JP2010000345A - 歯科用品を製作する方法およびキット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キットの熱可塑性材料4は、狙わせた(指向させた)エネルギーの供給を介し、選択的に、印象用トレイ1および/または印象材3より強く加熱される。
【選択図】図3
Description
実施例1
ニーダー中において、43重量%のトリメチルシリル末端停止ポリジメチルシロキサン(20℃での粘度:2,000,000mPas)、49重量%のポリエチレン粉末(LDPE)(平均粒径:17μm)、および8重量%の白色鉱油(粘度:200mPas)を均質に混合する。
ニーダー中において、43重量%のトリメチルシリル末端停止ポリジメチルシロキサン(20℃での粘度:1,000,000mPas)、52.5重量%のポリテトラフルオロエチレン粉末(PTFE)(平均粒径:12μm)、および4.5重量%の白色鉱油(粘度:200mPas)を均質に混合する。
ニーダー中において、60重量%のトリメチルシリル末端停止ポリジメチルシロキサン(20℃での粘度:1,000,000mPas)および40重量%のポリプロピレン粉末(PP)(平均粒径:38μm)を均質に混合する。
以下でも説明するが、ブランクモールド(予備成形物)は、例えば、熱可塑性材料から作成したフィルム様の構成要素であってよい。この構成要素は、その後で歯科用品を製作するのに適した、より好ましくは、断面図がほぼU字形である本質的に馬蹄形の形の形状を示していてよい。
95重量%の粒状化エチレン−酢酸ビニル・コポリマー(酢酸ビニル比率:32%、融点:63℃)と5重量%の粒状物の形態で存在するポリカプロラクトン(平均分子量:80,000g/Mol、融点:59℃)とを、手で均質に予備混合し、押出機を介して射出成形システムに導入する。その次にデンタルスプリントを得るための、熱可塑性ブランクモールドを作成するための、アルミニウム製ツールを介して得られたその射出成形部品は、62のショアーA硬度と、86%の、1.7mmの層厚みでの可視光線の光学的透明度とを有している。
90重量%の粒状化低分子量ポリ塩化ビニルおよび10重量%の粒状物の形態で存在するポリカプロラクトン(平均分子量:80,000g/Mol、融点:59℃)を、手で均質に予備混合し、押出機を介して射出成形システムに導入する。その次にデンタルスプリントを得るための、熱可塑性ブランクモールドを製作するための、アルミニウム製ツールを介して得られたその射出成形部品は、高い剛性とショアーA硬度とを有し、さらには1.7mmの層厚みでの可視光線でほぼ完全な光学的透明度を有している。
剛直なベーストレイ、その中に充填された印象材、およびそれらの上に配置された熱可塑性スプリント材料(ブランクモールド)からなる歯科用品を製作するためのキットを構成する場合、印象材と熱可塑性スプリントとの間に断熱層(分離剤)を組み入れることができる。これについては実施例6および7に示す。
ポリエチレンフィルム(例えば、家庭用食品包装用ラップ、メリッタ・トピッツ・2・イン・1(Melitta Toppits 2 in 1))を使用し、その下側を印象材の上に直接横たえ、その上にトリメチルシリル末端停止ポリジメチルシロキサン(20℃での粘度:10,000mPas)の薄膜をコーティングする。これによって、コーティングした側を熱可塑性スプリント材料の下側と部分的に接触させる。
不可逆的に、可塑的に変形可能であるフィルム、ハイトレイル(Hytrel)5556(デュポン(Dupont)製)を、50μmの層厚みで使用する。それを、印象材の上に直接その下側をあて、その上側にはトリメチルシリル末端停止ポリジメチルシロキサン(20℃での粘度:10,000mPas)の薄膜を用いてコーティングし、部分的に熱可塑性スプリント材料の下側と直接接触させる。
実施例8
熱可塑性スプリントセット、すなわち歯科用品を作成するためのキットを、剛直な射出成形されたポリプロピレン製のベーシックトレイ、実施例3によりその中に充填された印象材、実施例6により印象材の上に配置された分離層、および実施例4によりその上に配置された熱可塑性ブランクモールドからなるように組み合わせる。
実施例9(粘着性印象材)
ニーダー中において、50重量%のトリメチルシリル末端停止ポリジメチルシロキサン(20℃での粘度:1,000,000mPas)、40重量%のポリエチレン粉末(LDPE)(平均粒径:17μm)、および10重量%の高分散シリカ(使用前に徹底的に乾燥、BET表面:170m2/g)を均質に混合する。
95重量%の粒状化エチレン酢酸ビニル・コポリマー(酢酸ビニルの比率:32%、融点:63℃)を、5重量%のポリカプロラクトン(平均分子量:80,000g/Mol、融点:59℃、粒状物の形態で存在)と、手で均質に予備混合し、押出機を介して、射出成形システムに導入する。その次にデンタルスプリントを得るための、熱可塑性ブランクモールドを作成するための、アルミニウム製ツールを介して得られたその射出成形部品は、62のショアーA硬度と、86%の、1.7mmの層厚みでの可視光線の光学的透明度とを有している。
射出成形されたポリプロピレン製の剛直なベーシックトレイ、実施例9に従ってその中に充填した印象材、および実施例10に従ってその上に適用した熱可塑性ブランクモールドからなるように、キットを組み合わせる。23℃に温度調節されていたこの配置物を、目標の熱エネルギーの手段により130℃の温度とする。その時間の間に、その熱可塑性フィルムが選択的に65℃の温度にまで加熱され、それによって可塑的に変形させることが可能となる。加熱空気に暴露させた後でも、システムの他の構成要素の温度はかなり低い。印象用トレイが37℃、印象材が40℃である。選択的に加熱されたこのキットを、歯列の上に押しつけることによって、被験者の下顎に適用する。約1分間の短い冷却時間の後に、そのキットを口腔から取り出す。
熱可塑性材料を選択的に加熱するための本発明における器具は、エネルギー源を有しており、より好ましくは、例えばマカナイト絶縁を有するレーザーカット伝熱体を含むステンレススチールヒーターの形態で含む。別の方法として、熱放散器、ランプ(例えば、反射鏡付きまたは反射鏡なしの、赤外線ランプ、ハロゲンランプ)、PTC加熱要素、マカナイトキャリヤー上の裸線加熱システム、セラミック電界加熱(ceramic field heating)および/または加熱空気源を、エネルギー源として使用することも可能である。
・ワックスのための加熱ユニット(これは、自己制御PTC加熱要素と共に組み込むことができる)、
・機械加工ツール例えば研削、切削などのための電気接続ユニット、
・加熱分離のためのユニット、すなわち熱可塑性材料を切断するための加熱ブレードまたは加熱ハサミ(分離器具のための接続具および支持具を含む)、
・例えば加熱分離器具を用いて切断することが可能とするような、キットを固定するための支持器具、
・熱可塑性的に変形させることが可能な印象用トレイのための加熱ユニット、
・寒天注入および/またはヒドロコロイド成形材料のための加熱チャンバー、
・製品および/または加工パラメーターを読み込むための読み取りユニット、より好ましくはバーコードリーダーであって、可能であれば調節ユニットと組み合わせて、出所、材料群もしくは材料のタイプの識別、材料の厚み、エネルギー源のための加工温度、加熱時間(可能であれば、異なった相のための)、最大加熱保持時間および/または最大サイクル時間を確認することが可能であるもの(そのようなバーコードは、物品コードと組み合わせてパッケージに貼り付けるか、または加熱プロセスの設定のための単一のコードとして、例えば熱可塑性スプリントをパッケージするためのフィルムに貼り付けることができる)。
Claims (30)
- 歯科用品を製作する方法であって、
a)印象材(3)を充填した印象用トレイ(1)を用意する工程であって、歯科用品を製作するための熱可塑性材料(4)を、前記印象用トレイ(1)および/または前記印象材(3)の上または中に供給する工程と、
b)前記印象用トレイ(1)および/または前記印象材(3)の上または中に供給された前記熱可塑性材料(4)を、前記熱可塑性材料(4)の軟化温度よりも高い温度かつ200℃未満に、より好ましくは約40℃〜約80℃の間の温度に加熱する工程と、
c)前記印象材(3)を充填された前記印象用トレイ(1)を伴う前記熱可塑性材料(4)を、患者の口腔内に適用する工程と、
d)前記熱可塑性材料(4)を少なくとも一つの歯牙および/または歯肉に適用し、前記熱可塑性材料(4)がその軟化温度よりも低い温度に冷却されるまでの時間をかけて歯科用品(2)のモールドを成形する工程と、
e)前記印象用トレイ(1)、前記印象材(3)および前記熱可塑性材料(4)から成形された前記歯科用品(2)を、前記患者の口腔から取り出す工程と、
を含み、
前記工程b)において、目標とする(指向させた)エネルギーの供給により、前記印象用トレイ(1)および/または前記印象材(3)よりも強く、前記熱可塑性材料(4)を選択的に加熱することを特徴とする方法。 - 前記熱可塑性材料(4)を、好ましくはステンレススチール製ヒーターの形態の、熱放散器、ランプおよび/または加熱空気源により、前記工程b)において選択的に加熱することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記工程b)の前に、前記熱可塑性材料(4)への熱入力を改善する少なくとも1種の物質を前記熱可塑性材料(4)に供給することを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
- 前記工程b)の前に、前記印象用トレイ(1)および/または前記印象材(3)に、前記印象用トレイ(1)および/または前記印象材(3)への熱入力を低下させる物質を供給するかおよび/または前記印象用トレイ(1)および/または前記印象材(3)がそのような材料からなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 少なくとも1層の断熱層、例えば断熱フィルムもしくはフォイルおよび/または断熱溶液を、前記熱可塑性材料(4)と前記印象材(3)との間に有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記工程b)における前記加熱が、前記印象用トレイ(1)、前記印象材(3)、前記熱可塑性材料(4)および/または前記断熱層の中および/または上の温度インジケーターにより好ましくは色の変化によって指示される所定の温度までのみで起こることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記熱可塑性材料(4)が、前記印象材(3)が中に含まれるソーセージの皮状チューブの形態で供給され、前記歯科用品は前記熱可塑性材料(4)の冷却後にここから切り出されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記工程e)において、前記印象用トレイ(1)、前記印象材(3)および前記熱可塑性材料(4)が一つのユニットとして前記患者の口腔から一緒に取り出されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- 約110℃未満、より好ましくは約150℃未満の温度では固体である材料から作られ、顎の形状に合わせた基部と、その基部から突出した側壁とを有する、印象用トレイ(1)と、
少なくとも約10℃〜約90℃の間の温度で可塑的に変形可能である、前記印象用トレイ(1)の中または上に供給される印象材(3)と、
体温では固体であり、体温〜約150℃の間の温度では、手によって可塑的に変形可能である、歯科用品を製作するための熱可塑性フィルム(4)と、
を用いて歯科用品を製作するキット、より好ましくは請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法において使用するためのキットであって、
前記熱可塑性フィルム(4)が、前記基部から遠い方に面する前記印象材(3)の側面に配列された顎の形にマッチした第一セクションと、前記印象用トレイ(1)の前記側壁の内側または外側に少なくとも部分的に重なりあって前記印象用トレイ(1)と接触状態にある前記第一セクションから離れる方向に突出しているエッジセクションと、を有し、
特に前記熱可塑性フィルム(4)の第一セクションと前記印象材(3)との間に、少なくとも部分的にエアクッション(5)が配置されている、キット。 - 前記熱可塑性フィルム(4)が、エチレン−アクリル酸・コポリマー、エチレンおよび酢酸ビニルのコポリマー、エチレンおよびエタクリル酸メチルのコポリマー、ポリカプロラクトン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリブテネン、スチレン−イソプレン−スチレン、またはスチレン−ブタジエン−スチレン・コポリマー、熱可塑性エラストマー、非晶質ポリオレフィン、直鎖状熱可塑性ポリウレタン、コポリエステル、ポリアミド樹脂、ポリアミド/EVA・コポリマー、ダイマー脂肪酸ベースのポリアミノアミド、ポリエステルアミド、ポリエーテルアミド、ポリ塩化ビニル、例えばセルロースアセテート、セルロースプロピオネート、セルロースブチレート、ポリ乳酸、ポリヒドロキシブチレートまたは形状記憶合成材料等のセルロースエステル、および上述の合成材料の混合物、の群から選択される材料を含むことを特徴とする、請求項9に記載のキット。
- 前記熱可塑性フィルム(4)が、約0.1mm〜約4mmの間、より好ましくは約0.5mm〜約2.5mmの間の厚みの層を有していることを特徴とする、請求項9または10に記載のキット。
- 前記熱可塑性フィルムの材料(4)および/または前記印象材(3)が、前記熱可塑性フィルム(4)と前記印象材(3)との間に、接着力が形成されないように選択されるかおよび/または備え付けられていることを特徴とする、好ましくはデンタルスプリントを作成するための、請求項9〜11のいずれか1項に記載のキット。
- 前記熱可塑性フィルム(4)と前記印象材(3)との間に、断熱フィルム、断熱フォイルおよび/または断熱溶液の形態の、少なくとも1層の断熱層を備えることを特徴とする、好ましくはデンタルスプリントを作成するための、請求項9〜12のいずれか1項に記載のキット。
- 前記印象材(3)と前記熱可塑性フィルム(4)との間の接着接合が、前記患者の口腔から前記歯科印象(2)を取り出す際に生じる引剥がし力よりも強くなるように、前記印象材(3)を粘着性が高くなるよう配合するかおよび/または化学的接着剤を備えるか用意することを特徴とする、好ましくは歯科印象を作成するための、請求項9〜11のいずれか1項に記載のキット。
- 前記印象材(3)と前記印象トレイ(1)との間の接着接合が、前記患者の口腔から前記歯科印象(2)を取り出す際に生じる引剥がし力よりも強くなるように、前記印象材(3)を粘着性が高くなるよう配合するかおよび/または化学的接着剤を備えるか用意することを特徴とする、好ましくは歯科印象を製作するための、請求項9〜11および14のいずれか1項に記載のキット。
- 前記印象用トレイ(1)と前記印象材(3)とが、機械的繋留手段および/または接着接合によって相互に接続されていることを特徴とする、請求項9〜15のいずれか1項に記載のキット。
- 前記印象材が、約1000Pasを超える粘度、好ましくは1000〜150,000Pasの粘度を有することを特徴とする、請求項9〜16のいずれか1項に記載のキット。
- 前記印象用トレイ(1)、前記印象材(3)、前記熱可塑性フィルム(4)および/または前記断熱層が、温度を指示するための手段、好ましくは例えばサーマルストリップまたはサーマルカラーとして設計された温度センサを有することを特徴とする、請求項9〜17のいずれか1項に記載のキット。
- 前記印象用トレイ(1)および熱可塑性フィルム(4)が、少なくとも前歯の領域においては前記フィルム(4)が外側トレイ壁のエッジと接触しないように設計され配置されていることを特徴とする、請求項9〜18のいずれか1項に記載のキット。
- トランス−1,4−ポリイソプレン、エチレン/酢酸ビニル・コポリマー(E/VA)とポリ(エプシロン・カプロラクトン)(PCL)との混合物、エチレン/酢酸ビニル・コポリマー(E/VA)とエチレン/アクリル・アセテート・コポリマー(E/AA)との混合物、エチレン/アクリル・アセテート・コポリマー(E/AA)とポリ(エプシロン・カプロラクトン)(PCL)との混合物、の群から選択される熱可塑性材料を含む、好ましくは請求項1〜8のいずれか1項に記載のモデルおよび/または請求項9〜19のいずれか1項に記載のキットによって製作される、歯科用品。
- 前記熱可塑性材料が、約99〜約30重量%、より好ましくは約95〜約70重量%のエチレン/酢酸ビニル・コポリマー(E/VA)と、約1〜約70重量%、より好ましくは約5〜約30重量%のポリ(エプシロン・カプロラクトン)(PCL)と、の混合物であることを特徴とする、請求項20に記載の歯科用品。
- 前記熱可塑性材料が、約99〜約30重量%、より好ましくは約95〜約70重量%のエチレン/酢酸ビニル・コポリマー(E/VA)と、約1〜約70重量%、より好ましくは約5〜約30重量%のエチレン/アクリル・アセテート・コポリマー(E/AA)と、の混合物であることを特徴とする、請求項20に記載の歯科用品。
- 前記熱可塑性材料の加熱挙動および冷却挙動がヒステリシス効果を示し、冷却では、加熱の場合よりも低い温度で、塑性変形性を示すことを特徴とする、請求項20〜22のいずれか1項に記載の歯科用品。
- 約60℃〜約90℃、より好ましくは約85℃の温度において、前記熱可塑性材料が成形のためには十分な可塑性を有するが、ほんのわずかしか弾性部分を有さないことを特徴とする、請求項20〜23のいずれか1項に記載の歯科用品。
- 好ましくは熱放散器の形態の、好ましくはステンレススチール製ヒーター、ランプおよび/または加温空気源であるエネルギー源と、印象用トレイ(1)、印象材(3)および加熱されるべき熱可塑性材料(4)を有する好ましくは請求項9〜19のいずれか1項に記載のキットのための支持器具と、を用いて、好ましくは請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法によって熱可塑性材料を選択的に加熱するための器具であって、
本質的に前記熱可塑性材料のみが前記エネルギー源からの直接的な熱放射に暴露されるように、前記支持器具が前記エネルギー源に対して配置される、器具。 - 前記エネルギー源と前記支持器具との間に、前記エネルギー源から前記熱可塑性材料(4)への熱放射を目標に向けて誘導するための手段が想定されることを特徴とする、請求項25に記載の器具。
- ワックスのための加熱ユニットと、
機械加工ツールのための電気接続ユニットと、
加熱分離のためのユニットと、
請求項9〜19のいずれか1項に記載のキットを固定するための支持器具と、
熱可塑性的に変形させることが可能な印象用トレイのための加熱ユニットと、
寒天注入および/またはヒドロコロイド印象材のための加熱チャンバーと、
製品および/または加工パラメーターを読み込むための読み取りユニットと、
の中から少なくとも一つを備えることを特徴とする、請求項25または26に記載の器具。 - 好ましくは馬蹄形および/または半円形の形状にする方法によって、加熱される前記熱可塑性材料の形状に前記エネルギー源をマッチさせることを特徴とする、請求項25〜27のいずれか1項に記載の器具。
- 前記熱可塑性材料を温度調節しながら加熱するための調節ユニットが、前記エネルギー源に対して割り付けられことを特徴とする、請求項25〜28のいずれか1項に記載の器具。
- 第一の工程においては前記エネルギー源が所定の温度まで熱可塑性プラスチック材料を加熱し、続く第二の工程においては前記エネルギー源の低下した出力により前記熱可塑性材料を加熱するように、前記調節ユニットを調整することを特徴とする、請求項29に記載の器具。
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