JP2010011979A - データ伝送方式及びその装置 - Google Patents

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Tomonori Asada
朋範 浅田
Shigemi Igarashi
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Abstract

【課題】伝送路に故障が発生してもデータ伝送を可能にすること。
【解決手段】各パケットデータに付帯情報を付帯し、例えば光モジュール10−4に故障Qが発生してデータ伝送が不能になると、第1のフレキシブル・ロータ11によって縮退モードに設定され、残りのデータ伝送可能な3本の各光モジュール10−1〜10−3をフレキシブルに選択して各パケットデータを伝送し、かつ第2のフレキシブル・ロータ12によって3本の光モジュール10−1〜10−3を通して受信される各パケットデータの付帯情報に基づいて各パケットデータを元の並び順に並び替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばX線CT装置等の医用画像機器中の伝送路に発生する故障時にデータ伝送可能なデータ伝送方式及びその装置に関する。
例えばX線CT装置は、X線源とX線検出器とを対向配置し、これらX線源とX線検出器とを回転させながらX線源からX線を発生させ、被検体を透過したX線をX線検出器により検出する。このX線検出器から出力される投影データは、データ収集システム(以下、DASと称する)により収集され、コンソールユニットに送られる。このコンソールユニットでは、DASにより収集された投影データを再構成して被検体の断層像データを取得する。
図9はX線CT装置におけるデータ伝送の系統図を示す。回転部1は、X線源とX線検出器とを対向配置して状態で回転させるもので、DAS2と第1の伝送ユニット3とを備える。これらDAS2と第1の伝送ユニット3との間は、例えば光ファイバー等の光モジュールから成る4本の伝送路を用いた4チャンネル(CH)の光通信によりデータ伝送を行う。一方、固定部4は、投影データを再構成して被検体のスライス画像データを取得するもので、第2の伝送ユニット5とコンソール6とを備える。これら第2の伝送ユニット5とコンソール6との間は、例えば光ファイバー等の光モジュールから成る4本の伝送路を用いた4チャンネル(CH)の光通信によりデータ伝送を行う。又、第1の伝送ユニット3と第2の伝送ユニット5との間は、例えば光ファイバー等の光モジュールから成る2本の伝送路を用いた2チャンネル(CH)の光通信によりデータ伝送を行う。
そして、DAS2と第1の伝送ユニット3との間は、予め決められたフォーマットに従って投影データをデータ伝送している。例えばX線源とX線検出器とが1回転(360°回転)すると、被検体の断層像のビュー(View)画像を例えば1000枚取得し、このうちの1枚のビュー画像分の投影データを4チャンネルに分けてDAS2から第1の伝送ユニット3にデータ伝送している。そして、1枚のビュー画像を4つに分けた各投影データを伝送する各チャンネルが予め決められている。すなわち、DAS2により収集されたX線検出器の各チャンネルに対応する各投影データは、それぞれ伝送するチャンネルの伝送路が予め決められている。
図10はDAS2内の出力系の構成例を示す。この出力系には、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)7が備えられている。このフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)7は、例えば4チャンネルを構成すれば、1CHから4CHの各チャンネル毎に各出力バッファ8−1〜8−4と各SFF回路9−1〜9−4とがそれぞれ直列に接続されている。そして、各チャンネル(1CH〜4CH)毎の各SFF回路9−1〜9−4は、それぞれ4本の光ファイバー等の各光モジュール10−1〜10−4を介して第1の伝送ユニット3に接続されている。
しかるに、X線検出器のチャンネル数が例えば320チャンネルあれば、これら320チャンネルを4分割した80チャンネルを各チャンネル(1CH〜4CH)毎の伝送路に予め割り振られている。これにより、X線検出器の各チャンネルの投影データは、割り振られたチャンネルの伝送路、例えば1CHであれば、出力バッファ8−1からSFF回路9−1を通って1本の光ファイバー等の光モジュール10−1を介して第1の伝送ユニット3にデータ伝送される。
このため、DAS2とコンソール6との間の伝送区間、例えばDAS2と第1の伝送ユニット3との間の伝送路において故障Qが発生してデータ伝送が不可能になると、X線検出器の各チャンネル数のデータ伝送の伝送路が予め決定されているために、DAS2とコンソール6との間でデータ伝送が全く出来なくなる。
かかる伝送路の故障等の対策に関する技術としては、例えば特許文献1乃至4がある。特許文献1は、例えばスリップリング部分の非接触による伝送路の物理的欠損時の縮退運転について開示する。特許文献2は、DASユニット(検出器側)のチャンネル故障時の分解能の改善について開示する。特許文献3は、ノイズの影響による画質について開示する。特許文献4は、システムダウン時の復旧時間の短縮について開示する。
特開2005−253627号公報 特開2001−266117号公報 特開2003−235836号公報
本発明の目的は、伝送路に故障が発生してもデータ伝送が可能なデータ伝送方式及びその装置を提供することにある。
本発明の請求項1に記載のデータ伝送方式は、X線CT装置を含む医用画像機器中で複数チャンネルの各伝送路を通してデータを伝送するデータ伝送方式であって、データをパケット化し、これらパケットデータにそれぞれデータ中の少なくとも配列位置を示す付帯情報を付帯し、各伝送路のうち少なくとも1つの伝送路でデータ伝送が不能になると、残りのデータ伝送可能な各伝送路をフレキシブルに選択して各パケットデータを伝送し、各伝送路を通して伝送された各パケットデータを付帯情報に基づいて並び替える。
本発明の請求項5に記載のデータ伝送装置は、X線CT装置を含む医用画像機器内で複数チャンネルの各伝送路を通してデータを伝送するデータ伝送装置であって、データをパケット化し、これらパケットデータにそれぞれデータ中の少なくとも配列位置を示す付帯情報を付帯し、各伝送路のうち少なくとも1つの伝送路でデータ伝送が不能になると、残りのデータ伝送可能な各伝送路をフレキシブルに選択して各パケットデータを伝送する第1のデータ伝送部と、各伝送路を通して伝送された各パケットデータを付帯情報に基づいて並び替える第2のデータ伝送部とを具備する。
本発明によれば、伝送路に故障が発生してもデータ伝送が可能なデータ伝送方式及びその装置を提供できる。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図9と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図1はX線CT装置に適用されたデータ伝送装置の構成図を示す。DAS2には、第1のデータ伝送部11が設けられると共に、第1の伝送ユニット3には、第2のデータ伝送部12が設けられている。
このうち第1のデータ伝送部11は、DAS2により収集された投影データをパケット化し、これらパケットデータにそれぞれ投影データ中の少なくとも配列位置を示す付帯情報を付帯し、例えば光ファイバー等の光モジュールから成る4本の伝送路のうち少なくとも1つの伝送路でデータ伝送が不能になると、残りのデータ伝送可能な各伝送路をフレキシブルに選択して各パケットデータを伝送する。この第1のデータ伝送部11は、パケットデータの付帯情報として、各パケットデータの各ヘッドにそれぞれフレームデータ(View ナンバー)、スライスナンバー(ROWナンバー)、エクストラデータを付帯させる。フレームデータは、被検体の断層像のビュー(View)画像のナンバーを示す。スライスナンバーは、被検体の断層像のナンバーを示す。エクストラデータは、例えばDAS2中のバスユニットの温度や環境等の条件を示す。
第2のデータ伝送部12は、例えば光ファイバー等の光モジュールから成る4本の伝送路のうち第1のデータ伝送部11によりフレキシブルに選択された各伝送路を通して各パケットデータを受信し、これらパケットデータを付帯情報であるフレームデータ(View ナンバー)、スライスナンバー(ROWナンバー)、エクストラデータに基づいて元の並び順に並び替える。
図2はDAS2及び第1の伝送ユニット3の具体的な構成図を示す。DAS2は、第1のデータ伝送部11として第1のフレキシブル・ロータ(Flexible Router)が設けられている。この第1のフレキシブル・ロータ11は、図3に示すようにDAS2により収集された投影データをパケット化し、これらパケットデータP、P、…、Pnの各ヘッダHにそれぞれ投影データ中の配列位置を示す付帯情報としてフレームデータ(View ナンバー)、スライスナンバー(ROWナンバー)、エクストラデータを付帯させる。
第1のフレキシブル・ロータ11は、通常モードにおいて、フレームデータ、スライスナンバー、エクストラデータ等の付帯情報を付帯させた各パケットデータP、P、…、Pnを各SFF回路9−1〜9−4から4本の光ファイバー等の各光モジュール10−1〜10−4を通して第1の伝送ユニット3に伝送する。なお、各パケットデータP、P、…、Pn(n=自然数)は、それぞれヘッダHと実データDとから成る。
なお、第1のフレキシブル・ロータ11は、通常モードにおいて、X線検出器のチャンネル数が例えば320チャンネルあれば、これら320チャンネルを4分割した80チャンネルを各チャンネル(1CH〜4CH)毎の各光モジュール10−1〜10−4に予め割り振ってデータ伝送するようにしてもよい。これにより、X線検出器の各チャンネルの投影データは、割り振られたチャンネルの伝送路、例えば1CHであれば、SFF回路9−1から1本の光ファイバー等の光モジュール10−1を介して第1の伝送ユニット3にデータ伝送される。
又、第1のフレキシブル・ロータ11は、4本の光ファイバー等の各光モジュール10−1〜10−4のうち少なくとも1つの光モジュール、例えば光モジュール10−4に故障Qが発生してデータ伝送が不能になると、通常モードから縮退モードに切り替わり、残りのデータ伝送可能な3本の各光モジュール10−1〜10−3をフレキシブルに選択して各パケットデータを伝送する。例えば第1のフレキシブル・ロータ11は、残りのデータ伝送可能な3本の光モジュール10−1〜10−3のデータ伝送の使用率等を求め、これら3本の光モジュール10−1〜10−3のデータ伝送の使用率が均一になるように3本の各光モジュール10−1〜10−3を選択して各パケットデータを伝送する。
又、第1の伝送ユニット3には、各チャンネル(1CH〜4CH)毎の各SFF回路13−1〜13−4が設けられている。これらSFF回路13−1〜13−4には、それぞれ各光モジュール10−1〜10−4が接続されている。
第1の伝送ユニット3には、第2のデータ伝送部12として第2のフレキシブル・ロータと、データメモリ14とが設けられている。このうち第2のフレキシブル・ロータ12は、例えば第1のフレキシブル・ロータ11が縮退モードに切り替わると、例えば3本の光モジュール10−1〜10−3を通して受信された各パケットデータの付帯情報であるフレームデータ、スライスナンバー、エクストラデータを認識し、これらフレームデータ、スライスナンバー、エクストラデータに基づいて元の並び順に並び替える。第2のフレキシブル・ロータ12により並び替えられた各パケットデータは、データメモリ14に記憶される。
次に、上記の如く構成された装置によるデータ伝送について説明する。
例えばX線CT装置は、X線源とX線検出器とを回転させながらX線源からX線を発生させ、被検体を透過したX線をX線検出器により検出する。このX線検出器から出力される投影データは、DAS2により収集される。すなわち、X線源とX線検出器とが1回転(360°回転)すると、被検体の断層像のビュー(View)画像を例えば1000枚取得し、このうちの1枚のビュー画像分の投影データを4チャンネル(1CH〜4CH)に分けてDAS2から第1の伝送ユニット3にデータ伝送される。
このとき、第1のフレキシブル・ロータ11は、通常モードに設定され、上記図3に示すようにDAS2により収集された投影データをパケット化し、これらパケットデータP、P、…、Pnの各ヘッダHにそれぞれ付帯情報としてフレームデータと、スライスナンバーと、エクストラデータとを付帯させ、これら付帯情報を付帯させた各パケットデータを各SFF回路9−1〜9−4から4本の光ファイバー等の各光モジュール10−1〜10−4を通して第1の伝送ユニット3に伝送する。なお、第1のフレキシブル・ロータ11は、通常モードにおいて、X線検出器のチャンネル数が例えば320チャンネルあれば、これら320チャンネルを4分割した80チャンネルを各チャンネル(1CH〜4CH)毎の各光モジュール10−1〜10−4に予め割り振ってデータ伝送する。例えば、パケットデータPは、光モジュール10−1を通して第1の伝送ユニット3に伝送され、パケットデータPは、光モジュール10−2を通して第1の伝送ユニット3に伝送され、パケットデータPは、光モジュール10−3を通して第1の伝送ユニット3に伝送される。以下、同様に、パケットデータPは、光モジュール10−4を通して第1の伝送ユニット3に伝送され、パケットデータPは、光モジュール10−1を通して第1の伝送ユニット3に伝送され、パケットデータPは、光モジュール10−2を通して第1の伝送ユニット3に伝送され、パケットデータPnは、例えば光モジュール10−4を通して第1の伝送ユニット3に伝送される。
ここで、4本の光ファイバー等の各光モジュール10−1〜10−4のうち少なくとも1つの光モジュール、例えば光モジュール10−4に故障Qが発生すると、第1のフレキシブル・ロータ11は、通常モードから縮退モードに切り替わる。光モジュール10−4上の故障Qは、例えばDAS2と第1の伝送ユニット3との間のデータの受諾応答等により検出される。
しかるに、例えば光モジュール10−4に故障Qが発生して当該光モジュール10−4を通してデータ伝送が不能になると、第1のフレキシブル・ロータ11は、縮退モードにおいて、残りのデータ伝送可能な3本の各光モジュール10−1〜10−3をフレキシブルに選択して各パケットデータを伝送する。例えば第1のフレキシブル・ロータ11は、残りのデータ伝送可能な3本の光モジュール10−1〜10−3のデータ伝送の使用率等を求め、これら3本の光モジュール10−1〜10−3のデータ伝送の使用率が均一になるように3本の各光モジュール10−1〜10−3を選択して各パケットデータを伝送する。
これにより、例えば、パケットデータPは、光モジュール10−1を通して第1の伝送ユニット3に伝送され、パケットデータPは、光モジュール10−3を通して第1の伝送ユニット3に伝送され、パケットデータPは、光モジュール10−2を通して第1の伝送ユニット3に伝送される。以下、同様に、パケットデータPは、光モジュール10−1を通して第1の伝送ユニット3に伝送され、パケットデータPは、光モジュール10−2を通して第1の伝送ユニット3に伝送され、パケットデータPは、光モジュール10−3を通して第1の伝送ユニット3に伝送され、パケットデータPnは、例えば光モジュール10−2を通して第1の伝送ユニット3に伝送される。
一方、第1の伝送ユニット3において第2のフレキシブル・ロータ12は、例えば第1のフレキシブル・ロータ11が縮退モードに切り替わると、例えば3本の光モジュール10−1〜10−3を通して受信された各パケットデータP〜Pnの付帯情報であるフレームデータ、スライスナンバー、エクストラデータを認識し、これらフレームデータ、スライスナンバー、エクストラデータに基づいて元の並び順に並び替える。
例えば、第1の伝送ユニット3に設けられているデータメモリ14は、各パケットデータP〜Pnの各記憶エリアE〜Emが予め設定されていれば、第2のフレキシブル・ロータ12は、各パケットデータP〜Pnの付帯情報であるフレームデータ、スライスナンバー、エクストラデータから投影データ全体中の配列位置、すなわちデータメモリ14に記憶すべき各記憶エリアE〜Emを認識可能である。
しかるに、DAS2から第1の伝送ユニット3に到達するパケットデータの順序が例えばパケットデータP、パケットデータP、パケットデータP、パケットデータP、パケットデータP、パケットデータP、パケットデータP、パケットデータP、…、パケットデータPnであっても、第2のフレキシブル・ロータ12は、図4に示すようにパケットデータPを記憶エリアEに記憶し、パケットデータPを記憶エリアEに記憶し、パケットデータPを記憶エリアEに記憶し、パケットデータPnを記憶エリアEnに記憶する。この結果、第2のフレキシブル・ロータ12は、3本の各光モジュール10−1〜10−3を通して受信した各パケットデータP、P、P、…、Pnを元の並び順に並び替えてデータメモリ14に記憶する。
なお、1本の光モジュール10−4に故障Qが発生した場合について説明したが、例えば2本の光モジュール10−3、10−4に故障Qが発生した場合でも上記同様に、第1のフレキシブル・ロータ11は、縮退モードにおいて、残りのデータ伝送可能な2本の各光モジュール10−1、10−2をフレキシブルに選択して各パケットデータP、P、…、Pnを伝送する。
上記説明では、DAS2に第1のデータ伝送部11を設け、第1の伝送ユニット3に第2のデータ伝送部12を設けた場合について説明したが、これに限らず、第1のデータ伝送部11と第2のデータ伝送部12と、一対でDAS2とコンソール6との間の伝送区間に設けてもよい。
例えば、図5に示すように第1の伝送ユニット3に第1のデータ伝送部11を設け、第2の伝送ユニット5に第2のデータ伝送部12を設けてもよい。これにより、第1の伝送ユニット3と第2の伝送ユニット5との間の2チャンネルの伝送路のうち1チャンネルの伝送路に故障Qが発生してデータ伝送が不能になると、第1のフレキシブル・ロータ11は、縮退モードにおいて、残りのデータ伝送可能な1本の伝送路を通して各パケットデータを伝送する。なお、第1の伝送ユニット3と第2の伝送ユニット5との間は、2チャンネルであり、1チャンネルの伝送路が故障Qすると、残り1チャンネルであるが、これら第1の伝送ユニット3と第2の伝送ユニット5との間が例えば3チャンネル以上であれば、伝送路が故障Qの発生時に有効である。
又、図6に示すように第2の伝送ユニット5に第1のデータ伝送部11を設け、コンソール6に第2のデータ伝送部12を設けてもよい。これにより、第2の伝送ユニット5とコンソール6との間の4チャンネルの伝送路のうち例えば1チャンネルの伝送路に故障Qが発生してデータ伝送が不能になると、第1のフレキシブル・ロータ11は、縮退モードにおいて、残りのデータ伝送可能な3本の伝送路を通して各パケットデータを伝送する。
このように上記第1の実施の形態によれば、例えば光モジュール10−4に故障Qが発生してデータ伝送が不能になると、第1のフレキシブル・ロータ11によって縮退モードに設定され、残りのデータ伝送可能な3本の各光モジュール10−1〜10−3をフレキシブルに選択して各パケットデータP、P、…、Pnを伝送し、かつ第2のフレキシブル・ロータ12によって3本の光モジュール10−1〜10−3を通して受信される各パケットデータP、P、…、Pnの付帯情報であるフレームデータ、スライスナンバー、エクストラデータを認識し、これらフレームデータ、スライスナンバー、エクストラデータに基づいて各パケットデータP、P、…、Pnを元の並び順に並び替える。
これにより、4本の光モジュール10−1〜10−4等の伝送路に故障Qが発生しても、この故障Qが発生した伝送路を用いずに残りのデータ伝送が可能な伝送路、例えば3本の光モジュール10−1〜10−3を用いてデータ伝送を中断することなく継続することが出来る。しかるに、X線CT装置における4本の光モジュール10−1〜10−4等の伝送路上の故障Qが発生しても、X線CT装置の縮退運転が可能になる。この結果、被検体に対する不要な被爆を避けることができ、例えば病院における診察スケジュールに影響を与えることがない。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
図7はX線CT装置に備えられているX線検出器20のチャンネルの構成図を示す。X線検出器20は、メインチャンネル21と、その両端部である束ね部に対応するチャンネル、すなわち各束ねチャンネル22、23とを有する。これら束ねチャンネル22、23は、それぞれ72チャンネル(CH)を有する。
第1のデータ伝送部11は、縮退モードに切り替わると、X線CT装置に備えられたX線検出器20の各束ねチャンネル22、23から出力される各投影データを破棄する。そして、第1のデータ伝送部11は、各束ねチャンネル22、23を除くX線検出器の中央部のメインチャンネル21から出力される各投影データをパケット化してデータ伝送する。これにより、縮退モードにおいてデータ伝送する光モジュール10−1〜10−3等の伝送路の本数が少なくなっても、各パケットデータP、P、…、Pnの伝送速度を遅くすることなく、各パケットデータP、P、…、Pnを伝送できる。しかるに、被検体の断層像の1ビュー(View)の伝送ボリュームを極力少なくすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。
図8はX線CT装置のDAS2の構成図を示す。第1のフレキシブル・ロータ11には、第1と第2のスタック用のメモリ30、31が接続されている。
第1のフレキシブル・ロータ11は、通常モードから縮退モードに切り替わると、X線CT装置により取得された投影データを第1又は第2のスタック用のメモリ30、31に一時記憶する。そして、第1のフレキシブル・ロータ11は、第1又は第2のスタック用のメモリ30、31から投影データを読み出し、この投影データをパケット化してデータ伝送する。これにより、データ伝送帯域が足りない場合でも、第1又は第2のスタック用のメモリ30、31に一次投影データをスタッスすることにより、各パケットデータP、P、…、Pnの伝送速度が速くても当該各パケットデータP、P、…、Pnの伝送速度に対応できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係るデータ伝送装置の第1の実施の形態をX線CT装置に適用した構成図。 同装置におけるデータ収集システム(DAS)及び第1の伝送ユニットの具体的な構成図。 同装置における第1のフレキシブル・ロータによる投影データをパケット化を示す摸式図。 同装置における第2のフレキシブル・ロータによるパケットデータの記憶エリアを示す摸式図。 同装置における第1と第2のデータ伝送部をDASとコンソールとの間の伝送区間に設けた例を示す図。 同装置における第1と第2のデータ伝送部をDASとコンソールとの間の伝送区間に設けた他の例を示す図。 本発明に係るデータ伝送装置の第2の実施の形態を説明するためのX線CT装置に備えられているX線検出器のチャンネルを示す構成図。 本発明に係るデータ伝送装置の第3の実施の形態におけるDASを示す構成図。 X線CT装置における従来のデータ伝送を示す系統図。 DAS内の出力系の構成例を示す図。
符号の説明
1:回転部、2:データ収集システム(DAS)、3:第1の伝送ユニット、4:固定部、5:第2の伝送ユニット、6:コンソール、7:フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、9−1〜9−4:SFF回路、10−1〜10−4:光ファイバー等の各光モジュール、11:第1のデータ伝送部、12:第2のデータ伝送部、P〜Pn:パケットデータ、H:ヘッダ、Q:故障、14:データメモリ、20:X線検出器、21:メインチャンネル、22,23:束ねチャンネル、30,31:第1と第2のスタック用のメモリ。

Claims (10)

  1. X線CT装置を含む医用画像機器中で複数チャンネルの各伝送路を通してデータを伝送するデータ伝送方式において、
    前記データをパケット化し、これらパケットデータにそれぞれ前記データ中の少なくとも配列位置を示す付帯情報を付帯し、
    前記各伝送路のうち少なくとも1つの伝送路で前記データ伝送が不能になると、残りの前記データ伝送可能な前記各伝送路をフレキシブルに選択して前記各パケットデータを伝送し、
    前記各伝送路を通して伝送された前記各パケットデータを前記付帯情報に基づいて並び替える、
    ことを特徴とするデータ伝送方式。
  2. 前記X線CT装置のデータ収集ユニットとコンソールとの間の前記複数チャンネルの前記各伝送路を通しての前記データ伝送であって、
    前記X線CT装置により取得される投影データをパケット化し、これらパケットデータにそれぞれ前記投影データ中の少なくとも配列位置を示す付帯情報を付帯し、前記各伝送路のうち少なくとも1つの伝送路での前記データ伝送が不能になると、残りの前記データ伝送可能な前記各伝送路をフレキシブルに選択して前記各パケットデータを伝送する縮退モードに切り替わり、
    前記各伝送路を通して受信した前記各パケットデータを前記付帯情報に基づいて並び替える、
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方式。
  3. 前記縮退モードに切り替わると、前記X線CT装置に備えられたX線検出器の両端部から出力される前記各投影データを破棄し、当該両端部を除く前記X線検出器の中央部から出力される前記各投影データを前記パケット化して前記データ伝送することを特徴とする請求項2記載のデータ伝送方式。
  4. 前記縮退モードに切り替わると、前記X線CT装置により取得される投影データをメモリに一時記憶し、当該メモリから前記投影データを読み出して前記パケット化して前記データ伝送することを特徴とする請求項2記載のデータ伝送方式。
  5. X線CT装置を含む医用画像機器内で複数チャンネルの各伝送路を通してデータを伝送するデータ伝送装置において、
    前記データをパケット化し、これらパケットデータにそれぞれ前記データ中の少なくとも配列位置を示す付帯情報を付帯し、前記各伝送路のうち少なくとも1つの伝送路で前記データ伝送が不能になると、残りの前記データ伝送可能な前記各伝送路をフレキシブルに選択して前記各パケットデータを伝送する第1のデータ伝送部と、
    前記各伝送路を通して伝送された前記各パケットデータを前記付帯情報に基づいて並び替える第2のデータ伝送部と、
    を具備することを特徴とするデータ伝送装置。
  6. 前記医用画像機器は、少なくとも前記X線CT装置のデータ収集ユニットと、前記X線CT装置に対して操作指示等を与えるためのコンソールとを有し、
    前記第1のデータ伝送部と前記第2のデータ伝送部とは、少なくとも一対で前記第1のデータ伝送部及び前記第2のデータ伝送部を含む前記データ収集ユニットと前記コンソールとの間の伝送区間に設けられる、
    ことを特徴とする請求項5記載のデータ伝送装置。
  7. 前記第1のデータ伝送部は、前記縮退モードに切り替わると、前記X線CT装置に備えられたX線検出器の両端部から出力される前記各投影データを破棄し、当該両端部を除く前記X線検出器の中央部から出力される前記各投影データを前記パケット化して前記データ伝送することを特徴とする請求項5記載のデータ伝送装置。
  8. 前記第1のデータ伝送部は、メモリを備え、前記縮退モードに切り替わると、前記X線CT装置により取得される投影データを前記メモリに一時記憶し、当該メモリから前記投影データを読み出して前記パケット化して前記データ伝送することを特徴とする請求項5記載のデータ伝送装置。
  9. 前記第1のデータ伝送部は、前記付帯情報として前記各パケットデータの各ヘッドにそれぞれ少なくともフレームデータ、スライスナンバーを有することを特徴とする請求項5記載のデータ伝送装置。
  10. 前記各伝送路は、光伝送又は有線を用いた伝送であることを特徴とする請求項5記載のデータ伝送装置。
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