JP2010005063A - スライドレール - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドレールに関するものであり、摺動力にほとんど影響を与えることがなくガタツキを解消し、しかも構造が簡単で、部品点数も少なく、生産効率もよく、安価に製作できるスライドレールを提供する。
【解決手段】少なくとも一つのアウターメンバー1と、アウターメンバー1に摺動自在としたインナーメンバー3からなるスライドレール100において、スライドレール100の厚み方向でインナーメンバー3がアウターメンバー1から離間する方向に、インナーメンバー3に弾性力を付与する弾性当接部材5を、インナーメンバー3が引出される方向のアウターメンバー1の端部に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、アウターメンバーとインナーメンバーの摺動が円滑で、しかも、両者間にガタツキが発生しないスライドレールに関するものである。
従来、スライドレールの摺動を円滑にするには(摺動力を軽くするには)、アウターメンバーとインナーメンバー間に設けられるボールの径を小さくして、アウターメンバーとインナーメンバーの嵌合力を弱くしていた。
このため、アウターメンバーおよびインナーメンバーの摺動面と、ボール間に隙間ができ、インナーメンバーとアウターメンバー間にガタツキが発生していた。(図7に示す状態。)
特に、スライドレールを横使いにした場合等、スライドレールの厚み方向でのガタツキが発生する大きな要因でもあった。
そして、このガタツキをなくす為、ボールの径を大きくして嵌合力を強くすると、摺動力が重くなるという問題があった。
又、ボールの径を小さくしたままで、軽い摺動力を維持しながら、引き出し方向でのアウターメンバーの先端部分の摺動面に絞り加工を施して、先端部分のみ嵌合力を強く調整し、ガタツキを防止する方法も提供されているが、上記加工は、スレイドレールを一本づつ調節する必要があり、しかもその作業は高度の熟練を必要とするので、生産効率が悪く
高価なものになる欠点があった。
一方、インナーメンバーとアウターメンバーの長さ方向における突合側端部に、夫夫インナーガイドとアウターガイドのガイド部が上記両メンバーの両屈曲縁部間と両中央部間にて、スライド自在となるよう挟持される配置で、固設されてなるスライドレールが、提供されている。(例えば特許文献1参照)
この場合、ガイド部が常にアウターメンバーとインナーメンバーの両屈曲縁部間両中央部間で常に接触する構成であるから、前記ボールの径を大きくして嵌合力を強くする構成と同じで、摺動力が重くなるという問題があった。
実公平5−11782号公報
本発明は、上記問題に鑑み、嵌合力が弱く、摺動力の軽いスライドレールに取り付けるだけで、ガタツキを防止し、摺動力にほとんど影響を与えることがなく、しかも構造が簡単で、部品点数も少なく、生産効率もよく、安価に製作できるスライドレールを提供することを課題とする。
上記課題を解決する為、本発明が手段とする第1の特徴は、少なくとも一つのアウターメンバーと、アウターメンバーに摺動自在としたインナーメンバーからなるスライドレールにおいて、スライドレールの厚み方向でインナーメンバーがアウターメンバーから離間する方向で、インナーメンバーに常に弾性的に当接する弾性当接部材を、インナーメンバーが引出される方向のアウターメンバーの端部に設けたものである。
次に、上記課題を解決するため本発明が手段とする第2の特徴は、上記第1の特徴に加え、弾性当接部材は、インナーメンバーに弾性的に当接する弾性当接基板と、アウターメンバーの一部と連係して摺動方向への移動を防止する固定部と、摺動方向以外の方向への脱落を防止する脱落防止部より合成樹脂材にて一体に形成されているものである。
次に、上記課題を解決するため本発明が手段とする第3の特徴は、少なくとも一つのアウターメンバーと、リテーナに回転自在に保持された複数個のボールを介してアウターメンバーに摺動自在としたインナーメンバーからなり、インナーメンバーが引出される方向のアウターメンバーの端部に弾性当接部材が設けられたスライドレールにおいて、弾性当接部材は、スライドレールの厚み方向でアウターメンバーの基板と所定間隔を有する弾性当接基板と、アウターメンバーに一体に形成されたリテーナ前端ストッパーに嵌入して、弾性当接基板と共に摺動方向への移動を防止する固定部と、インナーメンバーの装着後は弾性当接基板とアウターメンバーの基板間の寸法が小さくなる方向に弾性変移することにより、スライドレールの厚み方向でインナーメンバーがアウターメンバーから離間する方向に付勢する弾性力を弾性当接基板に付与し、アウターメンバーの折曲縁の内面に弾性的に嵌合し、摺動方向以外の方向への脱落を防止する、弾性当接基板に連設された脱落防止部より合成樹脂材にて一体に形成されているものである。
次に、上記課題を解決するため本発明が手段とする第4の特徴は、上記第3の特徴に加え、
固定部は、リテーナ前端ストッパーに嵌入する嵌入脚部と、嵌入脚部がリテーナ前端ストッパーに嵌入した状態で、リテーナ前端ストッパーの収納側に当接する位置決め部よりなり位置決め部は、スライドレールの最大伸長時、リテーナの基板内に嵌入して、リテーナの基板前端部がリテーナ前端ストッパーに当接する大きさに形成されているものである。
請求項1に記載の発明によると、スライドレールの厚み方向でインナーメンバーがアウターメンバーから離間する方向で、インナーメンバーに常に弾性的に当接する弾性当接部材を、インナーメンバーが引出される方向のアウターメンバーの端部に設けたものであるから、インナーメンバーはボールを介してアウターメンバーに押し付けられて、インナーメンバーの摺動面とアウターメンバーの摺動面と、ボール間の隙間がなくなり、ガタツキが発生しない。そして、インナーメンバーに取り付けられる移動体の寸法、あるいは、重量が異なっても、インナーメンバーに弾性的に押し付けられるので、弾性力とつり合った位置で保持されされるのでガタツキが解消され、弾性的に接触しているだけであるから必要以上の摩擦抵抗が発生せず、インナーメンバーの摺動力に影響を及ぼすことがない。
又、弾性当接部材を設けるだけの構成であるから、構造が簡単で、製作も容易であり安価に製作できる。
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の発明の効果に加え、弾性当接部材は、弾性当接基板と、固定部と、脱落防止部より合成樹脂材より一体に形成されているので、
生産効率がよく、取り付けも一回の手間で済み、安価に製作できる。
請求項3に記載の発明によると、前記、請求項1に記載の発明による効果および請求項2に記載の発明による効果を併せ持つ。
請求項4に記載の発明によると、請求項3に記載の発明の効果に加え、固定部は、リテーナ前端ストッパーに嵌入する嵌入脚部と、嵌入脚部がリテーナ前端ストッパーに嵌入した状態で、リテーナ前端ストッパーの収納側に当接する位置決め部よりなり、位置決め部は、スライドレールの最大伸長時、リテーナの基板内に嵌入して、リテーナの基板前端部がリテーナ前端ストッパーに当接する大きさに形成されているから、スライドレールの最大伸長時には、アウターメンバーに一体に形成されたリテーナ前端ストッパーにリテーナの基板前端部が当接するので、リテーナを最大限アウターメンバーの先端側まで位置せしめることができる。したがって、弾性当接部材の有無がボールの個数に影響を与えることがないので、既存のスライドレールに取り付けることも可能となり、又、スライドレールの基本性能に影響することもなく、より、量産効果を得ることができる。
少なくとも一つのアウターメンバーと、リテーナに回転自在に保持された複数個のボールを介してアウターメンバーに摺動自在としたインナーメンバーからなり、インナーメンバーが引出される方向のアウターメンバーの端部に弾性当接部材が設けられたスライドレールにおいて、弾性当接部材は、スライドレールの厚み方向でアウターメンバーの基板と所定間隔を有する弾性当接基板と、アウターメンバーに一体に形成されたリテーナ前端ストッパーに嵌入して、弾性当接基板と共に摺動方向への移動を防止する固定部と、インナーメンバーの装着後は弾性当接基板とアウターメンバーの基板間の寸法が小さくなる方向に弾性変移することにより、スライドレールの厚み方向でインナーメンバーがアウターメンバーから離間する方向に付勢する弾性力を弾性当接基板に付与し、アウターメンバーの折曲縁の内面に弾性的に嵌合し、摺動方向以外の方向への脱落を防止する、弾性当接基板に連設された脱落防止部より合成樹脂材にて一体に成形され、固定部は、リテーナ前端ストッパーに嵌入する嵌入脚部と、嵌入脚部がリテーナ前端ストッパーに嵌入した状態で、リテーナ前端ストッパーの収納側に当接する位置決め部よりなり、位置決め部は、スライドレールの最大伸長時、リテーナの基板内に嵌入して、リテーナの基板前端部がリテーナ前端ストッパーに当接する大きさに形成されているものである。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1から図3において、符号100は本発明のスライドレールを示し、スライドレール100は、アウターメンバー1と、リテーナ2に回転自在に保持された複数個のボール4・・・を介して、アウターメンバー1に摺動自在に装着されたインナーメンバー3と、インナーメンバー3が引出される方向のアウターメンバー1の端部に設けられた弾性当接部材5より構成されている。
アウターメンバー1は、基板11と、基板11の左右端部を上向きで内向き円弧状に屈曲させ、内面にボール摺動面121が形成された左右の折曲縁12、12より、断面上向き略C字型に形成されている。
そして、インナーメンバー3の摺動方向の中央部やや後方に位置して、基板11の一部を上向きに突出させて、リテーナ後端ストッパー13が形成され、基板11の前端部には、左右方向に所定間隙を有して、互いに向き合って上向きに基板11を突出させた逆L字型のリテーナ前端ストッパー14、14が形成されている。
そして、前記リテーナ前端ストッパー14、14間の所定間隙が、前記弾性当接部材5の嵌入部15となる。
符号16・・・は、アウターメンバー1を固定側(図示せず。)と連結する為の連結孔を示している。
図4から図5に示すようにリテーナ2は、摺動方向に複数個のボール4・・・を回転自在に保持する互いに向き合うL字形の左右ボール保持突片22、22と、左右ボール保持突片22、22の内側に位置して連設され下向きコ字型に形成されて、上方に突出する基板21より、アウターメンバー1のほぼ4分の1程度の長さに形成されている。
インナーメンバー3は、アウターメンバー1とほぼ同長で、基板31と、基板31の左右端部を下向きで、外向き円弧状に屈曲させ、外面にボール摺動面321が形成された左右の折曲縁32、32より、断面下向き略C字型に形成されている。
そして、インナーメンバー3の摺動方向で基板31の後端部には下方に突出し、リテーナ2の基板21の後端面に当接するインナーメンバー後端ストッパー311が形成されている。
符号35・・・は、インナーメンバー3に連結される移動体(図示せず。)との連結孔を示している。
アウターメンバー1と、複数個のボール4・・・を回転自在に保持したリテーナ2と、インナーメンバー3は、上記の如く構成され、アウターメンバー1の後端からインナーメンバー3が装着され、所定範囲で次のように摺動する。
インナーメンバー3とアウターメンバー1が上下に重なった最短縮小状態で、リテーナ2の後端部がリテーナ後端ストッパー13に当接した状態となっている。
この状態からインナーメンバー3が引出される、リテーナ2は、ボール4・・・を介して、インナーメンバー3の摺動距離の2分の1の距離移動し、やがて、リテーナ2の前端部がリテーナ前端ストッパー14に当接し、同時にインナーメンバー3のインナーメンバー後端ストッパー311がリテーナ2の後端に当接して、インナーメンバー3の摺動は停止し、スライドレール100は最大伸長状態となる。
次に、最大伸長状態から、インナーメンバー3を収納していくと前記とは逆に、リテーナ2は、ボール4・・・を介して、インナーメンバー3の摺動距離の2分の1の距離移動し、やがて、リテーナ2の後端端部がリテーナ後端ストッパー13に当接し、同時にインナーメンバー3と連結された移動体(図示せず。)が固定側に当接することでインナーメンバー3の摺動は停止し、スライドレール100は最短縮小状態となる。
スライドレール100の摺動は上記のように行われるが、特に、スライドレール100の摺動を円滑にするため(摺動力を軽くするため)、アウターメンバー1とインナーメンバー3間に設けられるボール4・・・の径を小さくして、アウターメンバー1とインナーメンバー3の嵌合力を弱くし、工作機械やあるいは自動車等の一部を固定側にアウターメンバー1が連結して使用されると、弾性当接部材5が取り付けられていない状態(図7に示めす。)では、固定側が振動するたびに、インナーメンバー3も摺動面321、321とボール4・・・の外周面間で振動し(図7の二点鎖線に示す。)、インナーメンバー3と連結された移動体もガタツク事となっていた。
特に、ボール4の位置する箇所が支点となって、ボール4が位置しない箇所でのインナーメンバー3のガタツキが大きかった。
本発明は、上記ガタツキを防止する為に、上記スライドレール100に弾性当接部材5がインナーメンバー3の引出方向のアウターメンバー1の端部に取り付けられている。
すなわち、弾性当接部材5は、スライドレール100の厚み方向でアウターメンバー1の基板11と所定間隔を有する弾性当接基板51と、リテーナ前端ストッパー14、14間の嵌入部15に嵌入して、弾性当接基板51と共に摺動方向への移動を防止する固定部52と、インナーメンバー3の装着後は弾性当接基板51とアウターメンバー1の基板11間の寸法が小さくなる方向に弾性変移することにより、スライドレール100の厚み方向でインナーメンバー3がアウターメンバー1から離間する方向に付勢する弾性力を弾性当接基板51に付与し、アウターメンバー1の折曲縁12、12のボール摺動面121、121に弾性的に嵌合し、摺動方向以外の方向への脱落を防止する、弾性当接基板51に連設された左右の脱落防止部53、53よりなり、合成樹脂材にて一体に成形されている。
すなわち、脱落防止部53、53は、初期の取付状態(インナーメンバー3が装着されていない図4に示す状態。)において、アウターメンバー1のボール摺動面121、121に密着する外周面を有し、左右の脱落防止部53、53がボール摺動面121、121に
密嵌した状態で弾性当接基板51は、アウターメンバー1の基板11と所定間隔を有して離間し、弾性当接基板51とで略上向きC字形に形成されている。
固定部52は、リテーナ前端ストッパー14、14間の嵌入部15に嵌入する嵌入脚部521と、嵌入脚部521が嵌入部15に嵌入した状態で、リテーナ前端ストッパー14、14の収納側に当接する位置決め部522より形成されている。
そして、位置決め部522は、リテーナ2の基板21内に嵌入可能で、かつ、リテーナ前端ストッパー14、14の収納側端面の一部に当接する大きさに形成され、スライドレール100の最大伸長時、リテーナ2の基板21前端部が位置決め部522に外嵌して、リテーナ前端ストッパー14、14に当接する。
弾性当接部材5は、上記の如く構成され、図2に示す状態から、嵌入脚部521が嵌入部15に嵌入する位置で、アウターメンバー1の左右の折曲縁12、12のボール摺動面121、121の内面に脱落防止部53、53を密嵌させると同時に、嵌入脚部521を嵌入部15に嵌入し、位置決め部522をリテーナ前端ストッパー14、14の収納側に当接せしめる。
すなわち、弾性当接基板51と位置決め部522によって、リテーナ前端ストッパー14、14を引出側と収納側から挟持する状態となり、弾性当接部材5は摺動方向への移動は阻止される。
そして、脱落防止部53、53は内向き円弧状のボール摺動面121、121に密嵌しているので、スライドレール100の厚み方向に逸脱することはない。(図3、図4に示す状態)
この状態で、弾性当接基板51とスライドレール100の厚み方向でアウターメンバー1の基板11と所定間隔を有しているが、インナーメンバー3の装着時は、インナーメンバー3の左右の折曲縁32、32の下端縁が弾性当接基板51を押し下げ、アウターメンバー1の基板11間との寸法が小さくなる方向に一旦は弾性変移することにより、スライドレール100の厚み方向でインナーメンバー3がアウターメンバー1から離間する方向に付勢する弾性力を弾性当接基板51に付与するので、インナーメンバー3は押し上げられ、ボール摺動面321、321の下側とボール4の外周面が密着した状態となる。(図5に示す状態)
一方、上記状態のスライドレール100のアウターメンバー1を固定側と連結し、インナーメンバー3を移動体と連結した状態(図6に示す状態)では、移動体の重量、あるいは移動体の左右幅(縦使いの左右のスライドレール間に配設される移動体の左右幅)によってインナーメンバー3は、基板31がアウターメンバー1の基板11に接近する方向に変移し、折曲縁32、32の下端縁によって弾性当接基板51をアウターメンバー1の基板11側に押しやり、脱落防止部53、53をやや内側よりに弾性的に変移させるので、、スライドレール100の厚み方向でインナーメンバー3がアウターメンバー1から離間する方向(弾性当接基板51とアウターメンバー1の基板11間の寸法が大きくなる方向)に付勢する弾性力が弾性当接基板21に付与された状態で維持される。
すなわち、上記の状態で、特にボール4・・・が嵌合していない位置(アウターメンバー1の先端部分)では、ボール4・・・の位置する箇所が支点となって、インナーメンバー3が、スライドレール100の厚み方向でガタツク(アウターメンバー1の基板方向に振れる)のを、弾性当接基板51は、アウターメンバー1から離間する方向にインナーメンバー3に弾性力を付勢しているので、インナーメンバー3がガタツキ方向に変移するのを緩和することができ、インナーメンバー3の折曲縁32、32の下端縁に弾性当接基板51は弾性的に接触しているだけであるから、摺動力に影響を与えることはほとんどない。
本発明の要部分解斜視図 弾性当接部材の取付前のアウターメンバー先端部の斜視図 弾性当接部材の取付後のアウターメンバー先端部の斜視図 インナーメンバー装着前のアウターメンバーの要部正面図 本発明のスライドレールの要部正面図 使用状態の本発明の要部正面図 従来のスライドレールの要部正面図
符号の説明
1 アウターメンバー
11 基板
12、12 左右の折曲縁
121、121 ボール摺動面
14、14 リテーナ前端ストッパー
15 嵌入部
100
スライドレール
2 リテーナ
3 インナーメンバー
31 基板
32、32 左右の折曲縁
321,321 ボール摺動面
4 ボール
5 弾性当接部材
51 弾性当接基板
52 固定部
521 嵌入脚部
522 位置決め部
53、53 左右の脱落防止部

Claims (4)

  1. 少なくとも一つのアウターメンバーと、アウターメンバーに摺動自在としたインナーメンバーからなるスライドレールにおいて、スライドレールの厚み方向でインナーメンバーがアウターメンバーから離間する方向に、インナーメンバーに弾性力を付与する弾性当接部材を、インナーメンバーが引出される方向のアウターメンバーの端部に設けたことを特徴とするスライドレール。
  2. 弾性当接部材は、インナーメンバーに弾性的に当接する弾性当接基板と、アウターメンバーの一部と連係して摺動方向への移動を防止する固定部と、摺動方向以外の方向への脱落を防止する脱落防止部より、合成樹脂材にて一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスライドレール。
  3. 少なくとも一つのアウターメンバーと、リテーナに回転自在に保持された複数個のボールを介してアウターメンバーに摺動自在としたインナーメンバーからなり、インナーメンバーが引出される方向のアウターメンバーの端部に弾性当接部材が設けられたスライドレールにおいて、弾性当接部材は、スライドレールの厚み方向でアウターメンバーの基板と所定間隔を有する弾性当接基板と、アウターメンバーに一体に形成されたリテーナ前端ストッパーに嵌入して、弾性当接基板と共に摺動方向への移動を防止する固定部と、インナーメンバーの装着後は弾性当接基板とアウターメンバーの基板間の寸法が大きくなるよう、スライドレールの厚み方向でインナーメンバーがアウターメンバーから離間する方向に付勢する弾性力が弾性当接基板に付与され、アウターメンバーの折曲縁の内面に弾性的に嵌合し、摺動方向以外の方向への脱落を防止する、弾性当接基板に連設された脱落防止部より、合成樹脂材にて一体に形成されていることを特徴とするスライドレール。
  4. 固定部は、リテーナ前端ストッパーに嵌入する嵌入脚部と、嵌入脚部がリテーナ前端ストッパーに嵌入した状態で、リテーナ前端ストッパーの収納側に当接する位置決め部よりなり、位置決め部は、スライドレールの最大伸長時、リテーナの基板内に嵌入して、リテーナの基板前端部がリテーナ前端ストッパーに当接する大きさに形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスライドレール。
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