JP2010010395A - プリント配線板の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、嵌合状態の確認が容易に行うことのできるプリント配線板の接続構造を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 回路基板3上に実装され、回路基板3の板面とほぼ平行に挿入部40を有するコネクタ4と、FPC5の差し込み部52と隣接する箇所に突き出し形成される第1の指標部54と、コネクタ4が実装される回路基板3の実装面側に設けられ、第1の指標部54との位置関係からFPC5とコネクタ4との嵌合状態を認識可能とする目印部33と、コネクタ4の挿入部40箇所と隣接する回路基板3に設けられた開口部34と、FPC5に設けられ、コネクタ4が実装される実装面と相反する側から開口部34を介してコネクタ4とFPC5との嵌合状態を認識可能とする第2の指標部55と、を備えてなることを特徴とするプリント配線板の接続構造である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プリント配線板の接続構造に関し、特にコネクタを介して硬質材料からなるプリント回路基板とフレキシブルプリント配線板とを電気的に接続するプリント配線板の接続構造に関するものである。
従来のこの種のプリント配線板の接続構造として、たとえば、特許文献1などによって広く知られている。かかるプリント配線板の接続構造はフラットケーブル(フレキシブルな配線基板)がプリント回路基板上に実装されたコネクタに正しく挿入され、通電状態が保たれているかどうかを確認するものであり、コネクタと、コネクタに設けられた確認用の窓部と、フレキシブルな配線板から構成されている。
特開2001−307831号公報
しかしながら、前述した特許文献1などに代表されるプリント配線板の接続構造にあっては確認用の窓部が小さいため嵌合状態の確認が真上に近い箇所でないと見づらいため、コネクタに対してフレキシブルプリント配線板の組み付け時において通電状態が所定の状態に保たれているかを確認する作業に時間を費やしてしまいやすいといったデメリットがある。
また、フレキシブルプリント配線板をコネクタに組み付けた後において、コネクタに差し込まれたフレキシブルプリント配線板とプリント回路基板とが電気的に通電状態を保った状態にて、たとえばケース内に組み付け固定しようとした場合、コネクタがプリント回路基板の背面側に配置されている状態でフレキシブルプリント配線板を引き回し形成すると、フレキシブルプリント配線板の先端側の通電部とプリント回路基板とを電気的に引き回し形成したコネクタとの嵌合状態が見えないままケース内にセットしなければならないことがある。
このため、フレキシブルプリント配線板を柔軟に撓ませながらケース内に引き回してセットする際に、フレキシブルプリント配線板を引っ張りながら引き回してしまうとコネクタからフレキシブルプリント配線板が外れる方向に作用してしまうことがあり、この結果、最初に適正な状態にセットして通電状態が保たれていたコネクタに対するフレキシブルプリント配線板の位置関係が狂ってしまい、場合によっては通電不良の状態となってしまうことがあり、この通電不良の状態がプリント回路基板によって遮られているために通電状態が保たれているかどうかを確認することができないことがある。
本発明は前述した問題点に着目し、嵌合状態の確認が容易に行うことのできるプリント配線板の接続構造を提供することを目的とするものである。
本発明は前述した課題を解決するため、請求項1では、回路パターンを引き回し形成した硬質材料からなるプリント回路基板とフレキシブルプリント配線板に設けられた通電用の差し込み部とをコネクタを介して接続するプリント配線板の接続構造において、前記プリント回路基板上に実装され、前記プリント回路基板の板面とほぼ平行に挿入部を有する前記コネクタと、前記フレキシブルプリント配線板の前記差し込み部と隣接する箇所に設けられた凹凸あるいは切り込みからなる第1の指標部と、前記コネクタが実装される前記プリント回路基板の実装面側に設けられ、前記第1の指標部との位置関係から前記フレキシブルプリント配線板と前記コネクタとの嵌合状態が適正であるか否かを認識可能とする目印部と、前記コネクタの前記挿入部箇所と隣接する前記プリント回路基板に設けられた開口部と、前記フレキシブルプリント配線板に設けられ、前記コネクタが実装される実装面と相反する側から前記開口部を介して前記コネクタと前記フレキシブルプリント配線板との嵌合状態が適正であるか否かを認識可能とする第2の指標部と、を備えてなることを特徴とするプリント配線板の接続構造である。
このように構成することにより、コネクタに対してフレキシブルプリント配線板の嵌合状態の良否判定を、硬質材料からなるプリント回路基板上に設けられた目印部の位置を目安にしてフレキシブルプリント配線板の差し込み部と隣接する両側端箇所に設けられた凹凸あるいは切り込みからなる第1の指標部の位置とを対比判読することによって視覚的に容易に判別しながら組み付けることができる。また、このフレキシブルプリント配線板のコネクタへの組み付け後において、プリント回路基板上のコネクタの実装面と相反する側からもプリント回路基板に設けた開口部を介してコネクタとフレキシブルプリント配線板との嵌合状態が適正であるか否かをフレキシブルプリント配線板に設けた第2の指標部と開口部との対比判読によって視覚的に容易に確認することができるという効果がある。
また請求項2では、請求項1に記載のプリント配線板の接続構造において、前記フレキシブルプリント配線板の前記差し込み部の領域と前記第1の指標部の領域とに補強板を重ね合わせて設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、コネクタに差し込まれるフレキシブルプリント配線板の差し込み部の領域と、フレキシブルプリント配線板の差し込み部と隣接する箇所に設けられた凹凸あるいは切り込みからなる第1の指標部の領域とに個別に設けられた補強板が重ね合わされて配設されるため、フレキシブルプリント配線板自体の強度を高めることができ、コネクタの挿入部へフレキシブルプリント配線板の差し込み部を良好に送り込むことが可能となり、組み付けやすいフレキシブルプリント配線板の取付構造を提供することができる。
また請求項3では、請求項1に記載のプリント配線板の接続構造において、前記第2の指標部は、前記フレキシブルプリント配線板33上に設けられる配線パターンと同一材料により形成してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、フレキシブルプリント配線板上の配線パターンと同一材料にて形成された第2の指標部の位置がプリント回路基板に設けた開口部を介して視覚的に容易に判別することができるものであり、配線パターンの形状も任意な外観形状とすることができる。
また請求項4では、請求項1または請求項2に記載のプリント配線板の接続構造において、前記第2の指標部は、前記フレキシブルプリント配線板上または補強板上に印刷にて形成してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、フレキシブルプリント配線板上または補強板上に印刷にて形成された第2の指標部の位置がプリント回路基板に設けた開口部を介して視覚的に容易に判別することができるものであり、印刷の形状も任意な外形形状とすることができる。
また請求項5では、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のプリント配線板の接続構造において、前記硬質材料からなるプリント回路基板の裏面側には、前記プリント回路基板を覆う保護カバーが設けられ、前記保護カバーには前記開口部に対応する位置に前記第2の指標部を認識可能とする確認用の窓部を設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、コネクタが直接見えない側(コネクタの実装面であるプリント回路基板の反対側の面)であるプリント回路基板側からコネクタとフレキシブルプリント配線板との嵌合状態の良否判定をプリント回路基板を覆うケースの外側からケースに設けた確認用の窓部と同一軸線上に配置されるプリント回路基板の開口部を介してフレキシブルプリント配線板に設けられた第2の指標部を確認することができ、これにより開口部および窓部を介して第2の指標部の位置を対比判読することによって視覚的に容易に判別することができ、コネクタとフレキシブルプリント配線板との嵌合状態の良否判定を簡便に行うことができる。
本発明では、回路パターンを引き回し形成した硬質材料からなるプリント回路基板とフレキシブルプリント配線板に設けられた通電用の差し込み部とをコネクタを介して接続するプリント配線板の接続構造において、前記プリント回路基板上に実装され、前記プリント回路基板の板面とほぼ平行に挿入部を有するコネクタと、前記フレキシブルプリント配線板の差し込み部と隣接する箇所に設けられた凹凸あるいは切り込みからなる第1の指標部と、前記コネクタが実装される前記プリント回路基板の実装面側に設けられ、前記第1の指標部との位置関係から前記フレキシブルプリント配線板と前記コネクタとの嵌合状態が適正であるか否かを認識可能とする目印部と、前記コネクタの前記挿入部箇所と隣接する前記プリント回路基板に設けられた開口部と、前記フレキシブルプリント配線板に設けられ、前記コネクタが実装される実装面と相反する側から前記開口部を介して前記コネクタと前記フレキシブルプリント配線板との嵌合状態が適正であるか否かを認識可能とする第2の指標部と、を備えてなることを特徴とするプリント配線板の接続構造であるため、コネクタに対してフレキシブルプリント配線板の嵌合状態の良否判定を、硬質材料からなるプリント回路基板上に設けられた目印部の位置に対してフレキシブルプリント配線板の差し込み部と隣接する両側端箇所に設けられた凹凸あるいは切り込みからなる第1の指標部の位置とを対比判読することによって視覚的に容易に判別しながら組み付けることができる。また、このフレキシブルプリント配線板のコネクタへの組み付け後において、プリント回路基板上のコネクタの実装面と相反する側からもプリント回路基板に設けた開口部を介してコネクタとフレキシブルプリント配線板との嵌合状態が適正であるか否かをフレキシブルプリント配線板に設けた第2の指標部と開口部との対比判読によって視覚的に容易に確認することができるという効果があり、これにより初期の目的を達成することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の対象とするプリント配線板の接続構造を車両用の液晶表示装置に適用した実施例に基づいて説明する。
図1から図6は本発明の第1実施例の実施形態を示すもので、図1はプリント配線板の接続構造を含む液晶表示装置の全体構造を示す分解斜視図であり、図2は、図1の組み付け状態を示す断面図であり、図3は、第1実施例におけるプリント回路基板に実装されたコネクタにフレキシブルプリント配線板の差し込み部を挿入する前の状態を示すコネクタ実装面側から見た要部の概略平面図であり、図4は、第1実施例におけるプリント回路基板に実装されたコネクタにフレキシブルプリント配線板の差し込み部を挿入する前の状態を示すコネクタ非実装面側から見た要部の概略平面図であり、図5は図3の組み付け状態を示した概略平面図および組み付け状態の正常時と位置ずれ時のそれぞれの要部を示す平面図であり、図6は図4の組み付け状態を示した概略平面図および組み付け状態の正常時と位置ずれ時のそれぞれの要部を示す平面図である。
同図において、本実施例におけるプリント配線基板の接続構造を適用した液晶表示装置は、透過型の液晶表示素子からなる矩形状の表示パネル1と、この表示パネル1が支持される合成樹脂材料からなるホルダー2と、表示パネル1の背後に配置された硬質のプリント回路基板3と、このプリント回路基板3上に実装されるコネクタ4と、このコネクタ4と電気的に接続され、前記表示パネル1側と前記プリント回路基板3側とを電気的に接続する可撓性の配線板であるフレキシブルプリント配線板5と、前記プリント回路基板3上に実装され液晶表示素子からなる表示パネル1を背後から照明する発光ダイオードによる光源6とを備えている。
また表示パネル1の前面側には表示パネル1の周縁を被う枠状の縁部を有する金属性材料からなる枠状フレーム7が設けられており、この枠状フレーム7がホルダー2に着脱可能に保持されるように設けられている。
また液晶表示装置にはホルダー2の周縁部分と底面部分とを被いつつ、プリント回路基板3の裏面側および引き回し配設されるフレキシブルプリント配線板5を被いながら保護するための合成樹脂製の保護カバー8がホルダー2の下側から嵌め込みながら固定保持することができるように設けられている。
液晶表示装置における表示パネル1は、たとえば一対のガラス基板(2枚のガラス基板)間に液晶分子を封入した液晶パネルからなり、その端部にはフレキシブルプリント配線板5と導通接続される複数の電極端子(図示せず)が設けられている。
また、ホルダー2は白色の合成樹脂からなり、ホルダー2の前面側には表示パネル1の周縁部を支持する載置部20が設けられるとともに、この載置部20から奥まった位置において末広がり状のライトガイド部21が形成され、たとえば白色で発光する発光ダイオードによる光源6が点灯すると、光源6側からの照射光線が直接あるいはライトガイド部21の内面部分を反射して表示パネル1の背面側を照らしだすことによって表示パネル1がほぼ均一的に透過照明されるように構成されている。
プリント回路基板3は、たとえばガラスエポキシ系材料からなる硬質の回路基板で形成されており、その所定箇所にはフレキシブルプリント配線板5を介して表示パネル1の各電極端子(図示せず)と導通接続される。この際、表示パネル1に駆動信号を供給する複数の回路パターン30がプリント回路基板3上に設けられており、プリント回路基板3上の回路パターン30から引き出し形成された複数の電極端子31とプリント回路基板3に実装されたコネクタ4とに設けられた接触端子部41とを電気的に接続し、コネクタ4の接触端子部41を介して後述するフレキシブルプリント配線板5の電極端子部53と接続するように構成している。またこの実施例にあっては、プリント回路基板3の裏面側には外部へと電気的に引き回し形成するための外部接続用電気コネクタ32が設けられている。
コネクタ4は、合成樹脂製の絶縁性材料にて成形されており、後述するフレキシブルプリント配線板5の端部側である差し込み部52が挿入される挿入部40がプリント回路基板30の板面とほぼ平行に沿って設けられるとともに、コネクタ4の挿入部40の内部側には、挿入部40の内壁面の上壁面側に沿って複数の接触端子部41が設けられている。またコネクタ4の接触端子部41のそれぞれの端部はコネクタ4の外部側へと引き出し配列され、この接触端子部41の端部がプリント回路基板3上の回路パターン30から引き回し形成された複数の電極端子31と電気的に接続されるように形成されている。
フレキシブルプリント配線板5は、柔軟性に富んだポリエステルなどの合成樹脂製の樹脂フィルム50に所望の導電性の配線パターン51を形成したものであり、2枚の樹脂フィルム50間に導電性の配線パターン51が引き回し形成され、その配線パターン51の端部側である差し込み部52箇所の樹脂フィルム50の片面側が除去されている。
この実施例では、コネクタ4の挿入部40の上壁面側に設けられた複数の接触端子部41と接触するようにフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52箇所の上面側に面した樹脂フィルム50が除去され通電を果たすように形成されており、樹脂フィルム50が除去されることによって配線パターン51の銅箔部が露出した電極端子部53がコネクタ4の接触端子部41と対応するように配設され電気的な通電が果たせるように形成されている。
ところで、上述したプリント配線板の接続構造において、この第1実施例におけるプリント回路基板3上に実装されているコネクタ4とフレキシブルプリント配線板5との嵌合状態の確認を容易に行うことができるプリント配線板の接続構造として、以下の構造を採用している。
この第1実施例では、フレキシブルプリント配線板5の差し込み部52箇所と隣接する樹脂フィルム50の両側端箇所から一体に凸片からなる第1の指標部54が突き出し形成されている。
また、フレキシブルプリント配線板5の配線パターン51の銅箔部が露出した電極端子部53が設けられている差し込み部52の背面部分(図 の下側)の領域と、凸片からなる第1の指標部54の領域とに合わせてポリイミド樹脂板からなるほぼT字形状の補強板9が部分的に重ね合わせて貼り付けられており、この補強板9の表面に例えばシルク印刷等の手段によって第2の指標部55が設けられている。
またプリント回路基板3のコネクタ4の実装面には、コネクタ4の挿入部40にフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52が差し込まれて正規の状態に電気的に接続されたフレキシブルプリント配線板5の設置位置において、フレキシブルプリント配線板5に形成した第1の指標部54の輪郭にほぼ沿うように目印部33がたとえばシルク印刷等の手段によって形成されている。この場合、プリント配線基板3の表面上に電気部品の配置位置を文字や記号などで印刷する行程と同時に目印部33を印刷形成することにより行うことができるようにしているため、新たに個別に印刷等を行うことなく簡単に行うことができるように設けられている。
またプリント回路基板3には、コネクタ4の挿入部40箇所と隣接する位置に切り欠き穴からなる開口部34が形成されている。
この場合、プリント回路基板3上に設けられる開口部34の位置関係としては、プリント回路基板3上に実装されたコネクタ4にフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52を差し込んでセットした状態において、フレキシブルプリント配線板5上に貼り合わされた補強板9の表面に設けられた第2の指標部55をコネクタ4の実装面と相反する側から開口部34を介して適正な位置にあるか否かを認識可能とする位置に開口部34が配置されるように設けられている。
また保護カバー8には、ホルダー2に組み付けられている状態におけるたプリント回路基板3の開口部34に対応する位置に第2の指標部55を認識可能とする確認用の窓部8Aが設けられている。
上記構成からなる第1の実施例におけるプリント配線板の接続構造を含む液晶表示装置は以下のように組み付けられる。ホルダー2の載置部20に予めフレキシブルプリント配線板5が導通接続された表示パネル1を載せ、次に枠状の縁部を有する枠状フレーム7を表示パネル1の上側からホルダー2に被せて枠状フレーム7を嵌め込み固定することによって表示パネル1が固定保持される。
このようにホルダー2に表示パネル1を固定した状態にてフレキシブルプリント配線板5のもう一方の端部側である差し込み部52箇所をプリント回路基板3上に実装されたコネクタ4の挿入部40へと差し込んでコネクタ4に係合保持することによりフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52箇所に設けられた電極端子部53とコネクタ4の挿入部40の内部側に設けられた接触端子部41とが電気的に接続される。
この際、フレキシブルプリント配線板5の差し込み部52の領域の一部と、この差し込み部52と隣接する樹脂フィルム50の両側端箇所から一体に突き出し形成された凸片からなる第1の指標部54の領域に補強板9を貼り合わせることによりフレキシブル配線板5自体の強度を部分的に高めることができ、コネクタ4の挿入部40にフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52を差し込んで組み付けるに際し良好に送り込むことが可能となり、組み付けやすいプリント配線板の取付構造を提供することができる。
またフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52箇所と第1の指標部54箇所の強度が部分的に高められるとともに、第1の指標部54箇所を操作する操作凸片としての役目を果たすこともできるため、組み付け時において、第1の指標部54箇所である操作凸片を支持しながら送り込んでセットする際に操作もし易く、樹脂フィルム50自体を傷めることなく良好に固定保持することができる。
またコネクタ4に対してフレキシブルプリント配線板5の嵌合状態の良否判定を、コネクタ4が実装されるプリント回路基板3の実装面において、硬質材料からなるプリント回路基板3上に設けられた目印部33の位置に対してフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52と隣接する両側端箇所に設けられた凸片からなる第1の指標部54の位置とを対比判読することによって視覚的に容易に判別することができ、組み付け作業時(製造工程中)における確認作業を従来構造に比べて短縮することができるという効果がある。
すなわち、図3および図5に示すようにフレキシブルプリント配線板5の組み付け時に、適正な状態にコネクタ4側へセットした場合にあっては、第1の指標部54箇所とプリント回路基板3上に設けられた目印部33との位置のずれがないことを即座に判別することができるものであり〔図5の組み付け状態の正常時〕、また図5において、組み付け状態の位置がずれた場合にあっては、図5の位置ずれ時の状態が示してあるようにフレキシブルプリント配線板5が適正な状態でなく、たとえば斜めに挿入された場合などにあっては、目印部33に対して第1の指標部54との位置のずれを容易に判別することができるため、フレキシブルプリント配線板5の組み付けをやり直すことによって所定の状態にセットすることができる。
またフレキシブルプリント配線板5のコネクタ4への組み付け後において、この第1の実施例にあっては、表示パネル1をホルダー2の前面側に組み付けた状態にて表示パネル1の電極部(図示せず)から引き回し形成されたフレキシブルプリント配線板5の他方側の端部に設けられた差し込み部52箇所をプリント回路基板3上に実装されたコネクタ4の挿入部40へと差し込んで電気的に接続した状態にて、プリント回路基板3をホルダー2の背面側に反転させながら組み付け固定すると、コネクタ4を実装したプリント回路基板3の面およびフレキシブルプリント配線板5がホルダー2の内面側に位置するために、フレキシブルプリント配線板5に設けた第1の指標部54とプリント回路基板3上に設けられた目印部33とを直接見ることができなくなるため、適正な状態にフレキシブルプリント配線板5がセットされているか否か確認できなくなることがある。
しかしながら、コネクタ4が実装されたプリント回路基板3の実装面と反対側の面においては、プリント回路基板3の内面側に引き回し配設されたフレキシブルプリント配線板5のセット状態は、プリント回路基板3に設けた開口部34を介してフレキシブルプリント配線板5の表面に貼り付けられた補強板9に設けた第2の指標部55の位置が所定の位置に存在しているかを目視によって確認することができる。
すなわち例えば図6に示すように、適正な状態にフレキシブルプリント配線板5が引き回し形成されてコネクタ4にセットされていた場合、プリント回路基板3に設けた開口部3に対して第2の指標部55が所定以上に位置ずれをしていないかを目視によって図6の正常時の状態かあるいは図6の位置ずれ時の状態かを判別することができ、プリント回路基板3の背面側であるコネクタ4が実装されたプリント回路基板3の実装面と反対側の面においても容易に確認することができる。
従って、フレキシブルプリント配線板5のコネクタ4への組み付時および組み付け後において、コネクタ4が実装されるプリント回路基板3の実装面においては、硬質材料からなるプリント回路基板3上に設けられた目印部33の位置に対してフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52と隣接する両側端箇所に設けられた凸片からなる第1の指標部54の位置とを対比判読することによって視覚的に容易に判別することができるものであり、またホルダー2側にプリント回路基板3に引き回し配設する際に、誤って差し込んであるフレキシブルプリント配線板5の組み付け位置が狂ったとしてもフレキシブルプリント配線板5が組み付けられていない側であるプリント回路基板3の背面側、すなわちコネクタ4が実装されたプリント回路基板3の実装面と反対側の面においては、開口部34から第2の指標部55の位置が適正な位置にあるか否かを目視によって判別することによって簡単に確認することができ、プリント回路基板3の表裏面にてフレキシブルプリント配線板5の組み付け状態をそれぞれ確認することができるものであり、ダブルチェック機能を有するものである。
なお、第1実施例における液晶表示装置にあっては、ホルダー2の周面部分と底面部分を被いつつ、プリント回路基板3の裏面側およびフレキシブルプリント配線板5を合成樹脂製の保護カバー8によって保護するとともに、図2に示すように、その保護カバー8に設けた確認用の窓部8Aから同一軸線上に配置されるプリント回路基板3の開口部34を介してフレキシブルプリント配線板5に設けられた第2の指標部55を確認することができ、これにより開口部34および窓部8Aを介して第2の指標部55の位置を対比判読することによって視覚的に容易に判別することができ、コネクタ4とフレキシブルプリント配線板5との嵌合状態の良否判定を目視によって簡便に行うことができる。
図7から図12は本発明の第1実施例の実施形態を示すもので、図7はプリント配線板の接続構造を含む液晶表示装置の全体構造を示す分解斜視図であり、図8は、図7の組み付け状態を示す断面図であり、図9は、第2実施例におけるプリント回路基板に実装されたコネクタにフレキシブルプリント配線板の差し込み部を挿入する前の状態を示すコネクタ実装面側から見た要部の概略平面図であり、図10は、第2実施例におけるプリント回路基板に実装されたコネクタにフレキシブルプリント配線板の差し込み部を挿入する前の状態を示すコネクタ非実装面側から見た要部の概略平面図であり、図11は図9の組み付け状態を示した概略平面図および組み付け状態の正常時と位置ずれ時のそれぞれの要部を示す平面図であり、図12は図10の組み付け状態を示した概略平面図および組み付け状態の正常時と位置ずれ時のそれぞれの要部を示す平面図である。
同図において、ここでは前述した第1実施例と同様にして、液晶表示装置に適用したプリント配線板の接続構造を示しており、表示パネル1の背後に配置された硬質のプリント回路基板3と、このプリント回路基板3上に実装されるコネクタ4と、このコネクタ4と電気的に接続され、表示パネル1側とプリント回路基板3側とを電気的に接続する可撓性の配線板であるフレキシブルプリント配線板5と、によってプリント回路板の接続構造全体が構成されている。
この第2実施例にあっては、前述した第1実施例とほぼ同様にして、プリント回路基板3は、たとえばガラスエポキシ系材料からなる硬質の回路基板で形成されており、そのプリント回路基板3上の所定箇所には回路パターン30が設けられ、プリント回路基板3上の回路パターン30から引き出し形成された複数の電極端子31とプリント回路基板3に実装されるコネクタ4とを電気的に接続し、コネクタ4を介してフレキシブルプリント配線板5の電極端子部53と接続するように構成している。
コネクタ4は、合成樹脂製の絶縁性材料にて成形されており、フレキシブルプリント配線板5の端部側である差し込み部52が挿入される挿入部40がプリント回路基板3の板面とほぼ平行に沿って設けられるとともに、コネクタ4の挿入部40の内部側には複数の接触端子部41が設けられている。またコネクタ4の接触端子部41はプリント回路基板3の回路パターン30から引き回し形成された複数の電極端子31と電気的に接続されるように形成されている。
フレキシブルプリント配線板5は、柔軟性に富んだポリエステルなどの合成樹脂製の樹脂フィルム50に所望の配線パターン51を形成したものであり、この場合、2枚の樹脂フィルム50間に銅箔部からなる導電性の配線パターン51が引き回し形成され、その配線パターン51の端部側である差し込み部52箇所の樹脂フィルム50が除去され、その除去されることによって配線パターン51の銅箔部が露出した電極端子部53がコネクタ4の接触端子部41と対応するように配設され電気的な通電が果たせるように形成されている。
この第2実施例におけるコネクタ4とフレキシブルプリント配線板5との嵌合状態の確認を容易に行うことができるプリント配線板の接続構造として、以下の構造を採用している。
この第2実施例におけるフレキシブルプリント配線板5には、そのフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52箇所と隣接する樹脂フィルム50の両側端箇所から一体に四角形状の突き出し片からなる第1の指標部54Aが突き出し形成されている。
また、フレキシブルプリント配線板5の差し込み部52箇所に配線パターン51の銅箔部が露出した電極端子部53が設けられている差し込み部52の背面部分の領域と、四角形状の突き出し片からなる第1の指標部54Aの領域とに合わせてポリイミド樹脂板からなるほぼT字形状の補強板9Aが部分的に重ね合わせて貼り付けられており、この補強板9Aと隣接するフレキシブルプリント配線板5上に設けられている配線パターン51の両側部側に配線パターン51を形成する工程と同時に銅箔部からなる第2の指標部55Aが形成されている。
またプリント回路基板3のコネクタ4の実装面には、コネクタ4の挿入部40にフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52が差し込まれて正規の状態に電気的に接続されたフレキシブルプリント配線板5の設置位置において、フレキシブルプリント配線板5に形成した第1の指標部54Aの外形形状の輪郭に沿うように目印部33Aが銅箔パターンによって形成されている。この第2実施例においては、プリント配線基板3の表面上に設けられる銅箔部からなる回路パターン30を形成する工程と同時に銅箔部からなる目印部33Aが形成されている。
またプリント回路基板3には、コネクタ4の挿入部40箇所と隣接する位置に切り欠き穴からなる開口部34Aが形成されており、この場合、プリント回路基板3上に実装されたコネクタ4にフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52を差し込んでセットした状態において、フレキシブルプリント配線板5に設けた銅箔部からなる第2の指標部55Aをコネクタ4の実装面と相反する側から開口部34Aを介して認識可能とする位置に開口部34Aが位置するように設けられている。
なお、この第2実施例においても保護カバー8には、ホルダー2に組み付けられている状態におけるプリント回路基板3の開口部34Aに対応する位置に第2の指標部55Aを認識可能とする確認用の窓部8Aが設けられている。
従って、第2の実施例においても第1の実施例と同様にして、プリント回路基板3の表面上に実装されたコネクタ4に対しフレキシブルプリント配線板5を接続する場合、フレキシブルプリント配線板5の端部側である差し込み部52箇所をプリント回路基板3上に実装されたコネクタ4の挿入部40へと差し込むことによって、フレキシブルプリント配線板5の差し込み部52箇所に設けられた電極端子部53とコネクタ4の挿入部40の内部側に設けられた接触端子部41とが電気的に接続される。
この際、フレキシブルプリント配線板5の差し込み部52の領域の一部と、この差し込み部52と隣接する樹脂フィルム50の両側端箇所から一体に四角形状の突き出し片からなる第1の指標部54Aの領域に補強板9を貼り合わせることによりフレキシブル配線板5自体の強度を部分的に高めることができ、コネクタ4の挿入部40にフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52を差し込んで組み付けるに際し良好に送り込むことが可能となり、組み付けやすいプリント配線板の取付構造を提供することができる。
またフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52箇所と第1の指標部54A箇所の強度が部分的に高められるとともに、第1の指標部54A箇所がフレキシブルプリント配線板5の組み付け操作する操作凸片としての役目を果たすこともでき、組み付け時において、第1の指標部54A箇所である操作凸片を支持しながら送り込んでセットする際に操作もし易く、樹脂フィルム50自体を傷めることなく良好に固定保持することができる。
またコネクタ4に対してフレキシブルプリント配線板5の嵌合状態の良否判定を、コネクタ4が実装されるプリント回路基板3の実装面において、硬質材料からなるプリント回路基板3に設けた銅箔部からなる目印部33Aの位置に対してフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52と隣接する両側端箇所に設けた四角形状の突き出し片からなる第1の指標部54Aの位置とを対比判読することによって視覚的に容易に判別することができ、組み付け作業時(製造工程中)における確認作業を従来構造に比べて短縮することができる。
すなわち、図9および図11に示すようにフレキシブルプリント配線板5の組み付け時に、適正な状態にコネクタ4側へセットした場合にあっては、第1の指標部54A箇所とプリント回路基板3上に設けられた銅箔部からなる目印部33Aとの位置のずれがないことを即座に判別することができ〔図11の組み付け状態の正常時〕、また図11において、組み付け状態の位置がずれた場合にあっては、図11の位置ずれ時の状態が示してあるように、フレキシブルプリント配線板5が適正な状態でなく、たとえば斜めに挿入された場合などにあっては、目印部33Aに対して第1の指標部54Aとの位置のずれを容易に判別することができるため、フレキシブルプリント配線板5の組み付けをやり直すことによって所定の状態にセットすることができる。
また第1の実施例と同様にして第2の実施例にあっては、表示パネル1をホルダー2の前面側に組み付けた状態にて表示パネル1の電極部(図示せず)から引き回し形成されたフレキシブルプリント配線板5の他方側の端部に設けられた差し込み部52箇所をプリント回路基板3上に実装したコネクタ4の挿入部40へと差し込んで電気的に接続した状態にて、プリント回路基板3をホルダー2の背面側に反転させながら組み付け固定すると、コネクタ4を実装したプリント回路基板3の面およびフレキシブルプリント配線板5がホルダー2の内面側に位置するために、フレキシブルプリント配線板5に設けた第1の指標部54Aとプリント回路基板3上に設けた目印部33Aとを直接見ることができなくなるため、適正な状態にフレキシブルプリント配線板5がセットされているか否か確認できなくなることがある。
しかしながら、コネクタ4が実装されたプリント回路基板3の実装面と反対側の面においては、プリント回路基板3の内面側に引き回し配設されたフレキシブルプリント配線板5のセット状態は、プリント回路基板3に設けた開口部34Aを介してフレキシブルプリント配線板5の表面に貼り付けられた補強板9Aに設けた第2の指標部55Aの位置が所定の位置に存在しているかを目視によって確認することができる。すなわち例えば図12に示すように、適正な状態にフレキシブルプリント配線板5が引き回し形成されてコネクタ4にセットされていた場合にあっては、プリント回路基板3に設けた開口部34Aに対して第2の指標部55Aが所定以上に位置ずれをしていないかを目視によって図12の正常時の状態かあるいは図12の位置ずれ時の状態かを判別することによってプリント回路基板3の背面側であるコネクタ4が実装されたプリント回路基板3の実装面と反対側の面においても容易に確認することができる。
従って、フレキシブルプリント配線板5のコネクタ4への組み付時および組み付け後において、コネクタ4が実装されるプリント回路基板3の実装面においては、硬質材料からなるプリント回路基板3に設けられた目印部33Aの位置に対してフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52と隣接する両側端箇所に設けられた四角形状の突き出し片からなる第1の指標部54Aの位置とを対比判読することによって視覚的に容易に判別することができるものであり、またホルダー2側にプリント回路基板3に引き回し配設する際に、差し込んであるフレキシブルプリント配線板5の組み付け位置が狂ったとしてもフレキシブルプリント配線板5が組み付けられていない側であるプリント回路基板3の背面側、すなわちコネクタ4が実装されたプリント回路基板3の実装面と反対側の面においては、開口部34Aから第2の指標部55Aの位置が適正な位置にあるか否かを目視によって判別することによって簡単に確認することができ、プリント回路基板3の表裏面にてフレキシブルプリント配線板5の組み付け状態をそれぞれ確認することができるものであり、ダブルチェック機能を有するものである。
なお、第2実施例における液晶表示装置においても第1の実施例と同様にして、ホルダー2の周面部分と底面部分を被いつつ、プリント回路基板3の裏面側およびフレキシブルプリント配線板5を合成樹脂製の保護カバー8によって保護するとともに、その保護カバー8に設けた確認用の窓部8Aから同一軸線上に配置されるプリント回路基板3の開口部34Aを介してフレキシブルプリント配線板5に設けられた第2の指標部55Aを確認することができ、これにより開口部34Aおよび窓部8Aを介して第2の指標部55Aの位置を対比判読することによって視覚的に容易に判別することができ、コネクタ4とフレキシブルプリント配線板5との嵌合状態の良否判定を目視によって簡便に行うことができる。
なお本発明は、前述した実施例に限定されるものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。たとえば、各実施例においては、液晶表示装置と硬質のプリント回路基板3との間を電気的に引き回し形成するためにフレキシブルプリント配線板5を用いていたが、硬質のプリント回路基板3同士を繋ぐフレキシブルプリント配線板5として用いても良いし、フレキシブルプリント配線板5を介してたとえばケースの外部へと電気的に引き回し形成するようにしても良いものであり、またコネクタ4に設けた挿入部40にフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52を挿入することによってフレキシブルプリント配線板5を固定保持するようにしていたが、コネクタ4に設けた抜け止め用のロック部材を介してフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52箇所を押圧保持するタイプのコネクタ4を用いても電気的に接続するようにしても良い。またフレキシブルプリント配線板5の差し込み部52と隣接する両側端箇所から突き出し形成される第1の指標部54,54Aの形状としては、ほぼ四角形状を例にして説明していたが半円状・三角形状など形状あるいはその大きさなど適宜設定すればよいものであり、場合によっては第1の指標部54,54Aの中央部の穴や切り溝などを形成することによって第2の指標部33との位置を対比判読することによって視覚的に容易に判別することができるように構成しても良いものであり、またプリント回路基板3に設けられる開口部34,34Aの形状として長方形による長孔形状を例にして説明していたが、長方形以外の形状によって開口部を形成しても良いものであり、場合によっては開口部の数も複数形成するようにしても良いものである。
図1は本発明の第1実施例であるプリント配線基板の接続構造を含む液晶表示装置の全体構造を示す分解斜視図である。 図2は、図1の組み付け状態を示す断面図である。 図3は、第1実施例におけるプリント回路基板に実装されたコネクタにフレキシブルプリント配線板の差し込み部を挿入する前の状態を示すコネクタ実装面側から見た要部の概略平面図である。 図4は、第1実施例におけるプリント回路基板に実装されたコネクタにフレキシブルプリント配線板の差し込み部を挿入する前の状態を示すコネクタ非実装面側から見た要部の概略平面図である。 図5は、図3の組み付け状態を示した概略平面図および組み付け状態の正常時と位置ずれ時のそれぞれの要部を示す平面図である。 図6は、図4の組み付け状態を示した概略平面図および組み付け状態の正常時と位置ずれ時のそれぞれの要部を示す平面図である。 図7は本発明の第2実施例であるプリント配線基板の接続構造を含む液晶表示装置の全体構造を示す分解斜視図である。 図8は、図7の組み付け状態を示す断面図である。 図9は、第2実施例におけるプリント回路基板に実装されたコネクタにフレキシブルプリント配線板の差し込み部を挿入する前の状態を示すコネクタ実装面側から見た要部の概略平面図である。 図10は、第2実施例におけるプリント回路基板に実装されたコネクタにフレキシブルプリント配線板の差し込み部を挿入する前の状態を示すコネクタ非実装面側から見た要部の概略平面図である。 図11は、図9の組み付け状態を示した概略平面図および組み付け状態の正常時と位置ずれ時のそれぞれの要部を示す平面図である。 図12は、図10の組み付け状態を示した概略平面図および組み付け状態の正常時と位置ずれ時のそれぞれの要部を示す平面図である。
符号の説明
1 表示パネル
2 ホルダー
3 プリント回路基板
4 コネクタ
5 フレキシブルプリント配線板
6 光源
7 枠状フレーム
8 保護カバー
8A 窓部
9 補強板
20 載置部
21 ライトガイド部
30 回路パターン
31 電極端子
32 外部接続用電気コネクタ
33,33A 目印部
34,34A 開口部
40 挿入部
41 接触端子部
50 樹脂フィルム
51 配線パターン
52 差し込み部
53 電極端子部
54,54A 第1の指標部
55,55A 第2の指標部
9,9A 補強板

Claims (5)

  1. 回路パターンを引き回し形成した硬質材料からなるプリント回路基板とフレキシブルプリント配線板に設けられた通電用の差し込み部とをコネクタを介して接続するプリント配線板の接続構造において、前記プリント回路基板上に実装され、前記プリント回路基板の板面とほぼ平行に挿入部を有する前記コネクタと、前記フレキシブルプリント配線板の前記差し込み部と隣接する箇所に設けられた凹凸あるいは切り込みからなる第1の指標部と、前記コネクタが実装される前記プリント回路基板の実装面側に設けられ、前記第1の指標部との位置関係から前記フレキシブルプリント配線板と前記コネクタとの嵌合状態が適正であるか否かを認識可能とする目印部と、前記コネクタの前記挿入部箇所と隣接する前記プリント回路基板に設けられた開口部と、前記フレキシブルプリント配線板に設けられ、前記コネクタが実装される実装面と相反する側から前記開口部を介して前記コネクタと前記フレキシブルプリント配線板との嵌合状態が適正であるか否かを認識可能とする第2の指標部と、を備えてなることを特徴とするプリント配線板の接続構造。
  2. 前記フレキシブルプリント配線板の前記差し込み部の領域と前記第1の指標部の領域とに補強板を重ね合わせて設けてなることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板の接続構造。
  3. 前記第2の指標部は、前記フレキシブルプリント配線板上に設けられる配線パターンと同一材料により形成してなることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板の接続構造。
  4. 前記第2の指標部は、前記フレキシブルプリント配線板上または前記補強板上に印刷にて形成してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプリント配線板の接続構造。
  5. 前記硬質材料からなるプリント回路基板の裏面側には、前記プリント回路基板を覆う保護カバーが設けられ、前記保護カバーには、前記開口部に対応する位置に前記第2の指標部を認識可能とする確認用の窓部を設けてなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のプリント配線板の接続構造。
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