JP2010003135A - 診療情報管理システム - Google Patents

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和夫 小山
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【課題】 すべての療法における癌など特定疾病の診療情報や、広範囲の特定疾病の登録関連情報を参照可能とすることにより、治療の進行状況を高い即時性をもって把握することができる診療情報管理システムを提供する。
【解決手段】診療情報を取り扱う診療情報管理システムにおいて、医療機関内の複数の治療部門のデータベース4a〜4dに保存された診療情報をそれぞれ提供する複数の治療部門サーバ3a〜3dと、これらの治療部門サーバ3a〜3dまたはデータベース4a〜4dから特定疾病診療情報を取得し統合された特定疾病診療情報を統合データベース7から提供する特定疾病治療統合サーバ6とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療機関内の癌など特定疾病の診療情報を取り扱う診療情報管理システムに関する。
近年、病院内では電子カルテやオーダリングシステムなどの病院情報システム(HIS:Hospital Information System)の導入に伴い、すべての院内情報の電子化が必要になってきており、放射線治療部門でもそのシステム化が課題となっている。
横河電機で開発した放射線治療部門情報システムTheraRISは、このような要請に応えるもので、放射線治療スタッフ間で治療情報の共有が容易に行え、放射線治療部門のペーパレス化およびフィルムレス化を図ることができる。
図4は放射線治療における癌診療情報を取り扱う従来の診療情報管理システムの一例で、前述のTheraRISで構成した場合を示す概略構成図である。電子カルテ101は、テキスト情報と画像情報から構成され、放射線治療部門で使用している治療カルテ(紙)に記載されている情報を登録できる。画像管理装置105は各種の治療画像を業界標準のDICOM規格で統一し電子保存を行う。治療計画装置106は、放射線治療の治療計画立案時に線量分布図やDRR画像などの作成を支援する。照合装置107は、放射線治療機のことで、リニアックとも呼ばれ、癌に放射線を照射する。放射線治療情報管理サーバ103は電子カルテ101、画像管理装置105、治療計画装置106および照合装置107から送られる情報を収集して診療情報データベース104に保存する。
図4のシステムの動作を次に説明する。ユーザから電子カルテ1を介して入力される病名、疾患部位名称、画像管理装置105から取得される癌疾患に関連する診断画像、治療計画装置106から取得される、放射線治療の治療計画立案時に使用される計画画像などの疾患の病態をあらわすものや、複数回実施される照射の予定情報、毎回実施時に照合装置107から取得される一回線量や累積線量などの実績情報は、癌診療情報(以下癌診療情報)として、放射線治療情報管理サーバ103を介して診療情報データベース104に保存されるとともに、必要に応じて電子カルテ1に送信される。
診療情報管理システムに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開2007−48099号公報
現在の医療制度では、癌診療連携拠点病院において癌治療の充実を狙いとした腫瘍センターの設置が義務化されており、主治医や癌治療医(以下医師と呼ぶ)が癌治療を行なう際に、単一の治療方法(療法とも呼ぶ)のみを用いるのではなく、すべての治療方法、すなわち、手術、放射線治療、化学療法、緩和ケアを組み合わせて治療にあたることが求められている。さらに、癌診療連携拠点病院に対しては、院内での癌登録(癌の罹患や生存率などの統計情報を集める仕組み)も義務付けられている。
各療法を実施する際には、放射線治療と同様に各々の治療計画情報や予定情報、実施情報などの癌診療情報を収集、管理する必要がある。したがって、医師は計画変更や患者へのケアを迅速に行なうため、すべての療法における癌診療情報を参照して、治療の進行状況を把握する必要があり、かつ情報把握に際して高い即時性が要求される。
しかしながら、上記の従来技術では、放射線治療の癌診療情報しか提供できないため、電子カルテや部門システムなど他のシステムの機能を使ったり、紙媒体などから放射線治療以外の癌診療情報を収集する必要があるので、治療の進行状況の把握が煩雑となり、かつ情報把握の即時性も低くなる。
また、癌登録を行なう際には、癌治療に関わる部門や部門システムだけでなく、放射線科や検体検査などの診断に関わる部門システム、また診療行為とは関係のない会計部門システムなど、目的が異なる多くの場所を参照し病名を収集必要があるため、情報収集が非常に煩雑となるだけでなく、収集漏れが発生するという問題がある。
本発明はこのような課題を解決しようとするもので、すべての療法における癌など特定疾病の診療情報や、広範囲の特定疾病の登録関連情報を参照可能とすることにより、治療の進行状況を高い即時性をもって把握することができる診療情報管理システムを提供することを目的とする。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明に係る診療情報管理システムは、
診療情報を取り扱う診療情報管理システムにおいて、
医療機関内の複数の治療部門のデータベースに保存された診療情報をそれぞれ提供する複数の治療部門サーバと、
これらの治療部門サーバまたは前記データベースから特定疾病診療情報を取得し統合された特定疾病診療情報を統合データベースから提供する特定疾病治療統合サーバと
を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の診療情報管理システムにおいて、
前記複数の治療部門サーバは、
手術を支援するための診療情報を管理するデータベースを有する手術情報管理サーバと、
放射線治療を支援するための診療情報を管理するデータベースを有する放射線治療情報管理サーバと、
化学療法を支援するための診療情報を管理するデータベースを有する化学療法情報管理サーバと、
緩和ケアを支援するための診療情報を管理するデータベースを有する緩和ケア情報管理サーバと
を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、
請求項1または2記載の診療情報管理システムにおいて、
前記治療部門サーバの少なくとも1つがネットワークを介して接続される通信インターフェースを備え、
前記特定疾病治療統合サーバは、前記治療部門サーバから送信される特定疾病診療情報を前記通信インターフェースを介して取得することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、
請求項3に記載の診療情報管理システムにおいて、
前記通信インターフェースを介して前記特定疾病治療統合サーバとネットワーク接続する電子カルテおよび検査部門システムを備え、
前記特定疾病治療統合サーバは、前記通信インターフェースを介して電子カルテから送信される治療依頼情報および検査部門システムから送信される検査結果情報を取得することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、
請求項1乃至4のいずれかに記載の診療情報管理システムにおいて、
前記特定疾病治療統合サーバは前記治療部門データベースの少なくとも1つに直接アクセスして特定疾病診療情報を取得することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、
請求項1乃至5のいずれかに記載の診療情報管理システムにおいて、
前記特定疾病治療統合サーバは、
すべての療法機能の予定情報を統合し参照可能とした統合スケジュール機能と、
すべての療法機能の特定疾病診療情報を統合し参照可能とした統合計画機能と、
すべての療法機能の特定疾病診療情報における病名に候補ステータスをつけて保存した治療カルテ機能と
を備えたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、
請求項1乃至6のいずれかに記載の診療情報管理システムにおいて、
前記特定疾病治療統合サーバは、病名登録後一定期間を経過するとアラートを発生することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、
請求項1乃至7のいずれかに記載の診療情報管理システムにおいて、
前記特定疾病治療統合サーバは、病名登録の登録者および期間の少なくともいずれか一方で検索することにより特定疾病の登録病名を取得できることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、
請求項1乃至8のいずれかに記載の診療情報管理システムにおいて、
前記特定疾病治療統合サーバは、医師のみが定義できる内容で未登録のものについて医師を特定する医師検索機能を備えたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、
請求項1乃至9のいずれかに記載の診療情報管理システムにおいて、
前記特定疾病は癌であることを特徴とする。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば、診療情報を取り扱う診療情報管理システムにおいて、医療機関内の複数の治療部門のデータベースに保存された診療情報をそれぞれ提供する複数の治療部門サーバと、これらの治療部門サーバまたは前記データベースから特定疾病診療情報を取得し統合された特定疾病診療情報を統合データベースから提供する特定疾病治療統合サーバとを備えたことにより、すべての療法における特定疾病診療情報や、広範囲の特定疾病の登録関連情報を参照可能とすることができる。
以下本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る診療情報管理システムの一実施例を示す構成ブロック図である。
電子カルテ1は、外来で主治医などが、癌治療統合サーバ6に対して癌の治療依頼を通知する等のために用いられる。電子カルテ1は治療依頼のためのオーダをネットワーク8経由で送信し、患者情報、主治医が決定した病名、治療部位などが通知される。
検査部門システム2は、放射線部門や病理部門などの癌診断を支援あるいは診断するため、検査結果であるレポートや画像をネットワーク8で送信する。
手術情報管理サーバ3a、放射線治療情報管理サーバ3b、化学療法情報管理サーバ3c、緩和ケア情報管理サーバ3dおよびそれぞれの診療情報データベース4a、4b、4c、4dは癌治療の支援を行なう治療部門システムを構成する。また、診療情報データベース4a〜4dは治療部門データベース4を構成する。
インターフェース5は、癌治療統合サーバ6のネットワーク8とのインターフェースである。電子カルテ1や検査部門システム2がHL7(Health Level 7)などの標準規格(医療情報交換規格)に準拠している場合は、それに対応した機能を持たせてもよい。
癌治療統合サーバ6は、電子カルテ1、検査部門システム2、治療部門データベース4からネットワーク8を介して送信されインターフェース5を介して取得した情報、および公開されている治療部門データベース4に直接アクセスして取得した情報を統合データベース7に保存し、診療支援や癌登録を目的として公開する(ここで「公開」とは他のシステムからアクセス可能となっている状態をいい、データベース検索が可能である)。
手術情報管理サーバ3aおよびその診療情報データベース4aは、手術を支援することを目的とした治療部門システムである手術支援システムを構成する。手術支援システムでは、治療部位とTNM分類(癌の病期を分類する一つの方法。TNMとはTumour(原発腫瘍)、Nodes(リンパ節)そしてMetastasis(転移)の頭文字。)などの診断情報を含めた病名情報、病名に対して実施しようとする手術の術式などの計画情報、実施予定、術後の手術記録や実施日などの実施情報を記録し、それらを癌治療統合サーバ6に送信する。
放射線治療情報管理サーバ3bおよびその診療情報データベース4bは、放射線治療を支援することを目的とした治療部門システムである放射線治療システムを構成する。放射線治療システムは、治療部位とTNM分類などの診断情報を含めた病名情報、病名に対して実施しようとする治療の方針や照射方法などの計画情報、予定、照射後に収集管理する照射録や実施日などの実施情報を記録し、それらを癌治療統合サーバ6に送信する。
化学療法情報管理サーバ3cおよびその診療情報データベース4cは、化学療法を支援することを目的とした治療部門システムである化学療法システムを構成する。化学療法システムでは、治療部位とTNM分類などの診断情報を含めた病名情報、病名に対して実施しようとする薬剤の決定や投薬の方法などの計画情報、予定、実施日などの実施情報を記録し、それらを癌治療統合サーバ6に送信する。
緩和ケア情報管理サーバ3dおよびその診療情報データベース4dは、緩和ケアを支援することを目的とした治療部門システムである緩和ケアシステムを構成する。緩和ケアシステムでは、緩和ケアの計画情報、実施日などの実施記録を記録し、それらを癌治療統合サーバ6に送信する。
診療情報データベース4a、4dの情報は、ネットワークなどの制約により癌治療統合サーバ6に対して公開されていないので、HL7などの標準プロトコルを用いて、それぞれ手術情報管理サーバ3a、緩和ケア情報管理サーバ3dを介し、ネットワーク8、インターフェース5経由で癌治療統合サーバ6に送信される。診療情報データベース4b、4cの情報は、癌治療統合サーバ6に対して公開されているので、SQLなどの標準プロトコルを用いて、癌治療統合サーバ6から直接アクセスされて取得される。
図1の診療情報管理システムの動作を次に説明する。主持医から、電子カルテ1により、治療依頼のためのオーダ情報として患者情報、主治医が決定した病名、治療部位などがネットワーク8経由でインターフェース5を介して癌治療統合サーバ6に通知される。検査結果であるレポートや画像は、検査部門システム2からネットワーク8経由でインターフェース5を介して癌治療統合サーバ6に送信される。診療情報データベース4a、4dの情報は、それぞれ手術情報管理サーバ3a、緩和ケア情報管理サーバ3dを介してネットワーク8経由で送信され、インターフェース5を介して癌治療統合サーバ6により取得される。診療情報データベース4b、4cの情報は、癌治療統合サーバ6から直接アクセスされ、データベース検索などにより取得される。電子カルテ1、検査部門システム2、治療部門データベース4から取得された情報は癌治療統合サーバ6により統合データベース7に保存され、診療支援や癌登録を目的として病院内のシステムに公開される。
図2は図1の治療部門データベース4のデータベース構造を示す構成概略図である。以下にその機能を説明する。
治療部門情報は、各治療部門システムを特定するためのIDである。
患者基本情報は、レコード(記録内容)のインデックス(索引、見出し)である患者IDのほか、患者名をはじめ、性別、年齢、住所など、患者の個人情報を記録するためのテーブルである。
病歴情報は病歴を記録するためのテーブルで、レコードのインデックスである病歴ID、病気を持つ患者の患者ID、病名ID、部位ID、登録候補IDや、TNMなどの診断情報で構成される。ここで、病歴情報の登録候補IDは、癌登録情報テーブルのレコードのインデックスである。
癌登録情報テーブルは、レコードのインデックスである登録候補IDのほか、病名に対する癌登録の候補としての信頼性レベルを、「候補」、「保留」、「候補外」などで示す候補ステータス、病名が癌登録候補となる登録日から6ヶ月経過(正式登録される)したかどうかを判別するための日付および登録時の詳細情報を後日登録者(医者)本人に確認する際に使用する登録者IDで構成される。
治療情報は、治療対象とする病歴情報のレコードのID、治療手技IDおよび予約IDで構成された、治療計画を記録するためのテーブルである。
治療情報の治療手技IDは、例えば、照射方法や一回線量、総線量、手術の手技、投薬情報を記録するための治療詳細情報テーブルのレコードのインデックスである。
治療情報の予約IDは、例えば、照射の予定、投薬の予定、手術の予定、など実際に治療を実施する予約情報を記録するための予約情報テーブルのレコードのインデックスである。
上記の病歴情報テーブルにより患者の病歴を管理することができ、病歴情報テーブルと癌登録情報テーブルにより、治療部門システムで登録された病名を癌登録に利用することができる。
図3は図1の統合データベース7のデータベース構造を示す構成概略図である。以下にその機能を説明する。基本的な構造は図2と同様である。
患者基本情報は、レコードのインデックスである患者IDのほか、患者名をはじめ、性別、年齢、住所など、患者の個人情報を記録するためのテーブルであり、インターフェース5を介してHIS(病院情報システム)から送信される情報や、GUI端末から登録される情報に基づく。また、患者基本情報は部門システムのデータベース4a〜4dへ記録され、各部門システムが独立であっても情報共有される。
病歴情報は、レコードのインデックスである病歴ID、病気を持つ患者の患者ID、病名ID、部位ID、登録候補IDや、TNMなどの診断情報で構成された、病歴を記録するためのテーブルである。病歴情報は定周期に部門システムのデータベース4a〜4dの病歴情報から取得され、病歴情報に記録される。したがって、各部門システムに個別に病歴情報が保持されていたとしても、すべての病歴情報が本テーブルに蓄積される。また、本テーブルに登録されたレコードは、部門システムの病歴情報にも登録され、各システムが独立であっても情報共有される。
病歴情報の登録候補IDは、癌登録情報テーブルのレコードのインデックスである。また、診断情報IDは、診断情報テーブルのレコードのインデックスである。
癌登録情報テーブルは、レコードのインデックスである登録候補IDのほか、病名に対する癌登録の候補としての信頼性レベルを「候補」、「保留」、「候補外」などで示す候補ステータス、病名が癌登録候補となる登録日から6ヶ月経過したことを判別するための日付、登録時の詳細情報を後日登録者本人に問い合わせるために使用する登録者IDで構成される。病歴情報同様に、各治療部門システムと情報共有される。
診断情報は、病歴情報で定義される病名の根拠になる、主に検査部門システム2からの診断情報を扱うテーブルである。レコードのインデックスである診断情報ID、所見などの文書名、診断画像などの画像名、Webで診断情報を配信している他システムがあれば、そのURLが登録される。
治療情報は、治療対象とする病歴情報のレコードのID、治療手技ID、予約IDで構成された、治療計画を記録するためのテーブルである。
治療情報の治療手技IDは、例えば、照射方法や一回線量、総線量、手術の手技、投薬情報を記録するための治療詳細情報テーブルのレコードのインデックスである。
治療情報の予約IDは、例えば、照射の予定、投薬の予定、手術の予定、など実際に治療を実施する予約情報を記録、管理するための予約情報テーブルのレコードのインデックスである。予約情報は定周期に部門システムのデータベース4a〜4dの予約情報から取得され、予約情報テーブルに記録される。したがって、各治療部門システムで登録された予約情報が癌治療統合サーバ6に登録され、各治療部門システムの予約情報が癌治療統合サーバ6で参照可能となる。
治療情報の治療種別IDは治療部門を参照し、癌治療統合サーバ6において治療情報や予約情報が定義された治療部門システムを識別するための情報である。
上記の病歴情報テーブルにより各治療部門システムで登録された患者の病歴が管理でき、病歴情報テーブルと癌登録情報テーブルにより、治療部門システムで登録された病名を癌登録に利用することができる。
上記のような構成の診療情報管理システムによれば、統合スケジュールですべての療法機能の予定情報を統合し参照可能とすることにより、治療の進行状況の把握が容易となり、かつ即時性が高まる。
また、統合計画ですべての療法機能の癌診療情報を統合し参照可能とすることにより、治療の診療内容の把握が容易となり、かつ即時性が高まる。例えば、癌治療統合サーバ6において、特定の癌患者に対する統合計画が主治医によって作成されると、これに基づいて各部門システムにおいて癌治療医により詳細計画が作成され、癌治療統合サーバ6に公開されて主治医や他部門から参照可能となる。癌治療の関係者が全体を容易に把握できるので、計画の変更や調整も迅速に行うことができる。
また、治療カルテですべての療法機能の癌診療情報の病名に対し癌登録候補となる病名にマーカをつけ、データベースに保存することにより、病名登録候補の検索が容易となる。したがって、情報収集が容易となり、収集漏れも発生しにくくなる。
また、病名登録後、一定期間を経過するとアラートを発生することができる。これに応じて、例えば主治医は病名の最終確認を行うことができる。
また、病名登録の登録者や登録期間を用いて癌登録病名を検索取得することができる。
また、病名(TNM分類)など、医師しか定義できない内容が未登録であった場合など、登録者を検索する医師検索により医師への問い合わせを支援することができる。
なお、治療部門データベース4のすべてが癌治療統合サーバ6に対し公開されている場合は、癌治療統合サーバ6から治療部門データベース4のすべてに対して直接アクセスすることにより情報を取得することができる。
また、治療部門データベース4の一部が他社システムで構成され、癌治療統合サーバ6に対し公開されていない場合は、その部分については、許可された情報のみがネットワーク8経由でインターフェース5を介して癌治療統合サーバ6に送信される。
また、治療部門データベース4および統合データベース7のデータベース構造は図2および図3のものに限らず、相互の対応がとれた、任意のデータベース構造をとることができる。
また、上記の実施例では特定疾病が癌の場合を示したが、癌に限らず、すべての療法における診療情報や、広範囲の登録関連情報を参照可能とし、治療の進行状況を高い即時性をもって把握する必要がある他の疾病にも適用することができる。
本発明の実施の形態に係る診療情報管理システムの一実施例を示す構成ブロック図である。 図1の治療部門データベース4のデータベース構造を示す構成概略図である。 図1の統合データベース7のデータベース構造を示す構成概略図である。 従来の診療情報管理システムの一例を示す概略構成ブロック図である。
符号の説明
1 電子カルテ
2 検査部門システム
3a〜3d 治療部門サーバ
4a〜4d 治療部門のデータベース
3a 手術情報管理サーバ
3b 放射線治療情報管理サーバ
3c 化学療法情報管理サーバ
3d 緩和ケア情報管理サーバ
5 通信インターフェース
6 特定疾病治療統合サーバ
7 統合データベース
8 ネットワーク

Claims (10)

  1. 診療情報を取り扱う診療情報管理システムにおいて、
    医療機関内の複数の治療部門のデータベースに保存された診療情報をそれぞれ提供する複数の治療部門サーバと、
    これらの治療部門サーバまたは前記データベースから特定疾病診療情報を取得し統合された特定疾病診療情報を統合データベースから提供する特定疾病治療統合サーバと
    を備えたことを特徴とする診療情報管理システム。
  2. 前記複数の治療部門サーバは、
    手術を支援するための診療情報を管理するデータベースを有する手術情報管理サーバと、
    放射線治療を支援するための診療情報を管理するデータベースを有する放射線治療情報管理サーバと、
    化学療法を支援するための診療情報を管理するデータベースを有する化学療法情報管理サーバと、
    緩和ケアを支援するための診療情報を管理するデータベースを有する緩和ケア情報管理サーバと
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の診療情報管理システム。
  3. 前記治療部門サーバの少なくとも1つがネットワークを介して接続される通信インターフェースを備え、
    前記特定疾病治療統合サーバは、前記治療部門サーバから送信される特定疾病診療情報を前記通信インターフェースを介して取得することを特徴とする請求項1または2記載の診療情報管理システム。
  4. 前記通信インターフェースを介して前記特定疾病治療統合サーバとネットワーク接続する電子カルテおよび検査部門システムを備え、
    前記特定疾病治療統合サーバは、前記通信インターフェースを介して電子カルテから送信される治療依頼情報および検査部門システムから送信される検査結果情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の診療情報管理システム。
  5. 前記特定疾病治療統合サーバは前記治療部門データベースの少なくとも1つに直接アクセスして特定疾病診療情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の診療情報管理システム。
  6. 前記特定疾病治療統合サーバは、
    すべての療法機能の予定情報を統合し参照可能とした統合スケジュール機能と、
    すべての療法機能の特定疾病診療情報を統合し参照可能とした統合計画機能と、
    すべての療法機能の特定疾病診療情報における病名に候補ステータスをつけて保存した治療カルテ機能と
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の診療情報管理システム。
  7. 前記特定疾病治療統合サーバは、病名登録後一定期間を経過するとアラートを発生することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の診療情報管理システム。
  8. 前記特定疾病治療統合サーバは、病名登録の登録者および期間の少なくともいずれか一方で検索することにより特定疾病登録病名を取得できることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の診療情報管理システム。
  9. 前記特定疾病治療統合サーバは、医師のみが定義できる内容で未登録のものについて医師を特定する医師検索機能を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の診療情報管理システム。
  10. 前記特定疾病は癌であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の診療情報管理システム。
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