JP2010012098A - 画像表示装置および医用画像診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】計測結果を診断に有効活用できる医用画像を表示すること。
【解決手段】動きベクトル算出部30dは、医用画像記憶部30cが記憶する時系列に沿った複数の医用画像それぞれにおいて動きベクトルを算出し、補正画像生成部30eは、動きベクトルに基づいて、関心領域の位置が一致するように補正画像を生成する。計測許可領域決定部30fは、動きベクトルに基づいて補正画像における計測許可領域を決定し、表示制御部30gは、計測対象の補正画像における計測許可領域以外の計測不可領域を暗転させて表示部30bにて表示するように制御し、画像計測部30hは、操作者が入力部30aを介して指定した計測範囲が計測不可領域内にあると判定されると、表示制御部30gは、画像計測部30hによる計測中において、警告シンボルを常に表示するように制御する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、画像表示装置および医用画像診断装置に関する。
従来より、超音波診断装置、MRI装置、X線CT装置、核医学診断装置など医用画像診断装置により取得された医用画像を用いた検査は、今日の医療分野において必要不可欠の技術となっている。
医用画像診断装置を用いて時系列に沿って連続的に医用画像を複数取得して検査を行なう場合、被検体の体表の動きや脈動によって、取得された医用画像それぞれに映し出される組織の位置がぶれてしまう、いわゆるモーションアーチファクトが生じることがある。なお、以下では、時系列に沿って連続的に取得された複数の医用画像のことを「連続画像」として記載する。
ぶれが生じた連続画像をそのままモニタに表示すると、診断対象となる部位が連続的にぶれた動画となってしまい、医師による検査結果の診断が困難となる。
このため、連続画像でぶれが生じた場合、ぶれのない連続画像を生成する技術が知られている。具体的には、診断対象となる領域など、ぶれを解消したい関心領域を予め設定しておき、連続画像それぞれにおいて関心領域の「動きベクトル」を算出する。そして、算出された「動きベクトル」と逆方向の補正を、連続画像それぞれに対して行なうことにより、補正画像を生成する。そして、生成された補正画像すべてを重ね合わせる(重畳させる)ことにより、関心領域がぶれない連続画像を生成する技術である。
ここで、動きベクトルの生成方法の概略について、図12を用いて説明する。図12は、従来技術を説明するための図である。なお、図12では、超音波診断装置により取得された複数の連続画像において、動きベクトルを生成する場合について説明する。
図12の(A)は、「i―1」番目のフレームを画像化した画像G(i−1)を、図12の(B)は、「i」番目のフレームを画像化した画像G(i)をそれぞれ示している。また、図12の(A)においては、楕円にて表される組織Tを含む領域が関心領域として表されている。なお、図12に示すように、画像G(i)は、画像G(i−1)と比較して、組織Tの位置が左上に若干ずれている。
ここで、図12の(C)に示す動きベクトル「Vi」は、画像G(i)を徐々に移動しながら画像G(i−1)との重畳度合い(空間的一致度)を算出し、空間的一致度が最も高くなるときの移動距離および移動方向を求めることにより生成される。なお、空間的一致度の算出に関しては、2つの画像の空間的に対応する画素の輝度差の絶対値から算出する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、図12の(C)に示すように、組織Tを含む関心領域の位置が一致するように位置が補正された補正画像H(i)が、動きベクトル「Vi」に基づいて画像G(i)から生成される。
また、医用画像を用いた診断においては、例えば、医用画像に含まれる腫瘍の大きさを計測したり、腫瘍の治療を行なうために当該腫瘍の位置を計測したりする画像計測が行なわれる。このため、補正画像を保存する際には、単位ピクセルあたりの長さや、補正後の座標データなどの画像計測に必要となる較正情報が同時に保存される。
しかし、被検体の体表の動きや脈動に起因するぶれは一様ではないため、補正画像を生成することにより、関心領域のぶれが解消されたとしても、他の領域おいて歪みによるぶれが残っている可能性は否定できない。例えば、図12の(D)に示すように、補正画像により連続画像における関心領域のぶれは解消しても、「i―1」番目の画像と「i」番目の画像との間で、歪みによりぶれが解消されていない領域がある場合がある。
このように、不均一なぶれによる歪みなどを考慮すると、補正画像および補正画像に付与された較正情報を用いた画像計測の精度は保証されないとされており、計測結果を診断に用いることは、必ずしも推奨されるものではない。
このため、現状では、計測精度が保証できない補正画像については、画像計測の要求を受けた場合、計測を不許可としたり、計測結果の精度が保障できない旨を報知するために警告シンボル(例えば、図12の(D)参照)や警告メッセージを計測対象の医用画像とともに表示したりすることが行なわれている。
特開2006−247122号公報
上述したように、補正画像においては、計測する点ごとで計測精度にばらつきが生じるため、補正画像および補正画像に付与された較正情報の精度は信頼できないと判断されている。このため、医用画像診断装置のユーザーは、補正画像の計測結果を診断に使うことはできない。
しかしながら、補正画像における関心領域を中心とした歪みのない領域については、計測精度が確保されている可能性があり、医用画像診断装置のユーザーの多くは、補正画像の計測結果を診断に使用したいと望んでいる。
また、警告マークが表示されている補正画像を、学会発表など、外部発表の場で使用することは、聴衆に対する心理的な印象からしても望ましくなく、警告シンボルや警告メッセージなしで補正画像の計測を行えることが求められている。
このように、上記した従来の技術は、計測結果を診断に有効活用できる医用画像を表示することができないという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、計測結果を診断に有効活用できる医用画像を表示することが可能になる画像表示装置および医用画像診断装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、計測対象となる医用画像を所定の表示部に表示する画像表示装置であって、時系列に沿って取得された複数の医用画像それぞれにおいて、前記医用画像を構成する画素の時系列に沿った移動情報を取得する移動情報取得手段と、前記移動情報取得手段によって取得された前記複数の医用画像それぞれの前記移動情報に基づいて、所定の関心領域の位置が一致するように当該複数の医用画像を補正した複数の補正画像を生成する補正画像生成手段と、前記補正画像生成手段によって生成された前記補正画像において、当該補正画像を用いた計測を許可する領域である計測許可領域を、前記移動情報取得手段によって取得された前記移動情報に基づいて決定する計測許可領域決定手段と、所定の入力部を介して所定の補正画像を計測する指示を受け付けた場合に、前記計測許可領域決定手段によって決定された前記所定の補正画像における計測許可領域を、当該所定の補正画像とともに前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項8記載の本発明は、取得した医用画像を計測対象として所定の表示部に表示する医用画像診断装置であって、時系列に沿って取得された複数の医用画像それぞれにおいて、前記医用画像を構成する画素の時系列に沿った移動情報を取得する移動情報取得手段と、前記移動情報取得手段によって取得された前記複数の医用画像それぞれの前記移動情報に基づいて、所定の関心領域の位置が一致するように当該複数の医用画像を補正した複数の補正画像を生成する補正画像生成手段と、前記補正画像生成手段によって生成された前記補正画像において、当該補正画像を用いた計測を許可する領域である計測許可領域を、前記移動情報取得手段によって取得された前記移動情報に基づいて決定する計測許可領域決定手段と、所定の入力部を介して所定の補正画像を計測する指示を受け付けた場合に、前記計測許可領域決定手段によって決定された前記所定の補正画像における計測許可領域を、当該所定の補正画像とともに前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1または8記載の本発明によれば、計測結果を診断に有効活用できる医用画像を表示することが可能になる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る画像表示装置および医用画像診断装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、医用画像診断装置が取得した医用画像を本発明に係る画像表示装置にて表示する場合について説明する。
まず、実施例1における画像表示装置の構成について説明する。図1は、実施例1における画像表示装置の構成を示す図である。
図1に示すように、実施例1における画像表示装置30は、医用画像診断装置10が取得した医用画像のデータを管理する医用画像データベース20と接続され、入力部30aと、表示部30bと、医用画像記憶部30cと、動きベクトル算出部30dと、補正画像生成部30eと、計測許可領域決定部30fと、表示制御部30gと、画像計測部30hとを備える。
なお、医用画像診断装置10としては、超音波診断装置、MRI装置、X線CT装置、核医学診断装置などが挙げられ、医用画像データベース20としては、各種の医用画像のデータを管理するシステムであるPACS(Picture Archiving and Communication System)のデータベースや、医用画像が添付された電子カルテを管理する電子カルテシステムのデータベースなどが挙げられる。
ここで、実施例1における画像表示装置30は、医用画像診断装置10により取得され医用画像データベース20に格納されている医用画像から、診断を行う医師などの操作者が入力部30aを介して指定した時系列に沿って取得された複数の医用画像を読み込み、読み込んだ複数の医用画像から生成した補正画像を画像計測の対象として表示部30bにて表示するが、計測結果を診断に有効活用できる医用画像(補正画像)を表示することが可能になることに主たる特徴がある。
この主たる特徴について、図1とともに、図2〜図6を用いて説明する。図2は、医用画像記憶部を説明するための図であり、図3は、補正画像生成部を説明するための図であり、図4は、実施例1における計測許可領域決定部を説明するための図であり、図5は、表示制御部を説明するための図であり、図6は、画像計測部を説明するための図である。
なお、以下では、画像表示装置30が、医用画像診断装置10である超音波診断装置が取得した時系列に沿った複数の超音波画像から補正画像を生成して表示する場合について説明するが、本発明は、MRI装置、X線CT装置、核医学診断装置など他の医用画像診断装置10が取得した時系列に沿った複数の医用画像から補正画像を生成して表示する場合であっても、適用可能である。
入力部30aは、各種情報を入力し、マウスやキーボードなどを備え、特に本発明に密接に関連するものとしては、医師などの操作者からの各種設定要求、例えば、医用画像診断装置10によって取得された時系列に沿った複数の医用画像の画像表示要求や、後述する補正画像生成部30eが補正画像を生成する際に用いられる関心領域の設定要求や、後述する補正画像生成部30eによって生成された補正画像を用いた画像計測要求などを受け付けて入力する。
表示部30bは、各種情報を出力し、モニタやスピーカなどを備え、特に本発明に密接に関連するものとしては、後述する補正画像生成部30eの処理に用いられる関心領域の設定を受け付けるための画像や、後述する補正画像生成部30eおよび計測許可領域決定部30fによる処理結果を示す画像などを、後述する表示制御部30gによる制御に基づいて、モニタに表示する。
医用画像記憶部30cは、入力部30aを介して操作者が入力した画像表示要求に基づいて医用画像データベース20から読み込まれた時系列に沿った複数の医用画像を記憶する。なお、医用画像記憶部30cは、特許請求の範囲に記載の「画像記憶手段」に対応する。
例えば、図2の(A)に示すように、医用画像記憶部30cは、医用画像データベース20から読み込まれた時系列に沿った複数の医用画像の画像データ「G(1),・・・・,G(i−1),G(i),・・」を記憶する。
なお、医用画像記憶部30cは、後述する補正画像生成部30eや計測許可領域決定部30fによる処理結果も記憶するが、医用画像記憶部30cが記憶する処理結果の内容については、のちに詳述する。
動きベクトル算出部30dは、医用画像記憶部30cが記憶する時系列に沿った複数の医用画像それぞれにおいて、医用画像を構成する画素の時系列に沿った移動情報として動きベクトルを算出する。なお、動きベクトル算出部30dは、特許請求の範囲に記載の「移動情報取得手段」に対応する。
すなわち、動きベクトル算出部30dは、画像データ「G(1),・・・・,G(i−1),G(i),・・」を医用画像記憶部30cから読み出して、各医用画像を構成する画素の動きベクトルを算出する。例えば、動きベクトル算出部30dは、画像G(i)を徐々に移動しながら画像G(i−1)との空間的一致度を算出し、空間的一致度が最も高くなるときの移動距離および移動方向を求めることにより、画像G(i)の各画素の動きベクトルを生成する。
補正画像生成部30eは、動きベクトル算出部30dによって算出された複数の医用画像それぞれの動きベクトルに基づいて、関心領域の位置が一致するように当該複数の医用画像を補正した複数の補正画像を生成する。なお、補正画像生成部30eは、特許請求の範囲に記載の「補正画像生成手段」に対応する。
ここで、関心領域とは、例えば、画像表示要求を入力した操作者が医用画像を用いて診断する際の診断対象となる領域のことである。後述する表示制御部30gは、画像表示要求が入力部30aを介して入力されると、例えば、図3に示す画像G(1)を表示部30bのモニタに表示し、画像G(1)を参照した操作者は、入力部30aのマウスを介して診断対象となる組織T(例えば、肝臓など)を含む領域を関心領域として設定する。
そして、補正画像生成部30eは、動きベクトル算出部30dによって算出された複数の医用画像それぞれの動きベクトルのうち、関心領域の動きベクトルに対して逆方向の補正を行なうことで、関心領域の位置が一致するように複数の医用画像を補正した複数の補正画像を生成する。例えば、補正画像生成部30eは、図3に示すように、画像G(i−1)を対象にして画像G(i)において算出された動きベクトルのうち、関心領域の動きベクトル「Vi」と逆方向の補正を画像G(i)に対して行なうことにより、補正画像H(i)を生成する。
このようにして、補正画像生成部30eは、図3に示すように、画像データ「G(1),・・・・,G(i−1),G(i),・・」から補正画像データ「H(1),・・・・,H(i−1),H(i),・・」を生成する。
ここで、補正画像生成部30eは、生成した補正画像データ「H(1),・・・・,H(i−1),H(i),・・」それぞれにおける『「単位画素あたりの長さ」および「補正後の座標データ」』を、後述する画像計測部30hによる画像計測処理に用いられる較正情報「K(1),・・・・,K(i−1),K(i),・・」として取得する。
そして、補正画像生成部30eは、補正画像データ「H(1),・・・・,H(i−1),H(i),・・」および較正情報「K(1),・・・・,K(i−1),K(i),・・」を医用画像記憶部30cに格納する。
すなわち、図2の(B)に示すように、医用画像記憶部30cは、補正画像生成部30eにより画像データ「G(1),・・・・,G(i−1),G(i),・・」から補正処理された補正画像データ「H(1),・・・・,H(i−1),H(i),・・」と較正情報「K(1),・・・・,K(i−1),K(i),・・」とを対応付けて記憶する。
図1に戻って、計測許可領域決定部30fは、補正画像生成部30eによって生成された補正画像において、当該補正画像を用いた計測を許可する領域である計測許可領域を、動きベクトル算出部30dによって算出された動きベクトルに基づいて決定する。なお、計測許可領域決定部30fは、特許請求の範囲に記載の「計測許可領域決定手段」に対応する。
具体的には、計測許可領域決定部30fは、補正画像における関心領域の動きベクトルと、関心領域以外の動きベクトルとを比較して、関心領域の動きベクトルと所定の閾値内にある動きベクトルを有する領域を計測許可領域として決定する。
例えば、計測許可領域決定部30fは、図4に示すように、補正画像「H(i)」において、「動きベクトルが関心領域の動きベクトル「Vi」と閾値内にある領域」を計測許可領域として決定する。
ここで、計測許可領域決定部30fは、生成した補正画像データ「H(1),・・・・,H(i−1),H(i),・・」それぞれにおいて計測許可領域を決定し、決定した計測許可領域それぞれの対応する補正画像における座標データ「P(1),・・・・,P(i−1),P(i),・・」を計測許可領域情報として取得する。
そして、計測許可領域決定部30fは、計測許可領域情報「P(1),・・・・,P(i−1),P(i),・・」を医用画像記憶部30cに格納する。
すなわち、医用画像記憶部30cは、図2の(C)に示すように、計測許可領域決定部30fが取得した計測許可領域情報「P(1),・・・・,P(i−1),P(i),・・」を、補正画像データ「H(1),・・・・,H(i−1),H(i),・・」と較正情報「K(1),・・・・,K(i−1),K(i),・・」とに対応付けて記憶する。
図1に戻って、表示制御部30gは、表示部30bのモニタにおける表示処理を制御する。なお、表示制御部30gは、特許請求の範囲に記載の「表示制御手段」に対応する。
まず、表示制御部30gは、上述したように、補正画像生成部30eによる処理に用いられる関心領域を操作者から入力部30aを介して受け付けるための医用画像の表示を行なうように制御する。
また、表示制御部30gは、図5の(A)に示すように、補正画像生成部30eによって生成された補正画像データ「H(1),・・・・,H(i−1),H(i),・・」を医用画像記憶部30cから読み込んで、補正画像データ「H(1),・・・・,H(i−1),H(i),・・」を動画表示するように制御する。
そして、表示制御部30gは、入力部30aを介して操作者から所定の補正画像を画像計測する画像計測要求を受け付けると、計測許可領域決定部30fによって決定された所定の補正画像における計測許可領域を、当該所定の補正画像とともに表示部30bのモニタにて表示するように制御する。
例えば、表示制御部30gは、図5の(B)に示すように、動画表示を参照した操作者から画像計測の対象画像として「補正画像:H(i)」が指定された場合、「補正画像:H(i)」において決定された計測許可領域以外の領域である計測不可領域を暗転表示させたうえで、「補正画像:H(i)」をモニタにて表示するように制御する。
この際、表示制御部30gは、医用画像記憶部30cから「補正画像:H(i)」とともに「計測許可領域情報:P(i)」を読み込んで、「補正画像:H(i)」における「P(i)」以外の座標に対応する領域を計測不可領域として暗転表示させたうえで、「補正画像:H(i)」をモニタにて表示するように制御する。
図1に戻って、画像計測部30hは、画像計測対象として表示された補正画像を参照した操作者が入力部30aを介して指定した計測範囲の計測を、医用画像記憶部30cが記憶する当該補正画像に対応付けられた較正情報を読み出して実行する。なお、画像計測部30hは、特許請求の範囲に記載の「画像計測手段」に対応する。
ここで、画像計測部30hは、画像計測を実行する前に、画像計測対象として指定された補正画像の計測許可領域情報を医用画像記憶部30cから読み出して、操作者が入力部30aを介して指定した計測範囲が、計測許可領域であるか否かを判定する。
例えば、画像計測部30hは、図6の(A)に示すように、計測許可領域情報を参照することにより、距離計測を行なうために操作者が指定した2点(図中の×印参照)の位置が両方とも計測許可領域内にあると判定し、較正情報を用いた画像計測を実行する。
また、画像計測部30hは、図6の(B)に示すように、計測許可領域情報を参照することにより、距離計測を行なうために操作者が指定した2点のうち1点が計測不可領域内にあると判定する(図中の×印参照)。ここで、画像計測部30hは、操作者が指定した点が計測不可領域内にあると判定した場合も、較正情報を用いた画像計測を実行する。
しかし、画像計測部30hによって操作者が指定した点が計測不可領域内にあると判定されると、表示制御部30gは、図6の(B)に示すように、画像計測部30hによる計測中において、警告シンボルを常に表示するように制御する。あるいは、表示制御部30gは、計測開始から一定時間において警告メッセージを表示するように制御する。
また、画像計測部30hによる画像計測を終了すると、表示制御部30gは、計測不可領域の暗転表示を終了するように制御し、さらに、計測不可領域を計測したことにより警告シンボルが表示されていた場合、警告シンボルの表示を消すように制御する。
なお、本実施例では、画像表示要求の入力にともなう処理および画像計測要求の入力にともなう処理が連続して行なわれる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像表示要求の入力にともなう処理によって医用画像記憶部30cに補正画像データ、較正情報および計測許可領域情報が格納されて補正画像の表示が行なわれた時点で、一旦、操作者による操作が終了し、再度、操作者によって画像表示要求が入力されたことを契機に補正画像の動画表示が行なわれ、そののち、画像計測要求の入力が行なわれたことを契機に、医用画像記憶部30cから画像計測の対象として指定された補正画像と較正情報と計測許可領域情報とを読み込んで画像計測処理を実行する場合であってもよい。
次に、図7および図8を用いて、実施例1における画像表示装置30の処理について説明する。まず、図7を用いて、実施例1における画像表示装置30の補正画像表示処理について説明する。図7は、実施例1における画像表示装置の補正画像表示処理を説明するためのフローチャートである。
図7に示すように、実施例1における画像表示装置30は、入力部30aを介して操作者から画像表示要求を受け付けると(ステップS701肯定)、当該画像表示要求に基づいて医用画像データベース20から時系列に沿った複数の医用画像を読み込んで医用画像記憶部30cに格納し、動きベクトル算出部30dは、医用画像記憶部30cから読み込んだ該当する医用画像それぞれの動きベクトルを算出する(ステッS702)。すなわち、動きベクトル算出部30dは、医用画像記憶部30cが記憶する時系列に沿った複数の医用画像それぞれにおいて、医用画像を構成する各画素の動きベクトルを算出する。
そして、補正画像生成部30eは、動きベクトル算出部30dによって算出された複数の医用画像それぞれの動きベクトルに基づいて、関心領域の位置が一致するように当該複数の医用画像を補正した複数の補正画像を生成する(ステップS703、図3参照)。なお、関心領域の設定は、表示制御部30gの制御に基づいて表示部30bのモニタにて表示された医用画像を参照した操作者が入力部30aを介して指定することにより行なわれる。また、補正画像生成部30eは、生成した補正画像の較正情報を取得し、生成した補正画像データを取得した較正情報とともに、医用画像記憶部30cに格納する(図2の(B)参照)。
そののち、計測許可領域決定部30fは、関心領域の動きベクトルと、関心領域以外の動きベクトルとを比較して、補正画像における計測許可領域として決定し、計測許可領情報を医用画像記憶部30cに格納する(ステップS704、図4および図2の(C)参照)。
続いて、表示制御部30gは、補正画像生成部30eによって生成された補正画像を動画表示するように制御して(ステップS705、図5の(A)参照)、補正画像表示処理を終了する。
続いて、図8を用いて、実施例1における画像表示装置30の画像計測処理について説明する。図8は、実施例1における画像表示装置の画像計測処理を説明するためのフローチャートである。
なお、図8に示す画像計測処理は、上述したように、図7を用いて説明した画像表示処理と連続して行なわれる場合であってもよいし、図7を用いて説明した画像表示処理が一旦終了し、再度、操作者によって画像表示要求が入力されたことを契機に、指定された時系列に沿った複数の医用画像の補正画像が動画表示されたのちに行なわれる場合であってもよい。
図8に示すように、実施例1における画像表示装置30は、入力部30aを介して操作者から指定された補正画像を画像計測する画像計測要求を受け付けると(ステップS801肯定)、表示制御部30gは、指定された補正画像に対して計測許可領域決定部30fにより決定された計測許可領域を、指定された補正画像とともに表示部30bのモニタにて表示するように制御する(ステップS802)。
具体的には、表示制御部30gは、医用画像記憶部30cから指定された補正画像とともに対応する計測許可領域情報を読み込んで、指定された補正画像における計測許可領域情報以外の座標に対応する領域を計測不可領域として暗転表示させたうえで、指定された補正画像をモニタにて表示するように制御する。
そして、操作者から入力部30aを介して指定された補正画像における計測範囲が指定されると(ステップS803肯定)、画像計測部30hは、指定された計測範囲が計測不可領域を含むか否かを判定する(ステップS804)。
ここで、指定された計測範囲が計測許可領域にある場合(ステップS805肯定)、画像計測部30hは、指定された補正画像の較正情報を医用画像記憶部30cから読み出して、画像計測を実行し(ステップS807)、処理を終了する。
一方、指定された計測範囲に計測不可領域が含まれる場合(ステップS805否定)、表示制御部30gは、警告シンボルを表示部30bのモニタに表示するように制御する(ステップS806)。
そして、画像計測部30hは、警告シンボルがモニタに表示されている状況下において、指定された補正画像の較正情報を医用画像記憶部30cから読み出して、画像計測を実行し(ステップS807)、処理を終了する。
なお、図7におけるステップS704の計測許可領域の決定処理は、図8におけるステップS801肯定ののちに実行される場合であってもよい。また、ステップS801肯定ののちに実行される計測許可領域の決定処理の対象は、動画表示された補正画像すべてである場合であってもよいし、画像計測の対象として指定された補正画像のみである場合であってもよい。
上述してきたように、実施例1では、医用画像記憶部30cは、医用画像データベース20から入力部30aを介して操作者が入力した画像表示要求において指定された時系列に沿った複数の医用画像を読み込んで記憶する。動きベクトル算出部30dは、医用画像記憶部30cが記憶する時系列に沿った複数の医用画像それぞれにおいて、医用画像を構成する画素の時系列に沿った移動情報として動きベクトルを算出し、補正画像生成部30eは、動きベクトル算出部30dによって算出された複数の医用画像それぞれの動きベクトルに基づいて、関心領域の位置が一致するように当該複数の医用画像を補正した複数の補正画像を生成する。
そして、計測許可領域決定部30fは、補正画像生成部30eによって生成された補正画像において、当該補正画像を用いた計測を許可する領域である計測許可領域を、動きベクトル算出部30dによって算出された動きベクトルに基づいて決定し、表示制御部30gは、生成された複数の補正画像を動画表示する。入力部30aを介して操作者から所定の補正画像を画像計測する画像計測要求を受け付けると、計測許可領域決定部30fによって決定された所定の補正画像における計測許可領域以外の計測不可領域を暗転表示して当該所定の補正画像を表示部30bのモニタにて表示するように制御するので、従来では計測精度が保証されないとされていた補正画像において、操作者は、計測精度が保証された領域を容易に認識して画像計測を行なうことができ、上記した主たる特徴の通り、計測結果を診断に有効活用できる医用画像(補正画像)を表示することが可能になる。
さらに、穿刺による肝腫瘍の治療など、体表から治療部位までの距離を精度良く計測しなければならない場合、操作者は、計測不可領域を回避して精度の高い計測を行なうことができるので、補正画像を用いた治療計画を行なうことが可能になる。
また、実施例1では、画像計測部30hは、画像計測を実行する前に、画像計測対象として指定された補正画像の計測許可領域情報を医用画像記憶部30cから読み出して、操作者が入力部30aを介して指定した計測範囲が、計測許可領域であるか否かを判定し、画像計測部30hによって操作者が指定した点が計測不可領域内にあると判定された場合のみ、表示制御部30gは、画像計測部30hによる計測中において、警告シンボルを常に表示するように制御するので、従来では常に警告シンボルが表示されていた補正画像を用いた画像計測とは異なり、計測許可領域での計測ならば警告シンボルが表示されないので、補正画像を用いた計測結果を学会発表など、外部発表の場で使用しやすくなる。
また、実施例1では、計測許可領域決定部30fによって決定された計測許可領域の情報を補正画像とともに記憶するので、操作者は、希望する時に補正画像を参照した画像計測を行なうことができる。
実施例2では、動きベクトル算出部30dの変形例について、図9および図10を用いて説明する。図9は、実施例2における画像表示装置の構成を説明するための図であり、図10は、実施例2における動きベクトル算出部を説明するための図である。
図9に示すように、実施例2における画像表示装置30は、図1を用いて説明した実施例1における画像表示装置30と比較して装置情報取得部30iをさらに備える点が異なる。以下、これを中心に説明する。
装置情報取得部30iは、画像表示装置30の処理能力を取得する。例えば、コンピュータとしての画像表示装置30に搭載されているCPU(Central Processing Unit)の処理能力「動作周波数×IPC(Instructions Per Clock)」を取得する。
そして、実施例2における動きベクトル算出部30dは、装置情報取得部30iによって取得された画像表示装置30の処理能力に応じて、動きベクトルの算出処理を行なう画素の処理範囲や、動きベクトルの算出処理を行なう画素の処理密度を変更する。
例えば、動きベクトル算出部30dは、取得した画像表示装置30の処理能力が所定の閾値より小さいならば、図10の(A)に示すように、補正画像を構成する画素の全点で動きベクトルを算出すると、動きベクトルの算出処理および計測許可領域の決定処理に遅延が発生する可能性があると判定する。
遅延発生の可能性があると判定した場合、動きベクトル算出部30dは、例えば、図10の(B)に示すように、関心領域として設定された領域から一定の範囲内にある領域の画素に対してのみ動きベクトルを算出する。
あるいは、遅延発生の可能性があると判定した場合、動きベクトル算出部30dは、図10の(C)に示すように、補正画像を構成する画素の全点に対して1点飛ばしで動きベクトルを算出する。
なお、実施例2における画像表示装置30の処理は、図7におけるステップS702において、動きベクトル算出部30dが、装置情報取得部30iによって取得された画像表示装置30の処理能力に応じて動きベクトル算出対象となる画素の範囲また密度を変更したうえで、動きベクトルを算出する点が異なる以外は、図7および図8で説明した実施例1における画像表示装置30の処理と同様であるので説明を省略する。
上述してきたように、実施例2では、画像処理装置30の処理能力に応じて、動きベクトルの算出時の負荷を軽減することができ、動きベクトルの算出および計測許可領域の決定を円滑に実行することが可能になる。
実施例3では、計測許可領域決定部30fの変形例について、図11を用いて説明する。図11は、実施例3における計測許可領域決定部を説明するための図である。
実施例3における画像表示装置30は、図1を用いて説明した実施例1における画像表示装置30や図9を用いて説明した実施例2における画像表示装置30と同様の構成からなるが、計測許可領域決定部30fにおける計測許可領域決定処理が実施例1および実施例2と異なる。以下、これを中心に説明する。
実施例3における計測許可領域決定部30fは、補正画像生成部30eによる補正画像の生成処理において、関心領域の位置を一致するための補正度合いが所定の移動量を超える補正画像の全体を計測不可領域として決定する。
例えば、図11の(A)に示すように、実施例1および2と同様に、補正画像生成部30eは、画像G(i−1)を対象にして画像G(i)において算出された動きベクトルのうち、関心領域の動きベクトル「Vi」と逆方向の補正を、画像G(i)に対して行なうことにより、関心領域の位置が一致した補正画像H(i)を生成する。
ここで、実施例3における計測許可領域決定部30fは、補正画像生成部30eの補正画像H(i)の生成処理に用いられた動きベクトル「Vi」が、所定の移動量以上であるならば、図11の(B)に示すように、補正画像H(i)の全体を計測不可領域として決定する。したがって、表示制御部30gは、補正画像H(i)が画像計測の対象として指定された場合は、補正画像H(i)の全体を暗転表示するように制御する。
なお、実施例3における画像表示装置30の処理は、図7におけるステップS704において、計測許可領域決定部30fが、補正画像生成部30eによる補正画像の生成処理に用いられた関心領域の動きベクトルも参照して計測許可領域を決定する点が異なる以外は、図7および図8で説明した実施例1における画像表示装置30の処理と同様であるので説明を省略する。
上述してきたように、実施例3では、関心領域のずれ自体が大きいならば、補正画像の計測精度が保証できないと判定して、補正画像全体を計測不可領域として決定するので、精度の低い計測結果を診断に用いることが回避できる。
なお、上記した実施例1〜3では、医用画像診断装置10が取得した医用画像から画像表示装置30が補正画像を生成して画像計測を行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、医用画像を取得した医用画像診断装置10において、補正画像を生成して画像計測を行なう場合であってもよい。すなわち、上記した実施例1〜3における画像表示装置30の機能を医用画像診断装置10の組み込む場合であってもよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明に係る画像表示装置および医用画像診断装置は、計測対象となる医用画像を所定の表示部に表示する場合に有用であり、特に、計測結果を診断に有効活用できる医用画像を表示することに適する。
実施例1における画像表示装置の構成を説明するための図である。 医用画像記憶部を説明するための図である。 補正画像生成部を説明するための図である。 実施例1における計測許可領域決定部を説明するための図である。 表示制御部を説明するための図である。 画像計測部を説明するための図である。 実施例1における画像表示装置の補正画像表示処理を説明するためのフローチャートである。 実施例1における画像表示装置の画像計測処理を説明するためのフローチャートである。 実施例2における画像表示装置の構成を説明するための図である。 実施例2における動きベクトル算出部を説明するための図である。 実施例3における計測許可領域決定部を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
10 医用画像診断装置
20 医用画像データベース
30 画像表示装置
30a 入力部
30b 表示部
30c 医用画像記憶部
30d 動きベクトル算出部
30e 補正画像生成部
30f 計測許可領域決定部
30g 表示制御部
30h 画像計測部

Claims (8)

  1. 計測対象となる医用画像を所定の表示部に表示する画像表示装置であって、
    時系列に沿って取得された複数の医用画像それぞれにおいて、前記医用画像を構成する画素の時系列に沿った移動情報を取得する移動情報取得手段と、
    前記移動情報取得手段によって取得された前記複数の医用画像それぞれの前記移動情報に基づいて、所定の関心領域の位置が一致するように当該複数の医用画像を補正した複数の補正画像を生成する補正画像生成手段と、
    前記補正画像生成手段によって生成された前記補正画像において、当該補正画像を用いた計測を許可する領域である計測許可領域を、前記移動情報取得手段によって取得された前記移動情報に基づいて決定する計測許可領域決定手段と、
    所定の入力部を介して所定の補正画像を計測する指示を受け付けた場合に、前記計測許可領域決定手段によって決定された前記所定の補正画像における計測許可領域を、当該所定の補正画像とともに前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記計測許可領域決定手段は、前記補正画像における前記所定の関心領域の移動情報と、当該所定の関心領域以外の移動情報とを比較して、当該所定の関心領域の移動情報と所定の閾値内にある移動情報を有する領域を前記計測許可領域として決定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記計測許可領域決定手段によって決定された前記所定の補正画像における計測許可領域以外の領域である計測不可領域を暗転させたうえで、当該所定の補正画像を前記所定の表示部にて表示するように制御することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 計測対象の補正画像において前記所定の入力部を介して指定された計測範囲が、前記計測不可領域を含むか否かを判定したうえで、当該計測対象の補正画像の計測を行なう画像計測手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記補正画像生成手段によって生成された前記複数の補正画像それぞれと、前記計測許可領域決定手段によって決定された前記複数の補正画像それぞれの計測許可領域とを対応付けて記憶する画像記憶手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記所定の入力部を介して前記画像記憶手段が記憶する前記複数の補正画像から所定の補正画像を計測する指示を受け付けた場合に、前記画像記憶手段から前記所定の補正画像に対応付けられた計測許可領域を読み込んで、当該所定の補正画像における前記計測不可領域を暗転させたうえで、当該所定の補正画像を前記所定の表示部にて表示するように制御することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記移動情報取得手段は、前記移動情報の取得処理を行なう画素の処理密度、および/または、前記移動情報の取得処理を行なう画素の処理範囲を、自身が備えられる装置の処理能力に応じて変更することを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記計測許可領域決定手段は、前記補正画像生成手段による前記補正画像の生成処理において、前記所定の関心領域の位置を一致させるための補正度合いが所定の移動量を超えた補正画像の全体を前記計測不可領域として決定することを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 取得した医用画像を計測対象として所定の表示部に表示する医用画像診断装置であって、
    時系列に沿って取得された複数の医用画像それぞれにおいて、前記医用画像を構成する画素の時系列に沿った移動情報を取得する移動情報取得手段と、
    前記移動情報取得手段によって取得された前記複数の医用画像それぞれの前記移動情報に基づいて、所定の関心領域の位置が一致するように当該複数の医用画像を補正した複数の補正画像を生成する補正画像生成手段と、
    前記補正画像生成手段によって生成された前記補正画像において、当該補正画像を用いた計測を許可する領域である計測許可領域を、前記移動情報取得手段によって取得された前記移動情報に基づいて決定する計測許可領域決定手段と、
    所定の入力部を介して所定の補正画像を計測する指示を受け付けた場合に、前記計測許可領域決定手段によって決定された前記所定の補正画像における計測許可領域を、当該所定の補正画像とともに前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする医用画像診断装置。
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