JP2009541704A - スナップクランプ及び可能な取り付け工具 - Google Patents

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Abstract

実質的に一定の外側断面を持つ物品を支持構造に取り付けるためのスナップクランプであって、支持構造は取り付けのために交差する棒状の細長い要素の積み重ね層を少なくとも2つ持つ。たとえば、粗床の上の補強格子へ床暖房システム用のフレックスチューブをクランプで取り付ける場合がこの例である。クランプは全体的に箱形であり、その長さ方向に対して垂直に実質的に正方形の断面を持つ。直交する2つの横方向(X、Y)のうちの一方で物品を受け入れ保持するための4つの屈曲グリップフィンガ(104)が一方の端(103)に含まれ、他方の端(106)は取り付け用交差点の両方のワイヤを取り付けるために異なる深さの相互に直交する2つのU字スナップ溝(107、108)を含む。取り付け時に交差点の上でクランプ(101)を正確な角度で回転できるようにするために発明的な異なる側面輪郭が与えられる。補足的取り付け工具も発明的である。

Description

本発明は、実質的に一定の外側断面の物品を支持構造に取り付けるための、請求項1の前文において指摘されるような基本的特徴を備える改良されたスナップクランプに関するものである。支持構造は、取り付けのために交差した棒状の細長い要素の少なくとも2つの積み重ね層を提供する。この種の取り付けの例は床暖房システム用のフレックスチューブを部屋の粗床の上に置かれる補強格子に中間スナップクランプを用いて取り付けるものである。本発明は、また、本発明の実際のスナップクランプ用の取り付け工具(このような取り付け工具が提供される場合には)に関する。
物品のスナップクランプによる取り付けは固定用クランプの可撓性のスナップ特性を利用する非常に生産的な方法である。固定用クランプは、安全上の第一の機能すなわち物品をまとめておく機能を保証し、かつ実際の取り付け状況から生じるその他の要件を満たすために特殊化された設計上の特徴を持つことが多い。
例えばビルの床暖房システム用のフレックスチューブを取り付ける状況においては、交差点で溶解されるスチールワイヤ/バー(緊張材)の交差する層または同様の有利な設計の特別改造ワイヤネットで作られる従来の補強格子(reinforcement grid)のモジュール寸法を利用することが多い。コンクリートまたはこれに類するもの(おそらく後にすなわち取り付け後に床面を作るために注入される)の補強に寄与するか否かに関係なく、この種の支持構造は床暖房用フレックスチューブの幾何学的経路の設計に使用されることが多い。この種の経路は、一部のエリアに暖房を集中させ他の場所での暖房を回避/減少させるという特殊な必要性のためかなり複雑化する可能性がある。フレックスチューブは比較的硬質であり、ほとんどの場合支持構造に沿った経路において多くの曲がりを持つように取り付けなければならない。支持面に沿ったいずれの方向のフレックスチューブからの反力にも配慮するために支持構造の交差点の上への取り付けが避けられない場合が多い。さらに、例えば擦り、腐食、局部的浸食による磨耗現象を回避するためにフレックスチューブを支持構造から多少離して配置する必要がある場合が多い。
支持構造の交差点に取り付けるためのスナップクランプの1つのタイプは、「背後」からの非常に入り組んだ挿入方向を持つ「交差点接続式」(例えば、DE−7921935−U)として知られる。我々の例では、横たわる支持構造を床から持ち上げて、クランプを補強格子の下の位置で操作しなければならず、ワイヤの下のクランプを交差点まで通すために基礎層からかなりの距離を持ち上げる必要があり、その後交差点のワイヤの周りにこのタイプのクランプを嵌め込むために下から力を加えなければならない。
DE−8024216−Uから比較的自由に最上層ワイヤ方向に交差点の最上層ワイヤに「乗る」ことができるタイプのクランプが既知である。交差する下層ワイヤは、下層ワイヤの下にフックのための隙間を作るために補強格子を持ち上げた後、側面からスナップフックを所定の場所で押すまたはひねることによって取り付けられる。
いずれのタイプの場合も、下層ワイヤの下に材料が配置されるために取り付け時及びその後表面上に支持構造の下層ワイヤを安定的に置くことができない。また、格子は比較的細いので、フレックスチューブをクランプに固定する際1人またはそれ以上の人が格子の上を歩き回って取り付けられたクランプの付近を通るとき、格子の細いワイヤが簡単に曲がって平面でなくなってしまうだろう。
これよりずっと生産的なタイプのスナップクランプはDK PA 2004 01386に由来することが知られている。この「DK」スナップクランプは、交差点または1本のワイヤへのスナップクランプ配置のために支持構造を持ち上げる必要なくまた下部層のワイヤ/バーの下に自由距離を作る必要なく、横たわる支持構造の上への取り付け手順を迅速にかつ確実にするためにいくつかの優れた特徴を有する。このDKスナップクランプの傑出した特徴は、支持構造の棒状要素の最上層の平面に対して直角を成す方向から交差点にこれを取り付けることができることである。本発明はこのDK型スナップクランプに端を発しているので、この特有のスナップクランクの機能性について図1及び2を参照しながら下に説明する。
図1は、非常に望ましいDKスナップクランプの1つの実施形態(1)の斜視図であり、1つの側面(2)を下にして想像上の表面の上に乗っている。この先行技術のスナップクランプの設計は、図から容易に分かるように、全体的に箱型であり、その長さ方向(Z)に対して垂直に実質的に正方形の断面を持つ。1つの端部(3)のコーナーにおいて、スナップクランプは、相互に直交する2つの横方向(X、Y)の一方の方向に少なくともその長さの関連部分に沿って実質的に一定の外側断面を持つ物品を受け入れて保持するために4つの縦方向屈曲グリップフィンガ(4)を持つ。物品は床暖房システム用のフレックスチューブであることが好ましい(または、例えば冷却媒体または水、電力ケーブル、取り付け用またはその他の形材用のチューブであっても良い)。物品の関連する外側断面は、締め付け及び適切な回転式固定を確実にするための要件を充分に満たす程度まで、(5)として示されるフィンガのグリップ面の形状に反映される。図には、円形または例えば六角形の断面を持つ物品を保持するのに適する円形円周を部分的に形成するグリップ面が示されている。好ましくは、グリップ面は、スナップクランプの他方の端面(6)に向けてZ方向に押すことによってX方向かY方向に取り付け可能な同じ断面の物品用の形状/寸法を持つ。
この他方の端面(6)はDKスナップクランプの同じ実施形態を図示する図2により明確に示されている。この図において、DKスナップクランプは同じ側面が想像上の表面の上に乗り、Y方向の軸を中心に180度回転されている。この端面(6)から相互に直交して交差する2つの実質的にU字形のスナップ溝(7、8)が対向する側面の間に伸びる。取り付け時に支持構造の外側層の棒状要素(図示せず)に当てて、これを受け、これを保持するために、1つのスナップ溝(7)の方が端部平面(6)からの距離が大きく深い。Z方向の軸を中心にしてスナップクランプ(1)を2つの可能なポジションに回転させてこの受け入れポジションにすることができることに留意すること。他方のスナップ溝(8)は、交差点に当て、その後取り付け時に支持構造の隣接する下部層の棒状要素(図示せず)を受けて深い方の溝(7)と同時に棒状要素を保持するために、前記端部平面(6)からの深さが実質的に小さい。当然、U字溝の寸法(開口幅及び深さ)は関連する支持構造に合わせられる。支持構造の棒状要素は、同じ特徴的外径を持つことが好ましい。(9)及び(10)に示されるように、細いU字溝のアンダーカットの間隙を端面(6)に近づくにつれて小さくすることによって、棒状要素に対する初期スナップ効果を改良することができる。端面(6)から発するU字溝の周りの4つの脚(12)は材料消費量を減少するために通り穴(13)によって中空である。U字溝の交差点の自由体積は、交差点における棒状要素の融着による余分な(跳ね飛んだ)材料を考慮して拡大される。この場合、この余分な自由体積は円形穴(14)の形状を持ち、端面(6)からほぼ深い方のU字溝(7)の深さまで伸びる。
再び図1を参照すると、側面には、隣り合うグリップフィンガ(4)によって形成される受け入れ開口からZ方向に伸びる比較的小さいスリット(15、16)が含まれる。深い方のU字溝(7)の上端に向かうスリット(15)はこのU字溝から一定距離のところで終端して、スリット(15)と深い方のU字溝(7)との間に調整された材料厚みのたわみヒンジエリアを形成する。屈曲軸はX方向である。フィンガ(4)の間の中心部の補足的な自由空間を持つDKスナップクランプの実施形態(1)が図示されている。このような形状はクランプ材料の消費量をさらに減少させるための努力の結果である。ここで留意すべきことは、スリット(15)の深さは対向する側面のスリット(15)とスリットの間を占めるクランプ材料をX方向に通り抜けて入り込み、クランプ体積の内部においてもたわみヒンジのために材料の厚みを減少させることである。この効果が、浅い方のU字溝(8)の上端に向かうZ方向のスリット(16)の場合について図に示されている。この場合にも、U字溝とスリットとの間に調整された厚みのクランプ材料が残されて、Y方向の軸を中心に屈曲可能なたわみヒンジエリアを形成する。この場合、スリット(16)の深さは深い方のU字溝(7)を覆うクランプ材料をY方向に通り抜けて入り込んで、内部スリット(17)を生じるので、対向する側面のスリット(16)とスリットの間全体の材料の厚みを減少させる。Z方向に示されるこれら上述の2つのたわみヒンジの軸は最上層ワイヤの外径に匹敵する距離だけ相互に間隔を置くことに留意すること。従って、これらの「ヒンジ」の可撓性は、部分的にそれぞれの並列するU字溝を拡大または収縮できるようにし、部分的にこれに平行の物品の受け入れ輪郭を同様に拡大または収縮できるようにする。
これらの工夫に富んだ機能性に留意すると、DKスナップクランプの迅速かつ効率的な取り付けを簡単に理解することができる。すなわち、
支持構造(例えば部屋の支持床に敷かれた補強格子)上を這ってまたは腰をかがめてまたはしゃがんで歩いて、格子構造に物品(例えば、部屋の床暖房システム用のフレックスチューブ)を固定するためにクランプを受けることが予定されている格子の箇所好ましくは交差点を見分ける。例えば仕事のために携帯する袋または箱から関連する寸法のU字溝(7、8)、物品受入れ開口(5)などを持つ(1)などのDKスナップクランプを1個取り出す。次に、支持構造の一番上のワイヤ/バーの上に対応するU字溝を配置する。取り付け箇所が最上層及び隣接層のワイヤの両方を含む交差点ではない場合、最上層のワイヤ/バーまたは隣接する層のワイヤ/バーの上に(7)型のU字溝または(8)型のU字溝が配置される。交差点においては、深い方のU字溝(7)は最上層のワイヤ/バーの上方にかつこれに沿って配置され、隣接する層のさらに離れたワイヤ/バーは浅い方のU字溝(8)の下方に整列される。こうして、DKスナップクランプ(1)を下向きに押してワイヤ上をスライドさせると、並列するたわみヒンジが屈曲することによってワイヤを受け入れるためにそれぞれのU字溝が広がる。交差点においては、拡大は順次に生じる。すなわち、まず深い方のU字溝(7)が最上層のワイヤによって広げられる。この押圧運動の終了時に、ワイヤはそれぞれの溝のU字型の底に達し(着底し)(bottoming)、それぞれの並列するたわみヒンジからの屈曲反力によってワイヤの周りにある程度のスナップグリップ効果を生じる。局部的なワイヤ/バーの材料の突起(または変形)のために手だけで「着底」しない場合足でDKスナップクランプ(1)を踏むかまたは例えば木のブロックなどの工具でフィンガ端面(3)を適度に打てば「着底」が完了する。
例えば部屋の床暖房システムのフレックスチューブなど物品の取り付けのために、次に、それぞれX方向及びY方向に実質的に平行な2つの可能な取り付け方向のうち予定される方向で、DKスナップクランプ(1)の上にフレックスチューブが配置される。次に、フィンガ材料及び並列するたわみヒンジを屈曲させることによって受け入れ開口を広げた後4つのフィンガ(4)の関連する受け入れ面(5)に着座させるために、上から(Z方向に)フレックスチューブを押す(例えば、手でまたは足で)。常に交差点で、またフレックスチューブ/物品が締め付けられるワイヤ/バーの方向に平行である状況においては別の箇所で、DKスナップクランプを創造した独創的思考は別の重要な特徴を明らかにしている。すなわち、適切な弾性力によって物品を保持するために物品の周りで僅かに広げたポジションに戻した後、このようにして広げられた対のフィンガは逆転プライヤのように並列の屈曲ヒンジを介して付加的な締め付け力を梃子の原理の効果によって平行のワイヤに伝え、これによって締め付けの安定性を大いに改良する。この場合、U字溝(7、8)の深さ、すなわち脚(12)の長さは、支持構造の隣接する層の平面の背後(下)にクランプ材料が突き出さないように設計され、例えば補強格子のワイヤ/バーの下部層がDKスナップクランプの取り付け及びクランプへの物品の取り付け中もその後もいつでも同じ平面上に安定して乗っていられるようにする。
従って、取り付け時間を大幅に節約するために上記の多くの有利な技術的特徴を利用してDKスナップクランプ(1)を使ってかなり作業したが、コンクリート打ち及び均し作業時にスナップクランプの機能不良によりフレックスチューブが緩んだまたは位置がずれたというコンクリート工からの苦情はほとんど受けていない。
しかし、DKスナップクランプを激しく扱うことによって下記の2つの不利点が明らかになった:第一の不利点はZ軸を中心として全体的に外部対称形であることである。このことは、特に交差点において最上層のワイヤまでまたは隣接する層のワイヤまで深さが異なることによるU字溝の方位を手で(指で)感知するのを困難にする。浅い方のU字溝(8)を最上層のワイヤに押し付けて、スナップクランプが最上層の上でワイヤでぐらぐらしてしまい、これを外してクランプのZ方向を軸にして四分の一回転させた後最上層及び隣接するワイヤにクランプを配置し直す必要があることがしばしばある。また、しっかりとスナップクランプまたは端面(6)の周りのフィンガを見るため、それぞれのU字溝の方位を探るため、DKスナップクランプ(1)を正確に位置決めするために、クランプ取り付けごとにより多くの時間及び取り扱いの努力を費やさなければ(浪費しなければ)ならない。もう1つの不利点は、クランプをワイヤ/バーの周りに押し下げるために触れるフィンガ端面(3)の物理的面積が比較的小さいことから生じる。この状況では手の握りはうまく形成されないし、また良好な人間工学的条件の下で押圧力を加えるために適する方向を持たない。スナップクランプ取り付けの長い作業の後、このような人間工学的悪条件のために手がひどく痛んだり傷ついたりすることさえあることが報告された。手袋を着用した手の寸法及び機動性に比べて比較的小さいサイズの不規則な方角を向くスナップクランプを袋または箱からつかみ出すことは困難なので、作業用手袋の使用は満足できるものではないことが判明した。
DKスナップクランプ(1)を用いた作業において、我々はさらにスナップクランプの材料を節約し、できれば打ち込まれるコンクリートの層の全体厚みまで要件を下げるために小さい長さの変形も考えた。すなわち、(7)など深い方のU字溝と並列する物品配置のための対のフィンガの間の受け入れ開口の最も近い部分との間の距離を減少させて、材料の全角リング体積(square-ring-volume)をほとんど節約し、(15及び16)などスリットのZ方向の深さも同時に減少させた(15タイプについてはほぼゼロまで)。さらに、各スナップクランプが消費する材料の量をさらに減少させるために、側面の重要ではない箇所から貫入する穴(一部は通り穴)を含む変形を作った。
上記の第一の不利点を是正するために、実質的に上記のDKタイプの改良されたスナップクランプを創作した。このスナップクランプはおそらくすぐ上に述べた我々の「固有」の変形を含む。スナップクランプの変形のこの範囲は一般的に請求項1の前文において明示されるとおりである。もう1つの上記の不利点を補足的に是正するために、改良スナップクランプと同じ概念で、実際の本発明のスナップクランプを取り付けるために使用するために適合される補足的取り付け工具を創作した。この適合取り付け工具は例えば専門の設置業者などヘビーユーザーにとって特に有益である。
重要な改良点は、U字溝の方位を手(指)で簡単に探り当てるための手段を請求項1の前文タイプのスナップクランプに与えたことである。この発明的手段は、4つの外側コーナーのうち少なくとも1つが幾何学的に他のコーナーの形状と明らかに異なる形状を持つ断面輪郭である。実際には、このような輪郭を、例えば角張った、丸味(DKタイプから既知のように)を帯びた、面取り、ノッチ付き、コーナーの対角線を軸として非対称、凹面などのコーナー形状の組合せにすることができる。
提供される場合には、発明的な可能な補足的取り付け工具は、実際の特徴的スナップクランプの1つまたはそれ以上のコーナーの進入(通過)を物理的に阻止することによって望ましくないポジション状態で実際の特徴的なスナップクランプが取り付け工具の中へ縦方向に入り込むことを妨害するために、実際の特徴的スナップクランプの様々なコーナー輪郭と調和する相対的位置を持つ複数の形状のコーナー輪郭の(通り)穴、カットアウトまたは「マスク」を含むプレート、チャネル、レセプタまたはこれに類する物によって、実際の特徴的スナップクランプに適合される。
本発明によって得られる有益な特徴は、設置者が袋または箱からつかみ出すとき手(指)で「ブラインドタッチ」してそれぞれのU字溝の位置を判断するために大いに役立つ。従って、取り付け箇所を見分けたときから実際の取り付け箇所に局部的にあるワイヤの方位及び層位置が設置者には事前に分かるので、取り扱い/肉眼観察にさらなる時間を浪費することなく、すぐに予定される取り付け箇所(好ましくは交差点)に本発明のスナップクランプを正確に配置することができる。
取り付け工具の付加的利用は、一般的に例えば握り特性を改良することによりまたより適切な加力の方向を定めることにより、より良い人間工学をもたらす。おそらく実際に選択される(例えば、コーナーの形態、支持構造の棒状要素のサイズ及び物品の特徴的な外側寸法に関して)実施形態において本発明のスナップクランプの取り付けを容易にするために提供される本発明の取り付け工具は、支持構造への取り付け前に実際の本発明のスナップクランプが工具の中に正確に挿入されるようにすることによって有益となる。このための本発明の手段は、一般的に言って調整されたコーナー形態を持つ物理的「マスキング」構造である。マスクのコーナー形態は、予定される方位にしか実際の本発明のクランプの通過/進入を許容しない。実際には、これは、クランプの2つのU字溝のそれぞれの方位が工具の既知の方向に対して明白に定義されており、本発明の適合工具によって本発明のスナップクランプを正確に取り付けられるようにすることを意味する。
本発明のスナップクランプ及び本発明の取り付け工具の両方の別の実施形態について下に説明する。この実施形態は請求項1に従属する他の請求項において明記される。
好ましくは本発明のスナップクランプは対角線上に対向する2つの角張ったコーナーを有する。他の2つのコーナーは比較的鋭くない。U字溝の相対的位置は、長さ(Z)方向を軸にして180℃回転させた後に支持構造への取り付け機能を維持できるようにする。従って、例えば1つの角張ったコーナーを対角線上(=180度)に再現することによって、特に交差点においてワイヤ/バーに取り付けるために本発明のスナップクランプを2つの可能なポジションのうちの1つに正確に向けるための取り扱いの苦労が減少する。
好ましくは、提供される本発明の取り付け工具も、例えば上述の本発明のスナップクランプが工具の中に挿入される前にスナップクランプのために2つの許容可能な180度回転ポジションのうちの1つを定義するために対向する角張った角を持つマスクを含む。マスクは、また、他の2つの(鋭くない)クランプコーナーのいずれもが2つの鋭くないコーナーのいずれも通過できるようにしなければならない。しかし、鋭くないコーナーはクランプの角張ったコーナーを阻止する。例えば、正確な回転ポジションで関連するスナップクランプを下から受けるようにレセプタの上方を中心とする片手ハンドルとして単純な工具を形成することができる。スナップクランプのフィンガがまず「マスク」を通ってレセプタに入る。当然、取り付けのために工具を関連するワイヤ/バーの上方で正確な方角に向けるために設置者を案内するために、取り付け工具は実際に正確に取り付けられた場合のスナップクランプのそれぞれのU字溝の方位の効果的な指示を含む。
好ましくは、本発明のスナップクランプは、脚のコーナーに、このスナップクランプのフィンガの形状と合致するアンダーカットのカットアウトを有する。このようにして、複数の同様のスナップクランプを長さ方向に重ねて嵌め合わせて、連接的な棒状構造を形成することができる。この特徴は、嵌め合わされた本発明のクランプの「スティック」を効果的に梱包し取り扱うことを可能にする。
さらに、このような特徴は、1つまたはそれ以上の「スティック」用のマガジンを含む好ましい発明的道具の可能性を開く。スティックは、例えば中空管タイプのある種のマガジンの最上部に配置されるマスクを介して受け入れられる。適切なメカニズムを持つように設計されると、設置者は支持構造上を立って歩き回り、適切な高さの工具を介してスナップクランプ取り付けの実際の箇所(交差点)に触れ、支持構造の上にかがむ必要なくスナップクランプを当てることができるので、このようなマガジンツールは劇的に生産性を上げる。
本発明のスナップクランプは、通常、適切なプラスチック材から1つずつ(多くの場合同時に複数個)射出成形されるので、本発明のスナップクランプは、好ましくは脚のコーナーにこのスナップクランプのフィンガの形状に選択的に合致するカットアウトを有する。このようにして、複数の同様のスナップクランプを長さ方向に重ねて嵌め合わせて、連接的な棒状構造を形成できるようにする。棒状構造は長さに沿って押出し成形されるスナップクランプと同じ様々な外側コーナー輪郭を実質的にその長さ全体に沿って有する。方位が間違っていると間違ったフィンガ/脚のコーナーの組合せの少なくとも1つにおいて嵌め合いが物理的に妨害されるので、このような手段によって、スティックを形成するために嵌め合う前に「スティック」の全てのスナップクランプは長さ方向を軸として相互に正確に回転される。
意欲的設置者にとって、本発明の工具のマガジンの中へ本発明の「マスク」を介して本発明のスナップクランプのスティックを装填した後クランプ(フィンガを先にして)が工具から支持構造に向かっていることを見つけることほどいらいらすることはない。従って、本発明のスナップクランプは、スナップクランプ(特に「スティック」として変性されるもの)を特に調整された本発明の「マスク」を介して本発明の取り付け工具の中へこの種のスナップクランプ(特に「スティック」として構成されるもの)を挿入できるようにする発明的コーナー形態を持つことが好ましい。クリップを支持構造に「脚を先にして」正確に取り付けるためにクランプ(スティック)の関連する端が「マスク」へ導入される場合、クランプ(スティック)はその長さ方向を軸とする1つ(またはそれ以上)の許容可能な回転ポジションで受け入れられる。しかし、この発明的「マスク」はこの端を先にして進入しようとするスナップクランプ(スティック)の全ての導入を妨害する。このように進入することは支持構造への間違った「フィンガを先にした」送達を生じる。
先行技術のスナップクランプの典型的な例の斜視図であり、左側に物品を受け入れるための4つの屈曲フィンガが示され、他方の端面から発する深さが異なる直交する2つのU字溝が右側に示される。 図1と同じ側面を下にする同じ先行技術のスナップクランプを示しているが、この場合には例えば補強格子のワイヤ交差点用の2つのU字溝を持つ端面側からの斜視図を示す。 先行技術のスナップクランプの長さ方向で見た外側輪郭を略図的に示す。 本発明の実施形態のスナップクランプの長さ方向で見た外側輪郭を略図的に示す。 図4に従ったコーナー輪郭を持つ本発明のスナップクランプの取り付けを容易にするために提供することができる本発明の補足的取り付け工具の受け入れチャネル/穴/プレート/「マスク」の開口の輪郭を略図的に示す。 それぞれ対角線上に対で角張ったコーナー及び丸味を帯びたコーナーを持つ本発明のスナップクランプの外側輪郭の別の例を図4と同様に略図的に示す。 対応するマスクの同様のコーナー形態を略図的に示す。 本発明のスナップクランプのコーナー及びこれに適合する取り付け工具の本発明の「マスク」のコーナーの特に調整された形態の請求項7の例を略図的に示す。 本発明のスナップクランプの実施形態の斜視図を示す。
「背景技術」において詳細に説明したとおり、図1及び2は両端(3、6)から見た先行技術のスナップクランプの典型的な例の斜視図である。両方の図においてスナップクランプは想像上の支持面上に同じ側面を下にして乗っている。繰り返すと、ここには主に物品(図示せず)を受け入れるための4つの屈曲フィンガ(4)、及び他方の端面(6)からの深さが異なる直交する2つのU字溝(7、8)がある。支持構造(図示せず)の外側層の棒状要素(取り付け箇所にある場合には)を受け入れるための深い方のU字溝(7)が、同じ端から発する交差する浅い方のU字溝(8)と一緒に示されている。後者のU字溝は支持構造(図示せず)の隣接層の棒状要素(取り付け箇所にある場合には)を受ける入れるためのものである。既述のように、外側層及び隣接層を持つ支持構造としては建設業において既知の補強格子/ネットを例として挙げることができる。通常数個のスナップクランプによって補強ネットに取り付けられ物品は、例えば部屋の床暖房システム用の比較的厚い壁のポリマーフレックスチューブである。「横たわりポジション(lying position)」以外の空間における他の可能なポジションも忘れてはならない。
図3は図1及び2に示されるような先行技術スナップクランプの長さ方向に見た外側輪郭を略図的に示している。断面(20)は実質的に正方形であり、4つのコーナー(21)全てが均等に丸味を帯びていることに留意すること。
図4は本発明のスナップクランプの1つの実施形態の長さ方向に見た外側輪郭を略図的に示している。実質的に正方形の断面(22)の1つのコーナーの形状は、他の3つのコーナーの形状(24)と異なる角張ったエッジ(23)を持ち、後者の3つのコーナーは共通の丸味を帯びた形状を持つ。
図5は、図4に従ったコーナー形状(22)を持つ本発明のスナップクランプの取り付けを容易にするためにおそらく提供される補足的取り付け工具の受け入れチャネル/穴/プレート/「マスク」の、同様に角張ったコーナーを1つ持つ開口の輪郭(26)を略図的に示す。対応する本発明のスナップクランプは、長さ方向を軸にして回転された状態で(回転によって角張ったコーナー(23、27)が空間的に合致する)工具の合致する開口輪郭(26)にしか受け入れられないことが容易に分かる。このようにして、角張ったコーナー(23)が受け手の輪郭の角張ったコーナー(27)と異なるポジションにある場合挿入が阻止される。
図6Aは、角張ったコーナー及び丸味を帯びたコーナーをそれぞれ対角線上に対に(29と30、31と32)持つ本発明のスナップクランプのコーナーの外側輪郭(28)の別の例を、図4と同様に略図的に示す。このようにして、図6Bに略図的に示される工具マスクの開口(33)の同様の角張ったコーナー(34;35)のいずれかにクランプの角張ったコーナーの一方(29;30)を挿入できるようにする。
図7A〜Eは、請求項7に記される本発明のスナップクランプのコーナー(40)及びこれに適合される取り付け工具の「マスク」のコーナー形状(41)の特に調和的な形態の一例を略図的に示す。機能の原理は図7C〜7Eによって説明される。より良く理解できるように、スナップクランプの上面(40)には“TOP”と書かれている。ここでは、取り付け時に工具を「脚を先に」して支持構造に正確に向けるためにはスナップクランプまたは長さ(Z)方向に相互に重なる輪郭(40)を持つ複数のスナップクランプの「スティック」を「TOPを上にして」挿入しなければならないと仮定する。図7Aのクランプ輪郭(40)を図7Bのマスク輪郭(41)と比較すると、図7Aに示されるように長さ(Z)方向に沿ってクランプ(スティック)を回転させれば、すなわち角張ったコーナー(42、43)が相互に重なり、それぞれ図から明白な他方の丸味を帯びたコーナー及び面取りされたコーナーも整列されて通過/進入が可能になると、クランプ/スティックが受け入れ開口(41)に入る(図面平面の中へ下向きに)ことができることが容易に分かる。クランプ/スティックがマスク(41)を通過するために間違えて「TOPを下にした」方位にあるとすると、このクランプ/スティックの輪郭は例えば図7Cに示される輪郭(44)に見えるだろう。この場合、説明を明確にするために、TOPの字はこの場合クランプ/スティックを通して見えるように破線で示されている。「TOPを下にして」クランプ/スティックをマスク(41)へ進入させるために、角張ったコーナー(42)がマスクの角張ったコーナー(43)と一致する位置になるように図7Dに示されるポジションまで長さ方向を軸としてクランプ/スティックを回転させることになる。「TOPを下にした」クランプ/スティックが図7Eに示されるようにマスクの開口(41)に重ねられることによって、マスクの面取りコーナー(45)は、マスクの面取りコーナー(45)の上にある「TOPを下にした」クランプ/スティックの丸味を帯びたコーナー(46)の進入を物理的に阻止することが(47)から分かる。従って、例えば(40)で示されるコーナー形態を持つスランプ/スティックの正確な挿入は(41)で示されるコーナー形態を持つマスクによって保証される。
図8は本発明のスナップクランプの実施形態(101)の斜視図であり、他方の端面(106)から発する深さが異なる直交する2つのU字溝(107、108)が左側に示される。別の同様のスナップクランプのフィンガ(104)用の脚のコーナーのカットアウトもはっきりと見える。これによって、複数の同様のスナップクランプを相互に長さ(Z)方向に重ねることが可能になる。本発明のコーナー輪郭が(151)に示される。このコーナーはクランプの他の3つの丸味を帯びたコーナー(152)に対して角張ったコーナーである。フィンガ(104)の端部及び対応するカットアウト(150)は全てそれぞれ同様なので、図8に示される実施形態に従ったクランプ(101)を組み合わせて、角張ったコーナー(151)の長さ(Z)方向を軸にして様々な回転ポジションを持つスティックにすることができる。しかし、請求項6の実施形態に関連して説明するように、同じスナップクランプのフィンガの形状に選択的に合致するカットアウトを持つように脚のコーナーを設計することができる。このようにして、複数のスナップクランプを長さ方向に重ねて嵌め合わせて、その長さに沿って押出し成形される単一のスナップクランプと全く同じ様々なコーナー輪郭を持つ連接的な棒状構造を形成することができるようにする。(153)には材料節約用の穴の例が示されている。
最後に、「外側コーナー」と言う用語は、当然、図7A〜Eに示されるように外側コーナーの2つの隣り合う外側コーナーエリアの境界と境界の間のコーナーエリア全体を含む。すなわち、論理的には長さ(Z)方向を軸とする本発明のスナップクランプ円周全体が外側コーナーエリアに含まれるものとして考えることができる。
当然、本出願において開示される情報から当業者は他の多くの変形を作ることができる。本発明の範囲に含まれるこのような変形は特許請求の範囲から判断しなければならない。

Claims (7)

  1. 実質的に一定の外側断面を持つ物品好ましくは床暖房システム用のフレックスチューブを、少なくとも2つの積み重ね層として配分される棒状の細長い要素を備える支持構造に取り付けるためのスナップクランプであって、
    外側層の細長い要素の方向が実質的に隣接する層の細長い要素の方向と直交し、積み重ねられる前記要素が交差点で相互接続されることが好ましく、前記支持構造が補強格子/マットであることが好ましく、前記スナップクランプの設計がその長さ方向に対して垂直に実質的に正方形の断面を持つ全体的に箱形のものであり、
    前記物品を相互に直交する2つの横方向のうちの1つで受け入れて対向する2対の隣り合うフィンガの間に保持するために前記スナップクランプがその一端のコーナーに4つの縦方向の屈曲グリップフィンガを有し、
    前記スナップフィンガが他方の端に相互に直交する2つの実質的にU字形のスナップ溝を有し、各溝が対向する側面の間に伸び、スナップ効果がおそらく僅かなU字溝のアンダーカットから生じ、
    1つのスナップ溝の前記端面からの深さが、2つの可能な対向する方向のうちの1つで前記支持構造の外側層の棒状要素を嵌め、これを受け入れかつこれを保持するために比較的大きく、
    他方のスナップ溝の前記端面からの深さが、前記支持構造の隣接層の棒状要素を交差点で嵌め、多少後にこれを受け入れ同時にこれを保持するために実質的に比較的小さく、
    前記スナップクランプがある程度の可撓性を持つ例えばPOM等級のプラスチック材料から成形されることが好ましく、
    前記スナップクランプが、含まれる材料の体積を節約しかつ/または屈曲/スナップ特性を調整するために縦方向の補足的通り穴、スリット、カットアウト及び減厚(reduced thickness)エリアを持つことが好ましい、
    スナップクランプ、
    及び
    これに適合する可能な補足的スナップクランプ取り付け工具であって、
    前記スナップクランプの隣り合う2つの側面の4つの交わりにおける4つの外側コーナーのうち少なくとも1つの断面輪郭が、幾何学的に他のコーナーの形状と明らかに異なる形状例えば、角張った/丸みを帯びた/面取り/ノッチ付き/コーナーの対角線を軸にして非対照的の組合せを有し、
    かつ、
    提供される場合には、前記可能な補足的スナップクランプ取り付け工具が、前記実際のスナップクランプの1つまたはそれ以上のコーナーの進入/通過を物理的に阻止することによって望ましくないポジション状態で前記実際の特徴的スナップクランプが前記取り付け工具の中へ挿入されるまたは受け入れられることを妨害するために、前記実際の特徴的スナップクランプの様々なコーナー輪郭と調和する相対的ポジションを有する複数の形状のコーナー輪郭を持つ穴または通り穴、カットアウトまたは「マスク」を含むプレート、チャネル、レセプタまたはこれに類する物によって前記実際の特徴的スナップクランプに適合される、ことを特徴とする補足的スナップクランプ取り付け工具。
  2. 対角線上に対向する2つの角張ったコーナー及び相対的に明らかに角張っていない他の2つのコーナーを有することを特徴とする、請求項1に記載のスナップクランプ。
  3. 前記「マスク」が対角線上に対向する2つの角張ったコーナーを有し、他の2つのコーナーの輪郭が前記クランプの角張ったコーナーを阻止するが、他のクランプのコーナーの通過を許容することを特徴とする、請求項1及び2に記載の取り付け工具。
  4. 前記脚コーナーにおいて前記スナップクランプの前記フィンガの形状と合致するアンダーカットのカットアウトを有し、それによって複数の同様の前記スナップクランプを長さ方向に重ねて嵌め合わせて連接的な棒状構造を形成できるようにすることを特徴とする、請求項1に記載のスナップクランプ。
  5. 請求項4に記載のスナップクランプの1つまたはそれ以上の連接的な棒状構造を受け入れるためのマガジンを持つことを特徴とする、請求項1に記載の取り付け工具。
  6. 前記脚コーナーにおいて前記スナップクランプの前記フィンガの形状と選択的に合致するカットアウトを有し、それによって複数の同様の前記スナップクランプを長さ方向に重ねて嵌め合わせて連接的な棒状構造を形成することができるようにし、前記棒状構造が、長さ方向に沿って押出し成形される前記スナップクランプと同じ発明的な様々な外部コーナー輪郭を実質的にその長さ全体に沿って持つことを特徴とする、請求項4に記載のスナップクランプ。
  7. 前記スナップクランプの発明的コーナー形態及び前記工具の発明的「マスク」のコーナー形態が、
    −前記スナップクランプまたは望ましくは請求項6に従って前記スナップクランプから作られる「スティック」がその長さ方向を軸とする許容可能な回転状態にあり、かつ前記端を先にして導入される場合、前記マスクが前記スナップクランプ/スティックの進入/通過を受け入れて、前記工具の「脚を先に」することによって前記工具から前記支持構造へ向かって前記スナップクランプが正確に送達され、
    −そうでなければ前記クランプ/スティックの侵入/通過が拒否されるように、
    特殊な配列で相互に調整される、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のスナップクランプ及び取り付け工具の組合せ。
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