JP2010013273A - トップチェーン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 リンク7は、上片13と下片15とが接続部17で接続された略コ字形のリンク本体9と、リンク本体9の上片13に設けられる受板11とを備え、隣接するリンク7,7のうち、前方のリンク7Cの下片15には、支持具33が設けられている。隣接するリンク7C,7D同士は、前方のリンク7Cの後端部が、後方のリンク7Dの上片13と下片15の各前端部間にはめ込まれると共に、後方のリンク7Dの下片15の前端部が、前方のリンク7Cの下片15と、支持具33の支持片37との間にはめ込まれて、下端部にOリング39が装着された第二軸杆31により連結される。
【選択図】 図5
Description
このクレセントチェーンは、いわゆる回転寿司店で好適に使用されており、寿司が載置された皿が受板に載せ置かれて循環回走している。
クレセントチェーンは、隣接するリンク同士を軸杆により連結しているが、従来、軸杆の下端部に割ピンを差し込んだり、Cリングをはめ込んだりして軸杆が抜けるのを防止していた。
この場合、クレセントチェーンを一旦引き上げて、割ピンを抜いたり、Cリングを外したりする必要があるが、これらの作業には手間や時間がかかり面倒であった。
また、リンクの交換後や清掃後に再びリンク同士を連結する際、割ピンやCリングを軸杆に装着するのも面倒であった。しかも、リンク同士を分離する際、軸杆から割ピンやCリングを取り外す構成であるため、割ピンやCリングを紛失するおそれがあった。
また、図3は、図1のトップチェーンの一部を示す平面図であり、図4は、その底面図である。
さらに、図5は、図3のV−V断面図であり、第二軸杆をはめ込む状態を示しており、図6は、図5の状態から第二軸杆をはめ込んだ状態を示す図である。
なお、以下の説明においては、図3および図4の紙面における右側を前方、左側を後方とする。
図1および図2に示すように、循環搬送装置1は、基台2の上面に環状の溝3が形成されており、この溝3に、環状のクレセントチェーン5が配置されて使用される。
そして、クレセントチェーン5は、モータ(不図示)に接続されたスプロケット(不図示)が噛み合わされて、モータの回転に伴って循環回走する。
リンク7は、略コ字形のリンク本体9と、このリンク本体9に固定され、被搬送物が載置される受板11とを有する。
また、下片15は、前後方向に細長い矩形板状とされ、上片13と前後寸法がほぼ同じとされる。
このように、上片13、下片15および接続部17が一体化されて構成されるリンク本体9の後端部には、上下方向に沿って貫通穴19が形成されている。
本実施例では、接続部17の軸心を通るように、上下方向に沿って円形の貫通穴19が形成されている。
この際、受板11は、その前端部が、上片13の前端部から前方へ突出して設けられる。
また、下片15の前端部には、前記段付き穴21と同軸上に、貫通穴23が上下方向に沿って形成されている。なお、上片13の貫通穴21aは、下片15の貫通穴23より若干大径とされる。
つまり、後方のリンク7Aの上片13の前端部を、前方のリンク7Bの上片13の後端部上面に当接して配置し、後方のリンク7Aの下片15の前端部を、前方のリンク7Bの下片15の後端部下面に当接して配置する。
この際、後方のリンク7Aの受板11と、前方のリンク7Bの受板11は、近接または当接して配置される。
このように、後方のリンク7Aの上片13と下片15の各前端部の間に、前方のリンク7Bの後端部がはめ込まれた状態では、後方のリンク7Aの前端部の各貫通穴21,23と、前方のリンク7Bの後端部の貫通穴19とが同軸上に配置される。
第一軸杆25は、略丸棒状とされ、その上端部には径方向外側へ拡径して円板状のツバ部25aが形成されている。第一軸杆25は、下片15の貫通穴23に対応した外径とされ、そのツバ部25aは、段付き穴21の大径穴21b、つまり受板11の穴21bに対応した外径とされる。
また、第一軸杆25の下端部には、径方向に沿って円形の貫通穴25bが形成されている。
この際、第一軸杆25のツバ部25aは、受板11の穴21b、つまり段付き穴21の大径穴21b内に配置され、受板11の上面と面一または若干下方位置に配置される。つまり、第一軸杆25のツバ部25aの厚さは、受板11の穴21bの深さと同じまたは若干薄く形成されている。
また、第二軸杆31により連結される2つのリンク7,7の内、前方のリンク7Cには、支持具33が設けられる。
本実施例では、後方のリンク7Dの下片15の前端が、前方のリンク7Cの下片15と支持具33の支持片37とに挟み込まれる。
このように、後方のリンク7Dの前端部に、前方のリンク7Cの後端部がはめ込まれた状態では、後方のリンク7Dの前端部の各貫通穴21,23と、前方のリンク7Cの後端部の貫通穴19とが連通しており、この連通した貫通穴21,23,19に、第二軸杆31がはめ込まれる。
なお、本実施例では、後方のリンク7Dの下片15の前端が、支持具33の垂直片36に当接して位置決めされた状態において、各リンク7C,7Dの貫通穴21,23,19が連通する。
また、第二軸杆31の下端部には、周方向に沿って環状の溝31bが形成されている。
さらに、第二軸杆31の環状溝31bより下端は、下方へ行くに従って縮径する円錐台状に形成されている。
そして、第二軸杆31の溝31bには、Oリング39がはめ込まれる。Oリング39としては、たとえば、天然ゴムや、EP、IIR、ニトロゴム、フッ素ゴム、シリコンゴムなどの弾力性に富む合成ゴムで形成されたものが好適に用いられる。
これにより、各リンク7C,7Dは、第二軸杆31のツバ部31aと、Oリング39により上下方向の移動が規制されて連結され、第二軸杆31回りに回転可能とされる。なお、ツバ部31aの厚さは、受板11の穴21bの深さと同じまたは若干薄く、第二軸杆31がリンク7C,7Dに挿入された状態では、ツバ部31aは、受板11の上面と面一または若干下方に配置される。
したがって、図2に示すように、搬送装置1の基台2の溝3にリンク7を配置し、受板11の両端を溝3の底面3a,3aに載せ置いた状態で、第二軸杆31を押し込むだけでリンク7,7同士を連結することができる。
そして、二つのリンク7C,7Dの連結を解除する場合には、溝3からクレセントチェーン5を若干引き上げ、第二軸杆31を上方へ押し上げて第二軸杆31を抜けばよい。
また、この2箇所では、第二軸杆31をリンクに対してはめ込むだけであるので、従来のように割ピンやCリングがなく、これら部品が搬送装置内に脱落したり、紛失したりするおそれがない。
たとえば、上記実施例では、リンク同士を順次連結して環状に構成する2箇所において第二軸杆31を使用したが、1箇所、複数箇所または全箇所としても構わない。
たとえば、後方のリンク7Dの上片13と下片15の各前端部の間に、前方のリンク7Cの後端部が配置された状態において、支持具33の支持片37が、後方のリンク7Dの下片15の貫通穴23より後方へ延出するようにしてもよい。この場合、支持片37に第二軸杆31が通される貫通穴または切欠きを形成すればよい。
そして、上記実施例では、第二軸杆31のOリング39を後方のリンク7Dの下片15に当接させて係止したが、支持具33の支持片37に当接させて係止してもよい。
さらに、上記実施例では、第二軸杆31にOリング39を装着して、このOリング39をリンク7の下片15に係止させたが、Oリングの代わりにXリングやDリングなどであってもよいし、他の手段であってもよい。すなわち、第二軸杆31に設けられる係止部は、第二軸杆31がリンク7にワンタッチで着脱可能となれば、その構成は問わない。
7 リンク
9 リンク本体
11 受板
13 上片
15 下片
17 接続部
25 第一軸杆
31 第二軸杆
33 支持具
37 支持片
39 Oリング
Claims (4)
- 多数のリンクが軸杆により順次連結されて構成されるトップチェーンであって、
前記リンクは、上片と下片とが接続部で接続された略コ字形のリンク本体と、このリンク本体の上片に設けられる被搬送物の受板とを備え、
隣接するリンク同士は、前方のリンクの後端部が、後方のリンクの前端部にはめ込まれて、軸杆により連結され、
隣接するリンク同士の連結箇所の内、少なくとも一箇所において、
隣接するリンクの内、前方のリンク本体の後端部下面には、その下面と離隔して支持片が設けられており、前記下面と支持片との間に、後方のリンクの下片の前端部がはめ込まれた状態で、軸杆がはめ込まれて、軸杆の下端部の係止部が前記後方のリンク本体の下部または前記支持片に着脱可能に係止される
ことを特徴とするトップチェーン。 - 前記軸杆の係止部は、軸杆の外周面に形成された円環状溝に装着されたOリングとされる
ことを特徴とする請求項1に記載のトップチェーン。 - 請求項1または請求項2に記載のトップチェーンが使用される搬送装置。
- 請求項1または請求項2に記載のトップチェーンの支持片を構成するために、前記リンク本体の下片に固定される支持具。
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2008
- 2008-07-07 JP JP2008176997A patent/JP5177743B2/ja not_active Expired - Fee Related
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