JP2010006399A - 袋体自動開き装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋体のしわの発生を防止し、袋体の大きさや厚さに関わらず、断裁済みの袋体の開口部を自動的かつ確実に開くことのできる袋体自動開き装置を提供する。
【解決手段】一対のシートからなり開口部及び口底部のうち少なくとも開口部を有する袋体11を順次搬送する搬送部15と、搬送部15により搬送される袋体11の両面を吸引する吸引機構15,15と、を備えるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、袋体の開口部や口底部を自動的に開くための袋体自動開き装置に係り、特に断裁等により開口部において表裏面のフィルム等のシートが互いに付着したような袋体の該開口部や口底部を自動的に開くことができる袋体自動開き装置及び方法に関する。
従来、例えば一対のフィルムが重ね合わせられ、この重ね合わせられたフィルムの各辺がヒートシールされるとともに注ぎ口が上縁部に取り付けられ、さらに底縁部には底材が設けられたいわゆるスタンディングパウチとよばれる袋体が知られている。このようなスタンディングパウチとよばれる袋体は、医薬、レトルト食品、液体洗剤、飲料等の内容物を収容することができるようになっており、立位状態で商品棚にディスプレイできる等、視覚的効果に優れるとともに、注ぎ易さや易開封性等の機能性をも有している。上記袋体を製造するための製袋機として、例えば特許文献1に開示されたものがある。
この特許文献1に開示された製袋機は、一対のプラスチックフィルムを互いに重ね合わせて間欠送りで搬送し、連続したプラスチックフィルムの一部を熱圧着させ、所定の寸法形状に断裁・打ち抜き加工等を行い、多形態(医薬、レトルト食品、液体洗剤、飲料等、特殊構造及び機能を有する)の袋体を製造するものである。
このような製袋機では、断裁・打ち抜き加工等によって製品型形状を得る場合、プラスチックフィルムの切断面において表裏面のプラスチックフィルムが付着し、袋体の内容物及びスタンディングパウチの底面となる部分が開封することができず、充填不良を招くという問題がある。
上記充填不良の問題としては、製袋品(三方パック、ガゼットパック、スタンディングパック)の開口部が開封されないことで、勿論内容物を充填することができず、同様にスタンディングパックに至っては、所定量の内容物を充填することができないだけでなく、内容物を溢れさせてしまうという問題もある。
これらの問題を回避するため、現状においては、作業員が手もみ作業等により袋体の開口部や口底部を開封させていることから、作業負荷増大による生産性の阻害要因になっている。
この開封不良の問題を解決する手段としては、特許文献2に開示された発明がある。この発明は、屈曲したニップ搬送ラインを通過させることで、袋体表裏面のプラスチックフィルムのパス長が変わり、開口部や口底部の開封を自動で行う装置である。
特開平6−170989号公報 特開2008−23728号公報
しかしながら、上述した特許文献2に開示された発明では、製品袋の厚みが薄い場合にしわが発生する可能性があるとともに、小さなサイズの袋体では、袋体表裏面のパス長変化量が少ないため、開封を確実に行うことができないという問題があり、また上記問題を解決するために、ニップ搬送ラインの屈曲量を調整しなければならず、その調整作業が煩わしいという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、袋体のしわの発生を防止し、袋体の大きさや厚さに関わらず、断裁済みの袋体の開口部を自動的かつ確実に開くことのできる袋体自動開き装置及び方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。
すなわち、請求項1に係る発明は、一対のシートからなり開口部及び口底部のうち少なくとも前記開口部を有する袋体を順次搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記袋体の両面を吸引する吸引機構と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の袋体自動開き装置において、前記搬送部は、前記袋体を搬送する第1循環ベルトからなり、当該第1循環ベルトに複数の貫通孔が形成されるとともに、前記袋体が搬送される側に対向して第2循環ベルトが配置され、当該第2循環ベルトに複数の貫通孔が形成され、前記吸引機構は、前記第1循環ベルト及び前記第2循環ベルトの各複数の貫通孔を通して前記第1循環ベルト上を搬送する前記袋体の両面をそれぞれ吸引することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の袋体自動開き装置において、前記吸引機構は、前記第1循環ベルト及び前記第2循環ベルトの内側に配置された真空チャンバであることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の袋体自動開き装置において、前記第1循環ベルトの搬送方向上流側の当該第1循環ベルトと前記第2循環ベルトとの隙間を前記袋体の厚みより若干大きくしたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項2に記載の袋体自動開き装置において、前記第2循環ベルトは、前記第1循環ベルトの搬送方向下流側にいくに従って前記第1循環ベルトに対して間隔が拡がるように配置されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、一対のシートからなり開口部及び口底部のうち少なくとも前記開口部を有する袋体を順次搬送する搬送工程と、前記搬送工程により搬送される前記袋体の両面を吸引する吸引工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、開口部及び口底部のうち少なくとも開口部を有する袋体を搬送部により順次搬送し、この搬送部により搬送される袋体の両面を吸引機構により吸引することにより、袋体のしわの発生を防止し、袋体の大きさや厚さに関わらず、断裁済みの袋体の開口部を自動的かつ確実に開くことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る袋体自動開き装置の第1実施形態を示す概略側面図、図2は図1の袋体自動開き装置を示す概略平面図、図3は図1の真空チャンバを示す斜視図、図4は図1の袋体自動開き装置で袋体の開口部を開いている状態を示す概略側面図、図5は第1実施形態において製袋機に品質不良が生じた場合の概略側面図である。
なお、本実施形態は、製袋機により製袋された袋体として三方パック(三方袋)の開口部を開く場合に適用した実施形態である。図2において、ハッチング部分は、ヒートシールされた部分を示している。
また、本発明は、上記のような三方の辺でヒートシールされた三方袋の他、ガゼットパック、合掌袋やスタンディングパウチの開口部を開く場合にも適用可能である。このスタンディングパウチの場合には、開口部以外に口底部の開封も行うものとする。
このスタンディングパウチとよばれる袋体1は、図示しない製袋機において、一対の帯状フィルムと底材とからなるフィルム組合せ体から断裁刃により切り離しが行われることによって形成される。
袋体1は、図6に示すように、一対の樹脂製のフィルムFが重ね合わせられ、この重ね合わせられたフィルムFの各辺の両側縁部2,2がヒートシール(図6のハッチング部分参照)されるとともに、注ぎ口(口元部)3が上縁部に取り付けられ、さらに底縁部4には二つ折りされた底材Sが設けられたものとなっている。なお、このような袋体1においては、袋体1の開口部5で一方の帯状フィルム等のシーラント層の樹脂が切断力により他方の帯状フィルム等のシーラント層の樹脂に覆い重なって食い込み、互いのシーラント層同士が付着している場合がある。このような場合、袋体1の開口部5において表裏面のフィルム等が互いに付着してしまい、この開口部5が自然に開かなくなってしまっている。
また、袋体1の底縁部4が自然に開かなくなった場合には、内容物を充填する際において、本来であれば図7(a)に示すように袋体1の底縁近傍が完全に開かなければならないところ、図7(b)に示すように底材Sの端部同士が互いに付着してしまい、袋体1に内容物を十分に充填することができず、充填不良が発生してしまうため、互いに付着している底材Sの端部を切り離し、底縁部4における口底部を開く必要がある。本実施形態の袋体自動開き装置は、例えばこのような袋体1の開口部5及び口底部を自動的に開くためにも適用可能である。
上述したように本実施形態は、三方パックの開口部を開く場合に適用した実施形態である。
図1及び図2に示すように、袋体自動開き装置10は、予め製造された三方袋である袋体11を順次搬送する搬送部としての第1循環ベルト15と、袋体11が搬送される側に対向して配置された第2循環ベルト20とを備えている。第1循環ベルト15の搬送方向上流側において第1循環ベルト15と第2循環ベルト20との隙間は、袋体11の厚みより若干大きく設定されている。また、第2循環ベルト20は、上流端(後述する従動ローラのニップ部)が第1循環ベルト15の搬送領域の略中間に位置し、第1循環ベルト15の搬送方向下流側にいくに従って第1循環ベルト15に対して間隔が拡がるように配置されている。
第1循環ベルト15は、図示しない駆動モータの出力軸と連結された駆動ローラ16と、第1循環ベルト15の搬送方向上流側に配置された従動ローラ17と、第1循環ベルト15にテンションを付与するテンションローラ18とを備えている。また、第1循環ベルト15は、図2に示すように幅方向中央に2列の貫通孔19が全周に亘って等間隔に多数形成されている。これらの貫通孔19は、径が8〜12mm、互いの幅方向の間隔が20mm、互いの搬送方向の間隔が30mmに設定されている。
他方、第2循環ベルト20は、図1に示すように第1循環ベルト15と同様に、図示しない駆動モータの出力軸と連結された駆動ローラ21と、第1循環ベルト15の搬送領域の略中間位置の上方に配置された従動ローラ22と、第2循環ベルト20にテンションを付与するテンションローラ23とを備えている。また、第2循環ベルト20は、幅60mmであり、図2に示すように幅方向中央に2列の貫通孔24が全周に亘って等間隔に多数形成されている。これらの貫通孔24は、径が8〜12mm、互いの幅方向の間隔が20mm、互いの搬送方向の間隔が30mmに設定されるとともに、第2循環ベルト20の幅方向両端からそれぞれ20mm内側にその中心が配置されている。
ここで、駆動ローラ16,21のそれぞれの駆動モータは、同期して駆動させるようになっている。具体的には、駆動ローラ16,21を略同一の周速度で回転させ、このことにより第1循環ベルト15及び第2循環ベルト20を等速度で循環移動させるようになっている。
第1循環ベルト15及び第2循環ベルト20内には、図3に示すようにそれぞれ第1循環ベルト15及び第2循環ベルト20に近接する吸引機構としての真空チャンバ25,25が設置されている。これらの真空チャンバ25,25は、全体が図3に示すように長さ100mm、幅80mmの矩形のブロック状に形成されている。
また、真空チャンバ25,25は、それぞれ第1循環ベルト15及び第2循環ベルト20に対向する面に四フッ化エチレン樹脂がコーティングされ、第1循環ベルト15及び第2循環ベルト20に対する滑り性を高めている。これらの真空チャンバ25,25は、第1循環ベルト15及び第2循環ベルト20の貫通孔19,24を介して、製袋機から送られ第1循環ベルト15により搬送された袋体11を吸引するようになっている。
さらに、真空チャンバ25は、その長手方向に沿って長さ60mm、幅10mmの長孔に形成された2つの吸引口26,26を備えている。これら2つの吸引口26,26の中心線間隔は、第1循環ベルト15の貫通孔19及び第2循環ベルト20の貫通孔24における幅方向間隔の20mmに対応して20mmに設定されている。これら多数の貫通孔19,24は、真空チャンバ25,25と組み合わせられることにより、第1循環ベルト15及び第2循環ベルト20は、サクションベルトとして機能するようになっている。
真空チャンバ25は、ホース27を通して図示しない真空ポンプと接続されている。これにより、真空ポンプを駆動することで、ホース27、真空チャンバ25の2つの吸引口26,26、及び貫通孔19又は貫通孔24を通して製袋機から循環ベルト15上に送られた袋体11をその両側から吸引するようになっている。
なお、本実施形態は、循環ベルト15の上流側(入口側)と、第2循環ベルト20の上流端(従動ローラ22のニップ部)近傍にそれぞれ在荷検出センサ28,29が設置されている。これらの在荷検出センサ28,29は、通過する袋体11の在荷を検出する。これにより、袋体11が通過していない場合は、上記真空ポンプの駆動を停止し、真空チャンバ25,25の2つの吸引口26,26から空気を吸引することがないようにしている。
次に、このような構成からなる本実施形態の袋体自動開き装置10の動作について説明する。
まず、図示しない製袋機により一対のプラスチックフィルムを互いに重ね合わせて間欠送りで搬送し、連続したプラスチックフィルムの一部を熱圧着させ、断裁部30により所定の寸法形状に断裁・打ち抜き加工等を行う。
この製袋機が運転状態の場合は、袋体自動開き装置10の第1循環ベルト15及び第2循環ベルト20は、共に運転されている。そして、製袋機の断裁部30にて断裁された袋体11は、図1及び図2の矢印に示すように、循環移動を行っている第1循環ベルト15上に載置される。その後、袋体11は第1循環ベルト15により搬送され、第2循環ベルト20の上流端(従動ローラ22のニップ部)に達する。この第2循環ベルト20の上流端に搬送された袋体11は、真空チャンバ25,25のそれぞれ2つの吸引口26,26、及び貫通孔19又は貫通孔24を通して、その両側から上下方向に吸引されながら下流側へ搬送される。
ここで、第2循環ベルト20は、第1循環ベルト15の搬送方向下流側にいくに従って第1循環ベルト15に対して間隔が拡がるように配置されているため、通過する袋体11は、図4に示すように強制的かつ自動的に開口部12(図6の袋体1の場合は、開口部5及び底縁部4の開口部)が開かれながら搬送される。そして、第1循環ベルト15から排出される。このようにして、開口部12が自動的に開かれた袋体11を得ることができる。
ところで、本実施形態では、製袋機の運転開始直後や品質不良が発生した際、製袋機は、自動で断裁を2袋毎にすることで、排出される袋体を2連袋として良品への混入を防止するようにしている。
この場合、図5に示すように2連袋の袋体の先端部が第2循環ベルト20の上流端(従動ローラ22のニップ部)に到達し、製袋機の断裁前の状態では、袋体自動開き装置10が2連袋をニップして搬送しようとするものの、断裁前であるため、2連袋を搬送することができず、第2循環ベルト20の駆動ローラ21用の駆動モータが負荷で停止したり、第2循環ベルト20がスリップして磨耗したりする問題が発生する。
そこで、本実施形態では、第1循環ベルト15の搬送方向上流側において第1循環ベルト15と第2循環ベルト20との隙間は、袋体11の厚みより若干大きく設定されているので、袋体が通過する際に第1循環ベルト15と第2循環ベルト20とによるニップ圧がかかることはない。
また、上述した搬送方向上流側の在荷検出センサ28を位置調整することにより、下流側の在荷検出センサ29で袋体を検出した際に、搬送方向上流側の在荷検出センサ28でも袋体を検出した場合には、排出された袋体が2連袋と判別し、真空チャンバ25の真空圧を遮断する制御をマイコン等の制御手段により行う。
これにより、2連袋を排出中の場合であっても、第1循環ベルト15の搬送方向上流側においてニップすることなく、2連袋が断裁された後に第1循環ベルト15の摩擦力のみで2連袋が搬送され、袋体自動開き装置10に負荷がかかるのを未然に防止することができる。
このように本実施形態によれば、第1循環ベルト15により袋体11を順次搬送し、この袋体11の両面を真空チャンバ25,25により吸引するようにしたことにより、袋体11のしわの発生を防止し、袋体11のサイズや厚さ等に関わらず、断裁済みの袋体11の開口部12や口底部を自動的かつ確実に開くことができる。
また、本実施形態によれば、第2循環ベルト20は、第1循環ベルト15の搬送方向下流側にいくに従って第1循環ベルト15に対して間隔が拡がるように配置したことにより、袋体11の開口部12が下流側にいくに従って徐々に大きく開口されるため、開口部12を一段と確実に開くことができる。
(第2実施形態)
図8は本発明に係る袋体自動開き装置の第2実施形態を示す概略平面図である。なお、前記第1実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を用いて異なる構成及び作用を説明する。また、図8において、太線部分はヒートシールされた部分を示している。
本実施形態は、袋体13として三方の辺でヒートシールされたような三方袋を2個並列で同時に処理されるような袋体自動開き装置33に適用したものである。この場合、断裁刃31は袋体13の縦方向を断裁する一方、断裁刃32は袋体13の横方向を断裁する。
したがって、2個の袋体13は、循環移動を行っている第1循環ベルト15上にその開口部14が対向するように載置される。その後、各袋体13は前記第1実施形態と同様の過程を経て自動的に開口部14が開かれた袋体13を得ることができる。
このように本実施形態によれば、2個並列で同時に処理されるような袋体自動開き装置33でもしわの発生を防止し、袋体13のサイズや厚さ等に関わらず、断裁済みの袋体13の開口部14を自動的かつ確実に開くことができる。
なお、本実施形態による袋体自動開き装置は、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。例えば、上記第1実施形態においては袋体11が1個、第2実施形態においては袋体13が2個並列で同時に処理されるような袋体自動開き装置について説明したが、袋体を3個以上並列で同時に処理するよう袋体自動開き装置が構成されていてもよい。
また、袋体11,13は、一対のプラスチックフィルムを重ね合わせるようにしたが、これ以外に紙のシートを重ね合わせるようにしてもよく、要するにシートを重ね合わせるようにしたものであればよい。
本発明に係る袋体自動開き装置の第1実施形態を示す概略側面図である。 図1の袋体自動開き装置を示す平面図である。 図1の真空チャンバを示す斜視図である。 図1の袋体自動開き装置で袋体の開口部を開いている状態を示す概略側面図である。 第1実施形態において製袋機に品質不良が生じた場合の概略側面図である。 製袋機により製造された、いわゆるスタンディングパウチとよばれる袋体の構成を示す構成図である。 (a)は図6の袋体について底部における開口部が開いたときに内容物を充填した状態を示す断面図、(b)は図6の袋体において底部における折り返しの底材の端部同士が互いに付着してしまったときに内容物を充填した状態を示す断面図である。 本発明に係る袋体自動開き装置の第2実施形態を示す概略平面図である。
符号の説明
10…袋体自動開き装置
11…袋体
12…開口部
15…第1循環ベルト
16…駆動ローラ
17…従動ローラ
18…テンションローラ
19…貫通孔
20…第2循環ベルト
21…駆動ローラ
22…従動ローラ
23…テンションローラ
24…貫通孔
25…真空チャンバ
26…吸引口
27…ホース
28…在荷検出センサ
29…在荷検出センサ
30…断裁部
31…断裁刃
32…断裁刃

Claims (6)

  1. 一対のシートからなり開口部及び口底部のうち少なくとも前記開口部を有する袋体を順次搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される前記袋体の両面を吸引する吸引機構と、
    を備えることを特徴とする袋体自動開き装置。
  2. 前記搬送部は、前記袋体を搬送する第1循環ベルトからなり、当該第1循環ベルトに複数の貫通孔が形成されるとともに、前記袋体が搬送される側に対向して第2循環ベルトが配置され、当該第2循環ベルトに複数の貫通孔が形成され、前記吸引機構は、前記第1循環ベルト及び前記第2循環ベルトの各複数の貫通孔を通して前記第1循環ベルト上を搬送する前記袋体の両面をそれぞれ吸引することを特徴とする請求項1に記載の袋体自動開き装置。
  3. 前記吸引機構は、前記第1循環ベルト及び前記第2循環ベルトの内側に配置された真空チャンバであることを特徴とする請求項2に記載の袋体自動開き装置。
  4. 前記第1循環ベルトの搬送方向上流側の当該第1循環ベルトと前記第2循環ベルトとの隙間を前記袋体の厚みより若干大きくしたことを特徴とする請求項2に記載の袋体自動開き装置。
  5. 前記第2循環ベルトは、前記第1循環ベルトの搬送方向下流側にいくに従って前記第1循環ベルトに対して間隔が拡がるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の袋体自動開き装置。
  6. 一対のシートからなり開口部及び口底部のうち少なくとも前記開口部を有する袋体を順次搬送する搬送工程と、
    前記搬送工程により搬送される前記袋体の両面を吸引する吸引工程と、
    を備えることを特徴とする袋体自動開き方法。
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