JP2010010978A - 検索管理システム、検索管理サーバおよび検索管理方法 - Google Patents

検索管理システム、検索管理サーバおよび検索管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検索の対象となる端末の状態にかかわらず、各種の検索を可能とし、また電力消費も低減できる検索管理システム、検索管理サーバおよび検索管理方法を得る。
【解決手段】検索管理サーバは、検索対象及び内容を受け付けると(ステップS241)、検索対象となる端末が検索可能な状態(生存)であるかを判別し(ステップS246)、全部生存であれば(ステップS247:Y)、これら全端末を検索してその結果を、接続中の検索要求側に通知する(ステップS249)。これ以外の場合には、検索結果を後で通知することを報告し(ステップS250)、通信を終了する。そして、これらの端末に対して電源を強制的にオンにして検索を行って、得られた検索結果を検索要求側に対して再接続して通知する。
【選択図】図7

Description

本発明は、各種のデータの検索管理を行う検索管理システム、検索管理サーバおよび検索管理方法に係わり、特にハンズフリー機能を用いてデータの検索を行う場合に好適な検索管理システム、検索管理サーバおよび検索管理方法に関する。
料理中や乗り物の運転中のように手を用いた作業を行っている場合であっても、携帯電話機等の情報処理装置の操作を必要とする場合が多い。このために、たとえばある種の携帯電話機はハンズフリー機能を備えている。手が不自由な者の場合にも、ハンズフリー機能は大変便利な機能となる。
ここでハンズフリー機能とは情報処理装置自体を直接手で操作することなく、音声通話を行ったり、必要な情報を取得することができる機能のことをいう。携帯電話機等の情報処理装置自体がハンズフリー機能を備えていなくても、ハンズフリー装置をこれに接続することで、ハンズフリー機能を実現することができる場合もある。本明細書では、ハンズフリー機能が情報処理装置自体に備えられているか否かを特に問わず、ハンズフリー機能が実現できる装置をハンズフリー機能の備えられた携帯電話機あるいは情報処理装置として一括して説明することにする。
ところでハンズフリー機能の備えられた情報処理装置を扱った第1の関連技術では、通話のみをハンズフリーで行い、ダイヤル操作や、着信から通話への切り替えといったようなその他の操作は、装置に備えられたキーやボタンの操作を行うようになっている(たとえば特許文献1参照)。
この第1の関連技術では、音声で指示を与えるために使用されるヘッドユニットが通信インタフェースを介して外部デバイスと接続されるようになっている。外部デバイスとは、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、組み込み電話あるいは携帯用パーソナルコンピュータを指している。
ここでヘッドユニットは、ユーザからの名前を含む発声を認識し、これに基づいて電話を掛けることができる。たとえばユーザがハンズフリー装置としてのヘッドユニットに対して「田町に住んでいる佐藤さんに電話せよ」と発声したとする。すると、ヘッドユニットは音声認識を行うと共にユニット内部のリストを参照して要求先に電話を掛ける。この際に話者を確認する必要がある場合に、ヘッドユニットとペアを組んでいる特定の外部デバイス(たとえば携帯電話機)が使用されるようになっている。ユーザは、もちろん電話番号を発声して、ヘッドユニットがその電話番号に電話を掛けることも可能である。
ところが、この例の場合のように車内からある者に電話を掛けようとしたときに、ハンズフリー装置がその内蔵のリストに名前や電話番号を登録していない場合がある。このようなときには、その者に電話を掛けることができない。また、車内で電話をしているときに、電話先から他人の電話番号や住所を尋ねられる場合も多い。このような場合にも、ハンズフリー装置側に用意されていない情報については他人にこれを知らせることができない。
そこで、本発明に関連する第2の関連技術として、自装置でできない処理を他の装置に依頼して実現するようにする技術が開示されている(たとえば特許文献2参照)。特に最近では、セキュリティに配慮してシンクライアント端末の需要が増加している。ここで「シンクライアント端末」とは、ハードディスクのような大容量の記憶装置を搭載せずに、画面の出力表示とキーボードやマウス等の入力操作のみに特化した端末をいう。このような端末は、アプリケーションソフトウェアやファイルの処理あるいは管理をすべてサーバ側で実施する。したがって、端末が盗難にあっても、ハードディスクのような大容量の記憶装置が存在しないので、これを通じてコンピュータに格納された重要なデータが大規模に外部に流出するといった事故を防止することができる。
特開2007−011380号公報(第0060段落〜0077段落、図1) 特開2004−164288号公報(第0007段落、図1)
このような第2の関連技術をハンズフリー装置によって実現する場合を考える。ユーザが友人の移転先の住所を調べようとし、移転先を記した電子メールを受信したことを思い出したとする。このときユーザは車の運転中であったとする。ユーザは車載のハンズフリー装置を用いて、たとえば「佐藤さんからのメールを音声読み上げ」とメールの読み上げを指示する。
この例の場合、ハンズフリー装置は、指示されたメールがこの装置と車内で接続されたユーザの携帯電話機の中に存在するのか、あるいはユーザの自宅のパーソナルコンピュータの中に存在するのかを判別することができない。そこで、自宅のパーソナルコンピュータに受信した電子メールの場合であっても、ハンズフリー装置は、ハンズフリー装置と接続された携帯電話機の中のメールを音読してしまう可能性がある。この結果、ユーザはメールの音読先の間違いに気付くまで時間を無駄にしてしまう。
もちろん、ユーザが「自宅のパソコンで受信した佐藤さんからのメールを音声読み上げ」と具体的に指示すれば、ハンズフリー装置は自宅のパーソナルコンピュータに接続して、佐藤さんから受信した電子メールを音読することができる。しかしながら、その自宅のパーソナルコンピュータの電源がオフになっている状態では、内部に受信されている佐藤さんからの電子メールを読み出すことができない。また、電子メールの受信先のパーソナルコンピュータが自宅にあるか勤務先にあるか不明な場合には、検索対象を変更する操作が必要になる。
以上、受信した電子メールの検索を行う場合について説明した。以上の説明から了解されるように、各種のデータを自在に検索する要求が高まる中で、データの所在が必ずしも明らかでないような場合、これを探し出すのに時間と多大な労力が必要になる場合がある。このため、特にハンズフリー装置を使用しているような場合に、検索を途中であきらめてしまう場合があった。また、検索に成功する場合でも、検索時間が長時間化することで通信費が嵩む場合があるという問題があった。
そこで本発明の目的は、検索の対象となる端末の状態にかかわらず、各種の検索を可能とする検索システム、検索管理サーバおよび検索方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、各種の検索をより少ない電力消費で可能とする検索管理システム、検索管理サーバおよび検索管理方法を提供することにある。
本発明では、(イ)検索を行うデータの格納されている可能性のある情報処理装置を任意の数だけ検索の対象となる装置として受け付ける検索対象装置受付手段と、(ロ)この検索対象装置受付手段によって受け付けた各情報処理装置についてそれらの装置が検索を行える状態であるかを前記した受け付けから遅滞のない検索段階で判別する装置別検索可否判別手段と、(ハ)この装置別検索可否判別手段の判別結果を基にして検索を行える状態の情報処理装置が存在したとき該当する情報処理装置に対して前記した検索対象装置受付手段で受け付けた検索要求側とのデータ通信を継続した状態で検索を実行する通信継続状態検索実行手段と、(ニ)前記した段階で検索できない情報処理装置が存在したとき、これを前記した検索要求側に通知してこの検索要求側との通信を遮断する通信遮断手段と、(ホ)この通信遮断手段によって通信を遮断した後、前記した段階で検索できない情報処理装置に対する検索を試行する検索試行手段と、(へ)この検索試行手段の試行により検索結果が得られたとき前記した検索要求側に通信によりこの検索結果を通知する通信遮断後検索結果通知手段とを検索管理システムに具備させる。
また、本発明では、(イ)ネットワークに接続され、このネットワークを通じて検索を行うデータの格納されている可能性のある情報処理装置を任意の数だけ検索の対象となる装置として受け付ける検索対象装置受付手段と、(ロ)この検索対象装置受付手段によって受け付けた各情報処理装置についてそれらの装置が検索を行える状態であるかを前記したネットワークを通じて前記した受け付けから遅滞のない検索段階で判別する装置別検索可否判別手段と、(ハ)この装置別検索可否判別手段の判別結果を基にして検索を行える状態の情報処理装置が存在したとき該当する情報処理装置に対して前記した検索対象装置受付手段で受け付けた検索要求側とのデータ通信を継続した状態で検索を実行する通信継続状態検索実行手段と、(ニ)前記した段階で検索できない情報処理装置が存在したとき、これを前記した検索要求側に通知してこの検索要求側との通信を遮断する通信遮断手段と、(ホ)この通信遮断手段によって通信を遮断した後、前記した段階で検索できない情報処理装置に対する検索を試行する検索試行手段と、(へ)この検索試行手段の試行により検索結果が得られたとき前記した検索要求側に通信によりこの検索結果を通知する通信遮断後検索結果通知手段とを検索管理サーバに具備させる。
更に本発明では、(イ)検索を行うデータの格納されている可能性のある情報処理装置を任意の数だけ検索の対象となる装置として受け付ける検索対象装置受付ステップと、(ロ)この検索対象装置受付ステップで受け付けた各情報処理装置についてそれらの装置が検索を行える状態であるかを前記した受け付けから遅滞のない検索段階で判別する装置別検索可否判別ステップと、(ハ)この装置別検索可否判別ステップによる判別結果を基にして検索を行える状態の情報処理装置が存在したとき該当する情報処理装置に対して前記した検索対象装置受付ステップで受け付けた検索要求側とのデータ通信を継続した状態で検索を実行する通信継続状態検索実行ステップと、(ニ)前記した段階で検索できない情報処理装置が存在したとき、これを前記した検索要求側に通知してこの検索要求側との通信を遮断する通信遮断ステップと、(ホ)この通信遮断ステップによって通信を遮断した後、前記した段階で検索できない情報処理装置に対する検索を試行する検索試行ステップと、(へ)この検索試行ステップによる試行により検索結果が得られたとき前記した検索要求側に通信によりこの検索結果を通知する通信遮断後検索結果通知ステップとを検索管理方法に具備させる。
以上説明したように本発明によれば、検索を行うデータの格納されている可能性のある情報処理装置として指定された装置の一部が検索を直ちに行えない状況にある場合、これを除外した検索結果を取得することができる。したがって、この段階で得られた検索結果が満足のいくものであった場合には、それ以上の検索結果の通知を無視することができ、検索要求側で効率的な検索結果の利用が可能になる。また、検索を直ちに行えない状態の情報処理装置に対する検索は、検索の要求側との通信を一度絶って行うことにしているので、通信の無駄な継続による電力消費を抑えることができるだけでなく、通信に要する経費の低減も図ることができる。
次に本発明を一実施の形態と共に説明する。
図1は、本実施の形態における検索管理システムの要部を表わしたものである。この検索管理システム100は、ハンズフリー装置101を使用中のユーザ102が第1の携帯端末103を用いてデータの検索を行う場合に特に適したシステムである。本実施の形態でハンズフリー装置101は、第1の携帯端末103に接続されており、車両104の運転中のユーザ102が通話や各種のデータ処理を音声で行うために使用される。
第1の携帯端末103は、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)あるいは無線通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistants)や無線通信用のカードを装着した小型のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末から構成されている。本実施の形態でユーザ102の子供106が所持する第2の携帯端末107も、第1の携帯端末103と同様の情報処理端末から構成されている。第1および第2の携帯端末103、107は、それぞれの存在するエリアを管轄する基地局108、109を介して携帯通信網111に接続されている。携帯通信網111はインターネット112とも接続されており、両者の間でデータの送受信が可能である。
インターネット112には、この検索管理システム100で検索管理を行う検索管理サーバ113が接続されている。また、ユーザ102の自宅に配置された第1のパーソナルコンピュータ114と、ユーザ102の両親の家に配置された第2のパーソナルコンピュータ115も、インターネット112に常時接続されている。検索管理サーバ113には、会員データベース116が接続されている。会員データベース116は第1の携帯端末103のユーザ102等の各種の端末を所持する会員が検索を行う際の検索対象となる端末の種類やアクセス権限を規定したデータを格納している。
図2は、ハンズフリー装置の構成の概要を表わしたものである。図1と共に説明する。
ハンズフリー装置101は、CPU(Central Processing Unit)121と、このCPU121が実行する制御プログラムを格納したメモリ122を備えた主制御部123を有している。主制御部123は、第1の携帯端末103を介して検索管理サーバ113との間での通信を制御する通信制御部124と、ユーザ102の音声を認識する音声認識部125と、必要な音声を合成する音声合成部126と、ユーザ102との間での音声応答の管理を行う応答管理部127と、液晶ディスプレイ等の表示部128と、入出力インタフェース(I/F)部129および各種の操作入力を行うための操作パネル130と接続されている。
ここで、音声合成部126はユーザ102が第1の携帯端末103の画面を見なくても済むように、音声ナビゲーションを行うための音声の合成を行うようになっている。たとえば、登録されている電話帳の名前を読み上げたり、着信があった場合に、これが誰からの着信かを読み上げる。本実施の形態の場合には、検索結果の読み上げや、それに至るユーザ102への音声による指示も音声合成部126の合成する音声が使用される。
入出力インタフェース部129は、音声認識部125にユーザ102の音声を入力するマイクロフォン132と、音声合成部126の合成した音声をユーザ102に対して出力するスピーカ133と、第1の携帯端末103とデータの入出力を行う携帯用コネクタ134を備えている。携帯用コネクタ134の代わりにハンズフリー装置101と第1の携帯端末103が無線で接続されるようになっていてもよい。また、第1の携帯端末103自体がハンズフリー装置101の各機能を内蔵した一体型のものであってもよい。この場合であっても、マイクロフォン132とスピーカ133は、一般に市販されているヘッドセットのようにユーザ102がハンズフリーで使用できるものが使用されることが好ましい。
なお、主制御部123に接続された各部は独立したハードウェアで構成される必要はなく、これらの少なくとも一部は、CPU121が制御プログラムを実行することによって実現するソフトウェア的な機能部として構成されていてもよい。
図3は、検索管理サーバの構成の概要を表わしたものである。図1および図2と共に説明する。
検索管理サーバ113は、CPU141と、このCPU141が実行する制御プログラムを格納したメモリ142を備えた主制御部143を有している。主制御部143は、インターネット112を介してハンズフリー装置101を始めとする各種の端末と通信を行う通信制御部144と、ハンズフリー装置101との間で会員についての認証を行う認証部145と、会員データベース116を使用して検索を実行する検索部146と、音声データが送られてきた場合のその認識を行う音声認識部147と、合成音をディジタル信号として出力する音声合成部148と、検索結果の管理制御を行う検索結果管理部149と、指定された端末の電源のオン・オフを通信によって制御する端末電源管理部150を備えている。検索管理サーバ113の場合にも、主制御部143に接続された各部は独立したハードウェアで構成される必要はなく、これらの少なくとも一部は、CPU141が制御プログラムを実行することによって実現するソフトウェア的な機能部として構成されていてもよい。
図4は、会員データベースの一部の格納内容を表わしたものである。図1と共に説明する。ここでは、会員データベース116におけるユーザ102に関する部分を表わしている。
本実施の形態の検索管理システム100では、登録した会員ごとにその者がデータのアクセスを行い得る端末(情報処理装置)の種類と、アクセスできるデータの種類およびアクセス先を特定するアドレス情報を登録するようになっている。このアドレス情報は、電話番号やIP(Internet Protocol)アドレスのように相手側の装置を特定してアクセスするために必要な情報である。会員が会員以外の者の所持する携帯電話機やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置にアクセスすることを登録するためには、アクセスするデータの範囲に対してその者の許諾があることが必要であり、このための必要な書類をシステム管理者に予め提出して承認を得ることが必要である。もちろん、会員が勤務先の自分のパーソナルコンピュータにアクセスする場合であっても、アクセスするデータの範囲に対してその勤務先の責任者の承諾を得ることが必要となる。
図4に示した例では、ユーザ102が会員Aとして自己の第1の携帯端末103の電話番号であるアドレス(090×××)からアクセスできる情報処理装置(端末)を登録している。第1のパーソナルコンピュータ114は、会員の所有する端末A1としてそのアドレス(ADDA)が登録されている。アクセスの権限は「すべて」である。したがって、受信メールだけでなく、第1のパーソナルコンピュータ114内に存在するすべてのデータに対して第1の携帯端末103に接続したハンズフリー装置101からアクセスが可能である。
この会員以外の者の所有する情報処理装置であって、この会員がアクセスできる情報処理装置としての会員外アクセス可能端末の1つ目としては、ユーザ102の両親の家に配置された第2のパーソナルコンピュータ115が端末Pとしてそのアドレス(ADDP)が登録されている。アクセスの権限は「受信メールのみ」である。検索管理システム100では、更にユーザ102から受信したメールと特定の親戚から受信したメールのみといったように、アクセスできるデータの範囲を限定したものを受け付けることができる。
会員外アクセス可能端末の2つ目としては、ユーザ102の子供106が所持する第2の携帯端末107が端末Cとしてその電話番号(080×××)が登録されている。アクセスの権限は「受信メールのみ」である。この場合にも、特定した電子メールのアドレスから受信したデータに対してのみユーザ102がアクセスできるような設定が可能である。
有効認証データIDAとは、ユーザ102が以上の各端末にアクセスするときにパスワードと共に検索管理サーバ113に示すデータである。したがって、ユーザ102は第1の携帯端末103を使用して検索管理サーバ113に対してそれ以外の端末に対するデータの検索を行わせる場合には、パスワードと有効認証データIDAを示して認証を完了させる必要がある。もちろん、これら認証に関するデータはハンズフリー装置101内あるいは第1の携帯端末103に格納しておくことで、自動的に認証を完了させることができる。
ユーザ102は有効認証データIDAの他に同様の有効認証データを検索対象別に会員データベース116に登録することができる。たとえばアドレス帳に関するデータの検索を主として行う場合の各端末に対するアクセス情報をその有効認証データに割り当てることができる。
図5は、データの検索を行う際のハンズフリー装置による検索モードおよび検索場所の指定に関する処理の流れを示したものである。図1および図2と共に説明する。また、ユーザ102がハンズフリー装置101を使用してデータの検索を行う際には、その前提としてその携帯用コネクタ134が第1の携帯端末103に接続されているものとする。
ハンズフリー装置101の主制御部123は、マイクロフォン132を通じてユーザ102が音声による指示を行うのを待機している(ステップS201)。音声による指示があると(Y)、音声認識部125は周知の音声認識技術を使用して音声を認識して指示を解読する(ステップS202)。この結果、その指示が検索に関する内容であれば(ステップS203:Y)、たとえば「検索モードを指示されましたね。」というように検索モードへの移行であることを確認する音声を音声合成部126で合成してスピーカ133から出力する(ステップS204)。
ステップS202による音声の解読が行われたものの解読が不可能であった場合や、解読結果が他のモードの実行を指示する内容であった場合がある(ステップS203:N)。このような場合、何を指示したのかを音声で聞き返したり、他のモードを指示したことを確認してその該当するモードを実行することになる。これについては、本発明と直接関係しないので、これ以上の説明は省略する。
ステップS204で検索モードであることの確認を求めたのに対してユーザ102から音声による応答があったら(ステップS205:Y)、音声認識部125は音声を認識してその応答内容を解読する(ステップS206)。そして、これが「肯定」を示す内容であれば(ステップS207:Y)、検索は自端末すなわち第1の携帯端末103内のデータに対して行うのか、あるいは第1の携帯端末103以外の端末に対して行うのかの問い合わせの音声を音声合成部126で合成してスピーカ133から出力する(ステップS208)。
この問いに対してユーザ102から音声による応答があったら(ステップS209:Y)、音声認識部125は音声を認識してその応答内容を解読する(ステップS210)。そして、これが「肯定」を示す内容であれば(ステップS211:Y)、このハンズフリー装置101に直接接続された第1の携帯端末103内のデータに対して検索を実行する接続端末内検索処理を実行する(ステップS212)。これに対して応答内容の解読結果が「否定」を示す内容であれば(ステップS211:N、ステップS213:Y)、検索管理サーバ113を用いた検索処理が実行される(ステップS214)。
「肯定」とも「否定」とも採れない内容の応答があった場合には(ステップS213:N)、聞き返しを行う等の所定のエラー処理が実行される(ステップS215)。たとえば、ステップS208の問い合わせに対して、ユーザ102が「自宅PC」と答えて、これがユーザ102の自宅に配置された第1のパーソナルコンピュータ114を意味するものであることが判別できなかったような場合である。ユーザ102が単に「携帯電話」と答えた場合にも、これが自端末としての第1の携帯端末103であるのか自端末以外の第2の携帯端末107であるかの判別できずに、聞き返しを行う必要が生じる。このような場合には、ステップS215でエラー処理が実行される。もちろん、ユーザ102が「肯定」や「否定」を意味する用語を予め幾つか登録しておきこれらをキーフレーズとして常に使用するようにすれば、ハンズフリー装置101は、第1の携帯端末103内でのデータ検索かそれ以外の場所でのデータ検索かを明確に判別することができる。ステップS207で「肯定」以外の解読結果が得られた場合(N)は、ステップS215に進んでエラー処理が実行される。
このように本実施の形態では、電子メールのデータ等の所定のデータに対して検索が行われるとき、ハンズフリー装置101に接続された第1の携帯端末103を検索先とするか否かをユーザに指示させることにしている。これにより、第1の携帯端末103が不必要な端末を対象として検索を行う無駄を発生させない。
図6は、ステップS212で示した接続端末内での検索処理の様子を表わしたものである。図1および図2と共に説明する。
第1の携帯端末103内のデータに対する検索モードに移行すると、主制御部123はユーザ102による検索内容を示す音声の受信を待機する(ステップS221)。たとえば「佐藤君からの電子メールの読み上げ。」というような指示が音声で受信されたとする(Y)。音声認識部125は前記したように音声認識技術を使用して音声を解読する(ステップS222)。そして、「佐藤様からの電子メールの読み上げでいいですね。」というように検索しようとする内容を確認するための音声を音声合成部126で合成してスピーカ133から出力する(ステップS223)。
この問いに対してユーザ102から音声による応答があったら(ステップS224:Y)、音声認識部125は音声を認識してその応答内容を解読する(ステップS225)。そして、これが「肯定」を示す内容であれば(ステップS226:Y)、主制御部123は確認した検索内容を示すデータを入出力インタフェース部129から携帯用コネクタ134を介して第1の携帯端末103に送って、受信した電子メールの中の該当するものの検索を指示する(ステップS227)。これを基にして、第1の携帯端末103は「佐藤」という苗字の者から受信した電子メールの検索を実行することになる。
ハンズフリー装置101の主制御部123はこの状態で第1の携帯端末103から検索結果が受信されるのを待機し(ステップS228)、検索結果が受信されたら(Y)、その内容を音声合成部126で合成してスピーカ133から出力する(ステップS229)。該当する電子メールが複数存在するような場合、ハンズフリー装置101は「該当するメールは全部で5件ありました。順に読み上げます。途中で「次」と言えば次のメールに飛びます。……。」というような前置きの音声を出力してもよい。これにより、ユーザ102は該当する電子メールに迅速にアクセスすることができ、また、予め定めた単語を選択して発声することで、必要な箇所をリピートさせる等の処理を行うことが可能である。
なお、ステップS226の処理で「肯定」を示す内容以外の内容が判別された場合には(N)、すでに説明した場合と同様に聞き返す等の所定のエラー処理が実行されることになる(ステップS230)。たとえば、ユーザ102が「佐藤」と発声したにも関わらず、ハンズフリー装置101側の音声認識部125がこれを「斎藤」と誤って認識した場合には、ステップS223で「斎藤様からの電子メールの読み上げでいいですね。」という確認が行われる。そこで、ユーザ102は「違います。」とか「ノー」あるいは「佐藤だよ」というような「肯定」を意味する以外の単語あるいは文章を発声することになる。ステップS230のエラー処理では、ステップS221に戻って検索の対象となる苗字を再度発声させたり、ハンズフリー装置101側で「斎藤」の次の候補として音声認識された結果を提示する等のエラー対応策が実行されることになる。
これは、図5のステップS204の確認音声の出力に対してステップS207で「肯定」を意味する以外の単語あるいは文章が応答として返ってきた場合のエラー処理(ステップS215)についても同様である。音声認識部125に備えられた図示しない辞書との音声の照合と、以上説明した確認処理によって、本実施の形態では間違ったモードの選択や、間違った検索内容の判別といったミスを防止している。後に説明する確認音声の出力と、これに対するエラー処理も同様の技術思想に基づいている。
図7は、図5のステップS214で示した検索管理サーバを用いた検索処理の様子を表わしたものである。図1〜図4と共に説明する。なお、ハンズフリー装置101と検索管理サーバ113の接続に際しては、ハンズフリー装置101の使用に際してユーザ102が車両104の運転前に認証に必要な入力処理を完了しておいて検索管理サーバ113との接続が必要になったときに認証を自動的に行うようにしてもよいし、声紋を用いてハンズフリーで認証手続きを行うようにしてもよい。ハンズフリー装置101と検索管理サーバ113の接続が行われると、この場合も図6のステップS221の処理と同様に検索管理サーバ113側の主制御部143はユーザ102による検索内容を示す音声の受信を待機する(ステップS241)。
一般に検索管理サーバ113の方がハンズフリー装置101あるいはこれと一体に構成した場合の第1の携帯端末103よりも、コンピュータとしての処理能力が高い。また、検索管理サーバ113の場合は仮に言語処理能力等の能力あるいは機能として特別のものを持っていなくても、インターネット112に接続された図示しない他のコンピュータと協働することで、その能力あるいは機能を向上させることができる。したがって、本実施の形態ではハンズフリー装置101がインターネット112を介して検索管理サーバ113と接続された場合、ユーザ102の発声はハンズフリー装置101側の音声認識部125や応答管理部127が関与せず、通常の通話音としてディジタル化されて検索管理サーバ113に送られるようになっている。そして、応答管理機能を備えた音声認識部147がユーザ102と対話して音声の認識処理を行う。
ユーザ102から検索内容を示す音声の受信があると(ステップS241:Y)、検索管理サーバ113は音声認識技術を使用してその音声を解読する(ステップS242)。そして、「佐藤様からの電子メールの読み上げで、検索対象は自宅のパソコンとお子様の花子様の携帯でいいですね。」というように検索しようとする内容および対象を確認するための音声を音声合成部148で合成してディジタル化された音声を出力する(ステップS243)。この音声は第1の携帯端末103でアナログの音声として再生されてスピーカ133から出力される。あるいはディジタル化された音声がハンズフリー装置101まで送られて、ここでアナログの音声として再生されてスピーカ133から出力されてもよい。
この後、検索管理サーバ113はユーザ102の応答を待機して(ステップS244)、「肯定」を示す応答が返ってくれば(ステップS244:Y、ステップS245:Y)、検索対象の端末の生存をチェックする(ステップS246)。ここで検索対象の「端末」とは、前記した例の場合にはユーザ102の自宅のパソコン(パーソナルコンピュータ)である第1のパーソナルコンピュータ114と、子供106である「花子」が所持する第2の携帯端末107となる。また、これら端末の「生存」とは、本明細書で「現時点にデータの検索ができる状態」をいう。該当する端末の電源がオフとなっていたり、オンの状態でも通信できないエリアに存在したり、その他の原因で検索が行えない場合には「生存」していないとされる。
検索管理サーバ113は検索の対象となる端末が全部生存していると判別した場合には(ステップS247:Y)、これら全部の端末に対して直ちに該当するデータ検索を行う(ステップS248)。この例の場合には、第1のパーソナルコンピュータ114と第2の携帯端末107に対して「佐藤」という苗字の者からの電子メールの受信内容を検索する。そして、検索内容をデータとして取得してメモリ142の所定の領域に一時記憶し、これを音声合成部148で音声として合成して出力する(ステップS249)。この音声がハンズフリー装置101側で出力されることになる。
もちろん、検索管理システム100によっては検索したデータを第1の携帯端末103あるいはハンズフリー装置101側に一度に送信してしまい、その後は第1の携帯端末103あるいはハンズフリー装置101がユーザ102に対する検索結果の読み上げの処理を行ってもよい。この場合には、検索管理サーバ113が第1の携帯端末103との通信状態にある時間を節約することができる。
一方、この例で第1のパーソナルコンピュータ114と第2の携帯端末107のいずれか、あるいは双方が「生存」していない場合(ステップS247:N)、検索管理サーバ113は検索結果をユーザ102に直ちに通知することができない。そこで、結果を後で通知することを音声でハンズフリー装置101側に報告して(ステップS250)、処理を終了する(エンド)。ステップS245で「肯定」を示す応答が返ってこなかった場合には(N)、前記したと同様のエラー処理が行われる(ステップS251)。
なお、一部の端末が「生存」している場合には、ステップS250の処理の代わりに、ユーザ102に「生存」している端末だけ通知してもいいかを問い合わせる処理を行ってもよい。この場合で、ユーザ102がこれに対して「肯定」を示す応答をすれば、その端末だけ該当するデータ検索を行って、その結果をユーザ102に通知すればよい。この例の場合、残りの端末に対する検索処理は、後で自動的に通知するようにしてもよいし、ユーザ102から改めて要求があったときのみ、その端末についての検索結果を通知するようにしてもよい。現時点で「生存」していない端末に対する検索管理サーバ113による検索処理を本明細書では強制検索通知処理と呼ぶことにする。
図8は、検索管理サーバによる強制検索通知処理の様子を表わしたものである。図1および図3と共に説明する。
まず、検索管理サーバ113の主制御部143は、図7のステップS246による検索の対象となる端末との通信の試行結果から生存端末が存在するかどうかを判別する(ステップS261)。その結果、少なくとも1つが「生存」している場合には(Y)、その生存端末に対してデータの検索処理を実行する(ステップS262)。検索結果として得られたデータは、メモリ142の所定の領域に一時記憶する。
次に主制御部143は、現在、「生存」していないとされた端末を特別の通信手順によって電源オンとする処理を行って、その端末が検索管理サーバ113とデータ通信を行える状態になったら、これに対してデータの検索処理を実行する(ステップS263)。図4に示した会員データベース116に登録された端末は、電源オフ時に周知の通信手順で電源をオンにされることを予め了解しており、その端末が電波の届かないエリアに存在したり、障害等で動作不能になっている場合を除いて、これにより電源が一時的にオンされることになる。データの検索処理が実行された端末は、主制御部143がその電源を所定の通信手順によって再びオフに戻す処理を実行する(ステップS264)。これにより、たとえば省電力のためにオフにされている端末の電源が再びオフになり、省電力の要求とデータ検索の要求を折り合わせることができる。
一度電源をオンにした端末の電源をオフにする処理も周知の手法で可能である。会員データベース116に登録された端末には、必要な場合、特別の通信手順によって電源のオン・オフ制御を可能にするためのアプリケーションプログラムが予めインストールされていたり、オン・オフ制御を可能にするハードウェアの取り付けが行われている。
ステップS263およびステップS264によりデータの検索処理と原状復帰の処理が行われたら、主制御部143は強制検索の対象となった全端末についての検索が終了したかをチェックする(ステップS265)。そして、全端末についての検索が終了していない場合(ステップS265:N)、所定の制限時間が経過する前であれば(ステップS266:N)、新たな時点で再びその検索が終了していない端末の電源がオフであるかをチェックして(ステップS267)、オフであれば(Y)、ステップS263に戻って再度、電源オン処理が実行される。
この新たな時点でその端末の電源がオンに変更されていた場合には(ステップS267:N)、これに対するデータの検索処理が実行される(ステップS268)。そしてステップS265に処理が進むことになる。
ステップS265ですべての端末に対するデータの検索処理が終了したと判別された場合(Y)、あるいは検索のための待ち時間が切れた場合(ステップS265:N、ステップS266:Y)、主制御部143は今までの検索結果を前記したメモリ142から読み出して、ハンズフリー装置101に通知することになる(ステップS269)。
このように本実施の形態では図8に示した強制検索通知処理が図7のステップS249とは別の処理として用意されている。したがって、ハンズフリー装置101は検索管理サーバ113が処理に長時間を必要としたり、場合によっては処理が結果的に不可能な事態が発生する場合でも、とりあえず得られる検索結果があればこれを迅速に得ることができる。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、検索管理サーバ113が強制検索通知処理を行うので、ハンズフリー装置101あるいは第1の携帯端末103はそのような処理から解放される。このため処理完了までの通信時間に伴う通信経費を節約することができるだけでなく、検索管理サーバ113の処理能力との関係で、検索の対象となる端末の電源のオン・オフ処理を実現しやすいという効果がある。
なお、本発明の実施の形態ではユーザ102が車両104の運転中にハンズフリー装置101を使用する場合について説明したが、台所で家事を行っていたり、その他の手作業を行っているような場合にも、同様にデータの検索をハンズフリーで実行することができる。また、検索対象は電子メール等のテキスト情報に限られるものではなく、絵文字、写真あるいは映像データ等の情報処理装置が扱うあらゆるデータに対しても適用可能であることはもちろんである。たとえば写真であれば、撮影日時等の撮影データや、ユーザ102の付した「富士山」等のキーワードを用いた検索が可能である。また、顔認識技術を使用して写真に登場する人数から、目的とする写真データが指定した端末に存在するかといった検索も可能になる。
また、本発明の実施の形態では、電源がオンとなっていない端末については、検索に必要な時点でその電源を投入する処理を行い、検索が終了した時点で電源をオフにすることで、電力消費の節減を図ったが、これ以外の消費電力の低減も図ることができる。たとえばハンズフリー装置101や検索管理サーバ113内の音声認識部125、147や、音声合成部126、148を例にあげると、これらを必要としない処理の時間帯ではこれらに対する電力の供給を遮断したり、これらのデータ処理量に応じて処理速度を可変とすることで、電力消費の節減を図ることができる。
更に本発明の実施の形態では、ハンズフリー装置101あるいはこれと一体化された情報処理装置(端末)がインターネット112を介して検索管理サーバ113と接続される場合を説明したが、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の他の通信ネットワークを介して接続されるものであってもよい。他の端末との接続関係についても、実施の形態に限定されるものでないことは当然である。
更にまた、本発明の実施の形態では、ハンズフリー装置101と第1の携帯端末103および検索管理サーバ113を用いた音声による検索処理を説明したが、本発明は必ずしも音声を使用して検索を行う場合に限定されるものではない。たとえばキーボードを使用して検索対象の情報処理装置や検索内容を特定して検索を行う場合にも本発明が適用できることは当然である。
また、本発明の実施の形態では、検索管理サーバ113が後に検索した結果を第1の携帯端末103に対する回線を再接続して通知することにしたが、電子メールでその内容を通知するようにしてもよい。この場合、ハンズフリー装置101は受信した電子メールを音声によって読み上げるようにすることができる。
本発明の一実施の形態における検索管理システムの要部を表わしたシステム構成図である。 本実施の形態におけるハンズフリー装置の構成の概要を表わしたブロック図である。 本実施の形態における検索管理サーバの構成の概要を表わしたブロック図である。 本実施の形態における会員データベースの一部の格納内容を表わした説明図である。 本実施の形態におけるハンズフリー装置による検索モードおよび検索場所の指定に関する処理を示す流れ図である。 図5のステップS212で示した接続端末内での検索処理の様子を表わした流れ図である。 図5のステップS214で示した検索管理サーバを用いた検索処理の様子を表わした流れ図である。 本実施の形態における検索管理サーバによる強制検索通知処理の様子を表わした流れ図である。
符号の説明
100 検索管理システム
101 ハンズフリー装置
102 ユーザ
103 第1の携帯端末
104 車両
107 第2の携帯端末
111 携帯通信網
112 インターネット
113 検索管理サーバ
114 第1のパーソナルコンピュータ
115 第2のパーソナルコンピュータ
116 会員データベース
121、141 CPU
122、142 メモリ
123、143 主制御部
125、147 音声認識部
126、148 音声合成部
132 マイクロフォン
133 スピーカ
134 携帯用コネクタ
145 認証部
150 端末電源管理部

Claims (7)

  1. 検索を行うデータの格納されている可能性のある情報処理装置を任意の数だけ検索の対象となる装置として受け付ける検索対象装置受付手段と、
    この検索対象装置受付手段によって受け付けた各情報処理装置についてそれらの装置が検索を行える状態であるかを前記受け付けから遅滞のない検索段階で判別する装置別検索可否判別手段と、
    この装置別検索可否判別手段の判別結果を基にして検索を行える状態の情報処理装置が存在したとき該当する情報処理装置に対して前記検索対象装置受付手段で受け付けた検索要求側とのデータ通信を継続した状態で検索を実行する通信継続状態検索実行手段と、
    前記段階で検索できない情報処理装置が存在したとき、これを前記検索要求側に通知してこの検索要求側との通信を遮断する通信遮断手段と、
    この通信遮断手段によって通信を遮断した後、前記段階で検索できない情報処理装置に対する検索を試行する検索試行手段と、
    この検索試行手段の試行により検索結果が得られたとき前記検索要求側に通信によりこの検索結果を通知する通信遮断後検索結果通知手段
    とを具備することを特徴とする検索管理システム。
  2. 前記検索試行手段は、電源が遮断状態となっている情報処理装置の電源をこの装置に対する予め定めた通信手順によって投入する電源投入手段と、この電源投入手段により電源が投入された情報処理装置に対して検索を実行する強制検索手段を具備することを特徴とする請求項1記載の検索管理システム。
  3. 前記検索試行手段は、前記強制検索手段が検索を完了した時点で該当する情報処理装置の電源をこの装置に対する予め定めた通信手順によって遮断する電源遮断手段を具備することを特徴とする請求項2記載の検索管理システム。
  4. 前記検索対象装置受付手段は、音声認識手段を備え、音声認識により検索の対象となる装置を受け付けることを特徴とする請求項1記載の検索管理システム。
  5. 前記通信遮断後検索結果通知手段は、電子メールによって検索結果を前記検索要求側に通知することを特徴とする請求項1記載の検索管理システム。
  6. ネットワークに接続され、このネットワークを通じて検索を行うデータの格納されている可能性のある情報処理装置を任意の数だけ検索の対象となる装置として受け付ける検索対象装置受付手段と、
    この検索対象装置受付手段によって受け付けた各情報処理装置についてそれらの装置が検索を行える状態であるかを前記ネットワークを通じて前記受け付けから遅滞のない検索段階で判別する装置別検索可否判別手段と、
    この装置別検索可否判別手段の判別結果を基にして検索を行える状態の情報処理装置が存在したとき該当する情報処理装置に対して前記検索対象装置受付手段で受け付けた検索要求側とのデータ通信を継続した状態で検索を実行する通信継続状態検索実行手段と、
    前記段階で検索できない情報処理装置が存在したとき、これを前記検索要求側に通知してこの検索要求側との通信を遮断する通信遮断手段と、
    この通信遮断手段によって通信を遮断した後、前記段階で検索できない情報処理装置に対する検索を試行する検索試行手段と、
    この検索試行手段の試行により検索結果が得られたとき前記検索要求側に通信によりこの検索結果を通知する通信遮断後検索結果通知手段
    とを具備することを特徴とする検索管理サーバ。
  7. 検索を行うデータの格納されている可能性のある情報処理装置を任意の数だけ検索の対象となる装置として受け付ける検索対象装置受付ステップと、
    この検索対象装置受付ステップで受け付けた各情報処理装置についてそれらの装置が検索を行える状態であるかを前記受け付けから遅滞のない検索段階で判別する装置別検索可否判別ステップと、
    この装置別検索可否判別ステップによる判別結果を基にして検索を行える状態の情報処理装置が存在したとき該当する情報処理装置に対して前記検索対象装置受付ステップで受け付けた検索要求側とのデータ通信を継続した状態で検索を実行する通信継続状態検索実行ステップと、
    前記段階で検索できない情報処理装置が存在したとき、これを前記検索要求側に通知してこの検索要求側との通信を遮断する通信遮断ステップと、
    この通信遮断ステップによって通信を遮断した後、前記段階で検索できない情報処理装置に対する検索を試行する検索試行ステップと、
    この検索試行ステップによる試行により検索結果が得られたとき前記検索要求側に通信によりこの検索結果を通知する通信遮断後検索結果通知ステップ
    とを具備することを特徴とする検索管理方法。
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