JP2010004547A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010004547A
JP2010004547A JP2009183999A JP2009183999A JP2010004547A JP 2010004547 A JP2010004547 A JP 2010004547A JP 2009183999 A JP2009183999 A JP 2009183999A JP 2009183999 A JP2009183999 A JP 2009183999A JP 2010004547 A JP2010004547 A JP 2010004547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging camera
camera
housing
imaging
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009183999A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Matsutani
巌 松谷
Kazuo Shimoyamada
和郎 下山田
Tokuhiro Iwama
徳浩 岩間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009183999A priority Critical patent/JP2010004547A/ja
Publication of JP2010004547A publication Critical patent/JP2010004547A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 撮像カメラ使用時、筐体を開いた状態でも、また、筐体を折り畳んで閉じた状態でも、自己や他者の撮影、送話及び画像の確認などを可能とする。
【解決手段】 2つの筐体1,2が2つのヒンジ連結部3a,3bによって回動可能に連結されており、これらヒンジ連結部3a,3b間に、これに筐体1,2とは独立に回動可能に、撮像カメラ14が設けられている。これら筐体1,2の表面側には、表示部11やテンキー6などのメイン操作キーが設けられており、筐体2の背面側には、表示12や撮像カメラ14のシャッタボタン13などが、筐体1の側面には、撮像などのモード切換スイッチ9が設けられている。筐体1,2を折り畳んで閉じた状態でも、指先で撮像カメラ14の向きを変えることができて撮影者自身や外部の被写体の撮影ができるし、撮影結果なども表示部12でモニタできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ電話機能付の携帯電話機などの携帯端末装置に係り、特に、2つの筐体が回動可能に連結されてなり、これら筐体を開閉可能とした撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置に関する。
携帯端末装置は、従来、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)や携帯電話機など各種あるが、最も広く社会で活用されているのが携帯電話機である。そして、表示部を備えた筐体と操作部を備えた筐体とを折り畳み可能にヒンジ連結部で係合させた構成の折畳み式携帯電話機が、小形化できることを特徴にして、携行性に優れている。かかる折畳み式携帯電話機としては種々の方式が知られており、例えば、特許文献1や特許文献2などには、折畳み式の小型筐体化した携帯電話機が開示されている。また、近年では、文字や画像情報の通信に対応して表示パネル面を大きくし、この表示面を折畳み可能としているものもある。
かかる携帯電話機に撮像カメラを搭載することにより、この撮像カメラからの画像情報をメールやインターネットで通信することが可能となり、かかる画像情報を通信する上で好適であり、利便性に優れる。このように、携帯電話機に撮像カメラを搭載した一従来例が、特許文献3に開示されている。これは、筐体背面に撮像カメラを搭載し、外部の被写体(他者)の撮影をLCD(液晶ディスプレイ)でその画像を確認しながら行なうものである。これは、撮影した画像情報の送受信を可能とすることから、新たな使い勝手をユーザに提示している。しかし、かかる構成では、他者の撮影に重点が置れているため、撮影者自身(自己)を撮影する場合の使い勝手の向上が望まれる。
一方、特許文献4や特許文献5に開示される撮像カメラ搭載型折畳み式携帯電話機では、撮像カメラがヒンジ連結部で回転式に取り付けられており、このため、LCD側の筐体を開いた状態からワンタッチで撮像カメラの向きを自己と外部の被写体との両方に切り換えることことが可能であり、かつLCDで撮りたい画像を確認しながら撮影を行なうことができる。これにより、自己撮影の利便性が向上するだけでなく、通話をしながら撮像カメラを自己の方に向けて撮影し、相手側の画像をLCDで表示させることにより、いわゆるテレビ電話機能も違和感なく使用できるようにしている。しかし、これら従来例では、外部被写体を、表示部でその画像を見ながら、撮影する場合には、2つの筐体をヒンジ連結部で開いた状態にする必要があり、折畳み式での小型化の優位性が欠落してしまうという課題がある。
この点を改善した従来例としては、特許文献6に記載のものが挙げられる。これは、一方の筐体の内側に大型のLCDを設け、もう一方の筐体には、シースルー液晶を配設したものであり、これにより、折り畳んだ状態でも、シースルー液晶を通してLCDに表示された情報及び画像を閲覧することができることを特徴としている。かかる構成によると、折り畳んで小型化した状態でも、自己及び外部の被写体の撮影が可能であり、さらに、テレビ電話として使用する場合も、利便性の高いものとなる。
特公平5−44217号公報 特開平7−95651号公報 特開2001−320463号公報 特開平10−65780号公報 特開平11−69214号公報 特開2000−253113号公報
しかし、近年、メールやインターネットなどの閲覧において、主に使用する表示部は高画質,高精細を求められているが、上記の特開2000−253113号公報に記載の技術においては、使用されるシースルー液晶にバックライトが設けられていないなどから、かかるシースルー液晶は、現在主流となっているLCDと比較して、画質や見易さが劣るという課題を有する。
また、上記の特開平11−69214号公報や特開2000−253113号公報に記載の技術では、ヒンジ連結部が片側のみとなっている。そこで、2つの筐体を支承する上でのネジリ剛性や曲げ剛性が低くなるという課題を有する。即ち、撮像カメラを回動させるときに、片持梁の状態でこじり力が撮像カメラ部分に働き、使用中の変形破損に対して脆弱である。
ところで、上記特開平10−65780号公報に記載の技術では、ヒンジ連結部が両端の2箇所にあるので、上記の特開平11−69214号公報や特開2000−253113号公報に記載の技術のような片持梁よりも強固であるが、撮像カメラ部がヒンジ連結部の外形より大きいため、撮影者が撮像カメラの向きを変える際、ヒンジ連結部にかかるモーメントが大きく作用し、やはりヒンジ連結部の損傷を起こす可能性がある。さらには、撮像カメラ内部の光学系の歪を起こす危険性も拭いきれない。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、撮像カメラとしての撮影自由度を向上させ、さらに、テレビ電話機として使用するときにおいても、取り扱いをより簡便にすることができるようにした撮像カメラ付き折畳み式携帯端末装置を提供することにある。
さらに詳細には、第1の目的として、撮像カメラの使用時、表示部を備えた第1の筐体を開いた状態で自己及び他者の撮影をワンタッチで切り換えることができるだけでなく、第1,第2の筐体を折り畳んで閉じて小型化した状態であっても、自己及び他者の撮影を可能とするものである。また、第2の目的としては、筐体を折畳んだ状態で送話及び画像の確認を可能とするものである。第3の目的として、2つの筐体を回動可能に連結するヒンジ連結部を剛性の高い構成とするものである。
かかる目的を達成し、利便性が高く、携帯性に優れた撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は、第1と第2の筐体を複数のヒンジ連結部で回動可能に連結し、これらヒンジ連結部間に、第1,第2の筐体とは独立に回転可能に撮像カメラを設けたものである。そして、撮像カメラの開口部方向を可変とする回動構成とし、これにより、撮影者自身や背景風景などの外部の被写体の撮影を行ない、撮影した動画や静止画の送信が可能なテレビ電話に対応できるようにする。
また、第2の筐体の撮影者に面する側を前面とし、これとは反対側の面を背面としたとき、前面には、第1の表示部を、背面には、第2の表示部を夫々配設する。これにより、折り畳み状態では、背面の第2の表示部で画像の確認をし、折り畳みから開いた状態では、前面の表示部で画像の確認をする。
さらに、この第1,第2の筐体の開閉状態及び撮像カメラの回転角を検知するためのスイッチまたはセンサを検知手段として用い、これによって第1,第2の表示部に表示される画面を上下もしくは左右反転させ、第1,第2の筐体の開閉状態にかかわらず、各種情報を正しい画像として閲覧できるようにする。
さらにまた、ヒンジ連結部を複数用いて第1,第2の筐体を回動可能に連結し、これら
ヒンジ連結部間の中央部に撮像カメラを配設する構成とする。また、ヒンジ連結部の軸受
ユニットの外径に対し、撮像カメラの光学レンズの回転半径を小さくし、光学系の安定性
を高めるものである。
以上の構成により、第1,第2の筐体を開いた状態のみならず、閉じた状態においても、第2の表示部でモニタしながら、撮像カメラを用いて撮影者自身あるいは撮影者以外の被写体の撮影を可能とし、さらに、テレビ電話も可能となる。また、複数のヒンジ連結部を用いることは、捩じりや曲げに対して撮像カメラの剛性も高め、構造的に信頼性の向上を実現可能とする。
また、第1の筐体の表面や第2の筐体の背面に送話手段を配設するので、撮影とともに音声も入力でき、テレビ電話として機能を実現できる。
本発明によれば、撮像カメラをヒンジと同じ回転中心で回動可能に配設したことにより、撮像カメラの開口部方向を自在に変えることができ、撮影者自身及び外部の被写体の静止画や動画を簡便に撮像することを可能となる。
また、本発明によると、一方の筐体には、表裏両面に表示部が設けられているので、これを撮像カメラと併用することにより、筐体を折畳んで小型化した状態でも、撮影者自身や外部の被写体の撮像が可能となる。
さらに、本発明によると、撮像カメラの近傍に配したマイクやイヤホンを配置し、これを用いることにより、筐体の開閉状態にかかわらず、テレビ電話としての利用も可能である。
さらにまた、本発明によると、撮像カメラを2つのヒンジ連結部の間の中央に配設し、ヒンジ連結部を2箇所で軸支するものであるから、従来の撮像カメラ付き携帯電話機よりも筐体や撮像カメラのネジリや曲げに対する機械的な強度が向上し、信頼性のより高く、安定した撮影が実現できる。
本発明による撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置の一実施形態を示す外観図である。 図1に示す実施形態の一使用状態を示す斜視図である。 図1に示す実施形態の他の使用状態を示す斜視図である。 図1に示す実施形態のさらに他の使用状態を示す斜視図である。 図1に示す実施形態のさらに他の使用状態を示す斜視図である。 図1に示す実施形態での撮像カメラ部分の構成を示す斜視図である。 図1に示す実施形態での撮像カメラ部分とその回転機構の構成の一具体例を示す断面図である。 図1に示す実施形態での撮像カメラ部分とその回転機構の構成の他の具体例を示す断面図である。 図1に示す実施形態のヒンジ連結部と撮像カメラ14を分解して示す斜視図である。 図9に示す各部品を組み立てた状態を示す斜視図である。 図1に示す実施形態の筐体を分解して示す斜視図である。 図1に示す実施形態の一使用例を示す斜視図である。 図1に示す実施形態の使用時における撮像カメラの回転範囲を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明による撮像カメラ付きの折畳み式携帯電話機の一実施形態の通常使用状態を示し、同図(a)はその正面図、同図(b)はその側面図、同図(c)はその背面図であって、1,2は筐体、3a,3bはヒンジ連結部、4は十字キー、5a,5bはソフトキー、6はテンキー、7は送話器、8はイヤホン挿入口、9はモード切換スイッチ、10は受話器、11,12は表示部、13はシャッターボタン、14は撮像カメラ(実際には、カメラレンズであるが、説明の便宜上、撮像カメラとして説明する。)、15a,15bはマイクである。
同図(a)〜(c)において、この実施形態は、ヒンジ連結部3a,3bによって開閉可能に連結された2つの筐体1,2からなり、これらヒンジ連結部3a,3b間に撮像カメラ14が設けられている。ここで、X−X軸はヒンジ連結部3a,3bの中心軸であり、筐体1,2は、かかるX−X軸を回動軸として、回動可能であり、これらの面を合わせた状態に折り畳むことができる構造をなしている。
一方の筐体1の表面には、図1(a)に示すように、主なる入力操作を行なうための十字キー4やソフトキー5a,5b、テンキー6といったメイン操作キーと送話器7とが配置されており、側面には、イヤホン挿入口8と撮像カメラ14の撮像モードなどを切り換えるためのモード切換スイッチ9(図1(b))が設けられている。
また、他方の筐体2の表面には、図1(a)に示すように、受話器10と表示部11とが設けられ、その背面には、図1(c)に示すように、他の表示部12と撮像カメラ14のシャッターボタン13とマイク15bとが配置されている。また、図1(a)に示すように、ヒンジ連結部3a,3b間の撮像カメラ14の脇には、マイク15aが、撮像カメラ14の撮影方向と同方向に向けて、配置されている。このマイク15aは、必ずしも設ける必要はないが、好適には、具備した方がより実用的である。なお、図示しないが、この実施形態では、伸縮可能なアンテナも設けられており、このアンテナにより、サーバとの通信機能やGPS(全地球測位システム)機能を用いることができる。
図1(a)において、筐体1のメイン操作キー4,5a,5b,6は、電話番号やその他の情報を入力する入力部をなすものである。テンキー6は0〜9までの数値と*や♯などの記号が割り当てられ、この実施形態を一般的な電話として使うときに、相手の電話番号を入力するのに用いる。また、各テンキー6には、数字の他に仮名(ひらがなやカタカナ)やアルファベット,記号も割り当てられており、メールなどを送る場合の文字情報などを入力することもできる。さらに、テンキー6は、発信キーや電源/終了キー,リダイアルキーなども含んでいる。ソフトキー5a,5bは、これらの単独操作またはテンキー6との組み合わせ操作により、電話とメールあるいはインターネットなどの情報通信との切り換えや着信音、表示部11,12の色,明るさなどの設定,選択または変更、文字入力時の入力モード,変換モードの切り換えなどを行なうのに用いられる。また、十字キー4は、表示部11,12のメール着信文書が長い場合には、表示部11での画面のスクロールを行なわせるものである。この十字キー4は、メールを送るとき、内蔵するメモリ(図示せず)に予め記憶された宛先や文書を呼び出して選択し、画面表示や送信を行なう機能も有している。これら十字キー4やソフトキー5a,5b、テンキー6といったメイン操作キーは、制御部(図示せず)により制御しているので、同じキーが押下されても、制御部からの制御により、キー操作の組み合わせで異なるデータあるいは異なる入力信号として扱うことができる。
モード切換スイッチ9は、撮像カメラ14による撮像条件の設定モードや動画撮像モード,静止画撮像モードといった撮像モード、さらには、これらの撮影画像を閲覧するモードを切り換えるためのスイッチである。即ち、撮影者がモード切換スイッチ9を操作することにより、撮影前に設定モードとし、ここで特定の撮影条件を設定した後、撮像モードに切り換えて所望モードの撮影を行なうことができる。なお、モード切換スイッチ9で閲覧モードに切り換えることにより、撮影後の画像やその枚数の確認並びに不要画像の削除、また、撮影画像が動画像であれば、動画編集などの機能を用いることができる。なお、ここでは、このモード切換スイッチ9を筐体1の側面に設けたが、この筐体1の背面や他方の筐体2の側面,背面に設けるようにしてもよい。
ヒンジ連結部3a,3b間のほぼ中央部には、筐体1,2とは独立に、撮像カメラ14が回動可能に配設されており、動画や静止画の撮影が可能である。そして、この撮像カメラ14は、その撮影方向に向けてマイク15aが配設されており、これを用いることにより、動画撮像時に音声を付加させることができる。この動画情報は、メールなどに添付して通信相手との間で送受信を行なうことができるし、また、保存して置いて撮影者が後に閲覧することができるようにすることもできる。
筐体2には、その表背面に1つずつ表示部11,12が設けられている。筐体の表面に設けられている表示部11は、電源の状態や電波強度,電池残量,サーバ接続状態,未読メールなどの動作状態をモニタ表示するほか、入力した電話番号やメール宛先,メール送信文書などや動画及び静止画,着信時の発呼者の電話番号,着信メール文書,接続されたインターネット画面などの受信データの表示を行なう。
これに対し、筐体2の背面に配設された表示部12は、筐体1,2を折畳み状態、即ち、閉じ合わせたときに主として用いられる表示手段である。即ち、この表示部12では、長手方向(Y方向)に小型化した状態で、日時時間や待ち受け画像,電池残量,メールの着信状態やサーバ接続状態が表示されるほか、モード切換スイッチ9による各種モードの切換えに伴って、動画や静止画などの閲覧や撮像カメラ14による撮影のモニタなどに用いることができる。
筐体2には、図1(c)に示すように、さらに、その背面にシャッタボタン13を配設されている。このシャッタスイッチ13は、筐体1,2を折畳んだ状態でも、片手操作が可能となり、これにより、かかる状態でも容易に撮影をすることができる。また、この筐体2の背面には、マイク15bが設けられており、筐体1,2を開いた状態での外部の被写体の動画撮像や閉じた状態でのテレビ電話の音声通話にも、対応できるようにしている。
また、上記のGPS機能と筐体1,2を折り畳んだ状態で表示部12が外側に向いている利便性とを利用し、カーナビや歩行者ナビとして利用することも可能である。簡易カーナビとしては、車載用携帯電話機ホルダーなどでこの実施形態を車のダッシュボードなどに取り付け、表示部12で道路状況などの情報を閲覧ながら、イヤホン挿入口8(図1(a))に挿入したイヤホン(図示せず)で音声情報を確認するなどして使用することが可能となる。
また、表示部12に二次元バーコードを表示させておくなどして、個人情報をリーダ機器などに読ませることにより、いわゆるEコマースとしての利用も可能である。具体的には、自動販売機におけるカード決済や高速道路料金所でのETC(自動料金徴収システム)による自動決済、または駅の自動改札機におけるスイカなどの利用において、携帯電話機を折り畳んだ状態でこれらのサービスに対応させるものであり、これにより、利便性が非常に高いものとなる。
また、静止画カメラとしては、モード切換スイッチ9を操作することにより、撮像カメラ14の撮像モードを静止画モードに設定することができる。この設定により、撮像カメラ14が静止画を撮像することができる。このとき、表示部11または表示部12で撮影者自身や外部の被写体の画像をモニタしながら、撮像カメラ14の開口部方向(撮影方向)を指先で角度調節し、ソフトキー5aまたはソフトキー5bを撮像カメラ14のシャッタとして使用することにより、内部メモリ(図示せず)に静止画像を保存する。
また、モード切換スイッチ9を操作してテレビ電話モードに設定してから撮像カメラ1
4の開口部方向を撮影者自身に向けると、撮影者の画像が相手側の携帯端末操作に送信さ
れ、表示部11または表示部12には、相手の画像を表示させることができる。そして、
イヤホンジャック8に挿入したイヤホン(図示せず)とマイク15aまたはマイク15b
とを使用することにより、音声通話のやり取りが行なうことができるので、いわゆるテレ
ビ電話としての通話が可能となる。
一方、相手側からのテレビ電話の発呼がある場合には、自動的にテレビ電話モードに移
行するが、相手方が通常の電話モードである場合には、そのまま通常の通話を続行するこ
とが可能である。
次に、図2〜図5により、撮像カメラ14による撮像時の表示部11,12の表示状態
について説明する。
図2は筐体1,2を開き、表示部11と撮像カメラ14の開口部方向(M方向)を撮影
者側に向けた場合を示す斜視図であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複す
る説明を省略する。
同図において、撮影者自身を撮影するときには、撮像カメラ14の開口部方向(M方向
)が撮影者の方向、即ち、手前側に向けられる。このとき、表示部11に映る画像は鏡像
でなければならないから、筐体1,2が“オープン”状態であること、即ち、折り畳み状
態でなく、開いた状態であること、及び撮像カメラ14が“手前側”(筐体1,2の表面
側)に向いていることがセンサやスイッチ(図示せず)で検出され、表示画面11の画像
が左右反転される。
図3は筐体1,2を開き、筐体2の表示部11を撮影者側に向け、撮像カメラ14の開
口部方向(K方向)を外部の被写体側に向けた場合を示す斜視図であって、70は撮影者
であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、この場合には、撮像カメラ14が図2に示す状態からX−X軸を中心に
して180゜回転した状態にする。この場合も、筐体1,2の表面を撮影者70側とする
。これにより、撮像カメラ14に対して被写体が180゜上下逆転した状態となるので、
表示部11に表示される画像も同様に逆転することになる。そこで、筐体1,2が“オー
プン”状態であること、及び撮像カメラ14が“相手側”(即ち、筐体1,2の背面側)
であることがセンサやスイッチ(図示せず)で検出され、表示部11の画像の上下反転処
理が行なわれる。また、相手側となる表示部12でも、画像表示をすることが可能である
が、この場合には、相手の鏡像を表示しなければならないので、同様の検出を行なって表
示部12での画像の左右反転が行なわれる。
図4は筐体1,2を閉じ、筐体2の背面の表示部12と撮像カメラ14の開口部方向(
N方向)とを撮影者側に向けた場合の斜視図であって、図1に対応する部分には同一符号
を付けて重複する説明を省略する。
同図において、この場合には、表示部12に表示される画像は鏡像でなければならない
ので、筐体1,2が“クローズ”状態であること、即ち、折り畳み状態であること、及び
撮像カメラ14が“手前側”であることがセンサやスイッチ(図示せず)で検出され、表
示画面12での画像の左右反転が行なわれる。
図5は筐体1,2を閉じ、筐体2の背面の表示部12を撮影者70側に向け、撮像カメ
ラ14の開口部方向(P方向)を外部の被写体側撮影者70が見る方向に向けた図である
同図において、この場合には、撮像カメラ14が図4に示す状態からX−X軸を中心に
して180゜回転した状態にする。この場合も、筐体1,2の表面を撮影者70側とする
。これにより、撮像カメラ14に対して被写体が180゜上下逆転した状態となるので、
表示部12に表示される画像も同様に逆転することになる。そこで、図2に示す状態から
図3R>3に示す状態へ移す場合と同様に、筐体1,2が“クローズ”状態であること、即
ち、折り畳み状態にあること、及び撮像カメラ14が“相手側”であることがセンサやス
イッチ(図示せず)で検出され、表示画面12での画像の上下反転が行なわれる。
次に、図6及び図7により、撮像カメラ14の一具体例の構造とその回動機構と撮像カ
メラ14の回動を検知する検知手段とについて説明する。
図6は撮像カメラ14及び筐体1のリアケース29の一部を示す斜視図、図7はその断
面図であって、20はホルダ、21は光学レンズ、22は撮像センサ(撮像素子)、23
,24はブラケット、25は段付きピン、26はカメラケース、27は円形突部、28は
可撓性基板、29は筐体1のリアケース、29a,29bはリアケース29の端部、30
はスイッチ、31は撮像カメラ開口部、32は保護板、33はIRフィルタ、34a,3
4bは軸受ユニットである。
なお、図6においては、撮像カメラ14のカメラケース26とその一部である円形突部
27,リヤケース29の端部29a,29bは半分のみを示している。
まず、図6及び図7により、撮像カメラ14の詳細構造について説明する。
撮像カメラ14は、撮像カメラ開口部31を有するカメラケース26内にホルダ20に取
り付けられた光学レンズ21,IPフィルタ33や撮像センサ22などの部材が収納され
てなり、この撮像カメラ開口部31にこれら部材を保護するための保護板32が取り付け
られている。かかる撮像カメラ14が携帯電話機に取り付けられた状態で回転できるよう
にするために、カメラケース26が、軸x−xを中心軸として、円筒形状をなしており、
その側面の中央部に撮像カメラ開口部31が設けられている。そして、かかる円筒形状の
カメラケース26の一方の端面側が円形突部27をなしており、他方の端面にブラケット
23,24が段付きピン25によって取り付けられている。このカメラケース26の円形
突部27が一方の軸受ユニット34aに回転可能に取り付けられている。また、ブラケッ
ト24は他方の軸受ユニット34bと一体のものであって、このブラケット24が、段付
きピン25により、ブラケット23を介してカメラケース26の他方の端面に回転可能に
押し付けられている。ここで、ブラケット23はクリック感を出すための板バネであり、
ブラケット24がこのブラケット23の受け手となっている。
また、撮像カメラ開口部31の向きが撮影者側である“手前側”であるか、その反対側
である“相手側”であるかを検出するため、リアケース29上にスイッチ30が配設され
ており、撮像カメラ14のカメラケース26が、回転して特定の角度になると、スイッチ
30と接触する構成となっている。なお、筐体1,2の開閉の検知は、筐体1,2にマグ
ネット(図示せず)を用いており、スイッチ30は撮像カメラ14の回動を検知するもの
である。
この撮像カメラ14の内部の光学系は、撮像カメラ開口部31に面した保護板32,光
学レンズ21,IRフィルタ33及びそれらを保持するホルダ20で構成され、撮像セン
サ22に被写体像を結像させる。
この撮像センサ22は、可撓性基板28によって携帯電話機の筐体1内に配設された内
部基板(図示せず)と接続されている。また、円形突部27と段付きピン25との中心軸
、即ち、カメラケース26の中心軸x−xが撮像カメラ14の回転中心軸をなしており、
撮像カメラ開口部31を筐体1,2の表面側正面から側面側,背面側まで向けることを可
能としている。従って、筐体1,2の取り付け中心軸(X−X軸)と撮像カメラ14の回
転中心軸x−xとは略一致している。そこで、撮像カメラ14の回動半径は、撮像カメラ
14の主要構成要素である光学レンズ21とこの回転中心x−xまでの距離で規定される
。この距離は、軸受ユニット34a,34bの外径の半径より短く設定されている。
なお、可撓性基板28は、撮像カメラ14の回転を可能とするために、円筒状に形成さ
れており、これにより、回転による破損や接続不良を防止している。
また、撮像カメラ14の回動検知はスイッチ30によって行なわれるものとしたが、メ
カニカルなスイッチに限定されるものではなく、磁気や光センサを用いることでも可能で
ある。そこで、これらの検知手段からの出力情報を基に、上記のように、表示部11,1
2での画像の左右,上下反転の制御を制御回路(図示せず)で行なう。
図8は撮像カメラ14の他の具体例の構造を示す断面図であって、35はマイク、36
は信号線、37はメッシュ部であり、図6,図7に対応する部分には同一符号を付けて重
複する説明を省略する。
この実施形態は、撮像カメラ14の内部にマイクを設けたものである。
同図において、円筒形状をなすカメラケース26の側面には、撮像カメラ開口部31か
ら回転軸x−xに平行な方向にメッシュ部37が設けられており、このカメラケース26
内のこのメッシュ部37に対向した位置にマイク35が配設されている。このマイク35
と撮像センサ22とは信号線36で接続されており、さらに、可撓性基板28を介して内
部基板(図示せず)と接続する。
このようにして、この具体例では、撮像カメラ14が回転しても、マイク35は常にそ
の撮像カメラ開口部31と同じ向きに設定されている。
次に、図9及び図10により、撮像カメラ14とヒンジ連結部3a,3b(図1)との構
造関係の一具体例について説明する。
ここで、図9はヒンジ連結部3a,3bと撮像カメラ14との構成部品を示す分解斜視
図、図10はこれらヒンジ連結部3a,3bと撮像カメラ14の組立て状態を示す斜視図
であって、38a,38bはネジ穴部、39はLCDフレーム、40a,40bはネジ穴
部、41a,41bは連結部、42a,42bはヒンジ、43はリヤケース、44a,4
4bはリヤケース43の端部であり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複
する説明を省略する。
図9において、ここでは、図面を簡易化のために、筐体1,2及び撮像カメラ14の前
面側ケースと内部基板とは省略した。また、筐体1のリヤケース29やLCDフレーム3
9、筐体2のリヤケース43の端部44a,44bは、連結部に近い部分のみ表現してい
る。また、撮像カメラ14のカメラケース26も、撮像センサ22から光学レンズ21の
ホルダ20を示すために、下部のみを示している。
軸受ユニット34a,34bは、筐体1の内部基板(図示せず)にネジ穴38a,38
bからのネジ(図示せず)によって固定されて筐体1と一体化するとともに、撮像カメラ
14のカメラケース26の軸受けを構成する。これより、撮像カメラ14のカメラケース
26は回転中心軸x−x(図7)を中心に回動可能となる。
また、LCDフレーム39も、同様に、筐体2の内部基板にネジ穴部40a,40bか
らのネジ(図示せず)によって固定され、筐体2と一体化される。そして、軸受ユニット
34a,34bとLCDフレーム39の連結部41a,41bとは、その中心軸が先の回
転中心軸x−xと一致するように、ヒンジ42a,42bによって左右から取り付けられ
る。これにより、筐体1,2が回動可能になる。即ち、軸受ユニット34a,34bとL
CDフレーム39の連結部41a,41bとヒンジ42a,42bと筐体1のリヤケース
29の端部29a,29bが、図11で後述するリヤケース43の端部44a,44bや
フロントケース51の端部51a,51b、フロントケース45の端部45a,45bを
も含め、ヒンジ連結部3a,3bを構成する。
かかる構成のヒンジ連結部3a,3bは、図10に示すように、回転中心軸X−Xに直
交する軸を中心にネジリモーメントT(N・mm)でねじったとき、筐体1,2の境界(
軸受ユニット34a,34b間の距離L[mm])にかかる剪断力F(N)は、(L/2
)・F=Tであるから、F=2T/L(N)と表現できる。即ち、2つの軸受ユニット3
4a,34bを配置することにより、外力に対してより強固になり、精密部品の組合わせ
である撮像カメラ14がより安定した状態で保持できる。そして、撮像カメラ14は、図
1に示すように、ヒンジ連結部3a,3b間のほぼ中央に位置しているので、ヒンジ連結
部3a,3bの変形に対してその変形は少なくできる。さらにまた、撮影者70が撮像カ
メラ14のカメラケース26に触って回動させるときに生ずるこじり力は軸受ユニット3
4a,34bの外径部に作用し、外径部の弾性変形を生じさせる。しかし、撮像カメラ1
4の主要構成要素である光学レンズ21の回動半径は、軸受ユニット34a,34bの外
径の半径より小さいので、光学系の歪が実用上許容できる程度に小さくなる。
また、撮像カメラ14を軸X−Xを中心に回転させるとき、撮影者はカメラケース26
の外側に指を押し当てて撮像カメラ14を回転させるが、カメラケース26の外形直径が
軸受ユニット34a,34bの外径と概ね同じ外径にしてあるので、撮像カメラ14にか
かる外力によるモーメントも小さくできる。即ち、従来例として示した特開平10−65
780号公報に示されるような軸受ユニット34a,34bの外径より大きな撮像カメラ
14でなく、従来以上に構造の変形が少なく安定な構造を提供できる。
そして、この部位に金属製の軸である2本のヒンジ42a,42bを用いていることに
より、従来例として示した特開平11−69214号公報や特開2000−253113
号公報に開示の従来例のようなヒンジ1本を用いるときに比べて、強度の向上が図れてい
る。
次に、図11により、この実施形態の筐体1,2について説明する。但し、45は筐体
1のフロントケース、45a,45bはフロントケース45の端部、46a,46b,4
7,48,49は貫通穴、50は線、51は筐体2のフロントケース、51a,51bは
フロントケース51の端部、52はスピーカ穴、53はLCD穴、54はマイク穴、55
は線であり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、筐体1(図1)は、フロントケース45とリアケース29との組み合わ
せから構成されていする。このフロントケース45には、ソフトキー5a,5b(図1)
のための貫通穴46a,46bや十字キー4(図1)のための貫通穴47,テンキー6(
図1R>1)のための貫通穴48,マイク7(図1)のための貫通穴49が設けられている
。また、このリアケース29は、バッテリ交換を可能とするために、線50で分割するこ
とができる。
筐体2(図1)も、同様に、フロントケース51とリヤケース43との組み合わせから
構成されている。このフロントケース51には、受話器10(図1)のためのスピーカ穴
52と表示部11(図1)のためのLCD穴53とが設けられ、また、このリヤケース4
3には、マイク15b(図1)のための貫通穴54が設けられている。なお、線55は意
匠性を持たせるための凹凸を示す線である。
端末装置を組み立てる場合には、これら4つのケース29,43,45,51を組み合
せる。即ち、ヒンジ連結部3a,3bとは、図10に示す軸受ユニット34a,34bと
LCDフレーム39の連結部41a,41bとを、フロントケース45,51の端部45
a,45b,51a,51bと、リヤケース29,43の端部29a,29b,44a,
44bとの接合により、一体化した全体構成を意味するものである。
次に、図12及び図13により、この実施形態の実際の使用法について説明する。ここ
で、図12はこの実施形態を撮影者の手のひらに乗せて挟持した状態を示す斜視図であり
、図13はこの実施形態の折畳み状態と撮像カメラ14の開口部31の向きとの関係を示
す模式図である。なお、71,72,73,74は夫々撮影者70(図3)の親指,人指
し指,薬指,小指であり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を
省略する。
図12において、撮影者70は、この実施形態の携帯端末装置を折り畳んだ状態で手に
乗せ、例えば、親指71,人指し指72,薬指73,小指74で挟持しながら親指71で
シャッタボタン13(図1(c))に触れる。そして、人差し指72あるいは中指(図示
せず)で撮像カメラ14のカメラケース26を軽く押しながら回動させ、撮像カメラ14
の開口部31を被写体の方向に向ける。また、親指71でモード切換スイッチ9を操作す
ることにより、撮影モード選択することができる。即ち、撮影者70の望む被写体を筐体
2の背面側の表示部12でモニタしながら、動画の撮像やその編集、また、静止画や撮影
した枚数の確認,不要画像の削除,閲覧の機能を用いることも可能である。
そして、例えば、ヒンジ連結部3a(図1)側から見た図13(a)に示す筐体1,2
を閉じた状態において、撮像カメラ14の回転中心軸X−Xから見て筐体1,2の境界方
向を0゜とすると、撮像カメラ14の開口部31としては、この0゜の方向を基準として
図面上時計廻り方向に直交する90゜の方向からさらに時計廻り方向の270゜の方向ま
での範囲の任意の方向に指操作でもって設定することができる。この90゜の方向を自己
撮影の方向とすると、それ以外の270゜までの方向が外部の被写体の撮影方向というこ
とになる。勿論、270゜の方向が自己撮影方向であって、それ以外の0゜までの方向が
外部の被写体の撮影方向であってもよい。図13(b)は撮像カメラ14の開口部31が
270゜の方向を向くように操作した状態を示すものである。
このように、この実施形態では、シャッタ操作を含む撮影のための操作を折り畳んだ状
態で片手操作で可能であり、撮影のための操作が非常に容易となる。
なお、以上説明した実施形態は携帯電話機を例としたが、本発明はこれに限るものでは
なく、例えば、PDAなどの他の折り畳み式の携帯端末装置に適用可能であることはいう
までもない。
1,2 筐体
3a,3b レンジ連結部
4 十字キー
5a,5b ソフトキー
6 テンキー
7 送話器,
8 イヤホン挿入口
9 モード切換スイッチ
10 受話器
11,12 表示部
13 シャッタボタン
14 撮像カメラ
15a,15b マイク
20 ホルダ
21 光学レンズ
22 撮像センサ
23,24 ブラケット
25 段付きピン
26 カメラケース
27 カメラケース26の円形突部
28 可撓性基板
29 筐体1のリアケース
30 スイッチ
31 撮像カメラ14の開口部
32 保護板
33 IRフィルター
34a,34b 軸受ユニット
35 マイク
36 信号線
37 メッシュ部
38a,38b ネジ穴部
39 LCDフレーム
40a,40b ネジ穴
41a,41b 端部
42a,42b ヒンジ
43 筐体2のリアケース
44a,44b リアケース43の端部
45 筐体1のフロントケース
46a,46b ソフトキー5a,5bの貫通穴
47 十字キー4の貫通穴
48 テンキー6の貫通穴
49 送話器7の穴
50 バッテリ蓋を示す線
51 筐体2のフロントケース
52 受話器10の穴
53 表示部11の穴
54 マイク15bの穴
55 凹凸を示す線
70 撮影者
71〜74 指

Claims (7)

  1. 表面側に処理操作を行なうための第1の操作部を有する第1の筐体と、表面側に情報を表示する第1の表示部を有する第2の筐体と、該第1の筐体と該第2の筐体とを回動可能に連結する複数の連結部とを備え、該第1,第2の筐体を、夫々の表面側が重なるように、閉じて折畳み状態とすることができるようにした撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置において、
    該複数の連結部間に、該第1,第2の筐体とは独立に回動可能に撮像カメラを設けるとともに、該第2の筐体の背面側に第2の操作部と第2の表示部を設け、該撮像カメラの回動可能範囲を、該第1,第2の筐体の開閉状態に拘らず、撮影方向が互いに反対方向となり得る範囲としたことを特徴とする撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置。
  2. 請求項1において、
    前記撮像カメラの回動中心軸は、前記第1,第2の筐体の回動中心軸にほぼ等しく、
    前記撮像カメラの光学レンズの該回動中心からの回動半径が前記連結部の外径の半径より小さいことを特徴とする撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1の筐体の側面または前記第2の筐体の側面、もしくは前記第2の筐体の背面に、前記撮像カメラの撮像モードを切り換えるための操作部を設けたことを特徴とする撮像カ
    メラ付きの折畳み式携帯端末装置。
  4. 請求項1,2または3において、
    前記第2の操作部は、前記撮像カメラのシャッタボタンであることを特徴とする撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置。
  5. 請求項1,2,3または4において、
    前記撮像カメラの回動角を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した回動角に応じて、前記第1,第2の表示部に表示する画像を上下または左右反転する制御手段と
    を設けたことを特徴とする撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置。
  6. 請求項1,2,3,4または5において、
    前記第1の筐体の表面側に第1の送話手段を設けるとともに、前記第2の筐体の背面側に第2の送話器を設け、
    かつ、前記第1,第2の筐体の開閉状態にかかわらず、前記撮像カメラの撮像画像と該第1,第2の送話手段からの音声情報とを送出する手段を設けたことを特徴とする撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置。
  7. 請求項1,2,3,4または5において、
    少なくとも前記撮像カメラと一体に送話手段を設けるとともに、
    かつ、前記第1,第2の筐体の開閉状態に拘らず、前記撮像カメラの撮像画像と少なくとも該送話手段からの音声情報とを送出する手段を設けたことを特徴とする撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置。
JP2009183999A 2009-08-07 2009-08-07 携帯端末装置 Pending JP2010004547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009183999A JP2010004547A (ja) 2009-08-07 2009-08-07 携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009183999A JP2010004547A (ja) 2009-08-07 2009-08-07 携帯端末装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006122867A Division JP2006287950A (ja) 2006-04-27 2006-04-27 撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010004547A true JP2010004547A (ja) 2010-01-07

Family

ID=41585799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009183999A Pending JP2010004547A (ja) 2009-08-07 2009-08-07 携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010004547A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021018268A (ja) * 2019-07-17 2021-02-15 有限会社トルネコ 電子機器

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01106581A (ja) * 1987-10-20 1989-04-24 Canon Inc 電子カメラ
JPH04100382A (ja) * 1990-08-18 1992-04-02 Nikon Corp 電子カメラ
JPH08223492A (ja) * 1995-02-15 1996-08-30 Hitachi Ltd 携帯用撮像装置またはその撮像素子
JPH1065780A (ja) * 1996-08-22 1998-03-06 Hitachi Ltd テレビ電話機能付きの携帯電話機
JPH1169214A (ja) * 1997-08-22 1999-03-09 Hitachi Ltd 情報通信端末装置
JP2000253113A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Hitachi Ltd 情報通信端末装置
JP2000253124A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像機能付き情報携帯端末
JP2001136250A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 折畳式携帯電話装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01106581A (ja) * 1987-10-20 1989-04-24 Canon Inc 電子カメラ
JPH04100382A (ja) * 1990-08-18 1992-04-02 Nikon Corp 電子カメラ
JPH08223492A (ja) * 1995-02-15 1996-08-30 Hitachi Ltd 携帯用撮像装置またはその撮像素子
JPH1065780A (ja) * 1996-08-22 1998-03-06 Hitachi Ltd テレビ電話機能付きの携帯電話機
JPH1169214A (ja) * 1997-08-22 1999-03-09 Hitachi Ltd 情報通信端末装置
JP2000253113A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Hitachi Ltd 情報通信端末装置
JP2000253124A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像機能付き情報携帯端末
JP2001136250A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 折畳式携帯電話装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021018268A (ja) * 2019-07-17 2021-02-15 有限会社トルネコ 電子機器
JP7345779B2 (ja) 2019-07-17 2023-09-19 有限会社トルネコ 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100703402B1 (ko) 다방향으로 촬영되는 카메라 렌즈 모듈을 구비한 휴대단말기
KR100361796B1 (ko) 정보 단말 장치
KR100438433B1 (ko) 피디에이 겸용 디지털 카메라 통신 휴대 장치
US7526325B2 (en) Triple-axis rotation folder-type portable apparatus
JP3864174B2 (ja) 携帯機器
KR20050057475A (ko) 액정 표시 장치와 액정 표시 장치를 이용한 휴대 전화 장치
KR100735266B1 (ko) 멀티미디어용 휴대용 통신 단말기
WO2004066616A1 (ja) カメラ付き携帯装置
JP2003298698A (ja) 折り畳み式携帯情報端末
KR20030057661A (ko) 폴더가 닫힌 상태에서 카메라 렌즈 개방수단을 구비한휴대용 통신장치
EP1675362A2 (en) Foldable phone with a rotatable 3rd housing between the 2 folding housings
WO2006073509A1 (en) Flipper phone configuration
KR20050105790A (ko) 휴대용 무선 단말기
JP2003309634A (ja) 携帯端末装置
EP1650934A2 (en) Foldable phone with a 3d ginge and a camera in the hinge
JP4199576B2 (ja) 折り畳み式携帯端末機
JP2002354082A (ja) カメラ付携帯電話機
JP2004104164A (ja) 撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置
JP3811401B2 (ja) 携帯端末
JP2010004547A (ja) 携帯端末装置
JP3847158B2 (ja) 携帯電話装置
JP2006287950A (ja) 撮像カメラ付きの折畳み式携帯端末装置
JP3937344B2 (ja) 折り畳み型携帯電話機
KR100497466B1 (ko) 듀얼카메라를 구비하는 휴대폰
JP2002344605A (ja) 携帯情報端末

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20110907

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120306

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02