JP2010000752A - 可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機 - Google Patents

可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010000752A
JP2010000752A JP2008163349A JP2008163349A JP2010000752A JP 2010000752 A JP2010000752 A JP 2010000752A JP 2008163349 A JP2008163349 A JP 2008163349A JP 2008163349 A JP2008163349 A JP 2008163349A JP 2010000752 A JP2010000752 A JP 2010000752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
barrel
plasticizing
thermal conductivity
driving force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008163349A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Kawakubo
直樹 川久保
Toshiteru Oike
俊輝 大池
Yukio Yoshida
幸雄 葭田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP2008163349A priority Critical patent/JP2010000752A/ja
Publication of JP2010000752A publication Critical patent/JP2010000752A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】射出成形機に用いられるスクロール形式の可塑化送出装置において、バレルの昇温によるロータの熱環境を改善してロータ外周部での樹脂詰まりやロータ駆動部への伝熱を抑制する。
【解決手段】材料流入通路が一端面に開口するバレルと、このバレルの一端面に摺接する端面を有し、当該バレルの材料流入通路の開口を中心として駆動回転し得るロータと、このロータの端面に形成されてバレルの一端面との間に成形材料の可塑化通路を画成し、外側端部から成形材料が供給されると共に内側端部がバレルの材料流入通路の開口端に連通する螺旋溝とを具えた本発明による可塑化送出装置は、バレルおよびロータの少なくとも一方が熱伝導率の異なる2種類以上の材料を組み合わせて一体的に形成したものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、成形材料を可塑化して金型のキャビティ側へと送出するための可塑化送出装置およびこの可塑化送出装置を含む射出成形機に関する。
近年、射出成形機の小型化を企図して在来のスクリューをロータに置き換えた特許文献1に示すような射出成形機が提案されている。この射出成形機は、所定量の溶融材料を金型のキャビティに圧送する計量射出部と、成形材料を可塑化してこれを計量射出部に送出する可塑化送出部とを含む点で在来のものと同じである。しかしながら、可塑化送出部は、射出ノズルに連通する材料流入通路が一端面に開口するバレルと、このバレルの一端面に摺接する端面を持ったロータとを有する。このロータの端面には、外側端部から成形材料が供給されると共に内側端部がバレルの材料流入通路に連通するように、バレルの一端面との間に成形材料の可塑化通路を画成する螺旋溝が形成されている。ロータは、その端面をバレルの一端面に対して摺接させた状態で駆動回転し、ペレット状の成形材料をロータの外周側から螺旋溝の外側端部に供給する。供給された成形材料は、加熱されたバレルにより軟化溶融しつつロータの回転に伴って螺旋溝の内側端部へと次第に流動し、バレルの材料流入通路へと送出される。送出された成形材料は、計量射出部から所定量ずつ金型のキャビティへと圧送され、所定形状の成形品が射出される。
特開2005−306028号公報
特許文献1に開示された、いわゆるスクロール形式の射出成形機においては、バレルの内部に組み込まれたヒータを用いてバレルを昇温させ、これと対向するロータとの間に画成された可塑化通路内に介在する成形材料を加熱軟化させるようにしている。このため、バレル側の熱がロータおよび可塑化通路内の成形材料に適切に伝わらないと、種々の不具合を生ずることとなる。例えば、ロータが必要以上に熱せられると、余計な熱がこのロータを駆動するためのロータ駆動モータ側へと伝わってしまい、その熱効率の低下を招来する。特に、ロータの外周側が必要以上に温度上昇すると、螺旋溝の外側端部に供給されるペレット状の成形材料が軟化して可塑化通路の目詰まりを引き起こす原因となってしまう。
本発明の目的は、バレルとロータとを用いた射出成形機の可塑化送出部において、ロータの温度分布をより好ましく調整し得る簡便な可塑化送出装置を提供することにある。
また、このような可塑化送出装置が組み込まれた射出成形機を提供することも本発明の目的に含まれる。
本発明の第1の形態は、材料流入通路が一端面に開口するバレルと、このバレルの一端面に摺接する端面を有し、当該バレルの材料流入通路の開口を中心として駆動回転し得るロータと、このロータの端面に形成されて前記バレルの一端面との間に成形材料の可塑化通路を画成し、外側端部から成形材料が供給されると共に内側端部が前記バレルの材料流入通路の開口端に連通する螺旋溝とを具えた可塑化送出装置であって、前記バレルおよびロータの少なくとも一方は、熱伝導率の異なる2種類以上の材料を組み合わせて一体的に形成されていることを特徴とするものである。
本発明において、ロータの螺旋溝の外側端部から供給される成形材料は、ロータ駆動手段によるロータの回転に伴って、螺旋溝の内側端部に向けて可塑化通路内を移動する。この時、バレルおよびロータの少なくとも一方は、熱伝導率の異なる2種類以上の材料を組み合わせて一体的に形成されており、加熱手段によって加熱されるバレルおよびロータの温度分布が適切に調整されることとなる。これにより、可塑化通路内を移動中の成形材料は、次第に軟化溶融してその可塑化がなされ、螺旋溝の内側端部から材料流入通路へと送給される。
本発明の第1の形態による可塑化送出装置において、ロータが螺旋溝を形成した溝形成部と、ロータを駆動するための駆動手段に連結される駆動力伝達部とを有するものであってよい。この場合、ロータは、溝形成部の外周部を熱伝導率の低い材料にて形成し、それ以外の溝形成部の内周側および駆動力伝達部を熱伝導率の高い材料にて形成することができる。あるいは、溝形成部と駆動力伝達部との境界領域のみ熱伝導率の低い材料にて形成し、それ以外の溝形成部および駆動力伝達部を熱伝導率の高い材料にて形成するようにしてもよい。あるいは、溝形成部の内周側を熱伝導率の高い材料にて形成し、その外側および駆動力伝達部の内周側を熱伝導率の低い材料にて形成し、さらに溝形成部の最外周部および駆動力伝達部の外周側を熱伝導率の高い材料にて形成することも可能である。あるいは、溝形成部の内周側のみ熱伝導率の高い材料にて形成し、それ以外の溝形成部の外周側および駆動力伝達部を熱伝導率の低い材料にて形成するようにしてもよい。また、このようなロータを収容するケーシングをさらに具え、このケーシングがロータの溝形成部の外周部および駆動力伝達部を冷却するための冷却手段を有するものであってよい。
同様に、バレルが熱伝導率の高い材料にて形成された中央部と、この中央部を取り囲む熱伝導率の低い材料にて形成された環状部とを有することができ、この環状部を取り囲む熱伝導率の高い材料にて形成された外周部をさらに有するものであってよい。
本発明の第2の形態は、所定量の成形材料を金型のキャビティ内に射出する計量射出部と、成形材料を可塑化して前記計量射出部に送出する可塑化送出部とを具えた射出成形機であって、前記可塑化送出部が本発明の第1の形態による可塑化送出装置を含んでいることを特徴とするものである。
本発明の可塑化送出装置によると、バレルおよびロータの少なくとも一方が熱伝導率の異なる2種類以上の材料を組み合わせて一体的に形成されているので、加熱手段により昇温するバレルの熱を適切にロータ側に伝えることができる。この結果、ロータの温度分布を好ましい状態に設定することが可能である。
ロータの溝形成部の外周部を熱伝導率の低い材料にて形成し、それ以外の溝形成部の内周側および駆動力伝達部を熱伝導率の高い材料にて形成した場合、ロータの外周側から供給される成形材料に対する不要な加熱を抑制することができる。この結果、可塑化通路の目詰まりを未然に防止することが可能であり、しかも駆動力伝達部からの放熱を促進させることができる。
ロータの溝形成部と駆動力伝達部との境界領域のみ熱伝導率の低い材料にて形成し、それ以外の溝形成部および駆動力伝達部を熱伝導率の高い材料にて形成した場合、バレルの熱がロータの駆動力伝達部および外周側への加熱を抑制することができる。しかも、駆動力伝達部の放熱性が改善されるため、ここの部分の温度をさらに低く抑えることが可能となり、ロータ駆動手段の熱効率の低下を回避することができる。
ロータの溝形成部の内周側および最外周部と、駆動力伝達部の外周側とを熱伝導率の高い材料にて形成し、それ以外の部分を熱伝導率の低い材料にて形成した場合、バレルの熱がロータの駆動力伝達部へと伝わるのを抑制することができる。しかも、駆動力伝達部からの放熱を促進させることが可能である。
ロータの溝形成部の内周側のみ熱伝導率の高い材料にて形成し、それ以外の溝形成部の外周側および駆動力伝達部を熱伝導率の低い材料にて形成した場合、ロータの外周側から供給される成形材料に対する不要な加熱を阻止することができる。これにより、可塑化通路の目詰まりを未然に防止することができる。また、バレルの熱がロータの駆動力伝達部へと伝わるのを抑制することができ、ロータ駆動手段の熱効率の低下を回避することが可能となる。
ロータを収容するケーシングをさらに具え、このケーシングがロータの溝形成部の外周部および駆動力伝達部を冷却するための冷却手段を有する場合、ロータの駆動力伝達部や、成形材料が供給されるロータの外周部における不要な昇温を回避することができる。さらに、これらの部材が熱伝導率の高い材料にて形成されている場合、放熱をより促進させることができる。
本発明の射出形成機によると、可塑化送出部が本発明の可塑化送出装置を含んでいるので、ロータ駆動手段の熱効率の低下を回避することができる。しかも、成形材料を目詰まりなく計量射出部から金型のキャビティへと射出することができ、均質な成形品を得ることが可能である。
本発明による可塑化送出装置が組み込まれた射出成形機の一実施形態について、図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。
まず、本実施形態における射出成形機の外観を図1に示し、その平面形状を一部破断して図2に示し、その正面形状を一部破断して図3に示す。本実施形態における射出成形機10は、本発明における金型としての金型ユニット11と、この金型ユニット11の型締めを行うための型締め装置12とを含む。また、この射出成形機10は、本発明における成形材料としての樹脂を金型ユニット11に形成されたキャビティ13内に所定量ずつ射出する計量射出装置14と、先の樹脂を可塑化して計量射出装置14に送出する可塑化送出装置15とをさらに含む。
本実施形態における金型ユニット11は、固定側金型11Sと、可動側金型11Mとを有し、これらの間に成形品の形状に対応したキャビティ13などが画成される。
本実施形態における型締め装置12は、ベース16と、このベース16に取り付けられた型締め用モータ17と、可動側ダイプレート18と、この可動側ダイプレート18と型締め用モータ17とを機械的に接続するボールねじ機構19とを含む。金型ユニット11の可動側金型11Mを保持する可動側ダイプレート18は、ベース16に突設された支柱20に対して摺動自在に嵌合されている。ボールねじ機構19は、型締め用モータ17に連結されるボールねじ軸19Aと、可動側ダイプレート18に取り付けられるボールナット19Nとを含む。
従って、型締め用モータ17を駆動することにより、可動側ダイプレート18を可動側金型11Mと共に支柱20に沿って移動させることができる。より具体的には、型締め操作の場合には可動側金型11Mを固定側金型11Sに所定圧力で押し当て、逆に型開き操作の場合には可動側金型11Mを固定側金型11Sから引き離す。
なお、可動側ダイプレート18には、成形品を可動側金型11Mから取り出すためのエジェクタ装置21が組み込まれている。これら金型ユニット11や型締め装置12およびエジェクタ装置21に関しては、既知の射出成形機と同じ構成のものや、特許文献1に開示されたものと同じ構成を採用することが可能である。
本発明における可塑化送出部としての可塑化送出装置15は、バレル22と、このバレルに重ね合わされるロータ23と、バレル22およびロータ23を加熱する本発明の加熱手段としてのヒータ24と、ロータ23を駆動回転させるロータ駆動手段25とを含む。
図2に示した可塑化送出装置15を計量射出装置14と共に抽出拡大して図4に示す。本実施形態におけるバレル22は、後述する固定側ダイプレート26内に収容され、熱伝導率の高い材料にて形成された中央部22Cと、この中央部22Cを取り囲む熱伝導率の低い材料にて形成された環状部22Rとを一体的に接合してなるものである。より具体的には、中央部22Cがベリリウム銅や銅合金などの熱伝導率の高い材料にて形成され、環状部22Rがチタン合金やステンレス鋼などの熱伝導率の低い材料にて形成されている。このバレル22の中央部22Cの一端面22F側には、材料流入通路27が開口し、本実施形態ではバレル22の一端面22Fを傾斜の非常に緩やかな凸円錐面にて形成している。バレル22の一端面22F側の材料流入通路27の開口端部は、その内径がロータ23側に向けて次第に拡がる漏斗状となっている。また、この材料流入通路27の途中には、逆止め弁28が組み込まれている。この逆止め弁28は、材料流入通路27と後述するチャンバ29との接続部分よりも材料流入通路27の上流側に配され、チャンバ29側から後述する可塑化通路30側への溶融状態にある樹脂の逆流を防止する。本実施形態における逆止め弁28は、バレル22の一端面22F側の材料流入通路27の開口端部を塞ぎ得る弁体31と、この弁体31を材料流入通路27の長手方向(図4中、上下方向)に沿って摺動自在に保持する弁体保持筒32とを具えている。内周側が材料流入通路27を画成する弁体保持筒32は、バレル22に対して一体的に嵌着されている。弁体保持筒32の一端部には、弁体31の摺動方向に沿って延在し、材料流入通路27の一部を画成する複数本の切欠き部32Cがこの弁体31を囲むように形成されている。
前記ヒータ24は、材料流入通路27および可塑化通路30内に介在する樹脂を加熱して軟化溶融させるためのものである。本実施形態においては、材料流入通路27を囲むように熱伝導率の高い材料にて形成されたバレル22の中央部22Cにこのヒータ24が埋設されている。従って、ヒータ24によって発生した熱は、主としてバレル22の中央部22Cからロータ23側へと伝わりやすく、熱伝導率の低い材料にて形成されたバレル22の環状部22Rの昇温が抑制される。また、ヒータ24に対する通電を制御することによって、バレル22の中央部22Cの温度が樹脂の融点温度以上かつロータ23の後述する溝形成部23の中央部33の温度がバレル22の中央部22Cの温度以下または樹脂の融点以下となるように調整される。
ケーシング34内に回転自在に収容された本実施形態におけるロータ23はほぼカップ形の断面を有し、後述する螺旋溝35が形成される溝形成部23Sと、ロータ駆動手段25に連結される駆動力伝達部23Pとを有する。円板状をなす溝形成部23Sは、熱伝導率の高い材料にて形成された中央部33と、この中央部33を取り囲む熱伝導率の低い材料にて形成された環状部36とを一体的に接合したものである。また、この環状部36に対して熱伝導率の高い材料にて形成された駆動力伝達部23Pが一体的に接合されている。先のバレル22の中央部22Cの領域は、このロータ23の溝形成部23Sの中央部33の形成領域とほぼ対応するように、これらの径がほぼ同じ寸法となるように設定されている。熱伝導率の高い材料の具体例としては、先のベリリウム銅や銅合金などが一般的であり、また熱伝導率の低い材料の具体例としては、先のチタン合金やステンレス鋼などを挙げることができる。
このロータ23の外観を反転して図5に示し、その平面形状を図6に示す。すなわち、ロータ23の端面23Fには、その回転軸線の半径方向に延在する螺旋溝35が形成され、バレル22の一端面22Fとの間に樹脂の可塑化通路30を画成する。この螺旋溝35は、外側端部35Oから樹脂が供給されると共に内側端部35Iがバレル22の材料流入通路27の開口端に連通するようになっている。本実施形態における螺旋溝35は、ロータ23の回転軸線を中心とし、かつ材料流入通路27の内径に等しい円を基準とするインボリュート曲線に沿って形成され、かつその幅がほぼ一定に設定されている。つまり、本実施形態の螺旋溝35においては、ロータ23の回転中心を通る任意の径方向直線に対してこれを横切る螺旋溝35の間隔、つまりピッチがすべて等しくなる。この螺旋溝35は、ロータ23の端面23Fと向き合った場合、その外側端部35Oから右回り(時計回り)で内側端部35Iへと旋回するような螺旋状となっている。より具体的には、螺旋溝35の外側端部35Oから内側端部35Iへと向かう方向をロータ23の回転方向に対して逆方向に設定している。このように、螺旋溝35をインボリュート曲線にて形成し、かつその幅をほぼ一定に設定したことにより、次のような利点が生ずる。すなわち、ロータ23の回転に伴い、ロータ23の回転中心を通る任意の径方向直線を横切る螺旋溝35内の樹脂が、見掛け上、ロータ23の回転中心、つまりバレル22の材料流入通路27に向かって等速で移動することとなる。この結果、樹脂を可塑化通路30内で円滑に流動させることが可能となる。
また、本実施形態では可塑化通路30の断面積を螺旋溝35の内側端部35Iほど小さく設定し、より具体的には螺旋溝35の深さをその内側端部35Iほど浅く設定している。このように、可塑化通路30の断面積が螺旋溝35の内側端部35Iほど小さくなるように設定した場合、螺旋溝35の内側端部35Iに向けて可塑化通路30内を移動中の軟化溶融した樹脂が次第に圧縮力を受けることとなる。この結果、軟化溶融した樹脂の混練効果をさらに高めることができる。しかも、本実施形態ではバレル22の一端面22Fを凸円錐面に形成すると共にロータ23の端面23Fをこれと対応する凹円錐面に形成しているため、可塑化通路30内に介在する樹脂をより円滑にロータ23の回転中心側へと付勢することができる。なお、このロータ23の駆動回転による樹脂の流動原理などに関しては、特許文献1などに詳述されているように周知である。
本実施形態におけるロータ23の端面23Fの回転中心部には、バレル22の材料流入通路27側に突出する滞留阻止部37が形成され、その先端が材料流入通路27の開口端よりもその奥側(逆止め弁28側)に突出している。この滞留阻止部37は、ロータ23の回転軸線を中心とする陣笠状曲面を有し、螺旋溝35の内側端部35Iに対して滑らかにつながっている。このように、本実施形態では滞留阻止部37がロータ23の回転軸線を中心とする円錐状曲面を有すると共に螺旋溝35の内側端部35Iに対して滑らかにつながっているため、次のような利点を有する。すなわち、軟化溶融した樹脂が滞留阻止部37と螺旋溝35の内側端部35Iとによって形成される流路に沿って流動するため、可塑化通路30内にて軟化溶融した樹脂の滞留をより確実に抑制することができる。この結果、可塑化した樹脂を可塑化通路30から材料流入通路27へと円滑に送出させることができる。
前述したように、本実施形態ではロータ23の溝形成部23Sの中央部33を熱伝導率の高い材料にて形成すると共に環状部36を熱伝導率の低い材料にて形成しているので、次のような利点を得ることができる。すなわち、ロータ23の中央部33では昇温したバレル22の中央部22Cからの熱を拡散させることができるのに対し、環状部36ではその温度上昇を抑制することができる。この結果、ロータ23の外周側に形成される螺旋溝35の外側端部35O近傍での樹脂の軟化溶融を阻止し、この領域での樹脂の詰まりを防止することが可能となる。
また、このような観点から、本実施形態においては図示しない冷却水供給装置に連結されて冷却水を通す冷却水通路38がロータ23の駆動力伝達部23Pを囲むようにケーシング34内に形成されている。これにより、環状部36の冷却および熱伝導率の高い材料にて形成した駆動力伝達部23Pの放熱性を高めることが可能となる。従って、先の効果に加え、駆動力伝達部23Pを介したバレル22側からロータ駆動手段25側への熱の伝達を抑制することができ、ロータ駆動手段25の熱効率の低下を回避することが可能である。
ロータ駆動手段25は、ロータ23の端面23Fとバレル22の一端面22Fとが当接した状態のまま、バレル22の材料流入通路27を中心としてロータ23を駆動回転させるようになっている。このため、本実施形態におけるロータ23の端面23Fの反対側に位置する駆動力伝達部23Pの後端には、ロータ駆動手段25の一部を構成する冠歯車の如きギヤカップリング39が形成されている。ケーシング34に組み付けられてロータ駆動手段25の一部を構成するロータ駆動モータ40は、このロータ23の駆動力伝達部23Pのギヤカップリング39と相互に噛み合う図示しないギヤカップリングを介して機械的に連結されている。
ペレット状をなす樹脂は、ケーシング34に取り付けられたホッパ41内に貯溜されており、ここからケーシング34を介してロータ23の螺旋溝35の外側端部35Oへと供給される。そして、ロータ駆動モータ40の作動によるロータ23の回転に伴い、バレル22とロータ23との間に形成された可塑化通路30内を流動する。同時に、ヒータ24からの熱を受けて樹脂の軟化溶融が進行し、バレル22の一端面22Fに対する樹脂の粘性抵抗が増大する結果、樹脂は圧力上昇を伴って螺旋溝35の内側端部35Iへと流動することとなる。
所定量の樹脂をキャビティ内に射出する本発明における計量射出部としての計量射出装置14は、固定側金型11Sを保持する固定側ダイプレート26と、固定側金型11Sに挿通されるノズル42と、射出プランジャ43と、射出・計量用モータ44とを含む。
先端がキャビティ13に臨むノズル42は、バレル22に形成された材料流入通路27に連通する樹脂通路45が形成されている。また、バレル22には材料流入通路27に連通するチャンバ29が中央部22Cおよび環状部22Rを横切ってその側方に画成されている。射出プランジャ43は、このチャンバ29に対して摺動自在に嵌合し、チャンバ29内に介在する樹脂をノズル42の樹脂通路45側に所定量ずつ圧送する。射出プランジャ43は、減速機46を含む動力伝達機構47を介して射出・計量用モータ44に機械的に連結されている。
従って、ロータ駆動モータ40によるロータ23の回転と、射出・計量用モータ44の逆転駆動による射出プランジャ43の後退動作(図4中、右方向移動)とを組み合わせ、可塑化通路30から材料流入通路27へと導かれた樹脂をチャンバ29内に収容する。しかる後、射出・計量用モータ44の正転駆動による射出プランジャ43の前進動作(図4中、左方向移動)によって、チャンバ内29に収容された所定量の樹脂をノズル42から金型ユニット11のキャビティ13内に射出する。
上述した実施形態では、ロータ23の溝形成部23Sを熱伝導率の高い材料にて形成された中央部33と、熱伝導率の低い材料にて形成された環状部36とで構成したが、これら全体を熱伝導率の高い材料にて形成することも可能である。この場合、溝形成部23Sに対する駆動力伝達部23Pの接続部分のみ熱伝導率の低い材料にて形成することが好ましい。
このような本発明の他の実施形態の断面構造を図7に示すが、先の実施形態と同一機能の要素にはこれと同じ符号を記すに止め、重複する説明を省略するものとする。ロータ23の溝形成部23Sは、その全体が熱伝導率の高い材料にて形成されている。この溝形成部23Sの外周部と熱伝導率の高い材料にて形成された駆動力伝達部23Pとの境界部分23Bが熱伝導率の低い材料にて形成されている。このような構造であっても、先の実施形態と同じ効果を得ることが可能である。本実施形態では、先の実施形態におけるバレル22の環状部22Rを熱伝導率の低い材料にて形成した円筒状をなす環状部22R'と、この環状部22R'を囲む熱伝導率の高い材料にて形成した外周部22Oとで形成している。このように、バレル22の外周部22Oを熱伝導率の高い材料にて形成することにより、この外周部22Oからの放熱性を先の実施形態よりも向上させることができる。この結果、ロータ23の溝形成部23Sの外周部(先の実施形態における環状部36)の昇温を抑えることが可能となる。
図7に示すバレル22に対応した本発明の別な実施形態におけるロータ23の断面構造を図8に示すが、本実施形態においても、先の実施形態と同一機能の要素にはこれと同じ符号を記すに止め、重複する説明を省略するものとする。本実施形態におけるロータ23の溝形成部23の外周部および駆動力伝達部23Pは、熱伝導率の低い材料にて形成された円筒状をなす内周部48と、この内周部48を取り囲む熱伝導率の高い材料にて形成された外周部49とで構成されている。つまり、先の実施形態における環状部36の最外周部を熱伝導率の高い材料にて形成し、この環状部36の内周側の熱伝導率の低い材料をそのまま駆動力伝達部23Pの内周側へと延在させた構造となっている。この場合、内周部48が図7に示した実施形態におけるバレル22の環状部22R'に対して整列するような寸法形状であることが特に好ましいと言える。つまり、バレル22の環状部22R'の内径および外径寸法と、ロータ22の内周部48の内径および外径寸法とがほぼ同じに設定される。
なお、ケーシング34内に先の冷却水通路38を持たない構成の場合、本発明によるロータ23のさらに別な実施形態の断面構造を表す図9に示すように、ロータ23の外周側をすべて熱伝導率の低い材料にて形成することも有効である。この実施形態においては、ロータ23の溝形成部23Sの中央部33のみ熱伝導率の高い材料にて形成し、それ以外のロータ23の溝形成部23Sの外周部(先の実施形態における環状部36)および駆動力伝達部23Pを熱伝導率の低い材料にて形成している。これにより、ロータ23の溝形成部23Sの外周部および駆動力伝達部23Pの昇温を抑制することができる。
このように、ロータ23やバレル22の一部を熱伝導率の低い材料を用いて断熱することにより、バレル22からの熱を主としてロータ23の中央部分に伝えることができ、可塑化通路30の下流側に位置する樹脂の軟化溶融を促進させることが可能である。また、昇温が望ましくないロータ23の外周部からの放熱性を改善することができ、可塑化通路30の最上流側に介在する樹脂の詰まりを防止すると共にロータ駆動手段25側への伝熱を抑制することが可能である。この結果、ヒータ24およびロータ駆動手段25の熱効率を改善することができ、射出成形機10全体としての省エネルギー化を図ることが可能である。また、旧来のプリプラ方式の射出成形機と比較すると、可塑化送出装置15を大幅に小型化することができるため、射出成形機10としての全体的な小型化を企図することも可能となる。
なお、本発明はその特許請求の範囲に記載された事項のみから解釈されるべきものであり、上述した実施形態においても、本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が記載した事項以外に可能である。つまり、上述した実施形態におけるすべての事項は、本発明を限定するためのものではなく、本発明とは直接的に関係のないあらゆる構成を含め、その用途や目的などに応じて任意に変更し得るものである。
本発明による射出成形機の一実施形態の外観を表す立体投影図である。 図1に示した実施形態における主要部の内部構造を模式的に表す破断平面図ある。 図1に示した実施形態における金型の部分の内部構造を模式的に表す破断正面図である。 図2に示した主要部をさらに抽出拡大した断面図である。 図4に示した実施形態におけるロータを180度反転してその外観を表す立体投影図である。 図5に示したロータの平面図である。 本発明による可塑化送出装置の他の実施形態における主要部の構造を表す断面図である。 本発明による可塑化送出装置の別な実施形態におけるロータの構造を表す断面図である。 本発明による可塑化送出装置のさらに別な実施形態におけるロータの構造を表す断面図である。
符号の説明
10 射出成形機
11 金型ユニット
11S 固定側金型
11M 可動側金型
12 型締め装置
13 キャビティ
14 計量射出装置
15 可塑化送出装置
16 ベース
17 型締め用モータ
18 可動側ダイプレート
19 ボールねじ機構
19A ボールねじ軸
19N ボールナット
20 支柱
21 エジェクタ装置
22 バレル
22C 中央部
22R,22R' 環状部
22O 外周部
22F バレルの一端面
23 ロータ
23S 溝形成部
23P 駆動力伝達部
23B 境界部分
23F ロータの端面
24 ヒータ
25 ロータ駆動手段
26 固定側ダイプレート
27 材料流入通路
28 逆止め弁
29 チャンバ
30 可塑化通路
31 弁体
32 弁体保持筒
32C 切欠き部
33 中央部
34 ケーシング
35 螺旋溝
35O 螺旋溝の外側端部
35I 螺旋溝の内側端部
36 環状部
37 滞留阻止部
38 冷却水通路
39 ギヤカップリング
40 ロータ駆動モータ
41 ホッパ
42 ノズル
43 プランジャ
44 射出・計量用モータ
45 樹脂通路
46 減速機
47 動力伝達機構
48 内周部
49 外周部

Claims (10)

  1. 材料流入通路が一端面に開口するバレルと、このバレルの一端面に摺接する端面を有し、当該バレルの材料流入通路の開口を中心として駆動回転し得るロータと、このロータの端面に形成されて前記バレルの一端面との間に成形材料の可塑化通路を画成し、外側端部から成形材料が供給されると共に内側端部が前記バレルの材料流入通路の開口端に連通する螺旋溝と
    を具えた可塑化送出装置であって、前記バレルおよびロータの少なくとも一方は、熱伝導率の異なる2種類以上の材料を組み合わせて一体的に形成されていることを特徴とする可塑化送出装置。
  2. 前記ロータは、前記螺旋溝を形成した溝形成部と、当該ロータを駆動するための駆動手段に連結される駆動力伝達部とを有することを特徴とする請求項1に記載の可塑化送出装置。
  3. 前記ロータは、前記溝形成部の外周部が熱伝導率の低い材料にて形成され、それ以外の前記溝形成部の内周側および前記駆動力伝達部が熱伝導率の高い材料にて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の可塑化送出装置。
  4. 前記ロータは、前記溝形成部と前記駆動力伝達部との境界領域のみ熱伝導率の低い材料にて形成され、それ以外の前記溝形成部および前記駆動力伝達部が熱伝導率の高い材料にて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の可塑化送出装置。
  5. 前記ロータは、前記溝形成部の内周側が熱伝導率の高い材料にて形成され、その外側および前記駆動力伝達部の内周側が熱伝導率の低い材料にて形成され、さらに前記溝形成部の最外周部および前記駆動力伝達部の外周側が熱伝導率の高い材料にて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の可塑化送出装置。
  6. 前記ロータは、前記溝形成部の内周側のみ熱伝導率の高い材料にて形成され、それ以外の前記溝形成部の外周側および前記駆動力伝達部が熱伝導率の低い材料にて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の可塑化送出装置。
  7. 前記ロータを収容するケーシングをさらに具え、このケーシングが前記ロータの前記溝形成部の外周部および前記駆動力伝達部を冷却するための冷却手段を有することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の可塑化送出装置。
  8. 前記バレルは、熱伝導率の高い材料にて形成された中央部と、この中央部を取り囲む熱伝導率の低い材料にて形成された環状部とを有することを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の可塑化送出装置。
  9. 前記バレルは、前記環状部をさらに取り囲む熱伝導率の高い材料にて形成された外周部をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の可塑化送出装置。
  10. 所定量の成形材料を金型のキャビティ内に射出する計量射出部と、成形材料を可塑化して前記計量射出部に送出する可塑化送出部とを具えた射出成形機であって、前記可塑化送出部が請求項1から請求項9の何れかに記載の可塑化送出装置を含んでいることを特徴とする射出成形機。
JP2008163349A 2008-06-23 2008-06-23 可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機 Pending JP2010000752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163349A JP2010000752A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163349A JP2010000752A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010000752A true JP2010000752A (ja) 2010-01-07

Family

ID=41582853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008163349A Pending JP2010000752A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010000752A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020075395A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 セイコーエプソン株式会社 可塑化装置、三次元造形装置および射出成形装置
JP2020157600A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 セイコーエプソン株式会社 材料供給装置、射出成形装置及び三次元造形装置
US11034088B2 (en) 2018-09-25 2021-06-15 Seiko Epson Corporation Plasticizing device and three-dimensional shaping device
US11034089B2 (en) 2018-09-25 2021-06-15 Seiko Epson Corporation Plasticizing device and three-dimensional shaping device
CN113043556A (zh) * 2019-12-26 2021-06-29 精工爱普生株式会社 注射成型机以及注射成型机的控制方法
US11077615B2 (en) 2018-09-26 2021-08-03 Seiko Epson Corporation Three-dimensional modeling apparatus and ejection unit
US11230059B2 (en) * 2018-10-10 2022-01-25 Seiko Epson Corporation Plasticizing device and three dimensional modeling apparatus
US11235526B2 (en) 2018-11-07 2022-02-01 Seiko Epson Corporation Plasticizing device, three-dimensional modeling device, and injection molding device
US11273604B2 (en) 2019-03-27 2022-03-15 Seiko Epson Corporation Plasticizing apparatus and three-dimensional modeling apparatus
US11331859B2 (en) 2018-05-23 2022-05-17 Seiko Epson Corporation Plasticizing device, injection molding machine, and molding device
CN114536689A (zh) * 2020-11-24 2022-05-27 精工爱普生株式会社 塑化装置、注射成型装置及三维造型装置
US11345086B2 (en) * 2019-04-24 2022-05-31 Seiko Epson Corporation Three-dimensional shaping device
US11440253B2 (en) 2019-04-25 2022-09-13 Seiko Epson Corporation Plasticization device, three-dimensional modeling device, and injection molding device
US11465347B2 (en) 2018-09-27 2022-10-11 Seiko Epson Corporation Plasticizing device
US20220388214A1 (en) * 2021-06-07 2022-12-08 Seiko Epson Corporation Plasticizing Device, Injection Molding Device, And Three-Dimensional Shaping Device
US11565467B2 (en) 2019-01-28 2023-01-31 Seiko Epson Corporation Plasticizing apparatus, plasticizing method, and three-dimensional shaping apparatus
US11701824B2 (en) 2019-01-28 2023-07-18 Seiko Epson Corporation Plasticizing apparatus, plasticizing method, and three-dimensional shaping apparatus
JP7371398B2 (ja) 2019-08-29 2023-10-31 セイコーエプソン株式会社 可塑化装置、三次元造形装置および射出成形装置

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11331859B2 (en) 2018-05-23 2022-05-17 Seiko Epson Corporation Plasticizing device, injection molding machine, and molding device
US11034088B2 (en) 2018-09-25 2021-06-15 Seiko Epson Corporation Plasticizing device and three-dimensional shaping device
US11034089B2 (en) 2018-09-25 2021-06-15 Seiko Epson Corporation Plasticizing device and three-dimensional shaping device
US11077615B2 (en) 2018-09-26 2021-08-03 Seiko Epson Corporation Three-dimensional modeling apparatus and ejection unit
US11465347B2 (en) 2018-09-27 2022-10-11 Seiko Epson Corporation Plasticizing device
US11230059B2 (en) * 2018-10-10 2022-01-25 Seiko Epson Corporation Plasticizing device and three dimensional modeling apparatus
JP2020075395A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 セイコーエプソン株式会社 可塑化装置、三次元造形装置および射出成形装置
US11235526B2 (en) 2018-11-07 2022-02-01 Seiko Epson Corporation Plasticizing device, three-dimensional modeling device, and injection molding device
JP7167638B2 (ja) 2018-11-07 2022-11-09 セイコーエプソン株式会社 可塑化装置、三次元造形装置および射出成形装置
US11701824B2 (en) 2019-01-28 2023-07-18 Seiko Epson Corporation Plasticizing apparatus, plasticizing method, and three-dimensional shaping apparatus
US11565467B2 (en) 2019-01-28 2023-01-31 Seiko Epson Corporation Plasticizing apparatus, plasticizing method, and three-dimensional shaping apparatus
JP7238533B2 (ja) 2019-03-27 2023-03-14 セイコーエプソン株式会社 材料供給装置、射出成形装置及び三次元造形装置
US11273604B2 (en) 2019-03-27 2022-03-15 Seiko Epson Corporation Plasticizing apparatus and three-dimensional modeling apparatus
CN111745888A (zh) * 2019-03-27 2020-10-09 精工爱普生株式会社 材料供应装置、注射成型装置以及三维造型装置
JP2020157600A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 セイコーエプソン株式会社 材料供給装置、射出成形装置及び三次元造形装置
CN111745888B (zh) * 2019-03-27 2023-08-29 精工爱普生株式会社 材料供应装置、注射成型装置以及三维造型装置
US11345086B2 (en) * 2019-04-24 2022-05-31 Seiko Epson Corporation Three-dimensional shaping device
US11440253B2 (en) 2019-04-25 2022-09-13 Seiko Epson Corporation Plasticization device, three-dimensional modeling device, and injection molding device
JP7371398B2 (ja) 2019-08-29 2023-10-31 セイコーエプソン株式会社 可塑化装置、三次元造形装置および射出成形装置
CN113043556A (zh) * 2019-12-26 2021-06-29 精工爱普生株式会社 注射成型机以及注射成型机的控制方法
CN113043556B (zh) * 2019-12-26 2023-05-26 精工爱普生株式会社 注射成型机以及注射成型机的控制方法
CN114536689A (zh) * 2020-11-24 2022-05-27 精工爱普生株式会社 塑化装置、注射成型装置及三维造型装置
US11731331B2 (en) 2020-11-24 2023-08-22 Seiko Epson Corporation Plasticizing apparatus, injection molding apparatus, and three-dimensional shaping apparatus
US20220388214A1 (en) * 2021-06-07 2022-12-08 Seiko Epson Corporation Plasticizing Device, Injection Molding Device, And Three-Dimensional Shaping Device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010000752A (ja) 可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機
JP5074167B2 (ja) 射出成形機ならびに樹脂材料可塑化送出装置およびそのロータ
JP2009269182A (ja) 成形材料の可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機
JP2010241016A (ja) 可塑化送出装置およびそのローターならびにこれを用いた射出成形機
JP2009285879A (ja) 可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機
JP2011020378A (ja) 可塑化送出装置およびそのローターならびにこれを用いた射出成形機
KR101251313B1 (ko) 스크루 및 사출장치
KR101195421B1 (ko) 사출장치
JP2009269183A (ja) 可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機
JP2012131115A (ja) 射出成形装置
JP2007230087A (ja) 射出発泡成形装置および射出発泡成形方法
US20170015036A1 (en) Injection molding method, screw, and injection molding machine
JP2009113360A (ja) 射出成型機用プランジャ式射出シリンダ
JP2010031965A (ja) 回転直進変換機構およびこれを用いた射出装置ならびに射出成形機
US20210370567A1 (en) Plasticizing Device, Injection Molding Device, And Three-Dimensional Modeling Device
JP7218646B2 (ja) 材料供給装置、射出成形装置及び三次元造形装置
JP4820162B2 (ja) スクリュー、射出装置及び圧力部材
TWI247663B (en) Plasticizing unit for micro injection molding machine
JP7238533B2 (ja) 材料供給装置、射出成形装置及び三次元造形装置
JP2016107509A (ja) 射出成形機
JP2005169764A (ja) プラスチック材料の混練装置
JP2005169646A (ja) 射出成形方法と射出成形用スクリュ
JP3725802B2 (ja) 射出装置
JP2017225984A (ja) 金属溶解スクリュ、スクリュ式金属溶解機及びスクリュ式金属射出成形機
JP2010162817A (ja) 樹脂原料の可塑化装置及び可塑化方法