JP2010003344A - 光ディスク装置及びその制御方法 - Google Patents

光ディスク装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010003344A
JP2010003344A JP2008160345A JP2008160345A JP2010003344A JP 2010003344 A JP2010003344 A JP 2010003344A JP 2008160345 A JP2008160345 A JP 2008160345A JP 2008160345 A JP2008160345 A JP 2008160345A JP 2010003344 A JP2010003344 A JP 2010003344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stepping motor
time
beam expander
driving
optical disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008160345A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Yamazaki
茂樹 山崎
Tomomi Okamoto
知巳 岡本
Kazuki Nakazawa
一樹 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi LG Data Storage Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi LG Data Storage Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi LG Data Storage Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2008160345A priority Critical patent/JP2010003344A/ja
Priority to CN2009101346468A priority patent/CN101609699B/zh
Priority to US12/430,967 priority patent/US7940612B2/en
Publication of JP2010003344A publication Critical patent/JP2010003344A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1392Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration
    • G11B7/13925Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration active, e.g. controlled by electrical or mechanical means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1372Lenses
    • G11B7/1378Separate aberration correction lenses; Cylindrical lenses to generate astigmatism; Beam expanders
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B2007/0003Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier
    • G11B2007/0009Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier for carriers having data stored in three dimensions, e.g. volume storage
    • G11B2007/0013Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier for carriers having data stored in three dimensions, e.g. volume storage for carriers having multiple discrete layers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

【課題】ビームエキスパンダの発熱を抑えつつアクセス時間を短縮させる光ディスク装置を提供すること。
【解決手段】マイクロコンピュータ21は、ビームエキスパンダ23の可動レンズ22bを移動するステッピングモータ24の動作時間と休止時間を管理して、直前の休止時間の長さに応じてそれに続くステッピングモータ24の連続駆動回数を許容回数以下に制限する。そして、休止時間の長さが閾値よりも短いとき、またはステッピングモータの連続駆動回数が許容回数に達したとき、所定の待機時間を置いて次のステッピングモータの駆動を開始させる。あるいは、ステッピングモータの動作時間と休止時間からその累積動作時間を算出し、累積動作時間が閾値を超えたら所定の待機時間を置いて次のステッピングモータの駆動を開始させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクへの記録又は再生を行う光ディスク装置に係り、特に光ピックアップ内のビームエキスパンダの制御方法に関するものである。
高密度記録可能なブルーレイディスク(BD)では、ディスクの厚さ方向に第1の記録層と第2の記録層が所定の間隔をおいて配置されるため、一方の記録層から他方の記録層へ切り替わる際に球面収差が発生する。光ディスク装置ではこの球面収差を補正するために、ビームエキスパンダというモータ駆動の補正レンズが光ピックアップ内に組み込まれている。ビームエキスパンダは固定レンズと可動レンズで構成され、可動レンズの位置をステッピングモータで移動制御することにより球面収差を補正している。ステッピングモータを駆動させる際、当然ながらモータ部から発熱があり、周囲温度を上昇させることになる。特に光ピックアップの動作性能に影響しないよう、温度上昇を許容温度以下に抑える必要がある。
ビームエキスパンダを動作させる際、ステッピングモータからの発熱を抑えるためには、モータ駆動電流を下げることや、モータ駆動時間を短くすることが有効である。あるいは、温度変動に対するビームエキスパンダの動作を安定させるため、周囲温度に応じて収差補正動作を制御する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−185498号公報
ステッピングモータからの発熱を抑えるために、モータ駆動電流を下げることや、モータ駆動時間を短くすることは有効であるが、その分、駆動トルクやアクセス性能が低下してしまう。例えば、モータを一度駆動した後、次の駆動を行うまで毎回所定の時間待機させる方法がある。BD2層ディスク媒体では、層間ジャンプが繰返し必要とされるが、ジャンプ動作毎に毎回待機時間を設けると、アクセスが大幅に遅れて装置の性能を低下させる要因となる。よって、モータの発熱を抑えるために、アクセス時間を短縮することは困難とされてきた。前記特許文献1においても、アクセス時間の短縮については言及されていない。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、ビームエキスパンダの発熱を抑えつつアクセス時間を短縮させる光ディスク装置およびその制御方法を提供することである。
本発明による光ディスク装置は、ビームエキスパンダの可動レンズを光軸方向に移動させるステッピングモータと、ステッピングモータを駆動するビームエキスパンダ駆動回路と、ビームエキスパンダ駆動回路を制御するマイクロコンピュータとを備え、マイクロコンピュータはステッピングモータの動作時間と休止時間を管理して、直前の休止時間の長さに応じてそれに続くステッピングモータの連続駆動回数を許容回数以下に制限する。さらにマイクロコンピュータは、休止時間の長さが閾値よりも短いとき、あるいはステッピングモータの連続駆動回数が許容回数に達したとき、所定の待機時間を置いて次のステッピングモータの駆動を開始させる。
本発明による光ディスク装置は、ビームエキスパンダの可動レンズを光軸方向に移動させるステッピングモータと、ステッピングモータを駆動するビームエキスパンダ駆動回路と、ビームエキスパンダ駆動回路を制御するマイクロコンピュータとを備え、マイクロコンピュータはステッピングモータの動作時間と休止時間からその累積動作時間を算出し、累積動作時間が閾値を超えたら所定の待機時間を置いて次のステッピングモータの駆動を開始させる。ここにマイクロコンピュータは、ステッピングモータの動作時間を加算し休止時間を減算することでその累積動作時間を算出し、累積動作時間が閾値を超えたら待機時間を置くとともに累積動作時間の値をリセットする。
本発明による光ディスク装置の制御方法は、ステッピングモータを駆動してビームエキスパンダの可動レンズを光軸方向に移動させるステップと、ステッピングモータの動作時間と休止時間をそれぞれ計測するステップと、直前の休止時間の長さに応じてそれに続くステッピングモータの連続駆動回数を許容回数以下に制限するステップとを備える。
本発明による光ディスク装置の制御方法は、ステッピングモータを駆動してビームエキスパンダの可動レンズを光軸方向に移動させるステップと、ステッピングモータの動作時間と休止時間からその累積動作時間を算出するステップと、累積動作時間が閾値を超えたら所定の待機時間を置いて次のステッピングモータの駆動を開始させるステップとを備える。
本発明によれば、ビームエキスパンダの発熱を抑えつつアクセス時間をより短縮できるので、装置性能とユーザの使い勝手が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による光ディスク装置の一実施例を示すブロック構成図である。光ディスク装置1は点線の枠内で示しており、これに光ディスク2を装着する。スピンドルモータ3は、スピンドルモータ駆動回路4から供給される駆動電力によって、光ディスク2を回転する。光ピックアップ5において、半導体レーザ光源6から出射されたレーザビームは、ハーフミラー7とミラー8で反射され、対物レンズ(フォーカスレンズ)9によって微小な光スポットに集光され、光ディスク2に照射される。その際、モニターディテクタ11は照射するレーザビームの強度を検出し、半導体レーザ駆動回路12は、照射するレーザビームの強度を一定となるように制御する。
光ディスク2にて反射したレーザビームは、対物レンズ9で再度集光され、ミラー8で反射し、ハーフミラー7を透過して4分割光検出器10に達する。ハーフミラー7は、厚板のガラス板に反射率50%の反射膜が蒸着されていて、光軸に対して約45度傾いて配置されている。よって、4分割光検出器10に達するレーザビームには非点収差が与えられる。4分割光検出器10は、その受光領域が4個の受光素子に分割されていて、各々の受光素子で受光したレーザビームの光強度に応じた信号を出力する。
信号処理回路13は4分割光検出器10からの出力信号を受け、フォーカスエラー信号(FE)、総和検出信号(PE)、トラッキングエラー信号(TE)、情報再生信号を生成する。レンズアクチュエータ駆動回路14は、信号処理回路13から出力されるFE信号とTE信号を増幅して、レンズアクチュエータ15内のコイル16に供給する。コイル16は、対物レンズ9の位置を光軸方向(フォーカス方向)とディスク半径方向(トラッキング方向)に調整する。
光ピックアップ5の送り機構は、ステッピングモータ17に螺旋状の溝が形成されたシャフト18を取付け、シャフト18の溝に光ピックアップ5に固定されたピン19を挿入する。マイクロコンピュータ(以下、マイコン)21と送り駆動回路20とによってステッピングモータ17に取付けられたシャフト18を回転させ、光ピックアップ5全体をディスク半径方向へ移動させる。
本実施例の装置では、光ピックアップ5はさらにビームエキスパンダ23を備える。
図2は、ビームエキスパンダのレンズ構成を示す図である。BDディスクの記録再生には、波長405nmのレーザ光と開口数0.85の対物レンズ9を用いるが、DVDディスク等に比べ、焦点ずれに対する許容値が厳しい。そこで、対物レンズ9とは別に、固定レンズ22aと可動レンズ22bを組み合わせたビームエキスパンダ23を設ける。そして可動レンズ22bを移動調整することで、レーザビームをBDディスクの記録面に精度良く絞り込み、球面収差を補正する。
図3は、ビームエキスパンダ23の可動レンズ22bの移動を説明する図である。光ディスクがBDの場合、可動レンズ22の移動範囲は約2.5mmであり、両端は可動限界端(壁面)31,32となっている。移動範囲の中に、基準位置としてRezero点30を設けている。Rezero点は、図示しない位置センサ(例えばフォトインタラプタ)による検出信号(Sense信号)の極性変化点(High/Low)として定める。これは、装置が起動した段階では、ビームエキスパンダ内の可動レンズ22の位置を知ることができないからである。よって、可動レンズ22bの位置決めは、まずSense信号によりRezero点30を探してから(Rezero処理と呼ぶ)、可動レンズ22bを所望の位置まで所定の距離を移動させる。
ここでは、可動限界端31からRezero点30までの領域33ではSense信号の極性がHighであり、可動限界端32からRezero点30までの領域34ではSense信号の極性がLowとなる。但し、Sense信号の変化は移動方向によりヒステリシスが存在するので、例えば、HighレベルからLowレベルに反転する位置をもってRezero点とする。BDの各記録層に対する可動レンズ位置は、Rezero点30を基準に、L0層が+約1mm、L1層が+約0.2mmの距離にある。Rezero処理後、可動レンズをL0層またはL1層に対応する距離だけ移動させる。さらに、記録再生動作中は、可動レンズをL0層とL1層の間を往復するジャンプ動作を行う。
ビームエキスパンダ23の可動レンズ22bの移動機構は、ビームエキスパンダ用ステッピングモータ24に螺旋状の溝が形成されたシャフト28を取付け、シャフト28の溝にビームエキスパンダ23(可動レンズ22b)に固定されたピン29を挿入する。マイコン21の制御により、ビームエキスパンダ駆動回路25はステッピングモータ24を駆動する。このモータ24は、例えば10μm/ステップ(駆動周波数1000pps(パルス/ステップ))の高分解能を有し、駆動パルス数にて所定量の移動を実現する。
本実施例の光ディスク装置では、マイコン21はビームエキスパンダ23(ステッピングモータ24)の駆動時間(動作時間)と休止時間を管理して、休止時間の長さに応じて可動レンズ22bの移動動作(ジャンプ動作)の連続回数を制限するようにした。すなわち、直前の休止時間が長ければ連続動作を許可し、休止時間が短ければ回数を制限し、あるいは所定時間待機してから次の動作を行うように制御する。これより、ステッピングモータの駆動による発熱を抑えるとともに、発熱が許容される範囲内でのアクセス時間をより短縮させることができる。
図4は、本実施例におけるビームエキスパンダの制御方法を説明する図である。図ではビームエキスパンダ(以下、Be−EXと略す)の動作状態をON、休止状態をOFFで示す。ON時間は毎回ほぼ一定とする。また、Be−EX駆動(すなわちステッピングモータの発熱)に伴う周囲温度変化を示し、Tmaxは許容温度である。本実施例では、Be−EXに対する駆動要求(ジャンプ要求)を受けたとき、直前の休止時間(OFF状態)の長さSを閾値Soと比較し、これに続くBe−EXの連続駆動回数を連続許容回数Nmax以下に制限するものである。
(a)は休止時間Sが長い場合(S>So)であり、連続許容回数Nmaxを複数回とする。このNmaxの値は、Be−EX連続駆動により休止時の温度T1から許容温度Tmaxに達するまでの駆動可能回数を予め測定しておき決定する。例えば図のようにNmax=4回とする。その場合、ジャンプ要求が連続4回以下の場合は要求に従い連続動作するが、要求が連続5回以上の場合は4回まで連続動作した後、待機時間Wを置いてから5回目以降の動作を行う。この待機時間Wは、一旦許容温度Tmaxに達した後、動作を再開可能な温度まで冷却するのに必要な時間で、数100msecに設定する。
(b)は休止時間Sが短い場合(S<So)であり、連続許容回数Nmaxを1回とする。これは、動作開始時の温度T2と許容温度Tmaxとの差が小さいので、連続動作を禁止している。よって、ジャンプ要求が連続動作であっても、Nmax=1回ごとの単一動作に分離して待機時間Wを置いて行う。さらに、休止期間Sが待機時間Wよりも短い場合(S<W)は、待機時間Wが経過してから動作を行うようにする。
上記説明では休止時間Sの閾値Soを1個定めて場合分けしたが、閾値Soを複数通り設定して休止時間Sを細かに区分することもできる。その場合、休止時間Sの長さにより連続許容回数Nmaxは複数通り設定されることになり、より緻密な制御が可能になる。
本実施例によれば、温度上昇の余裕度に応じてジャンプ動作の連続回数を増加させて設定するので、許容温度内でのアクセス性能をより向上させることができる。
ビームエキスパンダの発熱を抑えるための他の実施例として、ビームエキスパンダの動作時間と休止時間を管理して、累積動作時間に応じて可動レンズの移動動作(ジャンプ動作)を制限する方法を述べる。すなわち累積動作時間を予め設けた閾値と比較し、閾値を超えたら待機時間を置いて次の動作を行うように制御するものである。
図5は、本実施例におけるビームエキスパンダの制御方法を説明する図である。図では、ビームエキスパンダ(Be−EX)の動作期間をJ1,J2,・・で示す。累積動作時間を計測するために、マイコン21には動作カウンタCa、静止カウンタCs、及び累積カウンタCrを設ける。動作カウンタCaはBe−EXが動作中(ステッピングモータが駆動中)の時間を積算カウントし、静止カウンタCsは静止中(休止中)の時間を積算カウントする。そして累積カウンタCrは両者の差を(1)式で計算し、累積動作時間として用いる。ここで両者の差分をとるのは、動作中の加熱作用と静止中の冷却作用を考慮したからである。
Cr=ka・Ca−ks・Cs (1)
ここにka,ksは、Be−EXの駆動デューティ(連続動作の割合)や加熱特性、冷却特性を反映する係数であり、これらを用いることでより正確な制御が可能となる。以下の説明では、簡単のためka=ks=1として説明する。
累積動作時間Crが増加すると、モータ発熱によりBe−EXの温度が上昇する。閾値Cmaxは、許容温度Tmaxに達するまでの累積動作時間であり、予め測定して決定しておく。Be−EX動作中に累積カウンタCrが閾値Cmaxを超えたら、ジャンプ動作を一旦止め、待機時間Wを置いてから次のジャンプ動作を開始させる。また、待機処理を行う際には、各カウンタの値を0にリセットする。Be−EXの動作を一時休止させることでモータ発熱を抑えることができる。待機時間Wは、一旦許容温度Tmaxに達した後、動作を再開可能な温度まで冷却するのに必要な時間で、数100msecに設定する。
図では、Rezero処理完了後にカウンタ計測を開始し、ジャンプ動作J3において累積カウンタCrが閾値Cmaxを超えている。そこで待機時間Wを置いて次のジャンプ動作J4を開始する場合である。
図6は、図5のビームエキスパンダの制御方法をフローチャートで示したものである。以下の一連の処理は、マイコン21からの指令により進行する。
光ディスクを装着し、起動開始指令を受けると(S600)、ビームエキスパンダ(Be−EX)の初期化として基準位置検出するRezero処理を行う(S601)。この処理は前記図3で示したように、可動レンズ22bを移動させてSense信号の極性(High/Low)が反転するResero点30に位置付ける操作である。Rezero処理が完了すると、動作カウンタCaを0とし、また静止カウンタCsのカウントアップを開始する(S602)。そして、Be−EXのジャンプ動作指令を待つ(S603)。Be−EXのジャンプ動作は、可動レンズをResero点30からL0あるいはL1位置に移動させ、その後L0とL1の間で移動させる操作である。
ジャンプ要求を受けると(S603でYes)、現在の累積動作時間を(1)式に従って計算し累積カウンタCrとする(S604)。そして計算した累積カウンタCrを閾値Cmaxと比較する(S605)。累積カウンタCrが閾値Cmax以下であれば(S605でNo)、そのままS608以降のジャンプ処理へ進む。累積カウンタCrが閾値Cmaxを超えていたら(S605でYes)、動作カウンタCaと静止カウンタCsを0にリセットし、静止カウンタCsのカウントアップを開始する(S606)。そして所定の時間Wだけ待機させてから(S607)、S608以降のジャンプ処理へ進む。
ジャンプ処理では、まず動作カウンタCaのカウントアップを開始し、静止カウンタCsのカウントアップを停止する(S608)。そして、ステッピングモータを駆動して要求されたジャンプ動作を行う(S609)。動作が終了すると、動作カウンタCaのカウントアップを停止し、静止カウンタCsのカウントアップを開始する(S610)。記録再生動作が終了かどうかを判定し(S611)、終了していなければ上記S603に戻り、次のジャンプ要求を待つ。そのとき、動作カウンタCaは今までのカウント値を保持し、静止カウンタCsはカウントアップを継続しながら、次の処理に進む。
本実施例によれば、ジャンプ動作の累積時間を管理して次のジャンプ動作を制限するものであるから、1回ごとのジャンプ動作の時間が一定でない場合においても発熱量を精度良く見積もることができ、安定した温度制御を実現する。
上記実施例1、2では、ビームエキスパンダの動作時間と休止時間を管理して発熱を抑えるものであるが、さらに装置内に温度センサを設置してこれを併用することも可能である。例えば計測した温度に応じて、前記実施例における休止時間の閾値So、待機時間W、累積カウンタの閾値Cmaxを適宜変化させて設定すれば、より精度の高い制御ができる。
以上各実施例によれば、ビームエキスパンダの発熱を抑えつつアクセス時間をより短縮できるので、光ディスク装置の性能とユーザの使い勝手が向上する。
本発明による光ディスク装置の一実施例を示すブロック構成図。 ビームエキスパンダのレンズ構成を示す図。 ビームエキスパンダの可動レンズの移動を説明する図。 実施例1におけるビームエキスパンダの制御方法を説明する図。 実施例2におけるビームエキスパンダの制御方法を説明する図。 図5のビームエキスパンダの制御方法をフローチャートで示した図。
符号の説明
1…光ディスク装置、2…光ディスク、3…スピンドルモータ、5…光ピックアップ、6…半導体レーザ光源、9…対物レンズ、10…4分割光検出器、13…信号処理回路、14…レンズアクチュエータ駆動回路、15…レンズアクチュエータ、17…ステッピングモータ、21…マイクロコンピュータ、22b…可動レンズ、23…ビームエキスパンダ、24…ビームエキスパンダ用ステッピングモータ、25…ビームエキスパンダ駆動回路。

Claims (6)

  1. 光ディスクに照射するレーザビームの球面収差を補正するビームエキスパンダを有する光ディスク装置において、
    上記ビームエキスパンダの可動レンズを光軸方向に移動させるステッピングモータと、
    該ステッピングモータを駆動するビームエキスパンダ駆動回路と、
    上記ビームエキスパンダ駆動回路を制御するマイクロコンピュータとを備え、
    該マイクロコンピュータは上記ステッピングモータの動作時間と休止時間を管理して、直前の休止時間の長さに応じてそれに続く上記ステッピングモータの連続駆動回数を許容回数以下に制限することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記マイクロコンピュータは、前記休止時間の長さが閾値よりも短いとき、あるいは前記ステッピングモータの連続駆動回数が前記許容回数に達したとき、所定の待機時間を置いて次のステッピングモータの駆動を開始させることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 光ディスクに照射するレーザビームの球面収差を補正するビームエキスパンダを有する光ディスク装置において、
    上記ビームエキスパンダの可動レンズを光軸方向に移動させるステッピングモータと、
    該ステッピングモータを駆動するビームエキスパンダ駆動回路と、
    上記ビームエキスパンダ駆動回路を制御するマイクロコンピュータとを備え、
    該マイクロコンピュータは上記ステッピングモータの動作時間と休止時間からその累積動作時間を算出し、該累積動作時間が閾値を超えたら所定の待機時間を置いて次のステッピングモータの駆動を開始させることを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項3記載の光ディスク装置において、
    前記マイクロコンピュータは前記ステッピングモータの動作時間を加算し休止時間を減算することでその累積動作時間を算出し、該累積動作時間が閾値を超えたら前記待機時間を置くとともに該累積動作時間の値をリセットすることを特徴とする光ディスク装置。
  5. 光ディスクに照射するレーザビームの球面収差をビームエキスパンダにより補正する光ディスク装置の制御方法において、
    ステッピングモータを駆動して上記ビームエキスパンダの可動レンズを光軸方向に移動させるステップと、
    上記ステッピングモータの動作時間と休止時間をそれぞれ計測するステップと、
    直前の休止時間の長さに応じてそれに続く上記ステッピングモータの連続駆動回数を許容回数以下に制限するステップと、
    を備えることを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
  6. 光ディスクに照射するレーザビームの球面収差をビームエキスパンダにより補正する光ディスク装置の制御方法において、
    ステッピングモータを駆動して上記ビームエキスパンダの可動レンズを光軸方向に移動させるステップと、
    上記ステッピングモータの動作時間と休止時間からその累積動作時間を算出するステップと、
    該累積動作時間が閾値を超えたら所定の待機時間を置いて次のステッピングモータの駆動を開始させるステップと、
    を備えることを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
JP2008160345A 2008-06-19 2008-06-19 光ディスク装置及びその制御方法 Pending JP2010003344A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008160345A JP2010003344A (ja) 2008-06-19 2008-06-19 光ディスク装置及びその制御方法
CN2009101346468A CN101609699B (zh) 2008-06-19 2009-02-27 光盘装置及其控制方法
US12/430,967 US7940612B2 (en) 2008-06-19 2009-04-28 Optical disc apparatus and control method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008160345A JP2010003344A (ja) 2008-06-19 2008-06-19 光ディスク装置及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010003344A true JP2010003344A (ja) 2010-01-07

Family

ID=41431162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008160345A Pending JP2010003344A (ja) 2008-06-19 2008-06-19 光ディスク装置及びその制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7940612B2 (ja)
JP (1) JP2010003344A (ja)
CN (1) CN101609699B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014191854A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Rohm Co Ltd モータ駆動装置
JP2017530347A (ja) * 2014-09-05 2017-10-12 マルバーン インストゥルメンツ リミテッド 粒子特性評価方法及び装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7283435B2 (en) * 2001-07-05 2007-10-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc device
JP2006185498A (ja) 2004-12-27 2006-07-13 Sony Corp 光ピックアップ
JP4825579B2 (ja) * 2006-05-23 2011-11-30 株式会社日立製作所 光ディスク装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014191854A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Rohm Co Ltd モータ駆動装置
JP2017530347A (ja) * 2014-09-05 2017-10-12 マルバーン インストゥルメンツ リミテッド 粒子特性評価方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7940612B2 (en) 2011-05-10
CN101609699A (zh) 2009-12-23
US20090316540A1 (en) 2009-12-24
CN101609699B (zh) 2011-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005209246A (ja) 光ディスク装置及びその制御方法
JP2006331489A (ja) 光ディスク駆動装置、光ディスク装置及びその駆動方法
US20080310287A1 (en) Deformable mirror apparatus, optical pickup and optical drive apparatus
JPWO2004066290A1 (ja) 情報記録又は再生装置並びに記録又は再生制御方法
US8027227B2 (en) Optical disc apparatus
US8164991B2 (en) Optical disk apparatus and optical pickup device
US20040085868A1 (en) Tilt correction method detecting tilt with same linear velocity as upon actually recording/reproducing at each radial position
US8050154B2 (en) Drive control apparatus, drive control method and optical pickup apparatus
US7164629B2 (en) Method of controlling an optical disk apparatus
JP2010003344A (ja) 光ディスク装置及びその制御方法
JP2009238345A (ja) 光ピックアップ装置
JP2008305453A (ja) 光情報記録再生装置
JP2006048875A (ja) 光情報記録再生装置
JP4525470B2 (ja) 光ディスク駆動装置、光ディスク装置及びその駆動方法
JP2008103039A (ja) ディスク再生装置
US8537651B2 (en) Optical disc device
JP2010079945A (ja) 光ディスク記録再生装置および光ディスク記録再生装置の光ピックアップの温度特性補正方法
JP2011028803A (ja) 光ディスク装置
JP2006079703A (ja) 光情報記録再生装置及び光情報記録再生方法
JP2008310921A (ja) 光情報記録再生装置
US7839734B2 (en) Method and apparatus for controlling spherical aberration correction for an optical disk drive
WO2012137261A1 (ja) 光ディスク装置
JP2009266309A (ja) 光ディスク装置及びその制御方法
KR20120094669A (ko) 광 픽업 구동 방법
JP2004310938A (ja) 光ディスク装置における制御方法および制御装置