JP2009539437A - 回転式注入セット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体を患者の身体の中に導入するか又は液体を患者の身体から抜くための装置において、前記患者の身体の中に配置するための套管(2)が突き出ている第1構造部(1)と、液体を供給するか又は抜くための導管(6)の対応するコネクタ(5)を取り外し可能に連結するための接続口(4)を備えている第2構造部(3)と、を備えており、前記第1構造部(1)と前記第2構造部(3)は、両者を、分離することなく、互いに対して回転させることができるように構成され、互いに接続されており、全ての相対位置において、液体を前記接続口(4)から前記套管(2)へ導入するため、又は液体を前記套管(2)から前記接続口(4)へ抜くためのチャネル(7)を形成しており、前記第2構造部(3)の前記接続口(4)は、対応するコネクタ(5)の連結及び連結解除が、何れの場合も、前記套管(2)の長手方向軸を横断する方向に起こるように設計されている、装置。
【選択図】図20
【選択図】図20
Description
本発明は、独立請求項の前文に依り、液体を、患者の身体の中に導入するための、又は患者の身体から抜くための装置と、液体薬剤を患者の身体に経皮的に供給するための前記装置の使用に関する。
身体組織又は血流に直接供給することによって薬剤を投与する継続的な必要性を有している患者、或いは、血糖の様な特定のパラメーターを監視するために、長期に亘って身体から体液サンプルを採取する必要がある患者にとって、身体内の適した部位に導入された套管を介して、薬剤を供給し又は体液を採取することは重要な事である。
最近は、I型とII型の糖尿病を患っている多くの患者で、必要な量のインシュリンが継続的に又は短い間隔で身体に供給されるようになっており、その際、皮膚を通して患者の経皮組織に挿入される套管は、患者の身体に取り付けられる「注入セット」と呼ばれる装置の一部であるが、この套管には、自動インシュリンポンプによって制御されるインシュリンが供給される。インシュリンポンプと注入セットは、コネクタによって注入セットに取り外し可能に連結される可撓性の供給導管によって同時に接続される。注入セットは、実際には永久的に身体に装着されるので、装着者が快適であるように取り付けることが重要である。このために、注入セットを供給導管とできるだけ平坦になるように接続し、患者の自由な動きが阻害されるのをできるだけ避けることが特に重要である。更に、供給導管の連結及び連結解除を容易且つ安全に行えるようにし、注入セットの構造的構成によって作動エラーをできるだけ早く排除することが重要である。長期に亘り、体液サンプルを患者の身体から採取する場合も、同様な限界的な条件及び要件が発生する。
WO02/070037A2号、DE29905068U1号、US6,923,791B2号、WO2005/049117A2号、US2005/0101910A1号、及びWO2004/026375A1号は、注入機器を開示しており、この注入機器では、套管の軸方向にアダプタ部を備えている供給導管を、機器の、導管を担持している部分の上に設置することができ、且つその部分から反対方向に取り外すことができるうようになっている。同時に、WO02/070037A2号、US6,923,791B2号、WO2005/049117A2号、US2005/0101910A1号、及びWO2004/026375A1号に開示されている注入機器の套管は、患者の身体に実質的に垂直に挿入され、供給導管が、アダプタ部から設置方向に垂直な方向に離れるように導かれるようになっており、DE29905068U1号に開示されている機器は、患者の身体に水平な角度で挿入され、供給導管が、アダプタ部から設置方向に離れるように導かれるようになっている。WO02/070037A2号、DE29905068U1号、US6,923,791B2号、WO2005/049117A2号、US2005/0101910A1号による機器のアダプタ部は、導管を担持している部分に設置されると、導管を担持している部分に対して回転できるようになっており、一方、WO2004/026375A1号に開示されている機器では、アダプタ部は、導管を担持している部分に対して設定するよう選択された方向に回転整列させて係止できるようになっている。
全てのこれら既知の機器の欠点は、供給導管を注入セットから套管の軸方向に連結解除させるためのアダプタを注入セットから取り外すと、套管が、全く又は部分的に気が付かないまま注射部位からから引き抜かれて、液剤が組織に全く送出されないか、又は不適切に送出される結果となる恐れが、決して小さくないことである。
WO02/070037A2号、US6,923,791B2号、WO2005/049117A2号、US2005/0101910A1号、及びWO2004/026375A1号に開示されている注入機器の別の欠点は、供給導管が連結された取り付け状態では、比較的背の高い構造になっていることであり、DE29905068U1号に開示されている機器の更なる欠点は、套管を担持している部分を患者の身体に取り付けた後は、供給導管が注入機器から伸びてゆく方向を変更できないことである。
WO02/070037A2号、
DE29905068U1号
US6,923,791B2号
WO2005/049117A2号
US2005/0101910A1号
WO2004/026375A1号
従って、本発明の課題は、先行技術の欠点を有していないか、或いは、少なくとも部分的にそれらを回避できるような、液体を、患者の身体の中に導入するか又は患者の身体から抜くための装置を提供することである。
その課題は、請求項1に請求している装置によって解決される。
液体を患者の身体の中に導入するか又は液体を患者の身体から抜くための本発明の装置は、従って、第1構造部を備えており、第1構造部からは套管が突き出ており、套管は、皮膚を通して挿入されると、患者の身体内に配置されるようになっている。装置は、更に、第2構造部を備えており、第2構造部は、液体を送出するか又は抜くための導管の対応するコネクタを、取り外し可能に連結するための接続口を形成している。「対応する」コネクタとは、ここでは、接続口に適合するように作られた接続要素のことであり、接続口とコネクタが、一緒になって、嵌合いプラグとソケット接続の形態をした、液体導管のための安全な繰り返して取り外して再接続することのできる連結部位を構成しているものと理解されたい。本発明の装置の第1構造部と第2構造部は、分離することなく、回転軸周りに互いに対して回転させることができるように構成され、互いに接続されている。同時に、第1構造部と第2構造部は、互いに対して取ることができる各相対位置において、接続口と套管の間に、外側に対してシールされたチャネルを形成し、そのチャネルを介して、液体を、接続口から套管へ、又は套管から接続口へ送出することができるようになっている。接続口は、この場合、導管の対応するコネクタの連結及び連結解除は、套管の長手方向軸を横断する方向にだけ可能となるように構成され、第2構造部に配置されている。
液体を患者の身体の中に導入するか又は液体を患者の身体から抜くための本発明の装置は、従って、第1構造部を備えており、第1構造部からは套管が突き出ており、套管は、皮膚を通して挿入されると、患者の身体内に配置されるようになっている。装置は、更に、第2構造部を備えており、第2構造部は、液体を送出するか又は抜くための導管の対応するコネクタを、取り外し可能に連結するための接続口を形成している。「対応する」コネクタとは、ここでは、接続口に適合するように作られた接続要素のことであり、接続口とコネクタが、一緒になって、嵌合いプラグとソケット接続の形態をした、液体導管のための安全な繰り返して取り外して再接続することのできる連結部位を構成しているものと理解されたい。本発明の装置の第1構造部と第2構造部は、分離することなく、回転軸周りに互いに対して回転させることができるように構成され、互いに接続されている。同時に、第1構造部と第2構造部は、互いに対して取ることができる各相対位置において、接続口と套管の間に、外側に対してシールされたチャネルを形成し、そのチャネルを介して、液体を、接続口から套管へ、又は套管から接続口へ送出することができるようになっている。接続口は、この場合、導管の対応するコネクタの連結及び連結解除は、套管の長手方向軸を横断する方向にだけ可能となるように構成され、第2構造部に配置されている。
本発明は、液体を患者の身体の中に導入するか又は患者の身体から抜くための装置であって、装着者の快適度が高いだけでなく、作動エラーに対する安全性も良好な装置を製造できるようにしている。
装置の或る好適な実施形態では、装置の第2構造部の接続口は、何れの場合も、対応するコネクタの連結及び連結解除は、套管の長手方向軸に垂直に行わねばならないように構成されている。これにより、コネクタを連結解除しているときに套管が不用意に抜けることに対する最大限の安全性が提供される。
本装置の別の好適な実施形態では、第1構造部と第2構造部は、套管の長手方向軸に平行に伸びる回転軸周りに、互いに回転させることができる。これは、套管は身体の中に垂直に挿入するのが好適であるが、そうする場合は常に、特別に簡単な構造を実現することができる。
装置の更に別の好適な実施形態では、套管は、第1構造部の実質的に平らな外側から垂直な方向に、又は垂直ではない方向に突き出ていて、何れの場合も、第1構造部と第2構造部は、この外側に対して垂直に伸びる回転軸周りに、互いに回転させることができる。このことの利点は、装置の取付が終ると、第2構造部の回転面が身体面に平行になるので、第1構造部と第2構造部の間の全ての回転相対位置から、実質的に同じ取り付け状態が生じることである。
本装置の更に別の好適な実施形態では、第1構造部と第2構造部は、互いの周りに、360度に亘って、望ましくは無限に回転させることができるように、或いは、360度未満、即ち無限にではなく回転させることができるようになっている。用途によって、何れが好都合なこともあり、最初に述べた方は、第2構造部をどの様な位置にでも配置することができるという利点と、第1構造部と第2構造部を互いに対して、そして装置の対応する構成に対して無限に回転させることができるので、第2構造部の回転は、どの様な他の相対位置でどの様な回転の方向にでも起こすことができるという利点を備えている。後に述べた方の利点は、例えば、意図したように装置に接続して使用すれば、第2構造部を第1構造部に対して繰り返し回転させても、導管の望ましくない「絡み付き」が起こらないことである。
本装置の更に別の好適な実施形態では、第1構造部と第2構造部の間の接続は、両方の構造部を互いに対して逆回転させるには、特定のトルクに、望ましくは0.01から0.05Nmに、更に望ましくは0.01から0.1Nmに、打ち勝たなければならないように構成されている。
同時に、第1構造部と第2構造部の間に摩擦を作り出す予張力の掛かった弾性構造部を備えた装置を利用して、この打ち勝たなければならないトルクを作り出すのが望ましく、この弾性構造部は、具体的には、Oリングシールの様な予張力の掛かった弾性シール及び/又はラチェット装置であるのが望ましい。
その様な実施形態の利点は、例えば、重力の方向に対する装置装着者の位置の変化によって生じる、両構造部の互いに対する不必要な回転を防止して、先に述べたような、装置に連結されている液体導管が「絡み付く」危険性を、本装置の特定の実施形態では明らかに減らすことができることである。これによって、接続導管のコネクタを装置から瞬間的に連結解除した後の接続口の回復は、改良することができ、なぜなら、第2構造部は、力が加えられていなければ、第1構造部に対して連結解除されている間に取っている位置に留まるからである。
更に別の好適な実施形態では、装置は、第1構造部と第2構造部の互いに対するねじり能力を、両者を互いに対し或る特定の位置に係止することによって無効にするように構成されている、戻り止め手段を有している。
同時に、第1変更例によれば、第1構造部と第2構造部が互いに対して或る位置に自動的に係止されるように戻り止め手段が構成されている場合は、導管の対応するコネクタが第2構造部の接続口に連結されていなければ、両方の構造部は、コネクタが連結解除されている間は、今迄互いに対して取っていた位置に係止され、係止は、例えば、係止機器の係止要素がコネクタによって非係止位置まで動かされることにより対応するコネクタを接続口に連結することによって解除することができるようになっているのが望ましい。その様な構成は、コネクタを装置から瞬間的に連結解除した後の接続口の容易な回復を保証することができ、なぜなら、第2構造部は、連結解除中に取っていたその相対位置に留まるからである。
第2変更例によれば、戻り止め手段は、第1構造部と第2構造部が互いに対して或る位置に係止され又は係止されており、導管の対応するコネクタが第2構造部の接続口に連結されるか又は連結されていれば、係止は、コネクタを接続口から連結解除して、コネクタが連結解除されているときは係止されることがないようにすることによって、解除することができるように、構成されているのが望ましい。この変更例は、好適な相対位置を、通常は、例えば、導管の巻き付きを防ぐために、固定しておく場合に好都合である。
第3変更例によれば、戻り止め手段は、1つ又は複数の作動要素を介して、作動及び/又は作動停止させることができるように構成されているのが望ましく、従って、その派生変更例によれば、戻り手段は、作動要素を作動させることなく係止されるようになっていれば望ましい。このため、コネクタを装置から瞬間的に連結解除した後、接続口は容易に回復し、連結されている導管の「絡み付き」を安全に防止することができる。特に好適な派生変更例によれば、戻り止め手段は、作動要素を介して、選択的に作動又は作動停止させて、各状態で、第1構造部と第2構造部の間の好適なねじりを許すか又は阻むことができるようになっている。
戻り止め手段が装着されているこれらの実施形態では、戻り止め手段は、とびとびの位置で積極的に、又は何れの位置でも摩擦によって、係止させることができるように構成されているのが望ましい。使用法及び構造的構成次第で、何れかの変更例が望ましくなる。
本装置の更に別の好適な実施形態では、套管は可撓性の套管として設計されており、この套管は、そのチャネルに案内針を挿入して患者の組織の中に挿入し、套管を取り付けた後でその案内針を取り外せるようになっているのが望ましい。その様な、いわゆる柔らかい套管は、患者の皮下組織内に長く留まる場合には特に良く適しており、それは、この軟らかい套管が、注射部位付近に殆ど刺激を与えないからである。
本装置の更に別の好適な実施形態では、第1構造部の上には套管が突き出ているが、その第1構造部の外側には接着層が設けられていて、接着層は、第1構造部を接着によって患者の皮膚に貼り付けるため、好都合にプラスターで形成されている。同時に、接着層は保護フィルムで覆われており、装置を取り付ける直前に保護フィルムを剥がすようになっている。その様な接着層によって、取り付ける際に、装置を、患者の皮膚に安全且つ快適に取り付けることができるようになる。
更に別の好適な設計では、本装置は、更に、液体を送出するか又は抜くための導管を連結するための対応するコネクタを備えており、本装置は、その様な導管に対応するコネクタを備えているのが望ましい。
本発明の第2の態様は、液体薬剤を患者の身体の中に径皮的に供給するため、望ましくはインシュリンを径皮的に供給するための、特許請求の範囲の何れかの請求項に請求されている装置の使用に関する。その様に使用すると、本発明の利点は、特に明確になる。
本発明のこの他の好適な実施形態は、従属請求項から、及び図面と関連付けて以下の説明を読めば、明らかになるであろう。
注入セットの形態をした本発明の装置の第1の好適な実施形態を、図1と図2では斜視平面図で、図3と図4では選択的に長手方向断面図で、図5では平面図で示しており、具体的には、注入液体用の供給導管が連結されている場合(図1、図3、図5)と、供給導管が連結されていない場合(図2と図4)の両方がある。これらの図面を一覧すれば分かる様に、注入セットは、請求しているように第1構造部1を備えており、その下側には、套管が垂直に突き出ている(図示せず)。第1構造部1の下側は、プラスター12によって形成されており、その接着面は、プラスター保護紙13で覆われている。第2構造部3は、請求しているように、分離することなく、套管の長手方向軸に伸びる垂直回転軸R周りに回転させることができるように、第1構造部1に接続されている。第2構造部3は、供給導管6のコネクタ5のための接続口4を形成しており、第1構造部1と協働して、これらの構造部1、3が、互いに対して取ることができる全ての回転相対位置で、注入液を接続口4から套管へ送出するため外側(図示せず)に対してシールされているチャネルを形成する。注入セットの内側構造(図示せず)、特に、第1構造部1と第2構造部3によって套管と接続口4の間にチャネルを形成する方法と、套管を第1構造部1に接続する方法については、本実施形態に適した構造を詳しく示している以下の実施形態を参照してゆく。
図3と図4、及び第2構造部3の斜視図を示す図6を一覧すれば明らかな様に、第2構造部3は、その最も外側の半径方向周辺の上側に、上向きに整列している歯14を有しており、この歯14は、供給導管6を接続口4に連結させるための対応するコネクタ5が無い場合は、第1構造部1の周囲を360度回っている対応する相対する歯15と、第2構造部3が作り出すばね力の影響を受けて、弾性的に係合し、供給導管が接続されてないときは、両構造部1、3の互いに対するねじり能力を無効にする(図4参照)。供給導管6を、そのコネクタ5によって、第2構造部3の接続口4に連結する場合は、コネクタの保持アーム16同士を、例えば親指と人差し指で圧力を加えることによって、それらを弾性的に変形させて互いに向けて動かして、コネクタ5を、接続口4に、同時に、両構造部1、3の回転軸R、又は套管の長手方向軸に垂直な方向に設置し、次いで保持アーム16を再び放すと、保持アーム16同士は、ばねの予荷重を受けて互いから再び離れる方向に、第2構造部3の停止カム17に当たるまで動き、第2構造部3は、その半径方向外側周辺部付近が、保持アーム16のばね力によって下向きに曲がり、その歯14が第1構造部1の歯15から係合解除され、両構造部1、3を、互いに対して回転させることができるようになる。同時に、保持アーム16は、コネクタ5の連結方向から見て、停止カム17の背後に引っ掛かり、コネクタ5が接続口4から不用意に抜けることが無いようにする。保持アーム16に再度力を加え、同時に連結方向とは反対の方向に動かして、コネクタ5を注入セットから連結解除すれば、第2構造部3は、その半径方向外側周辺部付近が、その歯14が第1構造部1の歯15と弾性的に係合するまで、再び上向きに曲がり、両構造部1、3は、今正に互いに対して取っている位置に係止される。
図7から図10は、第2の実施形態の本発明の装置の、注入セットが装着された形態を、斜視平面図、及び長手方向断面図で示しており、具体的には、供給導管が連結されているもの(図7と図9)と、供給導管が連結されていないもの(図8と図10)である。これらの図面を一覧すれば明らかな様に、注入セットは、ここでも、請求しているように第1構造部1を有しており、その下側には、可撓性材料で作られた套管2が垂直に突き出ている。第1構造部1の上側には、請求しているように第2構造部3が配置されており、注入液用の供給導管6の対応するコネクタ5を連結させるための接続口4を形成している。第1構造部1と第2構造部3は、分離することなく、垂直回転軸R周りに互いに対して回転させることができるように一体に接続されており、ここで、回転軸Rは、套管2の長手方向軸と同じである。同時に、第1構造部1と第2構造部3は、互いに対して取ることができる各回転相対位置において、注入液を接続口4から套管2へ送出するための液密チャネル7を形成する。特に図9と図10から明かなように、チャネル7は、接続口側では、供給導管6の液密連結部として働く第1隔壁18によって境界が画定され、隔壁は、コネクタ5が連結される際に、コネクタに配置されている送出套管(ここには図示していないが、後続の代表的な実施形態の図15と図18に示している)によって穿刺される。第1構造部1と第2構造部3の間の液密の移行は、第2隔壁19によって作り出され、第2隔壁は、第1構造部1に設けられていて、構造部1、3の回転軸Rに沿って伸張する第2構造部3の套管伸張部20が穿通している。図7に示す装置の、取り付け前の、特殊な保護ハウジング23a、23b内に配置されている状態の垂直断面を示す図11と図12を一覧すれば明らかな様に、チャネル7は、套管2の入口開口の真反対の、套管チャネルが真っ直ぐ伸びたところが、第2構造部3の上側の一部分を形成していて、元の状態では、案内針11が穿通しているもう1つの隔壁21によって境界が画定されている。この案内針11は、套管2を患者の身体の中に挿入することによって注入セットを取り付ける間、套管2を支持し、取り付けた後、その外側端部に配置されているリセット要素22を使って、套管チャネルと、もう1つの隔壁21から引き抜かれ、注入セットから取り外される。
保護ハウジング23a、23bは、2つのハウジングの半割り23a、23bで形成されており、注入セットがハウジング23a、23bの内側に保護された状態で配置され、市販されている、図11に示している元の状況から、押し潰せるようになっている。明かな様に、この実施形態の第1構造部1は、円形プレート要素26と、套管2を担持し、第2構造部3に接続されている中央本体27と、によって形成されているので、プレート要素26と中央本体27は、図11の元の状態では、互いに対して軸回転させることができるように構成されている。両方のハウジングの半割り23a、23bはガイドを有しており、それに沿って両半割りを押し潰す間に、中央本体27は、その上に配置されている第2構造部3及び案内針11が穿通している套管2と共に、案内針11が穿通している套管2がハウジング23a、23b及びプレート要素26から直角に突き出るまで、軸回転する。この状態は、図12に示している通りであるが、注入セットを取り付ける直前の状態を示しており、2つのハウジングの半割り23a、23bの両方、及びプレート要素26と中央本体27も、互いに分離しないように噛み合っており、ハウジング23a、23bは、取り付けグリップを形成していて、グリップは、注入セットを取り付ける際には把握され、取り付け後は、注入セットから、套管2の挿入方向とは反対の方向に取り外され、同時に、案内針11も、リセット要素22と共に、套管2及びもう1つの隔壁21から引き抜かれ、注入セットから取り外される。
これも、図7から図10を一覧すれば明らかなように、第1構造部1のプレート要素26は、その周囲境界部の上側に上向きに整列している歯15を有しており、第2構造部3によって形成されているロッキングロッカー24の下側に形成されている突起部が、供給導管6を第2構造部3の接続口4に連結させるための対応するコネクタ5が無い場合は、係合して、供給導管6が接続されていないとき(図8と図10参照)には、両構造部1、3の互いに対するねじり能力を無効にする。供給導管6が、そのコネクタ5によって第2構造部3の接続口4に連結され、コネクタ5が、接続口4上に、両構造部1、3の回転軸R又は套管2の長手方向軸に垂直方向に設置されると、その保持アーム16は、何れの場合でも、割り当てられた保持カム25の背後に係止され、コネクタ5が接続口4から不用意に外れることの無いようにし、ロッキングロッカー24は、コネクタ5により撓まされる。従って、その下側に形成されている突起部は、第1構造部1の歯15から係合解除され、両構造部1、3は、互いに対して回転させることができるようになる。コネクタ5を再び取り外す場合は、保持アーム16同士を、保持カム25から係合解除させるために、親指と人差し指で圧力を加えることによって、互いに向かって動かし、同時に、コネクタ5を、注入セットから連結方向と反対方向に取り外さなければならず、そうすると、ばね力に支持されているロッキングロッカー24の先端は、以前の開始位置に戻り、両構造部1、3を互いに対して今正に取っている回転位置に係止する。
図13から図15は、第3の実施形態の本発明の装置の、注入セットが取り付けられ、供給導管が接続されている形態を、斜視平面図(図13)と、供給導管の接続方向から見た側面立面図(図14)と、供給導管の長手方向の垂直断面図(図15)と、で示している。これらの図を一覧すれば明らかなように、注入セットは、請求しているように第1構造部1を有しており、第1構造部は、実質的に、円形プレート要素26と、套管2を担持している中央本体27とで形成されている。上側領域では、中央本体27は、請求しているように、周囲が第2構造部3に取り囲まれており、第2構造部3は、注入液用の供給導管6の対応するコネクタ5を連結させるための接続口4を形成している。第1構造部1と第2構造部3は、分離することなく、垂直回転軸R周りに互いに対して回転させることができるように互いに接続されており、ここで、回転軸Rは、套管2の長手方向軸と同じである。同時に、第1構造部1と第2構造部3は、互いに対して取ることのできる各回転相対位置において、注入液を接続口4から套管2へ送出するための液密チャネル7を形成している。図15から明らかな様に、チャネル7は、接続口側では、供給導管6の液密連結部として働く第1隔壁18によって境界が画定されており、コネクタ5が連結されるときに、隔壁は、供給導管6内に配置されている送出套管28によって穿刺される。第1構造部1と第2構造部3の間の液密の移行は、套管2の長手方向に互いに間隔を空けて配置され、中央本体27に担持されている、2つのOリング31によって作り出される。これら両Oリング31の間で、中央本体27には周囲溝29が設けられ、その溝は、半径方向孔30を介して套管の入口部に接続されている。これも明かな様に、チャネル7は、套管2の入口開口の真反対の、套管チャネルの真っ直ぐ伸びたところが、もう1つの隔壁21によって境界が画定されており、前記隔壁は、第1構造部1の中央本体27の上側の一部を形成しており、元の状態では、案内針(図示せず)が穿通している。案内針は、套管が患者の身体の中に挿入されるときに套管2を支持し、取り付けられた後、套管チャネルと隔壁21から引き抜かれ、注入セットから取り外される。
図13から明らかな様に、第1構造部1のプレート要素26は、その上側に、6つの同じ樋状の凹部32が周囲に向けて等間隔に配置されており、その表面形状は、半径方向に見ると、一定の断面形状を有している。図14から明らかな様に、供給導管6の割り当てられたコネクタ5は、その下側が、対応する相補的形状になっていて、第2構造部3の接続口4に案内されると、接続口4上に設置できるようになっており、次いで、構造部1、3を、第1構造部1と第2構造部3の間の相対位置の内の、今正に取っている相対位置に係止し、その場合、接続口4は、凹部32の内の1つの中央の上方に配置され、それぞれの凹部32内のその下側の相補的形状と係合するようになっている。この実施形態では、第1構造部1と第2構造部3は、互いに対して6つの異なる回転相対位置で係止できるので、コネクタ5を接続口4に連結させることができるのは、これらの相対位置の内の1つだけであり、必然的に構造部1、3はその相対位置で係止されることになる。ここでも、コネクタ5は、保持アーム16を有しており、接続口4に設置される際には、保持アームを保持カム(図示せず)の背後に嵌め込んで取り付け、コネクタ5が接続口4から不用意に外れるのを防いでおり、コネクタ5を注入セットから連結解除させるには、親指と人差し指で圧力を加えて、保持アーム同士を互いに向けて動かし、コネクタ5を、連結方向と反対方向に取り外さなければならない。先に述べた様に、コネクタ5を注入セットから取り外すと、両構造部1、3は、再び、互いに対して回転させることができるようになる。
図16から図18は、第4の実施形態の本発明の装置の、注入セットが取り付けられている形態を、供給導管が接続されている斜視平面図(図16)と、供給導管が接続されていない斜視平面図(図17)と、接続されている供給導管の長手方向の垂直断面図(図18)で示している。ここに示している注入セットは、先に述べたものと同様の構造を有しているが、相違点は、プレート要素26が、中央本体27と一体に設計されており、その上側には、周辺限界部に沿う6つの大きな凹部ではなく、多数の同一の小さな凹部32が、等間隔で周囲に向けて設けられ、縁部付近では波形の表面形状を形成していることである。同様に、先の実施形態とは対照的に、第2構造部3は、ばね弾性係止アーム33を有しており、アーム33は、供給導管6がその下側に形成されている戻り止め突起34に接続されていないときは、プレート要素26の波形表面形状上に載り、その波形表面形状と共にラチェット機構を形成し、その効果によって、第2構造部3を第1構造部1に対して回転させるには、或る特定の力を加えなければならなくなり、これらの構造部1、3が、各場合に、互いに対しとびとびの位置を取ることになる。図16と図18に示している様に、対応するコネクタ5が、第2構造部3の接続口4の上に設置されている場合、係止アーム33は、コネクタ5によって上向きに逸ることがないようになっており、第1構造部1と第2構造部3は、今正に取っている相対位置に係止される。従って、この実施形態では、第1構造部1と第2構造部3を、多数のとびとびの相対位置に係止することができるが、コネクタ5を接続口4に連結することができるのは、これらの相対位置の内の1つのみであり、必然的に構造部1、3をその相対位置に係止することになる。コネクタ5が接続されていないときは、第1構造部1と第2構造部3を、先に述べた係止機構が画定した力に抗して、互いに対して回転させることができるので、両者は、ねじり力に打ち勝った後、互いに対しとびとびの位置を取ることができる。ここでも、コネクタ5は、保持アーム16を有しており、接続口4に設置される際には、保持アームを保持カム25の背後に嵌め込んで、コネクタ5が接続口4から不用意に外れることの無いようになっており、コネクタ5を注入セットから連結解除させるには、保持アーム同士を、互いに向けて動かし、コネクタ5を、連結方向とは反対方向に取り外さなければならない。この実施形態の残りの構造、特に、シール18、21、31及びチャネル7の構造的設計は、先に述べた実施形態と実質的に同じであり、更に詳しい説明は、ここでは行わない。ここで明示的に説明していない要素で、参照番号が付いているものは、先に説明した設計で同じ参照番号を持つ構造部分と同じ機能を有している。
図19と図20は、第5の実施形態の本発明の装置の、注入セットが取り付けられている形態を、供給導管が接続されている斜視平面図(図19)と、接続されている供給導管の長手方向の垂直断面図(図20)で示している。ここに示している注入セットは、先に述べたのと同様であるが、相違点は、係止アーム33が、接続口とは反対側の周辺位置に配置されており、その結果、供給導管6が接続されているときに、リバウンドできることである。従って、この実施形態では、コネクタ5が連結されているときも、コネクタ5が取り外されているときも、第2構造部3を、係止機構が画定する力に抗して、第1構造部1に対して常に回転させることができ、而して、これらの構造部1、3は、何れの場合も、互いに対してとびとびの位置を取ることになる。ここで明示的に説明していない要素で、参照番号が付いているものは、先に説明した設計で同じ参照番号を持つ構造部分と同じ機能を有している。。
図21から図24は、第6の実施形態の本発明の装置の、供給導管が接続された注入セットが取り付けられている形態を、斜視平面図(図21)と、平面図(図22)と、側面立面図(図23)と、接続されている供給導管の長手方向の垂直断面図(図24)とで示している。チャネル7のシール8、18、及び21の構造構成に関するこの実施形態の内部構造は、図7から図10に関連付けて論じた第2の実施形態と実質的に同じである。図21から図24を一覧すれば明らかな様に、注入セットは、ここでも、請求している様に第1構造部1を有しており、第1構造部は、その下側に、可撓性材料で作られた垂直に突き出ている套管2を担持している。第1構造部1の上側には、請求している様に第2構造部3が配置されており、第2構造部は、注入液用供給導管6の対応するコネクタ5を連結するための接続口4を形成している。第1構造部1と第2構造部3は、分離することなく、互いに対して垂直回転軸R周りに回転させることができるように互いに接続されており、ここで、回転軸Rは、套管2の長手方向軸と同じである。同時に、第1構造部1と第2構造部3は、両者が互いに対して取ることのできる各回転相対位置において、注入液を接続口4から套管2へ送出するための液密チャネル7を形成している。ここでも、チャネル7は、接続口側では、供給導管6の液密連結部として働く第1隔壁18によって境界が画定されており、隔壁は、コネクタ5を連結する際に、その中に配置されている送出套管28によって穿通される。第1構造部1と第2構造部3の間の液密の移行は、圧縮力が掛かっているゴムシール8によって作り出され、ゴムシールは、構造部1、3の回転軸R方向に伸張する第2構造部3の接続ジャーナル9によって穿通され、ジャーナルの中心には、チャネル7の一部を成す孔が形成されている。チャネル7は、ジャーナル9の孔の入口開口の真反対の、套管チャネルが真っ直ぐ伸びたところで、もう1つの隔壁21によって境界が画定され、同隔壁は、第2構造部3の上側の一部を形成しており、元の状態では、案内針(図示せず)によって穿通されている。この案内針は、套管2を患者の身体の中に挿入することによって注入セットを取り付ける際に、套管2を支持し、取り付けた後、注入セットの外側端部に配置されているリセット要素を使って、套管チャネルともう1つの隔壁21から引き抜かれ、注入セットから取り外される。
特に、第1構造部1を、以下にに詳しく述べる係止装置の作動要素10と共に斜視図で示している図25と組み合わせると明らかな様に、第1構造部1は、ここでは、半径方向内向きの内歯15を有するプレート要素26と、プレート要素26の中心から上向きに突き出ている中央本体27と、から形成されている。図25に更に示すように、第1構造部1と第2構造部3の間の、接続口4とは反対側の周辺位置に、作動要素10が配置されており、作動要素は、第2構造部3内で半径方向に案内され、第2構造部3によって予荷重の掛けられたばねを使って形成されているばねタブ35によって半径方向外向きに押されており、そこでそれは、第1構造部1の内歯15で、第2構造部によって形成されている対応する噛合歯(図示せず)と係合して、両構造部1、3が図示の状態で回転するのを防止している。圧縮力が作動要素10に半径方向内向きに加えられると、作動要素は、ばねタブ35のばね力に抗して半径方向内向きに動いて、作動要素10の噛合歯は、内歯15との係合が解除され、コネクタ5が接続口4に連結されているか否かに関係なく、第2構造部3を、第1構造部1に対してねじることができるようになる。作動要素10は、解放されると、ばねタブ35によって再び半径方向外向きに、作動要素10の噛合歯が第1構造部1の内歯15に係合し、両構造部1、3を今正に取っている回転相対位置に係止するまで、動かされる。ここでも、係止は、とびとびの位置で行われる。
Claims (16)
- 液体を患者の身体の中に導入するか又は液体を患者の身体から抜くための装置において、
前記患者の身体の中に配置するための套管(2)が突き出ている第1構造部(1)と、
液体を供給するか又は抜くための導管(6)の対応するコネクタ(5)を取り外し可能に連結するための接続口(4)を備えている第2構造部(3)と、を備えており、
前記第1構造部(1)と前記第2構造部(3)は、両者を、分離することなく、互いに対して回転させることができるように構成され、互いに接続されており、全ての相対位置において、液体を前記接続口(4)から前記套管(2)へ導入するため、又は液体を前記套管(2)から前記接続口(4)へ抜くためのチャネル(7)を形成しており、前記第2構造部(3)の前記接続口(4)は、対応するコネクタ(5)の連結及び連結解除が、何れの場合も、前記套管(2)の長手方向軸を横断する方向に起こるように設計されている、装置。 - 前記第2構造部(3)の前記接続口(4)は、対応するコネクタ(5)の連結及び連結解除が、何れの場合も、前記套管(2)の長手方向軸に垂直な方向に起こるように設計されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記第1構造部(1)と前記第2構造部(3)は、前記套管(2)の長手方向軸に平行に伸びる回転軸(R)周りに、互いに対して回転させることができることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載の装置。
- 前記套管(2)は、前記第1構造部(1)の実質的に平らな外側から垂直な方向に、又は垂直ではない方向にに突き出ており、前記第1構造部(1)と前記第2構造部(3)は、この外側に対して垂直に伸びる回転軸(R)で互いに対して回転させることができることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載の装置。
- 前記第1構造部(1)と前記第2構造部(3)は、互いに対して360度又は360度未満、回転させることができることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載の装置。
- 前記第1構造部(1)と前記第2構造部(3)の間の接続は、両方の構造部(1、3)を互いに逆回転させるには、特定のトルク、具体的には、0.01から0.05Nm、更に具体的には、0.01から0.1Nmの範囲のトルク、に打ち勝たなければならないように設計されていることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載の装置。
- 或る装置、具体的には、予張力の掛かった弾性シール(8、31)及び/又はラチェット機構が、前記第1構造部(1)と前記第2構造部(3)の間に摩擦を作り出す予張力の掛かった弾性構造部(8、31)によって前記打ち勝たなければならないトルクを作り出すために、設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
- 前記第1構造部(1)と前記第2構造部(3)の互いに対するねじり能力を、両者を互いに対して或る特定の位置に係止することによって無効にするために、戻り止め手段が利用されていることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載の装置。
- 前記戻り止め手段は、導管(6)の対応するコネクタ(5)が前記第2構造部(3)の前記接続口(4)に連結されていないときは、前記第1構造部(1)と前記第2構造部(3)が互いに対し或る位置に係止されるように構成されており、前記係止は、対応するコネクタ(5)を前記接続口(4)に連結することによって解除されることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
- 前記戻り止め手段は、導管(6)の対応するコネクタ(5)が前記第2構造部(3)の前記接続口(4)に連結されているときは、前記第1構造部(1)と前記第2構造部(3)が互いに対し或る位置に係止されるように構成されており、前記係止は、前記コネクタ(5)を前記接続口(4)から連結解除することによって解除されることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
- 前記戻り止め手段は、1つ又は複数の作動要素(10)によって作動及び/又は作動停止させることができるように構成されていることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
- 前記戻り手段は、前記係止を、とびとびの位置で積極的に、或いは、何れの位置でも摩擦によって、起こすことができるように構成されていることを特徴とする、請求項8から11の何れかに記載の装置。
- 前記套管(2)は、可撓性の套管(2)であり、その套管のチャネルには、前記套管(2)を患者の組織の中に挿入できるようにするため、取り外し可能な案内針(11)が穿通されていることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載の装置。
- 前記套管(2)が突き出ている側の前記第1構造部(1)の外側には、前記第1構造部(1)を患者の皮膚に貼り付けることによって固定するための、具体的にはプラスター(12)で形成されている接着層が装備されている、上記請求項の何れかに記載の装置。
- 液体を送出するか又は抜くための導管(6)を連結するための対応するコネクタ(5)を更に備えている、上記請求項の何れかに記載の装置。
- 患者の身体の中に、液体薬剤を径皮的に供給するため、特に、インシュリンを径皮的に供給するための、上記請求項の何れかに記載の装置の使用。
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