JP2010004922A - ベッド柵の取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被介護者である患者等には、ベッド柵をベッドフレームから取り外せなくするとともに、介護者等には、簡単操作にて速やかにベッドフレームから取り外したり、再び装着したりすることができるベッド柵の取付装置を提供する。
【解決手段】 ベッドのベッドフレームに垂直方向に装着孔が貫通して設けられ、この装着孔にベッド柵に固定されて垂下する中空の筒状ステーを挿入して着脱自在に取り付けるベッド柵の取付装置であって、
前記ベッドフレームの装着孔内に配置され、該装着孔内に挿入されたベッド柵の筒状ステー内に挿入して支持し、装着孔からの筒状ステーの抜け出しをロックする支持部材と、
該ベッドフレームの装着孔内に配置された支持部材を、ベッドフレームとの間に締め付け装着孔内に立設固定する固定ボルトと、
前記ベッド柵の筒状ステー内に挿入された支持部材の、筒状ステーに対するロックおよびロック解除をする操作部材と、を具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、介護ベッド等のベッドに取り付けられて、就寝者や被介護者、或いは寝具などがベッド上から転落するのを防止するベッド柵の取付装置に関する。
就寝者、被介護者を含む患者、寝具などが床上へ落下するのを防止するために、ベッド側部等のベッドフレーム上にベッド柵が取り付けられている。一方、ベッドに対する就寝者や被介護者の上り下りには、そのベッド柵が障害となるため、必要に応じてこのベッド柵がベッドフレームに対して着脱自在な構成とされている。
このベッド柵の着脱構造には、例えばベッドフレームに設けられた保持孔にベッド柵に一体の支柱を挿入および脱抜自在にするものがある。また、ベッドフレーム内に収納した傾斜面を有する可動片を、レバー操作によって固定側部材の傾斜面に圧接させ、この圧接により滑りながらオフセットする可動片を保持孔の内周面に圧接保持させることにより、ベッドフレームにベッド柵を保持可能にするものがある(例えば、特許文献1参照)。
さらに、ベッドフレームに設けられた係止孔に、レバー操作による圧縮操作によって弾性変形部材を保持孔の内周に密接させることにより、ベッドフレームにベッド柵を保持可能にするものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−196577号公報 特開平9−206337号公報
しかしながら、介護施設で使用される介護ベッド、例えば前述のようにベッドフレームの保持孔にベッド柵の支柱を単に挿し込んだ介護ベッドでは、痴呆症の患者がベッド柵をベッドフレームから引き抜いて暴れることがあり、介護者に危害が及ぶ危険があった。
また、特許文献1、2に記載のベッド柵にあっても、これを患者が長時間または繰り返し揺り動かした場合には、ベッドフレームから外れる場合があった。
これに対して、前記ベッド柵の支柱をベッドフレームに対し、ボルトなどの締結具を用いて固定する方法が考えられるが、ベッドに対する乗り降りの度に、いちいちボルトを緩めて、ベッド柵をベッドフレームから取り外す作業などが面倒であるなどの不都合があった。
本発明は、前記のような従来の不都合を解消するものであり、被介護者である患者等には、ベッド柵をベッドフレームから取り外せなくするとともに、介護者等には、簡単操作にて速やかにベッドフレームから取り外したり、再び装着したりすることができるベッド柵の取付装置を得ることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のベッド柵の取付装置は、ベッドのベッドフレームに垂直方向に装着孔が貫通して設けられ、この装着孔にベッド柵に固定されて垂下する中空の筒状ステーを挿入して着脱自在に取り付けるベッド柵の取付装置であって、
前記ベッドフレームの装着孔内に配置され、該装着孔内に挿入されたベッド柵の筒状ステー内に挿入して支持し、装着孔からの筒状ステーの抜け出しをロックする支持部材と、
該ベッドフレームの装着孔内に配置された支持部材を、ベッドフレームとの間に締め付け装着孔内に立設固定する固定ボルトと、
前記ベッド柵の筒状ステー内に挿入された支持部材の、筒状ステーに対するロックおよびロック解除をする操作部材と、を具備し、
前記支持部材は、中空筒状の支柱部とその基端側の中空の台座部とで構成され、台座部の内周面にはねじが設けられ、支柱部には少なくとも2つのストッパ片が基端側を隣り合わせ先端側を支柱部外方に向けて翼状に配置し、基端側を支柱部に回動可能に枢着して拡縮径可能に取付られ、このストッパ片には、拡径方向に付勢するばねが設けられて構成され、
前記固定ボルトは、先端側の外周面にねじが設けられた中空の筒体で形成され、ベッドフレームの下端面外側から前記装着孔内に挿入し、前記装着孔内に配置された前記支持部材の台座部内周面のねじに螺入し同心的にねじ結合し、支持部材をベッドフレームとの間に締め付け装着孔内に立設固定する構成となり、
前記操作部材は、前記固定ボルトの下端面より中空の筒体内に挿入し、この筒体と同心的にねじ結合している支持部材の支柱部内に到達させ、該支柱部に設けた2つのストッパ片の基端間に差し抜きするロックピンを有することを特徴とする。
これにより支持部材は、ベッドフレームの装着孔内の下部に位置させた後、固定ボルトの外周面にねじが設けられた筒体を、ベッドフレームの下端面外側から装着孔内に挿入し、前記装着孔内に配置された支持部材の台座部内周面のねじに螺入することによって同心的にねじ結合すると共に支持部材をベッドフレームとの間に締め付け装着孔内に立設固定することができる。
ベッド柵の筒状ステーの下端側は、先端に向けてテーパ状に縮径されているが、この筒状ステーをベッドフレームの装着孔に上方より挿入すると、前記装着孔内に立設固定された支持部材の支柱部に挿入する。この時、支柱部のストッパ片は、回動可能であるので、支持部材の支柱部は、筒状ステーの下端開口よりストッパ片をばねの弾発力に抗して回動されて縮径させつつ筒状ステー内に進入する。ストッパ片の部分が筒状ステーのテーパ状の縮径部分を通過すると、ストッパ片はばねの弾発力で拡径状態となり、ここで操作部材のロックピンを、固定ボルトの下端面より中空の筒体内に挿入し、この筒体と同心的にねじ結合している支持部材の支柱部内に到達させ、支柱部に設けた2つのストッパ片の基端間に差し込むと、ストッパ片の回動は規制され拡径状態に固定されるので、筒状ステーの抜け出しをロックすることができる。このロック状態から操作部材のロックピンを抜き取ると、ストッパ片は回動可能となり、ロックを解除することができる。
従って、ベッド柵は、筒状ステーをベッドフレームの装着孔に挿入した後、操作部材のロックピンを差し込んだり、抜き取ったりする操作だけで、簡単に取付けまたは取り外しができる。
また、本発明のベッド柵の取付装置は、ベッドフレームの装着孔の下部内径に略々合致する外形状で、前記支持部材の台座部が合致して嵌入する中空となっているアダプターを備え、該アダプターを装着孔の下部に配置し、支持部材はアダプターを介し装着孔内に立設固定して取り付けられることを特徴とする。
これによりベッドフレームの装着孔内の下部の形状に、種々のものが存在しても、このアダプターを使用することによって支持部材を安定させて立設支持することが可能となり、対応できることとなる。
また、本発明のベッド柵の取付装置は、前記支持部材の支柱部には、支柱部に直交して2枚の軸受プレートが平行に設けられ、前記ストッパ片は、この平行する軸受プレート間に基端側を隣り合わせ先端側を互いに反対方向に向かって翼状に突出して、基端側が軸受プレートに枢支されて回動可能となっていることを特徴とする。
これによりストッパ片は、回動可能に安定して取付けることができる。
また、本発明のベッド柵の取付装置は、前記軸受プレートには、軸受孔が設けられ、前記ストッパ片には枢軸が突設され、ストッパ片は枢軸を軸受孔に枢支して回動可能となっており、前記軸受孔は長孔に形成されストッパ片は該長孔の範囲で移動可能となっていることを特徴とする。
これにより支持部材は、筒状ステーと軸心が一致しなくても、ストッパ片が移動して対応できるので、筒状ステーに挿入可能となる。
また、本発明のベッド柵の取付装置は、前記平行する軸受プレートは、支持部材の支柱部に水平方向移動可能に装着され、この軸受プレートには、切欠が設けられ、支柱部から該切欠に向かってピンが挿入され、軸受プレートはこの切欠の範囲で移動量が規制されていることを特徴とする。
この構成においても支持部材は、筒状ステーと軸心が一致しなくても、ストッパ片を枢支する軸受プレートが移動することによりストッパ片も移動して対応できるので、筒状ステーに挿入可能となる。
また、本発明のベッド柵の取付装置は、前記支柱部のストッパ片の下側に、ストッパ片に当接して中心に長孔を有する規制プレートが上下動可能に設けられ、該規制プレートの下側に規制プレートを介しストッパ片を押圧するばねが設けられていることを特徴とする。
これによりストッパ片には、ばねの弾発力を安定して伝達し、ストッパ片を常に拡径状態に保持することが確保される。
また、本発明のベッド柵の取付装置は、前記操作部材は、操作摘みに軸部が突設され、該軸部の頂部にロックピンが固設されてなり、軸部は操作摘み側が小径部で、この小径部から頂部側が段差を介して大径部に形成され、該大径部の外面には垂直方向に凹溝が設けられ、
前記固定ボルトには筒体の中空内に向けてピンが突設され、前記操作部材をロックピン側から固定ボルトの筒体内に挿入し、該ピンと軸部大径部の凹溝が一致したとき操作部材の進退を許容し、ロックピンが支持部材の支柱部内に到達し、2つのストッパ片の基端間に差し込まれ、ストッパ片の回動を規制した状態で操作部材を水平方向に回動させると固定ボルトのピンの位置が凹溝位置より段差位置となり、この段差がピンに係止され操作部材がロック状態を維持することを特徴とする。
これにより操作部材のロックピンは、操作部材の進退操作で、支柱部の2つのストッパ片の基端間に差し込みロックしたり、抜き取りロック解除することができると共に、操作部材のロックピンが2つのストッパ片の基端間に差し込まれたロック状態を確実に保持することができる。
また、本発明のベッド柵の取付装置は、固定ボルトの筒体の内径は、下端側が小径で、上方が段差を介した大径に形成され、操作部材の軸部小径部は、小径の内径部分に位置し進退し、軸部大径部は、大径の内径部分に位置し進退し、操作部材の下方向への移動は、軸部大径部が小径の内径部となる段差で係止されて規制されることを特徴とする。
これにより操作部材が抜け落ちるのが防止でき、従って、操作部材は、固定ボルトに挿入した状態で常に保持させることができ、操作に便利であるし、操作部材がベッドフレームから分離されないので保管する不便もない。
さらに、本発明のベッド柵の取付装置は、前記支持部材の台座部と操作部材の軸部との間に、軸部を弾発付勢するばねが介在することを特徴とする。
これによりロックピンが支持部材の支柱部内に到達し、2つのストッパ片の基端間に差し込まれ、ストッパ片の回動を規制した状態で操作部材を水平方向に回動して固定ボルトのピンの位置が軸部大径部の凹溝位置よりずれて段差位置となり、この軸部の段差が固定ボルトのピンに係止されて操作部材がロック状態を維持するとき、この操作部材の軸部は、ばねで弾発付勢されて段差はピンに押圧される。従って、操作部材が不用意に回動し、ピンと凹溝が一致して操作部材の下動を許容し、ロックピンがストッパ片の基端間から抜け出すことが防止され、ロック状態は確実に保証される。なお、軸部の段差に、水平方向に回動するとき、ピンが係止される段部を設けると、信頼性はさらに向上する。
本発明のベッド柵の取付装置によれば、次のような効果を奏する。
(1)本発明は、支持部材がベッドフレームの装着孔内に固定されて立設され、この装着孔に挿入されたベッド柵の筒状ステー内に挿入され、支持部材のストッパ片はロックピンで回動が規制され拡径状態にロックされて筒状ステーの抜け出しを防止して取り付けられるので、ベッド柵はベッドフレームに取り付けられた状態を維持し、ベッド柵を取り外そうとしても、また、ベッド柵を揺らしても取り外せず、信頼の高い取付となる。しかも、支持部材のストッパ片の拡径状態のロックは、操作部材のロックピンを2つのストッパ片の基端間に差し込む操作だけなので、ベッド柵の筒状ステーをベッドフレームの装着孔に挿入した後、操作部材のロックピンを挿入するという簡単な操作でベッド柵を取り付けることができる。
(2)一方、ベッド柵を取り外す時は、操作部材のロックピンを、2つのストッパ片の基端間から抜き取ることでストッパ片のロックは解除されるので、操作部材のロックピンを引き抜く作業だけで、ベッド柵はベッドフレームの装着孔より引き抜いて取り外すことができる。
(3)支持部材の支柱部に設けられたストッパ片は、少しの範囲において水平方向への移動が可能となっているので、支持部材は、筒状ステーと軸心が一致しなくてもストッパ片が移動して対応し、筒状ステーに挿入可能となる。従って、筒状ステーをベッドフレームの装着孔に挿入すると、筒状ステーは操作部材内に固定立設された支持部材に必ず挿入する。よって取付作業も容易となる。
(4)操作部材のロックピンは、操作部材の進退操作で、支柱部の2つのストッパ片の基端間に差し込みロックしたり、抜き取りロック解除することができると共に、操作部材のロックピンが2つのストッパ片の基端間に差し込まれたロック状態を確実に保持することができ、信頼性が高い。
(5)操作部材は、固定ボルトに挿入した状態で常に保持させることができ、操作に便利であるし、操作部材が分離されないので保管する不便もない。
(6)操作部材でのロックおよびロック解除の操作は、ベッドフレームの下端面外側より実施するので、ベッドの使用者からは操作不可であり、一方、介護者等には、簡単操作にて速やかにベッドフレームから取り外すことができる。
(7)操作部材のロックピンは、ストッパ片のロック状態のとき、ロック状態を確実に維持できるので不用意にロック解除されることがなく、介護施設などで患者が暴れるなどしてベッド柵をベッドフレームから取り外そうとしても、容易に取り外すことはできない。
以下、本発明の実施の形態について図面と共に詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態を示す全体の説明斜視図、図2は、本発明の実施の形態を示す要部断面図、図3は、本発明の実施の形態を示す要部拡大断面図、図4は、本発明の実施の形態を示す各部材の斜視図、図5は、本発明の実施の形態を示す分解斜視図、図6は、ストッパ片の作用を工程順(a)(b)(c)(d)に示す断面図、図7は、ストッパ片の作動状態を示すストッパ片部分の斜視図(a)(b)(c)、図8は、操作部材の作動状態を示す操作部材部分の斜視図(a)(b)(c)、図9は、本発明の実施の形態を示すベッド柵の取付装置の組み付け方法を工程順(a)(b)(c)(d)(e)に示す断面説明図である。
本発明のベッド柵の取付装置は、図1に示すようにベッドBのベッドフレーム1に垂直方向に装着孔2が貫通して設けられ、この装着孔2にベッド柵6に固定して垂下する中空の筒状ステー7を挿入して着脱自在に取付るものである。本実施の形態では、ベッドフレーム1は、例えば、角筒状鋼材等からなり、このガイドフレーム1に図2に示すように取付孔4が鉛直方向に設けられ、この取付孔4にスリーブ5が嵌合され、このスリーブ5が装着孔2となっている。このスリーブ5は、上端にフランジ部5aが形成され、このフランジ部5aが取付孔4周辺のベッドフレーム1上面に支持され、下方が先端方向にテーパ状に縮径3されて、先端が下方の取付孔4周辺にカシメ5bられて固定され、取り付けられている。この装着孔2を形成するスリーブ5の内周面には、図2および図3に示すようにゴム材、合成樹脂材、等で形成するスペーサー41を設けると、ベッド柵6の筒状ステー7を装着孔2(5)に挿入したとき、筒状ステー7が合致して挿入しガタ付きが生じないので好ましい。
装着孔2に挿入するベッド柵6の筒状ステー7は中空であり、下方は先端に向けてテーパ状に縮径されている(図2および図3参照)。
本発明のベッド柵の取付装置は、図2、図3および図4に示すように、ベッドフレーム1の装着孔2内に配置され、該装着孔2内に挿入されたベッド柵6の筒状ステー7内に挿入して筒状ステー7を支持し、装着孔2からの筒状ステー7の抜け出しをロックする支持部材8と、該ベッドフレーム1の装着孔2内に配置された支持部材8を、ベッドフレーム1との間に締め付け装着孔2内に立設固定する固定ボルト22と、前記ベッド柵6の筒状ステー7内に挿入された支持部材8の、筒状ステー7に対するロックおよびロック解除をする操作部材30と、を具備し、ベッドフレーム1の装着孔2内に立設固定された支持部材8が、装着孔2内に挿入されたベッド柵6の筒状ステー7内に挿入して着脱自在に支持するものである
支持部材8は、図3に示すように中空筒状の支柱部9とその基端側の中空の台座部10とで構成され、台座部10の内周面にはねじ11が設けられ、支柱部9には2つのストッパ片12、13が基端12a、13a側を隣り合わせ先端側を支柱部9外方に向けて翼状に配置され、基端12a、13a側を支柱部9に回動可能に枢着して拡縮径可能に取り付けられ、このストッパ片12、13には、ストッパ片12、13を拡径方向に付勢するばね14が設けられて構成されている。
台座部10は、支持部材8を装着孔2内に設置するとき、装着孔2の下部で支承される部分であるので、台座部10の外形状は、装着孔2の下部の形状に合致して支承される形状が、安定して支承されるので好ましい。
本実施の形態では、支持部材8の支柱部9には、図3、図4および図5に示すように貫通する縦長孔15が垂直方向(軸方向)に設けられ、この縦長孔15には、支柱部9と直交する水平方向に2枚の軸受プレート16a、16bが対抗する平行に設けられ、ストッパ片12、13は、この対抗して平行する軸受プレート16a、16b間に、先端側を互いに反対方向に向かって翼状に突出して配置し、基端12a、13a側を軸受プレート16a、16bに枢支して回動可能としている。このストッパ片12、13の基端12a、13aは、少しの間隔を保持して隣り合わせで対峙して配置されている。
好ましくは、前記軸受プレート16a、16bには、図7に示すように軸受孔17が設けられ、ストッパ片12、13には枢軸18が突設され、ストッパ片12、13は枢軸18を軸受孔17に枢支して回動可能とし、この軸受孔17は水平方向の長孔に形成し、ストッパ片12、13を該長孔の軸受孔17の範囲で水平方向移動可能とすると、支持部材8を装着孔2内に立設固定し、装着孔2内に挿入されたベッド柵6の筒状ステー7内に挿入するとき、支持部材8は、筒状ステー7と軸心が一致しなくても、ストッパ片12、13が移動して対応でき、挿入可能となるので望ましい。
また、前記平行する軸受プレート16a、16bは、図5、図7に示すように支持部材8の支柱部9の縦長孔15に、水平方向移動可能に装着し、この軸受プレート16a、16bの上端外周面に切欠19を設け図4に示すように支柱部9の上端面から該切欠19に向けてピン20を挿入し、軸受プレート16a、16bの移動量をこの切欠19の範囲に規制するようにすると、この構成においても支持部材8は、筒状ステー7と軸心が一致しなくても、ストッパ片12、13を枢支する軸受プレート16a、16bが移動することでストッパ片12、13も移動して対応でき、筒状ステー7に挿入可能となるので好ましい。
前記ストッパ片12、13を直接移動させる構成と、前記軸受プレート16a、16bを移動させる構成は、いずれか一方だけでも、両者を併用してもよい。両者を併用すると支持部材8と筒状ステー7との軸心が一致しなくても支持部材8が筒状ステー7に挿入可能となる対応能力が向上するので好ましい。
また、前記ストッパ片12、13を拡径方向に付勢するばね14は、図3、図6および図7に示すように支持部材8の支柱部9のストッパ片12、13の下側に、ストッパ片12、13に当接して中心に長孔21aを有する規制プレート21が、支柱部9の縦長孔15に沿って上下動可能に設けられ、該規制プレート21の下側に規制プレート21を押圧して設けられている。ばね14の弾発付勢力を規制プレート21を介してストッパ片12、13に伝達することで、確実に伝達できストッパ片12、13の作動を確実にすることができる。
前記固定ボルト22は、図3、図4および図5に示すように先端側の外周面にねじ24が設けられた中空の筒体23で形成され、ベッドフレーム1の下端面外側から装着孔2内に挿入し、図3に示すように装着孔2内に配置された支持部材8の台座部10内周面のねじ11に螺入し同心的にねじ結合し、支持部材8をベッドフレーム1との間に締め付け、装着孔2内に立設固定する構成となっている。また、固定ボルト22には、図3、図4および図9に示すように筒体23の中空内に向けてピン25が突設されている。さらに、固定ボルト22の筒体23の内径26は、下端側が小径27で、段部29を介して上方が大径28に形成されている。
前記操作部材30は、図2、図3および図4に示すように前記固定ボルト22の下端面より中空の筒体23内に挿入し、この筒体23と同心的にねじ結合している支持部材8の支柱部9内に到達させ、該支柱部9に設けた2つのストッパ片12、13の基端12a、13a間に差し抜きするロックピン31を有する。
本実施の形態では、操作部材30は、図4、図8および図9に示すように操作摘み32に軸部33が突設され、該軸部33の頂部にロックピン31が固設されてなり、軸部33は操作摘み32側が小径部34で、この小径部34から段差36を介して頂部側が大径部35に形成され、該大径部35の外面には垂直方向に凹溝37が設けられている。前記固定ボルト22には筒体23の中空内に向けてピン25が突設されているので、前記操作部材30をロックピン31側から固定ボルト22の筒体23内に挿入し、該ピン25と軸部33の大径部35の凹溝37が一致したときは操作部材30の進退が許容され(図8(a)(b)参照)、ロックピン31が支持部材8の支柱部9内に到達し、2つのストッパ片12、13の基端12a、13a間に差し込まれ、ストッパ片12、13の回動を規制した状態で操作部材30を水平方向に回動させると、固定ボルト22のピン25の位置が凹溝37位置よりずれて段差36部分となり(図8(c)参照)、この段差36がピン25に係止され操作部材30の下動(抜き取り方向の移動)が規制されロック状態を維持する構成となる。
また、固定ボルト22の筒体23の内径26は、下端側が小径27で、段部29を介し上方が大径28に形成されているので、図3に示すように操作部材30の軸部33の小径部34は、小径27の内径部分に位置し進退し、軸部33の大径部35は、大径28の内径部分に位置し進退する。従って、操作部材30の下方向への移動は、軸部33の大径部35が小径27の内径部となる段部29で係止され規制されることとなる。
さらに、前記支持部材8の台座部10と操作部材30の軸部33との間に、図3、図5、図8および図9(d)に示すように軸部33を下方に向かって弾発付勢するばね39が介在する。従って、操作部材30は、ばね39で常に下方に向かって弾発付勢されているので、操作部材30の差し込み操作は、ばね39の弾発力に抗して差し込む(進入する)こととなるが、軸部33の段差36がピン25で係止されている状態では、軸部33がばね39で押圧され、段差36がピン25に押し付けられた状態となるので、この係止、即ち、ロックピン31がストッパ片12、13の基端12a、13a間に挿入してロックした状態が確実に保持されることになる。従って、図4および図8に示すように軸部33の大径部35の段差36に、係止段部38を設けると、ロックピン31のロック状態で操作部材30を水平方向に回動させると、ピン25は段差36の係止段部38に落ち込み(図8(c)参照)、操作部材30の不用意な回動を防止するので、ロック状態は確実に保障されるので好ましい。
次に、支持部材8、固定ボルト22および操作部材30のガイドフレーム1の装着孔2への組み付け方法を説明する。
まず、図9(a)に示すように支持部材8を、ベッドフレーム1の装着孔2内の下部に配置する。この時、支持部材8の台座部10は、装着孔2内の下部と合致する形状となっているので、支持部材8は、装着孔2内の下部に安定して位置させることができる。
次に、図9(b)に示すように固定ボルト22の筒体23に、上方開口より操作部材30を挿入し、筒体23の内径26の下部の小径28の部分より操作部材30の軸部33の小径部34を嵌入し、その先端部分を下方に外出させた後、図9(c)に示すように下方より外出した先端に操作摘み32を固定して取付ける。
次に、このように組み付けた組立体を、図9(d)に示すように操作摘み32の軸部33の頂部にばね39をセットし、これをベッドフレーム1の装着孔2の下端開口を介し、装着孔2内に配置した支持部材8に向けて挿入し、図9(e)に示すように固定ボルト22の筒体23のねじ24を、支持部材8の台座部10の内周面のねじ11に螺入し、同心的にねじ結合すると共に、支持部材8をベッドフレーム1との間に締め付け、図9(e)に示すように支持部材8を装着孔2内に立設固定する。
このようにして取り付けられた支持部材8と固定ボルト22は、固定ボルト22の筒体23のねじ24が、支持部材8の台座部10内周面のねじ11に螺入し同心的にねじ結合しているため、固定ボルト22の中空と支持部材8の台座部10、支柱部9の中空は、同心的に連続している。
次に、前記実施の形態にかかるベッド柵の取付装置の作用について説明する。
ベッド柵6の筒状ステー7の下端側は、図2、図3に示すように先端に向けてテーパ状に縮径されているが、この筒状ステー7をベッドフレーム1の装着孔2に上方開口より挿入すると、図9(e)に示すように装着孔2内に立設固定された支持部材8の支柱部9は、装着孔2の略中心に位置して立設固定されており、筒状ステー7は装着孔2にガイドされて挿入されるため装着孔2に同心的に進入して行く。従って、ベッドフレーム1の装着孔2に挿入された筒状ステー7に対し、支持部材8が支柱部9の頂部から筒状ステー7の中空内に嵌入して行く。この時、支柱部9のストッパ片12、13は、回動可能であるので、図6(a)に示すように支持部材8の支柱部9は、筒状ステー7の下端開口よりストッパ片12、13がばね14の弾発力に抗して回動されて縮径されつつ筒状ステー7内に進入する。ストッパ片12、13の部分が筒状ステー7のテーパ状の縮径部分を通過すると、図9(b)に示すようにストッパ片12、13はばね14で復元した拡径状態となり、先端が筒状ステー7の内壁面に当接した状態となる。
ここで操作部材30の回動操作で大径部35の凹溝37を、固定ボルト22のピン25の位置と一致させてると、操作部材30の進入が可能となるので、操作部材30をばね39の弾発力に抗して押し込むと、操作部材30の軸部33頂部に設けられたロックピン31は、図6(b)(c)(d)に示すように支持部材8の支柱部9内に到達し、支柱部9に設けた2つのストッパ片12、13の基端12a、13a間に差し込まれる。これによりストッパ片12、13の回動は規制され拡径(拡翼)状態に固定される。従って、筒状ステー7を引き抜こうとしても、筒状ステー7の下端側はテーパ状に縮径しているので、ストッパ片12、13で係止され、引き抜くことはできず筒状ステー7の引き抜きがロックされる。
このロックピン31がストッパ片12、13の基端12a、13a間に差し込まれ、筒状ステー7をロックしたら、操作部材30を回動させると固定ボルト22のピン25の位置が、図8(c)に示すように凹溝37の位置よりずれて段差36の部分となり、この段差36がピン25に係止されて操作部材30の下動が規制されるので、ロック状態を維持することとなる。この時、操作部材30は、ばね39で常に下方向に付勢されているので、段差36はピン25に押圧されて操作部材30の不用意な回動が防止される。特に、図8(c)に示すように段差36に係止段部38を設けると、ピン25がこの係止段部38に係止されて回動が規制されるため、操作部材30の不用意な回動は確実に防止され、ロック状態維持の信頼性が更に向上するので好ましい。
このロック状態からロック解除するときは、操作部材30を回動させ、図8(b)に示すように大径部35の凹溝37と固定ボルト22のピン25の位置を一致させて、操作部材30を引き下げ、そのロックピン31をストッパ片12、13の基端12a、13a間から引き抜くことによって解除できる。即ち、ロックピン31をストッパ片12、13の基端12a、13a間から引き抜くと、ストッパ片12、13は回動可能となるので、筒状ステー7を引き抜くと、ストッパ片12、13は回動し縮径して筒状ステー7の引き抜きを許容することになる。
また、図3、図4および図9(b)〜(d)に示すように固定ボルト22の筒体23の内径26は、下端側が小径27で、段部29を介し上方が大径28に形成されているので、操作部材30の軸部33の小径部34は、小径27の内径部分に位置し進退し、軸部33の大径部35は、大径28の内径部分に位置し進退する。従って、操作部材30の下方向への移動は、軸部33の大径部35が小径27の内径部となる段部29で係止され規制されるので、この操作部材30の引き下げは、ここでストップされるので、操作部材30は、この固定ボルト22に取り付けられた状態を維持でき、抜け落ちることもない。
また、ベッド柵6の筒状ステー7を、ベッドフレーム1の装着孔2に挿入し、装着孔2内に立設固定した支持部材8に装着するとき、ストッパ片12、13は、図6および図7に示すようにその枢軸18が軸受プレート16a、16bの長孔の軸受孔17に枢支して回動可能となっているので、ストッパ片12、13は長孔の軸受孔17の範囲で水平方向移動可能となり、支持部材8と筒状ステー7の軸心が一致しなくてもストッパ片12、13が移動して対応し挿入可能となり、取り付けできる。
更に、軸受プレート16a、16bも切欠19の範囲で移動可能となっているので、ここでも支持部材8と筒状ステー7の軸心が一致しなくても、ストッパ片12、13を枢支する軸受プレート16a、16bが移動することでストッパ片12、13も移動して対応でき、筒状ステー7に挿入可能となる。
これらの構成により、ベッド柵の取付がきわめて容易となる。
図10乃至図13は、本発明の他の実施の形態を示し、図10はその要部断面図、図11はその要部拡大断面図、図12はその要部正面図、図13は図12A−A線断面図である。
この実施の形態は、装着孔2内に支持部材8を設置する時、装着孔2の下部にアダプター40を設置し、このアダプター40を介し支持部材8を装着孔2下部に設置するもので、他は実施の形態と同様であるので、同様な構成要素には、同じ符号を付して他の詳細な説明は省略する。
アダプター40は、中空の短筒状であって、前記支持部材8の台座部10が略々合致して嵌入する内周形状の中空で、ベッドフレーム1の装着孔2の下部内周面形状に略々合致する外形状である。
従って、このアダプター40は、ベッドフレーム1の装着孔2の下部内周面形状に略々合致する外形状であるので、ベッドフレーム1の装着孔2内の下部に、合致して嵌入設置でき、安定した設置ができるし、支持部材8の台座部10は、このアダプター40に合致して嵌入して設置できるので、支持部材8は安定してアダプター40に取り付けることができる。
このようなアダプター40を使用することによって、ベッドフレーム1の装着孔2の下部の形状に、種々のものが存在しても支持部材8を全ての装着孔2内に安定して立設固定することが可能となる。即ち、ベッドフレーム1の装着孔2の下部の形状に種々のものが存在しても、それに対応する台座部10の支持部材8を揃える必要がなく、アダプター40を用意することで全て対応可能となる。
例えば、ベッドフレーム1の装着孔2の下部の形状が、図2および図3に示すように下方に向かってテーパ状に縮径する形状であり、支持部材8の台座部10の外形状が、この装着孔2内の下部の形状に合致した外形状となっていると、この支持部材8を、図10乃至図13に示すような略同一内径の装着孔2に設置しても、台座部10と装着孔2内の下部の形状が合致しないため、不安定な設置となる。しかし、図10乃至図13に示すようにこのアダプター40を使用することによって対応が可能となり、安定した設置ができることとなる。
なお、前記実施の形態は、本発明を制限するものではなく、本発明は要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が許容される。
本発明のベッド柵の取付装置は、介護施設などで患者が暴れるなどしてベッド柵をベッドフレームから取り外そうとしても、容易に取り外すことができず、一方、介護者等には、簡単操作にて速やかにベッドフレームから取り外すことができるという効果を有し、介護ベッド等のベッドに取り付けられて、就寝者や被介護者、或いは寝具などがベッド上から転落するのを防止するベッド柵の取付装置等として有用である。
本発明の実施の形態を示す全体の説明斜視図である。 本発明の実施の形態を示す要部断面図である。 本発明の実施の形態を示す要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態を示す各部材の斜視図である。 本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。 ストッパ片の作用を工程順(a)(b)(c)(d)に示す断面図である。 ストッパ片の作動状態を示すストッパ片部分の斜視図(a)(b)(c)である。 操作部材の作動状態を示す操作部材部分の斜視図(a)(b)(c)である。 本発明の実施の形態に示すベッド柵取付装置の組み付け方法を、工程順(a)(b)(c)(d)(e)に示す断面説明図である。 本発明の他の実施の形態を示す要部断面図である。 本発明の他の実施の形態を示す要部拡大断面図である。 本発明の他の実施の形態を示す要部正面図である。 図12A−A線断面図である。
符号の説明
1 ベッドフレーム
2 装着孔
5 スリーブ
6 ベッド柵
7 筒状ステー
8 支持部材
9 支柱部
10 台座部
11 ねじ
12、13 ストッパ片
12a、13a 基端
14 ばね
15 縦長孔
16a、16b 軸受プレート
17 軸受孔
18 枢軸
19 切欠
20 ピン
21 規制プレート
22 固定ボルト
23 筒体
24 ねじ
25 ピン
26 内径
27 小径
28 大径
29 段部
30 操作部材
31 ロックピン
32 操作摘み
33 軸部
34 小径部
35 大径部
36 段差
37 凹溝
38 係止段部
39 ばね
40 アダプター

Claims (9)

  1. ベッドのベッドフレームに垂直方向に装着孔が貫通して設けられ、この装着孔にベッド柵に固定されて垂下する中空の筒状ステーを挿入して着脱自在に取り付けるベッド柵の取付装置であって、
    前記ベッドフレームの装着孔内に配置され、該装着孔内に挿入されたベッド柵の筒状ステー内に挿入して支持し、装着孔からの筒状ステーの抜け出しをロックする支持部材と、
    該ベッドフレームの装着孔内に配置された支持部材を、ベッドフレームとの間に締め付け装着孔内に立設固定する固定ボルトと、
    前記ベッド柵の筒状ステー内に挿入された支持部材の、筒状ステーに対するロックおよびロック解除をする操作部材と、を具備し、
    前記支持部材は、中空筒状の支柱部とその基端側の中空の台座部とで構成され、台座部の内周面にはねじが設けられ、支柱部には少なくとも2つのストッパ片が基端側を隣り合わせ先端側を支柱部外方に向けて翼状に配置し、基端側を支柱部に回動可能に枢着して拡縮径可能に取付られ、このストッパ片には、拡径方向に付勢するばねが設けられて構成され、
    前記固定ボルトは、先端側の外周面にねじが設けられた中空の筒体で形成され、ベッドフレームの下端面外側から前記装着孔内に挿入し、前記装着孔内に配置された前記支持部材の台座部内周面のねじに螺入し同心的にねじ結合し、支持部材をベッドフレームとの間に締め付け装着孔内に立設固定する構成となり、
    前記操作部材は、前記固定ボルトの下端面より中空の筒体内に挿入し、この筒体と同心的にねじ結合している支持部材の支柱部内に到達させ、該支柱部に設けた2つのストッパ片の基端間に差し抜きするロックピンを有することを特徴とするベッド柵の取付装置。
  2. ベッドフレームの装着孔の下部内径に略々合致する外形状で、前記支持部材の台座部が合致して嵌入する中空となっているアダプターを備え、該アダプターを装着孔の下部に配置し、支持部材はアダプターを介し装着孔内に立設固定して取り付けられることを特徴とする請求項1記載のベッド柵の取付装置。
  3. 前記支持部材の支柱部には、支柱部に直交して2枚の軸受プレートが平行に設けられ、前記ストッパ片は、この平行する軸受プレート間に基端側を隣り合わせ先端側を互いに反対方向に向かって翼状に突出して、基端側が軸受プレートに枢支されて回動可能となっていることを特徴とする請求項1または2記載のベッド柵の取付装置。
  4. 前記軸受プレートには、軸受孔が設けられ、前記ストッパ片には枢軸が突設され、ストッパ片は枢軸を軸受孔に枢支して回動可能となっており、前記軸受孔は長孔に形成されストッパ片は該長孔の範囲で移動可能となっていることを特徴とする請求項3記載のベッド柵の取付装置。
  5. 前記平行する軸受プレートは、支持部材の支柱部に水平方向移動可能に装着され、この軸受プレートには、切欠が設けられ、支柱部から該切欠に向かってピンが挿入され、軸受プレートはこの切欠の範囲で移動量が規制されていることを特徴とする請求項3または4に記載のベッド柵の取付装置。
  6. 前記支柱部のストッパ片の下側に、ストッパ片に当接して中心に長孔を有する規制プレートが上下動可能に設けられ、該規制プレートの下側に規制プレートを介しストッパ片を押圧するばねが設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のベッド柵の取付装置。
  7. 前記操作部材は、操作摘みに軸部が突設され、該軸部の頂部にロックピンが固設されてなり、軸部は操作摘み側が小径部で、この小径部から頂部側が段差を介して大径部に形成され、該大径部の外面には垂直方向に凹溝が設けられ、
    前記固定ボルトには筒体の中空内に向けてピンが突設され、前記操作部材をロックピン側から固定ボルトの筒体内に挿入し、該ピンと軸部大径部の凹溝が一致したとき操作部材の進退を許容し、ロックピンが支持部材の支柱部内に到達し、2つのストッパ片の基端間に差し込まれ、ストッパ片の回動を規制した状態で操作部材を水平方向に回動させると固定ボルトのピンの位置が凹溝位置より段差位置となり、この段差がピンに係止され操作部材がロック状態を維持することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のベッド柵の取付装置。
  8. 固定ボルトの筒体の内径は、下端側が小径で、上方が段差を介し大径に形成され、操作部材の軸部小径部は、小径の内径部分に位置し進退し、軸部大径部は、大径の内径部分に位置し進退し、操作部材の下方向への移動は、軸部大径部が小径の内径部となる段差で係止されて規制されることを特徴とする請求項7記載のベッド柵の取付装置。
  9. 前記支持部材の台座部と操作部材の軸部との間に、軸部を弾発付勢するばねが介在することを特徴とする請求項7または8に記載のベッド柵の取付装置。
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