JP2010003097A - 文書作成支援装置及び文書作成支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 電子文書の対象内容の説明に有用な定型文字列を効果的に提示する。
【解決手段】 疾患選択手段11が、読影医が説明しようとしている疾患の選択を受け付け、疾患データ取得手段12が、選択された疾患をキーとして疾患データ格納手段17から疾患データを取得し、ユーザ入力取得手段13が、読影医が読影レポートの画像所見を変更(入力)するごとにその入力文字列を取得し、補完候補フレーズ取得手段14が、入力文字列をキーとしてフレーズデータ格納手段18から補完候補のフレーズを取得し、補完候補フレーズ表示手段15が、疾患データ取得手段12により取得された疾患データに基づいて補完候補のフレーズのうち診断結果の説明に有用と判断されるフレーズの重要度に加点を行い、当該加点後の重要度順に補完候補のフレーズを並べ替えて表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 疾患選択手段11が、読影医が説明しようとしている疾患の選択を受け付け、疾患データ取得手段12が、選択された疾患をキーとして疾患データ格納手段17から疾患データを取得し、ユーザ入力取得手段13が、読影医が読影レポートの画像所見を変更(入力)するごとにその入力文字列を取得し、補完候補フレーズ取得手段14が、入力文字列をキーとしてフレーズデータ格納手段18から補完候補のフレーズを取得し、補完候補フレーズ表示手段15が、疾患データ取得手段12により取得された疾患データに基づいて補完候補のフレーズのうち診断結果の説明に有用と判断されるフレーズの重要度に加点を行い、当該加点後の重要度順に補完候補のフレーズを並べ替えて表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、文書作成支援装置及び文書作成支援プログラムに関する。
医療の現場において、読影医がMRI(Magnetic Resonance Imaging)やCT(Computerized Tomography)などの画像から特徴を読み取って病気を診断する画像診断が行われており、画像診断の結果を臨床医に伝えるために読影レポートが作成されている。読影レポートには、可能性がある疾患名が列挙された診断結果と、なぜその診断に至ったのかを説明する画像所見が書かれる。
疾患を鑑別するために必要な記述は疾患ごとにほぼ決まっており、診断結果が同じであれば画像所見も類似する。そのため、読影レポートは定型的な表現が多い。
疾患を鑑別するために必要な記述は疾患ごとにほぼ決まっており、診断結果が同じであれば画像所見も類似する。そのため、読影レポートは定型的な表現が多い。
従来より、文書作成を支援する種々の技術が提案されており、例えば、定型的な文を入力する方法として、文章のひな形を用意しておき、必要な項目のみを入力や選択する方法が提案されている(特許文献1参照)。
また、定型的な文を入力する他の方法として、かな漢字変換に定型的なフレーズを登録し、少ないキー入力で呼び出すことも行われてきた。同様の方法として、直前に入力された文字列から次に入力される単語やフレーズを予測して候補を提示する方法や、入力されている途中の文字列を手がかりにしてこれまで入力された単語やフレーズを提示する方法が提案されている(特許文献2参照)。
また、定型的な文を入力する他の方法として、かな漢字変換に定型的なフレーズを登録し、少ないキー入力で呼び出すことも行われてきた。同様の方法として、直前に入力された文字列から次に入力される単語やフレーズを予測して候補を提示する方法や、入力されている途中の文字列を手がかりにしてこれまで入力された単語やフレーズを提示する方法が提案されている(特許文献2参照)。
本発明は、電子文書の対象内容の説明に有用な定型文字列を効果的に提示することを目的としている。
第1の本発明は、処理対象の電子文書に対して入力された文字列を取得する取得手段と、1つ以上の定型文字列とそれぞれの重要度との対応を記憶する第1の記憶手段と、電子文書の対象内容と1つ以上の用語との対応関係を1つ以上記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された定型文字列の中から、前記取得手段により取得された文字列から始まる定型文字列を検出する検出手段と、前記処理対象の電子文書の対象内容を特定する特定手段と、前記第2の記憶手段に記憶された各対応関係に基づいて、前記検出手段により検出された定型文字列の中で、前記特定手段により特定された対象内容に対応する用語の全てを含む定型文字列の重要度を高める演算を行う演算手段と、前記演算手段による演算結果の重要度に基づいて、前記検出手段により検出された定型文字列を重要度の順で表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする文書作成支援装置である。
第2の本発明は、第1の本発明において、前記表示手段により表示された中からの定型文字列の選択を利用者から受け付ける受付手段と、前記選択された定型文字列を前記処理対象の電子文書に挿入する挿入手段と、を備えたことを特徴とする。
第3の本発明は、コンピュータに、処理対象の電子文書に対して入力された文字列を取得する取得機能と、1つ以上の定型文字列とそれぞれの重要度との対応を記憶する第1の記憶手段から情報を読み取る第1の読取機能と、電子文書の対象内容と1つ以上の用語との対応関係を1つ以上記憶する第2の記憶手段から情報を読み取る第2の読取機能と、前記第1の記憶手段に記憶された定型文字列の中から、前記取得機能により取得された文字列から始まる定型文字列を検出する検出機能と、前記処理対象の電子文書の対象内容を特定する特定機能と、前記第2の記憶手段に記憶された各対応関係に基づいて、前記検出機能により検出された定型文字列の中で、前記特定機能により特定された対象内容に対応する用語の全てを含む定型文字列の重要度を高める演算を行う演算機能と、前記演算機能による演算結果の重要度に基づいて、前記検出機能により検出された定型文字列を重要度の順で表示する表示機能と、を実現させるための文書作成支援プログラムである。
第1の本発明に係る文書作成支援装置によると、電子文書の対象内容の説明に有用な定型文字列を効果的に提示することができる。
第2の本発明に係る文書作成支援装置によると、電子文書の作成における利用者の手間が軽減される。
第3の本発明に係る文書作成支援プログラムによると、電子文書の対象内容の説明に有用な定型文字列を効果的に提示することができる。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1には、読影医による読影レポートの作成を支援する読影レポート作成支援装置(本発明に係る文書作成支援装置の一例)の機能ブロック図が例示されている。
なお、以下の説明では、読影レポート作成支援装置において補完するフレーズ(定型文字列)の候補とその重要度の組をフレーズデータと呼び、フレーズが診断結果の説明に有用であるかを判断するためのデータを疾患データと呼ぶ。
図1には、読影医による読影レポートの作成を支援する読影レポート作成支援装置(本発明に係る文書作成支援装置の一例)の機能ブロック図が例示されている。
なお、以下の説明では、読影レポート作成支援装置において補完するフレーズ(定型文字列)の候補とその重要度の組をフレーズデータと呼び、フレーズが診断結果の説明に有用であるかを判断するためのデータを疾患データと呼ぶ。
本例の読影レポート作成支援装置は、疾患データを記憶する疾患データ格納手段17、フレーズデータを記憶するフレーズデータ格納手段18、読影医が説明しようとしている疾患を選択するための疾患選択手段11、選択された疾患をキーとして疾患データ格納手段17から疾患データを取得する疾患データ取得手段12、読影医が読影レポートの画像所見を変更(入力)するごとにその入力文字列を取得するユーザ入力取得手段13、入力文字列をキーとしてフレーズデータ格納手段18から補完候補のフレーズを取得する補完候補フレーズ取得手段14、取得した疾患データに基づいて補完候補のフレーズのうち診断結果の説明に有用と判断されるフレーズの重要度に加点を行い、当該加点後の重要度順に補完候補のフレーズを並べ替えて表示する補完候補フレーズ表示手段15、表示された補完候補のフレーズの中から読影医に選択されたフレーズを読影レポートのカーソル位置に挿入するフレーズ挿入手段16、を備えている。
ここで、本例では、フレーズデータを過去に書かれた読影レポートから作成しており、その作成処理について説明する。
本例の読影レポート作成支援装置は、図2に示すように、読影レポート格納手段19、フレーズ抽出手段20、を更に備えており、これらの機能手段により自装置にてフレーズデータを生成しているが、これらの機能手段を備えた他の装置により生成されたフレーズデータを取得してフレーズデータ格納手段18に格納してもよい。
本例の読影レポート作成支援装置は、図2に示すように、読影レポート格納手段19、フレーズ抽出手段20、を更に備えており、これらの機能手段により自装置にてフレーズデータを生成しているが、これらの機能手段を備えた他の装置により生成されたフレーズデータを取得してフレーズデータ格納手段18に格納してもよい。
読影レポート格納手段19は、過去に書かれた読影レポートを記憶する。本例では、読影レポートには画像所見と診断結果が格納されているものとする。また、画像所見には、診断結果を説明する画像特徴が記述され、診断結果には、画像から導き出される診断結果が記述されているものとする。通常は、診断結果として疾患名が記入されている。
フレーズ抽出手段20は、読影レポート格納手段19に記憶されている読影レポートから、複数の文字からなるフレーズを抽出する。本例では、句読点と改行で区切られた文字列をフレーズとして取得している。また、過去の全ての読影レポートにおけるフレーズの出現頻度を重要度として算出し、抽出したフレーズとその出現頻度とを対応付けてフレーズデータを生成してフレーズデータ格納手段18に格納する。
例えば、図3に示す内容(画像所見及び診断結果)の読影レポートからは、“右前頭葉の大脳鎌に接して腫瘤性病巣が見られます。”、“単純CTでは脳灰白質とほぼ等吸収であり、”、“比較的均一な造影効果を示しています。”、“髄膜腫と矛盾しない所見と考えます。”、といったフレーズが抽出される。
図4には、抽出されたフレーズにその出現頻度を対応付けたフレーズデータの例が示されており、例えば、1行目のデータは、“右前頭葉の大脳鎌に接して腫瘤性病巣が見られます。”というフレーズは重要度が“56”であることを示している。
図4には、抽出されたフレーズにその出現頻度を対応付けたフレーズデータの例が示されており、例えば、1行目のデータは、“右前頭葉の大脳鎌に接して腫瘤性病巣が見られます。”というフレーズは重要度が“56”であることを示している。
なお、上記の説明では、フレーズの出現頻度をそのフレーズの重要度としているが、例えば文書におけるフレーズの出現位置を加味して重要度を算出する等、他の手法によって重要度を算出してもよい。また、過去の読影レポートから抽出されたフレーズとその出現頻度を重要度として対応付けてフレーズデータを自動的に作成しているが、人手によりフレーズとその重要度とを対応付けてフレーズデータを作成してもよい。
図5は、疾患データ格納手段17に格納されている疾患データの例を示している。なお、これらのデータは医学的知見に基づいて予め人手により作成されているものとする。
本例の疾患データは、疾患名とキーワードリストの組からなるデータであり、キーワードリストは、疾患について説明するフレーズ中に出現する1つ以上のキーワードから構成されている。また、キーワードとして、“部位”、“撮像方法”、“病変”、“均一”、“高吸収”などの読影業務で使われる用語を用いている。
例えば、図5の1行目のデータは、“髄膜腫”を説明するフレーズに、“均一”、“高吸収”の二つのキーワードが同時に現れることを示している。
本例の疾患データは、疾患名とキーワードリストの組からなるデータであり、キーワードリストは、疾患について説明するフレーズ中に出現する1つ以上のキーワードから構成されている。また、キーワードとして、“部位”、“撮像方法”、“病変”、“均一”、“高吸収”などの読影業務で使われる用語を用いている。
例えば、図5の1行目のデータは、“髄膜腫”を説明するフレーズに、“均一”、“高吸収”の二つのキーワードが同時に現れることを示している。
次に、本例の読影レポート作成支援装置による読影レポートの作成支援について説明する。
疾患選択手段11は、読影医が説明しようとしている疾患を選択する手段を提供し、読影医に選択された疾患を読影レポートの対象内容(疾患の名称)として取得する。
本例では、読影医が文字列(検索語)を入力し、説明対象の疾患を検索するものとする。なお、他の手法を採用してもよく、例えば、患者データ(病歴、治療歴、年齢など)や診断画像の画像特徴などから可能性が高い疾患データの検索を行い、検索結果の中から読影医が選択を行うようにしてもよい。
疾患選択手段11は、読影医が説明しようとしている疾患を選択する手段を提供し、読影医に選択された疾患を読影レポートの対象内容(疾患の名称)として取得する。
本例では、読影医が文字列(検索語)を入力し、説明対象の疾患を検索するものとする。なお、他の手法を採用してもよく、例えば、患者データ(病歴、治療歴、年齢など)や診断画像の画像特徴などから可能性が高い疾患データの検索を行い、検索結果の中から読影医が選択を行うようにしてもよい。
疾患データ取得手段12は、疾患選択手段11により選択されて取得された疾患名をキーとして、疾患データ格納手段17から該当する疾患データを取得する。
図6は、疾患選択手段11において読影医が“髄膜腫”を選択した場合に、疾患データ取得手段12により取得された疾患データの例を示している。同図によると、読影医に選択された“髄膜腫”を疾患名に含む3件の疾患データが抽出されており、それぞれのキーワードリストは、{“均一”、“高吸収”}、{“均一”、“増強”}、{“均一”、“造影効果”}となっている。
図6は、疾患選択手段11において読影医が“髄膜腫”を選択した場合に、疾患データ取得手段12により取得された疾患データの例を示している。同図によると、読影医に選択された“髄膜腫”を疾患名に含む3件の疾患データが抽出されており、それぞれのキーワードリストは、{“均一”、“高吸収”}、{“均一”、“増強”}、{“均一”、“造影効果”}となっている。
ユーザ入力取得手段13は、読影医が作成中の読影レポートにおける現在のカーソル位置の前方の文字列を取得する。本例では、カーソル位置から文頭、句読点または改行までの文字列をユーザの入力として取得しているが、予め決められた文字数の文字列を取得してもよい。
補完候補フレーズ取得手段14は、フレーズデータ格納手段18に格納されているフレーズの中から、ユーザ入力取得手段13により取得された入力文字列から始まるフレーズを検出し、補完候補のフレーズとして取得する。本例では、多数のフレーズが検出された場合には、その重要度が高い順に予め決められた数だけを取得している。
図7は、入力文字列が“比較的”である場合において、重要度が高い順に5つのフレーズを抽出した例を示している。例えば、1行目のフレーズ(最も重要度が高いフレーズ)は“比較的大量の腹水貯溜が見られます”でその重要度は“132”あり、4行目のフレーズ(4番目に重要度が高いフレーズ)は“比較的均一な造影効果を示しています”でその重要度は“56”である。
図7は、入力文字列が“比較的”である場合において、重要度が高い順に5つのフレーズを抽出した例を示している。例えば、1行目のフレーズ(最も重要度が高いフレーズ)は“比較的大量の腹水貯溜が見られます”でその重要度は“132”あり、4行目のフレーズ(4番目に重要度が高いフレーズ)は“比較的均一な造影効果を示しています”でその重要度は“56”である。
補完候補フレーズ表示手段15は、疾患データ取得手段12により疾患データ格納手段17から取得された疾患データを用い、補完候補フレーズ取得手段14により取得されたフレーズの内、読影医の診断結果の説明に有用であるフレーズの重要度に加点を行い、当該加点後の重要度順に補完候補のフレーズを並べ替えて表示する。なお、読影医の診断結果の説明に有用であるフレーズとは、例えば、取得されたフレーズに、読影医が選択した疾患に対応付けられたキーワードリスト内のキーワード全てが含まれる場合、該フレーズのことを指すものとする。
本例では、重要度の加点を以下の手順で行っている。
(1)疾患データ取得手段12により取得された疾患データから1つを取り出す。
(2)取り出された疾患データのキーワードリストに保持されるキーワードをすべて含むフレーズを、補完候補フレーズ取得手段14により取得された補完候補のフレーズの一覧から検索する。
(3)検索された補完候補のフレーズの一覧の中から読影医の診断結果の説明に有用であると見なされたフレーズの重要度に加点を行う(本例では、4行目のフレーズである“比較的均一な造影効果を示しています”が有用と見なして、対応する重要度に“100”を加算)。
(4)疾患データ取得手段12により取得された全ての疾患データに対して(1)〜(3)を実施して重要度の補正を行った後、重要度の降順に補完候補のフレーズの一覧を並べ替えて表示する。
(1)疾患データ取得手段12により取得された疾患データから1つを取り出す。
(2)取り出された疾患データのキーワードリストに保持されるキーワードをすべて含むフレーズを、補完候補フレーズ取得手段14により取得された補完候補のフレーズの一覧から検索する。
(3)検索された補完候補のフレーズの一覧の中から読影医の診断結果の説明に有用であると見なされたフレーズの重要度に加点を行う(本例では、4行目のフレーズである“比較的均一な造影効果を示しています”が有用と見なして、対応する重要度に“100”を加算)。
(4)疾患データ取得手段12により取得された全ての疾患データに対して(1)〜(3)を実施して重要度の補正を行った後、重要度の降順に補完候補のフレーズの一覧を並べ替えて表示する。
図8は、図7に例示した補完候補のフレーズの一覧を上記の手順で並び替えた例を示している。
本例では、図7の4行目のフレーズに、補完候補フレーズ取得手段14により取得されたキーワードリスト{“均一”、“造影効果”}(図6の3行目を参照)のキーワードが全て含まれているため、その重要度に“100”が加えられている。その結果、“比較的均一な造影効果を示しています”というフレーズが、元々の重要度は最も高かった“比較的大量の腹水貯留が見られます”というフレーズよりも上位に表示される。つまり、読影医が説明しようとしている疾患“髄膜腫”と関連があるフレーズが、“髄膜腫”とは関連がないフレーズよりも上位に表示されることとなる。
本例では、図7の4行目のフレーズに、補完候補フレーズ取得手段14により取得されたキーワードリスト{“均一”、“造影効果”}(図6の3行目を参照)のキーワードが全て含まれているため、その重要度に“100”が加えられている。その結果、“比較的均一な造影効果を示しています”というフレーズが、元々の重要度は最も高かった“比較的大量の腹水貯留が見られます”というフレーズよりも上位に表示される。つまり、読影医が説明しようとしている疾患“髄膜腫”と関連があるフレーズが、“髄膜腫”とは関連がないフレーズよりも上位に表示されることとなる。
フレーズ挿入手段16は、補完候補フレーズ手段15で表示された補完候補のフレーズの一覧から読影医によるフレーズの選択を受け付けて、選択されたフレーズを、当該読影医が作成中の読影レポートにおける現在のカーソル位置へ挿入する。
ここで、画像診断では、画像から直ぐになんらかの診断結果に辿り着くケースが多く、その割合は経験を積んだ読影医であれば9割にものぼると言われており、本例のように、診断結果の説明に有用なフレーズを補完候補の上位に提示することで、読影医がフレーズを選択する負荷を低減させることができる。
なお、以上の説明では、読影医による読影レポートの作成の場面を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、車輌の故障診断のレポートの作成や、営業報告のレポートの作成など、種々の場面に適用することができる。
なお、以上の説明では、読影医による読影レポートの作成の場面を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、車輌の故障診断のレポートの作成や、営業報告のレポートの作成など、種々の場面に適用することができる。
図9は、本例の読影レポート作成支援装置の主要なハードウェア構成を示している。
本例の読影レポート作成支援装置は、各種演算処理を行うCPU31、CPU31の作業領域となるRAM32、基本的な制御プログラムを記憶するROM33、本発明に係る機能を実現するためのプログラムや各種データを記憶するHDD34、利用者に対する情報を表示出力するディスプレイ画面や利用者からの情報の入力を受け付けるマウス・キーボード等の機器とのインターフェースである入出力I/F35、他の装置との間で通信を行うインターフェースである通信I/F36、等のハードウェア資源を有するコンピュータにより構成されている。
そして、本発明に係るプログラムをHDD34から読み出してRAM32に展開し、これをCPU31により実行させることで、本発明に係る各機能手段をコンピュータにより実現している。
本例の読影レポート作成支援装置は、各種演算処理を行うCPU31、CPU31の作業領域となるRAM32、基本的な制御プログラムを記憶するROM33、本発明に係る機能を実現するためのプログラムや各種データを記憶するHDD34、利用者に対する情報を表示出力するディスプレイ画面や利用者からの情報の入力を受け付けるマウス・キーボード等の機器とのインターフェースである入出力I/F35、他の装置との間で通信を行うインターフェースである通信I/F36、等のハードウェア資源を有するコンピュータにより構成されている。
そして、本発明に係るプログラムをHDD34から読み出してRAM32に展開し、これをCPU31により実行させることで、本発明に係る各機能手段をコンピュータにより実現している。
本例では、本発明に係る第1の記憶手段をフレーズデータ格納手段18により構成し、本発明に係る第2の記憶手段を疾患データ格納手段17により構成し、本発明に係る取得手段をユーザ入力取得手段13により構成し、本発明に係る検出手段を補完候補フレーズ取得手段14により構成し、本発明に係る特定手段を疾患選択手段11により構成し、本発明に係る演算手段及び表示手段を補完候補フレーズ表示手段15により構成し、本発明に係る受付手段及び挿入手段をフレーズ挿入手段16により構成している。
なお、本発明に係るプログラムは、例えば当該プログラムを記憶したCD−ROM等の外部記憶媒体を配布する形式やネットワークを介して配信する形式により、本発明の実施者に提供される。
また、本発明に係る各機能手段は、本例のようなソフトウェア構成により実現する態様に限られず、それぞれ専用のハードウエアモジュールで構成してもよい。
また、本発明に係る各機能手段は、本例のように1台の装置により実現する態様に限られず、それぞれの機能手段を複数台の装置により実現するようにしてもよい。
また、本発明に係る各機能手段は、本例のようなソフトウェア構成により実現する態様に限られず、それぞれ専用のハードウエアモジュールで構成してもよい。
また、本発明に係る各機能手段は、本例のように1台の装置により実現する態様に限られず、それぞれの機能手段を複数台の装置により実現するようにしてもよい。
11:疾患選択手段、 12:疾患データ取得手段、 13:ユーザ入力取得手段、 14:補完候補フレーズ取得手段、 15:補完候補フレーズ表示手段、 16:フレーズ挿入手段、 17:疾患データ格納手段、 18:フレーズデータ格納手段、 19:読影レポート格納手段、 20:フレーズ抽出手段
Claims (3)
- 処理対象の電子文書に対して入力された文字列を取得する取得手段と、
1つ以上の定型文字列とそれぞれの重要度との対応を記憶する第1の記憶手段と、
電子文書の対象内容と1つ以上の用語との対応関係を1つ以上記憶する第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された定型文字列の中から、前記取得手段により取得された文字列から始まる定型文字列を検出する検出手段と、
前記処理対象の電子文書の対象内容を特定する特定手段と、
前記第2の記憶手段に記憶された各対応関係に基づいて、前記検出手段により検出された定型文字列の中で、前記特定手段により特定された対象内容に対応する用語の全てを含む定型文字列の重要度を高める演算を行う演算手段と、
前記演算手段による演算結果の重要度に基づいて、前記検出手段により検出された定型文字列を重要度の順で表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする文書作成支援装置。 - 前記表示手段により表示された中からの定型文字列の選択を利用者から受け付ける受付手段と、
前記選択された定型文字列を前記処理対象の電子文書に挿入する挿入手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の文書作成支援装置。 - コンピュータに、
処理対象の電子文書に対して入力された文字列を取得する取得機能と、
1つ以上の定型文字列とそれぞれの重要度との対応を記憶する第1の記憶手段から情報を読み取る第1の読取機能と、
電子文書の対象内容と1つ以上の用語との対応関係を1つ以上記憶する第2の記憶手段から情報を読み取る第2の読取機能と、
前記第1の記憶手段に記憶された定型文字列の中から、前記取得機能により取得された文字列から始まる定型文字列を検出する検出機能と、
前記処理対象の電子文書の対象内容を特定する特定機能と、
前記第2の記憶手段に記憶された各対応関係に基づいて、前記検出機能により検出された定型文字列の中で、前記特定機能により特定された対象内容に対応する用語の全てを含む定型文字列の重要度を高める演算を行う演算機能と、
前記演算機能による演算結果の重要度に基づいて、前記検出機能により検出された定型文字列を重要度の順で表示する表示機能と、
を実現させるための文書作成支援プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008161092A JP2010003097A (ja) | 2008-06-20 | 2008-06-20 | 文書作成支援装置及び文書作成支援プログラム |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012141797A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Psp Corp | 医用レポート作成支援装置 |
JP2019149005A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | 富士フイルム株式会社 | 医療文書作成支援装置、方法およびプログラム |
CN113658688A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-16 | 上海赴源科技服务有限公司 | 基于无分词深度学习的临床决策支持方法 |
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2008
- 2008-06-20 JP JP2008161092A patent/JP2010003097A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20101118 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110505 |