JP2010008166A - 赤外線センサを用いた計測装置並びにキャリブレーション方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】赤外線センサ部1の出力信号をセンサ出力測定部2によって測定する。測定されたセンサ出力のうち必要なセンサ出力をセンサ出力選択部3で選択し、そのセンサ出力をセンサ出力格納部4に格納する。計測装置100は、センサ出力格納部4のデータに基づいて、センサオフセット補正部5によって赤外線センサ1のオフセットを自動的に補正する。
【選択図】図1
Description
図4は本発明の第1実施形態を説明するための図であり、横軸は時刻、たて軸はセンサ出力測定部2のセンサ出力値を示している。実線はセンサ出力測定部2の実際の出力特性の一例を示す。
irthn2<irthn1<irof<irthp1<irthp2
となるように設定するものとする。
irthp1≦センサ出力格納部4に格納されたセンサデータ≦irthp2、もしくは
irthn2≦センサ出力格納部4に格納されたセンサデータ≦irthn1。
本実施形態では、以下で詳述する「第2の判定条件」を第1実施形態で用いた「第1の判定条件」と併用して校正をする。
irthn2<irthn1<irof<irthp1<irthp2
となるように設定するものとする。
irdifn≦0≦irdifp
となるように設定するものとする。
ここで、「第2の判定条件」を以下の通りに定める。
図7では、この判定が真となるセンサ出力範囲を斜線で示している。図6では、上記「第1の判定条件」が真となるセンサ出力範囲を斜線で示している。
2 センサ出力測定部
3 センサ出力選択部
4 センサ出力格納部
5 センサオフセット補正部
5−1 センサデータ第1判定部
5−2 センサデータ時間的変化率演算部
5−3 センサデータ第2判定部
5−4 センサオフセット推定部
5−5 センサオフセット更新部
100 計測装置
Claims (14)
- 赤外線センサと、
前記赤外線センサの出力値を測定する測定手段と、
前記測定手段によって測定された赤外線センサ出力値から複数の赤外線センサデータを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された赤外線センサデータを格納する格納手段と、
前記格納手段によって格納された赤外線センサデータに基づいて、前記赤外線センサのオフセットを補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする計測装置。 - 赤外線センサと、
前記赤外線センサの出力値を測定する測定手段と、
前記測定手段によって測定された赤外線センサ出力値から複数の赤外線センサデータを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された赤外線センサデータを格納する格納手段と、
前記格納手段によって格納された赤外線センサデータに基づいて、前記赤外線センサのオフセットを補正する補正手段と、
を備え、
前記補正手段が
前記格納手段によって格納された赤外線センサデータが、第1所定範囲内に入っているか否かを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段が真と判定されたときに、前記赤外線センサのオフセットを推定する推定手段と、
前記推定手段の結果に基づいて、赤外線センサのオフセットを更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする計測装置。 - 赤外線センサと、
前記赤外線センサの出力値を測定する測定手段と、
前記測定手段によって測定された赤外線センサ出力値から複数の赤外線センサデータを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された赤外線センサデータを格納する格納手段と、
前記格納手段によって格納された赤外線センサデータに基づいて、前記赤外線センサのオフセットを補正する補正手段と、
を備え、
前記補正手段が
前記格納手段によって格納された赤外線センサデータが、第1所定範囲内に入っているか否かを判定する第1判定手段と、
前記格納手段によって格納された赤外線センサデータに基づいて、前記赤外線センサデータの時間的変化率を演算する時間的変化率演算手段と、
前記時間的変化率演算手段によって演算された前記赤外線センサデータの時間的変化率が、第2所定範囲内に入っているか否かを判定する第2判定手段と、
前記第1判定手段及び前記第2判定手段の双方により真と判定されたときに、前記赤外線センサのオフセットを推定する推定手段と、
前記推定手段の結果に基づいて、赤外線センサのオフセットを更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする計測装置。 - 前記選択手段は、
前記測定手段によって測定された赤外線センサ出力値の直近の所定時間内における複数の赤外線センサデータを選択する手段であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の計測装置。 - 前記第1判定手段は、前記格納手段によって格納された赤外線センサデータと、予め定められた赤外線センサのオフセットとの差を演算する演算手段を含み、
前記第1判定手段は、
前記演算手段によって得られた演算結果が、第1の正のしきい値以上かつ第2の正のしきい値以下、もしくは、第1の負のしきい値以下かつ第2の負のしきい値以上、
のどちらかの条件が成立した場合に真と判定する手段であることを特徴とする請求項2または3に記載の計測装置。 - 前記第2判定手段は、
前記時間的変化率演算手段によって演算された時間的変化率が、第3の正のしきい値以下、及び、第3の負のしきい値以上、の双方の条件が成立したときに真と判定する手段であることを特徴とする請求項3に記載の計測装置。 - 前記推定手段は、前記第1判定手段及び第2判定手段の双方によって真と判定された判定時刻における測定値をオフセット推定値とし、
前記更新手段は、オフセット値を前記オフセット推定値に更新することを特徴とする請求項3に記載の計測装置。 - 前記推定手段は、
前記第1判定手段及び第2判定手段の双方により真と判定された判定時刻以降における所定数の測定値に基づいて演算される値をオフセット推定値とし、
前記更新手段は、オフセット値を前記オフセット推定値に更新することを特徴とする請求項3に記載の計測装置。 - 所定のしきい値を予め設定するしきい値設定手段と、
前記しきい値設定手段によって設定されたしきい値と、現在の赤外線センサ測定値とを比較する比較手段と、
前記比較手段の結果に基づいて、前記赤外線センサが検知したか否かを判定する赤外線センサ検知判定手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の計測装置。 - センサと、
前記センサの出力値を測定する測定手段と、
前記測定手段によって測定されたセンサ出力値から複数のセンサデータを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択されたセンサデータを格納する格納手段と
前記格納手段によって格納されたセンサデータに基づいて、前記センサのオフセットを補正する補正手段と、
を備え、
前記補正手段が、
前記格納手段によって格納されたセンサデータが、第1所定範囲内に入っているか否かを判定する第1判定手段と、
前記格納手段によって格納されたセンサデータに基づいて、前記センサデータの時間的変化率を演算する時間的変化率演算手段と、
前記時間的変化率演算手段によって演算された前記センサデータの時間的変化率が、第2所定範囲内に入っているか否かを判定する第2判定手段と、
前記第1判定手段及び前記第2判定手段の双方により真と判定されたときに、前記センサ出力オフセットを推定する推定手段と、
前記推定手段の結果に基づいて、センサのオフセットを更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする計測装置。 - 前記第1所定範囲は、第1の正の所定値乃至第2の正の所定値の範囲、及び、前記第1の正の所定値と絶対値が等しい第1の負の所定値乃至前記第2の正の所定値と絶対値が等しい第2の負の所定値の範囲であり、並びに、
前記赤外線センサの出力オフセットの基準値に対して相対的に、前記第1の正の所定値、前記第2の正の所定値、第1の負の所定値、及び、前記第2の負の所定値が定められることを特徴とする請求項2または3または10のいずれか一項に記載の計測装置。 - 前記第2所定範囲は、正の所定値乃至該正の所定値と絶対値が等しい負の所定値の範囲であることを特徴とする請求項3または10に記載の計測装置。
- 赤外線を用いた計測装置のキャリブレーション方法において、
赤外線センサの出力値を測定するステップ、
該ステップで測定した、赤外線センサ出力値の所定時間内における複数の測定値をバッファに格納するステップ、並びに、
前記バッファに格納した前記所定時間内における複数の測定値に基づいて前記赤外線センサの出力オフセットを補正するステップであって、前記バッファに格納した前記所定時間内における複数の測定値が、前記赤外線センサの出力オフセットの基準値に対して所定量ドリフトした第1所定範囲内に入っているか否かを判定することと、前記所定時間内における複数の測定値が前記第1所定範囲内に入っていると判定されたときに、該測定値から前記赤外線センサの現在のオフセット値を推定して、該推定値で前記出力オフセットの値を更新することを含むステップ
を有することを特徴とするキャリブレーション方法。 - 赤外線センサを用いた計測装置のキャリブレーション方法において、
赤外線センサの出力値を測定するステップ、
該ステップで測定した、赤外線センサ出力値の所定時間内における複数の測定値をバッファに格納するステップ、並びに、
前記バッファに格納した前記所定時間内における複数の測定値に基づいて前記赤外線センサの出力オフセットを補正するステップであって、前記バッファに格納した前記所定時間内における複数の測定値が第1所定範囲内に入っているか否か、及び、前記バッファに格納した前記所定時間内における複数の測定値に基づいて該所定時間内における前記赤外線センサ出力値の時間変化率を演算して該演算した時間変化率が第2所定範囲内に入っているか否かを判定することと、前記所定時間内における複数の測定値が前記第1所定範囲内に入っている、及び、前記所定時間内における前記赤外線センサ出力値の時間変化率が第2所定範囲内に入っていると判定されたときに、前記所定時間内における複数の測定値から前記赤外線センサの現在のオフセット値を推定して該推定値で前記出力オフセットの値を更新することを含むステップ
を有することを特徴とするキャリブレーション方法。
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JP2008166477A JP2010008166A (ja) | 2008-06-25 | 2008-06-25 | 赤外線センサを用いた計測装置並びにキャリブレーション方法 |
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2008
- 2008-06-25 JP JP2008166477A patent/JP2010008166A/ja active Pending
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