JP2010012828A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハイブリッドコードをベルトカバー層に用いた空気入りタイヤにおいて、フラットスポット低減効果を維持しながら、高速耐久性を改善することが可能な空気入りタイヤを提供する
【解決手段】異なる種類の有機繊維フィラメントHC1,HC2を撚り合せ、かつ44N負荷時の中間伸度が2.0〜2.5%のハイブリッドコードHCをタイヤ周方向100に螺旋状に巻回してゴム層8xに埋設したベルトカバー層8が、ベルト層7全体を覆うように設けられている。ベルト層7の両端部7Eとベルトカバー層8の両端部8Eとの間にクッション層9が介設されている。このクッション層9は、ハイブリッドコードHCより44N負荷時の中間伸度が高い有機繊維コードOCをタイヤ周方向に螺旋状に巻回してゴム層9xに埋設した構成になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、高速耐久性を改善するようにした空気入りタイヤに関する。
従来、ベルト層の外周側に配置されるベルトカバー層の補強コードに、弾性率が高いアラミド繊維などの高弾性繊維フィラメントと弾性率が低いナイロン繊維などの低弾性繊維フィラメントを撚り合せたハイブリッドコードを用いた空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。このようなハイブリッドコードを使用したベルトカバー層を有する空気入りタイヤは、ナイロンコードを用いたベルトカバー層の問題点であるフラットスポット(駐車中にトレッド部の一部に発生する変形歪み)を低減し、かつ高速走行時の遠心力によりベルト層の端部がタイヤ径方向外側に膨出するのをナイロンコードを使用したベルトカバー層より抑制してベルト層の耐エッジセパレーション性を向上し、高速耐久性を高めることができる利点がある。
しかしながら、ベルトカバー層の補強コードは、タイヤ周方向に螺旋状に連続して巻回されるので、上記ハイブリッドコードをベルトカバー層に用いた空気入りタイヤは、加硫時にリフトが加わった際にベルトカバー層がタイヤ径方向に伸び難い。そのため、加硫時のリフト時に膨径したベルト層のエッジがベルトカバー層に接触し、それに起因してベルトエッジセパレーションが発生する問題があり、その改善が求められていた。
特開平9−277803号公報 特開2006−193093号公報
本発明の目的は、ハイブリッドコードをベルトカバー層に用いた空気入りタイヤにおいて、フラットスポット低減効果を維持しながら、ベルト層の耐エッジセパレーション性を高めて高速耐久性を改善することが可能な空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、左右のビード部間にカーカス層を延設し、トレッド部のカーカス層外周側にベルト層を配置し、該ベルト層の外周側に異なる種類の有機繊維フィラメントを撚り合せ、かつ44N負荷時の中間伸度が2.0〜2.5%のハイブリッドコードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回してゴム層に埋設したベルトカバー層をベルト層全体を覆うように設けた空気入りタイヤにおいて、ベルト層両端部とベルトカバー層両端部との間にクッション層を介在させ、該クッション層がハイブリッドコードより44N負荷時の中間伸度が高い有機繊維コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回してゴム層に埋設してなることを特徴とする。
上述した本発明によれば、ベルト層両端部とベルトカバー層両端部との間にクッション層を設けることにより、ベルト層のエッジがベルトカバー層と接触するのを防ぐことができるため、ベルトカバー層との接触に起因するベルト層のエッジセパレーションの発生を抑えることができる。クッション層には、ハイブリッドコードより伸び易い有機繊維コードを使用するので、ベルト層のエッジがクッション層に接触したとしても、エッジセパレーションがベルトカバー層と接触した場合よりも発生し難くなる。他方、クッション層の有機繊維コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回するため、クッション層が高速走行時の遠心力によりベルト層の端部がタイヤ径方向外側に膨出するのを抑制する働きもする。従って、ハイブリッドコードをベルトカバー層に用いた空気入りタイヤにおいて、ベルト層の耐エッジセパレーション性を高めて高速耐久性を改善することが可能になる。
フラットスポットは、熱収縮性が大きいナイロンコードをベルトカバー層に用いた際に起こる問題点であるが、ハイブリッドコードより伸び易い有機繊維コードとしてナイロンコードをクッション層に使用した場合であっても、クッション層をベルト層両端部とベルトカバー層両端部との間に部分的に設けるだけでよいため、クッション層を設けていない従来のタイヤと同様のフラットスポット低減効果を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1,2は、本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。左右のビード部3間にタイヤ径方向に延在する補強コードをタイヤ周方向に沿って配列した2層のカーカス層4が延設されている。内側のカーカス層4Aの両端部がビード部3に埋設したビードコア5の周りにビードフィラー6を挟み込むようにしてタイヤ軸方向内側から外側に折り返されている。外側のカーカス層4Bの両端部は、タイヤ軸方向外側から内側にビードコア5に巻き掛けられている。
トレッド部1のカーカス層4の外周側には、タイヤ周方向100に対して傾斜して延在するスチールコードなどの補強コードRCをタイヤ周方向100に沿って配列してゴム層RLに埋設した2層のベルト層7が設けられている。2層のベルト層7は、カーカス層に隣接して配置した1番ベルト層7Aと、この1番ベルト層7Aの外周側に配置した2番ベルト層7Bから構成され、1番ベルト層7Aの補強コードRCと2番ベルト層7Bの補強コードRCは、タイヤ周方向100に対する傾斜方向を逆向きにして交差している。1番ベルト層7Aの幅が2番ベルト層7Bの幅より広くなっている。
ベルト層7の外周側には、ハイブリッドコードHCをタイヤ周方向100に0度に近い角度で螺旋状に連続して巻回してゴム層8xに埋設した1層のベルトカバー層8がベルト層7全体を覆うように設けられている。このようなベルトカバー層8は、ゴム被覆した1本または複数本のハイブリッドコードHCを連続して螺旋状に巻き付けることにより形成することができる。
ベルトカバー層8のハイブリッドコードHCは、異なる種類の有機繊維フィラメント、即ち、図3に示すように、弾性率が高いアラミド、ポリエチレン・テフタレート、ポリケトン、レーヨン、リヨセルなどから選ばれる有機繊維フィラメントHC1と、それより弾性率が低いナイロンなどの有機繊維フィラメントHC2を撚り合せて構成され、44N負荷時の中間伸度が2.0〜2.5%の範囲になっている。ハイブリッドコードHCの44N負荷時の中間伸度が2.0%より低いと、膨径低減効果が薄れる。逆にハイブリッドコードHCの44N負荷時の中間伸度が2.5%より高いと、高速走行時の遠心力によりベルト層7の端部7Eがタイヤ径方向外側に膨出するのを効果的に抑制することが難しくなる。なお、ここで言う44N負荷時の中間伸度は、タイヤのベルトカバー層8からハイブリッドコードHCを取り出して測定した時の値である。
ベルト層7の両端部7Eとベルトカバー層8の両端部8Eとの間には、それぞれ1層のクッション層9が介設されている。クッション層9は、ハイブリッドコードHCより44N負荷時の中間伸度が高い有機繊維コードOCをタイヤ周方向100に0度に近い角度で螺旋状に連続して巻回してゴム層9xに埋設した構造になっている。このような構成のクッション層9も、ゴム被覆した1本または複数本の有機繊維コードOCを連続して螺旋状に巻き付けることにより形成することができる。
このように本発明では、ベルト層両端部7Eとベルトカバー層両端部8Eとの間にクッション層9を設け、ベルト層7のエッジがベルトカバー層8と接触しないようにしたので、ベルトカバー層8との接触に起因するベルト層7のエッジセパレーションの発生を抑えることができる。クッション層9は、ハイブリッドコードHCより伸び易い有機繊維コードOCを使用するので、ベルト層7のエッジがクッション層9に接触したとしても、エッジセパレーションがベルトカバー層8と接触した場合よりも発生し難くなる。他方、クッション層9の有機繊維コードOCをタイヤ周方向100に螺旋状に巻回する構成にすることで、高速走行時の遠心力によりベルト層7の端部7Eがタイヤ径方向外側に膨出するのをクッション層9が抑制する働きをする。従って、ハイブリッドコードHCをベルトカバー層8に用いた空気入りタイヤにおいて、ベルト層7の耐エッジセパレーション性を高め、高速耐久性を改善することが可能になる。
フラットスポットは、熱収縮性が大きいナイロンコードをベルトカバー層に用いた際に起こる問題点であるが、ハイブリッドコードHCより伸び易い有機繊維コードOCとしてナイロンコードをクッション層9に使用した場合であっても、クッション層9をベルト層両端部7Eとベルトカバー層両端部8Eとの間に部分的に設けるだけでよいため、クッション層9を設けていない従来のタイヤと同様のフラットスポット低減効果を得ることができる。
本発明において、クッション層9の有機繊維コードOCの44N負荷時の中間伸度としては、6〜11%の範囲にするのがよい。中間伸度が6%未満であると、リフトがかかった時に伸びず、クッション効果を十分に得ることができない。逆に中間伸度が11%を超えると、ベルト層7の端部7Eがタイヤ径方向外側に膨出するのを抑制する効果を発揮することが難しくなる。なお、ここで言う44N負荷時の中間伸度も、タイヤのクッション層9から有機繊維コードOCを取り出して測定した時の値である。
このような有機繊維コードOCとしては、総繊度が740〜940dtexのナイロンコードを好ましく挙げることができる。ナイロンコードの総繊度が740dtexより小さいと、ゴム層が厚くなり、ベルト層が外側に膨出するのを抑制し難くなる。逆に総繊度が940dtexより大きいと、ゴム層が薄くなり、クッション効果を得難くなる。
有機繊維コードOCに使用されるナイロンコードは、同じ繊度の2本のナイロン繊維フィラメントを撚り合わせたものが、耐圧縮性の点からよい。
クッション層9を配置する範囲としては、ベルト幅が広い1番ベルト層7Aのエッジ7Aeからタイヤ軸方向に沿ってタイヤ幅方向内側に少なくとも10mmの範囲Zにするのがよい。範囲Zが10mmより狭いと、ベルト層7の耐エッジセパレーション性を高めることが難しくなる。範囲Zの上限は、重量及びナイロンコードを使用したときのフラットスポットの点から、1番ベルト層7Aのエッジ7Aeからタイヤ軸方向に沿ってタイヤ幅方向内側に20mmの範囲とするのがよい。
クッション層9の厚さとしては、0.5〜1.3mmの範囲にするのが好ましい。クッション層9の厚さが0.5mm未満であると、コートゴムのゲージが薄くなり、クッション効果を得難くなる。クッション層9の厚さが1.3mmを超えると、コートゴムのゲージが厚くなりすぎ、高速耐久性の悪化を招く。
クッション層9の有機繊維コードOCの配列密度としては、50mm幅当たり45〜55本がよい。配列密度が45本/50mmより小さいと、配列間隔が広くなりすぎて、ベルト層7の端部7Eがタイヤ径方向外側に膨出するのを抑制する効果を発揮するのが難しくなる。逆に配列密度が55本/50mmより大きいと、配列間隔が狭くなりすぎて耐疲労性が悪化する。
ベルトカバー層8のハイブリッドコードHCとしては、2本の有機繊維フィラメントHC1と1本の有機繊維フィラメントHC2を撚り合せた3本撚りのハイブリッドコードが耐疲労圧縮性の点から好ましい。
有機繊維フィラメントHC1の繊度としては、1500〜1700dtexの範囲にするのがよい。有機繊維フィラメントHC1の繊度が1500dtexより低いと、1本当たりのコードの強度が低下し、耐圧縮疲労性が悪化する。逆に有機繊維フィラメントHC1の繊度が1700dtexより高いと、ゴムゲージが薄くなり、耐久性の悪化となる。
有機繊維フィラメントHC2の繊度としては、1350〜1450dtexの範囲にするのがよい。有機繊維フィラメントHC2の繊度が1350dtexより低いと、1本当たりのコードの強度が低下し、耐圧縮疲労性が悪化する。逆に有機繊維フィラメントHC2の繊度が1450dtexより高いと、ゴムゲージが薄くなり、耐久性が悪化する。
ベルトカバー層8のハイブリッドコードHCの配列密度としては、50mm幅当たり37〜43本にするのがよい。配列密度が37本/50mmより小さいと、配列間隔が広くなりすぎてベルトカバー層8としての機能を効果的に発揮することができなくなる。逆に配列密度が43本/50mmより大きいと、配列間隔が狭くなりすぎて、コートゴムのゲージが薄くなり、耐疲労性が悪化する。
ベルト層7の補強コードRCにスチールコードを使用する場合、直径が0.22〜0.32mmのスチール素線を4本撚り合わせた2+2構造のものが好ましく使用できる。スチール素線の直径が0.22mm未満であると、素線の強度が低下し、ベルト折れの原因となる。逆にスチール素線の直径が0.32mmを超えると、重量の増加を招く。
ベルト層7の補強コードRCの配列本数としては、50mm幅当たり35〜45本にするのがよい。配列密度が35本/50mmより小さいと、配列間隔が広くなりすぎてベルト層7として要求されるタガ効果を発揮することができなくなる。逆に配列密度が45本/50mmより大きいと、配列間隔が狭くなりすぎてベルト層7の耐久性が低下する。
図4に示すように、2層のベルト層7A,7Bの補強コードRC間の距離Mとしては1.1mm以下にするのが、軽量化の点からよい。距離Mの下限値としては、耐久性の点から0.4mm以上にするのがよい。
本発明は、特に乗用車用の空気入りタイヤに好ましく用いることができるが、それに限定されない。
タイヤサイズを275/45R20で共通にし、ベルト層両端部とベルトカバー層両端部との間にクッション層を設け、ベルトカバー層のハイブリッドコードの中間伸度とクッション層を設けた範囲Zを表1のようにした図1に示す構成の本発明タイヤ1〜5(本実施例1〜5)と比較タイヤ1,2(比較例1,2)、本発明タイヤ2においてクッション層をゴムのみから構成した比較タイヤ3(比較例3)、比較タイヤ3においてゴムのみからなるクッションゴム層にナイロン短繊維を分散させた比較タイヤ4(比較例4)、及びクッション層がない他は本発明タイヤ2と同じ構成である従来タイヤ(従来例)をそれぞれ試験タイヤとして作製した。
本発明タイヤ1〜5と比較タイヤ1,2において、クッション層の有機繊維コードには、2本のナイロン繊維フィラメントを撚り合わせてなる総繊度が940dtexのナイロンコード(44N負荷時の中間伸度が7.4%)を使用した。その配列密度は50本/50mmである。また、クッション層の厚さは0.8mmで共通である。
各試験タイヤ共に、ベルトカバー層のハイブリッドコードには、繊度1670dtexのアラミド繊維フィラメント2本と繊度1400dtexのナイロン繊維フィラメント1本を撚り合わせてなるハイブリッドコードを使用し、その配列密度は40本/50mmである。2層のベルト層の補強コードにはスチール素線の直径が0.25mmで2+2構造のスチールコードを使用した。その配列密度は、38本/50mmである。また、2層のベルト層の補強コード間の距離Mは0.7mmである。
これら各試験タイヤをリムサイズ20×9Jのホイールに組付け、空気圧を260kPaとして、以下に示す試験方法により高速耐久性とフラットスポットの評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。
高速耐久性
各試験タイヤをドラム試験機に取り付け、JISに記載される高速耐久性の試験に準拠して実施した。その評価結果を従来タイヤを100とする指数値で示す。この値が大きい程、高速耐久性が優れている。105以上が顕著な効果ありである。
フラットスポット
各試験タイヤを排気量3000ccクラスの試験車両に装着し、時速100km/hで1時間連続走行した後、試験タイヤを車両に装着した状態で24時間放置した。次いで、ユニフォミティー測定機に装着し、時速100km/hで走行させた時のRFV(radial force variation)を測定し、その測定値からフラットスポットを評価した。その評価結果を従来タイヤを100とする指数値で示す。この値が大きい程、フラットスポット低減効果があることを意味する。
Figure 2010012828
表1から、本発明タイヤは、フラットスポット低減効果を従来タイヤと同じレベルに維持しながら、高速耐久性を改善できることがわかる。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示すタイヤ子午線部分断面図である。 ベルト層とベルトカバー層とクッション層を切欠いて部分的に示す説明図である。 ベルトカバー層のハイブリッドコードの拡大断面図である。 ベルト層の部分拡大断面図である。
符号の説明
1 トレッド部
4 カーカス層
7 ベルト層
7E 端部
8 ベルトカバー層
8E 端部
8x ゴム層
9 クッション層
9x ゴム層
100 タイヤ周方向
HC ハイブリッドコード
HC1,HC2 有機繊維フィラメン
OC 有機繊維コード
Z 範囲

Claims (8)

  1. 左右のビード部間にカーカス層を延設し、トレッド部のカーカス層外周側にベルト層を配置し、該ベルト層の外周側に異なる種類の有機繊維フィラメントを撚り合せ、かつ44N負荷時の中間伸度が2.0〜2.5%のハイブリッドコードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回してゴム層に埋設したベルトカバー層をベルト層全体を覆うように設けた空気入りタイヤにおいて、
    ベルト層両端部とベルトカバー層両端部との間にクッション層を介在させ、該クッション層がハイブリッドコードより44N負荷時の中間伸度が高い有機繊維コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回してゴム層に埋設してなる空気入りタイヤ。
  2. クッション層の有機繊維コードの44N負荷時の中間伸度が6〜11%である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. クッション層の有機繊維コードが総繊度740〜940dtexのナイロンコードからなる請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. ナイロンコードが2本のナイロン繊維フィラメントを撚り合わせてなる請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. ベルト層のエッジからタイヤ幅方向内側に少なくとも10mmの範囲にクッション層を設けた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. クッション層の有機繊維コードの配列密度が45〜55本/50mmである請求項1乃至5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. ベルトカバー層のハイブリッドコードが繊度1500〜1700dtexのアラミド繊維フィラメント2本と繊度1350〜1450dtexのナイロン繊維フィラメント1本を撚り合わせてなる請求項1乃至6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. ベルトカバー層のハイブリッドコードの配列密度が37〜43本/50mmである請求項1乃至7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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