JP2010013850A - コンクリート壁の施工用支持具、コンクリート壁の施工構造、及びその施工方法 - Google Patents

コンクリート壁の施工用支持具、コンクリート壁の施工構造、及びその施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンクリート型枠工法によるコンクリート壁の施工に際し、型枠と同様に使用する部材を繰り返し利用でき、且つ断熱性能にも優れたコンクリート壁を施工できるコンクリート壁の施工用支持具、コンクリート壁の施工構造、及びその施工方法を提供する。
【解決手段】本発明は、一方側及び他方側の型枠1,2間の間隔を保持してコンクリート壁7を施工するための支持具3であって、前記支持具3は、少なくとも1つの固定用螺子部31を有すると共に、一方側から他方側まで貫通する貫通孔32を有する本体と、連結用棒状部材4と、前記連結用棒状部材4より大径の固定用棒状部材5とからなり、前記貫通孔32は、固定用棒状部材5、連結用棒状部材4が挿通可能であって、前記固定用棒状部材5は、前記固定用螺子部5に螺合可能であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート型枠工法によるコンクリート壁の施工に際し、使用する部材を繰り返し利用でき、且つ断熱性能にも優れたコンクリート壁を施工できるコンクリート壁の施工用支持具、コンクリート壁の施工構造、及びその施工方法に関する。
従来、コンクリート型枠工法(断熱層を形成したものを含む)は、合板等で型枠を形成してコンクリート打設空間を形成するものであり、この打設空間を維持するために、各種の支持具が用いられている。
例えば特許文献1は、型枠の対向面に貫通孔を対向状に複数設けて保持部材(コーン)を配置し、この保持部材の前面と後面に異なる径の螺子孔を設け、その内側には間隔保持部材(セパレーター)を、その外側にはフォームタイを称されるボルト材を配した状態でコンクリートを打設している。
登録実用新案公報第3063628号
しかしながら、前記特許文献1などでは、打設後のコンクリート内に埋設される間隔保持部材(ボルト等)は、一本のボルト部材がそのままコンクリートを貫通した状態で埋設されているため、これらの支持箇所を一般的に数箇所/m2設けることにより、前記ボルト部材が無駄になるという問題があった。
また、前記ボルトは、コンクリート壁に埋設されるため、ヒートブリッジ又はクールブリッジとして働き、断熱性能が損なわれる問題をも引き起こしていた。
さらに、構築されたコンクリート躯体(断熱層)の表面を下地として、例えば何等かの外装材を施工する場合には、養生させて硬化したコンクリート躯体にアンカーを打ち込む必要があるが、アンカーを打ち込む作業は、墨出しを行わなければならないため、作業性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、使用する部材を繰り返し利用でき、且つ断熱性能にも優れたコンクリート壁を施工できるコンクリート壁の施工用支持具、及びそれを用いたコンクリート壁の施工構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、一方側及び他方側の型枠間の間隔を保持してコンクリート壁を施工するための支持具であって、前記支持具は、少なくとも1つの固定用螺子部を有すると共に、一方側から他方側まで貫通する貫通孔を有する本体と、連結用棒状部材と、前記連結用棒状部材より大径の固定用棒状部材とからなり、前記貫通孔は、固定用棒状部材、連結用棒状部材が挿通可能であって、前記固定用棒状部材は、前記固定用螺子部に螺合可能であることを特徴とするコンクリート壁の施工用支持具に関するものである。
なお、前記支持具において、「一方側から他方側まで貫通する貫通孔を有する本体」とは、本体は、貫通孔が一方側から他方側まで貫通している筒状体からなることを意味している。
さらに、本発明は、一方側及び他方側の型枠間に前記構成の支持具を配して施工したコンクリート壁の施工構造であって、前記型枠間に、本体を配してコンクリートを打設し、該コンクリートに埋設された前記本体の貫通孔に固定用棒状部材を挿着して固定用螺子部に螺合させたことを特徴とするコンクリート壁の施工構造をも提案する。
さらに、本発明は、一方側及び他方側の型枠間に前記構成の支持具を取り付けてコンクリートを打設してコンクリート壁を施工するコンクリート壁の施工方法であって、前記型枠間に本体を取り付ける工程と、コンクリートを打設する工程と、コンクリートの硬化後に、連結用棒状部材を本体の貫通孔から抜き出す工程と、この貫通孔に固定用棒状部材を挿着して固定用螺子部に螺合させる工程と、からなることを特徴とするコンクリート壁の施工方法をも提案する。
本発明のコンクリート壁の施工用支持具は、型枠間の間隔を保持する部材であって、簡易な構成の本体と、ボルト材である連結用棒状部材と、固定用棒状部材とからなり、コンクリート打設時に間隔保持の役目を果たす連結用棒状部材を抜き出して繰り返し利用することができるため、部材が無駄にならないし、断熱性能が損なわれることもないものである。
また、固定用螺子部を本体に一体的に設けていることで、コンクリートの硬化後(型枠除去後)に固定用棒状部材を螺合するだけでコンクリート面に外装等を構築するための基礎を容易に構築することができる。
さらに、固定用螺子部を複数設けることで、固定用棒状部材を強固に支持することができ、また、本構造を外壁に採用した場合、外側のコンクリート面側の固定用螺子部を外装構造の基礎とし、内側のコンクリート面側(室内側)の固定用螺子部を室内の転倒防止、階段、作り付け家具、等の基礎とすることができる。
また、支持具本体を樹脂製とした場合には、固定用棒状部材がコンクリートと接しないないため、冷熱橋を遮断して断熱性能の高いものとなる。
また、本発明のコンクリート壁の施工構造は、前記構成の支持具を用いたので、連結用棒状部材が埋設されておらず、その連結用棒状部材による断熱性能が損なわれるという問題も生ずることがない。
さらに、本発明のコンクリート壁の施工方法は、前記構成の支持具を用いたので、固定用棒状部材が、アンカー材の役目を果たすので、墨出しを行う必要もなく、作業性が優れている。
本発明の施工用支持具は、一方側及び他方側の型枠間に配してコンクリート壁を施工するための部材であって、少なくとも1つの固定用螺子部を有すると共に、一方側から他方側まで貫通する貫通孔を有する本体と、両側の型枠を押さえ具等と連結する連結用棒状部材と、固定用棒状部材とからなる。
この支持具は、断熱性の観点から樹脂製が好ましい。支持具本体を樹脂製とした場合には、固定用棒状部材がコンクリートと接しないないため、冷熱橋を遮断して断熱性能の高いものとなるからである。
螺子部は、外装材を支持することができるように、火炎等によって上記支持具が溶けた場合にも固定用棒状部材が壁体から落下しないように金属からなることが好ましい。また、落下防止の観点から、螺子部は貫通孔の外径より大きな径もしくは長辺を有する。
前記本体における固定用螺子部は、例えば一方側からのみ固定用棒状部材を挿着(螺合)する場合には1つでよいし、一方側と他方側の両方から固定用棒状部材を挿着(螺合)する場合にはこの固定用螺子部は2つ必要となる。
また、アンカー材として作用する固定用棒状部材を強固に取り付ける目的で、この固定用螺子部を複数設けるようにしてもよい。
そして、この固定用螺子部を備える部材としては、例えば六角ナット等のナット類、雌ねじ加工を施したプレート類などを使用してもよい。
また、前記本体における貫通孔は、前記のように一方側から他方側まで貫通するものであって、一方側の型枠から他方側の型枠に至るまで貫通している。
この貫通孔を備える本体は、固定用棒状部材を挿通可能な第1貫通孔を備える第1筒部と、固定用螺子部を備える中央筒部と、連結用棒状部材が挿通可能な第2貫通孔を備える第2筒部とからなる筒状体であって、これらの各筒部は何れか又は全てを予め一体に連結しておいてもよいし、施工時に一体的に連結する(組み付ける)ようにしてもよい。これらのうち、第1筒部と第2筒部とは、棒状部材を挿通すればよいものであるから、例えば樹脂製パイプ材のような廉価品を選択、使用できるため、製造コストが低く、実用的価値が極めて高いものとなる。
そして、最も簡単な構成としては、一方側から他方側へ向かって第1筒部と中央筒部と第2筒部とが直列状に連結される例がある。この場合には、一方側から固定用棒状部材を挿入して中央筒部の固定用螺子部に螺合させることができる。
また、前記のように、一方側と他方側の両方から固定用棒状部材を挿着(螺合)する場合には、第1筒部(A)と中央筒部(A)と第2筒部と中央筒部(B)と第1筒部(B)とが直列状に連結される例がある。なお、この場合、第1筒部及び中央筒部はそれぞれ2つ使用しているため、便宜的に一方側に配されるものを(A)とし、他方側に配されるものを(B)として区別した。この場合、一方側の第1筒部(A)から固定用棒状部材を挿入して中央筒部(A)の固定用螺子部に螺合させることもでき、他方側の第1筒部(B)から別の固定用棒状部材を挿入して中央筒部(B)の固定用螺子部に螺合させることもできる。その結果、一方側にも他方側にもアンカー材として作用する固定用棒状部材が取り付けられるものとなる。
次に、本発明のコンクリート壁の施工方法を構成する工程(1)〜(4)について説明する。
(1)一方側及び他方側の型枠間に前記構成の支持具を取り付ける工程
この工程では、本体を一方側及び他方側の型枠間に架け渡して配し、この本体の貫通孔を連結用棒状部材にて貫き、各先端を予め型枠に形成した通孔から突出させた状態で固定する。この固定は、例えば一方側の突出先端に各種構成の押え具を螺着し、この押え具によって、一方側の縦バタ,横バタ等の押え具を一方側型枠に当てがった状態に固定すればよい。また、他方側の突出先端についても同様に行えばよく、コーン状の保持部材を介して他方側の型枠に当接(貫通)するようにしてもよい。
なお、型枠の内面には、断熱材を配するようにしても、あるいは型枠を兼ねる断熱材を配してもよい。
(2)コンクリートを打設する工程
一方側及び他方側の型枠間は、コンクリートの打設空間であり、この打設空間には、前記(1)の工程にて説明したように本体が配設されているため、この本体はコンクリートに埋設されるものとなる。その際、本体の内部(貫通孔)には、連結用棒状部材が配設されているため、コンクリートの打設圧力などにより、本体がズレ動いたりすることがなく、所定の位置に保持されるものとなる。
(3)コンクリートの硬化後に、連結用棒状部材を本体の貫通孔から抜き出す工程
前述のように本体は、コンクリートに埋設されるが、連結用棒状部材はコンクリートと接触することなく本体の内部(貫通孔)には配されているため、これを抜き出す工程には特別な治具や特に強い力を必要とすることなく容易に抜き出すことができる。なお、連結用棒状部材の抜き出しに伴って、押え具などを取り外したり、型枠なども同時に取り外す。
(4)この貫通孔に固定用棒状部材を挿着して固定用螺子部に螺合させる工程
例えば本体が、一方側から他方側へ向かって第1筒部と中央筒部と第2筒部とが直列状に連結されている場合には、一方側から固定用棒状部材を挿入して中央筒部の固定用螺子部に螺合させる。
また、本体が、第1筒部(A)と中央筒部(A)と第2筒部と中央筒部(B)と第1筒部(B)とが直列状に連結される場合には、一方側から固定用棒状部材を挿入して中央筒部(A)の固定用螺子部に螺合させると共に、他方側からも固定用棒状部材を挿入して中央筒部(B)の固定用螺子部に螺合させる。
なお、連結用棒状部材を抜いた後の孔のうち、固定用棒状部材の螺合に用いない場合、定形又は不定形の断熱材やモルタル等を充填して塞ぐことが断熱性能等の観点から好ましい。
このように、本発明の施工方法では、固定用棒状部材が、アンカー材の役目を果たすので、墨出しを行う必要もなく、作業性が優れている。
そして、得られる本発明のコンクリート壁の施工構造では、固定用棒状部材の先に連結用棒状部材が埋設されていないので、伝熱が寸断されるため、断熱性能が損なわれることもない。
図1に示すコンクリート壁の施工構造は、図2(a)〜(e)に示すように一方側及び他方側の型枠1,2間に施工用支持具3(以下単に支持具という)を配して施工したものであって、1つの固定用螺子部31を有すると共に、一方側から他方側まで貫通する貫通孔32を有する本体30と、連結用棒状部材4と、該連結用棒状部材4より大径の固定用棒状部材5とからなる。
前記型枠1,2としては、合板(木質)、FRP等の強化プラスチックボード、断熱材兼用(取り外さない)がある。FRP等の強化プラスチックボード等を用いた場合には、コンクリート打設後に取り外して再利用することができる。
前記貫通孔32は、固定用棒状部材5、連結用棒状部材4が挿通可能であって、この貫通孔32を備える部材としては、固定用棒状部材5を挿通可能な第1貫通孔32aを備える第1筒部33と、固定用螺子部31を備える中央筒部34と、連結用棒状部材4が挿通可能な第2貫通孔32bを備える第2筒部35とからなる。
前記固定用螺子部31は、前記固定用棒状部材5を螺合可能であり、図示実施例では、六角ナットの内面の雌螺子部であり、図面には六角ナットに符号[31]を付した。
図示実施例では、本体30は、図2(b)に示すように筒状成形体6A,6Bと六角ナット[31]とからなる。
前記筒状成形体6Aは、合成樹脂製であって、円筒状の筒体61の一方側には拡径して型枠に当接する当接部62を、他方側には六角ナット[31]を収容可能な受部63を備える。
前記筒状成形体6Bも合成樹脂製であって、円筒状の筒体64の一方側に、六角ナット[31]を嵌合であって、受部63に嵌合する連結部65を備える。
そして、前記第1筒部33は、筒状成形体6Aの筒体61及びその一方側に相当し、前記第2筒部35は、筒状成形体6Bの筒体64に相当し、前記中央筒部34は、受部63と連結部65の嵌合部分に相当する。
このような構成を有する支持具3により、コンクリート壁を施工する一例を図示実施例を用いて説明する。
前記支持具3を型枠1,2に取り付けるには、図2(a),(b)に示すように、筒状成形体6A,6Bと六角ナット[31]を連結して予め通孔を穿設しておいた型枠間1,2の所定位置に取り付ける。
そして、形成した本体30の貫通孔32に、連結用棒状部材4を配設して一方側及び他方側の型枠1,2から突出させて図示しない押え具にて固定して型枠1,2間にコンクリート打設空間が形成される。
この状態で前記コンクリート打設空間にコンクリート7を打設し、その硬化後に図示しない押さ具や型枠1,2を取り除いた状態を図2(c)に示した。
そして、本体30はコンクリート7に埋設されるが、その内部(貫通孔32)には、連結用棒状部材4が配設されているため、本体30はズレ動くことなく所定の位置に保持される。
その後、図2(d)に示すように連結用棒状部材4を本体30の貫通孔32から抜き出した。
図示実施例の場合には、図2(e)に示すように一方側から固定用棒状部材5を貫通孔32に挿入して固定用螺子部31に螺合させる。なお、第2貫通孔32bの径を固定用棒状部材5の径より小さくするか、固定用螺子部31の他方側に固定用棒状部材5の径より小さいストッパーリングを設置することにより、固定用棒状部材5がそれ以上深く侵入できない。
そして、図1のコンクリート壁の施工構造は、施工されたコンクリート壁7の一方側の表面に断熱材8Cを張設し、さらにそこから突出させた前記固定用棒状部材5の突出部分に、調整金具8Bを介して垂木8Aを取り付け、外装材8Dを取り付けた。
このように本発明の支持具3は、連結用棒状部材4が撤去されずにコンクリート壁内に残っている従来の構造に比べて、連結用棒状部材4を抜き出して繰り返し利用することができるため、部材が無駄にならないし、断熱性能が損なわれることがない。
また、施工されたコンクリート壁の施工構造は、固定用棒状部材6が、アンカー材の役目を果たすので、墨出しを行う必要もなく、作業性が優れている。
図3は、様々な態様の支持具3A〜3Fを示すものであって、前記図2に示した施工方法においては、図2(c)に相当するコンクリートの硬化後に押さえ具、型枠等を除去した状態を示している。
図3(a)は、前記図2(c)と殆ど同じであって、支持具3Aは前記支持具3とほぼ同一である。なお、連結用棒状部材4の他端にコーン状の保持部材を用いた仕様(保持部材の除去後)を示している。
図3(b)に示した支持具3Bは、第1筒部33が直管状のパイプ材(筒体)60aからなる以外は、前記支持具3とほぼ同一である。
図3(c)に示した支持具3Cは、第2筒部35が直管状のパイプ材(筒体)60bからなる以外は、前記支持具3Bとほぼ同一である。
図3(d)に示した支持具3Dは、第2筒部35としてのパイプ材(筒体)60bを中央筒部34と連結するために異径ソケット66を使用した以外は、前記支持具3Cとほぼ同一である。
図3(e)に示した支持具3Eは、六角ナット[31]を樹脂で覆った仕様(埋め込み型)である以外は、前記支持具3Cとほぼ同一である。
図3(f)に示した支持具3Fは、六角ナット[31]を雌ねじ加工を施した円盤プレート[31']に代え、該円盤プレート[31']を樹脂で覆った仕様の中央筒部34とし、さらにこの中央筒部34が2箇所に設けられた例である。なお、連結用棒状部材4の他端にコーン状の保持部材を用いた仕様(保持部材の除去後)を示している。
前記図3(f)の支持具3Fは、他の実施例とは異なり、第1筒部33及び中央筒部34がそれぞれ2つ使用され、第1筒部33と中央筒部34と第2筒部35と中央筒部34と第1筒部33とが直列状に連結される例である。
また、この例では、前述のように固定用螺子部31を備える2箇所の中央筒部34として、円盤プレート[31']を樹脂で覆った構造が用いられ、2箇所の第1筒部33として直管状のパイプ材(筒体)60c,60eが、第2筒部35として直管状のパイプ材(筒体)60dが用いられている。
これらの支持具3A〜3Fのうち、直管状のパイプ材(筒材)を利用する支持具3B〜3Fでは、例えば樹脂製パイプ材のような廉価品を選択、使用できるため、製造コストが低く、実用的価値が極めて高い。
図4に示される支持具3Gの本体30は、前記図3(f)の支持具3Fと同様に、2箇所の中央筒部34として、円盤プレート[31']を樹脂で覆った構造が用いられているが、一方側には位置される第1筒部33の途中に略鍔状の断熱材押さえ部材36が嵌め付けられている。
前記断熱材押さえ部材36は、図5に示すように一方側の型枠1'として用いられる断熱材(兼用)のコンクリート打設空間側に沿うように配される。
前記構成の支持具3Gにより、コンクリート壁を施工する一例を図示実施例を用いて説明する。
まず、図5(a)に示すように、第1筒部33、中央筒部34、第2筒部35、中央筒部34、第1筒部33を直列状に連結して予め通孔を穿設しておいた型枠間1',2の所定位置に取り付ける。なお、8Eは、コーン状の保持部材である。
そして、形成した本体30の貫通孔32に、連結用棒状部材4を配設して一方側及び他方側の型枠1',2から突出させて図示しない押え具にて固定して型枠1,2間にコンクリート打設空間が形成される。
この状態で前記コンクリート打設空間にコンクリート7を打設し、その硬化後に図示しない押さ具や型枠2を取り除いた状態を図5(b)に示した。
そして、本体30はコンクリート7に埋設されるが、その内部(貫通孔32)には、連結用棒状部材4が配設されているため、本体30はズレ動くことなく所定の位置に保持される。
なお、一方側の型枠1'は、前述のように断熱材(兼用)であって、取り外さない捨て型枠であるが、他方側の型枠2は、他の実施例と同様にコンクリート7の硬化後に取り外した状態を示している。
その後、図5(c)に示すように、連結用棒状部材4を本体30の貫通孔32から抜き出し、同時に保持部材8Eも取り除いた。
図5(d)は、一方側から固定用棒状部材5を貫通孔32に挿入して固定用螺子部31に螺合させた状態を示している。さらに一方側の型枠1'から突出させた前記固定用棒状部材5の突出部分に、調整金具8Bを介して垂木8Aを取り付け、外装材8Dを取り付けた。
図6(a)は、高強度仕様の一例を示すものであって、一方側から固定用棒状部材5'を貫通孔32に挿入して固定用螺子部31に螺合させる点では同様であるが、この支持具3Gには、2箇所の中央筒部34が形成されているので、固定用棒状部材5'はこれらの2箇所の中央筒部34に形成された固定用螺子部31,31にそれぞれ螺合させている。
この実施例で用いられた固定用棒状部材5'は、前記実施例における固定用棒状部材5に比べて長いものが用いられているが、2箇所にて支持されているため、アンカー材としての強度が極めて高いものとなる。
図6(b)は、一方側を室外側、他方側と室内側とした場合に、他方側である室内側にアングル9を用いた仕様の一例を示すものである。
すなわち、コンクリート7が硬化した後、一方側から固定用棒状部材5を貫通孔32に挿入して固定用螺子部31に螺合させると共に、他方側からも固定用棒状部材5を貫通孔32に挿入して固定用螺子部31に螺合させる。そして、一方側の表面から突出させた前記固定用棒状部材5の突出部分に、調整金具8Bを介して垂木8Aを取り付け、外装材8Dを取り付け、他方側の表面から突出させた前記固定用棒状部材5の突出部分には、L字状のアングル9を取り付けた。
このようにアングル等を取り付け可能とすることで室内側の壁面に建具等の各種部材や支持具、もしくは内壁の化粧材等を直接もしくは間接的に取り付けることができ、家具や階段、転倒防止等を容易に据え付けることができる。また、本実施例ではL字状のアングル9を固定用棒状部材5に取り付けたが家具等を取り付けや支持するための基材であればL字状に限らず様々な形状を取り付けることができる。さらにアングル等を介することなく固定用棒状部材5に直接取り付けるものであってもよい。
一方、室外側のコンクリート面には、図示の外装材の他、点検用や避難用の梯子を取り付けるようにしてもよい。
本発明のコンクリート壁の施工構造の一実施例を示す断面図である。 図1に用いられた支持具の施工方法の一部を示す断面図であり、(a)型枠間に支持具を取り付けた状態を示す断面図、(b)支持具の分解分解図、(c)コンクリートを打設する状態を示す断面図、(d)連結用棒状部材を抜き出した状態を示す断面図、(e)固定用棒状部材を挿着した状態を示す断面図である。 (a)〜(f)支持具の他の実施例を示す断面図である。 (a)支持具の本体の他の実施例の一部を示す分解斜視図、(b)それらを連結した状態を示す斜視図である。 (a)型枠間に図4の支持具を取り付けた状態を示す断面図、(b)コンクリートを打設して他方側の型枠を取り外した状態を示す断面図、(c)連結用棒状部材を抜き出した状態を示す断面図、(d)固定用棒状部材を挿着した状態を示す断面図である。 (a)図4の支持具を高強度仕様に用いる一態様を示す断面図、(b)図4の支持具を、室内側にアングルを用いた仕様に用いる一態様を示す断面図である。
符号の説明
1 (一方側の)型枠
2 (他方側の)型枠
3 支持具
31 固定用螺子部
32 貫通孔
4 連結用棒状部材
5 固定用棒状部材

Claims (3)

  1. 一方側及び他方側の型枠間の間隔を保持してコンクリート壁を施工するための支持具であって、
    前記支持具は、少なくとも1つの固定用螺子部を有すると共に、一方側から他方側まで貫通する貫通孔を有する本体と、連結用棒状部材と、前記連結用棒状部材より大径の固定用棒状部材とからなり、
    前記貫通孔は、固定用棒状部材、連結用棒状部材が挿通可能であって、前記固定用棒状部材は、前記固定用螺子部に螺合可能であることを特徴とするコンクリート壁の施工用支持具。
  2. 一方側及び他方側の型枠間に請求項1に記載の支持具を配して施工したコンクリート壁の施工構造であって、
    前記型枠間に、本体を配してコンクリートを打設し、該コンクリートに埋設された前記本体の貫通孔に固定用棒状部材を挿着して固定用螺子部に螺合させたことを特徴とするコンクリート壁の施工構造。
  3. 一方側及び他方側の型枠間に請求項1に記載の支持具を取り付けてコンクリートを打設してコンクリート壁を施工するコンクリート壁の施工方法であって、
    前記型枠間に本体を取り付ける工程と、コンクリートを打設する工程と、コンクリートの硬化後に、連結用棒状部材を本体の貫通孔から抜き出す工程と、この貫通孔に固定用棒状部材を挿着して固定用螺子部に螺合させる工程と、からなることを特徴とするコンクリート壁の施工方法。
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