JP2010000342A - テープ - Google Patents
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Abstract
【課題】液剤の持つ能力(例えば、カビ取り能力や漂白能力等)を十分に発揮させることが可能なテープを提供する。
【解決手段】横型のテープ10Aにおいて、各貫通孔14と各監視孔15のテープ部材12の長さ方向における配置は千鳥状となる。下側の監視孔15から液剤が浸み出すのを以て、含浸部材11に対して十分に液剤が含浸させる。しかも、テープ部材12が液遮蔽性および可撓性を有する材料によって形成されているため、含浸部材11に含浸された液剤の乾燥を防止すると共に補充を可能とする。この結果、液剤は、その持つ能力(例えば、カビ取り能力や漂白能力等)を十分に発揮させることが可能なる。
【選択図】図1
【解決手段】横型のテープ10Aにおいて、各貫通孔14と各監視孔15のテープ部材12の長さ方向における配置は千鳥状となる。下側の監視孔15から液剤が浸み出すのを以て、含浸部材11に対して十分に液剤が含浸させる。しかも、テープ部材12が液遮蔽性および可撓性を有する材料によって形成されているため、含浸部材11に含浸された液剤の乾燥を防止すると共に補充を可能とする。この結果、液剤は、その持つ能力(例えば、カビ取り能力や漂白能力等)を十分に発揮させることが可能なる。
【選択図】図1
Description
本発明は、カビや汚れを掃除するのに用いて好適なテープに関する。
一般に、水が用いられる場所(浴室、台所等)においては、カビや汚れが発生し易く、このカビや汚れを掃除するために、次亜塩素酸等のカビ取り成分を含有する液剤等が用いられていた。その作業は、カビ及び汚れ等が発生している掃除対象部に噴霧ないし塗布し、所定時間放置した後に洗い流すというものである。
しかし、掃除対象部が壁面等の場合には、噴霧ないし塗布した液剤が垂れてしまい、所定時間液剤に晒すことができず、液剤の持つ清掃効率を十分に発揮できず、掃除対象部を綺麗にすることができなかった。
また、空気と混合して液剤を泡状にして噴出・塗布させる液剤も市販されているものの、液剤を泡状にしただけでは、泡が液相に戻る際の時間分だけが、掃除対象部を液剤に晒すだけ、液剤の持つ掃除効率を十分発揮することができなかった。
さらに、液剤を含浸させた基材層を備えたシート状の部材を掃除対象部に貼り付けるものがある(特許文献1および2)
また、空気と混合して液剤を泡状にして噴出・塗布させる液剤も市販されているものの、液剤を泡状にしただけでは、泡が液相に戻る際の時間分だけが、掃除対象部を液剤に晒すだけ、液剤の持つ掃除効率を十分発揮することができなかった。
さらに、液剤を含浸させた基材層を備えたシート状の部材を掃除対象部に貼り付けるものがある(特許文献1および2)
しかしながら、特許文献1および2に記載のシート状の部材は、基材層を覆うシートが液透過性を有しているため、基材層に含浸させた液剤が乾燥し易い。この貼着掃除シートであっても、液剤の持つカビ取り能力を十分に発揮することができなかった。
また、カビ取り用の液剤は、カビと化学反応を起こしてカビ取りを行っているため、一定時間を経過すると化学反応が終わってしまう。特許文献1および2に記載のシート状の部材では、液剤を一定量しか与えることができず、一度の化学反応しか起こすことができないため、掃除対象のカビを十分に除去することができなかった。
また、カビ取り用の液剤は、カビと化学反応を起こしてカビ取りを行っているため、一定時間を経過すると化学反応が終わってしまう。特許文献1および2に記載のシート状の部材では、液剤を一定量しか与えることができず、一度の化学反応しか起こすことができないため、掃除対象のカビを十分に除去することができなかった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、液剤の持つ能力(例えば、カビ取り能力や漂白能力等)を十分に発揮させることが可能なテープを提供することを目的としている。
上述の目的を達成するため、本発明の請求項1が採用するテープの構成は、液剤の含浸が可能な柔軟性を有する板状の含浸部材と、前記含浸部材の一方の面を覆うと共に、前記含浸部材の端部よりも外側に延在する延在部を有し、前記延在部の前記含浸部材側の面が粘着面となるテープ部材と、を具備し、前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、前記含浸部材に対して液体が通過し得る液体通過部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記液体通過部は、前記テープ部材の所定位置に穿設された貫通孔であることが好ましい。
請求項3に記載の発明は、前記テープ部材には切込が形成され、前記液体通過部は、前記切込により隈取られ、開閉自在となる舌片を開いた際に形成される貫通孔であることが好ましい。
請求項4に記載の発明は、前記テープ部材には切込が形成され、前記液体通過部は、前記切込により隈取られた部位を除去することにより形成される貫通孔であることが好ましい。
請求項5に記載の発明は、前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ幅方向に延びる中心軸に対していずれか一方に片寄って、前記各液体通過部が形成されることが好ましい。
請求項6に記載の発明は、前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸に対して両側に前記各液体通過部が形成されることが好ましい。
請求項7に記載の発明は、前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸に対して両側に前記各液体通過部が千鳥状に形成されることが好ましい。
請求項8に記載の発明は、前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸上に前記各液体通過部が形成されることが好ましい。
請求項9に記載の発明は、前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸上に前記各液体通過部が形成されると共に、前記中心軸に対して両側に前記各液体通過部が形成されることが好ましい。
請求項10に記載の発明は、前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸上に前記各液体通過部が形成されると共に、前記中心軸に対して両側に前記各液体通過部が千鳥状に形成されることが好ましい。
請求項11に記載の発明は、前記テープ部材は、前記含浸部材を覆う部分で一部が重なる2部材からなり、重なった部分のテープ部材を捲って前記含浸部材を外部に露出させることで、前記液体通過部を形成することが好ましい。
請求項12に記載の発明は、前記テープ部材には、当該テープ部材の長さ方向に延びる切取線が形成され、前記テープ部材は、前記切取線によって切り取られた一方の端辺を捲って、前記含浸部材を外部に露出させることで、前記液体通過部を形成することが好ましい。
請求項13に記載の発明は、前記テープ部材は、前記含浸部材を覆う部分で隙間が形成される2部材からなり、前記隙間が前記液体通過部となることが好ましい。
本発明の請求項1に記載のテープにおいては、含浸部材と外部とが連通する部分は、テープ部材に形成した液体通過部のみとなるため、含浸部材に含浸された液剤が乾燥するのを防止し、含浸部材に含浸された液剤を、例えばカビ取りや漂白を実施する対象に対して十分に晒すことができ、液剤の能力(例えば、カビ取り能力や漂白能力等)を十分に発揮することが可能となる。
また、当該テープでは、液体通過部を介して液剤の供給を繰り返して行うことができるため、一度の化学反応の後に液剤のカビ取り・漂白の能力が落ちた場合であっても、液剤を補充することで、再度化学反応を起こさせることができ、液剤の能力をさらに発揮させることが可能となる。
また、当該テープでは、液体通過部を介して液剤の供給を繰り返して行うことができるため、一度の化学反応の後に液剤のカビ取り・漂白の能力が落ちた場合であっても、液剤を補充することで、再度化学反応を起こさせることができ、液剤の能力をさらに発揮させることが可能となる。
本発明の請求項2に記載のテープにおいては、液体通過部を貫通孔とすることにより、この貫通孔を介して含浸部材に液体を供給することができる。
本発明の請求項3に記載のテープにおいては、テープ部材に形成した切込に隈取られた舌片が開閉可能となるため、舌片を開いて液体通過部となる貫通孔を形成して含浸部材に液体を供給し、舌片を閉めることで貫通孔を塞ぐ蓋の役目を果たす。これにより、含浸部材に含浸された液剤が乾燥するのを抑制することができる。
本発明の請求項4に記載のテープにおいては、テープ部材に形成した切込に隈取られた部位を除去することで、液体通過部となる貫通孔が形成される。
本発明の請求項5に記載のテープにおいては、長さ方向に延びる中心軸に対していずれか一方側に片寄られせて各液体通過部を形成するようにしたから、例えば、貼着対象が横方向に延びている場合、この横方向と当該テープの長さ方向とを揃え、片寄らせた液体通過部が上側に来るように貼着する。上側に位置した液体通過部を介して液体が供給されるため、含浸部材の上側に含浸された液体は、重力に沿って含浸部材の下側に浸透するから、含浸部材全体に液体を行き渡らせることができる。
本発明の請求項6に記載のテープにおいては、長さ方向に延びる中心軸に対して両側に各液体通過部を形成するようにしたから、例えば、貼着対象が横方向に延びている場合、この横方向と当該テープの長さ方向とを揃えて貼着する。この際、テープにおいては、長さ方向に延びる中心軸に対して上側と下側に液体通過部が配置されることになる。上側に位置した液体通過部を介して液体を供給することで、含浸部材の上側に含浸された液体は、重力に沿って含浸部材の下側に浸透するから、含浸部材全体に液体を行き渡らせることができる。さらに、含浸部材に浸透する液体が下側に位置する液体通過部に達すると、液体がこの液体通過部から浸み出るため、含浸部材の下側まで液体が達してるか否かを確認でき、下側に位置した液体通過部を監視孔として機能させる。
本発明の請求項7に記載のテープにおいては、長さ方向に延びる中心軸に対して両側に各液体通過部を千鳥状に形成するようにしたから、例えば、貼着対象が横方向に延びている場合、この横方向と当該テープの長さ方向とを揃えて貼着する。この際、テープにおいては、長さ方向に延びる中心軸に対して上側と下側に液体通過部が配置されることになる。上側に位置した液体通過部を介して液体を供給することで、含浸部材の上側に含浸された液体は、重力に沿って含浸部材の下側に浸透するから、含浸部材全体に液体を行き渡らせることができる。さらに、含浸部材に浸透する液体が下側に位置する液体通過部に達すると、液体がこの液体通過部から浸み出るため、含浸部材の下側まで液体が達してるか否かを確認でき、下側に位置した液体通過部を監視孔として機能させる。
しかも、上側に位置した隣り合う一対の液体通過部について着目すると、この一対の液体通過部の長さ方向の間に位置した下側の液体通過部は、一対の液体通過部からみて離れた位置に配置されることになる。このため、下側に位置する液体通過部は監視孔として機能させることで、含浸部材全体に液体が行き届いていることが確認できる。
しかも、上側に位置した隣り合う一対の液体通過部について着目すると、この一対の液体通過部の長さ方向の間に位置した下側の液体通過部は、一対の液体通過部からみて離れた位置に配置されることになる。このため、下側に位置する液体通過部は監視孔として機能させることで、含浸部材全体に液体が行き届いていることが確認できる。
本発明の請求項8に記載のテープにおいては、長さ方向に延びる中心軸上に各液体通過部を形成するようにしたから、例えば、貼着対象が縦方向に延びている場合、この縦方向と当該テープの長さ方向とを揃えて貼着する。この際、テープにおいては、長さ方向に延びる中心軸上に各液体通過部が配置されることになる。上側に位置した液体通過部を介して液体を供給することで、含浸部材の上側に含浸された液体は、重力に沿って含浸部材の下側に浸透するから、含浸部材全体に液体を行き渡らせることができる。
本発明の請求項9に記載のテープにおいては、長さ方向に延びる中心軸上に各液体通過部を形成すると共に、中心軸に対して両側に各液体通過部を形成するようにしたから、例えば、貼着対象が縦方向に延びている場合、この縦方向と当該テープの長さ方向とを揃えて貼着し、中心軸上の各液体通過部を介して液体を供給する。一方、貼着対象が横方向に延びている場合、この横方向と当該テープの長さ方向とを揃えて貼着し、中心軸に対して両側に形成された各液体通過部を介して液体を供給する。
本発明の請求項10に記載のテープにおいては、長さ方向に延びる中心軸上に前記各液体通過部が形成されると共に、前記中心軸に対して両側に前記各液体通過部が千鳥状に形成するようにしたから、例えば、貼着対象が縦方向に延びている場合、この縦方向と当該テープの長さ方向とを揃えて貼着し、中心軸上の各液体通過部を介して液体を供給する。一方、貼着対象が横方向に延びている場合、この横方向と当該テープの長さ方向とを揃えて貼着し、中心軸に対して両側に千鳥状に形成された各液体通過部を介して液体を供給する。
本発明の請求項11に記載のテープは、前記テープ部材を前記含浸部材を覆う部分で一部が重なる2部材から構成し、重なった部分のテープ部材を捲って前記含浸部材を外部に露出させることで、前記液体通過部を形成する。
本発明の請求項12に記載のテープは、前記テープ部材に当該テープ部材の長さ方向に延びる切取線を形成し、前記切取線で切り取られた端辺の一方を捲ることで、含浸部材が外部に露出する液体通過部を形成し、簡単なテープ部材の構造で含浸部材に液体を含浸させることができる。
本発明の請求項13に記載のテープは、前記テープ部材を前記含浸部材を覆う部分で隙間を形成した2部材から構成し、その隙間が前記液体通過部として含浸部材に液体を含浸させることができる。
本発明の請求項12に記載のテープは、前記テープ部材に当該テープ部材の長さ方向に延びる切取線を形成し、前記切取線で切り取られた端辺の一方を捲ることで、含浸部材が外部に露出する液体通過部を形成し、簡単なテープ部材の構造で含浸部材に液体を含浸させることができる。
本発明の請求項13に記載のテープは、前記テープ部材を前記含浸部材を覆う部分で隙間を形成した2部材から構成し、その隙間が前記液体通過部として含浸部材に液体を含浸させることができる。
<第1実施形態>
第1実施形態によるテープ10は、タイルの目地に生じるカビを除去するのに用いられるものである。カビを除去するための液剤は、カビの発生している箇所にこの液剤を所定時間晒す必要がある。そこで、液剤を含浸させた含浸部材を、カビが発生している対象部に接触させるのに、第1実施形態におけるテープ10が好適に用いられる。
なお、カビを除去する対象部分はタイルの目地等に限定されるものではなく、カビや汚れが生じる場所であれば、当該テープ10は使用可能である。
第1実施形態によるテープ10は、タイルの目地に生じるカビを除去するのに用いられるものである。カビを除去するための液剤は、カビの発生している箇所にこの液剤を所定時間晒す必要がある。そこで、液剤を含浸させた含浸部材を、カビが発生している対象部に接触させるのに、第1実施形態におけるテープ10が好適に用いられる。
なお、カビを除去する対象部分はタイルの目地等に限定されるものではなく、カビや汚れが生じる場所であれば、当該テープ10は使用可能である。
<テープ10>
以下、本発明の第1実施形態に係るテープ10の構造について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、カビMが発生しているタイル壁100に第1実施形態による横型のテープ10A,縦型のテープ10Bを貼着させた状態を示す図である。図2は、テープ10の分解斜視図を示している。
テープ10Aは、タイル壁100の横方向に延びる目地101Xに貼着され、縦型のテープ10Bは、タイル壁100の縦方向に延びる目地101Yに貼着させる。なお、第1実施形態では、テープを縦・横に分けて説明する必要がない場合には、添え字を削除して「テープ10」として説明する。
以下、本発明の第1実施形態に係るテープ10の構造について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、カビMが発生しているタイル壁100に第1実施形態による横型のテープ10A,縦型のテープ10Bを貼着させた状態を示す図である。図2は、テープ10の分解斜視図を示している。
テープ10Aは、タイル壁100の横方向に延びる目地101Xに貼着され、縦型のテープ10Bは、タイル壁100の縦方向に延びる目地101Yに貼着させる。なお、第1実施形態では、テープを縦・横に分けて説明する必要がない場合には、添え字を削除して「テープ10」として説明する。
テープ10は、含浸部材11、テープ部材12およびこのテープ部材12に穿設された複数個の貫通孔14、複数個の監視孔15とを具備する。含浸部材11は、各貫通孔14および監視孔15を介して外部に露出する。
含浸部材11は、可撓性を有すると共にカビ取り成分の液剤が含浸可能な柔軟性を有する材料(例えば、スポンジ、不織布、織布、編布等)によって板状に形成される。
テープ部材12は、含浸部材11の形状よりも幅方向に長い形状のシート材で、含浸部材11の幅方向端部よりも外側に延在する延在部12A,12Aのうち、含浸部材11側の面が接着力を発生する貼着部13,13となる。また、このテープ部材12は、液遮蔽性および可撓性を有する材料(例えば、アルミニウム等の金属膜)によって形成される。
含浸部材11は、可撓性を有すると共にカビ取り成分の液剤が含浸可能な柔軟性を有する材料(例えば、スポンジ、不織布、織布、編布等)によって板状に形成される。
テープ部材12は、含浸部材11の形状よりも幅方向に長い形状のシート材で、含浸部材11の幅方向端部よりも外側に延在する延在部12A,12Aのうち、含浸部材11側の面が接着力を発生する貼着部13,13となる。また、このテープ部材12は、液遮蔽性および可撓性を有する材料(例えば、アルミニウム等の金属膜)によって形成される。
また、テープ10は、図2の分解斜視図に示すように、予めテープ部材12の一方の面に貼着部12Bを形成しておいて、この貼着部12Bに含浸部材11を貼り付けることで、その両脇の延在部12Aが貼着部13,13となる。
<横型のテープ10A>
図3は横型のテープ10Aを示した斜視図である。テープ10Aのテープ部材12のうち含浸部材11を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸O−Oの一方側(上側)に貫通孔14,14,…が長さ方向に所定間隔を隔てて穿設される。一方、テープ部材12の含浸部材11を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸O−Oの他方側(下側)に監視孔15,15,…が長さ方向に所定間隔を隔てて穿設される。
また、各貫通孔14と各監視孔15の長さ方向における配置は千鳥状となる。つまり、長さ方向に隣り合う一対の貫通孔14,14に着目すると、この一対の貫通孔14,14の長さ方向の間に位置した下側の監視孔15は、一対の貫通孔14,14からみて離れた位置に配置されることになる。
図3は横型のテープ10Aを示した斜視図である。テープ10Aのテープ部材12のうち含浸部材11を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸O−Oの一方側(上側)に貫通孔14,14,…が長さ方向に所定間隔を隔てて穿設される。一方、テープ部材12の含浸部材11を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸O−Oの他方側(下側)に監視孔15,15,…が長さ方向に所定間隔を隔てて穿設される。
また、各貫通孔14と各監視孔15の長さ方向における配置は千鳥状となる。つまり、長さ方向に隣り合う一対の貫通孔14,14に着目すると、この一対の貫通孔14,14の長さ方向の間に位置した下側の監視孔15は、一対の貫通孔14,14からみて離れた位置に配置されることになる。
さらに、監視孔15は、含浸部材11に含浸された液剤がこの監視孔15まで達しているか否か、含浸部材11に含浸された液剤が乾燥しているか否かを監視するための孔である。この監視孔15の径寸法は、上記監視を目的としていため、液剤を通過させるための貫通孔14の径寸法に対して小さく形成されている。
なお、これらの貫通孔14および監視孔15は、本発明による液体通過部を構成する。また、実施形態では、監視孔15の径寸法<貫通孔14の径寸法とした場合を例示したが、同径としてもよい。
なお、これらの貫通孔14および監視孔15は、本発明による液体通過部を構成する。また、実施形態では、監視孔15の径寸法<貫通孔14の径寸法とした場合を例示したが、同径としてもよい。
<縦型のテープ10B>
図4は縦型のテープ10Bを示した斜視図である。テープ10Bのテープ部材12のうち含浸部材11を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸O´−O´の軸線上に貫通孔24,24,…が長さ方向に所定間隔を隔てて穿設される。一方、テープ部材12の含浸部材11を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸O´−O´の両側に監視孔25,25,…が長さ方向に穿設される。
図4は縦型のテープ10Bを示した斜視図である。テープ10Bのテープ部材12のうち含浸部材11を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸O´−O´の軸線上に貫通孔24,24,…が長さ方向に所定間隔を隔てて穿設される。一方、テープ部材12の含浸部材11を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸O´−O´の両側に監視孔25,25,…が長さ方向に穿設される。
また、各貫通孔24と各監視孔25とは、長さ方向において重ならないように交互に配置される。つまり、長さ方向に隣り合う一対の貫通孔24,24に着目すると、この一対の貫通孔24,24の長さ方向の間で両側に位置した監視孔25,25は、一対の貫通孔24,24からみて離れた位置に配置されることになる。
なお、これらの貫通孔24および監視孔25は、本発明による液体通過部を構成する。
なお、これらの貫通孔24および監視孔25は、本発明による液体通過部を構成する。
<横型のテープ10Aの使用方法>
次に、横型のテープ10Aの使用方法について説明する。
まず、作業者は、カビの発生している箇所に、このテープ10を貼り付ける。例えば、図1に示すように、横方向に延びる目地101Xには横型のテープ10Aを貼着する。この際、テープ10の貼着部13がタイル等に密着するように貼り付ける。
次に、横型のテープ10Aの使用方法について説明する。
まず、作業者は、カビの発生している箇所に、このテープ10を貼り付ける。例えば、図1に示すように、横方向に延びる目地101Xには横型のテープ10Aを貼着する。この際、テープ10の貼着部13がタイル等に密着するように貼り付ける。
次に、作業者は、液剤が充填された容器110のノズル111先端を、長さ方向のいずれか一方に位置した貫通孔14から含浸部材11に宛い、容器110を操作することで、貫通孔14を介して含浸部材11に液剤が供給される。供給された液剤は、貫通孔14から露出した含浸部材11の部分から拡径すると共に、重力の影響を受けて下側に向かう。
下側の監視孔15まで液剤が至った場合には液剤が浸み出すため、作業者は、これを確認して液剤の供給を停止する。この作業を、貫通孔14毎に順次行うことによって、含浸部材11に対して十分に液剤を含浸させることができる。
下側の監視孔15まで液剤が至った場合には液剤が浸み出すため、作業者は、これを確認して液剤の供給を停止する。この作業を、貫通孔14毎に順次行うことによって、含浸部材11に対して十分に液剤を含浸させることができる。
また、各貫通孔14と各監視孔15とは千鳥状に配置されているため、各監視孔15において液剤が達した場合には、含浸部材11全体に液剤が行き届いていることになる。
なお、含浸部材11に十分に液剤を含浸されたか否かを、監視孔15から浸み出す液剤により確認するようにしたが、作業者が監視孔15近傍を押して、この監視孔15から覗く含浸部材11の様子を目視によって確認したりしてもよい。含浸部材11を白色系の材料を用いて、液剤が着色されているものを場合には、作業者は、監視孔15から含浸部材11を覗くことで、液剤の含浸状況を把握することが可能となる。
なお、含浸部材11に十分に液剤を含浸されたか否かを、監視孔15から浸み出す液剤により確認するようにしたが、作業者が監視孔15近傍を押して、この監視孔15から覗く含浸部材11の様子を目視によって確認したりしてもよい。含浸部材11を白色系の材料を用いて、液剤が着色されているものを場合には、作業者は、監視孔15から含浸部材11を覗くことで、液剤の含浸状況を把握することが可能となる。
<縦型のテープ10Aの使用方法>
作業者は、例えば、図1に示すように、縦方向に延びる目地101Yに縦型のテープ10Bを、貼着部13がタイル等に密着するように貼り付ける。
作業者は、例えば、図1に示すように、縦方向に延びる目地101Yに縦型のテープ10Bを、貼着部13がタイル等に密着するように貼り付ける。
次に、作業者は、液剤が充填された容器110のノズル111先端を、長さ方向の上側に位置した貫通孔24から含浸部材11に宛い、貫通孔24を介して含浸部材11に液剤を供給する。供給された液剤は、含浸部材11のうち貫通孔24の部分から拡径するように広がる。
中心軸O´−O´の両側に位置した監視孔25,25から液剤が浸み出る等して、各監視孔25まで液剤が達したことが確認された際、作業者は液剤の供給を停止する。この作業を貫通孔24毎に順次行うことにより、含浸部材11に液剤を十分に含浸させることができる。
また、各監視孔25,25は、長さ方向に隣り合う貫通孔24から見て離れた位置となっている。このため、各監視孔25において液剤が達している場合には、液剤が含浸部材11全体に行き届いていることになる。
中心軸O´−O´の両側に位置した監視孔25,25から液剤が浸み出る等して、各監視孔25まで液剤が達したことが確認された際、作業者は液剤の供給を停止する。この作業を貫通孔24毎に順次行うことにより、含浸部材11に液剤を十分に含浸させることができる。
また、各監視孔25,25は、長さ方向に隣り合う貫通孔24から見て離れた位置となっている。このため、各監視孔25において液剤が達している場合には、液剤が含浸部材11全体に行き届いていることになる。
<第1実施形態によるテープ10の効果>
第1実施形態によるテープ10を使用することで、作業者は、前述した如く、貫通孔14,24から露出する含浸部材11に液剤を直接供給し、監視孔15,25まで液剤が達することを確認する液剤を供給する作業を行う。これにより、含浸部材11に液剤を行き届かせることができ、液剤のカビ取り能力を十分に発揮させることができる。
第1実施形態によるテープ10を使用することで、作業者は、前述した如く、貫通孔14,24から露出する含浸部材11に液剤を直接供給し、監視孔15,25まで液剤が達することを確認する液剤を供給する作業を行う。これにより、含浸部材11に液剤を行き届かせることができ、液剤のカビ取り能力を十分に発揮させることができる。
また、テープ部材12,22は、液遮蔽部材によって形成されているため、含浸部材11に含浸された液剤が早期に乾燥するのを防止することができ、カビの発生している箇所に液剤を十分に晒すことができ、液剤の能力を十分発揮させることができる。
さらに、監視孔15,25の径寸法は、貫通孔14,24の径寸法よりもを小さく形成されているから、含浸部材11が外部に露出する面積を少なくして、外部から光、熱等の影響を受けて含浸された液剤が乾燥するのを遅らせることができる。
また、作業者は、監視孔15,25を介して含浸部材11の様子を監視することで、含浸部材11に含浸されている液剤の状況を把握することができ、乾燥した場合には、再度液剤を供給する補充作業を行えばよいから、含浸部材11の液剤の乾燥や液剤の供給不足によって、液剤の能力が低下するのを防止することができる。
さらに、テープ10は、液剤の補充が可能となるため、最初に供給された液剤によって起こした一度目の化学反応によって、液剤のカビ取りの能力が落ちた場合であっても、液剤を補充することで、再度化学反応を起こさせることができ、液剤の能力をさらに発揮させることが可能となる。また、補充は、何度でも行うことが可能であるため、十分なカビ取り作業を行うことができる。
さらに、含浸部材11に含浸された液剤は、カビと化学反応を起こさせるために、人体に有害な成分が発生することがある。しかし、第1実施形態によるテープ10は、含浸部材11が外部に露出する部分を極力少なくしているため、この有害な成分が大気中に放出されるのを、特許文献1,2に比べて大幅に低減でき、人体に対する安全性を高めることができる。
さらにまた、予め液剤の成分が含浸部材11に含ませていないため、液剤を適宜選んで使用することが可能となり、カビの頻度に応じた液剤を使用することで、カビの除去効率を高めることができる。
<第1実施形態の変形例>
(1−1)
前記第1実施形態に記載のテープ10A,10Bでは、予めテープ部材12,22に貫通孔14,24或いは監視孔15,25を穿設するものとして述べたが、本発明はこれに限らず、図5のテープ30に示すように、テープ部材32に略「U」字状の切込34,35を形成してもよい。
(1−1)
前記第1実施形態に記載のテープ10A,10Bでは、予めテープ部材12,22に貫通孔14,24或いは監視孔15,25を穿設するものとして述べたが、本発明はこれに限らず、図5のテープ30に示すように、テープ部材32に略「U」字状の切込34,35を形成してもよい。
各切込34は、テープ部材32のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの一方側(上側)に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて、「U」字が逆を向くようにして形成される。一方、各切込35は、テープ部材32のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの他方側(下側)に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて、「U」字となる向きに形成される。
また、切込34は、隈取られることでテープ部材32に対して開閉可能となる舌片34Aが形成される。この舌片34Aの上側を捲って開くことで、テープ部材32には貫通孔34Bが形成される。一方、切込35は、切込34と同様に、隈取られることでテープ部材32に対して開閉可能となる舌片35Aが形成される。この舌片35Aの下側を捲って開くことで、テープ部材32には監視孔35Bが形成される。
また、舌片34A,35Aは孔34B,35Bを塞ぐ蓋部として機能する。
また、舌片34A,35Aは孔34B,35Bを塞ぐ蓋部として機能する。
このように、切込34,35を備えたテープにあっては、液剤供給時にのみ含浸部材11を外部と連通させるから、含浸部材11に液剤を含浸させた後は、含浸部材11を外部と液遮蔽させることができ、含浸部材に含浸された液剤が乾燥するのを抑制することができる。
なお、切込34,35の形状は、略「U」字状に限るものではなく、上述した動作を可能にする形状であれば、どのような形状であってもよい。
なお、切込34,35の形状は、略「U」字状に限るものではなく、上述した動作を可能にする形状であれば、どのような形状であってもよい。
(1−2)
変形例(1−1)では、切込を隈取って開閉可能な舌片とした例を記載したが、切込によって隈取られた部位を除去して、貫通孔等を形成するようにしてもよい。
具体的には、図6に示すテープ40のように、テープ部材42に円形の切込44,45を形成する。各切込44は、テープ部材42のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの一方側(上側)に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて形成される。切込34は、隈取られた部位44Aを除去することにより、テープ部材42に貫通孔44Bを形成する。
変形例(1−1)では、切込を隈取って開閉可能な舌片とした例を記載したが、切込によって隈取られた部位を除去して、貫通孔等を形成するようにしてもよい。
具体的には、図6に示すテープ40のように、テープ部材42に円形の切込44,45を形成する。各切込44は、テープ部材42のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの一方側(上側)に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて形成される。切込34は、隈取られた部位44Aを除去することにより、テープ部材42に貫通孔44Bを形成する。
一方、各切込45は、テープ部材42のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの他方側(下側)に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて形成される。各切込45は、隈取られた部位45Aを除去することになり、テープ部材42に監視孔45Bを形成する。また、含浸部材11に液剤が含浸された後は、貫通孔44Bおよび監視孔45Bを閉塞するシール44C,45Cを貼り付けてもよい。
なお、切込44,45の形状は、円形に限るものではなく、他の形状であってもよい。
なお、切込44,45の形状は、円形に限るものではなく、他の形状であってもよい。
(1−3)
切込の配置は、上述した変形例に限るものではなく、図7に示すテープ50のように、テープ部材52の中心軸O−Oの上下および線上に円形の切込54,55を複数個形成してもよい。各切込54は、テープ部材52のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの両側に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて形成される。一方、各切込55は、テープ部材52の長さ方向に延びる中心軸O−O上に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて形成される。
切込の配置は、上述した変形例に限るものではなく、図7に示すテープ50のように、テープ部材52の中心軸O−Oの上下および線上に円形の切込54,55を複数個形成してもよい。各切込54は、テープ部材52のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの両側に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて形成される。一方、各切込55は、テープ部材52の長さ方向に延びる中心軸O−O上に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて形成される。
上記テープを使用する際には、テープを貼り付ける方向に応じて、使う切込を作業者が適宜選択する。
具体的には、実施形態で述べたテープ10Aと同様に横型として使用する場合には、中心軸O−Oの両側に形成された切込54を交互に切り取って上側を貫通孔、下側を監視孔として形成する。
つまり、矢印aを上側にして使用する場合には、点線で示すように千鳥状に形成された切込54を使用するように、一方、矢印a´を上側にして使用する場合には、二点鎖線で示すように千鳥状に形成された切込54を使用することになる。
この矢印a,a´、点線および二点鎖線をテープ部材52に印刷することにより、作業者に対して使用態様を知らせてもよい。
具体的には、実施形態で述べたテープ10Aと同様に横型として使用する場合には、中心軸O−Oの両側に形成された切込54を交互に切り取って上側を貫通孔、下側を監視孔として形成する。
つまり、矢印aを上側にして使用する場合には、点線で示すように千鳥状に形成された切込54を使用するように、一方、矢印a´を上側にして使用する場合には、二点鎖線で示すように千鳥状に形成された切込54を使用することになる。
この矢印a,a´、点線および二点鎖線をテープ部材52に印刷することにより、作業者に対して使用態様を知らせてもよい。
一方、実施形態で述べたテープ10Aと同様に縦型として使用する場合(つまり、矢印bを上側として使用する場合)には、中心軸O−Oの軸線上に形成された切込55を切り取って貫通孔を形成し、両側の切込54を切り取って監視孔を形成する。
このテープ50を貼り付ける対象に応じて、作業者が切込を選択して使用することにより、当該テープ50は、横型、縦型に使用可能となり、多様化を図ることができる。
一方、図7では、切込54,55を円形とした場合を例示したが、図8に示すように、略「U」字状の切込56,57,58であってもよい。
各切込56は、テープ部材32のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの一方側(上側)に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて、「U」字が逆を向くようにして形成される。各切込57は、テープ部材32のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの他方側(下側)に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて、「U」字となる向きに形成される。また、各切込58は、テープ部材32のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−O上に所定間隔を隔てて、「U」字を揃えた向きに形成される。
各切込56は、テープ部材32のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの一方側(上側)に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて、「U」字が逆を向くようにして形成される。各切込57は、テープ部材32のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−Oの他方側(下側)に、長さ方向に沿って所定間隔を隔てて、「U」字となる向きに形成される。また、各切込58は、テープ部材32のうち含浸部材11を覆っている面において、長さ方向に延びる中心軸O−O上に所定間隔を隔てて、「U」字を揃えた向きに形成される。
この場合には、切込56,57,58を備えたテープにあっては、液剤供給時にのみ切込56,57を捲って含浸部材11を外部と連通させ、含浸部材11に液剤を含浸させた後は、含浸部材11を外部と液とを遮蔽させるため、含浸部材11に含浸された液剤が乾燥するのを抑制することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態によるテープ10の特徴は、テープ部材を2部材から構成し、含浸部材を覆う部分で各テープ部材の一部が重なるように設けた点にある。なお、前述した第1実施形態の構成要素と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
第2実施形態によるテープ10の特徴は、テープ部材を2部材から構成し、含浸部材を覆う部分で各テープ部材の一部が重なるように設けた点にある。なお、前述した第1実施形態の構成要素と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
<テープ60>
以下、本発明の第2実施形態に係るテープ60の構造について、図面を参照しつつ説明する。
図9は、カビMが発生しているタイル壁100にテープ60を貼着させた状態を示す図である。図10は、テープ60の分解斜視図を示している。テープ60は、タイル壁100の横方向に延びる目地101X、縦方向に延びる目地101Yにそれぞれ貼着させる。
以下、本発明の第2実施形態に係るテープ60の構造について、図面を参照しつつ説明する。
図9は、カビMが発生しているタイル壁100にテープ60を貼着させた状態を示す図である。図10は、テープ60の分解斜視図を示している。テープ60は、タイル壁100の横方向に延びる目地101X、縦方向に延びる目地101Yにそれぞれ貼着させる。
テープ60は、含浸部材11、および一対のテープ部材61U,61Dを具備する。含浸部材11は、可撓性を有すると共にカビ取り成分の液剤が含浸可能な柔軟性を有する材料(例えば、スポンジ、不織布、織布、編布等)によって板状に形成される。
テープ部材61U,61Dは、液遮蔽性および可撓性を有する材料(例えば、アルミニウム等の金属膜)によって形成され、一方の面には接着力を発生する貼着部62が形成される。
テープ部材61U,61Dは、液遮蔽性および可撓性を有する材料(例えば、アルミニウム等の金属膜)によって形成され、一方の面には接着力を発生する貼着部62が形成される。
そして、テープ60は、図10および図11に示すように、含浸部材11を覆う部分で、テープ部材61U,61Dの一部が互いに重なるように貼り付けられことによって形成される。
上側に位置したテープ部材61Uのうち、下側に位置したテープ部材61Dと重なる部分が重ね代63となる。そして、第2実施形態によるテープ60にあっては、図12に示すように、この重ね代63を捲って含浸部材11の一部を外部に露出し、この部分(つまりテープ60の長さ方向に延びる溝)が液体通過部64として形成される。
上側に位置したテープ部材61Uのうち、下側に位置したテープ部材61Dと重なる部分が重ね代63となる。そして、第2実施形態によるテープ60にあっては、図12に示すように、この重ね代63を捲って含浸部材11の一部を外部に露出し、この部分(つまりテープ60の長さ方向に延びる溝)が液体通過部64として形成される。
<テープ60の使用方法>
次に、テープ60の使用方法について説明する。
まず、作業者は、カビMの発生している箇所にこのテープ60を貼り付ける。例えば、図9に示すように、横方向に延びる目地101Xおよび縦方向に延びる目地101Yに沿ってテープ60を貼着する。この際、テープ60の貼着部62がタイル等に密着するように貼り付ける。
次に、テープ60の使用方法について説明する。
まず、作業者は、カビMの発生している箇所にこのテープ60を貼り付ける。例えば、図9に示すように、横方向に延びる目地101Xおよび縦方向に延びる目地101Yに沿ってテープ60を貼着する。この際、テープ60の貼着部62がタイル等に密着するように貼り付ける。
次に、作業者は、テープ60の重ね代63を捲って溝状の液体通過部64を形成する。その後、作業者は、液剤が充填された容器110のノズル111先端を液体通過部64に宛った状態で、容器110を操作して液体通過部64を介して含浸部材11に液剤を噴霧する。液体通過部64は、テープ60の長さ方向に延びる溝状に形成されているため、液剤の供給を溝に沿って漸次ずらしながら行うことで、含浸部材11に液剤を満遍なく供給することができる。
そして、液剤の供給作業が終了した場合には、重ね代63を元に戻し、下側のテープ部材61の一部に上側のテープ部材61の一部を貼り付けて、液体通過部64を塞ぐ。
そして、液剤の供給作業が終了した場合には、重ね代63を元に戻し、下側のテープ部材61の一部に上側のテープ部材61の一部を貼り付けて、液体通過部64を塞ぐ。
ここで、テープ部材61U,61Dは、液遮蔽部材によって形成されているため、含浸部材11に含浸された液剤が早期に乾燥するのを防止することができ、カビの発生している箇所に液剤を十分に晒すことができ、液剤の能力を十分発揮させることができる。
また、含浸部材11に含浸されている液剤が乾燥した場合には、再度液剤を供給する補充作業を行えばよいから、含浸部材11の液剤の乾燥や液剤の供給不足によって、液剤の能力が低下するのを防止することができる。
<第2実施形態の変形例>
(2−1)
前記第2実施形態に記載のテープ60は、テープ部材61U,61Dの一部が互いに重なるように形成したが、本発明はこれに限らず、図13および図14に示すテープ70のように、テープ部材61のうち含浸部材11を覆う部分に、長さ方向に延びる切取線65を形成するようにしてもよい。
(2−1)
前記第2実施形態に記載のテープ60は、テープ部材61U,61Dの一部が互いに重なるように形成したが、本発明はこれに限らず、図13および図14に示すテープ70のように、テープ部材61のうち含浸部材11を覆う部分に、長さ方向に延びる切取線65を形成するようにしてもよい。
このように、切取線65を備えたテープ70にあっては、作業者は、切取線65を切り取ることにより、テープ部材61を2つの端辺66,66に分け、一方の端辺66を捲ることにより、長さ方向に延びる溝状の液体通過部67が形成される。その後の作業者による処理は、第2実施形態と同様であるので省略する。そして、含浸部材11に液剤を含浸させた後は、端辺66,66を合わせて含浸部材11を外部と液遮蔽させる。
このように、この変形例であっても、第2実施形態よりも簡単な構造で、同様の効果を得ることができる。
このように、この変形例であっても、第2実施形態よりも簡単な構造で、同様の効果を得ることができる。
(2−2)
前記第2実施形態および変形例(2−1)においては、テープ部材61(61U,61D)の一方の全面に貼着部62が形成されるものとして述べたが、テープ部材61のうち、含浸部材11を露出させるために捲られる部分には、貼着部62を形成しないようにしてもよい。これにより、捲られる部分(重ね代63、端辺66)が貼着部62によって含浸部材11に貼り付くのを防止することができ、作業効率を高めることができる。
前記第2実施形態および変形例(2−1)においては、テープ部材61(61U,61D)の一方の全面に貼着部62が形成されるものとして述べたが、テープ部材61のうち、含浸部材11を露出させるために捲られる部分には、貼着部62を形成しないようにしてもよい。これにより、捲られる部分(重ね代63、端辺66)が貼着部62によって含浸部材11に貼り付くのを防止することができ、作業効率を高めることができる。
(2−3)
前記第2実施形態に記載のテープ60は、テープ部材61U,61Dの一部が互いに重なるように形成したが、本発明はこれに限らず、図15に示すテープ80のように、含浸部材11を覆う部分に隙間82が形成されるテープ部材81U,81Dとして、この隙間82を液体通過部としてもよい。
テープ部材81U,81Dは、前述したテープ部材同様に、液遮蔽性および可撓性を有する材料(例えば、アルミニウム等の金属膜)によって形成され、一方の面には接着力を発生する貼着部62が形成されている。
前記第2実施形態に記載のテープ60は、テープ部材61U,61Dの一部が互いに重なるように形成したが、本発明はこれに限らず、図15に示すテープ80のように、含浸部材11を覆う部分に隙間82が形成されるテープ部材81U,81Dとして、この隙間82を液体通過部としてもよい。
テープ部材81U,81Dは、前述したテープ部材同様に、液遮蔽性および可撓性を有する材料(例えば、アルミニウム等の金属膜)によって形成され、一方の面には接着力を発生する貼着部62が形成されている。
このように、隙間82を形成したテープ80であっても、含浸部材11に液剤を含浸させた後で隙間82からの液剤の若干の蒸発はあるものの、前記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
含浸部材11に液剤を含浸させた後で隙間82を別のテープで覆って液剤の乾燥を防止してもよいことは勿論である。
含浸部材11に液剤を含浸させた後で隙間82を別のテープで覆って液剤の乾燥を防止してもよいことは勿論である。
(2−4)
前記第2実施形態および第2実施形態の変形例においては、第1実施形態で示したように、テープ部材のうち、含浸部材11の短手方向の両側位置に対応する部分に複数個の監視孔15を穿設し、含浸部材11に液剤が浸透したか否かを監視するようにしてもよい。
前記第2実施形態および第2実施形態の変形例においては、第1実施形態で示したように、テープ部材のうち、含浸部材11の短手方向の両側位置に対応する部分に複数個の監視孔15を穿設し、含浸部材11に液剤が浸透したか否かを監視するようにしてもよい。
<変形例>
本発明に係るテープは、前記各実施形態および変形例に示した形状に限定されるものではなく、例えば、目地が交差する交差点等に用いられるように、含浸部材を十字状に形成し、テープ部材をこの十字状の含浸部材を覆うように形成してもよい。
また、含浸部材の長さ方向における端部は、テープ部材で覆うようにして、含浸部材が外部に開口しないようにしてもよい。
本発明に係るテープは、前記各実施形態および変形例に示した形状に限定されるものではなく、例えば、目地が交差する交差点等に用いられるように、含浸部材を十字状に形成し、テープ部材をこの十字状の含浸部材を覆うように形成してもよい。
また、含浸部材の長さ方向における端部は、テープ部材で覆うようにして、含浸部材が外部に開口しないようにしてもよい。
さらに、幅寸法の異なったテープを数種類用意しておけば、カビの発生領域に応じて使用するテープが適宜選択可能となる。
さらにまた、予め監視孔がテープ部材に穿設されている場合には、この監視孔を介して含浸部材が外部に晒されないように、透明シールで蓋をしてもよい。この際、監視孔は覗き窓として機能する。
また、貫通孔や監視孔の形状は、円形に限るものではなく、長円、楕円、多角形等、種々の形状で形成してもよい。例えば、テープ部材91に図16に示すような孔形状を形成してもよい。図16(a)の孔92は、円形部92Aとこの円形部92Aに対して十字状に形成された切り込み部92Bとなる。図16(b)の孔93は、十字状に形成された溝93A,93A,93A,93Aからなる。
さらにまた、予め監視孔がテープ部材に穿設されている場合には、この監視孔を介して含浸部材が外部に晒されないように、透明シールで蓋をしてもよい。この際、監視孔は覗き窓として機能する。
また、貫通孔や監視孔の形状は、円形に限るものではなく、長円、楕円、多角形等、種々の形状で形成してもよい。例えば、テープ部材91に図16に示すような孔形状を形成してもよい。図16(a)の孔92は、円形部92Aとこの円形部92Aに対して十字状に形成された切り込み部92Bとなる。図16(b)の孔93は、十字状に形成された溝93A,93A,93A,93Aからなる。
一方、前記実施形態および変形例においては、本発明によるテープをカビ取りに使用する場合を例示したが、本発明はこれに限らず、漂白等の汚れ除去に用いることも可能である。さらに、含浸部材を白、液剤を赤や青に着色することにより、作業者は、当該含浸部材に液剤が含浸されたか否かの確認をより確実に行うことができるようになる。
10,10A,10B,30,40,50,60,70,80,90…テープ、11…含浸部材、12,22,32,42,52,61,61U,61D,81U,81D…テープ部材、12A…延在部、13…貼着部、14,24,34B,44B…貫通孔、15,25,35B,45B…監視孔、34,35,44,45,54,55,56,57,58…切込、34A,35A…舌片、63…重ね代、64,67…液体通過部、65…切取線、66…端辺、82…隙間(液体通過部)。
Claims (13)
- 液剤の含浸が可能な柔軟性を有する板状の含浸部材と、
前記含浸部材の一方の面を覆うと共に、前記含浸部材の端部よりも外側に延在する延在部を有し、前記延在部の前記含浸部材側の面が粘着面となるテープ部材と、を具備し、
前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、前記含浸部材に対して液体が通過し得る液体通過部が設けられている
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1記載のテープにおいて、
前記液体通過部は、前記テープ部材の所定位置に穿設された貫通孔である
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1または2記載のテープにおいて、
前記テープ部材には切込が形成され、
前記液体通過部は、前記切込により隈取られ、開閉自在となる舌片を開いた際に形成される貫通孔である
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1または2記載のテープにおいて、
前記テープ部材には切込が形成され、
前記液体通過部は、前記切込により隈取られた部位を除去することにより形成される貫通孔である
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のテープにおいて、
前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、
前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ幅方向に延びる中心軸に対していずれか一方に片寄って、前記各液体通過部が形成される
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のテープにおいて、
前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、
前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸に対して両側に前記各液体通過部が形成される
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のテープにおいて、
前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、
前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸に対して両側に前記各液体通過部が千鳥状に形成される
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のテープにおいて、
前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、
前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸上に前記各液体通過部が形成される
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のテープにおいて、
前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、
前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸上に前記各液体通過部が形成されると共に、前記中心軸に対して両側に前記各液体通過部が形成される
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のテープにおいて、
前記液体通過部は前記テープ部材に複数個形成され、
前記テープ部材の前記含浸部材を覆っている面には、長さ方向に延びる中心軸上に前記各液体通過部が形成されると共に、前記中心軸に対して両側に前記各液体通過部が千鳥状に形成される
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1記載のテープにおいて、
前記テープ部材は、前記含浸部材を覆う部分で一部が重なる2部材からなり、重なった部分のテープ部材を捲って前記含浸部材を外部に露出させることで、前記液体通過部を形成する
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1記載のテープにおいて、
前記テープ部材には、当該テープ部材の長さ方向に延びる切取線が形成され、
前記テープ部材は、前記切取線によって切り取られた一方の端辺を捲って、前記含浸部材を外部に露出させることで、前記液体通過部を形成する
ことを特徴とするテープ。 - 請求項1記載のテープにおいて、
前記テープ部材は、前記含浸部材を覆う部分で隙間が形成される2部材からなり、前記隙間が前記液体通過部となる
ことを特徴とするテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009121023A JP2010000342A (ja) | 2008-05-20 | 2009-05-19 | テープ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008131717 | 2008-05-20 | ||
JP2009121023A JP2010000342A (ja) | 2008-05-20 | 2009-05-19 | テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010000342A true JP2010000342A (ja) | 2010-01-07 |
Family
ID=41582532
Family Applications (1)
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JP2009121023A Pending JP2010000342A (ja) | 2008-05-20 | 2009-05-19 | テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010000342A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH039692U (ja) * | 1989-06-16 | 1991-01-30 | ||
JPH10179498A (ja) * | 1996-11-11 | 1998-07-07 | Kao Corp | 貼着清掃シート |
-
2009
- 2009-05-19 JP JP2009121023A patent/JP2010000342A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH039692U (ja) * | 1989-06-16 | 1991-01-30 | ||
JPH10179498A (ja) * | 1996-11-11 | 1998-07-07 | Kao Corp | 貼着清掃シート |
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