JP2010011417A - 通信装置、その制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置、その制御方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010011417A
JP2010011417A JP2008171720A JP2008171720A JP2010011417A JP 2010011417 A JP2010011417 A JP 2010011417A JP 2008171720 A JP2008171720 A JP 2008171720A JP 2008171720 A JP2008171720 A JP 2008171720A JP 2010011417 A JP2010011417 A JP 2010011417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
data
time
external device
card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008171720A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010011417A5 (ja
JP5121601B2 (ja
Inventor
Michinori Nakajima
道紀 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008171720A priority Critical patent/JP5121601B2/ja
Publication of JP2010011417A publication Critical patent/JP2010011417A/ja
Publication of JP2010011417A5 publication Critical patent/JP2010011417A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5121601B2 publication Critical patent/JP5121601B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 近接無線通信において、近づける、離すという簡単な操作だけで、所望のデータを確実に取得する。
【解決手段】 近接無線通信により外部装置との通信を行っている時間が所定の時間よりも短い場合、送信するデータを設定する処理を実行し、通信を行っている時間が所定の時間よりも長い場合は、送信対象として設定されたデータを前記外部装置に送信することを特徴とする
【選択図】 図4

Description

本発明は、データ通信、特に近接無線通信によるデータの送受信を簡単な操作で行う技術に関するものである。
近年、誘導電界などを用いて数cm〜数十cmの通信可能範囲内で通信を行う近接無線通信を利用したシステムの開発が行われている。高速な転送速度を備え至近距離専用で他の無線システムへ影響を与えにくいという特徴をもち、機器間でケーブル接続を不要としたデータ通信に適している。
例えば、アンテナを内蔵したカードを通信目的機器に近接させた場合に、カード内の情報を通信目的機器に無線で送信する技術が知られている(特許文献1)。
また、現在ではカードだけではなく、携帯電話などの通信端末を他の機器に近接させた場合にデータ通信を行う技術も知られている。
特開平07−141537号公報
しかしながら、従来の近接無線通信における操作は通信相手に近づける、離すという単純な操作が主体であり、通信方法の選択などの細かい操作を行うことが難しい。
上記課題を解決するために、本発明に係る通信装置は、外部装置と所定の距離に近接することで、前記外部装置と接触することなく通信を確立し、記憶媒体に記憶されたデータを送信することが可能な近接無線通信手段と、前記記憶媒体に記憶されたデータのうち、前記近接無線通信手段により送信するデータを設定する設定手段とを有し、前記近接無線通信手段により前記外部装置との通信を行っている時間が所定の時間よりも短い短時間通信の場合、前記設定手段は前記設定を行い、前記近接無線通信手段により前記外部装置との通信を行っている時間が所定の時間よりも長い長時間通信の場合、前記近接無線通信手段は、前記設定手段により設定されたデータを前記外部装置に送信することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは機器に対して種々の処理を指示する際に、機器に対して複雑な操作を必要としないため、ユーザの操作性を向上させることが可能となる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信装置の内部構成の一例を示すブロック図である。通信装置として、例えば撮像手段を備えたデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどがあげられる。さらに、デジタルテレビや携帯電話、画像ビューアなどを用いることも可能である。
操作部101は、ユーザからの操作を受け付けるためのものである。操作部101は例えば各種のボタン、レバー、いわゆるホイールと呼ばれる回転部材、タッチセンサなどを用いることができる。
マイコン102は、各部から入力された信号またはプログラムに基づき、通信装置100全体を制御する。なお、制御は1つのハードウェアで実行してもよいし、複数のハードウェアが処理を分担しながら、1つの制御手段として機能するように構成してもよい。
メモリカード103は、データを記憶するための記憶媒体であり、本実施形態では静止画データや動画データを記憶することが可能である。
メモリカードI/F104は、メモリカード103と接続するためのコネクタを含み、メモリカード103と通信装置100との間でデータを送受信するためのインタフェースである。
なお、本実施形態ではメモリカード103はメモリカードI/F104を介して通信装置100に着脱が可能としたが、通信装置100がフラッシュメモリなどの記憶媒体を内蔵してもよい。
デコーダー105は、メモリカードI/F104を介して入力された画像データをデコードするためのものである。
画像処理部106はデコーダー105より入力される静止画データや動画データを、表示部107で表示できるような再生信号に変換する。この際、マイコン102からの指示によりOSD(on screen display)情報を再生信号に重畳する事もある。また、画像処理部106はデコーダー105より入力される静止画データや動画データを外部IF108に出力可能な出力信号に変換する。この際、マイコン102からの指示によりOSD情報を出力信号に重畳することも可能である。
表示部107は、画像処理部106より入力される再生信号に基づき、静止画データや動画データを表示するためのディスプレイである。表示部107の例としては、LCDなどが挙げられる。
外部I/F108は、画像処理部106より入力される出力信号を外部に出力する為のインタフェースである。外部IF108は例えば、コンポーネント端子、コンポジット端子、HDMI端子などが挙げられる。
通信部109は、外部装置と通信し、データの送受信を行うためのインタフェースである。本実施形態における通信部109は近接無線通信を行うためのアンテナを有する。
不揮発性メモリ110は、各種プログラムやパラメータを予め記憶しておくための記憶媒体である。また、各種の処理におけるパラメータを一時的に記憶する領域としても用いることができる。
次に、近接無線通信の概要について説明する。本実施形態では、通信装置100と、近接無線通信が可能な非接触型のICカードが近接した場合を例に説明する。ここで説明するICカードはデータを書き込むための記憶領域と、近接無線通信を行うための通信部、通信動作を制御するためのマイコンを内蔵しているものとする。
図2(a)は、通信装置100とICカード200が近接無線通信を行う際の概要を示す図である。109、201はそれぞれ通信装置100、ICカード200の通信部であり、外見上は視認することはできないため、点線で表わしている。また、ICカード200は、通信の状態を示すための表示部202を備えている。
図2(a)に示すように、ユーザは、通信装置100とICカード200とを近接させることにより、通信装置100に記憶された画像データをICカード200に送信したり、逆にICカード200に記憶された画像データを通信装置100に送信することができる。
図2(b)に示すように、近接無線通信は、機器同士が所定の通信可能範囲内に近接することで行われる通信である。通信可能範囲は、周波数帯にもよるが数cm〜数十cmという近距離で行われるのが通常である。通信装置100の通信部109とICカード200の通信部201が一定の距離に近付くと、誘導起電力が生じる。通信装置100及びICカード200は、この起電力を検知することにより、互いの通信を確立する処理を開始する。逆に、通信部同士が通信可能範囲よりも離れている場合、十分な起電力が生じないため、通信を行うことができない。なお、機器同士が通信可能範囲内にあれば、機器同士が接触していてもいなくても非接触で近接無線通信を行うことができる。
図3に示すフローチャートを用いて、本実施形態におけるデータ通信処理について説明する。なお、以下の説明では、通信装置100からICカード200に動画像データを送信する場合について説明する。本実施形態におけるデータ通信処理では、ICカード200のユーザが、簡単な操作で所望のデータを選択してICカード200に受信させることができる。
ユーザ操作により動画データの再生が指示されると、ステップS301において、マイコン102はメモリカード103に記憶された動画データを表示部107に表示する。このときマイコン102は、動画データを外部I/F108から外部機器に出力してもよい。
ステップS302において、マイコン102は他の機器、ここではICカード200と近接しているか否かを判断する。具体的には、通信部109が検知する誘導起電力が所定の値よりも大きいか否かで判断できる。近接していると判断した場合はICカード200と通信を確立し、処理をステップS303に進める。また、図示しないタイマを参照し、近接を検知した時間を不揮発性メモリ110に記憶する。近接していないと判断した場合は処理をステップS311に進める。
ステップS303において、マイコン102は現在表示部107で動画データを再生中かを判断する。再生中の場合はステップS304へ進む。再生中ではない場合はステップS318へ進む。
ステップS304において、マイコン102はICカード200に対してIDを要求する。IDとはICカード200に対してユニークに付けられている識別情報であり、機器の識別に使用される。IDは例えば、機器のシリアル番号を用いることができる。マイコン102は要求に応じてICカード200から送信されたIDを受信し、不揮発性メモリ110に記憶する。
ステップS305において、マイコン102は、所定の時間、例えば3秒間待機した後、ICカード200と継続して通信を確立しているか判断する。確立している、つまり所定時間近接され続けていると判断した場合は処理をステップS318に進める。確立していない、つまり所定時間が経過する前に通信が切断されたと判断した場合は処理をステップS318に進める。なお、ここでいう所定時間は予め不揮発性メモリ110が保持している。
ステップS306において、マイコン102は、現在再生されている動画データのフレームを編集点として認識し、編集テーブルの更新を開始する。もしICカード200のIDに対応する編集テーブルが作成されていなければ、新たな編集テーブルを作成する。 ここで編集テーブルについて説明する。編集テーブルとは、編集点と、動画データのタイムテーブル上での時間が記憶されたテーブルであり、不揮発性メモリ110が保持している。編集テーブルは通信装置100の通信相手のIDごとに作成される。編集点には抽出開始点と抽出終了点という2種類が存在する。この抽出開始点と抽出終了点の間の動画データが、ICカード200に送信する送信対象のデータとなる。
ステップS307において、マイコン102は、編集テーブルを参照し、ステップS306で認識した編集点が、現在再生中のチャプタ内における何個目の編集点であるかを判断する。奇数個目であると判断した場合は処理をステップS308に進める。偶数個目であると判断した場合は処理をステップS309に進める。
ステップS308において、マイコン102は、現在再生されているフレームを、ICカード200のIDに対応する編集テーブルに抽出開始点として記憶する。本実施形態ではフレーム単位で編集点を設定したが、フィールド単位で設定してもよい。また、抽出開始点と対応づけられる時間情報は、例えば、フレームのタイムコードやタイムスタンプが用いられる。
ステップS309において、マイコン102は、現在再生されているフレームを、ICカード200の編集テーブルに、抽出終了点として記憶する。記憶される情報は抽出終了点と同様である。
ステップS308、S309のような処理を行うのは以下の理由による。すなわち、上記のような処理とすれば、ユーザは奇数回目の近接で抽出開始点を設定し、偶数回目の近接で抽出終了点を設定することができる。つまり、ICカード200のユーザは、所望のシーンが再生されたところでICカード200を通信装置に1回近接させて離し、所望のシーンが終了した時点でもう1度近接させることで、所望のシーンを送信対象として設定することができる。つまり、ICカード200を近づける、離すという簡単な操作で、所望のシーンを選択することが可能となる。
なお、ここでは、現在再生されているフレームを編集点としたが、例えば、近接を検知したときに再生していたフレームを記憶しておき、そのフレームを編集点としてもよい。また、通信が確立した時点のフレームを編集点としてもよい。
また、ICカード200を通信部109に近づけてから通信が確立するまでのタイムラグを考慮して、通信確立が確立したときのフレームより、一定数前のフレームを編集点として指定してもよい。また、MPEGなどのフレーム間圧縮を考慮して、近傍のGOPの切れ目を編集点としてもよい。また、画像処理部106を使用して、シーンの切れ目などを認識して、そのフレームを編集点としてもよい。
なお、編集点は抽出開始点と抽出終了点が1つずつとは限らない。2回の近接で抽出開始点と抽出終了点が1つずつ設定された後、3回目、4回目の近接を行った場合は新たに抽出開始点と抽出終了点が設定される。その場合は、1つめと2つめの編集点に挟まれたシーンと、3つ目と4つ目の編集点に挟まれたシーンの2つのシーンが送信対象となる。
ステップS310において、マイコン102は、ステップS306で編集点として認識したフレームのサムネール画像を生成し、編集点のタイムコードと関連付けてICカード200に送信する。この際、編集点が抽出開始点か抽出終了点かを示す情報も関連付けて送信する。ここでは、ICカード200に対して、サムネール画像とタイムコードを出力しているが、抽出点の特徴を表すデータであれば他の情報を送信してもよい。
図4(a)、(b)に、ステップS310で送信されたサムネール画像及びタイムコードをICカード200が受信したときに、ICカード200の表示部202に表示される画面を示す。
図4(a)は、編集点が抽出開始点であった場合に表示される画面である。図4(a)のように、ICカード200は抽出開始点のサムネール401とタイムコード402を表示する。さらに、もう一度通信装置100とICカード200とを近接させることで、抽出終了点を設定できる旨のガイダンス403も表示する。このことにより、ユーザは次に行う操作を簡単に把握することが可能となる。
図4(b)は、編集点が抽出終了点であった場合に表示される画面である。図4(a)の表示に加えて、抽出開始点と同様に抽出終了点のサムネール411とタイムコード412が表示される。また、抽出される動画データの総時間413を表示も表示される。この総時間は、抽出終了点のタイムコードと抽出開始点のタイムコードの差に基づき算出される。
図4(a)、(b)に示す画面を確認することにより、ユーザは送信対象となる動画データの概要を容易に把握することが可能となる。なお、図4(a)、(b)に示す画面に示す画面はICカード200の表示部202に表示するものとして説明したが、通信装置100の表示部107に表示してもよい。
説明を図3に戻す。ステップS311において、マイコン102は、ステップS301または後述するステップS315で再生を開始したチャプタの再生を終えたかを判断する。終わったと判断した場合は処理をステップS312に進める。終わっていないと判断した場合は処理をステップS302に戻し、ICカード200の近接を確認する。
ステップS312において、マイコン102は、ICカード200の編集テーブルを参照し、ステップS310で再生を終了したと判断したチャプタに対して、編集点が何個設定されているかを判断する。偶数個の場合は処理をステップS314に進める。奇数個の場合は処理をステップS313に進める。
ステップS313の時点では、抽出開始点は設定されたものの、その後抽出終了点が設定されないままチャプタの再生が終了している。したがって、マイコン102は、再生していたチャプタの最終フレームを抽出終了点候補として不揮発性メモリ110に記憶する。この抽出終了点候補の取り扱いについては後述する。
ステップS314において、マイコン102は全ての動画データを再生し終えたかを判断する。再生し終えたと判断した場合は処理をステップS316に進める。再生し終えていないと判断した場合は処理をステップS315に進める。
ステップS316において、マイコン102は、ステップS310で再生を終了したと判断したチャプタに対して、編集点が何個設定されているかを判断する。偶数個の場合は処理をステップS302に進める。奇数個の場合は処理をステップS317に進める。
ステップS317の時点では、ステップS313において抽出終了点候補を記憶していることになる。したがって、マイコン102は、抽出終了点候補、つまり再生していたチャプタの最終フレームを抽出終了点として設定し、処理をステップS302に戻す。このように、必ずしもユーザ操作により抽出開始点と抽出終了点の両方を設定しなくても、通信装置100により自動的に抽出終了点が設定される。
ステップS315において、マイコン102はメモリカード103から次のチャプターの動画データを再生し、表示部107に表示する。
なお、前のチャプタの編集点が奇数個の場合、新たなチャプタにおいて最初に設定された編集点を抽出終了点とすることも可能である。つまり、前のチャプタの最後の編集点から、新たなチャプタの最初の編集点までを、チャプタを跨った1つのシーンとして送信対象とすることが可能である。
また、前のチャプタの最後の編集点から、ステップS313で設定した抽出終了点候補までを1つのシーンとして送信対象とし、新たなチャプタにおいて最初に設定された編集点を抽出開始点とすることも可能である。
さらに、通信装置100は上記の2つの設定方法のいずれを採用するかをユーザに選択させることも可能である。例えば、新たなチャプタにおいて最初の編集点が設定された時点で、図5に示すような画面をICカード200の表示部202または通信装置100の表示部107に表示させる。
図5において、501は新たなチャプタにおける最初の編集点のフレームであり、502は抽出終了点候補、つまり前のチャプタの最終フレームである。そして503は、そのどちらを抽出終了点にするかをユーザに選択させるための選択表示である。
ここで「チャプタの切れ目」が選択されると、マイコン102は抽出終了点候補を抽出終了点として設定する。「指定した位置」が選択されると、マイコン102は新たなチャプタにおける1回目の編集点を抽出終了点として設定する。そして、新たなチャプタにおいての編集点のカウントをゼロにする。つまり、次に2回目の近接が行われて編集点が設定された場合、ステップS305などでは1つめの編集点と判断され、その点は抽出開始点として設定されることになる。
ここでは、チャプタの切れ目毎に212、213の処理を行っているが、日付データの変化点、シーン情報の変化点、イベント情報などの変化点で行ってもよい。
ここまでが、動画データに対し編集点を設定し、送信対象を決定する処理である。次に、ステップS318以下の処理について説明する。ステップS318以下の処理は、設定された編集点に基づいて、ICカード200に動画データを送信する処理である。
ステップS318において、マイコン102は、ICカード200の編集テーブルを参照し、ステップS301、S315で再生していたチャプタに対し、編集点が何個設定されているかを判断する。偶数個の場合は処理をステップS320に進める。奇数個の場合は処理をステップS319に進める。
ステップS319において、マイコン102は、再生していたチャプタの最終フレームを抽出終了点として設定する。
ステップS320において、マイコン102は編集テーブルを参照し、メモリカード103から対応する動画データを読み出し、抽出開始点から抽出終了点までの動画データを抽出して新たな動画データを生成する。
そしてステップS321において、マイコン102は、新たに生成された動画データをICカード200へ送信する。
以上が、通信装置100からICカード200に動画データを送信する処理である。
ここで、ステップS305の処理の目的について詳しく説明する。ステップS305では、ICカード200が通信装置100に、例えば3秒といった所定の時間近接されているか否かを判断している。そして、所定の時間よりも短い近接、つまり短時間通信であれば編集点を設定し、長い近接、つまり長時間通信であれば編集点に基づき実際の動画像データを送信している。
つまり、ユーザはICカード200を通信装置100に近接する時間を変化させることで、通信装置100の動作を変化させることが可能である。編集点を設定したいときはICカード200を近づけてからすぐに離す動作を行い、実際に動画データを取得したい場合はICカードを通信装置に近づけ続ければよい。
このようにすることで、ユーザはICカード200を近づける、離すという簡単な動作のみで、編集点の設定と動画データの取得という2つの機能を使い分けることが可能となる。
次に、複数のICカードが通信装置に近接された場合について説明する。図6は、2つのICカードであるICカードA及びICカードBが通信装置100に近接し、通信装置100から各ICカードに動画データを送信する処理について説明する図である。
600は再生中の動画データの再生順序を時系列で表示したものである。左から順に第1チャプタ、第2チャプタ、第3チャプタと再生され、再生が終了する。
また、再生順序600の下側は、ICカードA及びICカードBの近接のタイミングを示す。ICカードAは、第1チャプターが再生中であるタイミング601、第3チャプターが再生中である602、そして再生終了後のタイミング603に近接している。タイミング601、602の近接は編集点を設定するための短時間の近接であるものとする。
ICカードBは、第2チャプターが再生中であるタイミング604、同じく第2チャプターが再生中である605、そして第3チャプターが再生中であるタイミング606に近接している。タイミング604、605の近接は編集点を設定するための短時間の近接であり、タイミング606の近接は動画データを送信するための長時間の近接であるものとする。
以下、具体的な動作について説明する。まず、第1チャプタ再生中に、ICカードAの近接が通信装置100に検出される(タイミング601)。マイコン102は、近接したICカードのIDを参照し、ICカードAの編集テーブルを読み出し、抽出開始点(00:01:00)を書き込む。
次に、第2チャプタ再生中に、ICカードBの近接が通信装置100に検出される(タイミング604)。マイコン102は、近接したICカードのIDを参照し、ICカードBの編集テーブルを読み出し、抽出開始点(00:02:00)を書き込む。
次に、第2チャプタ再生中に、ICカードBの近接が通信装置100に検出される(タイミング605)。マイコン102は、近接したICカードのIDを参照し、ICカードBの編集テーブルを読み出し、抽出終了点(00:02:30)を書き込む。
次に、第3チャプタ再生中に、ICカードAが、通信装置100に検出される(タイミング602)。マイコン102は、近接したICカードのIDを参照し、ICカードBの編集テーブルを読み出し、抽出終了点(00:03:30)を書き込む。
この時点でのICカードA、ICカードBの編集テーブルの状態をそれぞれ図7(a)、(b)に示す。
次に、第3チャプタ再生中に、ICカードBが、通信装置100に検出され、所定の時間以上通信が確立される(タイミング606)。するとマイコン102は、近接したICカードのIDを参照し、ICカードBの編集テーブルを読み出す。そしてメモリカード103から動画データを読み出し、編集テーブルに書き込まれている抽出開始点(00:02:00)から、抽出終了点(00:02:30)までの動画データを抽出し、新たな動画データを作成する。そして、作成した動画データをICカードBに送信する。
次に、再生終了後に、ICカードBが、通信装置100に検出される(タイミング603)。この近接は所定時間以上行われていないが、再生が終了しているため、通信装置100は近接している時間によらず動画データを送信する処理を開始する(ステップS303/No)。マイコン102は、近接したICカードのIDを参照し、ICカードAの編集テーブルを読み出す。そしてメモリカード103から動画データを読み出し、編集テーブルに書き込まれている抽出開始点(00:01:00)から、抽出終了点(00:03:30)までの動画データを抽出し、新たな動画データを作成する。そして、作成した動画データをICカードAに送信する。
以上述べたように、本実施形態における通信装置100は、編集テーブルをIDを用いて管理することとした。このことにより、複数のICカードが前後して通信装置100に近接された場合であっても、各ICカードのユーザが所望するシーンを確実に送信することが可能となる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、抽出開始点と抽出終了点を指定して、抽出開始点と抽出終了点の間の動画データを抽出することでICカードに動画データを送信した。それに対して本実施形態では、編集点を1つ設定するだけで所望のシーンを送信できるようにした。
なお、本実施形態は第1の実施形態と共通する部分が多い。したがって第1の実施形態と共通する部分は説明を省略し、第2の実施形態に特有の部分について主に説明する。
図8は、本実施形態に係る処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS601において、マイコン102は、表示部107にユーザに抽出モードの選択させるための画面を表示する。ユーザーは操作部101を操作して抽出モードを選択する。マイコン102は、ユーザの選択に基づき抽出モードを不揮発性メモリ110に記憶する。
ここで抽出モードとは、ユーザーが設定する抽出点に対して、どのような基準で動画データの抽出するかを選択するものである。抽出モードとしては、抽出点が設定されたチャプタ全体を抽出するモードや、抽出点が設定されたチャプタと同じ日付の動画データを抽出モードがある。また、編集点が設定されたフレームから前後数秒間を抽出するモードや、編集点が設定されたフレームから指定の動画サイズになるように前後のフレームを抽出するモードなどがある。
ここで、以下、編集点を設定する処理について説明する。本実施形態における処理と図3に示す第1の実施形態での処理との相違点は、抽出開始点と抽出終了点を区別していない点にある。すなわち、図3の処理においては編集点が何個目かに応じて抽出開始点と抽出終了点という2つの編集点を区別していたが、本実施形態では、両者の判定は行わず、すべての編集点が抽出点として取り扱われる。
上記の点を除いて、ステップS802〜S807までの処理は図3のステップS301〜S306までの処理と同様である。また、ステップS808〜ステップS810の処理はステップS308、S310、S311の処理と同様である。また、ステップS811、S812の処理はステップS314、S315の処理と同様であるから、説明は省略する。
次に、ステップS813以下の動画データを送信する処理について説明する。本実施形態における送信処理は、ステップS801で設定した抽出モードに基づき行われる。
ステップS813において、マイコン102は、ICカード200の編集テーブルを読み出す。そして、メモリカード103から動画データを読み出し、抽出点とステップS601で設定された抽出モードとに基づき、動画データを抽出し新たな動画データを生成する。
そしてステップS814において、マイコン102は、新たに生成された動画データをICカード200へ送信する。
以上に説明したように、本実施形態における通信装置100は、最初に抽出モードを設定しておくことにより、1つの抽出点に基づいて所望のシーンを抽出し送信することができる。このことによりユーザは、最初に抽出モードを設定しておけば、あとはICカード200を通信装置100に1回近接させるという簡単な操作だけで、所望のシーンをICカード200に受信させることが可能となる。
<他の実施形態>
上記の実施形態では、通信装置の通信相手としてICカードを例に説明したが、もちろんそれ以外の機器にも適用できる。例えば携帯電話や撮像装置、画像ビューアなどにも適用することが可能である。また、通信装置100の通信相手が通信装置100と同種の機器でもよい。例えば携帯電話同士の通信などにも、本発明を適用することが可能である。
また、上記の実施形態では動画データのうち所望のシーンのデータを取得する場合を例に説明したが、必ずしもこの場合に限定されない。例えば、通信装置100に記憶されている静止画データを順次表示しているときに、ICカード200のユーザが所望の静止画データを取得する場合にも用いることが可能である。
具体的には、所望の静止画データ表示されたタイミングでICカード200を通信装置100に所定の時間より短い時間だけ近接させると、通信装置100は表示中の静止画データにフラグを付加する。また、第1の実施形態の場合と同様、複数回の近接で抽出開始点と抽出終了点を設定し、通信装置100はその間に再生されたすべての静止画データにフラグを付加してもよい。このフラグは静止画データ自体に付加してもよいし、上述の編集テーブルなどで管理してもよい。そしてその後、所定の時間よりも長い時間近接を行うと、通信装置100はフラグが付加された静止画データをICカード200に送信する。
また、送信の対象となるデータも画像データに限らず、例えば楽曲データなどのコンテンツデータにも適用可能である。
このように、動画データの取得に限らず、本発明によれば、近接させる時間に応じて実行する処理を変更することができるため、ユーザは近接無線通信を実行させる場合において、近づける、離すという簡単な操作だけでデータの送受信を制御することができる。
また、上記の各実施形態は本発明を実施するための一例であり、それぞれを適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態に係る各装置の機能をプログラム化し、予めROMのような記録媒体に書き込んでおき、各装置がROMを装着してプログラムを読み取ることによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、ROMから読み出されて実行された状態が上述した実施の形態に係る機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録したROMも本発明を構成することになる。
なお、上述した実施の形態に係る各装置の機能を実現するプログラムは、記録媒体に記憶された形で提供されてもよい。記憶媒体は例えば半導体媒体(ROM、不揮発性メモリ等)、光媒体(DVD、MO、MD、CD等)、磁気媒体(磁気テープ、フレキシブルディスク等)を用いることができる。あるいは、ネットワーク等の通信網を介して記憶装置に格納された、上述したプログラムをサーバコンピュータから受信することで、プログラムの供給を受けるようにしてもよい。
第1の実施形態における通信装置のハードウェア構成を示す図である。 第1の実施形態における近接無線通信の概要を示す図である。 第1の実施形態におけるデータ通信処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態において表示される画面の一例を示す図である。 第1の実施形態において表示される画面の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるデータ通信処理の概要を示す図である。 第1の実施形態における編集テーブルを示す図である。 第2の実施形態におけるデータ通信処理を示すフローチャートである。

Claims (8)

  1. 通信装置であって、
    外部装置と所定の距離に近接することで、前記外部装置と接触することなく通信を確立し、記憶媒体に記憶されたデータを送信することが可能な近接無線通信手段と、
    前記記憶媒体に記憶されたデータのうち、前記近接無線通信手段により送信するデータを設定する設定手段とを有し、
    前記近接無線通信手段により前記外部装置との通信を行っている時間が所定の時間よりも短い短時間通信の場合、前記設定手段は前記設定を行い、前記近接無線通信手段により前記外部装置との通信を行っている時間が所定の時間よりも長い長時間通信の場合、前記近接無線通信手段は、前記設定手段により設定されたデータを前記外部装置に送信することを特徴とする通信装置。
  2. 前記記憶媒体に記憶されたデータを再生する再生手段をさらに有し、
    前記設定手段は、前記短時間通信が行われた場合、前記再生手段により再生中のデータに基づき、前記近接無線通信手段により送信するデータを設定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記設定手段は、1回目の短時間通信に応じて送信するデータの開始点を設定し、2回目の短時間通信に応じて送信するデータの終了点を設定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記1回目の短時間通信の後、2回目の短時間通信が行われることなく前記長時間通信が行われた場合、前記設定手段は自動的に送信するデータの終了点を設定することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記データは動画データであり、
    前記近接無線通信手段は、前記長時間通信が行われた場合、前記動画データのうち、前記送信するデータの開始点と終了点の間のシーンを前記外部装置に送信することを特徴とする請求項3または4に記載の通信装置。
  6. 前記送信するデータの開始点と前記送信するデータの終了点とを表示する表示手段とをさらに有する請求項3乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 外部装置と所定の距離に近接することで、前記外部装置と接触することなく通信を確立し、記憶媒体に記憶されたデータを送信することが可能な通信装置の制御方法であって、
    前記近接無線通信により前記外部装置との通信を行っている時間が所定の時間よりも短い場合、前記記憶媒体に記憶されたデータのうち、前記近接無線通信により送信するデータを設定する設定工程と、
    前記近接無線通信により前記外部装置との通信を行っている時間が所定の時間よりも長い場合、前前記設定工程により設定されたデータを前記外部装置に送信する送信工程とを有することを特徴とする制御方法。
  8. コンピュータに、
    外部装置と所定の距離に近接することで、前記外部装置と接触することなく通信を確立し、記憶媒体に記憶されたデータを送信することが可能な通信装置の制御方法であって、
    前記近接無線通信により前記外部装置との通信を行っている時間が所定の時間よりも短い場合、前記記憶媒体に記憶されたデータのうち、前記近接無線通信により送信するデータを設定する設定工程と、
    前記近接無線通信により前記外部装置との通信を行っている時間が所定の時間よりも長い場合、前前記設定工程により設定されたデータを前記外部装置に送信する送信工程とを有することを特徴とする制御方法を実行させることを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラム。
JP2008171720A 2008-06-30 2008-06-30 通信装置、その制御方法、プログラム Expired - Fee Related JP5121601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008171720A JP5121601B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 通信装置、その制御方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008171720A JP5121601B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 通信装置、その制御方法、プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010011417A true JP2010011417A (ja) 2010-01-14
JP2010011417A5 JP2010011417A5 (ja) 2011-08-11
JP5121601B2 JP5121601B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=41591286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008171720A Expired - Fee Related JP5121601B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 通信装置、その制御方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5121601B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142868A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Nec Casio Mobile Communications Ltd 通信システム、端末装置およびデータ利用制限方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006228129A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Canon Inc 非接触icカードシステム
JP2007052555A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Canon Inc 無線通信装置及び無線通信方法
JP2009200831A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Canon Inc 再生装置、再生方法、プログラム及び記録媒体
JP2009278267A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Sony Corp 通信装置、通信システム、通信方法及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006228129A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Canon Inc 非接触icカードシステム
JP2007052555A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Canon Inc 無線通信装置及び無線通信方法
JP2009200831A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Canon Inc 再生装置、再生方法、プログラム及び記録媒体
JP2009278267A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Sony Corp 通信装置、通信システム、通信方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142868A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Nec Casio Mobile Communications Ltd 通信システム、端末装置およびデータ利用制限方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5121601B2 (ja) 2013-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1806920A1 (en) Moving picture data edition device and moving picture data edition method
CN105983233B (zh) 游戏历程记录装置、游戏历程记录方法及游戏历程互动方法
US20100297939A1 (en) Communication device and control method thereof
CN105306859A (zh) 信息处理装置和信息处理方法
CN104104987A (zh) 视频播放中画面与声音同步方法及装置
US11017817B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, camera apparatus, remote control apparatus, and camera system
KR20200091188A (ko) 전자 장치 및 그의 컨텐트 제공 방법
US9088700B2 (en) Imaging device, and system for audio and image recording
JP5121601B2 (ja) 通信装置、その制御方法、プログラム
US9088760B2 (en) Control apparatus and method for controlling display apparatus
JP2017188735A (ja) データ構造、情報処理装置およびその制御方法
CN105447199A (zh) 音频信息获取方法及装置
KR102139331B1 (ko) 영상 콘텐츠 재생을 위한 장치, 서버 및 방법
JP5385596B2 (ja) 編集装置およびその制御方法、ならびに、撮像装置
JP4194588B2 (ja) 再生装置及び再生方法
JP2010157922A (ja) 通信装置および通信装置の制御方法
JP2013141065A (ja) 撮像装置、及び制御方法
JP5657223B2 (ja) 撮像装置、画像再生システム及び画像再生方法
KR102157397B1 (ko) 콘텐츠 재생 방법 및 그 장치
JP5086747B2 (ja) 記録装置及び記録方法、プログラム、記憶媒体
JP2008311933A (ja) 記録装置
JP6398694B2 (ja) 無線lan機能を備えた携帯機器及び記録システム
JP2013141064A (ja) 撮像装置、及び制御方法
US20100262262A1 (en) Contents Recording System, Contents Recording Control Method, and Recording Medium Having Contents Recording Control Program Recorded Thereon
JP2009200831A (ja) 再生装置、再生方法、プログラム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110624

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121023

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5121601

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees