JP2010004090A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自車両と前方車両との間隔をいわゆるステレオ法ではなく単眼により距離計測を行い車両に容易に装着することができるとともに遠方にいる車両から近接する車両までの広範囲な距離を計測する。
【解決手段】焦点距離が異なる2つのレンズ21a,21bを有するレンズアレイ2と、レンズアレイ2の各レンズ21a,21bを透過した光束を受光して被写体像を撮影する2つの固体撮像素子62a,62bを有する固体撮像ユニット6とを備えた撮像装置100の信号処理部8は、固体撮像素子62a,62bで撮影した画像の光軸からのずれ量と、あらかじめ設定されている撮像装置100の路面からの高さ及び各レンズの焦点距離から撮像装置100より前方の距離を算出する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば自車両と前方車両との車間距離を計測する撮像装置に関するものである。
例えば特許文献1に示すように、画像による3次元計測技術として、ステレオカメラで対象物を異なる位置から撮像した複数の画像間の相関を求め、同一物体に対する視差からステレオカメラの取り付け位置や焦点距離等のカメラパラメータを用いて三角測量の原理により距離を求めるステレオ法による画像処理が知られている。
特許文献1などに記載されているステレオ法は撮像装置を2つ配置する必要がある。このステレオ法を利用して自車両と先行車両との間の車間距離を測定するためには撮像装置をルームミラーなどの車両上部に配置する必要がある。また、2つの撮像装置間のずれが距離計測のずれの原因となるため、2つの撮像装置を保持する筐体として熱や振動の影響を受けにくい頑強な構成が要求され大型化してしまう。このため2つの撮像装置をルームミラー周辺に装着するために大きな占有領域が必要になり、車両に2つの撮像装置を装着することは困難であった。
このステレオ法による撮像装置の大型化の問題を解消するため、非特許文献1には、1つの撮像装置で撮影した画像を処理して前方車両との車間距離を計測する距離計測方法が開示されている。この距離計測方法は、車両に装着した撮像装置の路面からの高さyと撮像装置のレンズの焦点距離fと撮像素子にレンズで投影された前方車両が存在している位置の路面の画像の光軸からの距離zから、自車両から前方車両が存在している位置までの距離xを三角形の相似から下記式で算出するようにしている。
x=f・y/z
特開2008−39491号公報 Automotive Technology days 2007 Autumn 日経エレクトロニクス主催のセミナー予稿集
非特許文献1に示された距離計測方法は、いわゆる単眼レンズで距離計測ができるが、その計測範囲は焦点距離に依存する。すなわち焦点距離の短いレンズを用いた場合は近い位置の距離計測を行えるが遠方の距離計測には分解能が落ちてしまう問題があった。
この発明は、この問題を解消し、自車両と前方車両との間隔をいわゆるステレオ法ではなく単眼により距離計測を行い車両に容易に装着することができるとともに遠方にいる車両から近接する車両までの広範囲な距離を計測することができる撮像装置を提供することを目的とするものである。
この発明の撮像装置は、複数のレンズを同一基板上に有するレンズアレイと、該レンズアレイの各レンズを透過した光束を受光して被写体像を撮影する複数の撮像領域を有する撮像ユニットと、該撮像ユニットで撮影した被写体の画像の画像信号を処理する信号処理装置とを備えた撮像装置であって、前記レンズアレイの複数のレンズは異なる焦点距離を有し、前記信号処理装置は、前記撮像ユニットの各撮像領域で撮影した画像の光軸からのずれ量と、あらかじめ設定されている前記撮像装置の路面からの高さ及び各レンズの焦点距離から前記撮像装置より前方の距離を算出することを特徴とする。
前記レンズアレイと前記撮像ユニットの間に、前記レンズアレイの各レンズを通過する各光束に応じて複数に領域分離されたフィルタを有し、該フィルタの少なくともいずれか1つは垂直偏光成分を透過する偏光子領域を有し、前記撮像ユニットで撮影した垂直偏光画像から前記撮像装置より前方の距離を算出することを特徴とする。
前記レンズアレイの各レンズを透過した光束毎に分離して前記フィルタに入射する遮光手段を有することが望ましい。
また、前記フィルタの偏光子領域は、透明基板上に屈折率が異なる複数の透明材料を積層した多層構造体からなり、各層毎に一方向に繰り返される1次元周期的な凹凸形状を有することを特徴とする。
さらに、前記フィルタの偏光子領域を、ワイヤグリッド型偏光子により構成しても良い。
この発明は、1つの撮像装置で前方までの距離を所謂ステレオ法ではなく単眼により測定することにより、撮像装置の小型化を図ることができ、車両に搭載して前方車両までの車間距離を精度良く測定することができ、ドライバに事前に注意情報を知らせることができる。
また、焦点距離の異なる複数のレンズを有するレンズアレイからの情報により距離計測を行うため、遠方から近いところまでの広範囲の距離計測を精度良く行うことができる。
さらに、路面の垂直偏光画像を利用して距離計測を行うことにより、太陽光の反射の影響を低減した状態で路面を撮影することができ、安定して距離計測を行うことができる。
また、フィルタの偏光子領域を、透明基板上に屈折率が異なる複数の透明材料を積層した多層構造体で形成し、各層毎に一方向に繰り返される1次元周期的な凹凸形状を有することにより、偏光子領域を高精度で作製することができる。
図1と図2、はこの発明の撮像装置100の光学系の概略構成を示し、図1は分解斜視図、図2は断面図である。図に示すように、撮像装置100の光学系1は、路面の状態を撮像するものであり、レンズアレイ2と遮光スペーサ3と偏光フィルタ4とスペーサ5及び固体撮像ユニット6が積層されて形成されている。
レンズアレイ2は、2つのレンズ21a,21bを有する。この2つのレンズ21a,21bは互いに独立し、レンズ21aは焦点距離f1、レンズ21bは焦点距離f2(f2>f1)と焦点距離が異なる単レンズ又はレンズ群で形成され、光軸7a,7bを平行にして配置している。ここでレンズ21a,21bの光軸7a,7bと平行な方向をZ軸、Z軸に垂直な一方向をX軸、Z軸とX軸に垂直な方向をY軸とすると、レンズ21a,21bは、同一のXY平面上に配置されている。
遮光スペーサ3は、2つの開口部31a,31bを有し、レンズアレイ2に対して被写体側とは反対側に設けられている。2つの開口部31a,31bは光軸7a,7bをそれぞれ中心として所定の大きさで貫通され、内壁面には黒塗りや粗面やつや消しなどにより光の反射防止処理がされている。
偏光フィルタ4は、偏光面が90度異なる2つの偏光子領域41a,41bを有し、遮光スペーサ3に対してレンズアレイ2とは反対側に設けられている。2つの偏光子領域41a,41bはそれぞれ光軸7a,7bを中心としてXY平面と平行に設けられている。この偏光子領域41a,41bは、不特定の方向に電磁界が振動する無偏光を、偏光面に沿った方向の振動成分だけを透過させて直線偏光にする。
スペーサ5は、偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bに対応する領域が貫通した開口部51を有する矩形枠状に形成され、偏光フィルタ4に対して遮光スペース3とは反対側に設けられている。
固体撮像ユニット6は、信号処理部8を有する基板61上に搭載された2つの固体撮像素子62a,62bを有し、スペーサ5に対して偏光フィルタ4とは反対側に設けられている。2つの固体撮像素子62a,62bの実際に被写体像が結像する撮像領域はそれぞれ光軸7a,7bを中心としてXY平面と平行な同一平面上に設けられている。この固体撮像素子62a,62bは白黒のセンシングを行う場合は内部にカラーフィルタを有しなく、カラー画像のセンシングを行う場合は、カラーフィルタを前段に配置してやれば良い。
このように撮像装置100の光学系1は路面から垂直偏光画像と水平偏光画像を撮影する2系統の光学系を有し、固体撮像素子62a,62bの撮像領域にゴミなどの異物が入らないようにレンズアレイ2から固体撮像ユニット6までの間が密閉されている。
この撮像装置100の固体撮像ユニット6の基板61に設けられた信号処理部8は、図3のブロック図に示すように、信号前処理部81a,81bと画像メモリ82a,82bと距離演算部83と演算処理部84と路面状態判別部85と路面情報記憶部86と路面情報認識部87及び出力部88を有する。信号前処理部81a,81bは固体撮像ユニット6の個体撮像素子62a,62bから出力された画像信号の感度むら等を補正するシェーディング補正等を行って路面の垂直偏光画像と水平偏光画像を画像メモリ82a,82bに格納する。距離演算部83は画像メモリ2a,2bに格納された垂直偏光画像と水平偏光画像のいずれか一方を利用して撮像装置から前方位置まで距離を演算する。演算処理部84は画像メモリ82a,82bに格納された垂直偏光画像と水平偏光画像との偏向比を演算する。路面状態判別部85は演算処理部84で演算した偏光比により路面の状態を判定する。路面情報記憶部86には路面上に記載する文字や標識があらかじめ格納されている。路面情報認識部87は画像メモリ82a,82bのいずれか又は両方の画像、例えば画像メモリ82aに格納された画像を取り込み、路面情報記憶部86に記憶した文字や標識と照合して文字や標識を認識する。出力部88は距離演算部83で演算した前方位置までの距離と路面情報判別部85で判定した路面の状態及び路面情報認識部87で認識した文字や標識を不図示の表示装置に出力する。
この撮像装置100の光学系1の各構成要素について詳細に説明する。
光学系1のレンズアレイ2は、図4(a)に示すリフロー法や、(b)に示すイオン拡散法、(c)に示すインクジェット法、(d)に示すグレイスケールマスク法等で作製する。図4(a)に示すリフロー法は、ガラス基板211の表面にフォトリソグラフィにより円柱状のフォトレジストパターン212を作製した後、透明基板211を加熱してレジストを流動させ、表面張力によりレンズ形状213を作製する方法である。また、図4(b)に示すイオン拡散法は、レンズ形状に合わせたマスクを形成したガラス基板211にTlなどのイオンを拡散させて段階的な屈折率変化をもたせる方法である。図4(c)に示すインクジェット法は、インクジェットプリンタヘッド214を利用して微量の樹脂材料215を所定の位置に滴下し、表面張力によりレンズ形状を作製する。これらの方法は、表面張力やイオンの拡散により自然に生じる形状や屈折率分布をレンズとして利用している。また、図4(d)に示すグレイスケールマスク法は、グレイスケールマスク216に与えた透過率分布によってガラス基板211に形成したレジスト217の形状をコントロールしてレンズ形状213を形成する。この方法は他の方法に比べて様々な形状を作製できる。
図4に示すリフロー法やグレイスケールマスク法では、フォトレジストでレンズ形状を作製するところまでを示しているが、通常フォトレジストで作製したレンズはそのままでは透過率不足や湿度や光照射に対する耐性が弱い等の問題があるため、異方性ドライエッチングによりレジストパターンを基板材料に転写してから利用される。しかしながら,異方性ドライエッチングプロセスではレジスト形状とエッチング後の形状で大きな形状変化が生じる場合があり、目的の形状に対して誤差の少ないレンズを作製するのは困難であった。また、この形状変化はエッチング装置の種類、エッチング条件、基板材料の種類によって変化する。特に、レンズを評価する上で重要なパラメータである透過率と波長範囲、屈折率は基板の種類によって制限されるため,様々な基板材料に対して高い形状精度を持つレンズを作製できるようにすることは重要である。
また、通常のレンズ作製に用いられる研磨や、金型を作製して樹脂材を封入するモールド法を用いても良い。また、図5(a)に示すように、複数枚のレンズアレイ22をスペーサ23などを介して積層して焦点距離がf1,f2と異なるレンズ21a,21bを形成しても良い。このように複数枚のレンズアレイ22を組み合わせることにより、各レンズの形状を簡素化して用に作製することができる。また、図5(b)に示すように、複数枚のレンズアレイ22のレンズ形状を変えてやっても良い。例えば、偏光方向に応じて入射光量が異なるためアイリス調整をレンズ開口を変えてやっても良い。
また、1つの撮像素子に対して複数のレンズで撮影させる方法は複眼方式として知られている。このような複眼方式は撮像装置を薄型化する方法として知られている。すなわち、レンズ系を介して被写体像を固体撮像素子上に結像して画像化する撮像装置はデジタルスチル撮像装置や携帯電話用撮像装置などに広く用いられている。近年、撮像装置には高画素化と薄型化の両立が求められている。一般に画素数の増大とともにレンズ系に高解像性が要求されるために、撮像装置の光軸方向の厚みが大きくなる傾向がある。これに対して撮像素子の画素ピッチを小さくして同一画素数でも撮像素子のサイズを小さくすることによってレンズ系のスケールダウンを可能にし、高画素化と薄型化とが両立された撮像装置を実現する試みが取り組まれている。しかしながら、固体撮像素子の感度と飽和出力とは画素サイズに比例するために、画素ピッチの縮小化については限界がある。撮像装置としては、光軸に沿って1又は2以上のレンズが配置された1つのレンズ系と、この光軸上に配置された1つの固体撮像素子とからなる、いわゆる単眼式が一般的である。これに対して、近年、撮像装置の薄型化を図るために、同一平面上に配置された複数のレンズ系と、この複数のレンズ系に一対一に対応して同一平面上に配置された複数の撮像領域とからなる撮像装置が提案されている。この撮像装置は、対をなす1つのレンズ系と1つの撮像領域とを含む撮像ユニットを複数備えることから複眼式と呼ばれている。このような複眼式の撮像装置は例えば特許第3397758号公報などに記載され、高画素化と薄型化を図ることができる。したがってレンズアレイ2に2つのレンズ21a,21bを設け、レンズ21a,21bに入射して偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bを透過して固体撮像ユニット6の固体撮像素子62a,62bに入射した光に得た画像を合成することにより高画質の画像を得ることができるともに薄型化を図ることができる。
次に偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bについて図6の斜視図を参照して説明する。偏光子領域41a,41bは、例えばフォトニック結晶からなる偏光子からなり、図6に示すように、周期的な溝列を形成した透明基板411上に、透明で高屈折率の媒質層412と低屈折率の媒質層413とを界面の形状を保存しながら交互に積層して形成されている。この高屈折率の媒質層412と低屈折率の媒質層413の各層は、図6に示すように、透明基板411の溝列と直交するX方向に周期性を持つが、溝列と平行なY方向には一様であっても良いし、X方向より大きい長さの周期的または非周期的な構造を有していても良い。このような微細な周期構造(フォトニック結晶)は、特開平10−335758号公報などに記載されてなる自己クローニング技術と呼ばれる方式を用いることにより、再現性良く且つ高い均一性で作製することができる。
このフォトニック結晶からなる偏光子領域41a,41bは、図7(a)の斜視図に示すように、光軸7a,7bと平行なZ軸と、Z軸と直交するXY軸を有する直交座標系において、XY面に平行な1つの基板411の上に2種以上の透明材料をZ軸方向に交互に積層した多層構造体、例えばTaとSiOの交互多層膜からななり、偏光子領域41a,41bは各膜が凹凸形状を有しており、この凹凸形状はXY面内の一つの方向に周期的に繰り返されて形成されている。そして偏光子領域41aは、図7(b)に示すように、溝の方向がY軸方向に対して平行であり、偏光子領域41bは溝の方向がX軸方向に対して平行であり、偏光子領域41aと偏光子領域41bで溝の方向が90度異なって形成されている。すなわちXY面に入射される入力光から、偏光子領域41aと偏光子領域41bによって偏光方向が異なる偏光成分を透過させるとともに、偏光子領域41aと偏光子領域41bでそれぞれ等量の無偏光成分を透過させるようになっている。なお、偏光フィルタ4に2種類の凹凸形状の溝を設けたが、凹凸形状の溝方向は複数種類でも良い。このように偏光子領域41a,41bをフォトニック結晶で形成することにより、紫外線劣化などに優れて長期間安定して使用することができる。
この偏光子領域41a,41bの開口面積や透過軸は、はじめに透明基板411に加工する溝パターンの大きさや方向で自由に設計することができる。この溝パターンのパターン形成は、電子ビームリソグラフィやフォトリソグラフィ、干渉露光法、ナノプリンティングなど様々な方法で行うことができる。いずれの場合でも、微小領域ごとに溝の方向を高精度に定めることができる。そのため、透過軸の異なる微小偏光子を組み合わせた偏光子領域と、更にそれを複数並べた偏光子を形成することが可能となる。また、凹凸パターンを持つ特定の領域のみが偏光子の動作をするため、その周辺の領域を平坦あるいは、面内で等方的な凹凸パターンにしておけば偏波依存性のない媒質として光は透過する。したがって、特定の領域にのみ偏光子を作りこむことができる。
偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bはいずれかの溝方向は路面と平行に配置されるように撮像装置を配置して、偏光子領域41a,41bで路面反射光の垂直偏光画像と水平偏光画像を取得する。
次に遮光スペーサ3の作製方法を図8の斜視図を参照して説明する。図8(a)に示すように、銀を含有した感光性のガラス基板311の外表面に紫外線を遮光する塗料312を塗布し、遮光壁32を形成しようとする部分312ではパターニングにより塗料312を取り除く。この感光性ガラス311に紫外線を照射した後、塗料312を除去する。この紫外線の照射により、図8(b)に示すように、ガラス基板311のうち紫外線が直接照射された遮光壁を形成しようとする部分312に銀が析出し、黒化して遮光部313が形成される。この遮光部313は遮光壁32を形成しようとする部分312のガラスの内部にも形成される。この状態でガラス基板311の遮光壁32を形成しようとする部分312以外を機械加工やエッチングにより除去して、図8(c)に示すように2つの開口部31a,31bと遮光部313を有する遮光壁32とを形成する。このようにして2つの開口部31a,31bを有する遮光スペーサ3を容易に作製することができる。この遮光スペース3の開口部31a,31bを偏光フィルタ2の偏光子領域41a,41bに対応して配置することにより隣接する偏光子領域に光が漏れ出すことを確実に防止することができる。また、各開口部31a,31bの内壁面が黒化しているから内壁面で反射した迷光が固体撮像ユニット6の固体撮像素子62a,62bに入射することを避けることができる。
次に、この撮像装置100を自動車等の車両に装着して、自車両から前方車両までの車間距離を測定するときの処理を図9の模式図を参照して説明する。
まず、撮像装置の偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bの内いずれか一方、例えば偏光子領域41bの溝方向が路面と平行になるように撮像装置100を配置して車両に装着して前方車両200が存在している位置の路面の画像を撮影する。この撮影によりレンズアレイ2のレンズ21a,21bに入射して偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bを透過して固体撮像ユニット6の固体撮像素子62a,62bに入射した光により前方車両が存在している位置の路面の画像が画像メモリ82a,82bに格納されると、距離計測部83は、画像メモリ82aに格納された固体撮像ユニット6の固体撮像素子62aにレンズ21aで投影された前方車両200が存在している位置の路面の画像を画像メモリ82aから読み出し、読み出した画像の光軸7aからの距離と、あらかじめ設定されている撮像装置100の路面からの高さy及び例えばレンズ21aの焦点距離f1から、自車両から前方車両200が存在している位置までの距離xを三角形の相似から下記式で算出する。
x=f1・y/z
このようにして前方車両200までの車間距離xを測定することができる。この距離xの計測範囲はレンズ21a,21bの焦点距離f1,f2に依存する。すなわち焦点距離が短いレンズを用いた場合は近い位置の距離計測が行え、遠方の計測には分解能が落ちてしまう。これに対してレンズアレイ2に焦点距離が異なるレンズ21a,21bの2系統の光学系を設け、遠方に対しては焦点距離が長いレンズ21bの光学系で撮影した画像を利用し、近いところでは焦点距離が短いレンズ21aの光学系で撮影した画像を用いて前方車両200までの車間距離xを検出することにより遠方にいる前方車両200から近接する前方車両200までの広範囲な距離を計測することができる。例えば車両が走行中は焦点距離が長いレンズ21bの光学系で撮影した画像を利用し、停止するときあるいは走行を開始するときは焦点距離が短いレンズ21aの光学系で撮影した画像を利用すれば良い。あるいは車両の速度により焦点距離が長いレンズ21bの光学系と焦点距離が短いレンズ21aの光学系を切り替えても良い。
次に、撮像装置100で路面の状態を検出するときの動作を説明する。
まず、撮像装置100の偏光フィルタ4の偏光子領域41a,41bの内いずれか一方、例えば偏光子領域41bの溝方向が路面と平行になるように撮像装置を配置して例えば車両に装着して路面の撮影を行う。この撮影によりレンズアレイ2のレンズ21aに入射した光は遮光スペーサ3を介して偏光フィルタ4の偏光子領域41aに入射し、偏光子領域41aで垂直偏光成分の光のみを固体撮像ユニット6の固体撮像素子92aに入射する。また、レンズアレイ2のレンズ21bに入射した光は遮光スペーサ3を介して偏光フィルタ4の偏光子領域41bに入射し、偏光子領域41bで水平偏光成分の光のみを固体撮像ユニット6の固体撮像素子92bに入射する。固体撮像素子92a,92bで撮影された画像信号は信号処理部8の信号前処理部81a,81bで処理されて垂直偏光画像と水平偏光画像がそれぞれ画像メモリ82a,82bに格納される。演算処理部84は画像メモリ82a,82bに格納された垂直偏光画像と水平偏光画像の偏光比を演算して路面状態判別部85に出力する。路面状態判別部85は入力した垂直偏光画像と水平偏光画像の偏光比の大小から路面の湿潤状態を判別し、入力した垂直偏光画像と水平偏光画像の偏光比とあらかじめ設定された基準値とを比較して入力した偏光比が基準値を超えているか否により路面の欠陥の有無を判別する。
この路面状態判別部85で路面の湿潤の判定処理について図10の模式図を参照して説明する。図10(a)に示すように、湿潤時の路面は表面の凹凸部分に水がたまることによって鏡面となり、この鏡面からの反射光は偏光特性を示す。この場合、反射光の垂直偏光成分と水平偏光成分の反射率をRs、Rpとすると、光強度Iの入射光に対する反射光強度Is,Ipは下記式で表され、その入射角依存性は図11に示すようになる。
Is=Rs・I
Ip=Rp・I
このように、鏡面における反射光の水平偏光成分は入射角がブリュースタ角(53.1度)に等しいとき反射光強度が零となり、垂直偏光成分は反射光強度が入射角の増大に伴って漸増する特性を示す。
一方、図10(b)に示すように乾燥時の路面は表面が粗面であるため乱反射が支配的となり、反射光は偏光特性を示さず、各偏光成分の反射光強度はほぼ等しくなる(Rs=Rp)。したがって垂直偏光画像と水平偏光画像の輝度情報から、偏光特性に基づいて、路面水分に関する情報を抽出することが可能になる。
具体的には下記式に示すように、垂直偏光成分の反射光強度Isと水平偏光成分の反射光強度Ip、すなわち画像輝度の比Hを求める。
H=Is/Ip=Rs/Rp
この反射光強度Is,Ipの比Hは入射光強度Iに依存しなくなるため、外界の輝度変動の影響を除去しつつ、安定に偏光特性を抽出することが可能となる。
この偏光比Hの輝度平均値などを求め、その値の大小から路面の湿潤状態を判別する。例えば路面が乾燥している場合には、垂直偏光成分と水平偏光成分は略等しくなるため、偏光比Hは1前後の値となる。また、路面が完全に濡れている場合には、水平偏光成分は垂直偏光成分よりもかなり大きくなるため偏光比Hは大きな値となる。また、路面が僅かだけ濡れているような場合には、偏光比Hはこれらの中間値となる。したがって偏光比Hの値から路面の湿潤状態を算出することができる。
この路面状態判別部85で判別した路面の湿潤状態や欠陥の有無は出力部88から不図示の表示装置に出力して表示する。このようにして移動する車両で路面の湿潤状態を撮影することができ、スリップ注意などの注意情報を発することができる。
一方、路面情報認識部87は例えば画像メモリ82aに格納された垂直偏光画像を読み取り、読み取った画像と路面情報記憶部に記憶した文字や標識と比較して路面に表示された文字や標識を認識し、認識した文字や標識を出力部88から表示装置に出力して表示する。このようにして路面に表示された上限スピード表示や停止表示等の情報や車線を区画する白線等を確実に検知して、運転者に対してより高度の運転支援を行うことができる。
この路面情報認識部87で垂直偏光画像を読み取る利点について、自動車の運転席部分を示す図12を参照して説明する。図12において、101はルームミラー、102は自動車の天井、103は自動車のフロントガラス、104はダッシュボード、104aはダッシュボードの上面部であり、撮像装置100はルームミラー101の裏面に装着されている。この自動車の運転席部分に太陽105からの光が入射してダッシュボード104の上面部104aで反射し、この反射光がフロントガラス103内面に入射し、ここで再び反射した反射光が撮像装置100に入射すると、撮像装置100で本来得られるべき画像のコントラストを著しく低下させてしまう、いわゆるフロントガラス103からの映り込み問題が発生していた。これはダッシュボード104の上面部104aに地図帳とかタオルなど反射率の高いものを置いた場合に特に顕著である。
このようなガラスからの反射光は光の振動方向が一方向(水平偏光成分)のみの偏光になっているため、撮像装置100の路面情報認識部86で垂直偏光画像を取り出すことによりフロントガラス103からの映り込みの影響を低減した状態での路面状態の撮像が可能である。同様に太陽光に伴う路面反射光の成分のうち水平偏光成分をカットすることも可能である。
前記説明では光フィルタ4の偏光子領域41a,41bを例えばフォトニック結晶で形成した場合について説明したが、偏光子領域41a,41bとしてワイヤグリッド型の偏光子を使用しても良い。このワイヤグリッド型の偏光子とは、細い金属ワイヤを周期的に配列することにより形成された偏光子であり、従来、電磁波のミリ波領域において多く用いられてきた偏光子である。ワイヤグリッド型偏光子の構造は、入力光の波長に比べて十分細い金属細線が波長に比べて十分に短い間隔で並んだ構造を有する。このような構造に光を入射した場合、金属細線に平行な偏光は反射され、それに直交する偏光は透過されることはすでに知られている。金属細線の方向については、1枚の基板内において領域ごとに独立に変化させて作製することができるため、ワイヤグリッド偏光子の特性を領域毎に変えることができる。これを利用すれば、偏光子領域41a,41b毎に透過軸の方向を変化させた構造とすることができる。
このワイヤグリッドの作製方法としては、基板上に金属膜を形成し、リソグラフィによりパターニングを行うことで、細線状の金属を残すことができる。また、他の作製方法としては、リソグラフィにより基板に溝を形成し、この溝の方向とは直角で基板の法線から傾いた方向(基板面に斜めの方向)から真空蒸着により金属を成膜することで作製することができる。真空蒸着では蒸着源から飛来する粒子はその途中で他の分子もしくは原子にほとんど衝突することはなく、粒子は蒸着源から基板にむかって直線的に進むため、溝を構成する凸部にのみ成膜される一方、溝の底部(凹部)では、凸部に遮蔽されほとんど成膜されない。したがって、成膜量を制御することで、基板上に形成された溝の凸部にのみ金属膜を成膜することができ、金属細線を作製することができる。このワイヤグリッド型偏光子に用いられるワイヤ金属としては、アルミニウムもしくは銀が望ましいが、例えばタングステンなど、そのほかの金属であっても同様の現象を実現できる。また、リソグラフィとしては、光リソグラフィ、電子ビームリソグラフィ又はX線リソグラフィなどが挙げられるが、可視光での動作を想定すると細線の間隔が100nm程度になるため、電子ビームリソグラフィもしくはX線リソグラフィがより望ましい。また、金属の成膜では真空蒸着が望ましいが、主として基板に入射する粒子の方向性が重要であるので、高真空度の雰囲気におけるスパッタリング、もしくはコリメーターを用いたコリメーションスパッタでも可能である。
この発明の撮像装置の光学系の概略構成を示す分解斜視図である。 撮像装置の概略構成を示す断面図である。 撮像装置の信号処理部の構成を示すブロック図である。 レンズアレイの作製方法を示す模式図である。 レンズアレイの他の構成を示す断面図である。 偏光フィルタの偏光子領域の構成を示す斜視図である。 偏光フィルタの構成を示す斜視図である。 遮光スペーサの作製方法を示す斜視図である。 車間距離を測定するときの処理を示す模式図である。 路面の湿潤状態を示す模式図である。 入射光に対する垂直偏光成分と水平偏光成分の入射角依存性を示す特性図である。 撮像装置を自動車に装着した状態を示す配置図である。
符号の説明
100;撮像装置、1;光学系、2;レンズアレイ、3;遮光スペーサ、4;偏光フィルタ、5;スペーサ、6;固体撮像ユニット、7;光軸、8;信号処理部、
21;レンズ、31;開口部、41;偏光子領域、51;開口部、61;基板、
62;固体撮像素子、81;信号前処理部、82;画像メモリ、83;演算処理部、
84;路面状態判別部、85;路面情報記憶部、86;路面情報認識部、
87;出力部。

Claims (5)

  1. 複数のレンズを同一基板上に有するレンズアレイと、該レンズアレイの各レンズを透過した光束を受光して被写体像を撮影する複数の撮像領域を有する撮像ユニットと、該撮像ユニットで撮影した被写体の画像の画像信号を処理する信号処理装置とを備えた撮像装置であって、
    前記レンズアレイの複数のレンズは異なる焦点距離を有し、
    前記信号処理装置は、前記撮像ユニットの各撮像領域で撮影した画像の光軸からのずれ量と、あらかじめ設定されている前記撮像装置の路面からの高さ及び各レンズの焦点距離から前記撮像装置より前方の距離を算出することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記レンズアレイと前記撮像ユニットの間に、前記レンズアレイの各レンズを通過する各光束に応じて複数に領域分離されたフィルタを有し、該フィルタの少なくともいずれか1つは垂直偏光成分を透過する偏光子領域を有し、前記撮像ユニットで撮影した垂直偏光画像から前記撮像装置より前方の距離を算出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記レンズアレイの各レンズを透過した光束毎に分離して前記フィルタに入射する遮光手段を有することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記フィルタの偏光子領域は、透明基板上に屈折率が異なる複数の透明材料を積層した多層構造体からなり、各層毎に一方向に繰り返される1次元周期的な凹凸形状を有することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 前記フィルタの偏光子領域は、ワイヤグリッド型偏光子により構成されていることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
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