JP2010010443A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】high−k膜を含むFETにおいて、低抵抗金属として高融点金属を用いた場合のイオン注入時のゲートにおけるドーパント突き抜けの問題と、低抵抗金属のグレインサイズの下地依存に起因したPMISトランジスタとNMISトランジスタとのゲート抵抗の差を解決する。
【解決手段】high−k膜4上に形成されるゲート電極を、仕事関数金属膜5とその上部の第一の低抵抗膜6、第二の低抵抗膜7で構成したMISトランジスタにおいて、仕事関数金属膜5上の、タングステンからなる第一の低抵抗膜6のグレインサイズを前記第一の低抵抗膜6上の第二の低抵抗膜7のグレインサイズより小さくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造技術に関し、特に、低スタンバイ電力用途を目的とした、誘電率がSiOより高いゲート絶縁膜(high−k膜)を有する半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
半導体集積回路を構成するMISトランジスタの微細化に伴って、酸化シリコン膜からなるゲート絶縁膜の薄膜化が急速に進んでいることから、MISトランジスタをON状態にするためにゲート電極に電圧を印加した際、ゲート絶縁膜界面近傍のゲート電極(多結晶シリコン膜)内に生じる空乏化の影響が次第に顕著になってきた。そのため、ゲート絶縁膜の膜厚が見かけ上厚くなる結果、ON電流の確保が難しくなり、トランジスタの動作速度の低下が顕著になってきた。また、ゲート絶縁膜の膜厚が薄くなると、直接トンネル現象と呼ばれる量子効果によって電子がゲート絶縁膜中を通り抜けるようになるために、リーク電流が増大する。
そこで、ゲート絶縁膜に誘電率の高い材料を用いることが検討されている。例えば、酸化シリコン膜に窒素を添加し、窒素濃度を高くすることによって誘電率を高くした絶縁膜や、いわゆるhigh−k膜と呼ばれる高誘電率膜が挙げられる。このhigh−k膜の材料としては、比誘電率が約20〜25の酸化ハフニウム(HfO)や、この酸化ハフニウムにシリコン(Si)またはアルミニウム(Al)を混合して結晶化温度を上げた材料(HfAlO、HfSiO)、さらに希土類酸化物(La、Yなど)が有力視されている。
しかし、high−k膜のドーパントの拡散定数はSiOのそれより高いので、CMIS形成フローにおけるソース・ドレイン注入時のイオン突き抜けが問題となる。
例えば、特許文献1(特開2005−251801号公報)には、Siゲートの場合はグレインサイズが相対的に大きい下層電極と、グレインサイズが相対的に小さい上層電極とを形成することにより、ゲート内のグレイン境界に沿った拡散を抑えることでイオンのゲート下への漏れを防止する手法が開示されている。
また、特許文献2(特開2000−31475号公報)には、ゲート電極において多層膜からなるゲート電極を形成することにより、イオン注入を行った際に粒界すり抜けを防止する手法が開示されている。
また、非特許文献1(2007年 半導体テクノロジー大全 p.357−p.360)には、ゲート絶縁膜の上部にNMIS、PMISで異なった金属を用いる「デュアルメタルゲート」が開示されている。
特開2005−251801号公報 特開2000−31475号公報 半導体テクノロジー大全 (2007) p.357−p.360
低抵抗膜の抵抗を下げるにはグレインサイズを大きくする必要がある。このためArを用いたスパッタ法でタングステン膜を形成する場合は、Arのパワーを数百W以上とし、Arエネルギーを高くした条件でスパッタするのが一般的である。
しかしながら、図2に示すように、グレインサイズが膜厚より大きくなるとグレインの境界がタングステン膜を寸断するようになる。この場合は、ソース・ドレインのイオン注入時にドーパントがグレイン境界を伝わってゲート下まで突き抜けやすくなり、しきい値電圧のバラツキが発生する。
また、Arエネルギーの高い条件で低抵抗膜を形成すると、下地の仕事関数金属のグレイン状態で低抵抗膜のグレイン状態が大きく異なる。例えば、アモルファスの場合は、低抵抗膜のグレインサイズは100nm程度に大きくなる。
また、下地の仕事関数金属の配向がランダムである場合は、低抵抗膜も配向が定まらずグレインサイズは50nm以下になる。
このため、NMISとPMISとで2種金属膜を仕事関数金属に用いたデュアルメタルゲートの場合は、低抵抗膜のグレインサイズの違いにより、NMISとPMISとでゲート抵抗に違いが生じる。具体的には、P型金属としてのTiN上のタングステン膜の抵抗はN型金属としてのTaSiN上のタングステン膜の抵抗よりも約2倍高くなる。
本発明の第一の目的は、デュアルメタルゲートにおいて低抵抗金属として高融点金属を用いた場合のドーパント突き抜けの問題を解決することにある。
また、本発明の第二の目的は、低抵抗膜のグレインサイズの下地依存に起因したPMISとNMISとのゲート抵抗の差を解決することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本願における第一の発明は、シリコン基板上に形成された仕事関数金属に接する第一の低抵抗膜のグレインサイズを小さくし、前記第一の低抵抗膜に接する第二の低抵抗膜のグレインサイズを、前記第一の低抵抗膜より大きくすることを含み、また、グレインサイズを小さくするにはArエネルギーを小さくすればよいことから、第一の導電膜はArエネルギーを下げた条件で形成し、第二の導電膜はArエネルギーを高くした条件で形成するか、もしくは第一の低抵抗膜はイオンビームスパッタで形成し、第二の低抵抗膜はマグネトロンスパッタで形成するものである。
また、本願における第二の発明は、NMISとPMISで異なる仕事関数膜を有するMISトランジスタにおいて、それぞれの仕事関数膜に接する第一の低抵抗膜のグレインサイズを小さくし、前記第一の低抵抗膜に接する第二の低抵抗膜のグレインサイズを、前記第一の低抵抗膜より大きくすることを含み、また、グレインサイズを小さくするにはArエネルギーを小さくすればよいことから、第一の導電膜はArエネルギーを低くした条件で形成し、第二の導電膜はArエネルギーを高くした条件で形成するか、もしくは第一の低抵抗膜はイオンビームスパッタで形成し、第二の低抵抗膜はマグネトロンスパッタで形成するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本願における第一の発明によれば、グレイン境界がゲートを寸断することがなくなるので、ソース・ドレイン形成時のイオンの突き抜けを防止できる。
また、本願における第二の発明によれば、タングステン膜のグレインサイズに仕事関数金属依存がなくなるので、PMISとNMISで同一のゲート抵抗を得ることができる。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、実施例等において構成要素等について、「Aからなる」、「Aよりなる」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、材料等について言及するときは、特にそうでない旨明記したとき、または、原理的または状況的にそうでないときを除き、特定した材料は主要な材料であって、副次的要素、添加物、付加要素等を排除するものではない。たとえば、シリコン部材は特に明示した場合等を除き、純粋なシリコンの場合だけでなく、添加不純物、シリコンを主要な要素とする2元、3元等の合金(たとえばSiGe)等を含むものとする。
また、本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、本実施の形態で用いる図面においては、平面図であっても図面を見易くするために部分的にハッチングを付す場合がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明に係る半導体装置の一例として、本実施の形態1では、MIS(Metal Insulator Semiconductor)トランジスタを備えた半導体装置について、NMISを例に説明する。
図1は、本実施の形態1に係るMISトランジスタを備えた半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。図2および図3は、図1のMISトランジスタの低抵抗膜を模式的に示す拡大断面図である。図1に示すように、MISトランジスタは、シリコン基板1、high−k膜4および仕事関数金属膜5、第一の低抵抗膜6、第二の低抵抗膜7からなるゲート電極から構成されるMIS構造を有している。例えば、MISトランジスタのゲート長は、10nm程度であり、ゲート絶縁膜であるhigh−k膜4の等価酸化膜厚(EOT:Equivalent Oxide Thickness)は、0.5nm程度である。なお、本実施の形態1では、ゲート長を10nm程度とした場合について説明するが、ゲート長が10nm以下であっても良い。
シリコン基板1には、MISトランジスタのソース・ドレイン領域13となる高濃度半導体領域が形成されている。また、図9に示すように、このソース・ドレイン領域13の表面側には、例えばニッケルシリサイド(NiSi)からなるシリサイド14が形成されており、上部の金属配線層17とコンタクトプラグ16を介して電気的に接続される。
ゲート電極の側壁には、オフセットスペーサ9が形成されており、さらにその外側にはサイドウォール12が形成されている。
high−k膜4は、例えばハフニウムを含む酸化物を適用することができる。具体的には、比誘電率が約20〜25の酸化ハフニウム(HfO)を適用することができる。また、この酸化ハフニウムにシリコン(Si)またはアルミニウム(Al)を混合して結晶化温度を上げた材料(HfAlO、HfSiO)を適用しても良い。本実施の形態1では、HfSiONを使用する。
次に、本実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の一例について図4〜図9を参照して説明する。図4〜図9は、本実施の形態1における製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。
まず、図4に示すようなシリコン基板1に素子分離層2を形成し、図5に示すように、シリコン基板1の主面上にHfSiONから成るhigh−k膜4をゲート絶縁膜として形成する。
続いて、high−k膜4上に仕事関数金属であるTaSiN膜5、グレインサイズの小さいタングステンからなる第一の低抵抗膜6、グレインサイズの大きいタングステンからなる第二の低抵抗膜7、ハードマスクであるSiN膜8を順次形成した後、図6に示すように、リソグラフィーとエッチングによりゲート電極を形成する。このとき、従来は低抵抗膜が一層のみで、タングステンのグレインサイズが膜厚より大きくなるとグレインの境界が低抵抗膜を寸断するようになり、イオン注入時のドーパントの突き抜けの原因になっていた。そこで本発明の実施の形態では、低抵抗膜を二層にし、第一の低抵抗膜6のグレインサイズを小さくすることにより、イオン注入時のドーパントの突き抜けを防止できる。
続いて、図7に示すように、オフセットスペーサ9を形成する。オフセットスペーサ9は、シリコン基板1上にCVD法で酸化シリコン膜を堆積し、この酸化シリコン膜を異方性エッチングすることによって形成する。次いで、シリコン基板1にN型ドーパントであるAsを注入し、ソース・ドレインエクステンション10を形成し、ボロン注入によりパンチスルーストッパとしてhalo領域11を形成する。
続いて、図8に示すように、ゲート側面サイドウォール12を形成し、シリコン基板1にAsを注入してソース・ドレイン領域13を形成する。次に、ソース・ドレイン領域13の表面をシリサイド化し、シリサイド14を形成する。このシリサイド14を形成するには、例えばシリコン基板1上にニッケル(Ni)を堆積し、熱処理することでニッケルシリサイド(NiSi)を形成する。これまでの工程によって、MISトランジスタが形成される。
続いて、図9に示すように、シリコン基板1上にCVD法で酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜15を堆積した後、ソース・ドレイン領域13の上部にコンタクトホールを形成し、そのコンタクトホールの内部にタングステンのコンタクトプラグ16を埋め込んだ後、例えば他の半導体素子と電気的に接続される金属配線層17を層間絶縁膜15上に形成することによって半導体装置が得られる。
(実施の形態2)
本発明に係る半導体装置の一例として、本実施の形態2では、MISトランジスタを備えた半導体装置について説明する。
本実施の形態2に係る半導体装置の製造方法では、図10から図18を用いてCMISの形成プロセスフローを示す。
まず、図10に示すように、シリコン基板18に素子分離膜19を形成する。
次に、図11に示すように、PMIS領域にn型のイオンのリンを、NMIS領域にp型イオンのボロンを注入し、nウエル20およびpウエル21を形成した後、nウエル20およびpウエル21上にHfSiONから成るゲート絶縁膜としてのhigh−k膜22、P型金属としてのTiN膜23、ハードマスクとしてのSiN膜24を順次形成する。
次に、図12に示すように、pウエル領域のSiN膜24をリソグラフィーとエッチングにより除去し、TiN膜23を過酸化水素水溶液によりエッチングする。
次に、図13に示すように、NメタルとしてのTaSiN膜25と、ハードマスクとしてのSiN膜26を順次形成する。
続いて、図14に示すように、nウエル上のハードマスクSiN膜26と、TaSiN膜25をリソグラフィーとエッチングにより除去し、図15に示すように、ハードマスク24、26をHF水溶液で除去する。
次に、図16に示すように、Arのエネルギーの低い条件でタングステンからなる第一の低抵抗膜27を形成し、Arのエネルギーの高い条件でタングステンからなる第二の低抵抗膜28を形成し、ハードマスクとしてのSiN膜29を順次形成する。ここで、従来は、低抵抗膜は一層のみであり、そのグレインサイズが仕事関数金属に依存したために、PMISとNMISとのゲート抵抗に差が生じていたが、本発明の実施の形態では低抵抗膜を二層にしたため、第二の低抵抗膜のグレインサイズに仕事関数金属依存がなくなるので、PMISとNMISで同一のゲート抵抗を得ることができる。
この後の工程は、実施の形態1に従う。すなわち、図17〜図20に示すように、ゲート電極を形成し、オフセットスペーサ30形成後、NMISエクステンション31にはAs、NMISのhalo領域32にはB、PMISエクステンション33にはB、PMISのhalo領域34にはAsをそれぞれ注入する。次に、ゲート側面にサイドウォール35を形成し、NMISにはAs、PMISにはBを注入しソース・ドレインを形成し、ソース・ドレイン上をシリサイド化し、層間絶縁膜39を形成した後、コンタクトプラグ40、金属配線層41を形成し、半導体装置を完成させる。
本発明は、high−k膜を含むゲート絶縁膜を有するMISトランジスタの製造に幅広く利用されるものである。
本発明の実施の形態1に係るMISトランジスタを備えた半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図1のMISトランジスタの要部の一例を模式的に示す拡大断面図である。 図1のMISトランジスタの要部の一例を模式的に示す拡大断面図である。 本実施の形態1における製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図4に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図5に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図6に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図7に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図8に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 本実施の形態2における製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図10に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図11に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図12に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図13に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図14に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図15に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図16に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図17に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図18に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。 図19に続く製造工程中の半導体装置の要部を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 シリコン基板(半導体層)
2 素子分離層
4 high−k膜(ゲート絶縁膜)
5 仕事関数金属膜
6 第一の低抵抗膜
7 第二の低抵抗膜
8 SiN膜(ハードマスク)
9 オフセットスペーサ
10 ソース・ドレインエクステンション
11 halo領域
12 ゲート側面サイドウォール
13 ソース・ドレイン領域
14 シリサイド
15 層間絶縁膜
16 コンタクトプラグ
17 金属配線層
18 シリコン基板
19 素子分離膜
20 nウエル
21 pウエル
22 high−k膜(ゲート絶縁膜)
23 TiN膜(P型金属)
24 SiN膜(ハードマスク)
25 TaSiN膜(Nメタル)
26 SiN膜(ハードマスク)
27 第一の低抵抗膜
28 第二の低抵抗膜
29 SiN膜(ハードマスク)
30 オフセットスペーサ
31 NMISエクステンション
32 halo領域
33 PMISエクステンション
34 halo領域
35 ゲート側面サイドウォール
36 ソース・ドレイン領域
37 ソース・ドレイン領域
38 シリサイド
39 層間絶縁膜
40 コンタクトプラグ
41 金属配線層

Claims (5)

  1. シリコン基板と、
    前記シリコン基板上に形成された高誘電率膜を含むゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成された、仕事関数を決定する導電膜と、
    前記導電膜上に形成された第一の低抵抗膜と、
    前記第一の低抵抗膜上に形成された第二の低抵抗膜と、
    からなるゲート電極を備えたMISトランジスタを有する半導体装置であって、前記第一の低抵抗膜と前記第二の低抵抗膜とが同一の金属で構成され、前記第一の低抵抗膜のグレインサイズと前記第二の低抵抗膜のグレインサイズが異なっており、前記第一の低抵抗膜のグレインが、前記第一の低抵抗膜と前記第二の低抵抗膜との境界面で終端していることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第一の低抵抗膜のグレインサイズが前記第二の低抵抗膜のグレインサイズより小さいことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. シリコン基板と、
    前記シリコン基板上に形成された高誘電率膜を含むゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成された仕事関数を決定する第一の導電膜と、
    前記第一の導電膜上に形成された第一の低抵抗膜と、
    前記第一の低抵抗膜上に形成された第二の低抵抗膜と、
    からなるゲート電極を備えたNMISトランジスタと、
    前記シリコン基板上に形成された高誘電率膜を含むゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成された仕事関数を決定する第二の導電膜と、
    前記第二の導電膜上に形成された第一の低抵抗膜と、
    前記第一の低抵抗膜上に形成された第二の低抵抗膜と、
    からなるゲート電極を備えたPMISトランジスタと
    を有する半導体装置において、前記第一の低抵抗膜と前記第二の低抵抗膜とが同一の金属で構成され、前記第一の低抵抗膜のグレインサイズと前記第二の低抵抗膜のグレインサイズが異なっており、前記第一の低抵抗膜のグレインが、前記第一の低抵抗膜と前記第二の低抵抗膜との境界面で終端していることを特徴とする半導体装置。
  4. 前記第一の低抵抗膜のグレインサイズが前記第二の低抵抗膜のグレインサイズより小さいことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. (a)シリコンウエハ上に高誘電率膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、
    (b)前記ゲート絶縁膜上に仕事関数を決定する導電膜を形成する工程と、
    (c)前記導電膜上に第一の低抵抗膜をスパッタリング法で形成する工程と、
    (d)前記第一の低抵抗膜上に第二の低抵抗膜をスパッタリング法で形成する工程と、
    (e)前記導電膜と前記第一、第二の低抵抗膜をエッチングしてゲート電極を形成する工程と、
    によってMISトランジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、
    前記(c)工程で前記第一の低抵抗膜を形成する際に、前記シリコンウエハと前記第一の低抵抗膜形成用のターゲットとの間に印加する電圧は、前記(d)工程で前記第二の低抵抗膜を形成する際に、前記シリコンウエハと前記第二の低抵抗膜形成用のターゲットとの間に印加する電圧よりも低くすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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