JP2010007468A - 転がり軸受の給油装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転軸とそれを支持する転がり軸受の間にタイミングよく給油する。
【解決手段】 本発明は、それぞれ異なるタイミングで特定の位相部位に周期的に回転反力を受ける複数の被軸受部22a〜22dが設けられた回転軸10を、本体12に対して前記各被軸受部でそれぞれ回転支持する複数の転がり軸受14a〜14dに給油する転がり軸受の給油装置であって、本体に設けられ、回転軸の所定部位と摺接する摺接面に潤滑油の吐出口34bを備える給油手段と、回転軸内に設けられ、下流端が被軸受部の外周面における特定位相部位に開口する給油口30aa、30ab、30ba、30bbとされ、上流端が給油手段の吐出口に回転軸の回転によって周期的に連通する潤滑油の取込口30ac、30bcとされた給油路30a,30bとを有し、給油路は、当該被軸受部の特定位相部位に回転反力が作用するタイミングで取込口が吐出口に連通するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばエンジンのカムシャフト等の回転軸を回転支持する複数の転がり軸受に給油する転がり軸受の給油装置に関し、回転軸の軸受技術の分野に属する。
列状に並ぶ複数の気筒を有するエンジンのオーバーヘッド式のカムシャフトは、各気筒の吸気弁または排気弁を開くカム部とこれらの間に設けられたジャーナル部とを有し、該ジャーナル部が、シリンダヘッドの上面に設けられた半円状の軸受面と、軸受キャップに設けられた同じく半円状の軸受面との間に挟持されることにより、回転自在に支持されるようになっているが、近年、該ジャーナル部の軸受に、従来のメタルブッシュ式の軸受に代えて転がり軸受を用いることがある。
転がり軸受の場合も、メタルブッシュ式のものと同様、給油が必要であるが、ローラの間に隙間があるため、メタルブッシュ式のものに比較して潤滑油が逃げ易い。そのため、転がり軸受に潤滑油を不足なく送り続けるために、送出圧力が高い大型のポンプを使用する必要がある。ただ、大型ポンプは、その駆動のためにエンジンの出力を大きく損失し、また、潤滑油を転がり軸受に送り続けることにより該軸受とジャーナル部との間の潤滑油を過剰にしてその間の摩擦抵抗を増大させ、その結果、さらにエンジンの出力を損失する可能性がある。
一方、気筒毎に設けられたカムシャフトのジャーナル部には、その気筒の吸気弁または排気弁の開弁時に、回転反力としてリターンスプリングからの反力が作用する。この回転反力は、特にジャーナル部の特定の位相部位(カム部の反膨出部と同位相の部位)に作用し、それにより特定位相部位と軸受の該特定位相部位に対接する個所との間の摩擦抵抗を増大させる。これは気筒毎に異なるタイミングで周期的に起こる。
この対処として、例えば特許文献1に記載の発明は、ジャーナル部の特定位相部位に回転反力が作用するタイミングに、すなわちジャーナル部の特定位相部位と転がり軸受けとの間の摩擦抵抗が増大するタイミングに、その転がり軸受に潤滑油を給油するように、すなわち周期的に転がり軸受に潤滑油を給油するように、潤滑油の給油を制御することができる。
特開2005−331029号公報
ところが、特許文献1に記載の発明は、転がり軸受に対する潤滑油の給油の制御のための各種バルブ、センサ、制御装置等を必要とし、構造が複雑化してコストが上昇する。
そこで、本発明は、前記カムシャフトのように、異なるタイミングで回転反力が作用する複数の被軸受部を有する回転軸を各被軸受部でそれぞれ回転支持する複数の転がり軸受それぞれに対し、バルブや該バルブを制御する装置等を使用することなく、適切なタイミングで潤滑油を給油することができる転がり軸受の給油装置を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、それぞれ異なるタイミングで特定の位相部位に周期的に回転反力を受ける複数の被軸受部が設けられた回転軸を、本体に対して前記各被軸受部でそれぞれ回転支持する複数の転がり軸受に給油する転がり軸受の給油装置であって、
前記本体に設けられ、前記回転軸の所定部位と摺接する摺接面に潤滑油の吐出口を備える給油手段と、
前記回転軸内に設けられ、下流端が被軸受部の外周面における特定位相部位に開口する給油口とされているとともに、上流端が前記給油手段の吐出口に回転軸の回転によって周期的に連通する潤滑油の取込口とされた給油路とを有し、
前記給油路は、当該被軸受部の特定位相部位に回転反力が作用するタイミングで取込口が前記給油手段の吐出口に連通するように構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の転がり軸受の給油装置において、
前記給油路は、給油タイミングが連続する複数の被軸受部毎に複数設けられ、これらの給油路に、前記給油手段の吐出口に周期的に連通する単一の取込口と対応する複数の被軸受部にそれぞれ開口する複数の給油口とが設けられていることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の転がり軸受の給油装置において、
前記給油路は、被軸受部の数と同数設けられ、これらの給油路に、前記給油手段の吐出口に周期的に連通する単一の取込口と対応する被軸受部に開口する単一の給油口とが設けられていることを特徴とする。
さらにまた、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の転がり軸受の給油装置において、
前記回転軸の所定部位に円筒部が設けられ、該円筒部の外周面に前記取込口が設けられているとともに、
前記給油手段の吐出口は、前記本体に設けられて前記円筒部の外周面と摺接する半円状の凹部の内周面に設けられていることを特徴とする。
加えて、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の転がり軸受の給油装置において、
前記回転軸の所定部位に周溝部が設けられ、該周溝部の内側面に前記取込口が設けられているとともに、
前記給油手段の吐出口は、前記本体に設けられて前記周溝部の内側面に摺接する壁部の壁面に設けられていることを特徴とする。
加えてまた、請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の転がり軸受の給油装置において、
前記回転軸がエンジンのカム軸であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、回転軸の被軸受部の特定位相部位に回転反力が作用するタイミングに、すなわち特定位相部位と転がり軸受との間の摩擦抵抗が増大するタイミングに、給油手段の吐出口と給油路の取込口とが連通して潤滑油が当該タイミングの特定位相部位と転がり軸受との間に給油される。潤滑油の給油を制御するバルブや該バルブを制御する装置等を使用することなく、回転軸の被軸受部の特定位相部位に、回転反力が作用するタイミングに適切に潤滑油を給油できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、給油路は、給油タイミングが連続する複数の被軸受部毎に複数設けられ、これらの給油路に、給油手段の吐出口に周期的に連通する単一の取込口と対応する複数の被軸受部にそれぞれ開口する複数の給油口とが設けられる。給油路の取込口が複数の被軸受部毎にまとめられているので、被軸受部の数に比べて給油路の数が少なくて済む。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、給油路は、被軸受部の数と同数設けられ、これらの給油路に、給油手段の吐出口に周期的に連通する単一の取込口と対応する被軸受部に開口する単一の給油口とが設けられる。給油路の取込口が被軸受部毎に独立して設けられるので、各被軸受部に対し、回転反力が作用するタイミングのみに潤滑油を給油することができる。一方、このタイミング以外のタイミングでは吐出口と取込口とが連通しないので給油手段から新規に潤滑油が特定位相部位に給油されず、したがって、該部位と転がり軸受との間の潤滑油が過剰になることは抑制される。
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、回転軸の所定部位に円筒部が設けられ、該円筒部の外周面に前記取込口が設けられているとともに、給油手段の吐出口が、本体に設けられて前記円筒部の外周面と摺接する半円状の凹部の内周面に設けられている。これにより、比較的単純な構成で、回転軸の回転に伴い、所定のタイミングで周期的に潤滑油を本体側から回転軸に給油することができる。
加えて、請求項5に記載の発明によれば、回転軸の所定部位に周溝部が設けられ、該周溝部の内側面に前記取込口が設けられているとともに、給油手段の吐出口が、本体に設けられて前記周溝部の内側面に摺接する壁部の壁面に設けられている。これにより、比較的単純な構成で、回転軸の回転に伴い、所定のタイミングで周期的に潤滑油を本体側から回転軸に給油することができる。
加えてまた、請求項6に記載の発明によれば、前記回転軸は、エンジンのカム軸である。被軸受部であるジャーナル部の特定位相部位に回転反力が作用するタイミングに、該部位に潤滑油を給油することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る転がり軸受の給油装置を含む、エンジンの一部分の断面図である。
図1に示すエンジンは、4気筒のオーバーヘッド式のエンジンであって、カムシャフト10は、シリンダヘッド12の所定の部位で転がり軸受14a〜14dにより回転自在に支持されている。
なお、ここからは転がり軸受14aを中心にして詳細に説明し、転がり軸受14aとカムシャフト10の支持部位が異なるだけで構造や機能が同じ他の転がり軸受14b〜14dの詳細な説明は、転がり軸受14aと同時にしたものとして必要がないかぎりはその説明を省略する。
転がり軸受14aは、2つのバルブ16aを対応するタペット18aを介して開閉する、カムシャフト10に各気筒用に2つずつ設けられたカム部20aの間のジャーナル部22aを回転支持している。
転がり軸受14aの断面(図1のX方向に見た、カムシャフト10の軸心に直交する断面)を示す図2に示すように、転がり軸受14aは、カムシャフト10の外周面に一定の間隔をあけて摺接する複数のローラ(ころ)14aaと、ローラ14aaを一定の間隔で維持しつつ回転可能に保持するホルダ14abと、内周面で複数のローラ14aaと摺接する円筒形状のアウターレース14acとで構成されている。
また、転がり軸受14aは、シリンダヘッド12とカムキャップ24aとに挟持された状態で該シリンダヘッド12の所定位置に固定されている。
転がり軸受14aが支持するジャーナル部22aは、図2に示すように、カム部20aの膨出部(カムノーズ部)20aaがタペット18aを介してバルブ16aを押下げしたタイミング(開弁タイミング)に、バルブ16aをタペット18を介してカムシャフト10側に押上げるリターンスプリング26aからの回転反力を受ける。この回転反力により、カム部20aの反膨出部(膨出部20aaの反対側の部分)20ab、つまりベース円部と同位相のカムシャフト10のジャーナル部22aの特定位相部位(後述する給油口30aaが形成されている位相部位)と転がり軸受14aとの間の摩擦抵抗が、このタイミング以外のときに比べて増大する。
この対処として、特定位相部位と転がり軸受14aとの間に、摩擦抵抗が増大するタイミングに潤滑油を給油するように構成されている。具体的に説明すると、図1や2に示すように、カムシャフト10内には潤滑油が流れる給油路30aが形成されており、この給油路30aの下流端がジャーナル部22aの特定位相部位の外周面で開口する、特定位相部位と転がり軸受14aとの間に潤滑油を給油する給油口30aaとされている。
また、図1に示すように、給油路30aは、カムシャフト10の軸心方向に延びており、カムシャフト10のほぼ中央に設けられた円筒部32の外周面に、給油口30aaを介してジャーナル部22aの特定位相部位と転がり軸受14aとの間に給油する潤滑油を路内に取り込むための取込口30ac備えている。
さらに、この給油路30aは、ジャーナル部22a、22b専用(転がり軸受14a、14b用)であって、すなわち2つの給油口30aaと30ab(30abは、図1においては手前側に存在するため図示しておらず、図4(C)参照。)を有する。
一方、ジャーナル部22c、22d用(転がり軸受14c、14用)には、給油路30aと同様の、給油路30bがカムシャフト10内に形成されている。給油路30bも、給油口30aaと同様の、2つの給油口30baと30bbを有し、潤滑油を取込む取込口30bcを円筒部32の外周面に備えている。
なお、図1に示すように、潤滑油を給油する給油口30aa、30ab(図示せず)、30ba、30bbは、カムシャフト10の軸心を中心にして90度ずつ異なる方向に向いて開口している。給油口30aaは図面上方向、30abは図面手前方向、30baは図面奥方向、30bbは図面下方向に向いて開口している。当然ながら、これは、給油口30aa、30ab、30ba、30bbが形成されているジャーナル部22a〜22dの特定位相部位それぞれの位相が異なり、すなわち対応するリターンスプリング26a〜26dから回転反力を受けるタイミング(言い換えると、対応するバルブ16a〜16dの開弁タイミング)が異なるためである。
また、給油路30a、30bの潤滑油を取込む取込口30ac、30bcは、カムシャフト10の円筒部32の外周面に対向するように開口している、すなわち外周面の180度異なる位相位置で開口している。
これらの取込口30ac、30bcを介して給油路30a、30b内に潤滑油を給油する手段(請求の範囲に記載の「給油手段」に対応。)は、シリンダヘッド12に設けられている。具体的に説明すると、図1に示すようにカムシャフト10の円筒部32の下に位置するシリンダヘッド12の中央部34に、図3(図1のY方向に見た、カムシャフト10の円筒部32の軸心直交方向断面図)に示すように、カムシャフト10の円筒部32の外周面と摺接する半円状の凹部の内周面34aが形成されており、その内周面34aの最下部に潤滑油を吐出する吐出口34bが形成されている。
吐出口34bからは、ポンプ(図示せず)によって所定の送出圧力で送出された潤滑油が吐出する。また、吐出口34bは、その口縁が直接カムシャフト10に接触しておらず、内周面34a上に形成された、カムシャフト10の周方向に延びる溝部34cの底面で開口している。この溝部34cは、取込口30acまたは30bcのいずれか一方が該溝部34c内に向き始めて、そこからカムシャフト10が90度以上180度未満(約135度)回転するまで、その取込口と吐出口34bの該溝部34cを介する連通状態が維持されるような周方向長さで形成されている。言い換えると、取込口30acと30bcとが、対応するリターンスプリングからの回転反力が対応する特定位相部位に作用する直前からその作用が終了した直後まで吐出口34との連通を維持できるように、溝部34cは形成されている。したがって、給油路30aまたは30bのいずれか一方は、吐出口34bを介する潤滑油の給油が始まると、そこからカムシャフト10が90度以上180度未満(または約135度)回転するまで、その給油が継続される。
これらのことを踏まえて、カムシャフト10の回転に従い変化する給油経路について説明する。まず、図1に示すように、転がり軸受14aとジャーナル部22aの特定位相部位との間に給油口30aaを介して、また転がり軸受14bとジャーナル部22bの特定位相部位との間に給油口30ab(図示せず)を介して潤滑油が給油されている状態(吐出口34bと取入口30acとが連通状態)、すなわちカム部20aがタペット18aを介してバルブ16aを押下げてジャーナル部22aの特定位相部位に回転反力が作用しているタイミングからカムシャフト10が図1に示す矢印方向に90度回転すると、図4(A)のように、給油路30aの取入口30acと吐出口34bが非連通状態になり、代わりに給油路30bの取入口30bcと吐出口34bとが連通状態になる。これにより、カム部20cがタペット18cを押下げすることによりリターンスプリング26cから回転反力を受けているジャーナル部22cの特定位相部位と転がり軸受14cとの間に給油口30baを介して潤滑油が給油されるとともに、給油口30bbを介してジャーナル部22dの特定位相部位と転がり軸受14dとの間に潤滑油が給油される。
図4(A)の状態からさらにカムシャフト10が90度回転すると、今度は、図4(B)に示すように、カム部20dがタペット18Dを押下げすることにより、ジャーナル部22dがリターンスプリング26dから回転反力を受ける。このとき、図4(A)の状態のまま、すなわち給油路30bの取込口30bcと吐出口34bとが連通状態で維持されているので、ジャーナル部22dの特定位相部位と転がり軸受14dとの間には、給油口30bbを介して潤滑油が継続して給油されている。これとともに、給油口30ba(図示せず)を介してジャーナル部22cの特定位相部位と転がり軸受14cとの間にも潤滑油が継続して給油されている。
図4(B)の状態からさらにカムシャフトが90度回転すると、図4(C)に示すように、給油路30bの取入口30bcと吐出口34bとが非連通状態になり、代わりに給油路30aの取入口30acと吐出口34bとが連通状態になる。これにより、カム部20bがタペット18bを押下げすることによりリターンスプリング26bから回転反力を受けているジャーナル部22bの特定位相部位と転がり軸受14bとの間に給油口30abを介して潤滑油が給油されるとともに、給油口30aaを介してジャーナル部22aの特定位相部位と転がり軸受14aとの間に潤滑油が給油される。この図4(C)の状態からさらに90度回転すると、図1に示す状態になる。
本実施形態によれば、カムシャフト10のジャーナル部22a〜22dのいずれか1つの特定位相部位に回転反力が作用するタイミングに、すなわち特定位相部位22a〜22dいずれか1つと対応する転がり軸受との間の摩擦抵抗が増大するタイミングに、吐出口34bと給油路30a、30bの取込口30ac、30bcのいずれか対応する一方とが連通し、当該タイミングの特定位相部位22a〜22dいずれか1つと対応する転がり軸受との間に潤滑油が給油される。潤滑油の給油を制御するバルブや該バルブを制御する装置等を使用することなく、カムシャフト10のジャーナル部22a〜22dの特定位相部位に、回転反力が作用するタイミングに適切に潤滑油を給油できる。
また、給油路30a、30bは、給油タイミングが連続する2つのジャーナル部毎に複数設けられ、これらの給油路30a、30bに、吐出口34bに周期的に連通する単一の取込口30ac、30bcと、対応する複数のジャーナル部にそれぞれ開口する給油口30aaおよび30abと、30baおよび30bbとが設けられる。給油路30a、30bの取込口30ac,30bcが2つのジャーナル部毎にまとめられているので、4つのジャーナルブ22a〜232dの数に比べて2つの給油路30a、30bで済む(カムシャフト10の給油路加工が簡単になり、その加工コストが安く済む。)。
さらに、カムシャフト10のほぼ中央に円筒部32が設けられ、該円筒部32の外周面に取込口30ac、30bcが設けられているとともに、吐出口34bが、シリンダヘッド12の中央部34に設けられてこの円筒部32の外周面と摺接する半円状の凹部の内周面34aに設けられている。これにより、比較的単純な構成で、カムシャフト10の回転に伴い、所定のタイミングで周期的に潤滑油をシリンダヘッド12側からカムシャフト10に給油することができる。
(第2の実施形態)
上述の第1の実施形態は、2箇所の給油先(ジャーナル部の特定位相部位と転がり軸受の間)が1つの給油路を兼用して使用しているため、リターンスプリングにより回転反力を受けていないジャーナル部と転がり軸受との間にも潤滑油が給油されていた。この場合、確実に回転反力を受けているジャーナル部の特定位相部位に潤滑油を給油するために、潤滑油を送出するポンプの送出圧力を大きく必要がある。
第2の実施形態は、その対処として第1の実施形態と異なり、1箇所の給油先に1つの給油路が設けられている構成である。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る転がり軸受の給油装置を含む、エンジンの一部分の断面図である。なお、カムシャフト内に形成される給油路の数が異なるなど、第1の実施形態との間に大きな差異はないので、説明は省略して行う。
図5に示すように、カム部60aがタペット58aを押下げすることによりリターンスプリング66aにより回転反力を受けているジャーナル部62aの特定位相部位と転がり軸受54aの間に潤滑油を給油するための専用の給油路70aがカムシャフト50に形成されている。給油路70aは、ジャーナル部62aの特定位相部位の外周面で開口する給油口70aaを有する。同様に、隣接するジャーナル部62bの特定位相部位と転がり軸受54bとの間に潤滑油を給油するための、該部位の外周面で開口する給油口70baを有する専用の給油路70bがカムシャフト50に形成されている。
給油路70a、70bの潤滑油を取込む取込口70ab、70bbは、ジャーナル部62aと62bとの間に形成された周溝部72aで開口している。具体的には、この部分の拡大図である図6に示すように、周溝部72aの内側面72aaの給油口70aaに対して逆位相の位置に取込口70abが開口している。一方、内側面72abには、同様に、給油口70baに対して逆位相の位置に取込口70bbが開口している。
これらの取込口70ab、70bbが形成されているカムシャフト50の周溝部72aには、シリンダヘッド52の壁部74aが係合している。そして、その壁部74aの一方の壁面(内側面72aaと摺接する壁面)に取込口70abと連通する吐出口74aaが、他方の壁面(内側面72abと摺接する壁面)に取込口70bbと連通する吐出口74abが開口している。
また、取込口70abと吐出口74aaは、直接連通せず、内側面72aaに形成された溝部72acを介して連通する。溝部72aは、図6のZ方向に見た断面図である図7に示すように、周溝部72aの内側面72aaの外周に沿って湾曲して延びる形状をしている。この溝部72acは、第1の実施形態の溝部34cと同様に、リターンスプリング66aからの回転反力がジャーナル部62aの特定位相部位に作用する直前からその作用が終了した直後まで、取込口70abと吐出口74aaとの連通を維持するためのものである。同様に、溝部72adも、リターンスプリング66bからの回転反力がジャーナル部62bの特定位相部位に作用する直前からその作用が終了する直後まで、取込口70bbと吐出口74abとの連通を維持する。
なお、溝部72ac、72adの代わりに、壁部74aの両壁面に同様の溝部を形成し、その底面に吐出口74aa、74abを開口してもよい。
吐出口74aaと74abには、シリンダヘッド52内に形成された共通の給油路74acを介してポンプ(図示せず)から潤滑油が送出される。
これらと同様に、ジャーナル部62cと62dとの間に形成された周溝部72bの内側面の一方にも、図5に示すように、ジャーナル部62cの特定位相部位と転がり軸受54cとの間に給油される潤滑油の給油路70cの取込口70cbが形成され、他方の内側面に、ジャーナル部62dの特定位相部位と転がり軸受54dとの間に給油される潤滑油の給油路70dの取込口70dbが形成されている。
また、これらの取込口70cbと70dbも、図5に図示していないものの、図6の溝部72ac、72adと同様の溝部を介して、周溝部72bと係合するシリンダヘッド52の壁部に形成された吐出口74ba、74bbと連通する。
これらのことを踏まえて、カムシャフト50の回転に従い変化する給油経路について説明する。まず、図5に示すように、転がり軸受54aとジャーナル部62aの特定位相部位との間にのみ給油路70aを介して潤滑油が給油されている状態(吐出口74aaと取入口70abとが連通状態)、すなわちカム部60aがタペット58aを押下げることによりリターンスプリング66aからの回転反力がジャーナル部62aの特定位相部位に作用しているタイミングからカムシャフト50が90度回転すると、図8(A)のように、吐出口74baと取入口70cbのみが連通状態になり、カム部60cがタペット58cを押下げることによりリターンスプリング66cからの回転反力を受けているジャーナル部62cの特定位相部位と転がり軸受54cとの間にのみ給油路70cを介して潤滑油が給油される。
図8(A)の状態からカムシャフト50が90度回転すると、図8(B)に示すように、今度は、吐出口74bbと取入口70dbのみが連通状態になり、カム部60dがタペット58dを押下げることによりリターンスプリング66dからの回転反力を受けているジャーナル部62dの特定位相部位と転がり軸受54dとの間にのみ給油路70dを介して潤滑油が給油される。
図8(B)の状態からカムシャフト50が90度回転すると、図8(C)に示すように、吐出口74abと取入口70bbのみが連通状態になり、カム部60bがタペット58bを押下げることによりリターンスプリング66bからの回転反力を受けているジャーナル部62bの特定位相部位と転がり軸受54bとの間にのみ給油路70bを介して潤滑油が給油される状態になる。この状態からカムシャフト50が90度回転すると、図5に示す状態になる。
本実施形態によれば、給油路70a〜70dは、ジャーナル部62a〜62dの数と同数設けられ、これらの給油路70a〜70dは、対応する吐出口74aa、74ab、74ba、74bbに周期的に連通する単一の取込口70ab、70bb、70cb、70dbと、対応するジャーナル部62a〜62dに開口する単一の給油口70aa、70ba、70ca、70daとが設けられる。給油路70a〜70dの取込口70ab、70bb、70cb、70dbがジャーナル部62a〜62d毎に独立して設けられるので、各ジャーナル部62a〜62dに対し、回転反力が作用するタイミングのみに潤滑油を給油することができる。一方、このタイミング以外のタイミングでは吐出口74aa、74ab、74ba、74bbと対応する取込口70ab、70bb、70cb、70dbとが連通しないので新規に潤滑油が対応する特定位相部位に給油されず、したがって、該部位と対応する転がり軸受との間の潤滑油が過剰になることは抑制される。
また、カムシャフト50の所定部位に周溝部72a、72bが設けられ、該周溝部の内側面のそれぞれに取込口70ab、70bb、70cb、70dbが1つずつ設けられているとともに、吐出口74aa、74ab、74ba、74bbが、シリンダヘッド52に設けられて2つの周溝部72a、72bの内側面に摺接する2つの壁部(1つは74a)の壁面にそれぞれに1つずつ設けられている。これにより、比較的単純な構成で、カムシャフト50の回転に伴い、所定のタイミングで周期的に潤滑油をシリンダヘッド52側からカムシャフト50に給油することができる。
以上、2つの実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、上述の第1の実施形態の場合、図3に示すように、吐出口34bと連通している取入口30acと別の取入口30bcは、内周面34aによって閉じられず、外気(シリンダヘッド12とシリンダヘッドカバーで画成される空間)に開いた状態である。この場合、カムシャフト10の回転により取入口30bcから給油路30b内の潤滑油が流れ出て、それにより給油路30b内が空または空に近い状態になる可能性がある。このように給油路30b内が空になると、図4(A)に示すように取入口30bcと吐出口34bとが連通状態になった後、該給油路30b内に潤滑油が満たされるまでに時間がかかり、その結果、リターンスプリング26cの回転反力により摩擦抵抗が増大するジャーナル部22cと転がり軸受14cとの間に十分な潤滑油が給油できない可能性がある。
その対処として、図2示すような転がり軸受24aをシリンダヘッド12と協働して挟持するカムキャップ24aと類似の、図9に示すような、内周面がカムシャフト10の円筒部32の外周面と摺接するキャップ90を用いてもよい。これにより、取入口30bcも、30acTO同様に閉じられる。同様の理由から、第2の実施形態にも、キャップ90と同様の、周溝部72a,72bに係合するキャップを使用してもよい。
最後に、上述の2つの実施形態は、カムシャフトを回転支持する転がり軸受に適用される給油装置であったが、本発明はこれに限定せず、広義には、それぞれ異なるタイミングで特定の位相部位に周期的に回転反力を受ける複数の被軸受部が設けられた回転軸を、本体に対して各被軸受部でそれぞれ回転支持する複数の転がり軸受に適用できる、転がり軸受の給油装置である。
以上のように、本発明に係る転がり軸受の給油装置は、異なるタイミングで回転反力が作用する複数の被軸受部を有する回転軸を各被軸受部でそれぞれ回転支持する複数の転がり軸受それぞれに対し、バルブや該バルブを制御する装置等を使用することなく、適切なタイミングで潤滑油を給油することができる。したがって、回転軸とこれ支持する転がり軸受を使用する産業の分野において好適に利用される可能性がある。
本発明の第1の実施形態に係る転がり軸受の給油装置を含む、エンジンの一部の断面図である。 図1のX方向に見た、転がり軸受およびその周辺の断面図である。 図1のY方向に見た、カムシャフトの円筒部およびその周辺の断面図である。 第1の実施形態に係る、カムシャフトの回転に従い変化する給油経路を示している。 本発明の第2の実施形態に係る転がり軸受の給油装置を含む、エンジンの一部の断面図である。 図5の部分拡大図である。 図6のZ方向に見た、カムシャフトの断面図である。 第2の実施形態に係る、カムシャフトの回転に従い変化する給油経路を示している。 本発明の第1の実施形態の改良例を説明するための図である。
符号の説明
10 回転軸(カムシャフト)
12 本体(シリンダヘッド)
14a〜14d 転がり軸受
22a〜22d 被軸受部(ジャーナル部)
30a、30b 給油路
33aa、33ab、33ba,33bb 給油口
34b 吐出口

Claims (6)

  1. それぞれ異なるタイミングで特定の位相部位に周期的に回転反力を受ける複数の被軸受部が設けられた回転軸を、本体に対して前記各被軸受部でそれぞれ回転支持する複数の転がり軸受に給油する転がり軸受の給油装置であって、
    前記本体に設けられ、前記回転軸の所定部位と摺接する摺接面に潤滑油の吐出口を備える給油手段と、
    前記回転軸内に設けられ、下流端が被軸受部の外周面における特定位相部位に開口する給油口とされているとともに、上流端が前記給油手段の吐出口に回転軸の回転によって周期的に連通する潤滑油の取込口とされた給油路とを有し、
    前記給油路は、当該被軸受部の特定位相部位に回転反力が作用するタイミングで取込口が前記給油手段の吐出口に連通するように構成されていることを特徴とする転がり軸受の給油装置。
  2. 請求項1に記載の転がり軸受の給油装置において、
    前記給油路は、給油タイミングが連続する複数の被軸受部毎に複数設けられ、これらの給油路に、前記給油手段の吐出口に周期的に連通する単一の取込口と対応する複数の被軸受部にそれぞれ開口する複数の給油口とが設けられていることを特徴とする転がり軸受の給油装置。
  3. 請求項1に記載の転がり軸受の給油装置において、
    前記給油路は、被軸受部の数と同数設けられ、これらの給油路に、前記給油手段の吐出口に周期的に連通する単一の取込口と対応する被軸受部に開口する単一の給油口とが設けられていることを特徴とする転がり軸受の給油装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の転がり軸受の給油装置において、
    前記回転軸の所定部位に円筒部が設けられ、該円筒部の外周面に前記取込口が設けられているとともに、
    前記給油手段の吐出口は、前記本体に設けられて前記円筒部の外周面と摺接する半円状の凹部の内周面に設けられていることを特徴とする転がり軸受の給油装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の転がり軸受の給油装置において、
    前記回転軸の所定部位に周溝部が設けられ、該周溝部の内側面に前記取込口が設けられているとともに、
    前記給油手段の吐出口は、前記本体に設けられて前記周溝部の内側面に摺接する壁部の壁面に設けられていることを特徴とする転がり軸受の給油装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の転がり軸受の給油装置において、
    前記回転軸がエンジンのカム軸であることを特徴とする転がり軸受の給油装置。
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