JP2009541653A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 動力伝達手段（１０３、１１３）により駆動手段（３）に結合されてシリンダ（１０１）内で往復動するスライド自在なピストン（２）を備え、前記シリンダ（１０１）が流体吸込通路（１５１）および流体供給通路（１６１）に連通し、前記流体吸込通路（１５１）および流体供給通路（１６１）における流体の流れを制御する一方向手段（１２１、５０１）が設けられ、前記流体供給通路（１６１）が一方向手段（５０１）の下流側に設けられた流体供給通路（３０１）に連通するアキシャルピストン型の液圧ポンプにおいて、
   前記流体供給通路（３０１）が、流れ抑制排出手段（４０１、４１１、４３１、４４１）に連通していることを特徴とするアキシャルピストン型の液圧ポンプ。
2. 前記流れ抑制排出手段（４０１、４１１、４３１、４４１）が、前記流体供給通路（３０１）に一端で連通して排出開口（４４１）を有する通路（４０１）を備えているとともに、
   該通路（４０１）に対して相補的な断面を有する挿入体（４１１）が、前記通路（４０１）内に配置されていることを特徴とする請求項１に記載されたアキシャルピストン型の液圧ポンプ。
3. 前記挿入体（４１１）が、前記ピストン（２）と略同一な形状および寸法で形成されていることを特徴とする請求項２に記載されたアキシャルピストン型の液圧ポンプ。
4. 前記シリンダ（１０１）と流体吸込通路（１５１）と流体供給通路（１６１）と流体供給通路（３０１）と流れ抑制排出手段（４０１、４１１、４４１）とを内部に有する金属製のポンプ本体（１）を備えていることを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか一つに記載されたアキシャルピストン型の液圧ポンプ。
5. 前記流体供給通路（３０１）に連通するチャネル（６１１）に臨んで配置されているとともに所定の圧力レベルに設定された排出弁（６０１）が設けられていることを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか一つに記載されたアキシャルピストン型の液圧ポンプ。
6. 前記排出弁（６０１）の圧力レベルが、５００〜１０００気圧で設定され、好ましくは
   約７２０気圧で設定されていることを特徴とする請求項５に記載されたアキシャルピストン型の液圧ポンプ。
7. 前記シリンダ（１０１）が、複数設けられ、
   前記ピストン（２）が、前記複数のシリンダ（１０１）内でそれぞれ往復動するスライド自在な複数のピストン（２）であり、
   前記流体供給通路（３０１）に対して設けられた逆止弁ユニット（３２１、３３１）の下流側に位置する流体供給通路（３０１）に２つの流体供給通路（１６１）の一方が連通し、
   前記逆止弁ユニット（３２１、３３１）の上流側に位置する流体供給通路（３０１）の一部分（３５１）に他方の流体供給通路（１６１）が連通し、
   前記流体供給通路（３０１）の一部分（３５１）に連通するチャネル（６２１）に臨んで配置されているとともに所定の圧力レベルに設定された排出弁（７０１）が設けられていることを特徴とする請求項１乃至請求項６のいずれか一つに記載されたアキシャルピストン型の液圧ポンプ。
8. 前記排出弁（７０１）の圧力レベルが、３０〜７０気圧で設定され、好ましくは５０気圧で設定されていることを特徴とする請求項７に記載されたアキシャルピストン型の液圧ポンプ。
9. 前記排出弁（６０１）が、前記逆止弁ユニット（３２１、３３１）の下流側に位置する流体供給通路（３０１）に連通していることを特徴とする請求項５乃至請求項８のいずれか一つに記載されたアキシャルピストン型の液圧ポンプ。
10. 前記動力伝達手段（１０３、１１３）が、前記シリンダ（１０１）の軸と平行に配置されて前記駆動手段を構成する駆動シャフト（３）の軸に対して所定の角度で軸受部材（３０３）に当接する傾斜プレート（１１３）を備えていることを特徴とする請求項１乃至請求項９のいずれか一つに記載されたアキシャルピストン型の液圧ポンプ。