JP2010001175A - アルミン酸ナトリウムと水素との生成方法 - Google Patents

アルミン酸ナトリウムと水素との生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 生成作業の安全性を向上させる。
【解決手段】 アルミン酸ナトリウムと水素との生成方法は、排気ポンプに接続された反応槽において水中でアルミニウムと水酸化ナトリウムとを反応させることによりアルミン酸ナトリウムと水素とを生成する方法である。この方法は、排気ステップS608を備える。排気ステップS608は、アルミニウムと水酸化ナトリウムとの反応が収束した後、反応槽の内部の気体を排気ポンプによって排出することにより、反応により生じた熱を水蒸気の気化熱として吸収するステップである。
【選択図】 図7

Description

本発明は、アルミン酸ナトリウムと水素との生成方法に関し、特に、生成作業の安全性を向上させるアルミン酸ナトリウムと水素との生成方法に関する。
特許文献1は、アルミドロス残灰の処理方法を開示する。この方法は、pH11.5〜13.0の水酸化ナトリウム溶液を分散媒としてアルミドロス残灰を水熱処理することを特徴とする。アルミドロス残灰とは、金属状のアルミニウムまたはアルミニウム合金が回収された後のアルミドロスのことである。アルミドロスは、アルミ溶解工程で発生する物質であり、アルミ酸化物を主成分とする。
特許文献2は、アルミドロス残灰の処理方法を開示する。この方法は、次の4つの工程に従ってアルミドロス残灰を処理することを特徴とする。第1の工程は、水酸化カルシウムまたは水酸化ナトリウムと水とをアルミドロス残灰に添加する工程である。第2の工程は、固形分濃度400g〜800g/リットルまたは30〜55重量%で攪拌・混練下にペースト状態を維持しながら、第1の工程で生成された混合物を水熱処理する工程である。第3の工程は、第2の工程を経た混合物を水または温湯で洗浄する工程である。第4の工程は、第3の工程において洗浄された混合物を固液分離してアルミナ組成物を得る工程である。
特許文献1,2に開示された発明によると、アルミドロス残灰から資源的および設備的に効率良く有害不純物を除去し、産業上有用なアルミナ組成物を得ることができる。
特許文献3は、アルミドロスの処理方法を開示する。この方法は、次の2つの工程に従ってアルミドロスを処理することを特徴とする。第1の工程は、アルミドロスに苛性アルカリまたはアルミン酸アルカリ溶液を添加して反応させ、可溶分を含む液相と固相とにする工程である。第2の工程は、その液相と固相とを分離する工程である。
特許文献3に開示された発明によると、アルミドロス量自体の削減と廃棄物の安定性とが両立でき、設備をコンパクトにでき、反応効率をよくでき、かつ、アルミドロスからアルミニウムが回収できる。
特開平11‐207285号公報 特開平11‐319753号公報 特開2000‐178663号公報
しかし、特許文献1〜3に開示された発明では、生成物の取り出しが危険という問題点がある。アルミドロスに苛性アルカリまたはアルミン酸アルカリ溶液を添加したときの反応は発熱反応である。その反応熱により液相や固相の温度はかなり高くなる。それが生成物の取り出しを危険にしている。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、生成作業の安全性を向上させるアルミン酸ナトリウムと水素との生成方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、アルミン酸ナトリウムと水素との生成方法は、気体排出ポンプに接続された反応槽において水中でアルミドロスと水酸化ナトリウムとを反応させることによりアルミン酸ナトリウムと水素とを生成する方法である。この方法において、アルミドロスと水酸化ナトリウムとの反応が収束したか否かは、収束検出装置によって検出されている。この方法は、熱吸収ステップを備える。熱吸収ステップは、アルミドロスと水酸化ナトリウムとの反応が収束した後、反応槽の内部の気体を気体排出ポンプによって排出することにより、反応により生じた熱を水蒸気の気化熱として吸収するステップである。
熱吸収ステップにおいて、反応が収束した後、反応槽の内部の気体を気体排出ポンプによって排出することにより、反応により生じた熱は水蒸気の気化熱として吸収される。これにより、アルミン酸ナトリウム水溶液の温度は低下する。その温度が低下するので、アルミン酸ナトリウムの取り出し作業における安全性は向上する。
また、上述した収束検出装置は、水素の発生速度が所定の要件を満たすか否かを検出する装置であることが望ましい。あわせて、熱吸収ステップは、反応が収束することにより水素の発生速度が上述した所定の要件を満たした後、反応槽の内部の気体を気体排出ポンプによって排出するステップを有することが望ましい。
反応が収束することにより水素の発生速度が所定の要件を満たした時点では、アルミン酸ナトリウム水溶液は発熱反応によって高温になっている。この状態で気体排出ポンプにより気体を排出すると、反応槽の内部の圧力が低下するにつれアルミン酸ナトリウム水溶液が沸騰し、かつ、蒸発する。その際、反応により生じた熱は水蒸気の気化熱として吸収される。これにより、アルミン酸ナトリウムの温度低下は迅速に進む。
本発明に係るアルミン酸ナトリウムと水素との生成方法は、生成作業の安全性を向上させる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係るアルミドロスの処理フローを示す図である。図2は、本実施形態に係る低品位アルミドロス処理プラントの構成を示す図である。図3は、バスケット202の断面および平面を示す図である。図4は、バスケット202の外筒210の構造を示す拡大断面図である。図5は、制御装置36の構成を示す図である。図6は、沈降分離槽72からフィルタプレス80までの間に設けられる管の構造を示す図である。図7は、反応槽20において低品位アルミドロスを処理する際の作業フローを示す図である。
図1を参照して、本実施形態に係るアルミドロスの処理フローを説明する。溶湯表面上から掻き出されて固化したアルミドロスすなわち生ドロスは、MRM(Metal Recovery Machine)と呼ばれるしぼり機に投入される。MRMは、生ドロスから溶融金属アルミニウムを絞り出す。絞り出された溶融金属アルミニウムは、回収され、原材料として使用される。
溶融金属アルミニウムが絞り出された後のアルミドロスは、選別され、分級される。その結果、粗粒のアルミドロスは取り除かれる。取り除かれたアルミドロスは、アルミニウムをさらに回収するため処理が施されたり、脱酸剤として利用されたりする。なお、どの程度の粒度のアルミドロスが取り除かれるのかということは、後述する低品位アルミドロス処理プラントの具体的な仕様などによって定められる。本実施形態においては、直径5mmを超えるアルミドロスが取り除かれる。
選別および分級の結果残った細粒のアルミドロス240は、水酸化ナトリウムの水溶液に漬けられる。その結果、次の(1)式および(2)式の化学反応が生じ、アルミン酸ナトリウムと、水素ガスと、アンモニアとが生成する。ちなみに、特に説明がない限り、以下の説明において「苛性ソーダ」とは水酸化ナトリウムの水溶液を意味することとする。
Figure 2010001175

Figure 2010001175
水素ガスと一部のアンモニアとは燃料として再利用される。残るアンモニアはアンモニア水すなわち安水として再利用される。アルミン酸ナトリウムは水中に含まれ、かつ、アルミドロスの残渣は固体のままなので、アルミン酸ナトリウムはろ過処理によりアルミドロスの残渣から分離される。分離されたアルミン酸ナトリウムは、次の(3)式に示す化学反応すなわち晶析反応により、苛性ソーダと水酸化アルミニウムとに分解する。
Figure 2010001175
晶析反応により生成した水酸化アルミニウムは固体の微粒子として苛性ソーダから分離される。分離された水酸化アルミニウムは、難燃剤・凝集剤などとして再利用される。分離された苛性ソーダは、上述した細粒のアルミドロス240の処理に再利用される。
アルミン酸ナトリウムが生成した後、そのアルミン酸ナトリウムから分離されたアルミドロスの残渣は、水洗され、一部が路盤材として再利用される。洗浄に用いられた水の一部はアルミドロス240の処理の際に補給水として流用され、残りは希釈された後に放流される。
図2を参照して、本実施形態に係る低品位アルミドロス処理プラントの構成を説明する。本実施形態に係る低品位アルミドロス処理プラントは、上述した細粒のアルミドロス240を処理するプラントである。すなわち、本実施形態に係る低品位アルミドロス処理プラントは、図1において破線で囲まれた部分の処理を担当する。本実施形態に係る低品位アルミドロス処理プラントは、水素化反応部と、晶析部とを備える。水素化反応部は、上述した(1)式および(2)式の化学反応により、細粒のアルミドロス240をアルミン酸ナトリウムと水素ガスとアンモニアとアルミドロスの残渣とに分解する部分である。晶析部は、上述した(3)式の化学反応により、アルミン酸ナトリウムから苛性ソーダと水酸化アルミニウムとを生成させる部分である。
水素化反応部は、反応槽20と、凝縮槽22と、第1水封槽24と、アンモニア吸収塔26と、流量計28と、第2水封槽30と、バーナ32と、炎検知器34と、制御装置36と、第1苛性ソーダポンプ38と、苛性ソーダタンク40と、残渣ろ過分離装置42と、ろ過分離液貯槽44と、温水槽48とを備える。
また、水素化反応部は、クーリングタワー100と、冷媒ポンプ102と、アンモニア水貯槽120と、給水ポンプ140と、窒素供給装置144と、排気ポンプ142とをさらに備える。
反応槽20は、細粒のアルミドロス240と苛性ソーダとを収容する。反応槽20の内部で、上述した(1)式および(2)式の化学反応が生じる。反応槽20には、給水ポンプ140と、窒素供給装置144と、排気ポンプ142とが接続されている。給水ポンプ140は反応槽20の内部に水を供給する。本実施形態における窒素供給装置144は窒素ボンベであり、反応槽20の内部に窒素を供給する。排気ポンプ142は反応槽20の内部から気体を強制排気する。凝縮槽22は、(1)式および(2)式の化学反応の結果生じたガスを冷却することにより、そのガスから水蒸気を除去する。凝縮槽22においてガスの冷却に用いる冷媒はクーリングタワー100から供給される。冷却に用いられたことにより温度が上昇した冷媒は冷媒ポンプ102によりクーリングタワー100へ送られる。第1水封槽24は、ガスが逆流することと外気がガス通過内に進入することとを防止する。なお、第1水封槽24において、凝縮槽22から排出されたガスからアンモニアの一部が除去される。アンモニア吸収塔26は、第1水封槽24を通過したガスからアンモニアを除去する。アンモニア吸収塔26を通過したガスは水素を主成分とし、数ppm〜数十ppmのアンモニアを含む。第1水封槽24およびアンモニア吸収塔26で除去されたアンモニアは、アンモニア水としてアンモニア水貯槽120に蓄えられ再利用される。流量計28は、アンモニア吸収塔26を通過したガスの流量すなわち所定の時間に管を通過したガスの量を測定する。第2水封槽30は、バーナ32からガスが逆流し逆火することを防止する。バーナ32は、第2水封槽30を通過したガスを燃焼させる。これにより、上述したように、水素ガスと一部のアンモニアとは燃料として再利用されることになる。炎検知器34は、炎の有無を検知する。本実施形態においては、炎検知器34は、上述した(1)式および(2)式の化学反応が収束したか否かを検出する装置(収束検出装置)でもある。第2水封槽30を通過したガスをバーナ32が燃焼させており、かつ、第2水封槽30を通過したガスが(1)式および(2)式の化学反応によって生成するためである。炎検知器34が収束検出装置として動作するため、本実施形態に限って言えば、「収束」とは、バーナ32における燃焼が継続できない程度に水素ガスの発生速度が低下することと同義である。制御装置36は、流量計28が測定したガスの流量および炎検知器34が検知した炎の有無に基づき、第1苛性ソーダポンプ38を制御する。第1苛性ソーダポンプ38は、反応槽20に苛性ソーダを供給する。苛性ソーダタンク40は、第1苛性ソーダポンプ38が供給するための苛性ソーダを蓄える。残渣ろ過分離装置42は、アルミドロスとアルミン酸ナトリウム水溶液との混合物から、ろ過作用によって、非水溶性の固形物を除去する。この固形物が、上述したアルミドロスの反応後の残渣である。また、残渣ろ過分離装置42は、アルミドロスとアルミン酸ナトリウム水溶液との混合物から、沈降作用によっても、非水溶性の固形物を除去する。ろ過分離液貯槽44は、アルミドロスの残渣が除去されたアルミン酸ナトリウム水溶液をいったん蓄える。ろ過分離液貯槽44は、温水による加熱手段を有する。本実施形態における加熱手段は、温水槽48と温水循環ポンプ49とによって構成される。温水槽48には、ヒータ550と温度計552とが備えられ、析出槽52内ならびにろ過分離液貯槽44内のアルミン酸ナトリウム水溶液の加熱を援ける。ヒータ550は析出槽52とろ過分離液貯槽44とを循環する温水を加熱する。温度計552はその循環温水の液温を測定するための道具である。
晶析部は、水溶液ポンプ50と、析出槽52と、回収槽54と、遠心分離機56と、ろ液貯槽58と、ろ液ポンプ60とを備える。
水溶液ポンプ50は、ろ過分離液貯槽44に蓄えられたアルミン酸ナトリウム水溶液を析出槽52に供給する。アルミン酸ナトリウム水溶液がろ過分離液貯槽44にいったん蓄えられることで、水溶液ポンプ50による析出槽52へのアルミン酸ナトリウム水溶液の供給は一定の流量に保たれる。析出槽52はアルミン酸ナトリウム水溶液をいったん蓄える。析出槽52に蓄えられたアルミン酸ナトリウム水溶液は温水槽48から供給される循環温水によって一定温度に維持される。その結果、上述した(3)式の化学反応が生じ、アルミン酸ナトリウムは苛性ソーダと水酸化アルミニウムとに分解する。回収槽54は、析出槽52の中の上澄みすなわち上述した(3)式により再生した苛性ソーダをいったん蓄える。遠心分離機56は、苛性ソーダと水酸化アルミニウムとの混合物から水酸化ナトリウムを分離する。本実施形態においては、苛性ソーダと水酸化アルミニウムとを分離する際、水酸化アルミニウムに附着した苛性ソーダを除去する目的で洗浄水が加えられる。遠心分離機56によって分離された水酸化アルミニウムはフレコン(フレキシブルコンテナバッグ)などに蓄えられ、上述したようにアルミニウムの原料などとして再利用される。ろ液貯槽58は、遠心分離機56によって分離された苛性ソーダをいったん蓄える。ろ液ポンプ60は、ろ液貯槽58に蓄えられた苛性ソーダを析出槽52に供給する。
水素化反応部は、第2苛性ソーダポンプ46をさらに備える。第2苛性ソーダポンプ46は、回収槽54に蓄えられた苛性ソーダ(再生)を、苛性ソーダタンク40に供給する。
図2、図3、および図4を参照しつつ、反応槽20の構成について説明する。反応槽20は、外容器200と、バスケット202とを有する。外容器200は、苛性ソーダを収容する。外容器200の底には、第1流通部252および第2流通部254が設けられている。これらには、第1苛性ソーダポンプ38および給水ポンプ140が接続される。第1流通部252および第2流通部254を介して、第1苛性ソーダポンプ38および給水ポンプ140から、苛性ソーダおよび水が外容器200の底に導入される。バスケット202は、苛性ソーダと共に外容器200に収容される。
バスケット202は、外筒210と、内筒212と、複数の仕切り部材214と、底部216と、反応槽20への挿入をスムーズにする為の挿入ガイド部材218とを備える。
外筒210は、底部216に容易に脱着できるようボルトとヒンジとにて固定されており、苛性ソーダが通過可能な構造になっている。外筒210の具体的な構造については後述する。内筒212は、外筒210に囲まれ、かつ、底部216に図示しないシール部材を介して密着保持されている。内筒212は12メッシュの金網を円筒形に丸めることで構成されている。これにより、内筒212は苛性ソーダが通過可能な構造になっている。仕切り部材214は、外筒210と内筒212との間の複数の箇所に設けられ、外筒210、内筒212、および底部216に挿入固定されている。本実施形態における仕切り部材214は12メッシュの金網を円筒状に丸めたものである。これにより、苛性ソーダは仕切り部材214を通過可能である。また、水素ガスやアンモニアガスが発生したとき、仕切り部材214はそれらの通路ともなり得る。本実施形態において、底部216は、原料である細粒のアルミドロス240の流出を防止する為、ステンレスのパンチングメタルと細かい目通しの金網との二重構造となっている。これにより、苛性ソーダは底部216を通過可能である。もちろん、細粒のアルミドロス240の流出を防止できるのであれば、底部216の構成はこのような二重構造でなくともよい。挿入ガイド部材218は、外容器200の底と底部216との間に隙間を設けるよう、外筒210と外容器200とを接続するための部材であり、かつ、外容器200に外筒210を挿入する際のガイドの役目を兼ねている。
外筒210は、ステンレスのパンチングメタルによって構成される外層220と、12メッシュの金網によって構成される内層222とを備える。外層220は、内層222の変形を防止すると共に、孔230を介して苛性ソーダを通過させる。内層222は、12メッシュの金網により構成されることで、細粒のアルミドロス240が外容器200内に流出することを抑制する。
図5を参照しつつ、制御装置36の構成について説明する。制御装置36は、コンピュータ400と、キーボード402と、ディスプレイ404とを備える。コンピュータ400は、第1苛性ソーダポンプ38を制御するために各種の情報を処理する。キーボード402は、低品位アルミドロス処理プラントの管理者が情報を入力するために用いる入力装置である。ディスプレイ404は、低品位アルミドロス処理プラントの管理者に対して情報を出力する出力装置である。
コンピュータ400は、流量計用I/O(Input/Output)410と、炎検知器用I/O412と、RAM(Random Access Memory)414と、ROM(Read Only Memory)416と、HD装置418と、CPU(Central Processing Unit)420と、ポンプ用I/O422と、入力用I/O424と、表示用I/O426とを備える。流量計用I/O410は、流量計28との間で気体量情報や制御情報を通信する装置である。炎検知器用I/O412は、炎検知器34との間で、炎を検知しているか否かを示す情報などを通信する装置である。RAM414は、CPU420が処理する情報を一時的に記憶する。ROM416は、CPU420が実行するファームウェアを記憶する。HD装置418は、CPU420が実行するソフトウェアを記憶する。第1苛性ソーダポンプ38を制御するためのプログラムもそのソフトウェアの一種である。CPU420は、前述したファームウェアやソフトウェアを実行することにより各種の情報を処理する共に、HD装置418などを制御する。ポンプ用I/O422は、第1苛性ソーダポンプ38との間で制御情報を通信する装置である。入力用I/O424は、キーボード402との間で情報を通信する装置である。表示用I/O426は、ディスプレイ404との間で情報を通信する装置である。
再び図2を参照しつつ、残渣ろ過分離装置42の構成について説明する。残渣ろ過分離装置42は、ゲートバルブ70と、沈降分離槽72と、第1排出弁74と、スラリーポンプ76と、第1ボールバルブ78と、フィルタプレス80と、第2排出弁82と、第2ボールバルブ84と、第1水溶液管88と、第2水溶液管90とを備える。
ゲートバルブ70は、反応槽20から沈降分離槽72への管の途中に設けられ、反応槽20と残渣ろ過分離装置42とを仕切る。沈降分離槽72は、反応槽20から排出された混合物をいったん蓄える。この混合物は、微細なアルミドロスとアルミン酸ナトリウム水溶液とを含む。沈降分離槽72の内部で、この混合物は比重分離の作用を利用してアルミドロスを多く含む液とアルミン酸ナトリウムを多く含む液とに分離する。沈降分離槽72から排出されたアルミン酸ナトリウムを多く含む液は、第1排出弁74および第1水溶液管88を通過してスラリーポンプ76に供給される。スラリーポンプ76は、第2水溶液管90を通じてその液をフィルタプレス80に供給する。スラリーポンプ76から排出された液は、フィルタプレス80に供給される途中、第1ボールバルブ78を通過する。フィルタプレス80は、ろ布のろ過作用によって、その液から固形分を除去する。この固形分が、上述したアルミドロスの反応残渣である。固形分が除去されたアルミン酸ナトリウム水溶液は、ろ過分離液貯槽44に排出され、そこにいったん蓄えられる。
沈降分離槽72から排出されたアルミドロスを多く含む泥状のスラリーは、沈降分離槽72の底に設けられたドロス排出口から排出され、第2排出弁82を通過してスラリーポンプ76に供給される。スラリーポンプ76から排出された液は、第2ボールバルブ84を経て排出される。排出されたアルミドロスは必要に応じ水洗され、ベルトフィルター等にて水分除去の後、自然乾燥して、土壌安定剤、路盤材として利用される。
沈降分離槽72は、上澄み液排出口502と、ヒータ504と、温度計506とを備える。上澄み液排出口502は、反応槽20から排出された混合物の上澄みを排出するための排出口である。この上澄みは、上述したアルミン酸ナトリウムを多く含む液として、スラリーポンプ76に供給される。ヒータ504は、反応槽20から排出された混合物の晶析による水酸化アルミニウムの析出を防止するため、その混合物を加熱する。温度計506はその混合物の液温を測定するための道具である。
本実施形態においては、低品位アルミドロス処理プラントの管理者がヒータ504およびヒータ550を操作することで、混合物の液温およびアルミン酸ナトリウム水溶液の液温は約353Kに保たれる。もちろん、これらの温度管理は制御装置36が自動的に行っても良い。その場合、制御装置36はこれらの温度を監視したりヒータ504およびヒータ550を制御したりするためのI/Oを有し、かつ、HD装置418にそのためのソフトウェアが記憶されている必要がある。
図6を参照して、第1水溶液管88および第2水溶液管90の構成について説明する。第1水溶液管88および第2水溶液管90は、管本体570と断熱材572とを備える。管本体570は、上述した混合物が内部を通過する金属製の管である。素材としては炭素鋼鋼管が望ましい。断熱材572は、管本体570の内部を通過する混合物の液温が低下しないよう、熱を遮断する素材である。断熱材572となる具体的な素材は特に限定されないが、例えばロックウールであってもよい。このような構造となっているので、第1水溶液管88および第2水溶液管90を通過する間において混合物の液温の低下は抑制される。
図7を参照して、反応槽20における細粒のアルミドロス240に対する処理を説明する。
ステップS600にて、バスケット202が外容器200の中に収容される。バスケット202には、細粒のアルミドロス240が収容されている。細粒のアルミドロス240は、外筒210と、内筒212と、仕切り部材214とによって囲まれた収容空間に収容されている。バスケット202が収容された後、外容器200の図示しない蓋が閉じられる。
ステップS602にて、外容器200の第2流通部254を介して給水ポンプ140から水が供給される。これにより、外容器200の内部には、底から順に水が満たされる。給水量の目標値は、残渣ろ過分離装置42へ混合物が排出される際において、その中の苛性ソーダの濃度が16〜18%程度になる量である。この目標を達成するため、第2苛性ソーダポンプ46内の苛性ソーダの濃度を予め調べておく必要がある。
ステップS604にて、排気ポンプ142は外容器200の中の気体を強制排気する。一方、窒素供給装置144は外容器200の中に窒素ガスを導入する。窒素ガスを導入する理由は、(1)式および(2)式の反応過程での爆発事故を防止するためである。外容器200の中の雰囲気気体の酸素濃度が水素の爆発限界である4%以下となるまで窒素ガスに置換された後、次のステップに移る。
ステップS606にて、制御装置36の指示により第1苛性ソーダポンプ38は外容器200の中へ苛性ソーダを供給させる。これにより、上述の(1)式および(2)式の化学反応が生じ、細粒のアルミドロス240から水素とアンモニアとアルミン酸ナトリウムとが生成する。上述したように、水素およびアンモニア吸収塔26にて除去しきれなかったアンモニアはバーナ32で燃焼される。
苛性ソーダの供給にあたり、制御装置36は、流量計28が測定したガスの流量に基づくフィードバック制御を行う。すなわち、制御装置36は、第1苛性ソーダポンプ38の図示しないモータの回転数が以下の(4)式に従うよう、制御信号を生成し、第1苛性ソーダポンプ38に出力する。
Figure 2010001175

ただし、ΔFは流量計28が測定したガスの流量とその目標値との差を示し、単位は立法メートル毎時である。Fは流量計28が測定したガスの流量を示し、単位は立法メートル毎時である。fは初期設定時の回転数で、単位はヘルツである。その他の係数は実際の運転結果に基づいて定められる係数である。
なお、(4)式に従ってフィードバック制御を実施するための具体的なアルゴリズムは周知なので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
苛性ソーダは、第1流通部252を通じて第1苛性ソーダポンプ38から供給される。これにより、苛性ソーダも外容器200の底から供給されることになる。その苛性ソーダは、外筒210と、内筒212と、底部216とを通じて、細粒のアルミドロス240が収容されている空間に侵入する。細粒のアルミドロス240は、底にあるものから順に苛性ソーダと接触する。しかも、外筒210と、内筒212と、底部216とから苛性ソーダが進入し、かつ、アルミドロスが収容される空間は細かく分け隔てられているので、底部216からの高さが同じなら、どのアルミドロスもほぼ同時に苛性ソーダに接触する。これによりアルミドロスは供給された苛性ソーダの量(液深)に比例した分のみ液に接触することになる。
ステップS608にて、(1)式および(2)式の化学反応が収束した後、排気ポンプ142により外容器200の中の気体を強制排気する。(1)式および(2)式の化学反応が収束したか否かは、炎検知器34が炎を検知しているか否かに基づき判断される。(1)式および(2)式の化学反応が収束すると燃料となるガスがなくなるので(厳密に言えば、「燃焼を継続できなくなる程度にガスの発生速度が低くなるので」である)、炎が検出されなくなったとき化学反応が収束したと判断できる。(1)式および(2)式の化学反応が収束した後、外容器200の中の気体を強制排気すると、液相と気相との圧力平衡が崩れることにより、液相からの水の蒸発が進む。その際、気化熱が奪われるので、反応槽20の内部の液温は急速に低下する。(1)式および(2)式の化学反応により反応槽20の内部の液温は95℃以上と高くなっているが、この処理により液温を急速に下げることができるので、反応槽20の内部の混合物を短時間に安全に取り出すことが可能となる。
ステップS610にて、ゲートバルブ70を開き、反応槽20の中の混合物を沈降分離槽72に排出させる。
前述の排気操作により反応槽20内の気体は水蒸気に置換されているため、ステップS612にて、反応槽20の図示しない蓋を開き、バスケット202を安全に取り出すことができる。バスケット202の中に残った残留物は、水洗および自然乾燥の後、路盤材などの用途に利用する。
以上のようにして、本実施形態にかかる低品位アルミドロス処理プラントは、細粒のアルミドロス240を処理し、水素、アンモニア、水酸化アルミニウム、および路盤材の原料を生成させることができる。しかも、本実施形態にかかる低品位アルミドロス処理プラントは、バスケット202の構造上、細粒のアルミドロス240を少しずつ分解させることができるので、安定したフィードバック制御が可能である。
その上、本実施形態にかかる残渣ろ過分離装置42は、アルミン酸ナトリウム水溶液から残渣を安定かつ短時間で除去することができる。これは、沈降分離槽72にヒータ504を備え、かつ、第1水溶液管88および第2水溶液管90が管本体570と断熱材572との二層構造になっていることに起因する。残渣が安定して除去できなくなる主な原因として、フィルタプレス80のろ布が目詰まりすることがある。これは、アルミン酸ナトリウム水溶液の液温が低下することにより、アルミン酸ナトリウムの溶解度が低下し、かつ、上述した(3)式の化学反応が促進され、水酸化アルミニウムの微細粉末が生成することによる。ろ布を目詰まりさせる物質は、水酸化アルミニウムの微細粉末である。液温の低下を防止することで、目詰まりを未然に防止しているので、残渣の除去が安定して行える。しかも、沈降分離槽72を設けてアルミドロスを事前に除去していることがフィルタプレス80の負荷を軽くしている。これによっても、残渣の除去が安定化されている。
さらに、反応槽20における細粒のアルミドロス240の処理の後、水蒸気の気化熱によっていったん液温を下げているので、反応後の混合物の取り出しを安全に行える。気体を置換するためのポンプを転用して液温を低下させることができるので、新たな冷却設備は不要である。そのため、コストの上昇をほとんど招かない。その結果、設備の複雑化や大型化を招くことなく安全に液温を低下させることができる。
<変形例>
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよいのはもちろんである。
例えば、第1流通部252および第2流通部254は、外容器200の底ではなく外容器200の上部に設けられても良い。その場合、外容器200の底に水や苛性ソーダを誘導するため、外容器200の内周に管などを設けることが望ましい。また、挿入ガイド部材218は、外容器200の底と底部216との間に隙間を設けるよう、底部216あるいは内筒212のいずれかと外容器200とを接続する部材であってもよい。
第1水溶液管88および第2水溶液管90のうち一方のみが管本体570と断熱材572とを備え、他方は断熱材572を備えなくともよい。第1水溶液管88および第2水溶液管90の双方が管本体570と断熱材572とを備えることが望ましいが、たとえば第1水溶液管88のみが断熱材572を備え、第2水溶液管90は管本体570のみからなるものであってもよい。さらに、第1水溶液管88および第2水溶液管90のうち少なくとも一方がヒータを備えていてもよい。
反応槽20は、細粒のアルミドロスと苛性ソーダとに代え、他の物質同士の化学反応に用いられてもよい。この場合、化学反応によって生成する気体が非水溶性ならば、第1水封槽24やアンモニア吸収塔26をその気体のほぼすべてが通過することになる。その場合、流量計28は、生成したガスすべての流量を測定することとなる。
ステップS608における判断、すなわち、(1)式および(2)式の化学反応が収束したか否かの判断は、上述した方法によらなくてもよい。たとえば、流量計28によって測定されたガスの流量が閾値を下回ったとき、(1)式および(2)式の化学反応が収束したと判断してもよい。この場合、流量計28が収束検出装置の役割を果たす。また、この場合における「収束」とは、ガスの流量(ひいてはガスの発生速度)が閾値を下回ることと同義である。
本発明の実施形態に係るアルミドロスの処理フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る低品位アルミドロス処理プラントの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るバスケットを示す図である。 本発明の実施形態に係るバスケットの外筒の構造を示す拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る管の構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る作業フローを示す図である。
符号の説明
20 反応槽
22 凝縮槽
24 第1水封槽
26 アンモニア吸収塔
28 流量計
30 第2水封槽
32 バーナ
34 炎検知器
36 制御装置
38 第1苛性ソーダポンプ
40 苛性ソーダタンク
42 残渣ろ過分離装置
44 ろ過分離液貯槽
48 温水槽
49 温水循環ポンプ
46 第2苛性ソーダポンプ
50 水溶液ポンプ
52 析出槽
54 回収槽
56 遠心分離機
58 ろ液貯槽
60 ろ液ポンプ
70 ゲートバルブ
72 沈降分離槽
74 第1排出弁
76 スラリーポンプ
78 第1ボールバルブ
80 フィルタプレス
82 第2排出弁
84 第2ボールバルブ
88 第1水溶液管
90 第2水溶液管
100 クーリングタワー
102 冷媒ポンプ
120 アンモニア水貯槽
140 給水ポンプ
142 排気ポンプ
144 窒素供給装置
200 外容器
202 バスケット
210 外筒
212 内筒
214 仕切り部材
216 底部
218 挿入ガイド部材
220 外層
222 内層
230 孔
240 アルミドロス
252 第1流通部
254 第2流通部
400 コンピュータ
402 キーボード
404 ディスプレイ
410 流量計用I/O
412 炎検知器用I/O
414 RAM
416 ROM
418 HD装置
420 CPU
422 ポンプ用I/O
424 入力用I/O
426 表示用I/O
502 上澄み液排出口
504,550 ヒータ
506,552 温度計
570 管本体
572 断熱材

Claims (2)

  1. 気体排出ポンプに接続された反応槽において水中でアルミドロスと水酸化ナトリウムとを反応させることによりアルミン酸ナトリウムと水素とを生成する物質生成方法であって、
    前記アルミドロスと前記水酸化ナトリウムとの反応が収束したか否かは、収束検出装置によって検出され、
    前記物質生成方法は、熱吸収ステップを備え、
    前記熱吸収ステップは、前記反応が収束した後、前記反応槽の内部の気体を前記気体排出ポンプによって排出することにより、前記反応により生じた熱を水蒸気の気化熱として吸収するステップである、アルミン酸ナトリウムと水素との生成方法。
  2. 前記収束検出装置は、前記水素の発生速度が所定の要件を満たすか否かを検出する装置であり、
    前記熱吸収ステップは、前記反応が収束することにより前記水素の発生速度が前記所定の要件を満たした後、前記反応槽の内部の気体を前記気体排出ポンプによって排出するステップを有する、請求項1に記載のアルミン酸ナトリウムと水素との生成方法。
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