JP2009157043A - 撮像装置及びそれを有する撮像機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影画像の解像を損なうことが少なく、合焦時間が短い焦点検出機能を有する撮像装置及びそれを有する撮像機器を提案する。
【解決手段】 撮影レンズ1が装着可能な撮像装置において、撮像素子4と偏光部材を有し、撮像素子4は、2次元に配列された複数の画素を有し、複数の画素によって、複数の画素集合が形成され、それぞれの前記画素集合における前記各画素は離散的に配置され、前記偏光部材は、偏光方向が互いに異なる複数の領域を有し、それぞれの画素集合は、偏光部材3により所定の偏光方向に偏光されたそれぞれの光束を受光するように構成され、複数の画素集合のうち、少なくとも2つの画素集合からの出力を比較することで撮影レンズ1のフォーカス量を算出でき、全体の画素情報から画像形成を行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及びそれを有する撮像機器に関し、特に、焦点検出機能を持つ撮像装置及びそれを有する撮像機器に関するものである。
電子撮像素子を用いるカメラ(いわゆるデジタルカメラ)の焦点検出システムは、主に次の2種類がある。
(1)いわゆるコンパクトデジタルカメラに用いられるコントラスト方式。
(2)一眼レフカメラに用いられる位相差方式。
しかしながら、(1)の方式では、フォーカシング状態を変えながらコントラスト値を評価するいわゆる山登り方式をとるため合焦させるのに時間がかかる。また、(2)の方式は、一回の測定でディフォーカス量を求めることができ合焦時間は短いが、専用のAF光学系と光路切り替え手段が必要となりシステム全体が大きくなる。
また、撮像素子そのものに位相差AF機構を持たせた提案がある(特許文献1乃至3参照)。
また、特許文献4及び特許文献5では、画素毎に異なる偏光方向の光束を受光する撮像素子に関する構成が提案されている。
さらに、特許文献6では、オンチップレンズを屈折率分布型レンズで構成することが提案されている。
特開2002−76317号公報 特開2002−314062号公報 特開2004−172273号公報 特開2003−31552号公報 国際公開番号WO2004/008196号公報 特開2006−351972号公報
しかしながら、従来の焦点検出システムは、隣り合う2つの画素が1つのオンチップレンズと対応する構成である。そのため、画像の解像が低下するという問題がある。また、オンチップレンズのレイアウトの制限から瞳分割が効率よくできないという問題点があった。
本発明は従来技術のこれらの問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮影画像の解像を損なうことが少なく、合焦時間が短い焦点検出機能を有する撮像装置及びそれを有する撮像機器を提案するものである。
上記目的を達成する本発明の撮像装置は、撮影レンズが装着可能な撮像装置において、撮像素子と偏光部材を有し、前記撮像素子は、2次元に配列された複数の画素を有し、前記複数の画素によって、複数の画素集合が形成され、それぞれの前記画素集合における前記各画素は離散的に配置され、前記偏光部材は、偏光方向が互いに異なる複数の領域を有し、それぞれの前記画素集合は、前記偏光部材により所定の偏光方向に偏光されたそれぞれの光束を受光するように構成され、前記複数の画素集合のうち、少なくとも2つの画素集合からの出力を比較することで前記撮影レンズのフォーカス量を算出でき、全体の画素情報から画像形成を行うことを特徴とする。
また、それぞれの前記画素集合は、所定の仮想位置における所定の領域からの光束を受光するように構成され、前記偏光部材は、前記所定の仮想位置に配置された第1の偏光素子を有し、該第1の偏光素子は、偏光方向が互いに異なる第1領域と第2領域を少なくとも有することを特徴とする。
また、前記偏光部材は、前記撮像素子の近傍に配置された第2の偏光素子を有し、該第2の偏光素子は、基板と、該基板の面上に形成された多層構造を有し、該多層構造体は、2種以上の透明材料を交互に積層して構成され、前記第2の偏光素子は、前記基板面をxy面としたとき、xy面内において少なくとも第3領域と第4領域を有し、前記第3領域における多層構造体は、第1の方向に繰り返される凹凸形状を有し、前記第4領域における多層構造体は、第1の方向と異なる第2の方向に繰り返される凹凸形状を有していることを特徴とする。
また、合焦時、前記複数の画素集合は、ほぼ同一の被写体領域の画素情報を取得できるように配置されていることを特徴とする。
また、前記第1領域と前記第2領域は、前記撮影レンズの中心軸に対して対称であることを特徴とする。
また、前記第3領域と前記第4領域は交互に位置し、前記第3領域と前記第4領域の各々は、前記各画素と一対一で対応していることを特徴とする。
また、1組の前記画素集合は同色のカラーフィルタを有していることを特徴とする。
また、前記カラーフィルタは、原色フィルタ方式であり、前記第3領域と前記第4領域各は、互いに波長特性が異なることを特徴とする。
また、前記カラーフィルタの色は、少なくとも3つの色のいずれか1色であり、前記第3領域と前記第4領域の各々は、前記少なくとも3つの色の前記カラーフィルタ含む広さを有していることを特徴とする。
以上の本発明によると、撮影画像の解像を損なうことが少なく、合焦時間が短い焦点検出機能を有する撮像装置を得ることができる。また、撮像素子の出力からディフォーカス量の検出と撮影がほぼ同時にできる撮像装置を得ることができる。
図1は、本発明の撮像装置、この撮像装置を用いて焦点検出を行う方法の概念を示す図である。図1において、撮像装置100は、本体部101と、装着部102と、撮像素子4を備えている。装着部102は、本体部101に設けられていて、撮影レンズ1が装着可能となっている。撮像装置100に撮影レンズ1を装着することで、撮像機器を構成する。以下、撮影レンズ1を撮像装置100に装着した状態で説明を行なう。
本実施形態の撮像装置では、撮像素子4は、2次元に配列された複数の受光素子(画素)を有している。そして、これら複数の受光素子(画素)によって、複数の受光素子群(画素集合)が形成されている。また、それぞれの受光素子群(画素集合)における各受光素子(画素)は離散的に配置されている。
また、本実施形態の撮像装置では、偏光部材を有している。この偏光部材は、偏光方向が互いに異なる複数の領域を有している。また、この偏光部材は、撮像素子4よりも物体側に位置している。よって、撮像素子4に向かう光束は、この偏光部材により所定の偏光方向に偏光された光束となる。それぞれの受光素子群(画素集合)は、この偏光された光束を受光するように構成されている。
本実施形態の撮像装置では、複数の受光素子群として、第1の受光素子群(以下、第1画素集合4Aと称する。)と、第2の受光素子群(以下、第2画素集合4Bと称する。)を有する。よって、撮像素子4の画素は第1画素集合4Aと、第2画素集合4Bから構成されていることになる。なお、以下の説明では、受光素子を画素と称する。
図1(a)は、開口絞り2を通過した光束のうち、画素に入射する光束群のみを示している。被写体の各点(以下物点とする。)からの光束群は撮影レンズ1に入射し、撮影レンズ1の光路上にある開口絞り2を通過する。
ここで、被写体の第1の物点群からの光束群は、いずれも開口絞り2に入射する。ただし、図1(a)に示すように、開口絞り2の近傍には、偏光部材として第1の偏光素子3が配置されている。この第1の偏光素子3について、以下説明する。
第1画素集合4Aと第2画素集合4Bは、それぞれ、所定の仮想位置における所定の領域からの光束を受光するように構成されている。この所定の仮想位置は、例えば、撮影レンズ1を装着したときの開口絞り2の位置である。この所定の仮想位置に、偏光部材として第1の偏光素子3が配置されている。そして、図2に示すように、第1の偏光素子3は、偏光方向が互いに異なる第1領域(第1偏光領域)3Aと第2領域(第2偏光領域)3Bを少なくとも有している。第1偏光領域3Aは紙面に対して垂直方向の偏光成分のみを透過し、第2偏光領域3Bは紙面の平行方向の偏光成分のみを透過する。
上記の構成において、第1の物点群からの光束群は、開口絞り2を通過する。開口絞り2を通過した光束群は、第1の偏光素子3に入射する。ここで、第1の偏光素子3の第1偏光領域3Aでは、紙面に対して垂直方向の偏光成分のみの光を透過する。そして、図1(a)の実線で示すように、第1偏光領域3Aを通過した光束群のみが、撮像素子4の第1画素集合4Aで受光される。なお、第2偏光領域3Bを通過した光束群も、第1画素集合4Aに到達するが、第1画素集合4Aで受光されないようになっている。
また、被写体の第2の物点群からの光束群は、いずれも開口絞り2に入射する。開口絞り2を通過した光束群は、第1の偏光素子3に入射する。ここで、第1の偏光素子3の第2偏光領域3Bでは、紙面に平行な偏光成分のみの光を透過する。そして、図1(a)の破線で示すように、第2偏光領域3Bを通過した光束群のみが、撮像素子4の第2画素集合4Bで受光される。なお、第1偏光領域3Aを通過した光束群も、第2画素集合4Bに到達するが、第2画素集合4Bで受光されないようになっている。
上記のように、第1画素集合4Aの画素は紙面に対して垂直方向の偏光成分のみを受光し、第2画素集合4Bの画素は紙面に対して平行方向の偏光成分のみを受光する。
図1(b)に示すように、第1画素集合4Aは、画素4A−1、4A−2、・・・4A−i、4A−(i+1)、・・・4A−(n)で構成されている。また、第2画素集合4Bは、画素4B−1、4B−2、・・・4B−i、4B−(i+1)、・・・4B−(n)で構成されている。この第1画素集合4Aの画素と第2画素集合4Bの画素は、それぞれ隣り合うように配されることが望ましい。
なお、図3のように撮像素子4の画素を2次元に配列し、離散的に配置される画素集合AとBを千鳥状に配置するのが好ましい。このようにすると、両集合の画像情報の相似性が高まる。なお、図中、白抜きの画素は第1画素集合4A、ハッチングの画素は第2画素集合4Bである。
ここで、画素4A−1と画素4B−1には異なる物点からの光束が入射する。そこで、例えば、画素集合4Aの画素と画素集合4Bの画素を小さくすれば、隣り合う画素の間隔が狭くなる。これは、画素4A−1に対応する物点と画素4B−1に対応する物点が非常に近接するということになる、その結果、画素4A−1と画素4B−1に入射する光束は、ほぼ同じ物点からの光束とみなすことができる。そこで、2つの第1画素集合4A及び第2画素集合4Bからの出力を比較することで、撮影レンズ1のフォーカス量を算出することができる。
上述のように、画素数が十分多ければ、第1画素集合4Aと第2画素集合4Bにおいて、同様の強度分布を得ることができる。よって、これを利用して位相差AFを行うことができる。この時、画面全体でのディフォーカス量を検出できるので、被写体の3次元情報を取得することができる。
また、全体の画素情報から画像形成を行うことができる。例えば、第1画素集合4Aと第2画素集合4Bの何れか一方の出力から画像形成すると、実質的にFナンバーが大きくなる。よって、この場合は被写界深度の深い画像が得られる。また、第1画素集合4Aと第2画素集合4Bを合わせて画像形成すると、合焦領域以外のボケ量を大きくした画像が得られる。
このような構成において、第1画素集合4A及び第2画素集合4Bの画像情報の位相差を算出することで、ディフォーカス量の算出ができる。また、撮影時の解像度は第1画素集合4A及び第2画素集合4Bを含めた画素数で決定することができ 高い解像の撮影が可能となる。なお、被写体が暗いときは、第1画素集合4A及び第2画素集合4Bを含めた画素に対して画素加算を行うことで、ノイズの少ない撮影を行うことも可能である。
また、第1偏光領域3A及び第2偏光領域3Bの位置は、自由に設定できる。また、位置と独立して領域の大きさ、すなわち入射NAを自由に設定できる。第1偏光領域3A及び第2偏光領域3Bの位置は測距精度、入射NAは画像の明るさに寄与する。よって、これらを適宜設計することで測距精度と良質な画素形成を両立できる。
なお、第1の偏光素子3、すなわち第1偏光領域3A及び第2偏光領域3Bは、撮影レンズ1の開口絞り2近傍にあるのが好ましい。ただし、開口絞り2の位置は撮影レンズによって異なる。よって、撮影レンズ1が別の撮影レンズ1に交換されると、交換前の撮影レンズ1と交換後の撮影レンズ1の偏光部材3の位置が異なる。よって、別の撮影レンズ1では、第1偏光領域3A及び第2偏光領域3Bの位置(光軸方向の位置)は、交換前の撮影レンズ1における開口絞り2近傍の位置と一致しないこともある。このような現象は、フォーカシングやズームにより射出瞳が移動することによっても生じる。したがって、このような点も考慮し、偏光部材3、すなわち第1偏光領域3A及び第2偏光領域3Bの位置は、開口絞り2の位置と必ずしも一致していなくても良い。
本実施形態の撮像装置におけるオートフォーカスは、従来のコントラスト方式に比べて、合焦までの時間を短くすることができる。また、クイックリターンミラーが無い場合は、より、合焦までの時間を短くすることができる。
また、合焦時、第1画素集合4A及び第2画素集合4Bは、ほぼ同一の被写体領域の画素情報を取得できるように配置されているのが好ましい。このようにすると、ほぼ同じ物点からの位相差情報を使うことができるので、位相差AFのシステムにおける合焦精度を高く(確実に)することができる。この被写体領域が広ければ、容易にAF可能な領域を広げることができる。
なお、周辺部においては、第1偏光領域3A及び第2偏光領域3Bと撮像レンズ1の瞳位置との整合性が悪い。このような状態では、第1偏光領域3A及び第2偏光領域3Bの位置と撮像レンズ1の瞳位置が一致しないことがある。このような状態では、片側の瞳情報が欠落する、すなわち、第1偏光領域3A又は第2偏光領域3Bの光束が受光素子に到達しないことが生じる。このような場合は、コントラスト方式を併用しても良い。
また、第1偏光領域3Aと第2偏光領域3Bは、撮影レンズ1の中心軸に対して対称であることが好ましい。
なお、第1の偏光素子3としては、偏光フィルムを用いることができる。偏光フィルムについては、公知のものを適用しても良い。
本実施形態の撮像装置では、上記の第1の偏光素子3に加えて、偏光部材として更に第2の偏光素子を有する。この第2の偏光素子としては、例えば、偏光素子アレイ142がある。以下、偏光素子アレイ142を使って説明する。
図4乃至図7に、偏光子42及び偏光子アレイ142の一例を示す。図4は、国際公開2004/008196号において提案されている内容である。
図4においては、光軸方向をzとする直交座標系xyzを用いて説明する。図4に示すように、1つの偏光子42は、ガラス基板42aと、ガラス基板42aの面上に形成された多層構造体(42b、42c)を有する。ガラス基板42aの面はxy面に平行な面となっている。この面上に多層構造体が形成されている。多層構造体は、2種以上の透明材料をz方向に交互に積層して構成されている。
ガラス基板42aは、周期的な溝列を形成した構造となっている。ここでは、z方向に沿う断面形状が矩形状になっている。そして、このガラス基板42a上に、透明で高屈折率の媒質42bと低屈折率の媒質42cが、交互に積層されている。高屈折率の媒質42bの層と低屈折率の媒質42cの層は、z方向に沿う断面形状が鋸歯状となっている。高屈折率の媒質42bと低屈折率の媒質42cの各層は、界面における形状(鋸歯形状)を保存しながら積層されている。各層において、x方向とz方向に周期性があるが、y方向は一様であってもよい。なお、y方向は、x軸方向より大きい長さの周期的または非周期的な構造を有していてもよい。このような構造を有する偏光子42は、フォトニック結晶からなる偏光素子ということができる。
次に、偏光子42の作用について説明する。偏光子42にz方向(多層構造体側)から無偏波光または楕円偏光を入射したとする。すると、TEモードまたはTMモードの光がそれぞれ、多層構造体の内部に励起される。ここで、TEモードまたはTMモードの光は、溝列と平行な偏波即ちy偏波と、それに直交するx偏波とに対して生じる。
図5は伝搬特性を表わすバンド図である。図5では、高屈折率の媒質42bをSi、低屈折率の媒質材料42cをSiO2とした場合である。横軸は伝搬定数を表わし、z方向に1周期伝搬するときの位相変化量をπで規格化した値と一致する。縦軸はz方向の周期で規格化した波長の逆数を示す。入射する光の周波数が、バンドギャップの中にあれば、そのモードは多層構造体の中で伝搬することができず、入射光は反射または回折される。一方、光の周波数がエネルギーバンド内にあれば、多層構造体の中を光は透過する。
図5によると、(1)TEモードがバンドギャップ内にあり、TMモードがエネルギーバンド内に存在する周波数領域51 、(2)TEモードがエネルギーバンド内にあり、TMモードがバンドギャップ内に存在する周波数領域52、(3)両方のモードがエネルギーバンド内にある周波数領域53がある。周波数領域51と52の周波数帯では、反射型の偏光子もしくは偏光分離素子として動作し、周波数領域53の場合は波長板として動作する。
フォトニック結晶からなる偏光子や波長板は、構成する材料の屈折率、充填率、溝列の周期Lx、積層方向の周期Lzを調整することで、動作波長域を自由に設定することができる。低屈折率媒質としてはSiO2を主成分とする材料が最も一般的である。低屈折率媒質として上記の材料を用いた場合、透明波長領域が広く、化学的、熱的、機械的にも安定であり、成膜も容易に行なえる。しかしながら、低屈折率媒質としてその他の光学ガラスを用いてもよい。また、MgF2のようにより屈折率の低い材料を用いてもよい。高屈折率材料としては、Si、Geなどの半導体や、Ta25、TiO2、Nb25、HfO、Si34などの酸化物や窒化物が使用できる。このような材料を高屈折率材料として用いれば、透明波長範囲が広く、可視光領域でも使用できる。
作製方法は、まず、図4に示すように、石英ガラス基板上に電子ビームリソグラフィとドライエッチングにより周期的な溝を形成する。この基板上に、SiO2およびSiのターゲットを用い、バイアス・スパッタリング法( あるいはスパッタ成膜とスパッタエッチングを組み合わせたプロセス) により、SiO2層とSi層を交互に積層する。そのとき、各層のx軸方向に周期的な凹凸の形状を保存しながら成膜を行なうことが肝要である。これは、日本特許公報第3325825に示されている自己クローニング技術と呼ばれており、再現性、均一性が高く、工業的に微細な周期構造(フォトニック結晶)を作製する優れた手法である。
図4の多層構造体が偏光子42として動作するのは、図5における51と52の周波数領域である。本実勢形態における偏光子42の特長としては、透過光の消光比が高い、薄型軽量、任意の基板に形成可能、などが挙げられる。これまで行なった数値シミュレーションと実験により、本実勢形態における偏光子42特に高周波数側の51の領域を利用したものとなっている。本実勢形態における偏光子42では、高い消光比50dBを少ない積層数10周期で実現している。
また、図4のような多層構造体において、材料、周期構造の単位セルの形あるは周期を選ぶことによって、波長領域53を利用する波長板を実現できる。溝に平行な偏光であるTE波も、溝に垂直なTM波も伝搬するが、その伝搬定数が異なるために、位相差をもつ。高周波数側で設計する場合、一周期あたりの位相差が大きいため、少ない周期で所望の位相差を実現できること、面内の周期が比較的大きいので、短波長で使う場合でも加工精度が厳しくならない、という利点がある。一方、低周波数側で設計する場合は、より高精度の位相差制御を行なうのに適している。動作させる波長帯、求められる特性などから設計することが重要である。
上述した偏光子42(位相板)の開口面積や方位は、はじめに基板に加工する溝パターンの大きさや方向で自由に設計することができる。パターン形成は、電子ビームリソグラフィ、フォトリソグラフィ、干渉露光法、ナノプリンティングなど様々な方法で行なうことができる。いずれの場合でも、微小領域(偏光子や位相板)ごとに溝の方向を高精度に定めることができる。そのため、方位の異なる微小偏光子あるいは微小位相板をアレイ状に形成することが可能となる。また、凹凸パターンを持つ特定の領域のみが偏光子や位相板の動作をするため、その周辺の領域を平坦あるいは、面内で等方的な凹凸パターンにしておけば偏波依存性のない媒質として光は透過する。従って、特定の領域にのみ偏光子や位相板を作りこむことができる。
さらに、図4の構造体は、面内の凹凸パターンの周期を変えることにより、積層の周期が一定であっても、伝搬特性を異ならせることができる。従って、領域毎に面内の周期を変えることでも、光軸や波長特性の異なる偏波制御素子(偏光子や波長板)のアレイを作製することができる。
図6に示す偏光子アレイ142を説明する。個々の偏光子42は図4の構造を有する。すなわち、個々の偏光子42は、高屈折率材料 と低屈折率材料からなる多層構造体を有する。偏光子アレイ142では、xy面内は少なくとも2つの領域(第3領域142Aと第4領域142B)に分かれている。図6では、1つの第3領域142Aに、1つの偏光子42が対応している。同様に、1つの第4領域142Bに、1つの偏光子42が対応している。なお、ガラス基板は、第3領域142Aと第4領域142Bで共通(すなわち1枚)であっても、そうでなくても良い。通常は、1枚のガラス基板上に、第3領域142Aと第4領域142Bが形成されている。
ここで、第3領域142Aにおける多層構造体は、第1の方向に繰り返される凹凸形状を有している。また、第4領域142Bにおける多層構造体は、第1の方向と異なる第2の方向に繰り返される凹凸形状を有している。図6では、第3領域142Aの溝の方向はx軸に対して0°(平行)の方向であり、第4領域142Bの溝の方向はx軸に対して90°(直交)の方向となっている。個々の偏光子42は、xy面に垂直もしくは斜め方向から入射される光に対して、各領域の凹凸形状に平行または垂直方向の偏波成分だけを透過させる。
尚、材料の選定や構造パラメータの選定には自由度がある。例えば、高屈折率材料としては、Si、Ta25、TiO2、Nb25でもよく、低屈折率としてはSiO2、パイレックスガラス、MgF2、その他光学ガラスでもよい。また、膜厚比、面内周期、積層周期、斜面の角度等のパラメータに対して、各偏波の分散関係は依存する。すなわち、これらのパラメータを変えることで、偏光子42として動作する波長帯が変化する。従って、可視・紫外から赤外までの任意の波長帯に対して設計、作製できる。
図7は偏光子アレイ142と受光素子アレイ144を組み合わせた様子を示している。偏光子アレイ142は受光素子アレイ144の近傍に位置していても、受光素子アレイ144と密着していても良い。図7では、偏光子アレイ142における各々の偏光子42が、受光素子アレイ144における各々の受光素子44と一対一に対応している。
第3領域142Aにおける偏光子42(縦線でハッチングされた偏光子42)では、溝の方向がx軸に対して0°の方向になっている。受光素子アレイ144のうちの幾つかの受光素子は、この第3領域142Aと一対一に対応している。これらの受光素子44が第1画素集合144Aを形成している。一方、偏光子42が第4領域142Bにおける偏光子42(斜線でハッチングされた偏光子42)では、溝の方向がx軸に対して90°の方向になっている。受光素子アレイ144のうちの幾つかの受光素子は、この第2領域142Bと一対一に対応している。これらの受光素子44が第2画素集合144Bを形成している。このようにして、撮像素子4における第1画素集合4A及び第2画素集合4Bの区分けが行なわれている。そして、このような構成により、受光素子アレイ144は、それぞれの領域を透過した光を独立に受光することができる。
第1の偏光素子3と第2の偏光素子(偏光子アレイ142)の関係について説明しておく。第1の偏光素子3は、第1偏光領域3Aと第2偏光領域3Bを有している。一方、第2の偏光素子は第3領域142Aと第4領域142Bを有している。ここで、第1の偏光素子3と第2の偏光素子は、(1)第1偏光領域3Aの偏光方向と、第3領域142Aにおける溝の方向が一致し、(2)第2偏光領域3Bの偏光方向と第4領域142Bにおける溝の方向が一致するように構成されている。
次に、第1の偏光素子3と第2の偏光素子(偏光子アレイ142)における作用について説明する。被写体の点Aは、撮影レンズ1によって撮像素子4上に結像する。ここでは、点Aは第1画素集合4Aのうちの1画素上に結像する。また、別の点Bからの光も、撮影レンズ1によって撮像素子4上に結像する。ここでは、点Bは第2画素集合4Bのうちの1画素上に結像するものとする。
点Aからの光は、第1の偏光素子3に入射する。第1の偏光素子3を通過した光、すなわち、第1偏光領域3Aを通過した光束と第2偏光領域3Bを通過した光束は、共に第2の偏光素子は第3領域142Aに入射する。このとき、第1偏光領域3Aを通過した光束の偏光方向と、第3領域142Aにおける溝の方向は一致している。そのため、第1偏光領域3Aを通過した光束は第3領域142Aを通過して、第1画素集合4Aの1画素に入射する。
一方、第2偏光領域3Bを通過した光束の偏光方向と、第3領域142Aにおける溝の方向は一致していない(直交している)。そのため、第2偏光領域3Bを通過した光束は、第3領域142Aを通過することができない。すなわち、第2偏光領域3Bを通過した光束は、第1画素集合4Aの1画素に入射することがない。
また、別の1点からの光も、第1の偏光素子3に入射する。第1の偏光素子3を通過した光、すなわち、第1偏光領域3Aを通過した光束と第2偏光領域3Bを通過した光束は、共に第2の偏光素子は第3領域142Aに入射する。このとき、第1偏光領域3Aを通過した光束の偏光方向と、第4領域142Bにおける溝の方向は一致していない(直交している)。そのため、第1偏光領域3Aを通過した光束は、第4領域142Bを通過することができない。すなわち、第1偏光領域3Aを通過した光束は、第2画素集合4Bの1画素に入射することがない。
一方、第2偏光領域3Bを通過した光束の偏光方向と、第4領域142Bにおける溝の方向は一致している。そのため、第2偏光領域3Bを通過した光束は第4領域142Bを通過して、第2画素集合4Bの1画素に入射する。
図8は、別の偏光子アレイ242を示したものある。この偏光子アレイ242は、カラー撮像素子240に対して好適なものである。カラー撮像素子240はカラーフィルタ部を有している。
また、カラーフィルタ部のカラーフィルタは、特に補色系でなく、原色系が好ましい。カラーフィルタとしては、例えば、R(赤)フィルタ、G(緑)フィルタ、B(青)フィルタがある。原色系の場合、補色系に対して各色の受光範囲が狭く、各画素に対応した波長特性の異なる偏光子が構成しやすい。そして、カラーフィルタ部の各カラーフィルタは、カラー撮像素子240の各画素と一対一に対応している。ここでは、4つの画素のうち、左上の画素にRフィルタが、右上の画素と左下の画素にGフィルタが、右下の画素にBフィルタが対応している。
そして、偏光子アレイ242では、1塊の画素(4つの画素)に対して、第3領域242Aまたは第4領域242Bが対応するように構成されている。すなわち、第3領域242Aと第4領域242Bの各々は、少なくとも3つの色のカラーフィルタ含む広さを有していることになる。また、この1塊の画素には、同じ領域(第1偏光領域3A、または第2偏光領域3B)からの光束を入射させるようにする。即ち、同じ偏光方向の光束を受光させるように、偏光子アレイ242は構成されている。また、第1領域242Aと第2領域242Bは、千鳥状に配置されている。このようにすることで、第1画素集合244Aと第2画素集合244Bの相似性を確保しやすくなる。なお、図中、横線ハッチングの画素は第1画素集合244A、縦線ハッチングの画素は第2画素集合244Bである。
第1画素集合244Aと第2画素集合244Bが同色のカラーフィルタを有していれば、相関演算をする場合に色収差や光量の影響を受けにくくなる。また、受光波長特性を狭くすることで、偏光子の構成が容易になり、カラー画像の出力が可能となる。
図9は、図8で使われるカラー撮像素子240の一例を示す。図9では、カラー撮像素子240をオンチップレンズ層241、偏光子アレイ層242、カラーフィルタ層243、受光素子アレイ層244に分けて図示している。
オンチップレンズ層241は、図面を簡易にするため、レンズ構造を省略している。実際には、撮影レンズ1からの光束を効率的に撮像素子240に導くように構成されるのが望ましい。
偏光子アレイ242は、第1画素集合244Aと第2画素集合244Bに対応する偏光子42を有する。偏光子42の構造は、図6に示した構造であることが望ましい。図9に示した偏光子アレイ242においても、第3領域242Aと第4領域242Bにおける溝の方向はそれぞれ90度異なる。さらに、し、それぞれの偏光子42は、対応する受光特性に対して効率の良い特性を得るようにするのが良い。そのために、各偏光子において、膜厚比、面内周期、積層周期、斜面の角度等を適宜調整するのが望ましい。
尚、図中細線の方向は透過偏光方向を示している。また、R,G,Bは、第3領域242Aと第4領域242Bのそれぞれにおける、偏光子42の波長特性を示している。例えば、第3領域242Aのうち、Rが付与されている偏光子42は、Rフィルタの波長特性に合わせた波長特性を持つことを示している。
カラーフィルタ層243はRGBのカラーフィルタ43で構成されている。カラーフィルタ層243の各カラーフィルタは、偏光子アレイ242の偏光子42と一対一で対応している。また、受光素子アレイ244は、複数の受光素子44で構成されている。受光素子アレイ244の各受光素子44は、カラーフィルタ層243の各カラーフィルタと一対一で対応している。よって、受講素子44は。それぞれの色領域に対応するカラーフィルタ43を透過した光を独立に受光することができる。
なお、所謂白黒の撮像素子より効率のよい瞳分割ができ好ましい。また、画像形成に関しては、公知のデモザイキングによる画像形成も可能である。又、周辺画像においてビネッティングにより何れかの領域の瞳がけられている場合、けられることでの光量損失を補正してから画像形成をおこなっても良い。尚、カラーフィルタ層と偏光子アレイ層の順番はこれに限る必要はないし、カラーフィルタ機能と偏光子アレイ機能を一体にフォトニック結晶で構成しても良い。
本発明の撮像装置の概念図である。 偏光部材を示した図である。 撮像素子を千鳥状に配置した図である。 撮像素子における偏光子を示す図である。 高屈折率材料をSi、低屈折率材料をSiO2とした場合の、伝搬特性を表わすバンド図である。 撮像素子における偏光子アレイの一例を示す図である。 図6の偏光子アレイと受光素子アレイを組み合わせた図である。 カラー撮像素子における偏光子アレイの一例を示す図である。 図8の偏光子アレイを用いたカラー撮像素子の一例を示す図である。
符号の説明
1…撮影レンズ
2…開口絞り(射出瞳)
3…偏光部材
4…撮像素子
100…撮像装置
101…本体部
102…装着部

Claims (10)

  1. 撮影レンズが装着可能な撮像装置において、撮像素子と偏光部材を有し、
    前記撮像素子は、2次元に配列された複数の画素を有し、
    前記複数の画素によって、複数の画素集合が形成され、
    それぞれの前記画素集合における前記各画素は離散的に配置され、
    前記偏光部材は、偏光方向が互いに異なる複数の領域を有し、
    それぞれの前記画素集合は、前記偏光部材により所定の偏光方向に偏光されたそれぞれの光束を受光するように構成され、
    前記複数の画素集合のうち、少なくとも2つの画素集合からの出力を比較することで前記撮影レンズのフォーカス量を算出でき、全体の画素情報から画像形成を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. それぞれの前記画素集合は、所定の仮想位置における所定の領域からの光束を受光するように構成され、
    前記偏光部材は、前記所定の仮想位置に配置された第1の偏光素子を有し、
    該第1の偏光素子は、偏光方向が互いに異なる第1領域と第2領域を少なくとも有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記偏光部材は、前記撮像素子の近傍に配置された第2の偏光素子を有し、
    該第2の偏光素子は、基板と、該基板の面上に形成された多層構造体を有し、
    該多層構造体は、2種以上の透明材料を交互に積層して構成され、
    前記第2の偏光素子は、前記基板面をxy面としたとき、xy面内において少なくとも第3領域と第4領域を有し、
    前記第3領域における多層構造体は、第1の方向に繰り返される凹凸形状を有し、
    前記第4領域における多層構造体は、第1の方向と異なる第2の方向に繰り返される凹凸形状を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 合焦時、前記複数の画素集合は、ほぼ同一の被写体領域の画素情報を取得できるように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記第1領域と前記第2領域は、前記撮影レンズの中心軸に対して対称であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記第3領域と前記第4領域は交互に位置し、前記第3領域と前記第4領域の各々は、前記各画素と一対一で対応していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 1組の前記画素集合は同色のカラーフィルタを有していることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記カラーフィルタは、原色フィルタであり、
    前記第3領域と前記第4領域は、互いに波長特性が異なることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記カラーフィルタの色は、少なくとも3つの色のいずれか1色であり、
    前記第3領域と前記第4領域の各々は、前記少なくとも3つの色の前記カラーフィルタ含む広さを有していることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の撮像装置と、撮像レンズを有することを特徴とする撮像機器。
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