JP2010010489A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐湿性(信頼性)及び高周波特性を両立することができる半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】半絶縁性のSiC基板1上に化合物半導体領域2が形成されている。化合物半導体領域2上に、ゲート電極6、ソース電極4及びドレイン電極5が形成されている。シリコン窒化膜10上に、ソース電極4及びドレイン電極5から離れた位置においてゲート電極6を覆う低誘電率膜11が形成されている。低誘電率膜11の上面及び側面を覆うシリコン窒化膜12がシリコン窒化膜10上に形成されている。シリコン窒化膜12上に低誘電率膜13が形成されている。低誘電率膜13の比誘電率は低誘電率膜11のそれよりも高い。また、低誘電率膜13の耐湿性は低誘電率膜11のそれより高い。
【選択図】図1

Description

本発明は、化合物半導体を用いた高電子移動度トランジスタ(HEMT:high electron mobility transistor))等を備えた半導体装置及びその製造方法等に関する。
化合物半導体を用いたモノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)は、高出力・高周波増幅器用デバイスとして優れた性能を有する。また、MMIC等に用いられる従来のHEMTでは、図24に示すように、耐湿性の確保等を目的として、トランジスタを構成する化合物半導体領域102、ソース電極104、ドレイン電極105及びゲート電極106がシリコン窒化膜110及び111により覆われている。これは、ゲート電極106の周辺には高電界が印加されるため、この近傍に水分が存在すると腐食が進行しやすく、このような腐食の進行は化合物半導体装置の信頼性を低下させるからである。しかし、この従来のHEMTでは、シリコン窒化膜111の誘電率が高いため、十分な高周波特性を得ることが困難である。
そこで、無機絶縁膜の代わりに、低誘電率膜(Low−k膜)を用いた構造が提案されている。例えば、化合物半導体層及びゲート電極等が薄い絶縁膜により覆われ、その上に厚い単一の低誘電率膜が形成された構造が提案されている。しかし、一般的に、低誘電率膜には、誘電率が低いほど、水分を含みやすいという性質がある。即ち、多くの低誘電率膜では、誘電率の低減のために分子構造又は骨格構造内に空間が形成されており、この影響で、誘電率が低いほど耐湿性が低くなっている。このため、この従来の構造では、十分な高周波特性を得ようとすると、耐湿性及び信頼性が満たされなくなり、十分な耐湿性及び信頼性を得ようとすると、高周波特性が満たされなくなる。
また、層間絶縁膜を複数の低誘電率膜から構成する技術も提案されている。しかし、この技術を化合物半導体装置に適用した場合でも、高周波特性及び耐湿性(信頼性)を両立させることはできない。
このように、従来の化合物半導体装置等では、耐湿性(信頼性)及び高周波特性を両立することが困難となっている。このため、携帯電話通信の基地局等の屋外で使用される装置に用いられる化合物半導体装置において、単純に無機絶縁膜の代用として低誘電率膜を用いることはできない。
特開2007−158256号公報 特開2000−12690号公報
本発明の目的は、耐湿性(信頼性)及び高周波特性を両立することができる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
本願発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
半導体装置には、化合物半導体領域と、前記化合物半導体領域上に形成されたゲート電極と、前記化合物半導体領域上の前記ゲート電極を間に挟む位置に形成されたソース電極及びドレイン電極と、が設けられている。更に、前記ソース電極及び前記ドレイン電極の間の領域において、少なくとも前記ゲート電極と前記ドレイン電極との間に介在する低誘電率膜と、前記ゲート電極及び前記低誘電率膜を上方及び側方から覆う無機絶縁膜と、前記無機絶縁膜上に形成された耐湿性膜と、が設けられている。
半導体装置の製造方法では、化合物半導体領域に、ゲート電極、ソース電極及びドレイン電極を、前記ソース電極及び前記ドレイン電極が前記ゲート電極を間に挟むように形成し、その後、前記ソース電極及び前記ドレイン電極の間の領域において、少なくとも前記ゲート電極と前記ドレイン電極との間に介在する低誘電率膜を形成する。次に、前記ゲート電極及び前記低誘電率膜を上方及び側方から覆う無機絶縁膜を形成する。次に、前記無機絶縁膜上に耐湿性膜を形成する。
上記の半導体装置等によれば、低誘電率膜、無機絶縁膜及び耐湿性膜が適切に配置されるので、耐湿性(信頼性)及び高周波特性を両立することができる。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係るGaN系HEMT(半導体装置)の構造を示す断面図である。
第1の実施形態では、図1に示すように、例えば半絶縁性のSiC基板1上に、化合物半導体領域2が形成されている。化合物半導体領域2には、順次積層されたバッファ層2a、電子走行層2b、電子供給層2c及び表面層2dが含まれている。バッファ層2a及び電子走行層2bは、例えば意図的に不純物のドーピングを行っていないGaN層(i−GaN層)であり、これらの総厚は3μm程度である。バッファ層2aは、SiC基板1の表面に存在する格子欠陥の電子走行層2bへの伝播を防止している。電子供給層2cは、例えばn型のAlGaN層(n−AlGaN層)であり、その厚さは10nm程度である。表面層2dは、例えばn型のGaN層(n−GaN層)であり、その厚さは10nm以下である。
また、活性領域を画定する素子分離領域3が化合物半導体領域2の周囲に形成されている。表面層2dには、電子供給層2cを露出する2個の開口部が形成されており、開口部の各々に、オーミック電極がソース電極4又はドレイン電極5として形成されている。更に、表面層2d、ソース電極4及びドレイン電極5を覆うシリコン窒化膜10(無機絶縁膜)が形成されている。シリコン窒化膜10の厚さは、例えば50nm程度である。シリコン窒化膜10には、ソース電極4及びドレイン電極5のほぼ中間の位置において、開口部10aが形成されている。そして、開口部10aを介して表面層2dと接するゲート電極6がシリコン窒化膜10上に形成されている。
また、シリコン窒化膜10上には、ソース電極4及びドレイン電極5から離れた位置においてゲート電極6を覆う低誘電率膜11が形成されている。低誘電率膜11は、例えば多孔質膜であり、低誘電率膜11の比誘電率は、例えば2.2程度である。また、低誘電率膜11の厚さは、例えば1μm程度である。
更に、低誘電率膜11の上面及び側面を覆うシリコン窒化膜12(無機絶縁膜)がシリコン窒化膜10上に形成されている。シリコン窒化膜12の厚さは、例えば100nm程度である。また、シリコン窒化膜12の比誘電率は、例えば7程度である。また、シリコン窒化膜12上に低誘電率膜13(耐湿性膜)が形成されている。低誘電率膜13は、例えば有機物を含有するノンポーラスの膜であり、低誘電率膜13の比誘電率は低誘電率膜11のそれよりも高く、例えば3.0程度である。また、低誘電率膜13の耐湿性は低誘電率膜11のそれより高い。また、低誘電率膜13は平坦化されており、その厚さは、最も厚い部分で2μm程度である。
低誘電率膜13、シリコン窒化膜12及びシリコン窒化膜10に、ソース電極4まで到達する開口部、及びドレイン電極まで到達する開口部が形成されている。そして、低誘電率膜13上に、これらの開口部を介して夫々ソース電極4、ドレイン電極5に接続された配線14、15が形成されている。配線14及び15は、例えばAu配線である。
このような第1の実施形態では、ゲート電極6の周囲に特に比誘電率が低い低誘電率膜11が設けられているため、寄生容量の低減によって良好な高周波特性を得ることができる。例えば、第1の実施形態におけるゲート電極近傍の寄生容量は、図24に示す従来のHEMTにおけるそれと比較して約10%低くなる。また、低誘電率膜11の耐湿性は低いが、低誘電率膜11の上面及び側面が、耐湿性の非常に優れたシリコン窒化膜12により被覆され、更に、低誘電率膜11よりも耐湿性が高い低誘電率膜13により覆われているので、高い耐湿性を確保することもできる。
一般的に、低誘電率膜には、Au配線との密着性が低いという性質があり、本実施形態でも、図1中の矢印50が示すように、配線14及び15と低誘電率膜13との間を水分が浸透する可能性がある。しかし、本実施形態では、シリコン窒化膜10及び12により低誘電率膜11及びゲート電極6が覆われているので、ゲート電極6まで水分が到達することが抑制される。
なお、耐水性の確保を考慮すると、低誘電率膜13に代えて厚いシリコン窒化膜12を用いることも考えられるが、この場合には良好な高周波特性を得ることができない。また、シリコン窒化膜12の表面の平坦度を確保することが困難であり、配線14及び15の形状の制御が困難になりやすい。
次に、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法について説明する。図2A乃至図2Lは、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図2Aに示すように、半絶縁性のSiC基板1上に、例えば有機金属気相成長(MOVPE:metal organic vapor phase epitaxy)法により、バッファ層2a、電子走行層2b、電子供給層2c及び表面層2dをこの順でエピタキシャル成長させる。バッファ層2a、電子走行層2b、電子供給層2c及び表面層2dが化合物半導体領域2に含まれる。
次いで、図2Bに示すように、化合物半導体領域2に向けて選択的にArを注入することにより、活性領域を画定する素子分離領域3を化合物半導体領域2及びSiC基板1の表層部に形成する。
その後、ソース電極を形成する予定の領域及びドレイン電極を形成する予定の領域を開口するレジストパターンを化合物半導体領域2上に形成する。続いて、レジストパターンをマスクとして用い、不活性ガス及びCl2ガス等の塩素系ガスを用いたドライエッチングを表面層2dに対して行うことにより、図2Cに示すように、表面層2dに2個の開口部を形成する。なお、開口部の深さに関し、表面層2dの一部を残してもよく、また、電子供給層2cの一部を除去してもよい。つまり、開口部の深さは表面層2dの厚さと一致している必要はない。
その後、同じく図2Cに示すように、一方の開口部内にソース電極4を形成し、他方の開口部内にドレイン電極5を形成する。ソース電極4及びドレイン電極5の形成に当たっては、例えば、先ず、蒸着法によりTi層を形成し、その上に蒸着法によりAl層を形成する。Ti層の厚さは20nm程度、Al層の厚さは200nm程度とする。そして、開口部の形成に用いたレジストパターンを除去する。つまり、ソース電極4及びドレイン電極5の形成では、例えば蒸着及びリフトオフの技術を用いる。その後、550℃程度での熱処理を行うことにより、電子供給層2cとソース電極4及びドレイン電極5との間とをオーミックコンタクトさせる。
次いで、図2Dに示すように、化合物半導体領域2上の全面に、ソース電極4及びドレイン電極5を覆うシリコン窒化膜10をプラズマ化学気相成長(CVD:chemical vapor deposition)法により形成する。
その後、図2Eに示すように、開口部10aを形成する予定の領域に整合する開口部21aを備えたレジストパターン21をシリコン窒化膜10上に形成する。そして、レジストパターン21をマスクとしたドライエッチングを行うことにより、シリコン窒化膜10に開口部10aを形成する。このドライエッチングでは、例えばSF6ガスを用いる。続いて、レジストパターン21を除去する。
その後、図2Fに示すように、ゲート電極6を形成する予定の領域に整合する開口部22aを備えた下層レジストパターン22及び開口部22aより狭い開口部23aを備えた上層レジストパターン23をシリコン窒化膜10上に形成する。
これらの下層レジストパターン22及び上層レジストパターン23の形成に当たっては、先ず、アルカリ可溶性樹脂(商品名PMGI:米国マイクロケム社製)を、例えばスピンコート法によりシリコン窒化膜10上に塗布し、熱処理を行うことにより、レジスト膜を形成する。更に、感光性レジスト剤(商品名PFI32−A8:住友化学社製)を、例えばスピンコート法により塗布し、熱処理を行うことにより、レジスト膜を形成する。次いで、紫外線露光により幅が0.8μm程度の開口部23aを上層のレジスト膜に形成する。この結果、開口部23aを備えた上層レジストパターン23が得られる。その後、上層レジストパターン23をマスクとして、アルカリ現像液を用いて下層のレジスト膜をウェットエッチングする。この結果、開口部22aを備えた下層レジストパターン22が得られる。これらの処理により、図2Fに示すように、庇構造の多層レジストが得られる。
下層レジストパターン22及び上層レジストパターン23の形成後、同じく図2Fに示すように、開口部22a内にゲート電極6を形成する。ゲート電極6の形成に当たっては、例えば、蒸着法によりNi層を形成し、その上に蒸着法によりAu層を形成する。Ni層の厚さは10nm程度、Au層の厚さは300nm程度とする。
次いで、図2Gに示すように、加温した有機溶剤を用いてレジストパターン22及び23を除去する。つまり、ゲート電極6の形成でも、例えば蒸着及びリフトオフの技術を用いる。
その後、図2Hに示すように、シリコン窒化膜10上に低誘電率膜11を形成する。低誘電率膜11の形成に当たっては、先ず、低誘電率膜11用の塗液(触媒化成工業製のNCS(ナノクリスタリングシリカ))を、例えばスピンコート法によりシリコン窒化膜10上に、2000rpmの回転速度で塗布する。次いで、250℃で1分間のベークを施す。この塗布及びベークの処理を8回程度繰り返すことにより、厚さが1μm程度の低誘電率膜11が得られる。
低誘電率膜11の形成後、例えば、波長が222nmのエキシマ光を照射しながら、350℃の熱キュア処理を15分間実施する。その後、図2Iに示すように、低誘電率膜11の残存させる部分を覆うレジストパターン24を、例えば紫外線露光法により低誘電率膜11上に形成する。次いで、レジストパターン24をマスクとして、SF6ガス及びCHF3ガスを用いたドライエッチングを行うことにより、低誘電率膜11を平面視でソース電極4及びドレイン電極5の間でこれらから離間した位置に残存させる。そして、レジストパターン24を除去する。
次いで、図2Jに示すように、シリコン窒化膜10上に、低誘電率膜11の上面及び側面を覆うシリコン窒化膜12(厚さ:100nm程度)をプラズマCVD法により形成する。
その後、図2Kに示すように、シリコン窒化膜12上に低誘電率膜13を形成する。低誘電率膜13の形成に当たっては、先ず、低誘電率膜13用の塗液(ハネウェル社製のPTS−E)を、例えばスピンコート法によりシリコン窒化膜12上に、1500rpmの回転速度で塗布する。次いで、230℃で60分間の熱キュア処理を施す。
低誘電率膜13の形成後、図2Lに示すように、低誘電率膜13、シリコン窒化膜12及びシリコン窒化膜10にソース電極4まで到達する開口部及びドレイン電極5まで到達する開口部を、例えば紫外線露光法及びドライエッチング法により形成する。そして、低誘電率膜13上に、ソース電極4に接続される配線14、及びドレイン電極5に接続される配線15を形成する。配線14及び15の形成では、例えばAuめっき処理を行う。このようにして、GaN系HEMT(半導体装置)を完成させる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態に係るGaN系HEMT(半導体装置)の構造を示す断面図である。
第2の実施形態では、図3に示すように、ゲート電極6とドレイン電極5との距離が第1の実施形態よりも大きくなっている。つまり、ゲート電極6とドレイン電極5との距離が、ゲート電極6とソース電極4との距離よりも大きくなっている。即ち、オフセットゲート構造が採用されている。また、配線14がゲート電極6の上方まで延びており、平面視で配線14とゲート電極6とが重なっている。即ち、ソースウォール構造が採用されている。そして、ゲート電極6とドレイン電極5との距離が大きくなった分だけ、低誘電率膜11がドレイン電極5側に広く形成されている。他の構成は第1の実施形態と同様である。
このような第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果と共に、ソースウォール構造及びオフセットゲート構造の効果を得ることができる。即ち、ソース−ドレイン間の寄生容量を低減させ、ゲート−ドレイン破壊耐圧を向上させることができる。従って、高出力が必要な化合物半導体装置に特に有用である。
ゲート−ドレイン間の寄生容量の低減には、ソース電極4に接続されている配線14をゲート電極6に近づけることが有効である。但し、配線14をゲート電極6に近づけると、その分だけ配線14がドレイン電極5にも近づき、ソース−ドレイン間の寄生容量が増加する。その一方で、高出力が要求される化合物半導体装置では、ゲート−ドレイン間の寄生容量だけでなく、ソース−ドレイン間の寄生容量も低いことが好ましい。本実施形態では、ソースウォール構造の採用だけでなく、オフセットゲート構造が採用され、更に、低誘電率膜11がドレイン電極5側に広く形成されているので、ソース−ドレイン間の寄生容量の増加が抑制される。
なお、第2の実施形態に対してソースウォール構造が採用されていない構造であっても、第1の実施形態及びオフセットゲート構造の効果を得ることができる。また、第1の実施形態に対してソースウォール構造が採用された構造では、第1の実施形態及びソースウォール構造の効果を得ることができる。従って、ソースウォール構造及びオフセットゲート構造の一方のみが採用されていてもよい。
次に、第2の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法について説明する。図4A乃至図4Dは、第2の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を工程順に示す断面図である。
先ず、第1の実施形態と同様にして、シリコン窒化膜10の形成までの処理を行う(図2D)。但し、ソース電極4とドレイン電極5との距離は第1の実施形態よりも大きくする。次いで、図4Aに示すように、開口部10aを形成する予定の領域に整合する開口部21aを備えたレジストパターン21をシリコン窒化膜10上に形成する。このとき、開口部21aの位置はドレイン電極5よりもソース電極4に近接した位置とする。そして、レジストパターン21をマスクとしたドライエッチングを行うことにより、シリコン窒化膜10に開口部10aを形成する。続いて、レジストパターン21を除去する。
その後、第1の実施形態と同様にして、図4Bに示すように、ゲート電極6を形成する。更に、シリコン窒化膜10上に低誘電率膜11を形成し、例えば、波長が222nmのエキシマ光を照射しながら、350℃の熱キュア処理を15分間実施する。続いて、低誘電率膜11の残存させる部分を覆うレジストパターン24を低誘電率膜11上に形成する。このとき、平面視でのレジストパターン24のソース電極4からの距離とドレイン電極5からの距離は互いに同程度とする。つまり、レジストパターン24に関し、ドレイン電極5とゲート電極6との間の部分を、ソース電極4とゲート電極6との間の部分よりも広くする。次いで、レジストパターン24をマスクとしてドライエッチングを行うことにより、低誘電率膜11を平面視でソース電極4及びドレイン電極5から離間した位置に残存させる。そして、レジストパターン24を除去する。
次いで、第1の実施形態と同様にして、図4Cに示すように、シリコン窒化膜10上に、低誘電率膜11の上面及び側面を覆うシリコン窒化膜12をプラズマCVD法により形成する。
その後、第1の実施形態と同様の処理を行うことにより、図4Dに示すように、GaN系HEMT(半導体装置)を完成させる。但し、配線14の形成に当たっては、配線14をゲート電極6の上方まで延伸させる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。図5は、第3の実施形態に係るGaN系HEMT(半導体装置)の構造を示す断面図である。
第3の実施形態では、図5に示すように、低誘電率膜11がゲート電極6を覆わずに、ゲート電極6とドレイン電極5との間の領域のみに設けられている。そして、ゲート電極6はシリコン窒化膜12に直接覆われている。他の構成は第2の実施形態と同様である。
第2の実施形態のようなソースウォール構造では、低誘電率膜11及び13のゲート電極6の上方の部分及び配線14が電気力線を変化させ、寄生容量を低減する。このことは、低誘電率膜11及び13のゲート電極6の上方の部分の総誘電率が低すぎる場合には、電気力線を効果的に変化させることができず、ソースウォール構造の効果(ゲート−ドレイン間の寄生容量の低減)が十分に得られない可能性があることを意味する。これに対し、本実施形態では、比誘電率が特に低い低誘電率膜11がゲート電極6と配線14との間に存在していないため、ソースウォール構造の効果を確実に得ることができる。つまり、ゲート−ドレイン間の寄生容量が低減される。また、第2の実施形態よりも狭くなっていても、低誘電率膜11はソース−ドレイン間の寄生容量の低減に寄与することができる。
なお、図23に示すように、ソース−ドレイン間の寄生容量をより一層低減するために、より上方の配線層まで低誘電率膜11を延伸してもよい。
次に、第3の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法について説明する。図6A乃至図6cは、第3の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を工程順に示す断面図である。
先ず、第2の実施形態と同様にして、ゲート電極6の形成までの処理を行う(図4B)。次いで、シリコン窒化膜10上に低誘電率膜11を形成し、例えば、波長が222nmのエキシマ光を照射しながら、350℃の熱キュア処理を15分間実施し、図6Aに示すように、低誘電率膜11の残存させる部分を覆うレジストパターン24を低誘電率膜11上に形成する。このとき、レジストパターン24は、平面視でゲート電極6とドレイン電極5との間のみに形成する。その後、レジストパターン24をマスクとしてドライエッチングを行うことにより、低誘電率膜11を平面視でゲート電極6とドレイン電極5との間に残存させる。そして、レジストパターン24を除去する。
次いで、第2の実施形態と同様にして、図6Bに示すように、シリコン窒化膜10上に、低誘電率膜11の上面及び側面を覆うシリコン窒化膜12をプラズマCVD法により形成する。
その後、第2の実施形態と同様の処理を行うことにより、図6Cに示すように、GaN系HEMT(半導体装置)を完成させる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。図7は、第4の実施形態に係るGaN系HEMT(半導体装置)の構造を示す断面図である。第1の実施形態がショットキーゲート型のトランジスタであるのに対し、本実施形態はMIS(metal insulator semiconductor)ゲート型のトランジスタである。即ち、図7に示すように、シリコン窒化膜10に開口部10aが形成されておらず、ゲート電極6は化合物半導体領域2に接していない。他の構成は第1の実施形態と同様である。
本発明は、このようなMISゲート型のトランジスタに適用することもでき、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、第4の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法について説明する。図8A乃至図8Bは、第4の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を工程順に示す断面図である。
先ず、第1の実施形態と同様にして、シリコン窒化膜10の形成までの処理を行う(図2D)。次いで、開口部10aを形成することなく、図8Aに示すように、ゲート電極6を形成する予定の領域に整合する開口部22aを備えた下層レジストパターン22及び開口部22aより狭い開口部23aを備えた上層レジストパターン23をシリコン窒化膜10上に形成する。そして、開口部22a内にゲート電極6を形成する。その後、レジストパターン22及び23を除去する。
続いて、第1の実施形態と同様の処理を行うことにより、図8Bに示すように、GaN系HEMT(半導体装置)を完成させる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。図9は、第5の実施形態に係るGaN系HEMT(半導体装置)の構造を示す断面図である。第2の実施形態がショットキーゲート型のトランジスタであるのに対し、本実施形態はMISゲート型のトランジスタである。即ち、図9に示すように、シリコン窒化膜10に開口部10aが形成されておらず、ゲート電極6は化合物半導体領域2に接していない。他の構成は第2の実施形態と同様である。
このような第5の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態について説明する。図10は、第6の実施形態に係るGaN系HEMT(半導体装置)の構造を示す断面図である。第3の実施形態がショットキーゲート型のトランジスタであるのに対し、本実施形態はMISゲート型のトランジスタである。即ち、図10に示すように、シリコン窒化膜10に開口部10aが形成されておらず、ゲート電極6は化合物半導体領域2に接していない。他の構成は第2の実施形態と同様である。
このような第6の実施形態によれば、第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第7の実施形態)
次に、第7の実施形態について説明する。図11は、第7の実施形態に係るGaN系HEMT(半導体装置)の構造を示す断面図である。本実施形態には、ゲート電極6に代えてマッシュルーム型のゲート電極6aが設けられている。他の構成は第1の実施形態と同様である。
本発明は、このようマッシュルーム型のゲート電極6aを備えたトランジスタに適用することもでき、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、第7の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法について説明する。図12A乃至図12Dは、第7の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を工程順に示す断面図である。
先ず、第1の実施形態と同様にして、シリコン窒化膜10の形成までの処理を行う(図2D)。次いで、図12Aに示すように、ファインゲート用レジストパターン31、下層レジストパターン32及び上層レジストパターン33をシリコン窒化膜10上に形成する。ファインゲート用レジストパターン31には、マッシュルーム型のゲート電極6aの柄の部分を形成する予定の領域に開口部31aが形成されている。下層レジストパターン32には、ゲート電極6の傘の部分を形成する予定の領域に開口部32aが形成されている。上層レジストパターン33には、開口部32aより狭い開口部33aが形成されている。
これらのファインゲート用レジストパターン31、下層レジストパターン32及び上層レジストパターン33の形成に当たっては、先ず、ポジ型電子線レジスト剤(商品名ZEP520−A7:日本ゼオン社製)を300nm程度の厚さで、例えばスピンコート法により塗布し、180℃で5分間熱処理することにより、レジスト膜を形成する。次いで、アルカリ可溶性樹脂(商品名PMGI:米国マイクロケム社製)を500nm程度の厚さで、例えばスピンコート法により塗布し、180℃で3分間熱処理することにより、レジスト膜を形成する。その後、ポジ型電子線レジスト剤(商品名ZEP520−Al7:日本ゼオン社製)を200nm程度の厚さで、例えばスピンコート法により塗布し、180℃で2分間熱処理することにより、レジスト膜を形成する。続いて、電子線描画法により直径が0.8μm程度の開口部33aを上層のレジスト剤に形成する。この結果、開口部33aを備えた上層レジストパターン33が得られる。次いで、上層レジストパターン33をマスクとして、アルカリ現像液を用いてその下のレジスト剤をウェットエッチングする。この結果、開口部32aを備えた下層レジストパターン32が得られる。これらの処理により、図12Aに示すように、庇構造の多層レジストが得られる。本実施形態では、更に、電子線描画により最も下方に位置するレジスト膜を加工することにより、幅狭の開口部31aを形成する。この結果、開口部31aを備えたファインゲート用レジストパターン31が得られる。
ファインゲート用レジストパターン31、下層レジストパターン32及び上層レジストパターン33の形成後、ファインゲート用レジストパターン31をマスクとしてSF6ガスでシリコン窒化膜10をドライエッチングすることにより、開口部31aに整合する開口部10aを形成する。更に、図12Aに示すように、開口部33a、32a及び31a内にゲート電極6aを形成する。ゲート電極6aの形成に当たっては、例えば、蒸着法によりNi層を形成し、その上に蒸着法によりAu層を形成する。Ni層の厚さは10nm程度、Au層の厚さは300nm程度とする。
次いで、図12Bに示すように、加温した有機溶剤を用いてレジストパターン31、32及び33を除去する。つまり、ゲート電極6aの形成でも、例えば蒸着及びリフトオフの技術を用いる。
続いて、シリコン窒化膜10上に低誘電率膜11を形成し、例えば、波長が222nmのエキシマ光を照射しながら、350℃の熱キュア処理を15分間実施する。さらに、図12Cに示すように、低誘電率膜11の残存させる部分を覆うレジストパターン24を低誘電率膜11上に形成する。その後、レジストパターン24をマスクとしてドライエッチングを行うことにより、低誘電率膜11を平面視でソース電極4及びドレイン電極5の間でこれらから離間した位置に残存させる。そして、レジストパターン24を除去する。
その後、第1の実施形態と同様の処理を行うことにより、図12Dに示すように、GaN系HEMT(半導体装置)を完成させる。
(第8の実施形態)
次に、第8の実施形態について説明する。図13は、第8の実施形態に係るGaN系HEMT(半導体装置)の構造を示す断面図である。本実施形態には、ゲート電極6に代えてマッシュルーム型のゲート電極6aが設けられている。他の構成は第2の実施形態と同様である。
このような第8の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第9の実施形態)
次に、第9の実施形態について説明する。図14は、第9の実施形態に係るGaN系HEMT(半導体装置)の構造を示す断面図である。本実施形態には、ゲート電極6に代えてマッシュルーム型のゲート電極6aが設けられている。他の構成は第3の実施形態と同様である。
このような第9の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、図15に示すように、図7に示す第4の実施形態と図11に示す第7の実施形態とを組み合わせて、マッシュルーム型のゲート電極6aをMISゲート型のトランジスタに用いてもよい。また、図16に示すように、図9に示す第5の実施形態と図13に示す第8の実施形態とを組み合わせて、マッシュルーム型のゲート電極6aをMISゲート型のトランジスタに用いてもよい。また、図17に示すように、図10に示す第6の実施形態と図14に示す第9の実施形態とを組み合わせて、マッシュルーム型のゲート電極6aをMISゲート型のトランジスタに用いてもよい。
また、図18に示すように、図11に示す第7の実施形態において、表面層2dに矩形状のリセス2eが設けられていてもよい。同様に、図13、図14、図15、図16、図17に示す実施形態において、表面層2dに矩形状のリセス2eが設けられていてもよい。
(第10の実施形態)
次に、第10の実施形態について説明する。図19は、第10の実施形態に係るInP系HEMT(半導体装置)の構造を示す断面図である。
第10の実施形態では、図19に示すように、例えば半絶縁性のInP基板41上に、化合物半導体領域42が形成されている。化合物半導体領域42には、順次積層されたバッファ層42a、電子走行層42b、電子供給層42c、エッチングストッパ層42d及び低抵抗層42eが含まれている。バッファ層42aは、InP基板41の表面に存在する格子欠陥の電子走行層への伝播を防止している。
また、活性領域を画定するメサエッチング領域30が素子分離領域として化合物半導体領域42の周囲に形成されている。低抵抗層42eの中央部には、エッチングストッパ層42dを露出する開口部42fが形成されており、その両側において、低抵抗層42e上にオーミック電極がソース電極4又はドレイン電極5として形成されている。また、低抵抗層42eの開口部42f内を除いて、更に、低抵抗層42e、ソース電極4及びドレイン電極5を覆うシリコン窒化膜40がメサエッチング領域30にかけて形成されている。更に、シリコン窒化膜40及び低抵抗層42eの開口部42fを覆うシリコン窒化膜10が形成されている。
シリコン窒化膜10には、ソース電極4及びドレイン電極5のほぼ中間の位置において、開口部10aが形成されている。そして、開口部10aを介してエッチングストッパ層42dと接するマッシュルーム型のゲート電極6aが形成されている。
また、シリコン窒化膜10上には、ソース電極4及びドレイン電極5から離れた位置においてゲート電極6aを覆う低誘電率膜11が形成されている。更に、低誘電率膜11の上面及び側面を覆うシリコン窒化膜12がシリコン窒化膜10上に形成されている。更にまた、シリコン窒化膜12上に低誘電率膜13が形成されている。
低誘電率膜13、シリコン窒化膜12、シリコン窒化膜10及びシリコン窒化膜40に、ソース電極4まで到達する開口部、及びドレイン電極まで到達する開口部が形成されている。そして、低誘電率膜13上に、これらの開口部を介して夫々ソース電極4、ドレイン電極5に接続された配線14、15が形成されている。
このような第10の実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。即ち、GaN系の半導体装置のみならず、InP系の半導体装置においても、耐湿性及び高周波特性を両立させることができる。
次に、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法について説明する。図20A乃至図20Kは、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図20Aに示すように、半絶縁性のInP基板41上に、例えばMOVPE法により、バッファ層42a、電子走行層42b、電子供給層42c、エッチングストッパ層42d及び低抵抗層42eをこの順で形成する。バッファ層42a、電子走行層42b、電子供給層42c、エッチングストッパ層42d及び低抵抗層42eが化合物半導体領域42に含まれる。
次いで、図20Bに示すように、化合物半導体領域42を選択的にメサエッチングすることにより、活性領域を画定するメサエッチング領域30を素子分離領域として、化合物半導体領域42に形成する。
その後、図20Cに示すように、化合物半導体領域42上にソース電極4及びドレイン電極5を形成する。ソース電極4及びドレイン電極5の形成に当たっては、先ず、ソース電極4を形成する予定の領域及びドレイン電極5を形成する予定の領域を開口するレジストパターンを化合物半導体領域42上に形成する。続いて、例えば、蒸着法によりTi層を形成し、その上に蒸着法によりPt層を形成し、更にその上に蒸着法によりAu層を形成する。Ti層の厚さは20nm程度、Pt層の厚さは50nm程度、Au層の厚さは200nm程度とする。そして、加温した有機溶剤を用いてレジストパターンを除去する。つまり、ソース電極4及びドレイン電極5の形成では、例えば蒸着及びリフトオフの技術を用いる。その後、熱処理を行うことにより、低抵抗層42eとソース電極4及びドレイン電極5との間とをオーミックコンタクトさせる。
次いで、図20Dに示すように、ソース電極4及びドレイン電極5を覆うシリコン窒化膜40をプラズマCVD法により形成する。
その後、図20Eに示すように、ゲート電極6aを形成する予定の領域に整合する開口部51aを備えたレジストパターン51をシリコン窒化膜40上に形成する。レジストパターン51の形成に当たっては、先ず、ポジ型電子線レジスト剤(商品名ZEP520−A7:日本ゼオン社製)を300nm程度の厚さで、例えばスピンコート法により塗布し、180℃で5分間熱処理することにより、レジスト膜を形成する。次いで、電子線描画によりレジスト膜を加工することにより、開口部51aを形成する。この結果、開口部51aを備えたレジストパターン51が得られる。
その後、レジストパターン51をマスクとして用い、SF6ガスを用いたドライエッチング法によりシリコン窒化膜40をエッチングし、次に、ウェットエッチング法により低抵抗層42eをエッチングする。図20Fに示すように、シリコン窒化膜40及び低抵抗層42eの各々に、夫々開口部40a、開口部42fを形成する。このとき、エッチングストッパ層42dがエッチングのストッパ層として機能する。
続いて、図20Gに示すように、レジストパターン51を除去する。次いで、低抵抗層42eの開口部42f及びシリコン窒化膜40を覆うシリコン窒化膜10を形成する。
次いで、図20Hに示すように、第7の実施形態と同様にして、ファインゲート用レジストパターン31、下層レジストパターン32及び上層レジストパターン33を形成する。その後、ファインゲート用レジストパターン31をマスクとしてシリコン窒化膜10をエッチングすることにより、開口部10aを形成する。更に、開口部33a、32a及び31a内にゲート電極6aを形成する。
続いて、図20Iに示すように、加温した有機溶剤を用いてレジストパターン31、32及び33を除去する。つまり、ゲート電極6aの形成でも、例えば蒸着及びリフトオフの技術を用いる。
次いで、シリコン窒化膜10上に低誘電率膜11を形成し、例えば、波長が222nmのエキシマ光を照射しながら、350℃の熱キュア処理を15分間実施する。更に、図20Jに示すように、低誘電率膜11の残存させる部分を覆うレジストパターン24を低誘電率膜11上に形成する。その後、レジストパターン24をマスクとしてドライエッチングを行うことにより、低誘電率膜11を平面視でソース電極4及びドレイン電極5の間でこれらから離間した位置に残存させる。そして、レジストパターン24を除去する。
その後、第1の実施形態と同様の処理を行うことにより、図20Kに示すように、InP系HEMT(半導体装置)を完成させる。
なお、図21に示すように、InP系HEMTにおいて、図4に示す第2の実施形態と同様の構造を採用してもよい。また、図22に示すように、InP系HEMTにおいて、図6に示す第3の実施形態と同様の構造を採用してもよい。
また、いずれの実施形態においても、基板として、GaN基板、InP基板等の化合物半導体基板に代えて、炭化シリコン(SiC)基板、サファイア基板又はシリコン基板等を用いてもよい。また、基板が半絶縁性でなくてもよい。
第1の実施形態に係るGaN系HEMTの構造を示す断面図である。 第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Aに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Bに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Cに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Dに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Eに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Fに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Gに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Hに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Iに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Jに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図2Kに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 第2の実施形態に係るGaN系HEMTの構造を示す断面図である。 第2の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図4Aに引き続き、第2の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図4Bに引き続き、第2の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図4Cに引き続き、第2の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 第3の実施形態に係るGaN系HEMTの構造を示す断面図である。 第3の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図6Aに引き続き、第3の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図6Bに引き続き、第3の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 第4の実施形態に係るGaN系HEMTの構造を示す断面図である。 第4の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図8Aに引き続き、第4の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 第5の実施形態に係るGaN系HEMTの構造を示す断面図である。 第6の実施形態に係るGaN系HEMTの構造を示す断面図である。 第7の実施形態に係るGaN系HEMTの構造を示す断面図である。 第7の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図12Aに引き続き、第7の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図12Bに引き続き、第7の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図12Cに引き続き、第7の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 第8の実施形態に係るGaN系HEMTの構造を示す断面図である。 第9の実施形態に係るGaN系HEMTの構造を示す断面図である。 第4の実施形態と第7の実施形態とを組み合わせた実施形態の構造を示す断面図である。 第5の実施形態と第8の実施形態とを組み合わせた実施形態の構造を示す断面図である。 第6の実施形態と第9の実施形態とを組み合わせた実施形態の構造を示す断面図である。 第7の実施形態にリセスを設けた実施形態の構造を示す断面図である。 第10の実施形態に係るInP系HEMTの構造を示す断面図である。 第10の実施形態に係るInPN系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図20Aに引き続き、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図20Bに引き続き、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図20Cに引き続き、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図20Dに引き続き、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図20Eに引き続き、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図20Fに引き続き、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図20Gに引き続き、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図20Hに引き続き、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図20Iに引き続き、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 図20Jに引き続き、第10の実施形態に係るInP系HEMTを製造する方法を示す断面図である。 InP系HEMTにおいて第2の実施形態と同様の構造を採用した実施形態の構造を示す断面図である。 InP系HEMTにおいて第3の実施形態と同様の構造を採用した実施形態の構造を示す断面図である。 第3の実施形態の変形例の構造を示す断面図である。 従来のHEMTの構造を示す断面図である。
符号の説明
1:SiC基板
2:化合物半導体領域
2e:リセス
3:素子分離領域
4:ソース電極
5:ドレイン電極
6、6a:ゲート電極
10、12:シリコン窒化膜
10a:開口部
11、13:低誘電率膜
14、15:配線
41:InP基板
42:化合物半導体領域
30:メサエッチング領域

Claims (6)

  1. 化合物半導体領域と、
    前記化合物半導体領域上に形成されたゲート電極と、
    前記化合物半導体領域上の前記ゲート電極を間に挟む位置に形成されたソース電極及びドレイン電極と、
    前記ソース電極及び前記ドレイン電極の間の領域において、少なくとも前記ゲート電極と前記ドレイン電極との間に介在する低誘電率膜と、
    前記ゲート電極及び前記低誘電率膜を上方及び側方から覆う無機絶縁膜と、
    前記無機絶縁膜上に形成された耐湿性膜と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記低誘電率膜は前記ゲート電極を覆っており、
    前記無機絶縁膜は前記低誘電率膜を介して前記ゲート電極を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ゲート電極は、前記ドレイン電極よりも前記ソース電極に近い位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記ソース電極に接続され、前記耐湿性膜上において前記ゲート電極の上方まで延びる配線を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記第2の低誘電率膜は、有機物を含有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 化合物半導体領域に、ゲート電極、ソース電極及びドレイン電極を、前記ソース電極及び前記ドレイン電極が前記ゲート電極を間に挟むように形成する工程と、
    前記ソース電極及び前記ドレイン電極の間の領域において、少なくとも前記ゲート電極と前記ドレイン電極との間に介在する低誘電率膜を形成する工程と、
    前記ゲート電極及び前記低誘電率膜を上方及び側方から覆う無機絶縁膜を形成する工程と、
    前記無機絶縁膜上に耐湿性膜を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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