JP2010011963A - 継手及びこれを備える内視鏡装置 - Google Patents

継手及びこれを備える内視鏡装置 Download PDF

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    • A61B1/0669Endoscope light sources at proximal end of an endoscope

Abstract

【課題】スコープと光源装置との接続不良を防止しつつ、既存のスコープにも対応可能な継手及びこれを備える内視鏡装置を提供することを目的とする。
【解決手段】円柱状のプラグ5と、プラグ5を挿入させて接続するソケット10とを備え、プラグ5に、その外周面から半径方向に出没する係合突起6が設けられ、ソケット10が、プラグ5の先端面7を突き当てる接続面12と、プラグ5の外径よりも若干大きな貫通穴を有する押止部材13と、押止部材13をプラグ5の挿入方向に沿って接続面12の方向に付勢するコイルスプリング14と、係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越えるまで押止部材13を接続面12に向う方向とは反対方向へ押し下げるように係止する係止部材15とを有し、係止部材15は、係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越えた後に、押止部材13の押し下げを解除する継手1を採用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラグとソケットとを接続する継手及びこれを備える内視鏡装置に関するものである。
例えば、内視鏡装置においてスコープと光源装置とを接続するにあたり、スコープの寸法公差等により、スコープと光源装置との接続部にガタつきが生じてしまい、光源からスコープ入射部の光路長が変化してしまうことによって、スコープ先端から照射される照明光の光量が不安定になるという問題があった。これに対して、従来、プラグ側とソケット側の両方にコイルばねを設けた継手により、スコープと光源装置とを接続する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−37984号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術によれば、全てのスコープにコイルばねを設けたプラグまたはソケットが必要となり、当該ソケットを備える光源装置に既存のスコープを接続することができないという不都合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、スコープと光源装置との接続不良を防止しつつ、既存のスコープにも対応可能な継手及びこれを備える内視鏡装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、円柱状のプラグと、該プラグを挿入させて接続するソケットとを備え、前記プラグに、その外周面から半径方向に出没する係合突起が設けられ、前記ソケットが、前記プラグの先端面を突き当てる接続面と、前記プラグの外径よりも若干大きな貫通穴を有する押止部材と、該押止部材を前記プラグの挿入方向に沿って前記接続面の方向に付勢する付勢部材と、前記係合突起が前記押止部材の貫通穴を乗り越えるまで、前記プラグを前記ソケットに挿入する動作に応じて、前記押止部材を前記接続面に向う方向とは反対方向へ押し下げるように係止する係止部材とを有し、前記係止部材は、前記係合突起が前記押止部材の貫通穴を乗り越えた後に、前記押止部材の押し下げを解除し、押し下げを解除された前記押止部材は、前記係合突起を介して前記プラグを前記接続面に向う方向に付勢する継手を採用する。
上記の継手によれば、プラグがソケットに挿入されると、プラグの外周面に設けられた係合突起がソケットに設けられた押止部材の貫通穴を乗り越えるまで、押止部材の接続面の方向への移動が係止部材により係止される。これにより、押止部材によりプラグの外周面に設けられた係合突起をプラグの半径方向内方に押し込んで、プラグをソケットに容易に挿入することができる。また、係合突起が押止部材の貫通穴を乗り越えた後に、係止部材による押止部材の係止状態が解除され、付勢部材により付勢された押止部材がプラグの挿入方向に沿って接続面の方向に移動させられる。押止部材の貫通穴を乗り越えた係合突起は、プラグの半径方向外方に突出して押止部材に係合し、押止部材により付勢される。このようにして係合突起に加えられた付勢力はプラグに伝達され、この付勢力によりプラグが接続面の方向に移動させられる。これにより、プラグの先端面がソケットの接続面に押し当てられる。
すなわち、上記の継手によれば、プラグとソケットとの接続を容易にするとともに、プラグの先端面をソケットの接続面に確実に押し当てることができる。この継手を、例えば、内視鏡装置のスコープと光源装置との接続部に適用することより、光源装置とスコープとを容易に且つ確実に接続することができると共に、光源からスコープ入射部までの光路長を規制することができるために、安定した照明光を観察部位に照射することが可能となる。
上記の継手において、前記係止部材は、前記プラグの挿入方向に交差する方向に移動可能に設けられると共に、前記プラグの挿入方向に交差する方向に沿う内方に向かって前記接続面に近接する方向に傾斜し、前記プラグの先端を接触させる傾斜面を有し、前記先端面のエッジ部は、前記プラグが前記ソケットに挿入されると自らの前記対向する傾斜面が押し広げられることで、前記係止部材を前記プラグの挿入方向に交差する方向に移動させ、前記対向する傾斜面が押し広げられることによって、前記押止部材は、前記付勢部材の付勢力よりも大きな力で前記接続面に向う方向とは反対方向に付勢されることとしてもよい。
このようにすることで、プラグをソケットに挿入することにより、プラグの先端を係止部材に設けられた傾斜面に接触させ、プラグの挿入方向に交差する方向に移動可能に設けられた係止部材を外方に移動させて、係止部材による押止部材の係止状態を解除することができる。
上記の継手において、前記係止部材を前記プラグの挿入方向に交差する方向内方に付勢する他の付勢手段を備えることとしてもよい。
このようにすることで、プラグをソケットから抜いた後に、他の付勢手段により係止部材をプラグの挿入方向に交差する方向内方に移動させ、押止部材の接続面の方向への移動を係止する位置に復帰させることができる。
上記の継手において、前記押止部材および前記係止部材は、前記係合突起が前記貫通穴を乗り越える前から、前記プラグの先端が前記係止部材の傾斜面に接触する位置に配置され、前記押止部材には、前記貫通穴の半径方向外方に向かって前記接続面に近接する方向に傾斜し、前記係止部材の傾斜面のエッジ部を接触させるテーパ内面が設けられていることとしてもよい。
このようにすることで、係合突起が貫通穴を乗り越える前において、プラグをソケットに挿入することにより、係止部材をプラグの挿入方向に交差する方向外方に移動させて、係止部材の傾斜面のエッジ部を押止部材のテーパ内面に接触させ、押止部材をプラグの挿入方向と逆方向に移動させることができる。これにより、プラグの挿入力を高めることができ、プラグをソケットに容易に挿入することができる。
本発明は、上記のいずれかに記載の継手と、照明光を射出する光源装置と、該光源装置と脱着可能に設けられ、前記光源装置からの照明光を観察領域に導光するスコープとを備え、前記プラグが前記スコープに設けられた導光部材であり、前記ソケットが前記光源装置に設けられ、前記接続面が前記光源装置からの照明光の射出面であり、前記プラグの先端面が前記導光部材の入射面である内視鏡装置を採用する。
上記の内視鏡装置によれば、スコープと光源装置とを容易に接続可能にするとともに、スコープに設けられた導光部材の入射面を光源装置からの照明光の射出面に確実に押し当てることができると共に、光源からスコープ入射部までの光路長を規制することができるために、安定した照明光を観察領域に照射することが可能となる。また、光源装置側にソケットを設けることにより、既存のスコープとの接続も可能となる。
本発明によれば、スコープと光源装置との接続不良を防止しつつ、既存のスコープにも対応できるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係る継手について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る継手1は、円柱状のプラグ5と、プラグ5を挿入させて接続するソケット10とを備えている。
プラグ5には、その外周面から半径方向に出没可能に設けられ、図示しないバネにより半径方向外方に付勢された係合突起6が周方向に間隔を空けて複数設けられている。
ソケット10は、プラグ5を挿入する挿入穴21が設けられたハウジング11と、プラグ5を貫通させる貫通穴を有し、該貫通穴の中心が挿入穴21の中心軸上に配置された押止部材13と、挿入穴21が設けられたハウジング11内面と押止部材13との間に配置されたコイルスプリング(付勢部材)14と、プラグ5の挿入方向に交差する方向に移動可能に設けられた係止部材15と、ハウジング11内周面と係止部材15との間に配置されたコイルスプリング(他の付勢手段)16とを備えている。
ハウジング11は、例えば円筒形状の箱体であり、内部に前述の押止部材13、コイルスプリング14、係止部材15、およびコイルスプリング16を収容している。また、挿入穴21が設けられたハウジング11内面と対向するハウジング11内面には、プラグ5の先端面7を突き当てる接続面12が設けられている。
押止部材13は、プラグ5の外径よりも若干大きく、且つ、突出した状態の係合突起6の先端に外接する円よりも若干小さな口径の貫通穴を有する円環状の部材である。係合突起6をプラグ5の半径方向内方に押し込むことにより、プラグ5が押止部材13の貫通穴を通過できるようになっている。また、係合突起6を半径方向外方に突出することにより、係合突起6と押止部材13とが係合するようになっている。また、押止部材13は、貫通穴の半径方向外方に向かって接続面12に近接する方向に傾斜し、係止部材15を接触させるテーパ内面22を有している。
係止部材15は、例えば棒状または板状の部材であり、係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越えるまで押止部材13を突き当てて、押止部材13が接続面12の方向へ移動することを係止するようになっている。また、係止部材15は、プラグ5の挿入方向に直交する方向に沿う内方、すなわち、ハウジング11の半径方向内方に向かって接続面12に近接する方向に傾斜し、プラグ5の先端を接触させる傾斜面23を有している。さらに、係止部材15は、コイルスプリング16によって半径方向内方に付勢されることで、係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越える前から、プラグ5の先端が係止部材15の傾斜面23に接触する位置に配置されている。
すなわち、係止部材15は、プラグ5をソケット10に挿入することで、プラグ5の先端により係止部材15に設けられた傾斜面23が押圧され、半径方向外方に移動させられるようになっている。そして、係止部材15は、半径方向外方に移動することで、係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越えた後に、押止部材13の外周よりも半径方向外方に移動させられて、プラグ5の挿入方向の動きを係止していた押止部材13を解放するようになっている。
コイルスプリング14は、押止部材13をプラグ5の挿入方向に沿って接続面12の方向に付勢するようになっている。
コイルスプリング16は、係止部材15を半径方向内方に付勢するようになっている。
上記構成を有する継手1において、プラグ5をソケット10に挿入する際の作用について、図2から図5を用いて以下に説明する。
図2から図4は、プラグ5をソケット10に挿入する途中の状態を示した図であって、図2は係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越える前の状態、図3は係合突起6が押止部材13の貫通穴を通過中の状態、図4は係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越えた後の状態を示している。図5は、プラグ5のソケット10への接続が完了した状態を示している。
まず、図2に示すように、プラグ5をソケット10に挿入すると、プラグ5の先端が係止部材15の傾斜面23に接触し、係止部材15がハウジング11の半径方向外方、すなわち、矢印31に示す方向に移動させられる。
次に、図3に示すように、プラグ5をソケット10に深く挿入すると、係止部材15が矢印31に示す方向にさらに移動させられるので、係止部材15が押止部材13のテーパ内面22上で滑り、押止部材13がプラグ5の挿入方向と逆方向、すなわち、矢印32に示す方向に移動させられる。これにより、プラグ5の挿入力を高め、押止部材13によりプラグ5の外周面に設けられた係合突起6をプラグ5の半径方向内方に押し込んで、プラグ5をソケット10に容易に挿入することが可能となる。
次に、図4に示すように、プラグ5をソケット10にさらに深く挿入すると、係止部材15が矢印31に示す方向にさらに移動させられるとともに、係合突起6が押止部材13の貫通穴を通過するまで移動させられる。この際、係止部材15を押止部材13と接触しない位置まで矢印31に示す方向に移動させることで、係止部材15による押止部材13の係止状態が解除される。また、プラグ5の外周面に設けられた係合突起6は、押止部材13の貫通穴を乗り越えることで、プラグ5の半径方向外方に突出して、押止部材13に係合する。
そして、図5に示すように、係止部材15による押止部材13の係止状態が解除されることで、コイルスプリング14により、押止部材13がプラグ5の挿入方向に沿って接続面12の方向、すなわち、矢印33に示す方向に移動させられる。
コイルスプリング14の付勢力は、押止部材13および係合突起6を介してプラグ5に伝達され、この付勢力によりプラグ5が接続面12の方向に移動させられる。これにより、プラグ5の先端面7がソケット10の接続面12に押し当てられる。
また、係止部材15は、コイルスプリング16によりプラグ5の半径方向内方、すなわち、矢印34に示す方向に付勢されている。係止部材15を複数設け、プラグ5の半径方向内方に均等にプラグ5を付勢することで、プラグ5の先端面7とソケット10の接続面12との位置合わせが行われる。
次に、上記構成を有する継手1において、プラグ5をソケット10から抜き出す際の作用について、図6から図8を用いて以下に説明する。
図6から図8は、プラグ5をソケット10から抜き出す途中の状態を示した図であって、図6は係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越える前の状態、図7は係合突起6が押止部材13の貫通穴を通過中の状態、図8は係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越えた後の状態を示している。
まず、図6に示すように、プラグ5をソケット10から抜き出すことで、係合突起6により、押止部材13をプラグ5の抜き出す方向、すなわち、矢印35に示す方向に移動させる。
次に、図7に示すように、プラグ5をソケット10からさらに抜き出すことで、押止部材13により、プラグ5の外周面に設けられた係合突起6をプラグ5の半径方向内方に押し込まれる。
次に、図8に示すように、プラグ5をソケット10からさらに抜き出して、押止部材13および係止部材15とプラグ5との接触を無くすことで、押止部材13および係止部材15を、それぞれコイルスプリング14およびコイルスプリング16の付勢力によって、矢印34および矢印35に示すように、プラグ5をソケット10に挿入する前の状態、すなわち、押止部材13が接続面12の方向へ移動することを係止する位置に復帰させることができる。
以上のように、本実施形態に係る継手1によれば、プラグ5とソケット10とを容易に脱着することができるとともに、プラグ5とソケット10とを接続した場合に、プラグ5の先端面7をソケット10の接続面12に確実に押し当てることができる。
〔適用例〕
以下に、本実施形態に係る継手1を内視鏡装置に適用した例について説明する。
図10は、本適用例に係る内視鏡装置2の概略構成図である。
図10に示すように、内視鏡装置2は、前述の継手1と、照明光を射出する光源装置3と、光源装置3と脱着可能に設けられ、光源装置3からの照明光を観察領域に導光するスコープ4とを備えている。
継手1のソケット10は光源装置3に設けられ、継手1のプラグ5はスコープ4に設けられた光ファイバ(導光部材)である。ソケット10の接続面12は光源装置3からの照明光の射出面であり、プラグ5の先端面7はスコープ4の入射面である。
図9に光源装置3の主要部についての模式図を示す。
図9および図10に示すように、光源装置3は、略円筒状に形成された放熱器41と、放熱器41内側の周方向に間隔をあけて複数配置され、放熱器41の半径方向内方に照明光を射出する光源42と、光源42から出射された照明光を導光する導光ロッド43と、導光ロッド43に導光された照明光を放熱器41の軸線方向に反射する反射部材44と、反射部材44により反射された照明光を導光する照明ロッド45と、導光ロッド43、反射部材44、および照明ロッド45を回転駆動するモータ46と、モータ46を固定するモータベース47とを備えている。
放熱器41は、光源42から発生した熱を外部に放熱するようになっている。
光源42は、例えばLED(半導体光源)であり、放熱器41の軸線に光軸を向けて円環状に複数配置されている。また、光源42は、順次パルス点灯をさせることにより瞬間的に高輝度の照明光を出射するようになっている。
モータ46は、光源42の点灯周期と回転周期とを同期させることにより、光源42から出射された照明光を導光ロッド43に入射させるようになっている。このようにすることで、各光源42がパルス点灯して射出した高輝度の照明光を、放熱器41の軸線方向に連続的に照射するようになっている。
上記構成を有する内視鏡装置2において、光源装置3とスコープ4とを接続する際の作用について、図10から図13を用いて以下に説明する。
図10から図13は、光源装置3とスコープ4とを接続する途中の状態を示した図であって、図10は係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越える前の状態、図11は係合突起6が押止部材13の貫通穴を通過中の状態、図12は係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越えた後の状態を示している。図13は、光源装置3とスコープ4との接続が完了した状態を示している。
まず、図10に示すように、スコープ4に設けられたプラグ5を光源装置3に設けられたソケット10に挿入することで、係止部材15を半径方向外方に移動させる。
次に、図11に示すように、プラグ5をソケット10に深く挿入することで、係止部材15により押止部材13の移動を係止させる。
次に、図12に示すように、プラグ5をソケット10にさらに深く挿入することで、係合突起6に対して押止部材13の貫通穴を通過させる。
そして、図13に示すように、係止部材15による押止部材13の係止状態が解除され、コイルスプリング14の付勢力が、押止部材13および係合突起6を介してプラグ5に伝達されて、プラグ5の先端面7がソケット10の接続面12に押し当てられる。
次に、上記構成を有する継手1において、光源装置3とスコープ4とを分離する際の作用について、図14から図16を用いて以下に説明する。
図14から図16は、光源装置3とスコープ4とを分離する途中の状態を示した図であって、図14は係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越える前の状態、図15は係合突起6が押止部材13の貫通穴を通過中の状態、図16は係合突起6が押止部材13の貫通穴を乗り越えた後の状態を示している。
まず、図14に示すように、スコープ4に設けられたプラグ5を光源装置3に設けられたソケット10から抜き出すことで、係合突起6により押止部材13をプラグ5の抜き出し方向に移動させる。
次に、図15に示すように、プラグ5をソケット10からさらに抜き出すことで、係合突起6が、押止部材13によりプラグ5の半径方向内方に押し込まれる。
次に、図16に示すように、プラグ5をソケット10からさらに抜き出すことで、押止部材13および係止部材15が、それぞれコイルスプリング14およびコイルスプリング16の付勢力により、プラグ5をソケット10に挿入する前の状態に戻される。
以上のように、本適用例に係る内視鏡装置2によれば、スコープ4と光源装置3とを容易に脱着可能にするとともに、スコープ4の入射面7を光源装置3からの照明光の射出面12に確実に押し当てることができ、安定した照明光を観察領域に照射することが可能となる。また、光源装置3側にソケット10を設けることにより、既存のスコープとの接続も可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、係止部材15は、プラグ5の挿入方向と交差する方向に移動可能に設けられていることとして説明したが、プラグ5の挿入方向と直交する方向に移動可能に設けることとしてもよいのはもちろんである。
また、押止部材13は、貫通穴を有する円環状の部材であるとして説明したが、これに代えて、板状または棒状の部材として係合突起6を円環状に形成することとしてもよい。
また、係止部材15は、棒状または板状の部材であるとして説明したが、これに代えて、円環状の部材としてもよい。
また、係止部材15は複数の部材で構成されているが、プラグ5がソケットに挿入されていない状態で、この複数の部材の傾斜面の先端部同士が接するようにすれば、係止部材15を光源装置3から外部に光を出さないためのシャッタとして機能させることができる。
また、押止部材13および係止部材15の付勢手段はコイルスプリング14およびコイルスプリング16であるとして説明したが、これに代えて、板ばね等の弾性体としてもよい。
本発明の一実施形態に係る継手の概略構成図である。 図1の継手のプラグをソケットに挿入する際の状態を説明する図である。 図1の継手のプラグをソケットに挿入する際の状態を説明する図である。 図1の継手のプラグをソケットに挿入する際の状態を説明する図である。 図1の継手のプラグをソケットに接続完了した状態を説明する図である。 図1の継手のプラグをソケットから抜き出す際の状態を説明する図である。 図1の継手のプラグをソケットから抜き出す際の状態を説明する図である。 図1の継手のプラグをソケットから抜き出す際の状態を説明する図である。 図10に示す光源装置の構成を説明する模式図である。 本発明の適用例に係る内視鏡装置の概略構成図である。 図10の内視鏡装置のプラグをソケットに挿入する際の状態を説明する図である。 図10の内視鏡装置のプラグをソケットに挿入する際の状態を説明する図である。 図10の内視鏡装置のプラグをソケットに接続完了した状態を説明する図である。 図10の内視鏡装置のプラグをソケットから抜き出す際の状態を説明する図である。 図10の内視鏡装置のプラグをソケットから抜き出す際の状態を説明する図である。 図10の内視鏡装置のプラグをソケットから抜き出す際の状態を説明する図である。
符号の説明
1 継手
2 内視鏡装置
3 光源装置
4 スコープ
5 プラグ
6 係合突起
7 先端面
10 ソケット
11 ハウジング
12 接続面
13 押止部材
14 コイルスプリング
15 係止部材
16 コイルスプリング
21 挿入穴
22 テーパ内面
23 傾斜面

Claims (5)

  1. 円柱状のプラグと、該プラグを挿入させて接続するソケットとを備え、
    前記プラグに、その外周面から半径方向に出没する係合突起が設けられ、
    前記ソケットが、
    前記プラグの先端面を突き当てる接続面と、
    前記プラグの外径よりも若干大きな貫通穴を有する押止部材と、
    該押止部材を前記プラグの挿入方向に沿って前記接続面の方向に付勢する付勢部材と、
    前記係合突起が前記押止部材の貫通穴を乗り越えるまで、前記プラグを前記ソケットに挿入する動作に応じて、前記押止部材を前記接続面に向う方向とは反対方向へ押し下げるように係止する係止部材とを有し、
    前記係止部材は、前記係合突起が前記押止部材の貫通穴を乗り越えた後に、前記押止部材の押し下げを解除し、押し下げを解除された前記押止部材は、前記係合突起を介して前記プラグを前記接続面に向う方向に付勢することを特徴とする継手。
  2. 前記係止部材は、前記プラグの挿入方向に交差する方向に移動可能に設けられると共に、前記プラグの挿入方向に交差する方向に沿う内方に向かって前記接続面に近接する方向に傾斜し、前記プラグの先端を接触させる傾斜面を有し、
    前記先端面のエッジ部は、前記プラグが前記ソケットに挿入されると自らの前記対向する傾斜面が押し広げられることで、前記係止部材を前記プラグの挿入方向に交差する方向に移動させ、
    前記対向する傾斜面が押し広げられることによって、前記押止部材は、前記付勢部材の付勢力よりも大きな力で前記接続面に向う方向とは反対方向に付勢されることを特徴とする請求項1に記載の継手。
  3. 前記係止部材を前記プラグの挿入方向に交差する方向内方に付勢する他の付勢手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の継手。
  4. 前記押止部材および前記係止部材は、前記係合突起が前記貫通穴を乗り越える前から、前記プラグの先端が前記係止部材の傾斜面に接触する位置に配置され、
    前記押止部材には、前記貫通穴の半径方向外方に向かって前記接続面に近接する方向に傾斜し、前記係止部材の傾斜面のエッジ部を接触させるテーパ内面が設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の継手。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の継手と、
    照明光を射出する光源装置と、
    該光源装置と脱着可能に設けられ、前記光源装置からの照明光を観察領域に導光するスコープとを備え、
    前記プラグが前記スコープに設けられた導光部材であり、前記ソケットが前記光源装置に設けられ、前記接続面が前記光源装置からの照明光の射出面であり、前記プラグの先端面が前記導光部材の入射面であることを特徴とする内視鏡装置。
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