JP2010007718A - 管支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第1支持バンドと第2支持バンドとを有する支持バンドにより管を支持する管支持具において、第1支持バンド本体の一端に形成された軸部を回動自在に内嵌するよう該軸部に巻き付けるよう曲げられた第2嵌入部が高い強度を有する管支持具を提供する。
【解決手段】少なくとも第1支持バンドと第2支持バンドとを有する支持バンドにより管の外周の少なくとも一部を包囲することで該管を支持する管支持具であって、第1支持バンドが、第1支持バンド本体と、第1支持バンド本体の一端に形成された軸部と、を有してなり、第2支持バンドが、第2支持バンドの一端近傍部分を該軸部に巻き付けるよう管の方向である内側方向に曲げられ該軸部を回動自在に内嵌する第2嵌入部を、有してなるものである、管支持具である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スプリンクラ−、水道管、給排水管、ガス管、電設管、空調衛生、冷媒等の配管にあたり、管を天井、床、壁などの固定部分に支持させるための管支持具に関し、より詳細には、高強度の管支持具に関する。
天井、床、壁などの固定部分に管を支持させ配管する場合、該固定部分に対して固定された管支持具に管を支持させる方法が多く用いられている(例えば、特許文献1〜9)。
特許文献1に開示の発明は、「第1の支持バンド13と第2の支持バンド15とによって管121の外周の少なくとも一部を包囲することで管121を支持する管支持具であって、第2の支持バンド15が、第2の支持バンド15の一端近傍に表裏面に貫通するように形成された貫通穴15hを有し、第1の支持バンド13が、第1の本体部(弧部分13aと平板部13bとによって構成される。)と、第1の本体部の一端に第1の本体部と一体に形成される貫入部13cを有してなり、貫入部13cが貫通穴15hから抜き取り不可能であって、かつ貫入部13cが貫通穴15hに貫入されることで第1の支持バンド13が第2の支持バンド15に対して回動自在にされたものである、管支持具」(特許文献1、段落番号0026)であって、「大幅部分保持部16は、大幅部分13c2が回動可能(支持する管121の長手方向に平行な方向(図1、図3及び図4中、矢印L方向)に略沿った軸の周りに回動する。)に遊嵌される保持空間16aを形成すると共に、大幅部分13c2が貫通穴15hから抜き取り可能な位置に大幅部分13c2が位置しないように大幅部分13c2の位置を制限する。」(特許文献1、段落番号0020中段部分)ものが開示されている。そして、「大幅部分保持部16は、図1や図2等に示すように管121の長手方向から見たときに角張った形状を有しているが、これに限定されるものでないことは言うまでもなく、例えば、図12(図2と同様の方向から見たところを示している。)の(a)に示されるように大幅部分保持部16は丸まった形状を有していてもよい。」(特許文献1、段落番号0029冒頭部分)ものが開示されている。
この特許文献1に開示の管支持具は、第1支持バンド(第1の支持バンド13)と第2支持バンド(第2の支持バンド15)とを有する支持バンドにより管121の外周の少なくとも一部を包囲することで該管121を支持する管支持具であって、第1支持バンド(第1の支持バンド13)が、第1支持バンド本体(大幅部分13c2を除く第1の支持バンド13の部分)と、第1支持バンド本体の一端に形成された軸部(大幅部分13c2)と、を有してなり、第2支持バンド(第2の支持バンド15)が、第2支持バンド(第2の支持バンド15)の一端近傍部分を該軸部(大幅部分13c2)に巻き付けるよう曲げられ該軸部(大幅部分13c2)を回動自在に内嵌する第2嵌入部(保持空間16aを形成する大幅部分保持部16)を、有してなるものである、管支持具である。
即ち、特許文献1に開示の管支持具においては、第1支持バンド本体の一端に形成された軸部(大幅部分13c2)が、第2支持バンド(第2の支持バンド15)の一端近傍に形成された第2嵌入部(保持空間16aを形成する大幅部分保持部16)に内嵌(遊嵌)されることで、第1支持バンド(第1の支持バンド13)と第2支持バンド(第2の支持バンド15)とが回動自在にされている。
特開2004−125107号公報(例えば、要約、発明の詳細な説明中の段落番号0017〜0029、第1〜9、12図等) 特開2005−249097号公報(例えば、要約、請求項1、第1図等) 特開2002−310108号公報(例えば、要約、請求項1、第2及び3図等) 特開2001−90869号公報(例えば、要約、請求項3、第5図等) 特開平10−89541号公報(例えば、要約、請求項1、第1及び2図等) 特開平10−37918号公報(例えば、要約、請求項1、第1及び2図等) 特開平8−4946号公報(例えば、要約、請求項1、第1〜4図等) 登録実用新案第3114880号公報(例えば、要約、請求項1、第1〜9、12図等) 登録実用新案第3080786号公報(例えば、要約、請求項1、第1図等)
このような特許文献1に開示の管支持具では、該管支持具が管を支持すること等により第1支持バンド(第1の支持バンド13)と第2支持バンド(第2の支持バンド15)との間に引っ張り力が作用すると、軸部(大幅部分13c2)を回動自在に内嵌するよう軸部(大幅部分13c2)に巻き付くよう曲げられた第2嵌入部(保持空間16aを形成する大幅部分保持部16)が伸ばされる(軸部への巻き付きが解かれる方向に変形する)ことで、管の支持にがたつきを生じたり、第1支持バンド(第1の支持バンド13)と第2支持バンド(第2の支持バンド15)とが分断(軸部が第2嵌入部から外れる)されることで管が落下する問題が生じ得る。
そこで、本発明においては、第1支持バンド本体の一端に形成された軸部を回動自在に内嵌するよう該軸部に巻き付けるよう曲げられた第2嵌入部が、第1支持バンドと第2支持バンドとの間に作用する引っ張り力に対して高い強度を有する管支持具を提供することを目的とする。
本発明の管支持具(以下、「本管支持具」という。)は、少なくとも第1支持バンドと第2支持バンドとを有する支持バンドにより管の外周の少なくとも一部を包囲することで該管を支持する管支持具であって、第1支持バンドが、第1支持バンド本体と、第1支持バンド本体の一端に形成された軸部と、を有してなり、第2支持バンドが、第2支持バンドの一端近傍部分を該軸部に巻き付けるよう管の方向である内側方向に曲げられ該軸部を回動自在に内嵌する第2嵌入部を、有してなるものである、管支持具である。
本管支持具は、特許文献1に開示の管支持具と同様、支持バンドにより管の外周の少なくとも一部を包囲することで該管を支持する管支持具である。そして、管の外周の少なくとも一部を包囲する支持バンドは、少なくとも第1支持バンドと第2支持バンドとを有する。第1支持バンドは、第1支持バンド本体と、第1支持バンド本体の一端に形成された軸部と、を有している。第2支持バンドは、第2支持バンドの一端近傍部分を該軸部(第1支持バンドの軸部)に巻き付けるよう曲げられ該軸部(第1支持バンドの軸部)を回動自在に内嵌する第2嵌入部を有する。第2支持バンドの一端側に形成された第2嵌入部に、第1支持バンドの一端側に存する軸部が回動自在に内嵌されることで、第1支持バンドの一端側と第2支持バンドの一端側とは回動自在に連結される。
そして、本管支持具においては、第2支持バンドの一端近傍部分が該軸部(第1支持バンドの軸部)に巻き付けるよう曲げられ形成された第2嵌入部が、管の方向である内側方向に曲げられている(特許文献1に開示の管支持具においては、第2嵌入部(保持空間16aを形成する大幅部分保持部16)を形成する第2支持バンド(第2の支持バンド15)の一端近傍部分は、管121の方向とは反対方向である外側方向に曲げられている。)。第1支持バンドと第2支持バンドとの間に引っ張り力が作用し、該軸部に巻き付けるよう曲げられて第2嵌入部を形成する第2支持バンドの一端近傍部分が伸びよう(該軸部への巻き付きが解かれる方向に変形する)とすると、第2嵌入部が管の方向である内側方向に曲げられていることにより、第2支持バンドの該一端近傍部分が本管支持具が支持している管の外面に当接することで、該一端近傍部分の伸びを妨げることができる。このように本管支持具では、第1支持バンド本体の一端に形成された軸部を回動自在に内嵌する第2嵌入部が、管の方向である内側方向に曲げられて形成されていることによって、第1支持バンドと第2支持バンドとの間の引っ張り力により第2嵌入部を形成する第2支持バンドの一端近傍部分が伸びることを該一端近傍部分が本管支持具が支持している管の外面に当接することで妨げることにより、第2嵌入部が該引っ張り力に対して高い強度を有する。
本管支持具においては、管を支持した状態において、第2嵌入部が、前記支持する管の外面に当接するものであってもよい。
本管支持具においては、第1支持バンドと第2支持バンドとの間に作用する引っ張り力によって、第2支持バンドの一端近傍部分が前記軸部(第1支持バンドの軸部)に巻き付くよう曲げられて形成された第2嵌入部が伸びよう(該軸部への巻き付きが解かれる方向に変形する)としたとき、本管支持具が支持している管の外面に第2嵌入部が当接することで第2嵌入部を形成する該一端近傍部分の伸びを妨げる。この本管支持具が支持している管の外面に第2嵌入部が当接することは、該引っ張り力が作用し第2嵌入部を形成する該一端近傍部分が変形したとき(伸びが生じたとき)にのみ当接するもの(即ち、伸びが無視できる程度のときには当接しない)であってもよいが、第2嵌入部を形成する該一端近傍部分が変形していないとき(伸びが無視できるとき)にも当接するもの(管を支持した通常の状態において、第2嵌入部が、前記支持する管の外面に当接するもの)であってもよい。特に、管を支持した通常の状態において、第2嵌入部を形成する該一端近傍部分が変形していないとき(伸びが無視できるとき)にも第2嵌入部が、前記支持する管の外面に当接するものであれば、第2嵌入部を形成する該一端近傍部分の伸びを効果的に妨げることができる(第2嵌入部を形成する該一端近傍部分が変形したとき(伸びが生じたとき)にのみ当接するものは、当接するまでの変形を防止できない。)。
本管支持具においては、前記軸部が第1支持バンド本体と一体に形成されるもの(以下、「軸部一体形成本管支持具」という。)であってもよい。
このように前記軸部を第1支持バンド本体と一体に形成することで、前記軸部を含む第1支持バンドを堅牢に構成することができると共に、前記軸部と第1支持バンド本体とを取り付ける工程も要さないので第1支持バンドを安価かつ容易に構成することができる。
軸部一体形成本管支持具の場合、前記軸部は、前記軸部を形成する部分と第1支持バンド本体を形成する部分とが一体になった板状部材のうち前記軸部を形成する部分を折り畳み又は巻くことで形成されてなるものであってもよい。
このように前記軸部を形成する部分と第1支持バンド本体を形成する部分とが一体になった板状部材を用いて第1支持バンドを形成する際に、前記軸部を形成する部分を折り畳み又は巻くことで前記軸部を形成するようにすれば、汎用的に用いられる板状の部材を用いて第1支持バンド本体と軸部との両方を一体的にうまく形成することができる。
軸部一体形成本管支持具の場合、第2嵌入部に対する前記軸部の、前記軸部の回動軸方向に沿った両方向への相対的な移動が、第1支持バンドと第2支持バンドとが当接することで制限されるものであってもよい。
前記軸部(第1支持バンドの軸部)は第2嵌入部に回動自在に内嵌されるので、管を安定に支持するためには前記軸部の回動軸方向に沿った両方向への第2嵌入部に対する前記軸部の相対的な移動を制限する必要がある。ここに軸部一体形成本管支持具では前記軸部と第1支持バンド本体とが一体に形成されているので、第2支持バンドに対する第1支持バンドの相対的な移動を制限すれば、第2嵌入部に対する前記軸部の相対的な移動を制限することができる。このため第2嵌入部に対する前記軸部の、前記軸部の回動軸方向に沿った両方向への相対的な移動が所望範囲に制限されるよう、該相対的な移動が該所望範囲を超えることとなるときには第1支持バンドと第2支持バンドとが当接してこれを防止するようにしてもよい。
本管支持具においては、前記軸部が第1支持バンド本体と別体に形成され、第1支持バンド本体の前記一端近傍部分を前記軸部に巻き付けるよう管の方向である内側方向に曲げられ前記軸部を内嵌する第1嵌入部を第1支持バンド本体が有するもの(以下、「軸部別体形成本管支持具」という。)であってもよい。
こうすることで第1支持バンド本体と別体に形成された前記軸部を第1嵌入部(第1支持バンド本体が有する)が内嵌することで、第1支持バンドが、第1支持バンド本体とその一端に形成された別体の軸部とを有するようにすることができる。そして、前記軸部を内嵌する第1嵌入部が、第1支持バンド本体の前記一端近傍部分を前記軸部に巻き付けるよう管の方向である内側方向に曲げられ形成されているので、(上述の第2嵌入部と同様)第1支持バンドと第2支持バンドとの間に引っ張り力が作用することで第1支持バンド本体と軸部との間に引っ張り力が加わった際、前記軸部に巻き付けるよう曲げられて第1嵌入部を形成する第1支持バンド本体の一端近傍部分が伸びよう(該軸部への巻き付きが解かれる方向に変形する)とすると、第1嵌入部が管の方向である内側方向に曲げられていることにより、第1支持バンドの該一端近傍部分が本管支持具が支持している管の外面に当接することで、該一端近傍部分の伸びを妨げることができる。これによって第1支持バンド本体と軸部との間に引っ張り力が加わっても、第1嵌入部を形成する第1支持バンド本体の一端近傍部分が伸びる(該軸部への巻き付きが解かれる方向に変形する)ことを効果的に防止し本支持具の強度や信頼性を向上させることができる。
軸部別体形成本管支持具の場合、管を支持した状態において、第1嵌入部が、前記支持する管の外面に当接するものであってもよい。
軸部別体形成本管支持具においては、上述の如く、第1支持バンド本体と軸部との間に引っ張り力が加わった際、第1支持バンド本体の一端近傍部分が前記軸部(第1支持バンドの軸部)に巻き付くよう曲げられて形成された第1嵌入部が伸びよう(該軸部への巻き付きが解かれる方向に変形する)としたとき、本管支持具が支持している管の外面に第1嵌入部が当接することで第1嵌入部を形成する該一端近傍部分の伸びを妨げる。この本管支持具が支持している管の外面に第1嵌入部が当接することは、第1支持バンド本体と軸部との間に該引っ張り力が作用し第1嵌入部を形成する該一端近傍部分が変形したとき(伸びが生じたとき)にのみ当接するもの(即ち、伸びが無視できる程度のときには当接しない)であってもよいが、第1嵌入部を形成する該一端近傍部分が変形していないとき(伸びが無視できるとき)にも当接するもの(管を支持した状態において、第1嵌入部が、前記支持する管の外面に当接するもの)であってもよい。特に、管を支持した状態において、第1嵌入部を形成する該一端近傍部分が変形していないとき(伸びが無視できるとき)にも第1嵌入部が、前記支持する管の外面に当接するものであれば、第1嵌入部を形成する該一端近傍部分の伸びを効果的に妨げることができる(第1嵌入部を形成する該一端近傍部分が変形したとき(伸びが生じたとき)にのみ当接するものは、当接するまでの変形を防止できない。)。
本管支持具においては、第2嵌入部が、前記軸部の長手方向に離れた両側部分をそれぞれ内嵌する一対の一方第2嵌入部及び他方第2嵌入部を有してなり、一方第2嵌入部と他方第2嵌入部との間に存する前記軸部の部分が第1支持バンド本体に連結されているもの(以下、「軸部両方支持本管支持具」という。)であってもよい。
このように前記軸部(第1支持バンドの軸部)の長手方向に離れた両側部分が、第2嵌入部が有する一対の一方第2嵌入部及び他方第2嵌入部に回動自在に内嵌(前記軸部(第1支持バンドの軸部)の長手方向に離れた両側部分をそれぞれ第1部分と第2部分とすれば、一方第2嵌入部に第1部分が内嵌されると共に他方第2嵌入部に第2部分が内嵌される。)されることで前記軸部が第2嵌入部に回動自在に内嵌され、そして一方第2嵌入部と他方第2嵌入部との間に存する前記軸部の部分(前記のように、前記軸部(第1支持バンドの軸部)の長手方向に離れた両側部分をそれぞれ第1部分と第2部分とすれば、第1部分と第2部分との間の部分)が第1支持バンド本体に連結(前記軸部と第1支持バンド本体とは一体でも別体でもよい。)されているので、前記軸部が、第1支持バンド本体に連結された位置の両側にて第2嵌入部に回動自在に支持されるので、第1支持バンド本体に連結された前記軸部を第2嵌入部が安定して支持することができる。
軸部両方支持本管支持具の場合、第2支持バンドが、一方第2嵌入部と他方第2嵌入部とを構成する部分を含む第2支持バンド形成部材を用い、該部分を一方第2嵌入部と他方第2嵌入部とを形成するよう曲げることで形成され、第2支持バンド形成部材が、互いに相対する一方第2嵌入部の縁部と他方第2嵌入部の縁部となる部分を含む閉じた線により規定される開口形成穴が穿設されているもの(以下、「開口形成穴穿設本管支持具」という。)であってもよい。
第2支持バンド形成部材は、第2支持バンドを形成するものであり両主表面を有する板状、短冊状、シート状等の形状をなし、閉じた線により規定される開口形成穴(該両主表面を連絡するように穿設されている)が穿設されている。そして、第2支持バンド形成部材は、一方第2嵌入部と他方第2嵌入部とを構成する部分を含み、開口形成穴の閉じた線により規定される縁部は、互いに相対する一方第2嵌入部の縁部と他方第2嵌入部の縁部となる部分を含む。
かかる第2支持バンド形成部材を用い、第2支持バンド形成部材が含む一方第2嵌入部と他方第2嵌入部とを構成する部分を一方第2嵌入部と他方第2嵌入部とを形成するよう第2支持バンド形成部材を曲げることで第2支持バンドを形成すれば、互いに相対する一方第2嵌入部の縁部と他方第2嵌入部の縁部とが、開口形成穴の閉じた線により規定される縁部の一部により形成されるので、縁部を含めた一方第2嵌入部と縁部を含めた他方第2嵌入部との強度を向上させることができる。
開口形成穴穿設本管支持具の場合、第2嵌入部を形成する第2支持バンドの前記内側方向に曲げられた前記一端近傍部分を、前記軸部への巻き付きを解くよう前記一端近傍部分の曲げをのばした状態で、第1支持バンドと第2支持バンドとが連続する方向に沿って第1支持バンドを第2支持バンドに対して引っ張っても前記軸部が第2支持バンドに固定されているものであってもよい。
本管支持具においては、第1支持バンドと第2支持バンドとの間に引っ張り力が作用し、前記軸部(第1支持バンドの軸部)に巻き付けるよう曲げられて第2嵌入部を形成する第2支持バンドの一端近傍部分が伸びよう(前記軸部への巻き付きが解かれる方向に変形する)とすると、第2支持バンドの該一端近傍部分が本管支持具が支持している管の外面に当接することで、該一端近傍部分の伸びを防止する。しかしながら、(過大な引っ張り力の作用等によって)第2嵌入部を形成する第2支持バンドの該一端近傍部分が伸びが生じてしまっても、第1支持バンドと第2支持バンドとが分断(軸部が第2嵌入部から外れる)することを防止するようにしてもよい(第1支持バンドと第2支持バンドとの分断は、管の落下等を生じうる。)。
このため一方第2嵌入部の縁部と他方第2嵌入部の縁部となる部分を含む閉じた線により規定される開口形成穴が穿設された第2支持バンド形成部材により第2嵌入部を形成する場合、第2嵌入部を形成する第2支持バンドの前記内側方向に曲げられた前記一端近傍部分を、前記軸部への巻き付きを解くよう前記一端近傍部分の曲げをのばした状態で、第1支持バンドと第2支持バンドとが連続する方向に沿って第1支持バンドを第2支持バンドに対して引っ張っても前記軸部(第1支持バンドの軸部)が第2支持バンドに固定されている(前記軸部が開口形成穴を通過しない)ようにしてもよい。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。しかしながら、これらによって本発明は何ら制限されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の本管支持具11を示す正面図(なお、本管支持具11が支持する管701の長手方向Lに対して垂直な方向から見ている。)であり、図2は図1のA−A断面図(本管支持具11が支持する管701の長手方向Lに対して垂直な断面を示している。)であり、図3は図2の矢印Bにて示した軸部13c及び第2嵌入部15n近傍の拡大図であり、図4は図2の矢印C方向から見た一部拡大図であり、図5は図2の矢印D方向から見た一部拡大図(管701を取り除いた状態を示している。)である。図1乃至図5を参照して、第1実施形態の本管支持具11について説明する。
本管支持具11は、大まかには、第1支持バンド13と、第2支持バンド15と、取付部17と、第1支持バンド13及び第2支持バンド15と取付部17とを連結する連結具19と、を備えてなる。
第2支持バンド15は、半円の弧を略描くように形成された弧部分15aと、弧部分15aの一方側に連なるように弧部分15aと一体に形成された平板状の平板部15bと、を有してなり、第2支持バンド15の一端(ここでは弧部分15aの両端のうち平板部15bが存する方とは反対側の端)近傍に一対の第2嵌入部15m、15nが形成されている。
第2嵌入部15m、15nは、第2支持バンド15の一端近傍に設けられた一対の帯状部材(短冊状)を、後述の軸部13cに巻き付けるよう管701の方向である内側方向(本管支持具11が支持する管701が存する方向)に曲げられて形成(中空の筒状)されており、軸部13cを回動自在(回動方向を図2及び図3中に矢印Jとして示した。)に内嵌する。
第1支持バンド13は、半円の弧を略描くように形成された弧部分13aと、弧部分13aの一方側に連なるように弧部分13aと一体に形成された平板状の平板部13bと、弧部分13aの他方側に連なるように弧部分13aと一体に形成された連結部13dと、によって形成される第1支持バンド本体を有してなり、さらに、第1支持バンド本体の一端(ここでは連結部13dが形成する端)に第1支持バンド本体と一体に形成される軸部13cを有している。
軸部13cは、後述するように、第1支持バンド本体と一体の板状の金属部材が真っ直ぐな棒状に巻かれることで形成されており、第1支持バンド本体の弧部分13aと軸部13cとは幅Wが狭い連結部13d(特に、図3、図4及び図5を参照されたい。)によって連結されている(なお、弧部分13a及び軸部13cの幅はいずれも同じであり、連結部13dの幅よりも大きい。幅は管701の長手方向Lに沿った寸法をいう。)。軸部13cが形成する棒状形状の長手方向は、管701の長手方向Lに略平行になるように形成されている。軸部13cは、上述のように、回動(矢印J方向)自在に第2嵌入部15m、15nに支持されている。なお、軸部13cが第2嵌入部15m、15nに対して回動した際の第1支持バンド13の位置の一例を位置Tとして図2中に示す。また、軸部13cが形成する棒状形状は、長手方向が線分に沿った形状をいい、内部が中空であるか否かを問わない(棒状について、以下同じ。)。
取付部17は、第1支持バンド13(平板部13b)と第2支持バンド15(平板部15b)との間に挟持される一対の挟持部分17b(特に、図2参照)と、挟持部分17bと一体に形成されボルト801に螺合するナット部材17cを上端に有する取付本体部17aと、を有している。ボルト801は、外面に雄ねじが螺刻された真っ直ぐな丸棒部材によって形成されており、一端(下端)がナット部材17c(内周面に該雄ねじに螺合する雌ねじが刻設されている。)に螺合すると共に、図示しない他端(上端)は建造物の天井(不図示)等に固定されている。
連結具19は、外面に雄ねじが螺刻された軸部19a1と軸部19a1の一端に一体に形成された頭部19a2とを有するボルト部材19aと、ボルト部材19aの軸部19a1に螺合するナット部材19bと、を有している。ボルト部材19aの軸部19a1は、第1支持バンド13(平板部13b)と、第2支持バンド15(平板部15b)と、取付部17(挟持部分17b)と、に穿設されたボルト穴(不図示)に嵌入されることで第1支持バンド13と第2支持バンド15と取付部17とを連結しており、ナット部材19bを締め付けることで第1支持バンド13と第2支持バンド15と取付部17とを固定する。なお、ナット部材19bを緩めてはずした状態では、第1支持バンド13は、軸部13cが第2嵌入部15m、15nに対して回動可能になる。
従って、本管支持具11を用いて、次のようにして管701を固定することができる。
まず、前記他端(上端)が建造物の天井(不図示)等の固定部分に固定されたボルト801の前記一端(下端)をナット部材17cに螺合させることで、取付部17を該固定部分に対して固定する。
次いで、図1及び図2に示すように第1支持バンド13と第2支持バンド15とによって管701の外周を包囲する(このとき第1支持バンド13と第2支持バンド15とは、第2嵌入部15m、15nに回動自在に支持された軸部13cを中心として互いに回動可能であるので、適宜互いを回動させつつ第1支持バンド13と第2支持バンド15とによって管701の外周を包囲する。)。
さらに、第1支持バンド13(平板部13b)と第2支持バンド15(平板部15b)と取付部17(挟持部分17b)とに穿設されたボルト穴(不図示)にボルト部材19aの軸部19a1を嵌入し、軸部19a1にナット部材19bを螺合させ、ナット部材19bを締め付けることで第1支持バンド13と第2支持バンド15と取付部17とを固定する。
以上のようにして、本管支持具11により、天井、床、壁などの該固定部分に対して管701を支持させることができる。
このような本管支持具11の製造方法について説明する。本管支持具11を構成する第1支持バンド13と第2支持バンド15と取付部17と連結具19とのうち、取付部17及び連結具19は従来からの管支持具(例えば、特許文献1に開示の管支持具)に用いられてきたものと同様であるので、従来からの管支持具を形成するのと同様に取付部17及び連結具19を準備する。
本管支持具11を構成する第1支持バンド13において、その弧部分13aと平板部13bとを有して形成される第1支持バンド本体は、従来からの管支持具(例えば、特許文献1に開示の管支持具)に用いられてきたものと同様であるので、それ以外の軸部13c及び連結部13dの形成方法について詳しく述べる。図6は軸部13cが形成される前の第1支持バンド形成体13pの一部(軸部13cとなる軸部形成板状部材13cp近傍を示す。)を示す図である。具体的には、図6(a)は図2及び図3と同様の方向から第1支持バンド形成体13pを見たときの一部を示したものであり、図6(b)は図6(a)の矢印U方向から第1支持バンド形成体13pを見たときの一部を示したものである。図6を参照して、第1支持バンド形成体13pを用いて第1支持バンド13を形成する方法について説明する。
第1支持バンド形成体13pは、弧部分13aと平板部13bとを有して形成される第1支持バンド本体の一端(弧部分13aの両端のうち平板部13bが存する方とは反対側の端)に、一体に形成された平板状の軸部形成板状部材13cp及び連結部13dを有している。第1支持バンド形成体13pは、これら軸部形成板状部材13cp及び連結部13dを含め金属製の短冊状部材によって一体に形成されている。この軸部形成板状部材13cpを図6の矢印V方向に巻き湾曲させることで軸部13cを形成し(ここでは軸部形成板状部材13cpを図6の矢印V方向に巻いて湾曲させることで軸部13cを形成しているが、これに限定されるものではなく、軸部形成板状部材13cpを図6の矢印V方向とは逆方向に巻いて湾曲させて軸部13cを形成してもよい。)、第1支持バンド13が得られる。
本管支持具11を構成する第2支持バンド15において、その弧部分15a及び平板部15bとは、従来からの管支持具(例えば、特許文献1に開示の管支持具)に用いられてきたものと同様であるので、それ以外の第2嵌入部15m、15nの形成方法について詳しく述べる。図7は第2嵌入部15m、15nが形成される前の第2支持バンド形成体15pの一部(第2嵌入部15m、15nとなる第2嵌入部形成部材15mp、15np近傍を示す。)を示す図である。具体的には、図7(a)は図2及び図3と同様の方向から第2支持バンド形成体15pを見たときの一部を示したものであり、図7(b)は図7(a)の矢印E方向から第2支持バンド形成体15pを見たときの一部を示したものである。図7を参照して、第2支持バンド形成体15pを用いて第2支持バンド15を形成する方法について説明する。
第2支持バンド形成体15pの一端(第2支持バンド15において弧部分15aの両端のうち平板部15bが存する方とは反対側の端)近傍に、帯状部材(短冊状)である一対の第2嵌入部形成部材15mp、15npが一体に取り付けられている。図7においては、第2嵌入部形成部材15mp、15npのいずれも内側(支持する管701が存する側)に向けて湾曲した状態にされている。なお、第2嵌入部形成部材15mp、15npは、第1支持バンド13の軸部13cを図7(a)中の矢印F方向に受け入れ可能な程度に湾曲している。
図8は、第1支持バンド13の軸部13cを第2支持バンド形成体15pに組み付けるところを示す図である。具体的には、図8(a)は図6(a)及び図7(a)と同様の方向から見たところを示し、図8(b)は図8(a)の矢印E方向から見たところを示したものである。図8を参照して、軸部13cを第2支持バンド形成体15pに組み付ける状態を説明する。まず、第2嵌入部形成部材15mp、15npに軸部13cを図7(a)の矢印F方向に沿って嵌入する。この第2嵌入部形成部材15mp、15npに軸部13cを嵌入した状態が図8(a)及び図8(b)に示した状態である。かかる状態から、第2嵌入部形成部材15mp、15npを軸部13cに巻き付けるよう内側(支持する管701が存する側)に曲げる(曲げる方向を図8中、矢印Yにて示す。)。これにより軸部13cを回動自在に内嵌する第2嵌入部15m、15nが形成され、第2支持バンド形成体15pから第2支持バンド15が形成される。
以上のようにして、軸部13cと第2嵌入部15m、15nとにより互いに組み付けられた第1支持バンド13及び第2支持バンド15が形成される。
そして、互いに組み付けられた第1支持バンド13及び第2支持バンド15とは別に、上述の通り予め取付部17及び連結具19を準備しておき、これらによって上記の如く本管支持具11を構成することができる。
以上説明のように、本管支持具11は、少なくとも第1支持バンド13と第2支持バンド15とを有する支持バンドにより管701の外周の少なくとも一部を包囲することで該管701を支持する管支持具であって、第1支持バンド13が、第1支持バンド本体(弧部分13aと平板部13bと連結部13dとを有してなる。)と、第1支持バンド本体(弧部分13a、平板部13b及び連結部13d)の一端に形成された軸部13cと、を有してなり、第2支持バンド15が、第2支持バンド15の一端近傍部分を該軸部13cに巻き付けるよう管701の方向である内側方向に曲げられ該軸部13cを回動自在に内嵌する第2嵌入部15m、15nを、有してなるものである、管支持具である。
本管支持具11においては、管701を支持した状態において、第2嵌入部15m、15nが、前記支持する管701の外面に当接するものである(特に、図3を参照されたい)。
本管支持具11においては、前記軸部13cが第1支持バンド本体(弧部分13a、平板部13b及び連結部13d)と一体に形成されるものである。
本管支持具11においては、前記軸部13cは、前記軸部13cを形成する部分(軸部形成板状部材13cp)と第1支持バンド本体(弧部分13a、平板部13b及び連結部13d)を形成する部分とが一体になった板状部材(第1支持バンド形成体13p)のうち前記軸部13cを形成する部分(軸部形成板状部材13cp)を折り畳み又は巻くこと(図6の矢印V方向に巻かれる)で形成されてなるものである。
そして、本管支持具11においては、第2嵌入部15m、15nに対する前記軸部13cの、前記軸部13cの回動軸AJ(図1、図3、図4、図5)方向に沿った両方向への相対的な移動が、第1支持バンド13と第2支持バンド15とが当接(ここでは具体的には、連結部13dと第2嵌入部15m、15nとが当接する)することで制限されるものである。
さらに、本管支持具11においては、第2嵌入部15m、15nが、前記軸部13cの長手方向(回動軸AJ方向と同じ)に離れた両側部分をそれぞれ内嵌する一対の一方第2嵌入部15m及び他方第2嵌入部15nを有してなり、一方第2嵌入部15mと他方第2嵌入部15nとの間に存する前記軸部13cの部分が第1支持バンド本体(弧部分13a、平板部13b及び連結部13d)に連結されているものである。
(第2実施形態)
図9は、第2実施形態の本管支持具21の一部を示す一部拡大図(具体的には、第1実施形態の本管支持具11における図3と同様の部分を示している。本管支持具21が支持する管701の長手方向に沿った方向から見た一部である。)であり、図10は図9の矢印M方向から見た一部拡大図であり、図11は図9の矢印K方向から見た一部拡大図(図10及び図11のいずれも管701を取り除いた状態を示している。)であり、図12は図10のP−P端面図(図11にも端面の位置をP−Pとして示す。なお、図10及び図11のR−R端面もP−P端面と同様である。)であり、図13は図10のQ−Q端面図(図11にも端面の位置をQ−Qとして示す。)である。図9乃至図13を参照して、第2実施形態の本管支持具21について説明する。
第2実施形態の本管支持具21は、第1実施形態の本管支持具11における第1支持バンド13の軸部13c及び連結部13dが異なるがそれ以外の点については本管支持具11と同様であるので、本管支持具21が本管支持具11と異なる点について主として説明し、同様の点については説明を省略する(必要があれば適宜第1実施形態の本管支持具11の説明を参照されたい。)。
本管支持具21の第1支持バンド23は、半円の弧を略描くように形成された弧部分23aと、弧部分23aの一方側に連なるように弧部分23aと一体に形成された平板状の平板部(図示せず。平板部13bと同様である。)と、弧部分23aの他方側に連なるように弧部分23aと一体に形成された中空筒状の軸支持部23fと、によって形成される第1支持バンド本体を有してなり、さらに、第1支持バンド本体の一端(ここでは軸支持部23f側)に軸支持部23fに支持された第1支持バンド本体とは別体の連結棒24(軸部)を有している。
連結棒24は、線分に沿った真っ直ぐな棒状の丸棒(該線分を軸とする略直円柱形状)によって形成されており、該線分に沿った両端には側方(外向き)に突出するフランジ部24fが形成されている。この両フランジ部24fの間の連結棒24の部分は直円柱形状を略なしており、板状部材により形成された軸支持部23fが該直円柱形状(側面)の部分に巻き付くことで連結棒24が軸支持部23fによって支持されている(特に図13参照)。なお、板状部材により形成された軸支持部23fは、連結棒24に巻き付くよう管701の方向である内側方向に曲げられ連結棒24を内嵌している。
なお、この第1支持バンド23は、軸支持部23fを構成するための板状の舌部と弧部分23aと該平板部とを有する第1支持バンド形成体を準備すると共に連結棒24を形成する連結棒形成体(両フランジ部24fの一方が形成されていないリベット体)を準備する。そして、第1支持バンド形成体の該舌部が軸支持部23fを形成するように成形した後、該連結棒形成体を該形成した軸支持部23fに挿入し、フランジ部24fが形成されていない端部をかしめてフランジ部24fを形成することで第1支持バンド23を形成してもよい。
本管支持具21の第2支持バンド25は、本管支持具11の第2支持バンド15と同様のものであり、具体的には、半円の弧を略描くように形成された弧部分25aと、弧部分25aの一方側に連なるように弧部分25aと一体に形成された平板状の平板部(図示せず。平板部15bと同様である。)と、を有してなり、第2支持バンド25の一端(ここでは弧部分25aの両端のうち平板部が存する方とは反対側の端)近傍に一対の第2嵌入部25m、25nが形成されている。
第2嵌入部25m、25nは、本管支持具11の第2嵌入部15m、15nと同様、第2支持バンド25の一端近傍に設けられた一対の帯状部材(短冊状)を連結棒24に巻き付けるよう管701の方向である内側方向に曲げられて形成(中空の筒状)されており、連結棒24を回動自在(回動方向を図9、図12及び図13中に矢印Jとして示した。)に内嵌する。ここでは両フランジ部24fの間の連結棒24の部分のうち軸支持部23fの一方側に第2嵌入部25mが外嵌されると共に、両フランジ部24fの間の連結棒24の部分のうち軸支持部23fの他方側に第2嵌入部25nが外嵌されており、連結棒24の長手方向に沿って軸支持部23fは第2嵌入部25mと第2嵌入部25nとによって挟まれている。そして、いずれのフランジ部24fも第2嵌入部25m、25nを通過不可能とされており、これによって第2支持バンド25に対して連結棒24がその長手方向に関する移動が制限される(連結棒24が第2嵌入部25m、25nから抜け落ちること等がうまく防止される。)。さらに、軸支持部23fが第2嵌入部25mと第2嵌入部25nとに挟まれるように配置されることで、第2支持バンド25に対する第1支持バンド23の連結棒24の長手方向に関する位置が所定範囲に制限される。
なお、第2支持バンド25は本管支持具11の第2支持バンド15と同様に形成することができる。
そして、本管支持具11と同様に、本管支持具21により天井、床、壁などの固定部分に対して管701を支持することができる。
以上説明のように、本管支持具21は、少なくとも第1支持バンド23と第2支持バンド25とを有する支持バンドにより管701の外周の少なくとも一部を包囲することで該管701を支持する管支持具であって、第1支持バンド23が、第1支持バンド本体(弧部分23aと前記平板部と軸支持部23fとによって形成される。)と、第1支持バンド本体(弧部分23a、前記平板部及び軸支持部23f)の一端に形成された軸部(連結棒24)と、を有してなり、第2支持バンド25が、第2支持バンド25の一端近傍部分を該軸部(連結棒24)に巻き付けるよう管701の方向である内側方向に曲げられ該軸部(連結棒24)を回動自在に内嵌する第2嵌入部25m、25nを、有してなるものである、管支持具である。
本管支持具21においては、管701を支持した状態において、第2嵌入部25m、25nが、前記支持する管701の外面に当接するものである(図9、図12を特に参照されたい)。
本管支持具21においては、前記軸部(連結棒24)が第1支持バンド本体(弧部分23a、前記平板部及び軸支持部23f)と別体に形成され、第1支持バンド本体(弧部分23a、前記平板部及び軸支持部23f)の前記一端近傍部分を前記軸部(連結棒24)に巻き付けるよう管701の方向である内側方向に曲げられ前記軸部(連結棒24)を内嵌する第1嵌入部(軸支持部23f)を第1支持バンド本体(弧部分23a、前記平板部及び軸支持部23f)が有するものである。
本管支持具21においては、管701を支持した状態において、第1嵌入部(軸支持部23f)が、前記支持する管701の外面に当接するものである(特に、図13を参照されたい)。
本管支持具21においては、第2嵌入部25m、25nが、前記軸部(連結棒24)の長手方向に離れた両側部分をそれぞれ内嵌する一対の一方第2嵌入部25m及び他方第2嵌入部25nを有してなり、一方第2嵌入部25mと他方第2嵌入部25nとの間に存する前記軸部(連結棒24)の部分が第1支持バンド本体(弧部分23a、前記平板部及び軸支持部23f)に連結されている(軸支持部23fにより連結されている。)ものである。
(第3実施形態)
図14は、第3実施形態の本管支持具31の一部を示す一部拡大図(具体的には、第1実施形態の本管支持具11における図3と同様の部分を示している。本管支持具31が支持する管701の長手方向に沿った方向から見た一部である。)であり、図15は図14の矢印M方向から見た一部拡大図であり、図16は図14の矢印K方向から見た一部拡大図(図15及び図16のいずれも管701を取り除いた状態を示している。)であり、図17は図15のP−P端面図(図16にも端面の位置をP−Pとして示す。なお、図15及び図16のR−R端面もP−P端面と同様である。)であり、図18は図15のQ−Q断面図(図16にも断面の位置をQ−Qとして示す。)である。そして、図19は、本管支持具31の第2支持バンド35を形成するための第2支持バンド形成部材38の一部を示す平面図である。図14乃至図19を参照して、第3実施形態の本管支持具31について説明する。
第3実施形態の本管支持具31は、第1実施形態の本管支持具11における第1支持バンド13の軸部13c及び連結部13dと、第1実施形態の本管支持具11における第2支持バンド15の第2嵌入部15m、15nと、に相当する部分(即ち、図14に示された部分)が異なるがそれ以外の点については本管支持具11と同様であるので、本管支持具31が本管支持具11と異なる点について主として説明し、同様の点については説明を省略する(必要があれば適宜第1実施形態の本管支持具11の説明を参照されたい。)。
本管支持具31の第1支持バンド33は、半円の弧を略描くように形成された弧部分33aと、弧部分33aの一方側に連なるように弧部分33aと一体に形成された平板状の平板部(図示せず。平板部13bと同様である。)と、弧部分33aの他方側に連なるように弧部分33aと一体に形成された連結部33d(弧部分33aや後述の軸部33cよりも幅が狭い)と、によって形成される第1支持バンド本体を有してなり、さらに、第1支持バンド本体の一端(ここでは連結部33dの先縁)に一体に取り付けられた軸部33cを有している。
軸部33cは、線分に沿った真っ直ぐな棒状の丸棒(該線分を軸とする略直円柱形状)によって形成されており、該直円柱の母線に沿って連結部33d(の先縁)に固定(溶接等)されている。なお、連結部33dは該母線に沿った略中心位置になるよう軸部33cに取り付けられている。このように連結部33dに軸部33cが取り付けられることで軸部33cは支持されている。
なお、この第1支持バンド33は、弧部分33aと該平板部(図示せず。平板部13bと同様である。)と連結部33dとを一体に有して構成される第1支持バンド本体を形成する部材と、軸部33cを構成する丸棒と、を準備し、該部材と該丸棒とを溶接等によって取り付けて製造することができる。
第2支持バンド35を形成するための図19に示した第2支持バンド形成部材38は、後述するように、第2嵌入部35m、35nを構成する部分35mp、35npを含み、これら第2嵌入部35m、35nの縁部となる部分35mpd、35npd(部分35mpd、35npdは互いに略平行)を含む閉じた線により規定される開口形成穴38h(両主表面の一面と他面との間を打ち抜いている。)が穿設されている。開口形成穴38hは五角形類似の形状を有しており、最も寸法の長い部分35Lを経由して軸部33cを該一面側から該他面側へ挿入することができる(連結部33dは開口形成穴38hに遊嵌される。)。
このような第2支持バンド形成部材38を用い、開口形成穴38hから軸部33cを挿入(管701が存する側へ挿入する)し、第2支持バンド35において軸部33cが存する位置に相当する第2支持バンド形成部材38の位置へ軸部33cを配置した後、部分35mp、35npを第2嵌入部35m、35nを形成するように曲げることで図14〜図18に示した第2支持バンド35が形成される。
このようにして形成された第2支持バンド35は、第2支持バンド15の第2嵌入部15m、15nにおいて第2嵌入部15m、15n同士の先端が連結帯35gにより連結されたものや、第2支持バンド25の第2嵌入部25m、25nにおいて第2嵌入部25m、25n同士の先端が連結帯35gにより連結されたものと同様の構造を有している。具体的には、第2支持バンド35は、半円の弧を略描くように形成された弧部分35aと、弧部分35aの一方側に連なるように弧部分35aと一体に形成された平板状の平板部(図示せず。平板部15bと同様である。)と、を有してなり、第2支持バンド35の一端(ここでは弧部分35aの両端のうち平板部が存する方とは反対側の端)近傍に一対の第2嵌入部35m、35nが形成されている。なお、第2嵌入部35m、35nは第2支持バンド形成部材38の部分35mp、35npによりそれぞれ形成されると共に、第2支持バンド形成部材38の部分35mp、35np同士を連結する連結帯形成部35gpによって連結帯35gが形成されている。
このような本管支持具31は管701を安全に支持することができる。図20は、本管支持具31において、第2支持バンド35の第2嵌入部35m、35nを形成している内側方向(管701方向)に曲げられた一端近傍部分を、軸部33cへの巻き付きを解くよう該一端近傍部分の曲げをのばした状態(第1支持バンド33と第2支持バンド35との間に大きな力が加わることによって該状態になりうる。)を示している。具体的には、図20(a)は図16と同様の位置から見た図であり、図20(b)は図20(a)の矢印H側から見たところを示している。図20を参照して、本管支持具31の第2嵌入部35m、35nが変形した状態(軸部33cへの巻き付きが解かれた状態)について説明する。
図16に示した状態(第2嵌入部35m、35nが軸部33cへの巻き付いた状態)において第1支持バンド33と第2支持バンド35との間に大きな力が加わること等によって、図20に示すように第2嵌入部35m、35nの軸部33cへの巻き付きが解かれると、軸部33cは図20の矢印X方向に移動しうる。この軸部33cの移動により本管支持具31による管701の支持には多少の緩みが生じうるが、第2嵌入部35m、35n同士を連結する連結帯35gが存するため図20(a)及び(b)に示された状態よりもさらに軸部33cが図20の矢印X方向に移動することはできず、図20(a)及び(b)の状態において軸部33cが第2支持バンド35に固定された状態が保たれる(軸部33cが開口形成穴38hから抜けない)。
このように図20に示したように、第1支持バンド33と第2支持バンド35とが連続する方向(ここでは矢印Xと同方向)に沿って第1支持バンド33を第2支持バンド35に対して引っ張っても軸部33cが開口形成穴38hから抜けないことにより、軸部33cが第2支持バンド35に固定された状態が保たれる。これによって本管支持具31による管701の支持には多少の緩みが生じうるが、軸部33cが第2支持バンド35に固定された状態が保たれているので管701が落下すること等を防止することができ、本管支持具31は管701を安全に支持することができる。
なお、本管支持具31の軸部33cは、上述の如く、真っ直ぐな丸棒を用いているがこれに限定されるものでないことは言うまでもなく、例えば、軸部13cのように第1支持バンド本体と一体の板状の金属部材が棒状に巻かれることで形成されるもの(この場合は本管支持具11において第2嵌入部15m、15n同士が連結帯35gにより連結されたものと類似する。)や、連結棒24のように第1支持バンド本体とは別体のもの(この場合は本管支持具21において第2嵌入部25m、25n同士が連結帯35gにより連結されたものと類似する。)とすることもできる。
また、本管支持具31は、本管支持具11と同様に、天井、床、壁などの固定部分に対して管701を支持することができる。
以上説明のように、本管支持具31は、少なくとも第1支持バンド33と第2支持バンド35とを有する支持バンドにより管701の外周の少なくとも一部を包囲することで該管701を支持する管支持具であって、第1支持バンド33が、第1支持バンド本体(弧部分33aと前記平板部と連結部33dとによって形成される。)と、第1支持バンド本体(弧部分33a、前記平板部及び連結部33d)の一端に形成された軸部33cと、を有してなり、第2支持バンド35が、第2支持バンド35の一端近傍部分を該軸部33cに巻き付けるよう管701の方向である内側方向に曲げられ該軸部33cを回動自在に内嵌する第2嵌入部35m、35nを、有してなるものである、管支持具である。
本管支持具31においては、管701を支持した状態において、第2嵌入部35m、35nが、前記支持する管701の外面に当接するものである(特に、図14、図17及び図18を参照されたい)。
本管支持具31においては、前記軸部33cが第1支持バンド本体(弧部分33a、前記平板部及び連結部33d)と一体に形成されるものである。
ここではそうしていないが、本管支持具11と同様、前記軸部33cは、前記軸部33cを形成する部分と第1支持バンド本体(弧部分33a、前記平板部及び連結部33d)を形成する部分とが一体になった板状部材のうち前記軸部33cを形成する部分を折り畳み又は巻くことで形成されてなるものであってもよい。また、ここではそうしていないが、本管支持具21と同様、前記軸部33cが第1支持バンド本体(ここでは弧部分33a、前記平板部及び連結部33d)と別体に形成され、第1支持バンド本体の前記一端近傍部分を前記軸部33cに巻き付けるよう管701の方向である内側方向に曲げられ前記軸部33cを内嵌する第1嵌入部を第1支持バンド本体が有するものであってもよい。
本管支持具31においては、第2嵌入部35m、35nが、前記軸部33cの長手方向に離れた両側部分をそれぞれ内嵌する一対の一方第2嵌入部35m及び他方第2嵌入部35nを有してなり、一方第2嵌入部35mと他方第2嵌入部35nとの間に存する前記軸部33cの部分が第1支持バンド本体(弧部分33a、前記平板部及び連結部33d)に連結されている(連結部33dが連結している)ものである。
本管支持具31においては、第2支持バンド35が、一方第2嵌入部35mと他方第2嵌入部35nとを構成する部分35mp、35npを含む第2支持バンド形成部材38を用い、該部分35mp、35npを一方第2嵌入部35mと他方第2嵌入部35nとを形成するよう曲げることで形成され、第2支持バンド形成部材38が、互いに相対する一方第2嵌入部35mの縁部と他方第2嵌入部35nの縁部となる部分35mpd、35npdを含む閉じた線により規定される開口形成穴38hが穿設されているものである。
本管支持具31においては、第2嵌入部35m、35nを形成する第2支持バンド35の前記内側方向(支持した管701が存する方向)に曲げられた前記一端近傍部分を、前記軸部33cへの巻き付きを解くよう前記一端近傍部分の曲げをのばした状態(図20(a)及び(b))で、第1支持バンド33と第2支持バンド35とが連続する方向(図20では左右)に沿って第1支持バンド33を第2支持バンド35に対して引っ張っても前記軸部33cが第2支持バンド35に固定されているものである(前記軸部33cが開口形成穴38hを通過しない)。
第1実施形態の本管支持具を示す正面図である。 図1のA−A断面図である。 図2の矢印Bにて示した軸部及び第2嵌入部近傍の拡大図である。 図2の矢印C方向から見た一部拡大図である。 図2の矢印D方向から見た一部拡大図である。 軸部が形成される前の第1支持バンド形成体の一部(軸部となる軸部形成板状部材近傍を示す。)を示す図である。 第2嵌入部が形成される前の第2支持バンド形成体の一部(第2嵌入部となる第2嵌入部形成部材近傍を示す。)を示す図である。 第1支持バンドの軸部を第2支持バンド形成体に組み付けるところを示す図である。 第2実施形態の本管支持具の一部を示す一部拡大図である。 図9の矢印M方向から見た一部拡大図である。 図9の矢印K方向から見た一部拡大図である。 図10のP−P端面図である。 図10のQ−Q端面図である。 第3実施形態の本管支持具の一部を示す一部拡大図である。 図14の矢印M方向から見た一部拡大図である。 図14の矢印K方向から見た一部拡大図である。 図15のP−P端面図である。 図15のQ−Q断面図である。 第3実施形態の本管支持具の第2支持バンドを形成するための第2支持バンド形成部材の一部を示す平面図である。 第3実施形態の本管支持具において、第2支持バンドの第2嵌入部を形成している内側方向に曲げられた一端近傍部分を、軸部への巻き付きを解くよう曲げをのばした状態を示す図である。
符号の説明
11 本管支持具(第1実施形態)
13 第1支持バンド
13a 弧部分
13b 平板部
13c 軸部
13cp 軸部形成板状部材
13d 連結部
13p 第1支持バンド形成体
15 第2支持バンド
15a 弧部分
15b 平板部
15m、15n 第2嵌入部
15mp、15np 第2嵌入部形成部材
15p 第2支持バンド形成体
17 取付部
17a 取付本体部
17b 挟持部分
17c ナット部材
19 連結具
19a ボルト部材
19a1 軸部
19a2 頭部
19b ナット部材
21 本管支持具(第2実施形態)
23 第1支持バンド
23f 軸支持部
23a 弧部分
24 連結棒
24f フランジ部
25 第2支持バンド
25a 弧部分
25m、25n 第2嵌入部
31 本管支持具(第3実施形態)
33 第1支持バンド
33a 弧部分
33c 軸部
33d 連結部
35 第2支持バンド
35a 弧部分
35g 連結帯
35gp 連結帯形成部
35m、35n 第2嵌入部
35mp、35np 部分
35mpd、35npd 縁部となる部分
38 第2支持バンド形成部材
38h 開口形成穴
701 管
801 ボルト

Claims (10)

  1. 少なくとも第1支持バンドと第2支持バンドとを有する支持バンドにより管の外周の少なくとも一部を包囲することで該管を支持する管支持具であって、
    第1支持バンドが、第1支持バンド本体と、第1支持バンド本体の一端に形成された軸部と、を有してなり、
    第2支持バンドが、第2支持バンドの一端近傍部分を該軸部に巻き付けるよう管の方向である内側方向に曲げられ該軸部を回動自在に内嵌する第2嵌入部を、有してなるものである、管支持具。
  2. 管を支持した状態において、第2嵌入部が、前記支持する管の外面に当接するものである、請求項1に記載の管支持具。
  3. 前記軸部が第1支持バンド本体と一体に形成されるものである、請求項1又は2に記載の管支持具。
  4. 前記軸部は、前記軸部を形成する部分と第1支持バンド本体を形成する部分とが一体になった板状部材のうち前記軸部を形成する部分を折り畳み又は巻くことで形成されてなる、請求項3に記載の管支持具。
  5. 第2嵌入部に対する前記軸部の、前記軸部の回動軸方向に沿った両方向への相対的な移動が、第1支持バンドと第2支持バンドとが当接することで制限されるものである、請求項3又は4に記載の管支持具。
  6. 前記軸部が第1支持バンド本体と別体に形成され、
    第1支持バンド本体の前記一端近傍部分を前記軸部に巻き付けるよう管の方向である内側方向に曲げられ前記軸部を内嵌する第1嵌入部を第1支持バンド本体が有するものである、請求項1又は2に記載の管支持具。
  7. 管を支持した状態において、第1嵌入部が、前記支持する管の外面に当接するものである、請求項6に記載の管支持具。
  8. 第2嵌入部が、前記軸部の長手方向に離れた両側部分をそれぞれ内嵌する一対の一方第2嵌入部及び他方第2嵌入部を有してなり、
    一方第2嵌入部と他方第2嵌入部との間に存する前記軸部の部分が第1支持バンド本体に連結されているものである、請求項1乃至7のいずれか1に記載の管支持具。
  9. 第2支持バンドが、一方第2嵌入部と他方第2嵌入部とを構成する部分を含む第2支持バンド形成部材を用い、該部分を一方第2嵌入部と他方第2嵌入部とを形成するよう曲げることで形成され、
    第2支持バンド形成部材が、互いに相対する一方第2嵌入部の縁部と他方第2嵌入部の縁部となる部分を含む閉じた線により規定される開口形成穴が穿設されているものである、請求項8に記載の管支持具。
  10. 第2嵌入部を形成する第2支持バンドの前記内側方向に曲げられた前記一端近傍部分を、前記軸部への巻き付きを解くよう前記一端近傍部分の曲げをのばした状態で、第1支持バンドと第2支持バンドとが連続する方向に沿って第1支持バンドを第2支持バンドに対して引っ張っても前記軸部が第2支持バンドに固定されているものである、請求項9に記載の管支持具。
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JPH11344159A (ja) * 1998-05-29 1999-12-14 Nichiei Intec Kk 配管バンド

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