JP2010008963A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像情報を表示するために設定で、視聴環境に適すると供に、ユーザの好みに適した設定を可能とする。
【解決手段】照度を示す信号の入力処理を行うセンサ信号入力I/Fと、映像信号を入力処理する映像信号入力部と、入力された照度と、映像信号に基づいて、映像信号の画質を調整する項目毎に、視認に適した表示を行うための目標値を算出する最適化演算部301と、映像の画質を調整するための設定画面で、目標値を表示する表示情報を生成するマイクロコンピュータ261dを備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、画質を調整可能な画像処理装置及び方法に関するものである。
従来から、映像表示装置としてテレビジョン受像機が存在する。このテレビジョン受像機としては、例えば、CRT(冷陰極管)や、液晶パネル、プラズマディスプレイなどのディスプレイを用いたものがある。このテレビジョン受像機で表示される映像の画質は、昼と夜などの日照変化や、部屋に備えられた照明器具の違いなどの、視聴環境に応じて、大きく変化する。
そこで、テレビジョン受像機では、輝度、コントラスト、画質、色相などを調整する機能を備えていることとした。これにより、テレビジョン受像機において、視聴環境に応じて輝度、コントラスト、画質、色相などを調整することで、よりユーザの好みに適した番組を映し出すことができる。
ところが、このように、ユーザがテレビジョン受像機の輝度、コントラスト、画質、色相などを詳細に設定することは可能であるが、現在のところ、あまり利用されていない。利用されていない原因の一つに、設定に慣れていないユーザでは、これら各パラメータをどう設定すれば、自分の好み及び視聴環境に適した映像が表示されるかわからないからと考えられる。さらに、ユーザが、これらの設定を変更した後、元の設定に戻らなくなることについての恐怖感があるためと考えられる。
そこで、近年、テレビジョン受像機の視聴環境に応じて、画質等を自動的に設定する技術が提案されている。このような技術の例としては、周囲の照度に応じて、表示すべき映像信号の平均輝度を算出することで、画質を自動調整している(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−171258号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、画質が自動的に調整されてしまうため、ユーザの好みに応じた画質に調節できないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、視聴環境に応じた設定と、ユーザの好みに応じた設定との両立を図る画像処理装置、及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像処理装置は、表示部に表示される画像情報の視認に影響を及ぼす環境情報を入力処理する入力部と、入力された前記環境情報に基づいて、前記画像情報の画質を調整する項目毎に、視認に適した表示を行うための目標値を算出する算出部と、前記画像情報の画質を調整するための設定画面で、前記各目標値を表示する表示情報を生成する生成部とを備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる画像処理方法は、画像処理装置で実行される画像処理方法であって、入力部が、表示部に表示される当該画像情報の視認に影響を及ぼす環境情報を入力処理する入力ステップと、算出部が、入力された前記環境情報に基づいて、前記画像情報の画質を調整する項目毎に、視認に適した表示を行うための目標値を算出する算出ステップと、生成部が、前記画像情報の画質を調整するための設定画面で、前記各目標値を表示する表示情報を生成する生成ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、設定画面において画質を調整する項目毎に、視認に適した表示を行うための目標値を表示した上で、各項目の値を調節できるので、視認に適していると供にユーザの好みの画質で画像情報を表示できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる画像処理装置、及び方法を適用したテレビジョン受像機の最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置111を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置111は、主として、薄型のキャビネット112と、このキャビネット112を起立させて支持する支持台113とから構成されている。そして、キャビネット112には、例えばSED(Surface-conduction Electron-emitter Display)表示パネル、液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器114、スピーカ115、操作部116、リモートコントローラ117から送信される操作情報を受ける受光部118等が設置されている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びメモリスティック(登録商標)等の第1のメモリカード119が着脱可能となっており、この第1のメモリカード119に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えば契約情報等の記録された第2のメモリカード(ICカード)120が着脱可能となっており、この第2のメモリカード120に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、第1のLAN(Local Area Network)端子121、第2のLAN端子122、USB(Universal Serial Bus)端子123及びi.LINK(登録商標)端子124を備えている。
このうち、第1のLAN端子121は、LAN対応HDD専用ポートとして使用されるもので、接続されたNAS(Network Attached Storage)であるLAN対応のHDD125に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される。
このように、LAN対応HDD専用ポートとしての第1のLAN端子121を設けることにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HDD125に対してハイビジョン画質による番組の情報記録を安定して行なうことができる。
また、第2のLAN端子122は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ126を介して、LAN対応のHDD127、コンテンツサーバ128、HDD内蔵のDVD(Digital Versatile Disk)レコーダ129等の機器を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
なお、コンテンツサーバ128については、家庭内ネットワークにおいてコンテンツのサーバ機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI(Uniform Resource Identifier)情報を提供するサービスを備えたUPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)対応機器として構成される。
なお、DVDレコーダ129については、第2のLAN端子122を介して通信されるデジタル情報が制御系のみの情報であるため、デジタルテレビジョン放送受信装置111との間でアナログの映像及び音声情報を伝送するために、専用のアナログ伝送路130を設ける必要がある。
さらに、この第2のLAN端子122は、ハブ126に接続されたブロードバンドルータ131を介して、例えばインターネット等のネットワーク132に接続し、このネットワーク132を介してコンテンツサーバ133や携帯電話134等と情報伝送を行なうために使用される。
なお、コンテンツサーバ133についてはコンテンツのサーバ機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI情報を提供するサービスを備えたUPnP対応機器として構成される。
また、上記USB端子123は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ135を介して、携帯電話136、デジタルカメラ137、メモリカードに対するカードリーダ/ライタ138、HDD139、キーボード140等のUSB機器を接続し、これらのUSB機器と情報伝送を行なうために使用される。
さらに、上記i.LINK端子124は、例えばAV−HDD141、D(Digital)−VHS(Video Home System)142等をシリアル接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置111の主要な信号処理系を示している。
すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ243で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ245aに供給される。
チューナ245aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器245bに出力する。
PSK復調器245bは、制御部261からの制御信号により、チューナ245aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器245cに出力する。
TS復号器245cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部247に出力する。
また、TS復号器245cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部247に出力する。
また、地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子249を介して地上デジタル放送用のチューナ250aに供給される。
チューナ250aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器250bに出力する。
OFDM復調器250bは、制御部261からの制御信号により、チューナ250aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器250cに出力する。
TS復号器250cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部247に出力する。
また、TS復号器250cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部247に出力する。
ここで、信号処理部247は、テレビ視聴時には、TS復号器245cおよびTS復号器250cからそれぞれ入力されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。また、信号処理部247は、コンテンツ再生時には、制御部261から入力されたコンテンツの再生信号を選択し、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。
また、信号処理部247は、TS復号器245c(250c)から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)、字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部261に出力する。
制御部261は、ROM261aと、RAM261bと、不揮発性メモリ261cと、マイクロコンピュータ261dとを備える。そして、制御部261は、信号処理部247から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)、字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)が入力されている。
マイクロコンピュータ261dは、画質の制御と、操作部116から入力された操作情報の入力処理と、を行う。さらに、マイクロコンピュータ261dは、操作情報に基づくGUIの制御も行う。
マイクロコンピュータ261dは、入力された情報(例えば映像信号、電子番組ガイド情報、番組属性情報、字幕情報等)からEPG、字幕を表示するための画像生成処理を行い、この生成した画像情報をグラフィック処理部254へ出力する。
マイクロコンピュータ261dは、操作情報において設定画面の表示が要求されたと判断した場合、当該設定画面を示す表示情報を生成し、当該表示情報をOSD信号生成部157に出力する。この際、マイクロコンピュータ261dは、OSD(On Screen Display)信号生成部257に対して、当該設定情報を示すOSD信号の出力を要求する。
OSD(On Screen Display)信号生成部257は、マイクロコンピュータ261dからの要求に従って、OSD信号を生成する。本実施の形態にかかるOSDとは、デジタルテレビジョン放送受信装置111の設定画面を表示して操作するための機能とする。そして、本実施の形態にかかるOSD信号は、設定画面情報を含む信号とする。
グラフィック処理部254は、(1)信号処理部247から入力されるデジタルの映像信号と、(2)OSD信号生成部257で生成されるOSD信号と、(3)データ放送による画像データと、(4)制御部261により生成されたEPG、字幕信号とを合成して映像処理部258へ出力する機能を有する。
また、グラフィック処理部254は、字幕放送による字幕を表示する場合、制御部261から入力された字幕情報を、映像信号上に重畳する処理を行う。
グラフィック処理部254から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部258に供給される。この映像処理部258は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示器114で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示器114に出力して映像表示させるとともに、出力端子259を介して外部に導出させる。
また、上記音声処理部255は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ115で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ115に出力して音声再生させるとともに、出力端子260を介して外部に導出させる。
本実施の形態にかかる信号処理部247と、グラフィック処理部254と、映像処理部258と、マイクロコンピュータ261dとによる映像処理に特徴がある。そこでこれらの構成を映像処理構成部290として、後で具体的に説明する。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部261によって統括的に制御されている。この制御部261は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部116からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ117から送出された操作情報を、前記受光部118を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
ROM261aは、デジタルテレビジョン放送受信装置111に関する情報(TVセット情報)を保持する。このTVセット情報の例としては、入力端子や画角とする。RAM261bは、ユーザに設定された情報等を保持する。
この場合、制御部261は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)261aと、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)261bと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ261cとを利用している。
不揮発性メモリ261cに格納される情報としては、デジタルテレビジョン放送受信装置111に関する情報がある。このデジタルテレビジョン放送受信装置111に関する情報としては、例えば、入力端子や画角を示す情報や、デジタルテレビジョン放送受信装置111の設定画面で、ユーザに設定された情報等がある。
また、この制御部261は、カードI/F(Interface)265を介して、第1のメモリカード119が装着可能なカードホルダ266に接続されている。これによって、制御部261は、カードホルダ266に装着された第1のメモリカード119と、カードI/F265を介して情報伝送することができる。
さらに、制御部261は、カードI/F267を介して、第2のメモリカード120が装着可能なカードホルダ268に接続されている。これにより、制御部261は、カードホルダ268に装着された第2のメモリカード120と、カードI/F267を介して情報伝送することができる。
また、制御部261は、通信I/F269を介して第1のLAN端子121に接続されている。これにより、制御部261は、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125と、通信I/F269を介して情報伝送することができる。この場合、制御部261は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、制御部261は、通信I/F270を介して第2のLAN端子122に接続されている。これにより、制御部261は、第2のLAN端子122に接続された各機器(図1参照)と、通信I/F270を介して情報伝送することができる。
また、制御部261は、USB I/F271を介して前記USB端子123に接続されている。これにより、制御部261は、USB端子123に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F271を介して情報伝送することができる。
さらに、制御部261は、i.LINK I/F272を介してi.LINK端子124に接続されている。これにより、制御部261は、i.LINK端子124に接続された各機器(図1参照)と、i.LINK I/F272を介して情報伝送することができる。
さらに、制御部261は、センサ信号入力I/F273を介して照度・色温度センサ274に接続されている。これにより、制御部261は、照度・色温度センサ274から、センサ信号入力I/F173を介して入力された情報を伝送することができる。
照度・色温度センサ274は、デジタルテレビジョン放送受信装置111が設定された場所の照度、及び色温度を検出する。そして、検出された照度、及び色温度は制御部261に入力される。そして、制御部261は、入力された照度、及び色温度を示す情報を、信号処理部247に出力する。
ところで、この実施形態ではHDD125に、初期登録時のHDD125、HDD127、コンテンツサーバ128、DVDレコーダ129それぞれに割り当てられたストレージID(IPアドレス、機器名を含む)を記述した登録ファイルを記憶保持している。
また、不揮発性メモリ261cに、HDD125、HDD127、コンテンツサーバ128、DVDレコーダ129それぞれのストレージIDを記憶している。
図3は、本実施の形態にかかるデジタルテレビジョン放送受信装置111の映像処理構成部290の機能ブロックを示す図である。図3に示すように、映像処理構成部290は、最適化演算部301と、映像信号入力部302と、フィルム判断部303と、マイクロコンピュータ261dと、画質補正回路304と、OSD重畳部305と、RGBドライブ回路306と、OSD信号生成部257とを備える。
この映像処理構成部290は、上述した構成による処理により、デジタルテレビジョン放送受信装置111の映像表示器114に表示するための設定画面を出力する。この設定画面では、画質調整項目毎に、視認に適した表示を行うための目標値が表示される。
そして、ユーザは、表示された目標値を参照した上で、操作部116から、画質設定項目毎に好みの値に設定できる。これにより、デジタルテレビジョン放送受信装置111は、ユーザの好みと視聴環境に適した画質で映像を表示することが可能となる。以下に、映像処理構成部290の各構成について説明する。
本実施の形態にかかる画質設定項目毎の目標値は、センサ信号入力I/F273から入力された、デジタルテレビジョン放送受信装置111が配置された周囲の光による照度と、映像信号入力部302に入力された映像信号と、に基づいて算出する。
映像信号入力部302は、TS復号器245cおよびTS復号器250cからの、デジタルの映像信号の入力処理を行う。また、TS復号器245cおよびTS復号器250cから、音声信号も入力されるが、通常のデジタルテレビジョン放送受信装置と同様の処理を行うため、説明を省略する。
フィルム判断部303は、映像信号入力部302が入力処理した映像信号に対して、フィルムコンテンツ又はビデオコンテンツであるかを判断する。映像信号がフィルムコンテンツであるか否かを判断する手法としては、どのような手法を用いても良いが、例えば、2−3プルダウン信号か否かで、フィルムコンテンツか否かを判断することが考えられる。
フィルムコンテンツとは、映画などのフィルムで作成されたコンテンツを、デジタルテレビジョン放送受信装置で表示するために変換されたコンテンツをいう。このフィルムコンテンツは、明かりのない映画館で上映することを目的として作成されているため、暗めの画像で作成されていることが多い。これに対し、ビデオコンテンツは、フィルムコンテンツ以外のコンテンツであって、バラエティー、スポーツ番組又はニュースなどのテレビジョン放送受信装置で放送することを目的として、ビデオカメラ等で作成された一般的なコンテンツをいう。ビデオコンテンツは、リビングなどの明かりのある室内で見ることも想定しているため、明るめの画像で作成されていることが多い。このため、画質を調整する際、フィルムコンテンツに適した画質の調整値と、ビデオコンテンツに適した画質の調整値とでは、異なることが多い。
そこで、フィルムコンテンツと、ビデオコンテンツとの判断手法について説明する。まず、標準テレビジョン方式の映像信号は毎秒30フレーム(毎秒60フィールド)のインターレース走査の映像信号である。これに対し、映画フィルムは、毎秒24コマである。このため、現在、映画フィルムを標準テレビジョン方式用のフィルムコンテンツとするためには、映画フィルムを2−3プルダウン形式で変換している。2−3プルダウンとは、映画フィルムの一コマを2フィールドの映像信号にした後、次の一コマを3フィールドの映像信号にするという処理を交互に行うことをいう。そこで、コンテンツが2−3プルダウン形式に従っているか否か判別することで、フィルムコンテンツか、ビデオコンテンツか判断できる。
そして、フィルム判断部303は、この2−3プルダウン形式に変換された映像信号であるか否か判定することで、入力された映像信号がフィルムコンテンツ又はビデオコンテンツであるかを判断できる。
最適化演算部301は、テーブル記憶部311を備え、映像信号及び照度・色温度の信号、並びにフィルムコンテンツか否かに基づいて、映像の画質を調整する項目(以下、画質調整項目と称す)毎に、視認に適した表示を行うための目標値を算出する。
テーブル記憶部311は、最適化演算部301が目標値を算出するために参照されるテーブル群を記憶する。本実施の形態にかかるテーブル記憶部311では、ビデオコンテンツ及びフィルムコンテンツのそれぞれについて、画質調整項目毎にテーブルを保持しているものとする。以下に各テーブルについて説明する。
図4は、バックライト輝度テーブルのテーブル構造を示した図である。図4に示すように、バックライト輝度テーブルは、周囲照度と、バックライト輝度との対応関係を保持している。そこで、最適化演算部301は、バックライト輝度テーブルを参照することで、照度・色温度センサ274から入力された周囲照度に対応する、バックライト輝度の目標値を算出できる。なお、バックライト輝度の目標値は、ビデオコンテンツ及びフィルムコンテンツ間で違いはないものとする。
図5は、ビデオコンテンツについての色濃度テーブルのテーブル構造を示した図である。図6は、フィルムコンテンツについての色濃度テーブルのテーブル構造を示した図である。図5及び図6に示すように、色濃度テーブルは、周囲照度と、色濃度との対応関係を保持している。図5のビデオコンテンツの色濃度テーブルと、図6のフィルムコンテンツの色濃度テーブルとを比較すると、ビデオコンテンツの色濃度が、フィルムコンテンツの色濃度より高いことが確認できる。つまり、各色濃度テーブルに従うと、ビデオコンテンツの場合は色が派手になり、フィルムコンテンツの場合は色が自然な感じとなる。
そして、最適化演算部301は、フィルム判断部303の判断結果(ビデオコンテンツ又はフィルムコンテンツ)に従って色濃度テーブルを参照することで、周囲の照度に対応すると供にコンテンツに適した色濃度の目標値を算出できる。
図7は、ビデオコンテンツについてのシャープネステーブルのテーブル構造を示した図である。図8は、フィルムコンテンツについてのシャープネステーブルのテーブル構造を示した図である。図7及び図8に示すように、シャープネステーブルは、周囲照度と、シャープネスとの対応関係を保持している。図7のビデオコンテンツのシャープネステーブルと、図8のフィルムコンテンツのシャープネステーブルとを比較すると、ビデオコンテンツのシャープネステーブルが、フィルムコンテンツのシャープネスより強いことが確認できる。つまり、各シャープネステーブルに従うと、ビデオコンテンツの場合はメリハリのある映像になり、フィルムコンテンツの場合は穏やかな映像となる。
そして、最適化演算部301は、フィルム判断部303の判断結果(ビデオコンテンツ又はフィルムコンテンツ)に従ってシャープネステーブルを参照することで、周囲の照度に対応すると供にコンテンツに適したシャープネスの目標値を算出できる。
図9は、ビデオコンテンツについてのダイナミックガンマのテーブル構造を示した図である。図10は、フィルムコンテンツについてのダイナミックガンマのテーブル構造を示した図である。図9及び図10に示すように、ダイナミックガンマテーブルは、周囲照度と、ダイナミックガンマとの対応関係を保持している。図9のビデオコンテンツのダイナミックガンマテーブルと、図10のフィルムコンテンツのダイナミックガンマとを比較すると、ビデオコンテンツのダイナミックガンマが、フィルムコンテンツのダイナミックガンマより補正値が高いことが確認できる。つまり、各ダイナミックガンマテーブルに従うと、ビデオコンテンツの場合は明るめの映像となり、フィルムコンテンツの場合は暗めの映像となる。
そして、最適化演算部301は、フィルム判断部303の判断結果(ビデオコンテンツ又はフィルムコンテンツ)に従ってダイナミックガンマテーブルを参照することで、周囲の照度に対応すると供にコンテンツに適したダイナミックガンマの目標値を算出できる。
図11は、ビデオコンテンツについてのRGBドライブのテーブル構造を示した図である。図12は、フィルムコンテンツについてのRGBドライブのテーブル構造を示した図である。図11及び図12に示すように、RGBドライブテーブルは、周囲照度と、R、G及びBドライブとの対応関係を保持している。図11のビデオコンテンツのRGBドライブテーブルと、図12のフィルムコンテンツのRGBドライブテーブルとを比較すると、ビデオコンテンツのG及びBドライブが、フィルムコンテンツのG及びBドライブよりオフセット値が高いことが確認できる。このようなRGBドライブを用いることで、ビデオコンテンツ及びフィルムコンテンツに適した映像の調節が可能となる。
そして、最適化演算部301は、フィルム判断部303の判断結果(ビデオコンテンツ又はフィルムコンテンツ)に従ってRGBドライブテーブルを参照することで、周囲の照度に対応すると供にコンテンツに適したR、G及びBドライブそれぞれの目標値を算出できる。
図3に戻り、最適化演算部301は、各テーブルを参照することで、バックライト輝度、色濃度、シャープネス、ダイナミックガンマ及びRGBドライブといった、画質設定項目毎に、目標値を算出することができる。また、本実施の形態は、画質を調整するパラメータとして、バックライト輝度、色濃度、シャープネス、ダイナミックガンマ及びRGBドライブを用いた例について説明したが、これらパラメータに制限するものではなく、画質を調整するパラメータであればよいものとする。そして、算出された目標値は、マイクロコンピュータ261dに出力される。これにより画質調整項目毎に目標値を含む設定画面を生成できる。
なお、上述した最適化演算部301、映像信号入力部302、及びフィルム判断部303は、図2に示した信号処理部247に含まれる機能とする。
マイクロコンピュータ261dは、取得部321を備える。取得部321は、不揮発性メモリ261cから、各画質調整項目において、現在の設定値(既に設定されている設定値)を取得する。そして、マイクロコンピュータ261dは、画質調整項目毎に、現在の設定値及び目標値が表されている設定画面(図13、14参照)を示す表示情報を生成する。生成した表示情報は、OSD信号生成部257に出力される。なお、OSD信号生成部257は上述したので説明を省略する。
また、マイクロコンピュータ261dは、当該設定画面に基づいて、各画質調整項目の設定値が入力された場合、当該設定値を、画質補正回路304に出力する機能を有する。なお、設定値の入力は、操作部116から行われるものとする。
画質補正回路304は、マイクロコンピュータ261dから入力された画質調整項目の設定値に応じて、映像信号に対する画質補正を行う。
OSD重畳部305は、OSD信号生成部257からOSD信号が入力された場合、画質補正回路304による画質調整後の映像信号に対して、OSD信号を重畳する。これにより、設定画面が表示される映像信号を生成する。なお、OSD信号生成部257からOSD信号が入力されなかった場合、特に処理は行わない。
RGBドライブ回路306は、OSD信号が重畳されているか否かにかかわらず、入力された映像信号を増幅して、映像表示器114に表示するためのRGB出力信号を生成する。これにより、映像表示器114上で、設定画面や、画質が調整された映像信号による画像を表示することができる。
なお、画質補正回路304、及びOSD重畳部305は、図2に示したグラフィック処理部254に含まれる機能とする。また、RGBドライブ回路306は、図2に示した映像処理部258に含まれる機能とする。
図13は、デジタルテレビジョン放送受信装置111で夜にビデオコンテンツの受信時に、表示する設定画面の例を示した図である。図13に示す設定画面は、ユーザが操作部116により設定画面を表示する操作をした場合に表示される。
図13に示す設定画面では、画質調整項目毎に設定値の調整が可能である。そして、符号1301〜1307で示された値が、最適化演算部104で演算された目標値とする。そして、設定画面の調整ボタン1308〜1314で設定された値が、現在の設定値とする。
そして、利用者が、操作部116で調整ボタン1308〜1314の設定値を変更することで、表示される画質を変更できる。この際、調整ボタン1301〜1307を、目標値1308〜1314に重畳することで、最適化演算部301が算出した目標値に従って、画質を補正することができる。
しかしながら、最適化演算部301が算出した目標値がユーザの好みの値であるとは限らない。そこで、本実施の形態では、利用者は、図13に示す設定画面で各画質調整項目の目標値が確認した上で、当該目標値を参考にし、自分の好みの画質になるように、各画質調整項目の設定値を調整できる。
例えば、デジタルテレビジョン放送受信装置111が表示した画面において、現在の設定値では色が薄く、目標値では色が濃いとユーザが感じた場合、操作部116を介して現在の設定値と目標値との間に新たな設定値を設定することで、自分の好みの色濃度で画像を表示することができる。
このように設定された各設定値は、マイクロコンピュータ261dを介して、画質補正回路304に入力される。そして、画像補正回路304は、入力された設定値に従って、映像信号に対する画像補正を行う。そして、補整された画像が、映像表示器114上に表示される。これにより、デジタルテレビジョン放送受信装置111は、表示される映像において、周囲照度に適した画質と、ユーザの好みの画質と、の両立を図ることができる。
図14は、デジタルテレビジョン放送受信装置111で夜にフィルムコンテンツの受信時に、表示する設定画面の例を示した図である。なお、図14に示す調整ボタン1401〜1407による設定値は、図13と同じ値が設定されているものとする。
このように、図13及び図14を比較すると、ビデオコンテンツとフィルムコンテンツの違いに応じて、画質調整項目毎に設定されている目標値が異なることが確認できる。例えば、色の濃さは図13では目標値1302が現在の設定値1309より高い値であるが、図14では目標値1402が現在の設定値1309より低い値(右側に設定)となる。このようにコンテンツに応じて、それぞれ適切な目標値が設定される。
なお、本実施の形態にかかる設定画面では、コンテンツの違いにのみ限らず、例えば周囲照度の変化に応じても適切な目標値が設定される。
図15、図16及び図17は、設定画面の各画質調整項目で設定された設定値に従って表示される映像の例を示した図である。図15は、デジタルテレビジョン放送受信装置111が、日中にビデオコンテンツを表示した例を示した図である。図15に示す例では、照度・色温度センサ274からの信号により、日中に応じた周囲照度が検出される。このため、最適化演算部301ではこの周囲照度に応じた目標値が算出される。そして、設定画面において、ユーザが操作部116を介して、目標値を基準に好みの設定値を設定する。この際に目標値に近い設定値を設定することで、デジタルテレビジョン放送受信装置111の映像表示器114は、日中のリビングにおいてメリハリのある映像を表示することができる。
図16は、デジタルテレビジョン放送受信装置111が、夜にビデオコンテンツを表示した例を示した図である。図16に示す例では、照度・色温度センサ274からの信号により、夜の照明に応じた周囲照度が検出される。このため、最適化演算部301ではこの周囲照度に応じた目標値が算出される。そして、設定画面において、ユーザが操作部116を介して、目標値を基準に好みの設定値を設定する。この際に目標値に近い設定値を設定することで、デジタルテレビジョン放送受信装置111の映像表示器114は、夜のリビングにおいて、昼のリビングと比べて落ち着いた映像を表示することができる。
図17は、デジタルテレビジョン放送受信装置111が、夜にフィルムコンテンツを表示した例を示した図である。図17に示す例では、照度・色温度センサ274からの信号により、夜の照明に応じた周囲照度が検出される。さらにフィルム判断部303が、フィルムコンテンツと判断しているものとする。このため、最適化演算部301ではこの周囲照度及びフィルムコンテンツに応じた目標値が算出される。そして、設定画面において、ユーザが操作部116を介して、目標値を基準に好みの設定値を設定する。この際に目標値に近い設定値を設定することで、デジタルテレビジョン放送受信装置111の映像表示器114は、夜のリビングで、映画の質感を保持した映像を表示することができる。
また、本実施の形態においては、映像信号に基づいて各画質調整項目の目標値を設定する際に、フィルムコンテンツか否かのみを判断基準として用いたが、他の判断結果を用いても良い。映像信号に基づく判断基準としては、例えば、フォーマット判別(SDかHDか)や、映像信号で表示されるコンテンツのジャンルや、映像信号のヒストグラムやノイズなどに基づいて、各画質調整項目の目標値を設定しても良い。
次に、デジタルテレビジョン放送受信装置111において、目標値が表示された設定画面を生成するまでの手順について説明する。図18は、デジタルテレビジョン放送受信装置111の上述した処理手順を示すシーケンス図である。
センサ信号入力I/F173は、照度・色温度センサ274からのセンサ信号の入力処理し(ステップS1801)、センサ情報として最適化演算部301に送信する(ステップS1802)。
次に、映像信号入力部302が、映像信号の入力処理を行う(ステップS1803)。その後、映像信号入力部302は、映像情報としてフィルム判断部303に送信する(ステップS1804)。
そして、フィルム判断部303が、入力された信号情報が、フィルムコンテンツか否か判断し(ステップS1805)、判断結果を最適化演算部301に送信する(ステップS1806)。
その後、最適化演算部301が、ステップS1802で入力されたセンサ情報に含まれる照度、及びステップS1806で入力された判断結果と、テーブル記憶部311に記憶された各テーブルと、に基づいて画質設定項目毎の目標値を算出し(ステップS1807)、算出結果をマイクロコンピュータ261dに送信する(ステップS1808)。
そして、マイクロコンピュータ261dは、入力された算出結果から画像生成処理を行うことで設定画面情報を生成し(ステップS1809)、当該設定画面情報をOSD信号生成部257へ送信する(ステップS1810)。
次に、OSD信号生成部257は、入力された設定画面情報から、OSD信号を生成し(ステップS1811)、生成したOSD信号をOSD重畳部305に送信する(ステップS1812)。
そして、OSD重畳部305が、入力された映像に対して、OSD信号に含まれる設定画面を重畳する(ステップS1813)。そして、重畳された設定画面は、RGBドライブ回路306を介した後、映像表示器114で表示される。
本実施の形態においては、映像表示器114に映像を表示する場合に、当該映像の視認に影響する環境情報として、照度と映像信号(特にフィルムコンテンツか否か)とを用いた例について説明した。しかしながら、本実施の形態は、環境情報として、照度と映像信号に制限するものではなく、例えば色温度など、ユーザの視覚に影響を与える情報であればよい。
また、本実施の形態では、照度・色温度センサ274で検出された照度を用いたが、センサで検出された照度に限らず、利用者に設定された照明、カレンダー、現在時刻、地域の設定に基づいて、現在の照度を算出しても良い。
上述したデジタルテレビジョン放送受信装置111では、画質設定項目毎に、照度及びコンテンツに適した目標値と、現在の設定値と、を含む設定画面を表示できる。これにより、ユーザは、目標値を参照した上で、好みの画質で表示できるように、画質設定項目毎の設定値を設定できる。これにより、本実施の形態にかかるデジタルテレビジョン放送受信装置111は、視聴環境に応じて画質調整を可能にすると供に、ユーザの好みに応じた画質調整の両立を図ることが可能となる。
なお、本実施形態のデジタルテレビジョン放送受信装置111で実行される画像処理プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態のデジタルテレビジョン放送受信装置111で実行される画像処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のデジタルテレビジョン放送受信装置111で実行される画像処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のデジタルテレビジョン放送受信装置111で実行される画像処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態のデジタルテレビジョン放送受信装置111で実行される画像処理プログラムとして、図3で示した各構成を含むモジュール構成が、図2で示した各処理部に備えられている。そして、各処理部に搭載されたプロセッサ等が、各処理部に格納された各モジュール構成を、主記憶装置上にロードすることで、上述した処理を実現できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本実施の形態にかかるデジタルテレビジョン放送受信装置の外観と、当該デジタルテレビジョン放送受信装置を中心として構成されるネットワークシステムを説明するための図である。 本実施の形態にかかるデジタルテレビジョン放送受信装置の主要な信号処理系を示す図である。 本実施の形態にかかるデジタルテレビジョン放送受信装置の映像処理構成部290の機能ブロックを示す図である。 バックライト輝度テーブルのテーブル構造を示した図である。 ビデオコンテンツについての色濃度テーブルのテーブル構造を示した図である。 フィルムコンテンツについての色濃度テーブルのテーブル構造を示した図である。 ビデオコンテンツについてのシャープネステーブルのテーブル構造を示した図である。 フィルムコンテンツについてのシャープネステーブルのテーブル構造を示した図である。 ビデオコンテンツについてのダイナミックガンマのテーブル構造を示した図である。 フィルムコンテンツについてのダイナミックガンマのテーブル構造を示した図である。 ビデオコンテンツについてのRGBドライブのテーブル構造を示した図である。 フィルムコンテンツについてのRGBドライブのテーブル構造を示した図である。 デジタルテレビジョン放送受信装置で夜にビデオコンテンツの受信時に、表示する設定画面の例を示した図である。 デジタルテレビジョン放送受信装置で夜にフィルムコンテンツの受信時に、表示する設定画面の例を示した図である。 デジタルテレビジョン放送受信装置が、日中にビデオコンテンツを表示した例を示した図である。 デジタルテレビジョン放送受信装置が、夜にビデオコンテンツを表示した例を示した図である。 デジタルテレビジョン放送受信装置が、夜にフィルムコンテンツを表示した例を示した図である。 デジタルテレビジョン放送受信装置において、目標値が表示された設定画面を生成するまでの手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
244、249…入力端子、245a、250a…チューナ、245b…PSK復調器、245c、250c…TS復号器、247…信号処理部、250b…OFDM復調器、254…グラフィック処理部、255…映像処理部、257…OSD信号生成部、258…映像処理部、261…制御部、261a…ROM、262b…RAM、261c…不揮発性メモリ、261d…マイクロコンピュータ、265、267…カードI/F、266、268…カードホルダ、269、270…通信I/F、271…USB I/F、272…i.LINK、273…センサ信号入力I/F、280…時計、301…最適化演算部、302…映像信号入力部、303…フィルム判断部、304…画質補正回路、305…OSD重畳部、306…RGBドライブ回路、311…テーブル記憶部、321…取得部。

Claims (7)

  1. 表示部に表示される画像情報の視認に影響を及ぼす環境情報を入力処理する入力部と、
    入力された前記環境情報に基づいて、前記画像情報の画質を調整する項目毎に、視認に適した表示を行うための目標値を算出する算出部と、
    前記画像情報の画質を調整するための設定画面で、前記各目標値を表示する表示情報を生成する生成部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画質を調整する項目毎に、前記環境情報の値と、当該項目の目標値とを対応付けて記憶する記憶部をさらに備え、
    前記算出部は、入力された前記環境情報の値から、前記記憶部で対応付けられた前記目標値を算出することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像情報の画質を調整する項目毎に、すでに設定されている設定値を取得する取得部をさらに備え、
    前記生成部は、前記項目毎に、前記目標値の他に、前記設定値を含んだ前記表示情報を生成することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記入力部が入力する前記環境情報が、前記画像情報自体であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像処理装置。
  5. 前記入力部が入力する前記環境情報が、前記表示部が配置された周囲の光による照度であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像処理装置。
  6. 前記表示情報を表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像処理装置。
  7. 画像処理装置で実行される画像処理方法であって、
    入力部が、表示部に表示される当該画像情報の視認に影響を及ぼす環境情報を入力処理する入力ステップと、
    算出部が、入力された前記環境情報に基づいて、前記画像情報の画質を調整する項目毎に、視認に適した表示を行うための目標値を算出する算出ステップと、
    生成部が、前記画像情報の画質を調整するための設定画面で、前記各目標値を表示する表示情報を生成する生成ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
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