JP2010003751A - 集積回路の内部状態検出回路及び集積回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】集積回路の内部状態を、その内部の状態の数よりも少ない数の集積回路の端子によって外部に出力をする。
【解決手段】集積回路の内部の状態に応じた複数の状態検出信号を検出する複数の状態検出器を有する状態検出器部12を備えるようにした。又、複数の状態検出器の各々から出力される複数個の状態の組み合わせからなる集積回路内部状態の各々に応じた相異なる電圧である集積回路内部状態電圧を発生する集積回路内部状態電圧発生回路13を備えるようにした。さらに、集積回路内部状態電圧を外部に引き出すための出力端子43を備える集積回路とした。
【選択図】図1
【解決手段】集積回路の内部の状態に応じた複数の状態検出信号を検出する複数の状態検出器を有する状態検出器部12を備えるようにした。又、複数の状態検出器の各々から出力される複数個の状態の組み合わせからなる集積回路内部状態の各々に応じた相異なる電圧である集積回路内部状態電圧を発生する集積回路内部状態電圧発生回路13を備えるようにした。さらに、集積回路内部状態電圧を外部に引き出すための出力端子43を備える集積回路とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、集積回路の内部状態検出回路及び集積回路に関する。
近年は、集積回路(IC)が種々の電子装置に用いられている。この集積回路の動作状態を検出して集積回路の外部に出力する機能を採用することが考えられる。集積回路の動作状態、さらに広くは集積回路の内部の状態(内部状態)を集積回路の外部に出力することによって、集積回路の内部状態を知ることができる。又、集積回路の内部状態を知りたる後に、必要な場合には、集積回路に供給する電源を一時的に遮断する等の集積回路の動作を制御することが可能なる。このような回路では、外部に出力する集積回路の内部状態の数だけ集積回路の端子の数が必要とされていた。
特開2004−247877号公報
しかしながら、集積回路(IC)の種々の内部の状態(内部状態)毎に集積回路の端子を割り付ける場合には、多数の端子が必要となってしまい、集積回路パッケージの小型化を阻害する要因となっている。又、集積回路の内部の状態の数が多くなり過ぎると必要な集積回路の端子が確保できずに集積回路化そのものが困難となる虞もある。
本発明は上述した課題に鑑み、集積回路の内部状態を、その内部状態の数よりも少ない数の集積回路の端子によって外部に出力をすることができるような集積回路の内部状態検出回路を提供するものである。又、本発明はこのような内部状態検出回路を備える集積回路を提供するものである。
本発明の集積回路の内部状態検出回路は、集積回路の内部の状態に応じた複数の状態検出信号を検出する複数の状態検出器と、複数の前記状態検出器から出力される複数個の状態の組み合わせからなる集積回路内部状態の各々に応じた相異なる電圧である集積回路内部状態電圧を発生する集積回路内部状態電圧発生回路と、を備える。
本発明の集積回路は、集積回路の内部の状態に応じた複数の状態検出信号を検出する複数の状態検出器と、複数の前記状態検出器から出力される複数個の状態の組み合わせからなる集積回路内部状態の各々に応じた相異なる電圧である集積回路内部状態電圧を発生する集積回路内部状態電圧発生回路と、前記集積回路内部状態電圧を外部に引き出すための出力端子と、を備える。
本発明によれば、集積回路の内部状態を、集積回路内部状態の各々に応じた相異なる電圧である集積回路内部状態電圧の大きさによって検知できる。よって、その内部状態の数よりも少ない数の集積回路の端子によって外部に内部の状態を知るための信号を出力することができるような集積回路の内部状態検出回路を提供できる。又、このような内部状態検出回路を備える集積回路を提供できる。
(実施形態の回路)
図1は実施形態の集積回路の内部状態検出回路を示す図である。図1では簡単のため、実施形態の要部の説明に必要な回路以外の回路及び実施形態の要部の説明に必要な端子以外の端子の記載は省略している。
図1は実施形態の集積回路の内部状態検出回路を示す図である。図1では簡単のため、実施形態の要部の説明に必要な回路以外の回路及び実施形態の要部の説明に必要な端子以外の端子の記載は省略している。
集積回路(IC)10は、図1に表された範囲の実施形態の要部である内部状態検出回路に加えて、その他の回路20から構成されている。その他の回路20は、集積回路10が本来の目的とする機能を果たすために必要とされる回路である。例えば、この集積回路がフェーズ・ロックド・ループ(PLL)の集積回路である場合には、PLL回路であり、この集積回路がスイッチング電源の集積回路である場合には、スイッチング電源回路である。内部状態検出回路は、集積回路の本来の機能、例えば、フェーズ・ロックド・ループとしての機能、スイッチング電源としての機能を発揮できるように、集積回路の内部の状態(内部状態)を検出するための回路である。このような内部状態検出回路は、集積回路の本来の機能を良好に発揮できるようにするための、あらゆる種類の集積回路に適用できる補助回路である。
集積回路10の内部状態検出回路は、集積回路の内部の状態に応じた複数の状態検出信号を検出する複数の状態検出器を有する状態検出器部12を備えている。又、複数の状態検出器の各々から出力される複数個の状態の組み合わせからなる集積回路内部状態の各々に応じた相異なる電圧である集積回路内部状態電圧を発生する集積回路内部状態電圧発生回路13を備えている。そして、集積回路1は、集積回路内部状態電圧を外部に引き出すための出力端子43を備えている。ここで、上述したように、集積回路内部状態電圧は、複数個の状態の組み合わせにおいて、その複数個の状態がどのようなものであるかによって特定されるものである。集積回路内部状態電圧は、離散的な電圧(離散的電圧)として複数個が存在し、その各々が相異なる電圧とされており、この離散的電圧によって集積回路内部状態を表現できるようになされている。
状態検出器部12は複数の状態検出器を具備して形成されており、状態検出器の各々は、コンパレータ21〜コンパレータ23とこれらのコンパレータの電圧比較端子の一方に基準電圧を供給する基準電源Vref1〜基準電源Vref3とを有している。又、集積回路内部状態電圧発生回路13は、コンパレータ21〜コンパレータ23の各々の出力によって制御されるスイッチ素子SW1〜スイッチ素子SW1とこれらのスイッチ素子に接続される抵抗R1〜抵抗R3、抵抗Rとを有して形成されている。又、集積回路10は、集積回路内部状態電圧発生回路13によって発生される集積回路内部状態電圧を外部に引き出すための出力端子43を有している。
内部状態検出回路が検出する内部状態は、種々の状態を対象とすることがでる。例えば、集積回路の内部の各部の電圧、集積回路内部の各部に流れる電流、動作中の集積回路の各部の温度のような、どの様な集積回路にも共通する一般的な内部状態を検出対象とすることができる。さらに、PLLの集積回路である場合には、位相ロック状態であるか否かを検出対象とし、スイッチング電源の集積回路である場合には、電力デバイスで取り扱う電力が所定範囲内であるか否かを検出対象とする等、適宜に検出対象を定めることができる。
図1に示す実施形態の内部状態検出回路では、検出対象(内部状態)を集積回路10の内部の電圧と集積回路10の内部の温度としているので、これについて以下に説明をする。具体的には、実施形態の内部状態検出回路が検出する集積回路10の内部の電圧の状態については、2ビットで表される。又、温度検出回路30が検出する集積回路10の内部の温度の状態は、所定温度以上であるか、所定温度未満であるかのいずれであるかを検出するようにして1ビットで表される。集積回路10の内部の電圧の状態と集積回路10の内部の温度の状態とは独立の事象であるので、合わせて3ビットで内部状態が表される。すなわち、複数個の内部状態の組み合わせからなる複数個の集積回路内部状態として第1状態から第8状態までの8つの集積回路内部状態を表すことができるようにしている。
そして、集積回路10の内部の電圧と集積回路10の内部の温度とを3ビットで表される電圧出力として一個の端子である出力端子43から出力するようにしている。すなわち、3ビットで表される電圧出力を得るために、実施形態の集積回路10では3個のコンパレータであるコンパレータ21、コンパレータ22、コンパレータ23を使用している。
3個のうち2個のコンパレータ(コンパレータ21及びコンパレータ22)は、集積回路10の内部において電源から供給される電圧を検出するために用いられている。集積回路10のIC電源端子41から供給される電源電圧Vccを直列抵抗群11で分圧している。そして、直列抵抗群11から得られる分圧電圧と基準電源Vref1からの電圧である基準電圧Vref1とをコンパレータ21の2つの電圧比較端子に各々印加して比較している。又、直列抵抗群11から得られる他の分圧電圧と基準電源Vref2からの電圧である基準電圧Vref2とをコンパレータ22の2つの電圧比較端子に各々印加して比較している。基準電圧Vref1と基準電圧Vref2とを異なる電圧値とすることによって電源電圧Vccが変化する場合においてその電圧値の異なるレベルを上述した2つのコンパレータで検出して電圧値に応じた電圧値信号を出力端子43に出力する構成としている。
つまり、集積回路10の内部において電源から供給される電圧を検出するための状態検出器は、コンパレータ21、コンパレータ22、基準電源Vref1、及び基準電源Vref2で形成されている。又、電源から供給される電圧を検出するために、集積回路内部状態電圧を発生する集積回路内部状態電圧発生回路は、スイッチ素子SW1、スイッチ素子SW2、抵抗R1、抵抗R2、及び抵抗Rで形成されている。
他の一つのコンパレータであるコンパレータ23は集積回路10の内部の温度検出回路30からの出力信号と基準電圧Vref3を比較している。集積回路10の温度が所定温度以上であるか所定温度未満であるかを検出して集積回路10の内部の温度に応じた温度検出信号を出力端子43に出力する構成としている。つまり、集積回路10の内部の温度を検出するための状態検出器は、コンパレータ23、及び基準電源Vref3で形成されている。又、内部の温度を検出するために、集積回路内部状態電圧を発生する集積回路内部状態電圧発生回路は、スイッチ素子SW3、抵抗R3、及び抵抗Rで形成されている。
より具体的には、コンパレータ21〜コンパレータ23の電圧比較端子の他方に供給する電圧を発生する直列接続された複数個の抵抗からなる直列抵抗群11を有している。そして、コンパレータ21の正極性入力端子(+の符号を付した入力端子)には、抵抗R11と抵抗R12との接続点が接続され、Vcc{(R12+R13)/(R11+R12+R13)}で与えられる電圧が供給されている。コンパレータ21の負極性入力端子(−の符号を付した入力端子)には、基準電源Vref1が接続されている。又、コンパレータ22の正極性入力端子(+の符号を付した入力端子)には、抵抗R12と抵抗R13との接続点が接続され、Vcc{R13/(R11+R12+R13)}で与えられる電圧が供給されている。コンパレータ22の負極性入力端子(−の符号を付した入力端子)には、基準電源Vref2が接続されている。ここで、R11は抵抗R11の抵抗値、R12は抵抗R11の抵抗値、R13は抵抗R11の抵抗値である。又、直列抵抗群11を構成する抵抗R11と抵抗R12と抵抗R13は、この順で直列接続され、抵抗R11はIC電源端子41及びその他の回路20に接続され、抵抗R13は接地端子42に接続されている。
コンパレータ21はスイッチ素子SW1を制御するようになされ、コンパレータ21の出力がハイレベルである場合にスイッチ素子SW1は導通(オン)するようになされている。又、コンパレータ21の出力がローレベルである場合にスイッチ素子SW1は切断(オフ)するようになされている。コンパレータ22はスイッチ素子SW2を制御するようになされ、コンパレータ22の出力がハイレベルである場合にスイッチ素子SW2は導通し、コンパレータ22の出力がローレベルである場合にスイッチ素子SW2は切断するようになされている。コンパレータ23はスイッチ素子SW3を制御するようになされ、コンパレータ23の出力がハイレベルである場合にスイッチ素子SW3は導通するようになされている。又、コンパレータ23の出力がローレベルである場合にスイッチ素子SW3は切断するようになされている。
スイッチ素子SW1、スイッチ素子SW2、スイッチ素子SW3の各々の一端は相互に接続されて、抵抗Rの一端に接続されている。そして、抵抗Rの他端は接地されている。一方、スイッチ素子SW1の他端は抵抗R1を介して基準電源Vrefに接続され、スイッチ素子SW2の他端は抵抗R2を介して基準電源Vrefに接続され、スイッチ素子SW3の他端は抵抗R3を介して基準電源Vrefに接続されている。ここで、基準電源Vrefからは電圧Vrefの大きさの電圧が発生する。このような接続態様によって、抵抗Rの両端には、スイッチ素子SW1、スイッチ素子SW2、スイッチ素子SW3の各々の状態に応じて電圧が発生する。そして、抵抗Rに接続される出力端子43から種々の電圧値を得ることができるようになされている。
表1はこれらの8つの集積回路内部状態に対応した出力端子43から得られる電圧値を示すものである。
表1について説明をする。状態1、状態2、状態3、状態4、状態5、状態6、状態7、及び状態8の各々は、集積回路内部状態の一つの状態である。状態1は、スイッチ素子SW1がオフ、スイッチ素子SW2がオフ、スイッチ素子SW3がオフの状態を示す。このとき出力端子43から得られる出力端子電圧の値は0(V)となる。状態2は、スイッチ素子SW1がオン、スイッチ素子SW2がオフ、スイッチ素子SW3がオフの状態を示す。このとき出力端子43から得られる出力端子電圧の値はVref{R/(R1+R)}(V)となる。状態3は、スイッチ素子SW1がオフ、スイッチ素子SW2がオン、スイッチ素子SW3がオフの状態を示す。このとき出力端子43から得られる出力端子電圧の値はVref{R/(R2+R)}(V)となる。状態4は、スイッチ素子SW1がオフ、スイッチ素子SW2がオフ、スイッチ素子SW3がオンの状態を示す。このとき出力端子43から得られる出力端子電圧の値はVref{R/(R3+R)}(V)となる。状態5は、スイッチ素子SW1がオン、スイッチ素子SW2がオン、スイッチ素子SW3がオフの状態を示す。このとき出力端子43から得られる出力端子電圧の値はVref[R(R1+R2)/{R1R2+R(R1+R2)}](V)となる。状態6は、スイッチ素子SW1がオン、スイッチ素子SW2がオフ、スイッチ素子SW3がオンの状態を示す。このとき出力端子43から得られる出力端子電圧の値はVref[R(R1+R3)/{R1R3+R(R1+R3)}](V)となる。状態7は、スイッチ素子SW1がオフ、スイッチ素子SW2がオン、スイッチ素子SW3がオンの状態を示す。このとき出力端子43から得られる出力端子電圧の値はVref[R(R2+R3)/{R2R3+R(R2+R3)}](V)となる。状態8は、スイッチ素子SW1がオン、スイッチ素子SW2がオン、スイッチ素子SW3がオンの状態を示す。このとき出力端子43から得られる出力端子電圧の値はVref[R(R1R2+R1R3+R2R3)/{R1R2R3+R(R1R2+R1R3+R2R3)}](V)となる。ここで、Rは抵抗Rの抵抗値、R1は抵抗R1の抵抗値、R2は抵抗R2の抵抗値、R3は抵抗R3の抵抗値を各々表すものである。ここで、表1に示す第1状態から第8状態までは取り得る状態を網羅したものである。しかしながら、基準電源Vref1と基準電源Vref2とが固定電圧である場合には、表1の(状態2、状態6)が成立する場合に(状態3、状態7)は成立せず、存在しない状態である。
ここで、抵抗R1、抵抗R2、抵抗R3の値を適宜に設定する場合には上述した8つの状態のすべてにおいて、出力端子43から得られる出力端子電圧の値を相互に分離できるように異なる電圧値とすることができる。例えば、R2=2×R1、R3=2×R2に設定するなどの設定値を採用することができる。
(比較回路例)
図2に比較例として、実施形態とは異なる他の集積回路の内部状態検出回路の回路例を示す。図2に示す集積回路100において、図1におけると同一の符号を付した部分は図1におけると同様の構成を有している。実施形態の回路と異なり比較回路例では、図1に示すような回路集積回路内部状態電圧発生回路13を備えていない。つまり、スイッチ素子SW1〜スイッチ素子SW3、抵抗R1〜抵抗R1、抵抗Rを備えていない。そして、図1においては出力端子43のみを備えたのに対して、出力端子51、出力端子52、出力端子53、の3つの出力端子を備えている。この3つの端子から得られる情報の量は、実施形態において出力端子43から得られる情報量と同一である。すなわち、比較例の回路では、外部に出力する動作状態の数だけ集積回路の端子の数が必要とされる。一方、実施形態の回路(集積回路回路)では1個の少ない出力端子の数で比較回路と同様の機能を有している。
図2に比較例として、実施形態とは異なる他の集積回路の内部状態検出回路の回路例を示す。図2に示す集積回路100において、図1におけると同一の符号を付した部分は図1におけると同様の構成を有している。実施形態の回路と異なり比較回路例では、図1に示すような回路集積回路内部状態電圧発生回路13を備えていない。つまり、スイッチ素子SW1〜スイッチ素子SW3、抵抗R1〜抵抗R1、抵抗Rを備えていない。そして、図1においては出力端子43のみを備えたのに対して、出力端子51、出力端子52、出力端子53、の3つの出力端子を備えている。この3つの端子から得られる情報の量は、実施形態において出力端子43から得られる情報量と同一である。すなわち、比較例の回路では、外部に出力する動作状態の数だけ集積回路の端子の数が必要とされる。一方、実施形態の回路(集積回路回路)では1個の少ない出力端子の数で比較回路と同様の機能を有している。
実施形態の集積回路(IC)では、集積回路からの複数の内部状態に対応する信号を組み合わせて集積回路内部状態として、離散的に相異なる整数個の集積回路内部状態を得てこれを出力する。これによって、少ない端子数で出力することが可能であるため、集積回路の端子数の削減が可能となる。又、これによって、集積回路パッケージの小型化が可能となる。さらに、集積回路の端子数が削減できることから、集積回路の周辺のプリント基板パターンを簡素化することが可能となる。
実施形態の説明においては、集積回路の入力電圧と温度を検出する場合を例として挙げているが、集積回路の他の状態を検出する場合や、外部の状態を集積回路で検出する場合であっても、同様にして少ない端子数で多くの状態の信号を出力することが可能である。又、内部状態検出回路は、集積回路の内部状態を検出する内部状態検出回路として実施形態においては説明をしたが、このような内部状態検出回路は、集積回路において用いる場合に限られずに、その効果を発揮するものである。例えば、コネクタに着脱するために端子の数が限られている基板にこのような内部状態検出回路を設けることによって、端子の数を有効に活用することができる。
10、100 集積回路、 11 直列抵抗群、 12 状態検出器部、 13 集積回路内部状態電圧発生回路、 20 その他の回路 21、22、23 コンパレータ、 30 温度検出回路、 41 IC電源端子、 42 接地端子、 43 出力端子
Claims (4)
- 集積回路の内部の状態に応じた複数の状態検出信号を検出する複数の状態検出器と、
複数の前記状態検出器から出力される複数個の状態の組み合わせからなる集積回路内部状態の各々に応じた相異なる電圧である集積回路内部状態電圧を発生する集積回路内部状態電圧発生回路と、
を備える集積回路の内部状態検出回路。 - コンパレータと前記コンパレータの電圧比較端子の一方に基準電圧を供給する基準電源とを有して形成される前記状態検出器と、
前記状態としての該集積回路に供給される電圧の大きさを検出するために、前記コンパレータの電圧比較端子の他方に供給する電圧を発生する直列接続された複数個の抵抗からなる直列抵抗群と、
前記コンパレータの出力によって制御されるスイッチ素子と前記スイッチ素子に接続される抵抗とを有して形成される集積回路内部状態電圧発生回路と、を具備する請求項1に記載の集積回路の内部状態検出回路。 - 前記状態としての該集積回路の温度に応じた電圧を検出する温度検出器と他のコンパレータと他の基準電源とを、さらに、具備し、
前記他のコンパレータの電圧比較端子の一方に前記他の基準電源からの電圧を供給し、前記他のコンパレータの電圧比較端子の他方に該集積回路の温度に応じた電圧を供給するようにして形成される前記状態検出器を有する請求項2に記載の集積回路の内部状態検出回路。 - 集積回路の内部の状態に応じた複数の状態検出信号を検出する複数の状態検出器と、
前記複数の状態検出器から出力される複数個の状態の組み合わせからなる集積回路内部状態の各々に応じた相異なる電圧である集積回路内部状態電圧を発生する集積回路内部状態電圧発生回路と、
前記集積回路内部状態電圧を外部に引き出すための出力端子と、
を備える集積回路。
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JP2020148534A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 株式会社東芝 | 半導体集積回路 |
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