JP2010004916A - オットマンを備えた車両用シート - Google Patents

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耕一 中矢
Hiroshi Okiyama
浩 沖山
Nanae Michida
奈々江 道田
Susumu Tomiya
進 富家
Takashi Suzuki
崇 鈴木
Akihiro Kobayashi
明宏 小林
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Abstract

【課題】車両衝突時に、オットマン81に載置された脚部への衝撃値を出来る限り低減するとともに、複数列シートにおいて後側の乗員の乗降用にスライドさせるシート(前側後席シート4)に適用した場合には、オットマン81が使用状態にあっても、出来る限り広い乗員乗降スペースを確保できるようにする。
【解決手段】オットマン81を、作動機構部82を介して、格納状態と使用状態とに切換え可能に構成し、その作動機構部82を、シリンダ83と、オットマン81と連結され、該シリンダ83に対して摺動可能なピストン84と、該シリンダ83内において該ピストン84により区画形成され、ガスが充填されるガス室85とで構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートクッションの車両前側に設けられたオットマンを備えた車両用シートに関する技術分野に属する。
近年、車両の乗員が車室内で快適に過ごせるように、車室内に設置する車両用シートにオットマンを装備する場合がある(例えば特許文献1〜3参照)。このオットマンは、シートクッションのシート前側に設けられていて、シート(シートクッション)に着座している乗員が脚部(特に脹脛)をオットマン上に載せてリラックスできるようにするためのものである。そして、上記オットマンは、通常、上記乗員が足裏をフロアに付けた通常状態でシートに着座可能にする格納状態と、乗員が脚部をオットマン上に載せた状態でシートに着座可能にする使用状態とに切換え可能になっている。
上記特許文献1及び2では、オットマンは、格納状態では、略鉛直方向に延びてシートクッションの前端に近接した状態にあり、その状態から、上端部を中心にして、下端部がシート前側へ移動するように回動することで、鉛直方向に対する傾斜角が大きくなって使用状態となるようになっている。そして、車両の後突時に、後突荷重を受けた振り子部材を移動させることで、オットマンを保持するラチェットを解除することによって、使用状態にあるオットマンを格納状態にし、これにより、後突時に乗員の後方移動を生じ難くするとともに、当該オットマンを備えたシートが後席シートの場合には、後突時に後傾する前席シートのシートバックがオットマン上の脚部に接触するのを防止して、衝突安全性を確保するようにしている。
また、特許文献3では、車両の前面衝突時に、インフレータからのガスにより、使用状態にあるオットマンを後上方にスライド移動させて、乗員の脚部をオットマンの該スライド移動に伴って後上方へ引き込み、これにより、車両前面衝突時に車室内側に変形移動する車室前部(インストルメントパネル等)とオットマンに載置された脚部との干渉を回避して、衝突安全性を確保するようにしている。
特開2006−159979号公報 特開2006−151169号公報 特開2005−238931号公報
ところで、例えば、3列シートの3列目シート(後側後席シート)に着座する乗員が2列目シート(前側後席シート)側方に位置する開口部を通って乗降する場合には、通常、2列目シートのシートバックを前側へ回動させかつ2列目シートをシート前側(車両前側)へスライドさせ、これにより、2列目シートのシートバックの後面と開口部の後縁(リヤホイールハウス)との間に乗降スペースを確保するようにしている。
しかし、2列目シートに上記オットマンを設けた場合、その2列目シートのスライド時に、オットマンが使用状態にあると、オットマンが、その前側にある前席シートに当接して2列目シートのスライド量が制限されるため、3列目シートの乗員の乗降が困難になる。
一方、上記特許文献1〜3のように衝撃荷重やインフレータからのガスを利用する方法では、車両衝突時には対応できるものの、乗員の乗降スペース確保に採用することは困難である。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両衝突時に、オットマンに載置された脚部への衝撃値を出来る限り低減するとともに、複数列シートにおいて後側の乗員の乗降用にスライドさせるシートに適用した場合には、オットマンが使用状態にあっても、出来る限り広い乗員乗降スペースを確保できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、オットマンを、作動機構部を介して、格納状態と使用状態とに切換え可能に構成し、その作動機構部を、シリンダと、上記オットマンと連結され、該シリンダに対して摺動可能なピストンと、該シリンダ内において該ピストンにより区画形成され、ガスが充填されるガス室とで構成するようにした。
具体的には、請求項1の発明では、シートクッションに着座している乗員の脚部を支持するオットマンを備えた車両用シートを対象とする。
そして、上記オットマンは、作動機構部を介して、上記シートクッションの前側にてシート前後方向に移動することで格納状態と該格納状態よりもシート前側に位置する使用状態とに切換え可能に構成されており、上記作動機構部は、シリンダと、上記オットマンと連結され、該シリンダに対して摺動可能なピストンと、該シリンダ内において該ピストンにより区画形成され、ガスが充填されるガス室とで構成されているものとする。
上記の構成により、使用状態にあるオットマンに対し、格納状態にしようとする外力が作用したときに、ピストンを介してガス室内のガスを圧縮することによって、その外力を吸収することができ、これにより、車両衝突時には、オットマンに載置された脚部への衝撃値を低減することが可能になる。また、後側の乗員の乗降用にスライドさせるシート(例えば3列シートの2列目シート等)に用いた場合には、その乗員が、該シート側方の開口部を通って乗降する際に、例えば該シートのシートバックの回動の規制を解除する操作や該回動に連動させて、ガス室内のガスを排出するようにすれば、シートのスライドにより、使用状態にあるオットマンが、その前側にあるシートに当接しても、容易に格納状態にすることができ、広い乗降スペースを確保することが可能になる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記シリンダ及びピストンの長手方向は、シート前後方向と略一致しているものとする。
このことにより、オットマンが受けたシート前後方向の外力を、その力の方向を変換することなく、ピストンに効率良く伝達して、ピストンをシート前後方向に移動させることができる。よって、車両衝突時に脚部への衝撃値を確実に低減することができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、上記オットマンは、上記ピストンのシート前側端部に連結され、上記シリンダは、上記シートクッションに固定されていて、該シリンダのガス室に対し上記ガスの供給及び排出を行う供給排出部を有しているものとする。
このことで、供給排出部によるガスの供給及び排出により、オットマンの使用状態と格納状態との切換えを容易に行うことができる。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、上記シートクッションに、シート前後方向に回動可能に支持されたシートバックと、上記シートクッションを車両の車室のフロアに対してシート前後方向にスライド可能とするスライド機構と、上記スライド機構による上記シートクッションのスライド位置を位置決めする位置決め機構と、上記シートバックの上記回動により上記位置決め機構による位置決めを解除する解除機構とを更に備え、上記解除機構は、上記シートバックの上記回動により、上記位置決め機構による位置決めを解除するとともに、上記供給排出部に対して上記ガスを排出させるべく作用するように構成されているものとする。
こうすることで、オットマンを備えたシートの後側の乗員が、該シート側方の開口部を通って乗降する際には、該シートのシートバックを回動させることで、位置決め機構による位置決めを解除してシートクッション(シート全体)をシート前側へスライドさせることができるとともに、ガス室内のガスを排出させることができ、上記スライドにより、使用状態にあるオットマンが、その前側のシートに当接したときに、確実に格納状態となり、広い乗降スペースを確保することが可能になる。
請求項5の発明では、請求項3の発明において、上記シートクッションに、シート前後方向に回動可能に支持されたシートバックと、上記シートバックの上記回動を規制する規制部材と、上記規制部材による上記回動の規制を解除するために操作する操作部材と、上記操作部材の操作に連動して上記供給排出部に対して上記ガスを排出させるべく作用する操作連動機構とを更に備えているものとする。
このことにより、オットマンを備えたシートの後側の乗員が、該シート側方の開口部を通って乗降する際に、該シートのシートバックを回動させるために操作部材を操作すれば、ガス室内のガスを排出させることができ、請求項4の発明と同様の作用効果が得られる。
以上説明したように、本発明のオットマンを備えた車両用シートによると、オットマンを、作動機構部を介して、格納状態と使用状態とに切換え可能に構成し、その作動機構部を、シリンダと、上記オットマンと連結され、該シリンダに対して摺動可能なピストンと、該シリンダ内において該ピストンにより区画形成され、ガスが充填されるガス室とで構成したことにより、車両衝突時には、オットマンに載置された脚部への衝撃値を低減することができるとともに、複数列シートにおいて後側の乗員の乗降用にスライドさせるシートに適用した場合には、その後側の乗員が、該シート側方の開口部を通って乗降する際に、オットマンが使用状態にあっても、容易に格納状態にして、広い乗員乗降スペースを容易に確保することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るオットマン81を備えた車両用シート(後述の前側後席シート4に相当)が搭載された車両1(自動車)の要部を示す。この車両1の車室のフロア2(車体フロア)上には、車両前側から順に、前席シート3(運転席シート又は助手席シート)、前側後席シート4及び後側後席シート5が設置されている。車両1の左側側部には、前席シート3の車両左側側方において、前席シート3に着座する乗員の乗降用の前側開口部7が形成され、前側後席シート4の車両左側側方において、前側後席シート4及び後側後席シート5に着座する乗員の乗降用の後側開口部8が形成されている。この後側開口部8の後方には、後輪10を収容するリヤホイールハウス9が車室内に膨出して設けられている。
上記前席シート3は、シートクッション15と、このシートクッション15の後端部に下端部が支持されたシートバック16と、このシートバック16の上端部に配設されたヘッドレスト17と、シートクッション15の下側ないしシートバック16の下端部を左右両側側方からそれぞれ覆うカバー部材18とを有している。上記シートクッション15の後端部の上部には、シート幅方向(車幅方向)に延びる不図示の回動軸が設けられ、シートバックが、この回動軸回りにシート前後方向(車両前後方向)に回動可能に支持されて、シートバックの角度(リクライニング)調整を行うことができるようになっている。また、シートクッション15の下側における上記フロア2には、レール取付部材19を介して左右一対のロアレール20が固定され、これら一対のロアレール20に、シートクッション15の下部に設けた左右一対のアッパレール(図示せず)がシート前後方向に摺動可能にそれぞれ支持されて、シートクッション15がフロア2に対して前後方向にスライド可能になっており、このことで、前席シート3の前後方向の位置調整を行うことができるようになっている。
上記後側後席シート5は、前席シート3及び前側後席シート4の設置部分よりも高くされたフロア2上に固定されたシートクッション25と、このシートクッション25と一体のシートバック26と、このシートバック26の上端部に配設されたヘッドレスト27とを有している。
上記前側後席シート4は、図1〜図3に示すように、上記フロア2上にシート前後方向(車両前後方向)に設けられた前後スライド機構31と、この前後スライド機構31により前後方向に移動可能に支持されたシート基部32と、このシート基部32上に設けられた横スライド機構33と、この横スライド機構33によりシート幅方向(車幅方向)に移動可能に支持されたシートクッション35と、このシートクッション35の後端部に下端部が支持されたシートバック36と、このシートバック36の上端部に配設されたヘッドレスト37と、シートクッション35の下側ないしシートバック36の下端部を左右両側側方からそれぞれ覆うカバー部材38とを有している。
上記前後スライド機構31は、上記フロア2に固定されかつシート前後方向に延びる左右一対のロアレール41と、これら一対のロアレール41に、シート前後方向に摺動可能にそれぞれ支持された左右一対のアッパレール42と、該各アッパレール42をロアレール41に対して移動不能にそれぞれロックする、シート前後方向に延びる左右一対の前後ロック部材43とを有している。上記ロアレール41及びアッパレール42の断面形状は、横スライド機構33における後述のロアレール51及びアッパレール52の断面形状(図3に示されている)とそれぞれ同様である。
上記前後ロック部材43は、該前後ロック部材43のシート前後方向略中央部にて、アッパレール42の側面にシート幅方向に延びるように設けた前後ロック部材支持軸44に回動可能に支持されている。この前後ロック部材43のシート前側端部には、下方に突出する複数の突起部43aが形成されている一方、ロアレール41の上面には、該複数の突起部43aがそれぞれ係合可能な孔部(図示せず)が設けられている。そして、前後ロック部材43は、不図示のバネにより、図3で反時計回り方向に回動付勢されており、通常は、上記突起部43aがロアレール41上面の孔部に係合して、アッパレール42をロアレール41に対して移動不能にロックする。すなわち、前後ロック部材43及びロアレール41上面の孔部は、前後スライド機構31によるシートクッション35のスライド位置を位置決めする位置決め機構を構成する。
上記シート基部32は、上記各アッパレール42の上面に固定されていて、各アッパレール42と共にシート前後方向に移動する。
上記横スライド機構33は、シート幅方向に延びる前後一対のロアレール51と、これら一対のロアレール51に、シート幅方向に摺動可能にそれぞれ支持された前後一対のアッパレール52と、各アッパレール52をロアレール51に対して移動不能にそれぞれロックする前後一対の横ロック部材(図示せず)とを有している。上記各ロアレール51の両端部は、上記左右一対のシート基部32にそれぞれ固定されている。また、各アッパレール52の両端部は、シートクッション35内の左右両側の側部にそれぞれ配設された左右一対のシートクッションサイドフレーム55の下面にそれぞれ固定されている。
上記前後ロック部材43によるロックは、シートクッション35の前側下部に設けた不図示の前後スライド用操作レバーを、前側後席シート4に着座している乗員が操作することによって解除することが可能になっており、この解除により、シートクッション35及びシート基部32がフロア2に対してシート前後方向にスライド可能となり、このことで、前側後席シート4の前後方向の位置調整を行うことができるようになっている。尚、前後ロック部材43によるロックは、後述の解除機構70によっても解除可能になっている。
また、上記横ロック部材によるロックも、前後ロック部材43と同様に、上記前後スライド用操作レバーに近接配置された横スライド用操作レバーの操作により解除することが可能になっており、この解除により、シートクッション35がフロア2及びシート基部32に対してシート幅方向にスライド可能となり、このことで、前側後席シート4の横方向の位置調整を行うことができるようになっている。尚、本実施形態では、前側後席シート4を前後スライド及び横スライドの両方を可能に構成したが、前後スライドのみ可能に構成してもよい。
上記シートクッションサイドフレーム55の後端部の上部には、シート幅方向に延びる回動軸56が設けられ、シートバック36が、この回動軸56回りにシート前後方向に回動可能に支持されている。このシートバック36内の左右両側の側部には、左右一対のシートバックサイドフレーム58がそれぞれ配設されている。車両左側のシートバックサイドフレーム58の下端部には、該シートバックサイドフレーム58と共に上記回動軸56回りに回動するラチェット板59(ナックル)が固定されている。このラチェット板59は、通常時は、不図示の回動位置決め機構によって回動が規制されており、これにより、シートバック36の回動が規制される。このことで、ラチェット板59及び上記回動位置決め機構は、シートバック36の回動を規制する規制部材を構成することになる。そして、前側後席シート4に着座している乗員が、シートクッション35の後端部の左側側方に設けた不図示のリクライニング用操作レバーを操作することによって、上記回動位置決め機構による位置決めを解除することが可能になっており、この位置決め解除により、シートバック36の回動規制が解除されて、シートバック36の角度(リクライニング)調整を行うことができるようになっている。
上記回動位置決め機構による位置決めの解除は、シートバック36の上端面の車両左側(後側開口部8側)の端部に設けた乗降用操作レバー64(図1参照)の操作によっても、解除されるようになっている。すなわち、上記ラチェット板59の中心部には、位置決め解除レバー61が、ラチェット板59に対して該ラチェット板59の中心軸回りに回動可能に支持されている。この位置決め解除レバー61におけるラチェット板59の中心部近傍には、該位置決め解除レバー61がラチェット板59の中心軸回りに図3で反時計回りに回動したときに、上記回動位置決め機構に作用して該回動位置決め機構による位置決めの解除を行うことが可能なカム部(図示せず)が形成されている。一方、上記乗降用操作レバー64は、車両左側のシートバックサイドフレーム58に回動可能に支持されており、乗降用操作レバー64の操作部がシートバック36の上端面から上側に突出していて、その操作部をシート前側へ押す操作を行う。この乗降用操作レバー64と上記位置決め解除レバー61とはケーブル65によって互いに接続されており、乗降用操作レバー64の操作に連動して、ケーブル65を介して位置決め解除レバー61が、ラチェット板59の中心軸回りに図3で反時計回り方向に回動し、これにより、上記回動位置決め機構による位置決めの解除が行われる。そして、後側後席シート5に着座する乗員が、後側開口部8から乗降する際に、その乗降用操作レバー64の操作により上記回動位置決め機構による位置決めを解除してシートバック36をシート前側へ回動させる。このシートバック36の回動により、上記前後ロック部材43によるロックが解除機構70を介して解除されるようになっている。こうして前側後席シート4をシート前側へスライドさせれば、前側後席シート4のシートバック36の後面と後側開口部8の後縁(リヤホイールハウス9)との間に乗降スペースを確保することができ、後側後席シート5の乗員の乗降が可能になる。
上記解除機構70は、図3に示すように、シート後側ほど高い位置になるように傾斜した状態でシート前後方向に延びる第1リンク部材71と、上下方向に延びる第2リンク部材72とを有している。上記第1リンク部材71のシート後側端部は、シートバック36の下端部、具体的には、シートバックサイドフレーム58の下端部で上記回動軸56を除く部分(本実施形態では、シートバック36が上記回動軸56回りにシート前側へ回動したときに、シート前側かつ下側へ移動する部分)に回動自在に取り付けられ、第1リンク部材71のシート前側端部は、第2リンク部材72の上端部に回動自在に連結されている。これら第1及び第2リンク部材71,72は、前側後席シート4の左右両側にそれぞれ設けられており、左右両側の第2リンク部材72の下端部同士が、シート幅方向に延びる断面円形状の連結棒75で連結されている。この連結棒75は、左右両側の前後ロック部材43のシート後側端部の上側に位置しているとともに、シート前後方向に移動しないように規制されている。そして、上記の如くシートバック36がシート前側に回動すると、第1リンク部材71のシート前側端部がシート前側かつ下側へ移動し、これに伴って第2リンク部材72の下端部が下側へ移動する。このため、前後ロック部材43は、そのシート後側端部が第2リンク部材72の下端部によって押下されることで、前後ロック部材支持軸44回りに図3で時計回り方向に回動し、これにより、前後ロック部材43の突起部43aとロアレール41上面の孔部との係合が解除されて、前側後席シート4のスライドが可能になる。
また、本実施形態では、上記解除機構70は更に、第3リンク部材73を有している。この第3リンク部材73は、上下方向に延びていて、その上端部が上記第1リンク部材71のシート前側端部(及び第2リンク部材72の上端部)に回動可能に連結されている。そして、第3リンク部材73は、その上下方向略中央部にて、シートクッションサイドフレーム55にシート幅方向に延びるように設けたリンク部材支持軸76に回動可能に支持され、第3リンク部材73の下端部が、連結部材77を介して後述の供給排出部101のピストン104と連結されている。
上記前側後席シート4は、該前側後席シート4(シートクッション35)に着座している乗員の脚部を支持するオットマン81を備えている。このオットマン81は、作動機構部82を介して、上記シートクッション35の前側にてシート前後方向に移動することで格納状態(図3参照)と該格納状態よりもシート前側に位置する使用状態(図4参照)とに切換え可能に構成されている。上記作動機構部82は、シートクッション35(より詳細には、後述のクロスメンバ57)に固定されたシリンダ83と、該シリンダ83に対して摺動可能なピストン84と、該シリンダ83内において該ピストン84により区画形成され、ガスが充填されるガス室85とで構成されている
上記作動機構部82のシリンダ83及びピストン84は、それらの長手方向がシート前後方向と略一致する(本実施形態では、水平に対してシート前側ほど上側になるように僅かに傾斜しており、この傾斜角は、車両衝突時におけるオットマン81に対する後述の外力により、ピストン84を効率良くシート後側へ移動可能な角度に設定してある)ように配設されている。上記ピストン84は、シリンダ83内のシート前側部分にシート前後方向に摺動可能に嵌装されており、ピストン84の先端部(シート前側端部)は、シリンダ83のシート前側開口からシート前側に突出している。そして、シリンダ83内においてピストン84よりもシート後側部分に、上記ガス室85が形成されている。尚、シリンダ83のシート後側の開口は閉塞された状態にあり、シリンダ83のシート後側端部は、シート幅方向に延びかつ左右両側のシートクッションサイドフレーム55同士を連結するクロスメンバ57に固定されている。
上記作動機構部82は更にリンク機構86を有し、上記オットマン81は、そのリンク機構86を介して、上記ピストン84の先端部に連結されているとともに、シートクッションサイドフレーム55に支持されている。このオットマン81は、図3の格納状態にあるときには、シートクッション35の前端面に略沿って上下方向に延びた状態にある。
上記リンク機構86は、上下方向に延びかつ上端部にて、シートクッションサイドフレーム55にシート幅方向に延びるように設けた支持軸88に回動可能に支持された第1リンク部材91と、一端部が該第1リンク部材91の下端部に回動可能に連結され、他端部が上記オットマン81の上端部に回動可能に連結された第2リンク部材92と、第1リンク部材91よりもシート前側において上下方向に延び、上端部にて、シートクッションサイドフレーム55にシート幅方向に延びるように設けた支持軸89に回動可能に支持された第3リンク部材93と、一端部が該第3リンク部材93の下端部に回動可能に連結され、他端部が上記オットマン81の上下方向中央部に回動可能に連結された第4リンク部材94とで構成されている。上記ピストン84の先端部は、上記第1リンク部材91の上下方向中央部に回動可能に連結されている。
上記ガス室85には、該ガス室85に対し上記ガスの供給及び排出を行う供給排出部101が接続管102を介して接続されている。この供給排出部101は、シート前後方向に延びるシリンダ103と、該シリンダ103内に嵌装され、シリンダ103に対してシート前後方向に摺動するピストン104とを有している。シリンダ103のシート前側端は閉塞されており、シート後側端は開口されている。シリンダ103内におけるピストンよりもシート前側には、上記接続管102を介して上記ガス室85と連通する調圧室105が形成されている。この調圧室105には、該調圧室105内のガス圧(ガス室85内のガス圧と同じ圧力)を検出する不図示の圧力センサが設けられており、この圧力センサにより検出されたガス圧が第1所定値よりも小さくなったときに、ポンプ106より供給管107を介してガスが調圧室105に供給され、この調圧室105から接続管102を介してガス室85内へガスが供給される。そして、上記ポンプ106は、上記圧力センサにより検出されたガス圧が上記第1所定値よりも高い第2所定値を超えたときに停止し、ガス室85内及び調圧室105内のガス圧を上記第1所定値から上記第2所定値までの間の値に維持するようになっている。尚、ガス室85にガスを供給しても、上記リンク機構86の第1〜第4リンク部材91〜94の構成及び配置により、リンク機構86及びオットマン81は作動できず、このため、ピストン84もシート前側へ移動することはない。
上記供給排出部101のシリンダ103のシート後側部分(上記接続管102の接続部分よりもシート後側部分)には、リリース用開口103aが形成されている。そして、ピストン104は、通常、シリンダ103内における上記接続管102の接続部分とリリース用開口103aとの間(シートバック36の角度位置によって変化するが、通常の角度位置では、接続管102の接続部分に近接した位置)に位置しているが、上記の如くシートバック36がシート前側に回動することで上記解除機構70により前後ロック部材43のロックが解除されるときに、解除機構70の第3リンク部材73及び連結部材77により、リリース用開口103aよりもシート後側へ移動するようになっている。このピストン104の移動により、ガス室85及び調圧室105内のガスがリリース用開口103aからシリンダ103外へ排出されることになる。尚、このとき、調圧室105内のガス圧が急激に上記第1所定値よりも小さくなって、ポンプ106の作動によりガスが調圧室105内に供給されることになるが、このガスもリリース用開口103aからシリンダ103外へ排出されて、ガス室85内及び調圧室105内のガス圧は高くならない。
上記格納状態にあるオットマン81を使用状態にするには、図3に矢印で示すように、乗員が手でオットマン81の下端部をシート前側へ引き出す。これにより、上記リンク機構86の第1及び第3リンク部材91,93が、それぞれ支持軸88,89の回りに図3で時計回り方向に回動して、オットマン81が、図4に示すように、下側ほどシート前側になるように傾斜した使用状態となる。この傾斜角は、オットマン81の引出し量に応じて、所定の最大傾斜角まで乗員が自在に決定することができる。
上記オットマン81の引出しによる第1及び第3リンク部材91,93の回動によって、第1リンク部材91と連結されたピストン84がシート前側へ引き出され、これにより、ガス室85内及び調圧室105内のガスが膨張してガス圧が上記第1所定値よりも低くなると、ポンプ106が作動して該ガス圧が上記第1所定値から上記第2所定値までの間の値に維持される。したがって、オットマン81に乗員が脚部を載せても、そのガス圧によりオットマン81の使用状態の姿勢は維持される。このように上記第1及び第2所定値は、乗員の脚部を十分に支持できる値であればよい。
ここで、上記オットマン81の使用状態において、車両衝突時に、乗員の脚部及びオットマン81に対してシート前側から外力(図5の白抜きの矢印参照)が作用したとすると、図5に示すように、リンク機構86を介して作動機構部82のピストン84がシート後側へ移動し、これにより、ガス室85内及び調圧室105内のガスが圧縮されることでガス圧が上昇して供給排出部101のピストン104がシート後側へ押圧されるが、このピストン104は、第1及び第2リンク部材71,72並びに連結部材77を介してシートバック36(シートバックサイドフレーム58)と連結されているとともに、シートバック36の回動は上記回動位置決め機構及びラチェット板59によって規制されているので、ピストン104はシート後側へ容易には移動できないが、各部材71,72,77等の撓みやそれらの間の僅かな遊び等によってピストン104が或る程度シート後側へ移動するとともに、上記回動位置決め機構とラチェット板59との間の隙間の分だけ、シートバック36がシート前側へ回動することになる。但し、ピストン104がシート後側へ移動しても、リリース用開口103aの位置には達しないようになっている(図5参照)。このため、車両衝突時に、ガス室85内及び調圧室105内のガスが排出されることはない。このときのピストン104の移動量L(図4に示された位置からの移動量)が衝撃吸収代に相当することになり、その衝撃吸収代とガスの圧縮とによって、オットマン81に載置された脚部への衝撃値を低減することが可能になる。
次に、上記オットマン81が使用状態にあるときに、後側後席シート5の乗員が乗降用操作レバー64を操作してシートバック36をシート前側へ回動させかつ前側後席シート4をシート前側へスライドさせたときの動作について説明する。
シートバック36がシート前側に回動すると、上述の如く、解除機構70の第1及び第2リンク部材71,72を介して前後ロック部材43によるロックが解除される。このとき、第1リンク部材71のシート前側端部のシート前側かつ下側への移動によって、第3リンク部材73が、図3の状態から反時計回り方向に回動し、これにより、第3リンク部材73の下端部がシート後側へ移動するため、図6に示すように、供給排出部101のピストン104が連結部材77を介してリリース用開口103aよりもシート後側へ移動する。この結果、ガス室85内及び調圧室105内のガスがリリース用開口103aからシリンダ103外へ排出される。このように解除機構70は、シートバック36のシート前側への回動により、供給排出部101に対してガス室85内及び調圧室105内のガスを排出させるべく作用するように構成されている。
上記のようにガス室85内及び調圧室105内のガスが排出された状態で、乗員が前側後席シート4をシート前側へスライドさせると、やがて、使用状態にあるオットマン81が前席シート3のシートバック16の後面に当接する。ここで、仮にガス室85内及び調圧室105内のガスが排出されていないとすると、そのガス圧によりオットマン81の使用状態が維持されて、前側後席シート4を上記当接位置からシート前側へ移動できなくなり、前側後席シート4のシートバック36の後面と後側開口部8の後縁(リヤホイールハウス9)との間に十分な乗降スペースを確保することができなくなる。しかし、本実施形態では、上記当接時には、既にガス室85内及び調圧室105内のガスが排出されているので、オットマン81がシート後側へ移動することが可能になっており、前側後席シート4を上記当接位置から更にシート前側へ移動させると、オットマン81が前席シート3のシートバック16から力を受けてシート後側に移動して、図6に示すように、格納状態となる。この結果、前側後席シート4を上記当接位置から更にシート前側へ移動させることができ、十分に広い乗降スペースを確保することができるようになる。
したがって、本実施形態では、上記作動機構部82を、シリンダ83と、オットマン81と連結され、該シリンダ83に対して摺動可能なピストン84と、該シリンダ83内において該ピストン84により区画形成され、ガスが充填されるガス室85とで構成し、後側後席シート5の乗員が後側開口部8を通って乗降する際には、シートバック36のシート前側への回動によってガス室85内のガスを排出するようにしたので、車両衝突時には、オットマン81に載置された脚部への衝撃値を低減することができるとともに、後側後席シート5の乗員が後側開口部8を通って乗降する際には、オットマン81が使用状態にあっても、容易に格納状態にして、十分に広い乗降スペースを確保することができる。
尚、上記実施形態では、前後ロック部材43によるロックを解除する解除機構70によって、作動機構部82におけるシリンダ83のガス室85内のガスを排出するようにしたが、このガスの排出を、例えば、乗降用操作レバー64の操作に連動させて行うようにしてもよい。
具体的には、図7に示すように、上記実施形態における解除機構70の第3リンク部材73をなくして、それの代わりに、乗降用操作レバー64(操作部材に相当)と連結部材77のシート後側端部とを連結するガス排出用ケーブル110を設ける。この場合、供給排出部101のピストン104及び連結部材77をシート前側に付勢しておき(ピストン104は接続管102の接続部分よりもシート前側へ移動しないように規制しておく)、車両衝突時には、上記付勢力により、ピストン104がリリース用開口103aまで移動しないようにする。また、乗降用操作レバー64の操作力を増幅する増幅装置を設けておき、上記付勢力に打ち勝って、ピストン104をリリース用開口103aよりもシート後側へ移動できるようにする。このような構成で、乗降用操作レバー64が操作されると、位置決め解除レバー61によって上記回動位置決め機構による位置決めが解除されるとともに、ガス排出用ケーブル110によって連結部材77及びピストン104がシート後側へ引っ張れ、これにより、ガス室85内のガスを排出することが可能になる。このことで、連結部材77、ガス排出用ケーブル110及び上記増幅装置は、乗降用操作レバー64の操作に連動して供給排出部101に対してガス室85内のガスを排出させるべく作用する操作連動機構を構成することになる。そうしてガス室85内のガスの排出後は、上記実施形態と同様に、シートバック36をシート前側へ回動させると、前後ロック部材43によるロックが解除されて、前側後席シート4をシート前側へスライドさせることが可能になり、前側後席シート4をシート前側へスライドさせて、使用状態にあるオットマン81が前席シート3のシートバック16の後面に当接したとしても、オットマン81が前席シート3のシートバック16から力を受けてシート後側に移動して格納状態となるので、十分に広い乗降スペースを確保することができる。
また、上記実施形態では、作動機構部82がオットマン81を積極的に駆動するものとはしていない(オットマン81の手動による駆動に追従してピストン84を駆動する)が、ガス室85に対するガスの供給及び排出(又は吸引)によりガス室85内のガス圧を変化させることによってピストン84を積極的に駆動して、オットマン81を自動駆動可能に構成してもよい。また、作動機構部82のシリンダ83及びピストン84の長手方向が、必ずしもシート前後方向と略一致している必要はなく、例えばシート幅方向であってもよい。
さらに、上記実施形態では、3列シートの前側後席シート4に本発明を適用したが、複数列シートにおいて後側の乗員の乗降用にスライドさせるシートであれば、本発明を好適に採用することができる。また、本発明は、後側の乗員の乗降用にスライドさせるシート以外に適用しても、簡単な構成で、オットマンに載置された脚部への衝撃値を低減することができる点で好ましい。
本発明は、オットマンを備えた車両用シートに有用であり、特に、複数列シートにおいて後側の乗員の乗降用にスライドさせるシートに有用である。
本発明の実施形態に係るオットマンを備えた車両用シート(前側後席シート)が搭載された車両の要部を示す側面図である。 前側後席シートを示す平面図である。 前側後席シート内の要部を示す、図2のIII−III線に相当する断面図である。 前側後席シートのオットマンを使用状態にしたときの図3相当図である。 車両衝突時にオットマンに対しシート前側から外力が作用したときの状態を示す図3相当図である。 乗降用操作レバーの操作によりシートバックをシート前側へ回動させかつ前側後席シートをシート前側へスライドさせるときの状態を示す図3相当図である。 作動機構部におけるシリンダのガス室内のガスを排出する構成の他の実施形態を示す図3相当図である。
符号の説明
1 車両
2 フロア
3 前席シート
4 前側後席シート(車両用シート)
5 後側後席シート
8 後側開口部
31 前後スライド機構
35 シートクッション
36 シートバック
43 前後ロック部材(位置決め機構)
59 ラチェット板(規制部材)
64 乗降用操作レバー(操作部材)
70 解除機構
77 連結部材(操作連動機構)
81 オットマン
82 作動機構部
83 シリンダ
84 ピストン
85 ガス室
101 供給排出部
110 ガス排出用ケーブル(操作連動機構)

Claims (5)

  1. シートクッションに着座している乗員の脚部を支持するオットマンを備えた車両用シートであって、
    上記オットマンは、作動機構部を介して、上記シートクッションの前側にてシート前後方向に移動することで格納状態と該格納状態よりもシート前側に位置する使用状態とに切換え可能に構成されており、
    上記作動機構部は、シリンダと、上記オットマンと連結され、該シリンダに対して摺動可能なピストンと、該シリンダ内において該ピストンにより区画形成され、ガスが充填されるガス室とで構成されていることを特徴とするオットマンを備えた車両用シート。
  2. 請求項1記載のオットマンを備えた車両用シートにおいて、
    上記シリンダ及びピストンの長手方向は、シート前後方向と略一致していることを特徴とするオットマンを備えた車両用シート。
  3. 請求項2記載のオットマンを備えた車両用シートにおいて、
    上記オットマンは、上記ピストンのシート前側端部に連結され、
    上記シリンダは、上記シートクッションに固定されていて、該シリンダのガス室に対し上記ガスの供給及び排出を行う供給排出部を有していることを特徴とするオットマンを備えた車両用シート。
  4. 請求項3記載のオットマンを備えた車両用シートにおいて、
    上記シートクッションに、シート前後方向に回動可能に支持されたシートバックと、
    上記シートクッションを車両の車室のフロアに対してシート前後方向にスライド可能とするスライド機構と、
    上記スライド機構による上記シートクッションのスライド位置を位置決めする位置決め機構と、
    上記シートバックの上記回動により上記位置決め機構による位置決めを解除する解除機構とを更に備え、
    上記解除機構は、上記シートバックの上記回動により、上記位置決め機構による位置決めを解除するとともに、上記供給排出部に対して上記ガスを排出させるべく作用するように構成されていることを特徴とするオットマンを備えた車両用シート。
  5. 請求項3記載のオットマンを備えた車両用シートにおいて、
    上記シートクッションに、シート前後方向に回動可能に支持されたシートバックと、
    上記シートバックの上記回動を規制する規制部材と、
    上記規制部材による上記回動の規制を解除するために操作する操作部材と、
    上記操作部材の操作に連動して上記供給排出部に対して上記ガスを排出させるべく作用する操作連動機構とを更に備えていることを特徴とするオットマンを備えた車両用シート。
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