上の本発明によれば、収納動作時に、互いの当接関係によってそれぞれが光軸方向に移動制御される前後の光学要素保持部材を備えたレンズ鏡筒において、前後の光学要素保持部材の移動を案内する第1と第2の案内部、前後の光学要素保持部材に対する第1と第2の付勢部材の着力部、前後の光学要素保持部材の間に設けられて収納動作時の進退部材の後退移動力を伝える第1の当接部の全てが、光軸に沿う正面視状態で、該光軸を中心とする任意の90度の角度内という近接した範囲に配置されているため、収納動作時における前後の光学要素保持部材の傾きが生じにくく、スムーズな動作が達成される。さらに、収納動作時に前方保持部材の後退移動を規制して進退部材に対する相対移動を生じさせる第2の当接部についても、この90度の角度内に位置させることで、より高いレベルでの動作の円滑性を得ることができる。
図1から図4を参照して、本発明を適用したズームレンズ鏡筒70の概略構造を説明する。このズームレンズ鏡筒70の撮像光学系は、物体(被写体)側から順に第1レンズ群LG1、第2レンズ群LG2、絞り兼用のシャッタ羽根(光量調節部材)S、第3レンズ群LG3、ローパスフィルタ25及び撮像素子71を備えており、以下の説明中で光軸方向とは、この撮影光学系の光軸Oと平行な方向を意味する。
ローパスフィルタ25と撮像素子71はユニット化されて撮像素子ホルダ(後方部材)23に固定され、撮像素子ホルダ23がハウジング22の後部に固定される。ハウジング22の外側には、ズームモータ150とAFモータ160が支持されている。
第3レンズ群LG3を保持する3群レンズ枠51は、ハウジング22に対して光軸方向に移動可能に支持されていて、AFモータ160によって駆動される。
ハウジング22の内側にはカム環11が支持されている。カム環11は、ズームモータ150の駆動力によって回転され、鏡筒収納状態(図3)から撮影状態(図4)になるまでの間は、回転しながら光軸方向に移動し、撮影状態におけるズーム域(図4上半のワイド端と図4下半のテレ端の間)では、光軸方向には定位置で回転される。より詳しくは、図3及び図4に示すように、カム環11は、光軸方向の後端部にギヤリング部11aが設けられ、ギヤリング部11a上にガイド突起11bが突設されている。ギヤリング部11aは、ズームモータ150によって回転されるズームギヤ28(図6、図7)に噛合しており、ガイド突起11bは、ハウジング22の内周面に形成したカム環ガイド溝22aに対して摺動可能に係合している。カム環ガイド溝22aは、光軸方向後方の螺旋溝部分(図6、図7に見えている部分)と、光軸方向前方の撮影光軸Oを中心とする環状溝部分とを有し、鏡筒収納状態と撮影状態(ワイド端)の間では、ガイド突起11bがカム環ガイド溝22aの螺旋溝部分に案内されて、カム環11はハウジング22に対して回転しながら光軸方向に移動する。具体的には、カム環11は、鏡筒収納状態から撮影状態になるときに、回転しながら光軸方向前方(物体側)へ進出し、撮影状態から鏡筒収納状態になるときには逆に、回転しながら光軸方向後方へ後退する。また、ワイド端からテレ端までのズーム域では、ガイド突起11bがカム環ガイド溝22aの環状溝部分に案内されて、カム環11はハウジング22に対する光軸方向位置を変化させず、光軸方向の定位置で回転される。
カム環11を挟んで第1繰出筒13と直進案内環10が支持されている。第1繰出筒13と直進案内環10はそれぞれハウジング22に対して光軸方向に直進案内されており、かつカム環11に対しては、相対回転は可能で光軸方向に共に移動するように結合されている。
直進案内環10は、2群レンズ移動枠(進退部材)8を光軸方向へ相対移動可能に直進案内している。2群レンズ移動枠8の内部には2群レンズ保持枠2を介して第2レンズ群(前方レンズ群)LG2が保持され、第2レンズ群LG2の後部に、シャッタ羽根Sを保持するシャッタブロック100が支持されている。また、ハウジング22に対して光軸方向に直進案内された第1繰出筒13はさらに、第2繰出筒12を光軸方向へ相対移動可能に直進案内している。第2繰出筒12の内部には、1群レンズ保持枠1を介して第1レンズ群LG1が支持されている。
第2繰出筒12は内径方向に突出する1群用カムフォロアCF1を有し、この1群用カムフォロアCF1が、カム環11の外周面に形成した1群制御カム溝CG1に摺動可能に嵌合している。第2繰出筒12は第1繰出筒13を介して光軸方向に直進案内されているため、カム環11が回転すると、1群制御カム溝CG1の形状に従って、第2繰出筒12すなわち第1レンズ群LG1が光軸方向へ所定の軌跡で移動する。
カム環11の内周面に形成した2群制御カム溝CG2に対し、2群レンズ移動枠8の外周面に設けた2群用カムフォロアCF2が係合している。2群レンズ移動枠8は直進案内環10を介して光軸方向に直進案内されているため、カム環11が回転すると、2群制御カム溝CG2の形状に従って、2群レンズ移動枠8すなわち第2レンズ群LG2が光軸方向へ所定の軌跡で移動する。
2群レンズ移動枠8と第2繰出筒12の間には、圧縮ばねからなる群間付勢ばね27が挿入されており、2群レンズ移動枠8と第2繰出筒12は互いに離間する方向に付勢されている。
以上の構造からなるズームレンズ鏡筒70は次のように動作する。図1及び図3に示す鏡筒収納状態では、図2及び図4に示す撮影状態よりも光軸方向の光学系の長さ(第1レンズ群LG1の物体側の面から撮像素子71の撮像面までの距離)が短くなっている。この鏡筒収納状態において撮影状態への移行信号(例えば、ズームレンズ鏡筒70が搭載されるカメラに設けたメインスイッチのオン)が入力されると、ズームモータ150が鏡筒繰出方向に駆動され、カム環11が回転しながら光軸方向前方へ繰り出される。直進案内環10と第1繰出筒13は、カム環11と共に前方に直進移動する。カム環11が回転すると、その内側では、直進案内環10を介して直進案内された2群レンズ移動枠8が、2群用カムフォロアCF2と2群制御カム溝CG2の関係によって光軸方向に所定の軌跡で移動される。また、カム環11が回転すると、該カム環11の外側では、第1繰出筒13を介して直進案内された第2繰出筒12が、1群用カムフォロアCF1と1群制御カム溝CG1の関係によって光軸方向に所定の軌跡で移動される。
すなわち、鏡筒収納状態からの第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2の繰出量はそれぞれ、前者が、ハウジング22に対するカム環11の前方移動量と、該カム環11に対する第2繰出筒12のカム繰出量との合算値として決まり、後者が、ハウジング22に対するカム環11の前方移動量と、該カム環11に対する2群レンズ移動枠8のカム繰出量との合算値として決まる。ズーミングは、この第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2が互いの空気間隔を変化させながら撮影光軸Oに沿って移動することにより行われる。収納状態から鏡筒繰出を行うと、まず図4の上半断面に示すワイド端の繰出状態になり、さらにズームモータ150を鏡筒繰出方向に駆動させると、図4の下半断面に示すテレ端の繰出状態となる。テレ端とワイド端の間のズーム領域では、カム環11は前述の定位置回転を行い、光軸方向へは進退しない。収納状態への移行信号(例えば、カメラのメインスイッチのオフ)が入力されると、ズームモータ150が鏡筒収納方向に駆動され、ズームレンズ鏡筒70は以上の繰出動作とは逆の収納動作を行う。
また、第2繰出筒12の前端部には、第1レンズ群LG1の前方を開閉可能なバリヤ羽根104が設けられており、鏡筒収納状態ではバリヤ羽根104が閉じており、撮影状態への繰り出し動作に応じてバリヤ羽根104が開かれる。
第3レンズ群LG3を支持する3群レンズ枠51は、以上のズームモータ150による第1レンズ群LG1及び第2レンズ群LG2の駆動とは独立して、AFモータ160によって光軸方向に前後移動させることができる。そして、光学系がワイド端からテレ端までのズーム域にあるとき、測距手段によって得られた被写体距離情報に応じてAFモータ160を駆動することにより、第3レンズ群LG3が光軸方向に移動してフォーカシングが実行される。
続いて、3群レンズ枠51の位置制御機構の詳細を説明する。図7に示すように、AFモータ160の回転出力軸に設けたピニオン160aがハウジング22の後面側に突出する。ハウジング22の後面側には、ピニオン160aに噛合する中間ギヤ57と、該中間ギヤ57に噛合する従動ギヤ56が軸支されていて、ピニオン160aの回転は、このギヤ列を介して、従動ギヤ56と一体に回転するスクリューシャフト58に伝達される。スクリューシャフト58は、ハウジング22と撮像素子ホルダ23の間に、撮影光軸Oと略平行な回転軸を中心として回転可能に支持されている。スクリューシャフト58の外周面に形成した送りねじは、光軸方向に直進案内されたAFナット(第2のストッパ)54に螺合しており、スクリューシャフト58を正逆に回転させることにより、AFナット54が光軸方向に進退移動される。
図5及び図6に示すように、3群レンズ枠51は、第3レンズ群LG3を保持するレンズ保持部(光学要素保持部)51aから、撮影光軸Oを挟んで略対称の径方向に一対のガイド腕部(径方向腕部)51b、51cを延設させている。ハウジング22と撮像素子ホルダ23の間に撮影光軸Oと平行な3群ガイド軸(第2の案内部)52が設けられ、この3群ガイド軸52に対して、3群レンズ枠51の一方のガイド腕部51bの先端部付近に形成したガイド穴(第2の案内部)51dが摺動自在に挿通支持されている。3群レンズ枠51は、他方のガイド腕部51cの先端部に設けた回転規制キー51eを、ハウジング22内周面の回転規制溝22bに係合させて回転規制されており、3群ガイド軸52に沿う光軸方向の直進移動のみ可能に案内されている。
ハウジング22の側部にはトーションばね(第2の付勢部材)55が支持されている。図8に示すように、トーションばね55は、コイル部55aと、該コイル部55aから外径方向に突出する支持アーム55bと付勢アーム55cを有しており、コイル部55aがハウジング22に形成したばね支持突起22cに嵌り、支持アーム55bがばね掛け突起22dに係合する。付勢アーム55cは、3群レンズ枠51のガイド穴51dの近傍に設けたばね掛け突起51fに掛けられている。付勢アーム55cは、コイル部55aの軸線に略一致する(撮影光軸Oと略直交する)揺動中心軸55xを中心(支点)として揺動することが可能な(すなわち撮影光軸Oと概ね平行な揺動平面内で揺動可能な)揺動着力部であって、ばね掛け突起51fに掛けられていない自由状態では図8に「55c(F)」で示す方向を向いている。そして、この自由状態から付勢アーム55cを図8中の反時計方向に約半回転させて、その先端部付近をばね掛け突起51fの光軸方向後方の面に当て付けることにより、トーションばね55の撓み量が大きくなり、その撓み解消方向の力は、付勢アーム55cがばね掛け突起51fを光軸方向前方へ押圧する荷重として作用する。すなわち、付勢アーム55cを介して3群レンズ枠51に対して光軸方向前方への付勢力が与えられる着力状態となる。
このようにしてトーションばね55により光軸方向前方への付勢力を与えられた3群レンズ枠51は、ガイド穴51dの近傍に設けた(すなわちガイド腕部51bの先端部付近に位置する)ナット当付部51gがAFナット54に当て付くことによって、前方への移動が規制される。すなわち、3群レンズ枠51は、トーションばね55の付勢力によってナット当付部51gをAFナット54に当接させた状態で保持され、3群レンズ枠51の光軸方向の前後位置はAFナット54に依存して決まる。前述の通り、AFナット54は、AFモータ160のピニオン160aを正逆に回転駆動することにより、スクリューシャフト58によって光軸方向へ進退移動されるため、結果として、3群レンズ枠51の光軸方向位置は、AFモータ160の駆動方向と駆動量に応じて制御される。例えば、AFモータ160によって前方にAFナット54を移動させると、AFナット54の移動分だけ、トーションばね55の付勢力によって3群レンズ枠51が追随して前方に移動する。逆に、前方の移動位置からAFナット54を後方に移動させると、該AFナット54がナット当付部51gを押し込み、3群レンズ枠51はトーションばね55の付勢力に抗して後方へ移動される。
ハウジング22には、AFモータ160による3群レンズ枠51の光軸方向の後方移動端を検出する原点位置検出センサ40が設けられている。原点位置検出センサ40は、透過型フォトインタラプタからなり、3群レンズ枠51の後方移動端近傍で、二股状の投光部と受光部の間に3群レンズ枠51のセンサ通過板51hが位置される。AFモータ160はステッピングモータからなり、フォーカシングに際しての第3レンズ群LG3の移動量は、この原点位置検出センサ40によるセンサ通過板51hの検知位置を原点位置としたAFモータ160の駆動ステップ数として演算される。
続いて、シャッタブロック100の支持構造を説明する。図9及び図10に示すように、2群レンズ移動枠8は、外周面に2群用カムフォロアCF2が形成された円筒部8aを有し、円筒部8aに形成した光軸方向の長溝であるガイド溝8bと、直進案内環10に設けた直進案内キー10a(図4)との嵌合関係によって、光軸方向に直進案内されている。2群レンズ移動枠8は、円筒部8aの内側に内側フランジ部8cを有し、内側フランジ部8cの内径側に、2群レンズ保持枠2を介して第2レンズ群LG2を保持している。2群レンズ移動枠8における内側フランジ部8cの後部にはシャッタブロック格納空間8dが形成されている。図10に示すように、内側フランジ部8cのうちシャッタブロック格納空間8dに臨む後面側には、前方ガイドピン(第1の案内部)8eとばね支持ピン8fが突設されている。ばね支持ピン8fには、圧縮コイルばねからなるシャッタブロック付勢ばね(第1の付勢部材)30が支持される。前方ガイドピン8eの近傍には、円筒部8aの一部を切り欠いてストッパ取付凹部8gが形成されている。ストッパ取付凹部8gには、ストッパ取付凹部8gに対して、固定ビス32によってシャッタストッパ部材(第1のストッパ)5が固定される。シャッタストッパ部材5は、ストッパ取付凹部8gに固定される部分から光軸方向後方にオフセットさせて、内側フランジ部8cに対向する後方移動規制部5aを有し、この後方移動規制部5aから光軸方向前方に向けて後方ガイドピン(第1の案内部)5bが突出している。前方ガイドピン8eと後方ガイドピン5bは、略同径の円柱状突起であり、シャッタストッパ部材5を2群レンズ移動枠8に固定させた状態で同軸上に位置される。このときの前方ガイドピン8eと後方ガイドピン5bの軸線は、撮影光軸Oと略平行である。
シャッタブロック100は、シャッタ羽根Sやアクチュエータを内部に支持するシャッタ保持枠100aを備え、シャッタ保持枠100aの外周部付近には、光軸方向に貫通する貫通スリーブ部100bの前端部付近と後端部付近に位置させて、前方ピン支持穴(第1の案内部)100cと後方ピン支持穴(第1の案内部)100dが形成されている。前方ピン支持穴100cと後方ピン支持穴100dは、それぞれの軸線が撮影光軸Oと平行をなす円形の貫通穴であり、同軸上に位置している。前方ピン支持穴100cは、前方ガイドピン8eを軸線方向へ遊びなく摺動可能に挿入させる内径サイズを有し、後方ピン支持穴100dは、後方ガイドピン5bを軸線方向へ遊びなく摺動可能に挿入させる内径サイズを有する。貫通スリーブ部100bは、前方ピン支持穴100cと後方ピン支持穴100dの間では、図10に示すように周面の一部が存在しない部分円筒状に形成されているが、この中間の部分円筒状部における貫通スリーブ部100bの内径サイズは、前方ピン支持穴100c及び後方ピン支持穴100dの内径サイズよりも大きい。シャッタ保持枠100aにはまた、貫通スリーブ部100bの近傍に位置する前面側に、シャッタブロック付勢ばね30を挿入可能なばね支持穴100e(図9)が形成されている。また、図10に示すように、シャッタ保持枠100aの外周部には、回り止めキー受け部100fが形成され、2群レンズ移動枠8のシャッタブロック格納空間8dの内周面には、回り止めキー受け部100fに対して光軸方向に摺動可能で回転は規制される回り止めキー8hが形成されている。シャッタ保持枠100aの前面側には、2群レンズ移動枠8の内側フランジ部8cに対応する形状の前面凹部100gが形成されている。また、シャッタ保持枠100aの後面側には、シャッタ羽根Sの後部を塞ぐ後方カバー板100hが取り付けられている。後方カバー板100hには、シャッタ羽根Sによって開閉される円形のシャッタ開口100iが形成されている。
シャッタブロック100は次のように2群レンズ移動枠8に対して組み付けられる。まず、ばね支持ピン8fにシャッタブロック付勢ばね30を支持させた状態でシャッタブロック格納空間8d内にシャッタブロック100を組み込む。回り止めキー受け部100fに回り止めキー8hが嵌合する位相で、2群レンズ移動枠8の後端部側から内側フランジ部8cに接近させる方向(前方)にシャッタブロック100を進入させると、前方ピン支持穴100cに対して前方ガイドピン8eが挿入され、ばね支持穴100eにシャッタブロック付勢ばね30が挿入される。
続いて、ストッパ取付凹部8gにシャッタストッパ部材5を取り付ける。ストッパ取付凹部8gに対するシャッタストッパ部材5の組み付けに応じて、シャッタブロック100の後方ピン支持穴100dに対して後方ガイドピン5bが挿入される。そして、固定ビス32によってシャッタストッパ部材5を固定することで、シャッタブロック100は、光軸方向において2群レンズ移動枠8の内側フランジ部8cとシャッタストッパ部材5の後方移動規制部5aの間に位置して、シャッタブロック格納空間8d内に保持される。
以上のようにして2群レンズ移動枠8にシャッタブロック100を組み付けた状態では、シャッタブロック100は、2群レンズ移動枠8及びシャッタストッパ部材5に対して、前方ガイドピン8eに対する前方ピン支持穴100cの摺接関係と、後方ガイドピン5bに対する後方ピン支持穴100dの摺接関係によって光軸方向へ可動に支持される。シャッタブロック100は、回り止めキー受け部100fと回り止めキー8hの嵌合関係によって、2群レンズ移動枠8に対する回転が規制され、光軸方向移動のみ可能に直進案内される。図3及び図4に示すように、シャッタブロック100における貫通スリーブ部100bの光軸方向長さは、内側フランジ部8cと後方移動規制部5aの光軸方向間隔よりも短く、シャッタブロック100は、内側フランジ部8cによって規定される前方移動端と、後方移動規制部5aによって規定される後方移動端の間で移動が可能である。前方ガイドピン8eの先端部と後方ガイドピン5bの先端部の間は光軸方向に離間しているが、シャッタブロック100の前後移動端の間の可動量の範囲内では、前方ピン支持穴100cから前方ガイドピン8eが脱落せず、かつ後方ピン支持穴100dから後方ガイドピン5bが脱落しないように、各ガイドピン8e、5bの軸長と、各ピン支持穴100c、100dの形成位置が定められている。シャッタブロック100の組み付け状態でシャッタブロック付勢ばね30は圧縮されており、シャッタブロック付勢ばね30が復元しようとする力によって、シャッタブロック100は、貫通スリーブ部100bの後端部を後方移動規制部5aに当て付ける後方移動端側に付勢されている。
図10に示すように、シャッタブロック100には、光軸方向後方に向けて突出する第1後方突出部(第1の当接部)100jと第2後方突出部(第2の当接部)100kが設けられている。第2後方突出部100kは、前後のガイドピン8e、5bが挿通される貫通スリーブ部100bの近傍に設けられており、貫通スリーブ部100bの後端部や後方カバー板100hよりも後方に突出している。第1後方突出部100jは、シャッタブロック付勢ばね30が挿入されるばね支持穴100eの後部に設けられており、後方カバー板100hよりも後方に突出している。第1後方突出部100jと第2後方突出部100kはそれぞれ円柱状の突出部であり、その光軸方向後端部は、光軸方向後方を向き撮影光軸Oと略直交する平面となっている。
図11及び図12に示すように、3群レンズ枠51のレンズ保持部51aとガイド腕部51bの境界部付近には、シャッタブロック100の貫通スリーブ部100bと第2後方突出部100kの光軸方向延長上に半円状の切欠部51iが形成されており、撮像素子ホルダ23には、この切欠部51iの光軸方向延長上に、前方突出部(第2の当接部)23aと収納凹部23bが形成されている。前方突出部23aは、光軸方向前方を向き撮影光軸Oと略直交する前端面を有し、この前方突出部23aの前端面が、シャッタブロックの第2後方突出部100kの後端部に対向している。収納凹部23bは、シャッタブロック100の貫通スリーブ部100bの後部に位置するシャッタストッパ部材5の後方移動規制部5aを収納可能な形状をしている。また、図12に示すように、シャッタブロック100の第1後方突出部100jの光軸方向後方の延長上には、3群レンズ枠51のガイド腕部51bが位置しており、ガイド腕部51bには、光軸方向前方を向いて第1後方突出部100jの後端部に対向する前方当付面(第1の当接部)51j(図5)が形成されている。前方当付面51jは撮影光軸Oと略直交する平面である。
以上の構成のズームレンズ鏡筒70において、図4に示す撮影状態では、シャッタブロック100は、シャッタブロック付勢ばね30の付勢力によってシャッタブロック格納空間8d内の後方移動端に保持され、シャッタ羽根Sは、第2レンズ群LG2の後方に位置している。撮影状態から鏡筒収納状態に移行するとき、2群レンズ移動枠8はズームモータ150の駆動力によってカム環11を介して光軸方向後方に移動され、シャッタブロック格納空間8d内に保持されたシャッタブロック100も同様に後退する。シャッタブロック100が後退すると、第1後方突出部100jが3群レンズ枠51の前方当付面51jに当接し、シャッタブロック100の後退移動力が3群レンズ枠51に伝わる。3群レンズ枠51は、トーションばね55によって光軸方向前方に付勢されてAFナット54に当て付くことで光軸方向位置が決められており、光軸方向後方へはトーションばね55の付勢力で移動制限されているだけであるから、シャッタブロック100を介してトーションばね55の付勢力を越える後方移動力が与えられると、シャッタブロック100と共に後退移動される。なお、シャッタブロック100に対してシャッタブロック付勢ばね30が与える後方への付勢力は、3群レンズ枠51に対してトーションばね55が与える前方への付勢力よりも大きく設定されており、第1後方突出部100jが前方当付面51jに当接した時点で(シャッタブロック付勢ばね30を圧縮させることなく)、トーションばね55の付勢力に抗して3群レンズ枠51がシャッタブロック100と共に後退されるようになる。
シャッタブロック100がさらに後退すると、図3に示すように、シャッタブロック100の第2後方突出部100kが、撮像素子ホルダ23の前方突出部23aに当接し、この時点でシャッタブロック100の後退移動は規制される。なお、第2後方突出部100kよりも後方に位置するシャッタストッパ部材5の後方移動規制部5aは、撮像素子ホルダ23の収納凹部23bに進入するため、第2後方突出部100kと前方突出部23aの当接を妨げない。シャッタブロック100の後退移動が規制される一方で、2群レンズ移動枠8は後退を継続し、その結果、前方ガイドピン8eと前方ピン支持穴100c、後方ガイドピン5bと後方ピン支持穴100dの関係によって光軸方向へ移動可能に支持されたシャッタブロック100が、シャッタブロック付勢ばね30の付勢力に抗して、後方移動規制部5aから離れてシャッタブロック格納空間8d内で相対的に前方へ移動され、内側フランジ部8cに接近する。ズームレンズ鏡筒70が収納状態まで達すると、図3のように、シャッタブロック100がシャッタブロック格納空間8d内の前方移動端付近まで移動され、貫通スリーブ部100bの前端部が内側フランジ部8cに近接し、かつ前面凹部100g内に内側フランジ部8cの一部が進入する。また、シャッタ開口100iの内側に2群レンズ保持枠2の後端部付近が進入し、シャッタ羽根Sは、第2レンズ群LG2の一部と光軸方向位置が重なる。このとき、シャッタ羽根Sはアクチュエータによって開かれてシャッタ開口100iより外径側に退避されており、第2レンズ群LG2とは干渉しない。また、シャッタブロック100と撮像素子ホルダ23の間には、第3レンズ群LG3を保持する3群レンズ枠51が位置しており、シャッタブロック100に設けた第1後方突出部100jが前方当付面51jに当接して、3群レンズ枠51が図3に示す撮像素子ホルダ23への近接位置まで後退されている。そして、2群レンズ移動枠8が後方移動端に達したとき、図3のようにシャッタブロック格納空間8d内に第3レンズ群LG3が進入し、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3の光軸方向距離が縮まる。
このように、ズームレンズ鏡筒70が撮影状態から収納状態に移行するときに、2群レンズ移動枠8の後退動作力を、シャッタブロック100を介して3群レンズ枠51に伝達して共に後退させ、さらに、シャッタブロック100がシャッタブロック付勢ばね30の付勢力に抗してシャッタブロック格納空間8d内での光軸方向位置を相対的に変化させている。これにより、2レンズ群LG2からシャッタ羽根Sを挟んで第3レンズ群LG3までの光学要素が光軸方向に占める収納スペースを短くすることができ、鏡筒収納長の短縮化を図ることができる。
ここで、3群レンズ枠51の光軸方向移動を案内する手段は、3群ガイド軸52とガイド穴51dである。また、3群レンズ枠51はトーションばね55によって光軸方向前方への付勢力を与えられており、その付勢力の着力点は、ばね掛け突起51fである。一方、シャッタブロック100では、前後のガイドピン8e、5bとピン支持穴100c、100dによって光軸方向へ可動に支持されており、シャッタブロック付勢ばね30によって、ばね支持穴100eを着力点として光軸方向後方への付勢力が与えられる。さらに、撮影状態(使用状態)から収納状態に移動するときの、2群レンズ移動枠8の後退移動力を3群レンズ枠51に伝える第1の当接部(押圧部)として、シャッタブロック100の第1後方突出部100jと3群レンズ枠51の前方当付面51jを備え、シャッタブロック100の後退移動を規制してシャッタブロック格納空間8d内での相対的な前方移動を行わせる第2の当接部(押圧部)として、シャッタブロック100の第2後方突出部100kと撮像素子ホルダ23の前方突出部23aを備えている。
図11及び図12から分かるように、3群レンズ枠51とシャッタブロック100に関するこれら移動案内部(3群ガイド軸52とガイド穴51d、ガイドピン8e、5bとピン支持穴100c、100d)、付勢力の着力部(ばね掛け突起51fと付勢アーム55cの当接箇所、シャッタブロック付勢ばね30とばね支持穴100eの当接箇所)、鏡筒収納動作時に当接して収納長短縮化のための光軸方向移動を生じさせる当接部(第1後方突出部100jと前方当付面51j、第2後方突出部100kと前方突出部23a)が全て、撮影光軸Oに沿って正面視した状態で、該撮影光軸Oを中心とする90度の角度範囲内(象限)に位置している。このような配置にすることで、3群レンズ51とシャッタブロック100に傾きを生じさせずにスムーズに移動させることができる。すなわち、鏡筒収納時に、3群レンズ枠51とシャッタブロック100はいずれも、付勢部材であるトーションばね55とシャッタブロック付勢ばね30の付勢力に抗する方向へ移動され、その移動は、光軸方向の移動を規制する当接部(第1後方突出部100jと前方当付面51j、第2後方突出部100kと前方突出部23a)を力点として、移動案内部(3群ガイド軸52とガイド穴51d、ガイドピン8e、5bとピン支持穴100c、100d)に案内されることで行われる。ここで、付勢力の着力部、付勢力に抗する移動の力点(当接部)、移動案内部の全ての距離が接近しているほど、移動方向(撮影光軸Oと平行な方向)に対する傾き抑制効果が高くなる。そして、本実施形態のように、これら全ての要素を90度の範囲内に配置することで、3群レンズ枠51とシャッタブロック100のそれぞれについて、高度な傾き抑制効果が得られ、スムーズな動作を達成することができる。
光軸方向に移動案内された3群レンズ枠51は、ガイド腕部51cの先端部に設けた回転規制キー51eと、ハウジング22内周面の回転規制溝22bの係合によって回転規制されている。同様に、光軸方向に移動案内されたシャッタブロック100は、回り止めキー受け部100fと2群レンズ移動枠8の回り止めキー8hの係合によって回転規制されている。図11及び図12から分かるように、3群レンズ枠51とシャッタブロック100に対するこれら回転規制手段は、先に述べた付勢力の着力部、付勢力に抗する移動の力点(当接部)、移動の案内部が配置されている光軸中心の90度の範囲内に対する対称位置の90度の範囲内に設けられている。より厳密には、回転規制手段は、上記着力部、力点(当接部)、移動案内部に対して、撮影光軸Oを挟んで略対称の位置に設けられている。このように回り止め手段を配置すると、3群レンズ枠51やシャッタブロック100の傾き抑制効果を高めることができる。
以上では、鏡筒収納動作時に、シャッタブロック100の第2後方突出部100kと撮像素子ホルダ23の前方突出部23aが当接してシャッタブロック100の後退移動端を決める態様を説明したが、第3レンズ枠51を介して間接的にシャッタブロック100の後方移動を規制することも可能であり、続いてこの第2の態様を説明する。
図5から図7に示すように、3群レンズ枠51のガイド腕部51bには、光軸方向後方を向く後方当付面(第2の当接部)51kが形成され、撮像素子ホルダ23には、光軸方向前方を向きこの後方当付面51kに対向するホルダ側当付面(第2の当接部)23cが形成されている。後方当付面51kとホルダ側当付面23cはいずれも撮影光軸Oと略直交する平面である。鏡筒収納動作時に、2群レンズ移動枠8の後退動作に伴って、シャッタブロック100の第1後方突出部100jが3群レンズ枠51を後方に押し込むまでは、先に説明した第1の態様と同様である。そして3群レンズ枠51が後退されると、その後方当付面51kが撮像素子ホルダ23側のホルダ側当付面23cに当接し、3群レンズ枠51の後退が規制される。すると、シャッタブロック100も、3群レンズ枠51の前方当付面51jに対する第1後方突出部100jの当接関係によって後退が規制される。この後退規制後も2群レンズ移動枠8は後退を継続し、シャッタブロック100が、シャッタブロック付勢ばね30の付勢力に抗して、後方移動規制部5aから離れてシャッタブロック格納空間8d内で相対的に前方へ移動される。その結果、第1の態様と同じく、ズームレンズ鏡筒70が収納状態まで達すると、図3のように、シャッタブロック100がシャッタブロック格納空間8d内の前方移動端付近に位置され、シャッタ羽根Sと第2レンズ群LG2の一部の光軸方向位置が重なる。また、シャッタブロック格納空間8dに対して後方から第3レンズ群LG3が進入し、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3の光軸方向距離が縮まる。これにより鏡筒収納長の短縮化が達成される。
以上のように、この第2の動作態様では、シャッタブロック100は、3群レンズ枠51を介して間接的に撮像素子ホルダ23に対する後退移動が規制される。そして、3群レンズ枠51と撮像素子ホルダ23の間の後退移動規制用の当接部である後方当付面51kとホルダ側当付面23cは、第1の動作態様におけるシャッタブロック100の第2後方突出部100kと撮像素子ホルダ23の前方突出部23aと同様に、3群レンズ枠51とシャッタブロック100に関するそれぞれの移動案内部(3群ガイド軸52とガイド穴51d、ガイドピン8e、5bとピン支持穴100c、100d)、付勢力の着力部(ばね掛け突起51fと付勢アーム55cの当接箇所、シャッタブロック付勢ばね30とばね支持穴100eの当接箇所)、シャッタブロック100と3群レンズ枠51の間の当接部(第1後方突出部100jと前方当付面51j)と共に、光軸中心の90度の範囲内に位置されている。そのため、第1の動作態様の場合と同じく、3群レンズ枠51とシャッタブロック100の傾きを防いでスムーズに動作させることができる。
以上の第1の動作態様と第2の動作態様は択一的なものであり、第1の動作態様を選択した場合は、シャッタブロック100と撮像素子ホルダ23(第2後方突出部100kと前方突出部23a)の当接を妨げないように、3群レンズ枠51と撮像素子ホルダ23(後方当付面51kとホルダ側当付面23c)は当接させないように設定することが好ましい。逆に、第2の動作態様を選択した場合は、3群レンズ枠51と撮像素子ホルダ23(後方当付面51kとホルダ側当付面23c)の当接を妨げないように、シャッタブロック100と撮像素子ホルダ23(第2後方突出部100kと前方突出部23a)は当接させないように設定することが好ましい。
なお、鏡筒収納時に、シャッタブロック100の後退移動を規制する当接部(第2の当接部)として、第1の動作態様では第2後方突出部100kと前方突出部23a、第2の動作態様では後方当付面51kとホルダ側当付面23cを備え、これらが他の要素と同じく前述した90度の角度内に位置しているが、シャッタブロック100に対して2群レンズ移動枠8に対する光軸方向の相対移動を生じさせる手段については、その配置や構造を以上の実施形態と異ならせることも可能である。例えば、シャッタブロック100の後退移動を前方突出部23aやホルダ側当付面23cで最終的に規制する撮像素子ホルダ23は、ハウジング22に固定された固定部材であり、シャッタブロック100もしくは3群レンズ枠51との当接部分の位置が上記の90度の角度を外れる場合でも、シャッタブロック100への支持強度が高く、2群レンズ移動枠8に対する相対移動時におけるシャッタブロック100の傾きが生じにくい。さらには、鏡筒収納時に2群レンズ移動枠8に対するシャッタブロック100の相対移動を生じさせる部分、すなわちシャッタブロック100の後退移動を規制する部分を、撮像素子ホルダ23や3群レンズ枠51以外の箇所に設定することも可能である。換言すれば、3群レンズ枠51とシャッタブロック100に関する移動案内部(3群ガイド軸52とガイド穴51d、ガイドピン8e、5bとピン支持穴100c、100d)と、付勢力の着力部(ばね掛け突起51fと付勢アーム55cの当接箇所、シャッタブロック付勢ばね30とばね支持穴100eの当接箇所)と、3群レンズ枠51とシャッタブロック100の間の当接部(第1後方突出部100jと前方当付面51j)の少なくとも5つの要素が、前述の90度の角度内に位置することを満たしていれば、本発明は成立する。但し、第6の要素である撮像素子ホルダ23とシャッタブロック100または3群レンズ枠51の当接部(第2の当接部)についても、実施形態の前方突出部23aと第2後方突出部100k、後方当付面51kとホルダ側当付面23cのように、上記90度の角度内に配置することが、より好ましい形態である。
以上、図示実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。例えば、図11、図12では、3群レンズ枠51とシャッタブロック100の移動制御に関する各部(移動案内部、付勢力の着力部、当接部)を、水平方向と鉛直方向の線分で区切った90度の範囲内に位置させているが、本発明においては、これら移動制御部を配置する90度の範囲は、光軸に沿って正面視した任意の角度位置に設定することができる。
また、実施形態はシャッタ羽根Sを保持するシャッタブロック100と第3レンズ群LG3を保持する3群レンズ枠51への適用例であるが、本発明において前後の保持部材が保持する光学要素は、シャッタ羽根Sや第3レンズ群LG3とは異なるものであってもよい。例えば実施形態のシャッタ羽根Sに代わる光量調節部材として、絞り羽根やNDフィルタなども適用が可能である。
また、実施形態では、シャッタブロック100の後退動作を規制するのが撮像素子ホルダ23であるが、本発明において前方保持部材の後退動作を規制するのは、撮像素子ホルダ23のような固定部材に限られない。例えば、撮像素子ホルダ23に相当する部材を光軸方向へ可動の部材とし、さらにその後方に固定の部材があるような構成であってもよい。
また、実施形態では、シャッタブロック100に前後のピン支持穴100c、100dを設け、シャッタブロック100を挟む2群レンズ移動枠8とシャッタストッパ部材5に前後のガイドピン8e、5bを設けているが、シャッタブロック100に相当する前方保持部材を、長い一本のガイドピンで光軸方向に移動案内させることもできる。
本発明を適用したズームレンズ鏡筒の収納状態の外観斜視図である。 同ズームレンズ鏡筒の撮影状態の外観斜視図である。 同ズームレンズ鏡筒の収納状態の断面図である。 同ズームレンズ鏡筒の撮影状態の断面図である。 3群レンズ枠の位置制御機構を分解した状態の前方斜視図である。 3群レンズ枠の位置制御機構を分解した状態の後方斜視図である。 撮像素子ホルダを取り外した状態のズームレンズ鏡筒の後方斜視図である。 3群レンズ枠を付勢するトーションばねの作用を示す側面図である。 2群レンズ移動枠によるシャッタブロック支持構造を分解した状態の前方斜視図である。 2群レンズ移動枠によるシャッタブロック支持構造を分解した状態の後方斜視図である。 3群レンズ枠とその位置制御機構、シャッタブロックとその支持機構の配置関係を説明するための、ズームレンズ鏡筒の要部の正面図である。 3群レンズ枠とその位置制御機構、シャッタブロックとその支持機構の配置関係を説明するための、ズームレンズ鏡筒の要部の背面図である。
符号の説明
1 1群レンズ保持枠
2 2群レンズ保持枠
5 シャッタストッパ部材(第1のストッパ)
5a 後方移動規制部
5b 後方ガイドピン(第1の案内部)
8 2群レンズ移動枠(進退部材)
8a 円筒部
8b ガイド溝
8c 内側フランジ部
8d シャッタブロック格納空間
8e 前方ガイドピン(第1の案内部)
8f ばね支持ピン
8g ストッパ取付凹部
8h 回り止めキー
10 直進案内環
10a 直進案内キー
11 カム環
11a ギヤリング部
11b ガイド突起
12 第2繰出筒
13 第1繰出筒
22 ハウジング
22a カム環ガイド溝
22b 回転規制溝
22c ばね支持突起
22d ばね掛け突起
23 撮像素子ホルダ(後方部材)
23a 前方突出部(第2の当接部)
23b 収納凹部
23c ホルダ側当付面(第2の当接部)
25 ローパスフィルタ
27 群間付勢ばね
28 ズームギヤ
30 シャッタブロック付勢ばね(第1の付勢部材)
32 固定ビス
40 原点位置検出センサ
51 3群レンズ枠(後方保持部材)
51a レンズ保持部(光学要素保持部)
51b 51c ガイド腕部(径方向腕部)
51d ガイド穴(第2の案内部)
51e 回転規制キー
51f ばね掛け突起
51g ナット当付部
51h センサ通過板
51i 切欠部
51j 前方当付面(第1の当接部)
51k 後方当付面(第2の当接部)
52 3群ガイド軸(第2の案内部)
54 AFナット(第2のストッパ)
55 トーションばね(第2の付勢部材)
55a コイル部
55b 支持アーム
55c 付勢アーム
55x 揺動中心軸
56 従動ギヤ
57 中間ギヤ
58 スクリューシャフト
70 ズームレンズ鏡筒
71 撮像素子
100 シャッタブロック(前方保持部材)
100a シャッタ保持枠
100b 貫通スリーブ部
100c 前方ピン支持穴(第1の案内部)
100d 後方ピン支持穴(第1の案内部)
100e ばね支持穴
100f 回り止めキー受け部
100g 前面凹部
100h 後方カバー板
100i シャッタ開口
100j 第1後方突出部(第1の当接部)
100k 第2後方突出部(第2の当接部)
104 バリヤ羽根
150 ズームモータ
160 AFモータ
160a ピニオン
CF1 1群用カムフォロア
CF2 2群用カムフォロア
CG1 1群制御カム溝
CG2 2群制御カム溝
LG1 第1レンズ群
LG2 第2レンズ群(前方レンズ群)
LG3 第3レンズ群
O 撮影光学系の光軸
S シャッタ羽根(光量調節部材)

Claims (9)

  1. それぞれ光学要素を保持し、光軸方向の前後に位置される前方保持部材と後方保持部材;
    撮影状態から撮影を行わない収納状態になるとき光軸方向後方へ移動される進退部材;
    上記進退部材に対して前方保持部材を光軸方向へ相対移動可能に支持する第1の案内部;
    上記前方保持部材を光軸方向後方に付勢する第1の付勢部材;
    上記後方保持部材を進退部材とは独立して光軸方向へ移動可能に案内する第2の案内部;
    上記後方保持部材を光軸方向前方に付勢する第2の付勢部材;及び
    上記前方保持部材と後方保持部材の間に設けられ、撮影状態から収納状態になるとき、上記進退部材に伴う前方保持部材の後退移動によって当接して、後方保持部材に対し上記第2の付勢部材の付勢力に抗する後退移動力を伝える第1の当接部;
    を備え、
    上記第1と第2の案内部、上記第1と第2の付勢部材による前方保持部材と後方保持部材への着力部、及び上記第1の当接部が全て、光軸に沿う正面視状態で、該光軸を中心とする任意の90度の角度内に位置していることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1記載のレンズ鏡筒において、上記第1の付勢部材による前方保持部材の後方移動端を定める、上記進退部材に固定された第1のストッパと;
    上記第2の付勢手段による上記後方保持部材の前方移動端を定める、光軸方向に位置制御可能な第2のストッパと;
    を有しているレンズ鏡筒。
  3. 請求項1または2記載のレンズ鏡筒において、上記後方保持部材よりも後方に位置する後方部材と、上記前方保持部材と後方保持部材のいずれか一方との間に設けられ、収納動作時に上記進退部材が後方移動端に達するより前に当接して、上記後方部材に対する前方保持部材の後退移動を直接または後方保持部材を介して間接に規制し、該前方保持部材と上記進退部材との間に上記第1の付勢部材の付勢力に抗する光軸方向の相対移動を生じさせる第2の当接部を備え、該第2の当接部が、上記第1と第2の案内部、上記第1と第2の付勢部材による前方保持部材と後方保持部材への着力部、及び上記第1の当接部と同じ上記90度の角度内に位置しているレンズ鏡筒。
  4. 請求項3記載のレンズ鏡筒において、上記後方保持部材は、上記光学要素を保持する光学要素保持部と、該光学要素保持部から外径方向へ延び、その先端部が上記第2の案内部により案内される径方向腕部を有し、
    上記第1の当接部は、上記前方保持部材から光軸方向後方へ突出し、上記後方保持部材の径方向腕部の前面に対して当接可能な第1の後方突出部を備えているレンズ鏡筒。
  5. 請求項4記載のレンズ鏡筒において、上記第2の当接部は、上記前方保持部材から光軸方向後方へ突出し、上記後方部材に設けた前方突出部に対して当接可能な第2の後方突出部を備えているレンズ鏡筒。
  6. 請求項4記載のレンズ鏡筒において、上記第2の当接部は、上記後方保持部材の径方向腕部の光軸方向後方側の面と、該径方向腕部の後方面に対向させて上記後方部材に設けた、光軸方向前方を向く当付面とからなるレンズ鏡筒。
  7. 請求項3ないし5のいずれか1項記載のレンズ鏡筒において、上記後方部材は、光学系の結像位置に撮像素子を保持させる固定部材であるレンズ鏡筒。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項記載のレンズ鏡筒において、上記前方保持部材に保持される光学要素は開閉可能な光量調節部材であり、上記後方保持部材に保持される光学要素はレンズ群であるレンズ鏡筒。
  9. 請求項8記載のレンズ鏡筒において、上記進退部材は、上記撮影状態で上記光量調節部材の前方に位置する前方レンズ群を保持し、撮影状態から収納状態になるとき、上記前方保持部材の進退部材に対する光軸方向の相対移動によって、上記前方レンズ群の一部が上記光量調節部材と光軸方向位置を重ならせるレンズ鏡筒。
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